JPH1179592A - エレベーターの停電時運転装置 - Google Patents
エレベーターの停電時運転装置Info
- Publication number
- JPH1179592A JPH1179592A JP9245023A JP24502397A JPH1179592A JP H1179592 A JPH1179592 A JP H1179592A JP 9245023 A JP9245023 A JP 9245023A JP 24502397 A JP24502397 A JP 24502397A JP H1179592 A JPH1179592 A JP H1179592A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- power supply
- elevator
- power
- power failure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】停電時運転装置の低コスト化,小型化を図る。
【解決手段】停電時にエレベーターを運転するための電
源であるバッテリから複数の電圧を制御回路へ供給す
る。 【効果】電源回路を低コスト化,小型化でき、装置全体
としても低コスト化,小型化を図ることが出来る。
源であるバッテリから複数の電圧を制御回路へ供給す
る。 【効果】電源回路を低コスト化,小型化でき、装置全体
としても低コスト化,小型化を図ることが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターの制御
装置に関し、特に停電時の運転装置に関する。
装置に関し、特に停電時の運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの停電時運転装置は
バッテリの直流電圧をインバータで3相交流に変換し、
この3相電源を昇圧トランスで昇圧することで商用電源
と同等の3相200V又は400Vを作り停電時にエレ
ベーターを運転していた。しかしながらこの方法では停
電時運転装置専用にインバータや昇圧トランスが必要で
あり装置が高価であった。
バッテリの直流電圧をインバータで3相交流に変換し、
この3相電源を昇圧トランスで昇圧することで商用電源
と同等の3相200V又は400Vを作り停電時にエレ
ベーターを運転していた。しかしながらこの方法では停
電時運転装置専用にインバータや昇圧トランスが必要で
あり装置が高価であった。
【0003】最近では前記のインバータや昇圧トランス
を不要とし装置を安価にするために、特開平7−157228
号で紹介されているように制御回路をバッテリと同じ電
圧で駆動できる単一電源とし、バッテリの電圧を交流に
変換することなく直接に主回路インバータの直流電源部
及び制御回路に印加し、エレベーターを運転する方法が
挙げられている。
を不要とし装置を安価にするために、特開平7−157228
号で紹介されているように制御回路をバッテリと同じ電
圧で駆動できる単一電源とし、バッテリの電圧を交流に
変換することなく直接に主回路インバータの直流電源部
及び制御回路に印加し、エレベーターを運転する方法が
挙げられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記方法ではバッテリ
の電圧、例えば48Vのみを単一電源とし、制御回路に
供給しているが制御回路ではCPU用の+5V,アナロ
グ回路用の±15V,インジケータ用の24V,入出力
回路用の48V等、複数の電圧を使用している。これら
の電圧はDC−DCコンバータ等から構成される電源回
路により生成するが、一般に電源回路は生成する電圧の
種類が多いほど、また出力する電流容量が多いほどコス
トが高くなるとともに大型化するという問題がある。
の電圧、例えば48Vのみを単一電源とし、制御回路に
供給しているが制御回路ではCPU用の+5V,アナロ
グ回路用の±15V,インジケータ用の24V,入出力
回路用の48V等、複数の電圧を使用している。これら
の電圧はDC−DCコンバータ等から構成される電源回
路により生成するが、一般に電源回路は生成する電圧の
種類が多いほど、また出力する電流容量が多いほどコス
トが高くなるとともに大型化するという問題がある。
【0005】本発明の目的はバッテリから制御回路に複
数の電圧を供給することで、電源回路の低コスト化,小
型化を図り、装置全体としても低コスト化,小型化を図
ることにある。
数の電圧を供給することで、電源回路の低コスト化,小
型化を図り、装置全体としても低コスト化,小型化を図
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的はバッテリから
制御回路に複数の電圧を供給することにより達成され
る。
制御回路に複数の電圧を供給することにより達成され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0008】図1において1は3相交流の商用電源、2
はノーヒューズブレーカ、3は通常の運転時に励磁され
る常開接点、4は商用電源を直流に変換するコンバー
タ、5はコンバータで全波整流された直流を平滑するコ
ンデンサ、6は直流を3相交流に変換するインバータ、
7はエレベーターを駆動する電動機である。
はノーヒューズブレーカ、3は通常の運転時に励磁され
る常開接点、4は商用電源を直流に変換するコンバー
タ、5はコンバータで全波整流された直流を平滑するコ
ンデンサ、6は直流を3相交流に変換するインバータ、
7はエレベーターを駆動する電動機である。
【0009】また8は12の制御回路に電源を供給する
ためのトランスであり、9aの整流器及び10aのコン
デンサではAC37Vを直流の48Vに変換し11の電
源回路へ出力する。また、9bの整流器、10bのコン
デンサでAC18Vをインジケータ回路用のDC24V
に変換し12の制御回路へ出力する。11の電源回路は
入出力回路用の48Vとこの48VからCPU用の+5
V,アナログ回路用の±15Vを生成し12の制御回路
へ出力する。
ためのトランスであり、9aの整流器及び10aのコン
デンサではAC37Vを直流の48Vに変換し11の電
源回路へ出力する。また、9bの整流器、10bのコン
デンサでAC18Vをインジケータ回路用のDC24V
に変換し12の制御回路へ出力する。11の電源回路は
入出力回路用の48Vとこの48VからCPU用の+5
V,アナログ回路用の±15Vを生成し12の制御回路
へ出力する。
【0010】21は停電時にエレベーターを運転するた
めの電源となるバッテリであり例えば24Vのものを2
個直列接続し、48Vとする。22a〜22dは停電運
転時に励磁される常開接点で、停電時に各回路へ電源を
供給するものであり、23a〜23cは逆電圧印加防止
用のダイオードである。ここで、22a,22b及び2
3a,23bから供給する電圧はバッテリ2個直列の両
端の48Vであり22c,23cから供給する電圧はバッ
テリ1個の電圧である24Vである。
めの電源となるバッテリであり例えば24Vのものを2
個直列接続し、48Vとする。22a〜22dは停電運
転時に励磁される常開接点で、停電時に各回路へ電源を
供給するものであり、23a〜23cは逆電圧印加防止
用のダイオードである。ここで、22a,22b及び2
3a,23bから供給する電圧はバッテリ2個直列の両
端の48Vであり22c,23cから供給する電圧はバッ
テリ1個の電圧である24Vである。
【0011】上記のような回路構成とすることでインジ
ケータの24V回路にバッテリから直接電源を供給出来
るので電源回路の低コスト化,小型化を図れ、装置全体
としても低コスト化,小型化を図れる。
ケータの24V回路にバッテリから直接電源を供給出来
るので電源回路の低コスト化,小型化を図れ、装置全体
としても低コスト化,小型化を図れる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、停電時にエレベーター
を運転するための電源であるバッテリから複数の電圧を
制御回路へ供給することで電源回路を低コスト化,小型
化でき、装置全体としても低コスト化,小型化を図るこ
とが出来る。
を運転するための電源であるバッテリから複数の電圧を
制御回路へ供給することで電源回路を低コスト化,小型
化でき、装置全体としても低コスト化,小型化を図るこ
とが出来る。
【図1】本発明の実施例を示す構成図。
1…商用電源、2…ノーフューズブレーカ、3…常開接
点、4…コンバータ、5…平滑用コンデンサ、6…イン
バータ、7…電動機、8…トランス、9a,9b…整流
器、10a,10b…コンデンサ、11…電源回路、1
2…制御回路、21…バッテリ。
点、4…コンバータ、5…平滑用コンデンサ、6…イン
バータ、7…電動機、8…トランス、9a,9b…整流
器、10a,10b…コンデンサ、11…電源回路、1
2…制御回路、21…バッテリ。
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源を直流に変換するコンバータ回路
と、エレベーター駆動用電動機に電力を供給するインバ
ータ回路と、商用電源を制御電圧に降圧するトランス
と、インバータ回路や入出力回路等エレベーターを制御
する制御回路と、停電時にエレベーターを運転するため
の電源となるバッテリからなるエレベーターの停電時運
転装置において、 停電時にバッテリから複数の電圧を制御回路に供給する
ことを特徴とするエレベーターの停電時運転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245023A JPH1179592A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エレベーターの停電時運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9245023A JPH1179592A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エレベーターの停電時運転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179592A true JPH1179592A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17127434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9245023A Pending JPH1179592A (ja) | 1997-09-10 | 1997-09-10 | エレベーターの停電時運転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179592A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009035408A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
JP2010016994A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 電力変換装置 |
EP2738130A1 (de) * | 2012-11-30 | 2014-06-04 | Aufzugswerke Schmitt & Sohn GmbH & Co. KG | Aufzugsanlage |
-
1997
- 1997-09-10 JP JP9245023A patent/JPH1179592A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009035408A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ |
JP2010016994A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 電力変換装置 |
EP2738130A1 (de) * | 2012-11-30 | 2014-06-04 | Aufzugswerke Schmitt & Sohn GmbH & Co. KG | Aufzugsanlage |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3038652B2 (ja) | 無停電電源装置 | |
JPH07238929A (ja) | 磁気軸受装置 | |
JP2000197347A (ja) | 電源装置 | |
JPH0575669B2 (ja) | ||
WO1995001000A1 (en) | Universal power converter with single, shared power transformation circuit | |
JP2002165448A (ja) | 双方向dc−dcコンバータ | |
JP5347362B2 (ja) | 非常用電源回路 | |
JPH1179592A (ja) | エレベーターの停電時運転装置 | |
JP3580097B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
JPH05292750A (ja) | 直流電力供給装置 | |
JPH11164555A (ja) | スイッチング電源 | |
JPH069346U (ja) | 電源システムのバックアップ回路 | |
JPH062930A (ja) | 空気調和機 | |
JP3254667B2 (ja) | スイッチング電源制御装置 | |
JPH0865920A (ja) | 無停電電源装置 | |
JP2004215411A (ja) | 電力供給システムの力率改善方法、電力供給システム、スイッチング電源装置および無停電電源装置 | |
JPH06284730A (ja) | 直流電源装置 | |
JPH0576141A (ja) | 直流電源の立ち上がり特性改善装置 | |
JP2006067780A (ja) | 電源装置 | |
JPH0417595A (ja) | エレベータの制御装置 | |
JP2547138B2 (ja) | アーク電源装置 | |
JPH0236511B2 (ja) | ||
JPH077871A (ja) | インバータ駆動装置 | |
JP2001261245A (ja) | エレベーター制御装置 | |
JPH0515638U (ja) | 並列運転保護装置 |