JPH077871A - インバータ駆動装置 - Google Patents

インバータ駆動装置

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JPH077871A
JPH077871A JP5172515A JP17251593A JPH077871A JP H077871 A JPH077871 A JP H077871A JP 5172515 A JP5172515 A JP 5172515A JP 17251593 A JP17251593 A JP 17251593A JP H077871 A JPH077871 A JP H077871A
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Masao Tanaka
正男 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電時に自家発電機や二次電池によりインバ
ータを駆動する場合に比べて、騒音を低減し、回路装置
の小形軽量化、低コスト化を図る。 【構成】 平常時は主接点3aを介して接続された商用
電源1からの交流電力を入力とし、交流−直流変換及び
直流−交流変換によりモータ6に交流電力を供給するイ
ンバータ5の駆動装置に関する。平常時には商用電源1
により充電される二次電池を有し、この二次電池を直流
電源として直流−交流変換を行う無停電電源装置7と、
無停電電源装置7の交流出力側とインバータ5の交流入
力側との間に設けられた補助接点4aと、商用電源1の
停電を検出して主接点3aをオフさせるリレー8、タイ
マ9、コンタクタ3等と、商用電源1の停電時に外部か
らの運転指令により補助接点4aをオンさせるタイマ1
0、コンタクタ4、運転指令接点11等を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学プラント用機械及
び昇降機等の産業機械を運転するインバータの駆動装置
に関し、詳しくは、商用電源の停電時において緊急運転
として上記各種機械の運転を一時的に確保するためのイ
ンバータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種のインバータ駆動装置において、停電時に自家発
電機によりインバータを駆動する場合には、自家発電機
の騒音が大きく、また装置全体が大形かつ高価になると
いう問題があった。また、二次電池によりインバータを
駆動する場合、インバータの直流入力側に設けられた平
滑コンデンサを直接充電すると主回路の配線インダクタ
ンスにより平滑コンデンサの電圧が著しく上昇するのを
防止するため、平滑コンデンサを初期充電する必要があ
り、そのために初期充電回路が不可欠になる。更に、そ
の他の制御回路の仕様を直流電源対応にしなくてはなら
ない等、製作上の制約があった。
【0003】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、騒音発生や装置
の大形化、高コスト化等の不都合がなく、しかも製作上
の不便を解消し得るインバータ駆動装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、平常時は主回路接点を介して接続された
商用電源からの交流電力を入力とし、交流−直流変換及
び直流−交流変換により負荷に交流電力を供給するイン
バータの駆動装置において、平常時に商用電源により充
電される二次電池を有し、この二次電池を直流電源とし
て直流−交流変換を行う無停電電源装置(UPS)と、
無停電電源装置の交流出力側とインバータの交流入力側
との間に設けられた補助接点と、商用電源の停電を検出
して前記主回路接点をオフさせる手段と、商用電源の停
電時に外部からの運転指令により前記補助接点をオンさ
せる手段とを備えたものであり、主回路接点及び補助接
点のオン・オフ手段は、リレーやタイマを用いたリレー
シーケンスによって実現される。
【0005】
【作用】本発明においては、商用電源の停電時に主回路
接点がオフされ、無停電電源装置から出力される交流電
力が補助接点を介してインバータに供給されるため、イ
ンバータはこの交流電力を交流−直流変換及び直流−交
流変換して負荷に供給することにより、緊急時の運転を
行うことができる。停電時の緊急運転は通常、短時間で
あってモータ等の負荷の回転速度も低くて良いため、前
記無停電電源装置としては小容量の汎用品を使用するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明を化学プラントの押出機駆動用イン
バータの駆動装置に適用した場合のものである。図にお
いて、1は三相の商用電源、2はブレーカ、3aは主回
路接点としての三相コンタクタの主接点、5は駆動対象
であるインバータ、6は負荷としての押出機のモータで
あり、図示されていないが、インバータ5は三相整流回
路、平滑コンデンサ及び逆変換器等から構成されてい
る。
【0007】ブレーカ2の負荷側の単相二線間には、リ
レー8と、接点8a及びタイマ9の直列回路と、接点9
a、接点4b及びコンタクタ3の直列回路とが並列に接
続され、かつ、前記単相二線は無停電電源装置7の交流
入力端子R,Tに接続されている。無停電電源装置7
は、例えば単相整流回路とその直流側に接続される二次
電池及び単相インバータから構成されている。この無停
電電源装置7は、単相インバータを常時運転して交流出
力を得る方式でも良いし、あるいは、単相交流入力と単
相インバータ出力とを切り換えるスイッチを備え、平常
時は単相インバータを待機状態にして単相交流入力を負
荷側にバイパスさせる方式のものでも良い。更には、二
次電池を充電する専用の充電器を備えたものでも良い。
【0008】無停電電源装置7の単相交流出力端子U,
Wは、補助接点としての接点4aを介して前記インバー
タ5の二入力端子R,Tにそれぞれ接続されている。ま
た、前記単相交流出力端子U,Wの相互間には、接点8
b及びタイマ10の直列回路と、運転指令接点11、接
点10a、接点3b及びコンタクタ4の直列回路との並
列回路が接続されている。なお、運転指令接点11は緊
急運転が必要な場合にオンされるものである。
【0009】ここで、前記接点3aはコンタクタ3の主
接点、接点9a,10aは各々タイマ9,10の限時動
作a接点、接点4aはコンタクタ4の主接点、接点4b
はコンタクタ4の補助b接点、接点8a,8bは各々リ
レー8のa接点,b接点である。無停電電源装置7の単
相交流出力端子U,Wは、図示されていないが、その他
の制御回路にも接続されている。
【0010】次に、この実施例の動作を説明する。商用
電源1が健全である通常運転時には、ブレーカ2をオン
するとリレー8に通電され、その接点8aがオンしてタ
イマ9にも通電される。このタイマ9は約1秒後にタイ
ムアップしてタイマ接点9aがオンするため、b接点4
bを介してコンタクタ3に通電される。これにより主接
点3aがオンし、インバータ5に三相交流電力が供給さ
れて交流−直流変換及び直流−交流変換を行うことによ
り、モータ6が運転される。このとき、ブレーカ2を介
して無停電電源装置7の単相交流入力端子R,Tに印加
される単相交流電圧は無停電電源装置7内の単相整流回
路により整流され、二次電池を充電している。
【0011】商用電源1が停電すると、リレー8、タイ
マ9及びコンタクタ3の電流が遮断され、コンタクタ3
の主接点3aがオフしてインバータ5への給電が一旦、
停止される。一方、リレー8の電流が遮断されたことに
よりb接点8bがオンし、タイマ10に通電される。こ
れにより、例えば約1秒後にタイムアップして限時動作
a接点10aがオンし、この状態で緊急運転のために運
転指令接点11がオンすると、コンタクタ4に通電さ
れ、その主接点4aがオンする。
【0012】従って、無停電電源装置7からの単相交流
電力がコンタクタ接点4aを介してインバータ5に供給
されることになり、インバータ5では単相交流電圧を整
流平滑して直流電圧に変換し、逆変換器により三相交流
電圧に変換してモータ6に供給する。これにより、商用
電源1の停電後にもモータ6を一時的に運転することが
可能になる。なお、インバータ5は無停電電源装置7か
らの単相交流電力を整流して平滑コンデンサを初期充電
することにより、運転可能な状態となる。
【0013】ここで、無停電電源装置7は内部に二次電
池を備えており、この二次電池は商用電源1の健全時に
常時充電されているので、停電時における無停電電源装
置7の直流電源は常に確保されている。
【0014】また、停電時の緊急運転は通常、短時間で
あってモータ6の回転速度も低くて良いため、無停電電
源装置7としては小容量かつ低コストである単相仕様の
汎用品が使用可能である。特に、停電時に負荷としての
押出機のモータ6を運転する場合には、緊急運転として
押出機内の原料を排出するだけの運転で足りるため、例
えば通常のモータ速度に対して約10〔%〕の低速で短
時間運転できれば良く、この場合にはインバータ5の定
格所要電源容量の10〜20〔%〕の容量があれば良い
から、単相かつ小容量の無停電電源装置で十分である。
この無停電電源装置7によってインバータ5内の平滑コ
ンデンサに電源電圧がピーク充電されるため、インバー
タ5は運転可能な電圧に達することができる。
【0015】この実施例において、コンタクタ3,4と
直列にそれぞれタイマ9,10の限時動作a接点9a,
10aを設けてあるのは、商用電源1の停電時またはそ
の復帰時に商用電源1と無停電電源装置7の出力とが主
接点3a,4aを介して短絡されるのを防止するためで
ある。なお、上記実施例ではインバータ5が三相インバ
ータである場合を説明したが、単相インバータであって
も良い。また、三相インバータの場合、無停電電源装置
7は三相仕様であっても良い。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、商用
電源の停電時には無停電電源装置を電源としてインバー
タを駆動するため、従来のように自家発電機を使用する
際の騒音がなく、また、二次電池によりインバータを直
接駆動する場合の初期充電回路やその他の制御回路を直
流電源対応にするための仕様変更等が不要になる。従っ
て、騒音が少なく、しかも回路構成が簡単であり、小形
軽量かつ低コストのインバータ駆動装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 ブレーカ 3,4 コンタクタ 3a,4a 主接点 4b 補助b接点 5 インバータ 6 モータ 7 無停電電源装置 8 リレー 8a,8b 接点 9,10 タイマ 9a,10a 限時動作a接点 11 運転指令接点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平常時は主回路接点を介して接続された
    商用電源からの交流電力を入力とし、交流−直流変換及
    び直流−交流変換により負荷に交流電力を供給するイン
    バータの駆動装置において、 平常時に商用電源により充電される二次電池を有し、こ
    の二次電池を直流電源として直流−交流変換を行う無停
    電電源装置と、 無停電電源装置の交流出力側とインバータの交流入力側
    との間に設けられた補助接点と、 商用電源の停電を検出して前記主回路接点をオフさせる
    手段と、 商用電源の停電時に外部からの運転指令により前記補助
    接点をオンさせる手段と、 を備えたことを特徴とするインバータ駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037396A1 (fr) * 1999-11-17 2001-05-25 Fujitec Co., Ltd. Alimentation pour ascenseur a ca
JP2007228715A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Takeuchi Seisakusho:Kk 電源システムおよびこの電源システムが搭載された建設機械

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001037396A1 (fr) * 1999-11-17 2001-05-25 Fujitec Co., Ltd. Alimentation pour ascenseur a ca
JP2007228715A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Takeuchi Seisakusho:Kk 電源システムおよびこの電源システムが搭載された建設機械

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