JPH0420000Y2 - - Google Patents

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JPH0420000Y2
JPH0420000Y2 JP1984053530U JP5353084U JPH0420000Y2 JP H0420000 Y2 JPH0420000 Y2 JP H0420000Y2 JP 1984053530 U JP1984053530 U JP 1984053530U JP 5353084 U JP5353084 U JP 5353084U JP H0420000 Y2 JPH0420000 Y2 JP H0420000Y2
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JP
Japan
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interlock
signal
drive
circuit
rotation command
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JP1984053530U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は可逆形のソリツドステートコンタク
タの正逆運転時に主回路の相間短絡を防止する可
逆インターロツク回路に関するものである。
〔従来技術〕
従来、可逆インターロツクとして、第1図に示
すものが知られている。図において、符号X1
X2は指令接点、MCF,は正転用コンタクタ、
MCRは逆転用コンタクタ、Mは機械的インター
ロツクであり、電磁接触器の補助b接点を使用し
た電気的インターロツクと電磁接触器のクロスバ
ーの動作を強制的に制限する機械的インターロツ
クMを組合わせた可逆インターロツクが構成され
ている。因に電気的インターロツクだけではb接
点の動作が早く、このため相間短絡を起こす可能
性があり、機械的インターロツクMを設けるのが
普通である。
〔考案の概要〕
この考案は可逆形のソリツドステートコンタク
タ等のように機械的インターロツクを設けること
ができない機種に好適な可逆インターロツク回路
を提供するものであり、正逆切換時に時限回路に
よりインターロツク時間を設けると共に、先に入
力された正転または逆転信号がある場合に、後か
ら逆転または正転信号が入力されても、この信号
入力は無効となるように動作する上記インターロ
ツク回路により、主回路の相間短絡を防止するよ
うにしたことを特徴とするものである。
即ち、この考案の可逆インターロツク回路は、
正転指令信号を入力して正転側のソリツドステー
トコンタクタを駆動する第1の駆動回路と、正転
指令信号及び第2の駆動回路の駆動信号を入力
し、正転指令信号がオンでかつその駆動信号がオ
フのときに第1のダイオードを介して第1のイン
ターロツク信号を第2の駆動回路に出力してイン
ターロツクをかけて非駆動状態にし、正転指令信
号がオフのときに第1のインターロツク信号をオ
フにし第1の遅延回路を介して第2の駆動回路に
出力してそのインターロツクを解除する第1のイ
ンターロツク制御回路とを有する。
この考案の可逆インターロツク回路は、更に、
逆転指令信号を入力して逆転側のソリツドステー
トコンタクタを駆動し、第1のインターロツク信
号の入力によりインターロツクがかけられて非駆
動状態になる第2の駆動回路と、逆転指令信号及
び第1の駆動回路の駆動信号を入力し、逆転指令
信号がオンでかつその駆動信号がオフのときに第
2のダイオードを介して第2のインターロツク信
号を第1の駆動回路に出力してインターロツクを
かけて非駆動状態にし、逆転指令信号がオフのと
きに第2のインターロツク信号をオフにし第2の
遅延回路を介して第1の駆動回路に出力してイン
ターロツクを解除する第2のインターロツク制御
回路とを有する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第2図において、符号X1,X2は指令接点で
あり、これらは第1図に同一符号で説明したもの
と同様のものであり、該指令接点からの入力信号
により、ソリツドステートコンタクタSSCF
SSCRを動作させ、該ソリツドステートコンタク
タにより三相交流負荷を駆動するものが例示され
ている。符号D1,D2は整流用ダイオード、R1
R4は抵抗、OI1,OI2はフオトカプラ、R5〜R10
抵抗、C1,C2はレベル設定用コンデンサ、D3
D4は放電用ダイオードである。入力回路の信号
は整流用ダイオードD1またはD2により半波整流
信号に変換され、また、コンデンサC1,C2の電
荷は抵抗R9,R10およびD3,D4を通して、上記半
波整流信号によりフオトカプラOI1,OI2のトラ
ンジスタが導通している間放電され、該トランジ
スタの不導通の間に抵抗R7,R8を通して上記の
コンデンサC1,C2が規定の時間で充電されるよ
うに構成されている。この放電時間は充電時間に
比較して短く設定されているので、この回路で
は、半波信号に対するレベル設定の応答が可能と
なる。符号1〜4はノアゲート、R11〜R14は抵
抗、C3,C4は時限用コンデンサ、D5,D6は充電
用ダイオードであり、時限用コンデンサC3,C4
への充電時間はダイオードD5,D6を通して抵抗
R13,R14により短時間で行われるように設定さ
れ、一方時限用コンデンサC3,C4の放電時間は
抵抗R11,R12との組合わせにより設定され、該
設定された放電時間がインターロツク時間となつ
ている。R15,R16は抵抗、TR1,TR2はトランジ
スタ、SSCF,SSCRは三相の前記したソリツドス
テートコンタクタである。
次に、第3図をも参照しながら、動作について
説明する。初めに指令接点X1,X2が共に開の状
態にあると、フオトカプラOI1,OI2のトランジ
スタの出力は共にH(ハイ)レベルとなり、ノア
ゲート1〜4の入力端子1,3,5,7にはHレ
ベルが入力され、該ノアゲート1〜4の出力はL
(ロー)レベルとなり、出力トランジスタTR1
TR2もオフとなつて上記のソリツドステートコン
タクタSSCF,SSCRは共にオフ状態となる。
指令接点X1が閉となり正転入力信号が入力さ
れ、一方指令接点X2が開の状態では、フオトカ
プラOI1のトランジスタの動作および放電用ダイ
オードD3等によりレベル設定用コンデンサC1
レベルはLレベルとなる。このとき、フオトカプ
ラOI2のトランジスタはHレベルとなつているの
で、ノアゲート2,4の出力はLレベルとなる。
上記のノアゲート4の出力がLレベルになると出
力トランジスタTR2はオフになり、この結果ソリ
ツドステートコンタクタSSCRはオフ状態になる。
上記したようにレベル設定用のコンデンサC1
レベルがLで、かつノアゲート2の出力がLレベ
ルになつている状態では、ノアゲート3の入力
5,6はLレベルであり、このためノアゲート3
の出力はHレベルとなる。この結果トランジスタ
TR1はオン状態となり、ソリツドステートコンタ
クタSSCFもオン状態となる。
また、この状態では、上記ノアゲート1の入力
1,2がLレベルになつているので、該ノアゲー
ト1の出力はHレベルとなり、ダイオードD5
通してノアゲート4の入力8にHレベルが入力さ
れる。更に、Hレベルになつている上記ノアゲー
ト3の出力がノアゲート2の入力4として入力さ
れているので、この状態では指令接点X2の開閉
に関係なく、ソリツドステートコンタクタSSCF
はオン状態、SSCRはオフ状態にインターロツク
される。
ソリツドステートコンタクタSSCFがオンにな
つている状態において、指令接点X1が開になり、
入力信号がオフになつた場合について説明する。
このとき、指令接点X2が開になつていて、その
入力信号がオフになつていると、上記の入力信号
がオフ(指令接点X1が開)と同時に上記ソリツ
ドステートコンタクタSSCFがオフ状態となり、
一方抵抗R11と時限用コンデンサC3で定まる放電
時間によつて設定されたインターロツク時間経過
後に、逆転側のインターロツクが解除されるまで
の時間は、指令接点X2を開としてもソリツドス
テートコンタクタSSCRはオフ状態のままとなる。
すなわち、上記のように指令接点X1が開(入力
信号オフ)となつたときに、上記の指令接点X2
が閉(入力信号オン)になつていると、上記の指
令接点X1が開になることにより、ノアゲート1,
3の出力はLレベルとなり、トランジスタTR1
オフとなり、この結果ソリツドステートコンタク
タSSCFもオフとなる。更に、上記のようにLレ
ベルになつているノアゲート3の出力信号が入力
されたノアゲート2の出力はHレベルとなり、上
記のノアゲート3の入力6にはHレベルの信号に
印加され、この結果トランジスタTR1がオフ状態
を保つようにインターロツクがかかる。また、上
記のようにノアゲート1の出力がLレベルとなる
ことにより、時限用コンデンサC3の電荷は抵抗
R11を通して放電され、上記コンデンサC3と抵抗
R11の時定数で設定されたインターロツク時間経
過後に、ノアゲート4の出力がLレベルからHレ
ベルに変換され、トランジスタTR2が導通状態に
なつて、逆転側ソリツドステートコンタクタ
SSCRがオン状態に移行する。即ち、相間短絡を
発生することなく正転から逆転に切り換えること
ができる。
逆転側を主体にした動作は上記と同様の動作と
なることは上記の説明で明らかである。
〔考案の効果〕
上記したように、この考案は正転または逆転信
号(指令接点X1またはX2の閉により入力される)
により、正転側または逆転側のソリツドステート
コンタクタSSCF,SSCRを駆動する回路におい
て、正転から逆転または逆転から正転に切り換え
るときに、設定されたインターロツク時間により
上記正転側と逆転側のソリツドステートコンタク
タSSCF,SSCRの相間短絡を防止すると共に、先
に入力された正転または逆転信号が優先となり、
後から入力された逆転または正転信号は、先に入
力された信号がオフとなり、かつ上記インターロ
ツク時間が経過するまで無効となるように構成し
たから、インターロツク時間をとつて正逆運転が
でき、コンタクタ主回路の相間短絡を防止できる
ばかりでなく、先に入力された信号が優先とな
り、後から入力された信号は先に入力された信号
がオフとなるまで無効となるため、入力信号の操
作を誤つても相間短絡を発生することはない等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の可逆インターロツクを示す回路
図、第2図はこの考案の一実施例を示す可逆イン
ターロツク回路の回路図、第3図は第2図の動作
状態を示すタイムチヤートである。なお、各図中
同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。 X1,X2……指令接点、SSCF,SSCR……ソリツ
ドステートコンタクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 正転指令信号又は逆転指令信号により、正転側
    又は逆転側のソリツドステートコンタクタを駆動
    する回路において、 前記正転指令信号を入力して前記正転側のソリ
    ツドステートコンタクタを駆動する第1の駆動回
    路と、 前記正転指令信号及び第2の駆動回路の駆動信
    号を入力し、前記正転指令信号がオンでかつ当該
    駆動信号がオフのときに第1のダイオードを介し
    て第1のインターロツク信号を第2の駆動回路に
    出力してインターロツクをかけて非駆動状態に
    し、前記正転指令信号がオフのときに前記第1の
    インターロツク信号をオフにし第1の遅延回路を
    介して第2の駆動回路に出力して前記インターロ
    ツクを解除する第1のインターロツク制御回路
    と、 前記逆転指令信号を入力して前記逆転側のソリ
    ツドステートコンタクタを駆動し、前記第1のイ
    ンターロツク信号の入力によりインターロツクが
    かけられて非駆動状態になる前記第2の駆動回路
    と、 前記逆転指令信号及び前記第1の駆動回路の駆
    動信号を入力し、前記逆転指令信号がオンでかつ
    当該駆動信号がオフのときに第2のダイオードを
    介して第2のインターロツク信号を前記第1の駆
    動回路に出力してインターロツクをかけて非駆動
    状態にし、前記逆転指令信号がオフのときに前記
    第2のインターロツク信号をオフにし第2の遅延
    回路を介して前記第1の駆動回路に出力して前記
    インターロツクを解除する第2のインターロツク
    制御回路と を有することを特徴とする可逆インターロツク回
    路。
JP1984053530U 1984-04-13 1984-04-13 可逆インタ−ロツク回路 Granted JPS60166295U (ja)

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JPS60166295U JPS60166295U (ja) 1985-11-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626072Y2 (ja) * 1987-03-16 1994-07-06 富士電機株式会社 可逆運転装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543939A (en) * 1978-09-20 1980-03-28 Toshiba Corp Reversible operation controller

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JPS5543939A (en) * 1978-09-20 1980-03-28 Toshiba Corp Reversible operation controller

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JPS60166295U (ja) 1985-11-05

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