JPH06284730A - 直流電源装置 - Google Patents

直流電源装置

Info

Publication number
JPH06284730A
JPH06284730A JP5071372A JP7137293A JPH06284730A JP H06284730 A JPH06284730 A JP H06284730A JP 5071372 A JP5071372 A JP 5071372A JP 7137293 A JP7137293 A JP 7137293A JP H06284730 A JPH06284730 A JP H06284730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
output voltage
voltage
output
supply unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5071372A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Ide
勝幸 井手
Tadashi Niizawa
正 新澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP5071372A priority Critical patent/JPH06284730A/ja
Publication of JPH06284730A publication Critical patent/JPH06284730A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小容量の制御系構成にして、常に一定な直流
出力電圧が得られるようにすること。 【構成】 脈流出力電圧V1 を出力する主電源部1と、
前記脈流出力電圧V1 との重畳出力電圧V0 が一定とな
るように自己の出力電圧V2 を増減制御する帰還制御部
10を有する補助電源部2と、前記重畳出力電圧V0
出力する出力端子3とを備え、出力端子3から出力され
る電圧の大半は主電源部1から出力される脈流出力電圧
1 とするが、所望の一定電圧に対する過不足分は補助
電源部2の出力電圧V2 を帰還制御部10で増減制御し
て出力端子3に重畳することにより得られるようにした
ので、常に一定なる安定した重畳直流電圧V0 が得られ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種分野、例えば大型
映像表示装置の各表示素子(直流点灯形放電灯)を付勢
するために用いられる直流電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電源装置は各種分野で利用されるも
のであり、三相交流電源、商用交流電源等に基づき、定
電圧化された直流電源電圧を得る場合、全波整流回路等
を通して脈流状態に整流化するものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、脈流状態の電
圧でありリップル分を含むため、完全に定電圧状態に安
定した直流電圧とはなっておらず、より安定化させるた
めには大掛りな電源装置が必要となってしまう。特に、
大型映像表示装置等において、その負荷となる多数の直
流点灯形放電灯に対して一括して定電圧直流電源を設け
るような場合には、数十kWから数百kWの容量のもの
を設けることになり、極めて大きな電源装置を必要とす
るものとなる。また、平滑回路を付設してリップル分を
抑制したとしても、入力電源電圧自体が変動した場合に
は、電源装置の出力電圧も変動し得るものとなり、常に
一定の直流電圧が得られるとは限らないものである。こ
の結果、大型映像表示装置用の電源として用いる場合、
各直流点灯形放電灯の点灯状態のバラツキ、従って、表
示状態のバラツキとなって現れ、好ましくないものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、脈流出力電圧を出力する主電源部と、前記脈流出力
電圧との重畳出力電圧が一定となるように自己の出力電
圧を増減制御する帰還制御部を有する補助電源部と、前
記重畳出力電圧を出力する出力端子とにより構成した。
【0005】この際、請求項2記載の発明では、主電源
部を、3相交流電源と、この3相交流電源の出力を全波
整流する3相全波整流回路とよりなるものとした。
【0006】また、請求項3記載の発明では、補助電源
部を、DC‐DCコンバータよりなるものとした。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明においては、出力端子から
出力される電圧の大半は主電源部から出力される脈流出
力電圧とするが、所望の一定電圧に対する過不足分は補
助電源部の出力電圧を帰還制御部で増減制御して出力端
子に重畳することにより得られるので、常に一定なる安
定した重畳直流電圧を得ることができ、このためにも、
補助的に重畳させる補助電源部側の出力電圧を制御すれ
ばよく小容量にして小型・軽量な電源装置で済むものと
なる。
【0008】特に、請求項2記載の発明においては、主
電源部が3相交流電源の出力を3相全波整流回路で全波
整流した脈流出力電圧を出力するものとしたので、補助
電源部側の負担が軽くなり、極めて小容量・小型のもの
で済むことになる。
【0009】また、請求項3記載の発明においては、補
助電源部をDC‐DCコンバータにより構成したので、
簡単な構成で自己の出力電圧を制御し得るものとなる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。概略的には、主電源部1と補助電源部2とを直列接
続し、その重畳出力電圧V0 を最終出力する出力端子3
を設けた構成とされている。ここに、主電源部1は3相
交流電源4に6つのダイオードによる3相全波整流回路
5を接続したものであり、脈流出力電圧V1 を出力する
ものである。また、前記補助電源部2は入力側が前記主
電源部1の出力端子間に接続され、出力側がこの主電源
部1の出力側と重畳状態で前記出力端子3に接続されて
いる。構成的には、この補助電源部2はDC‐DCコン
バータとして構成され、脈流出力電圧V1 を入力として
高周波交流電力を生成するブリッジ形スイッチング回路
(いわゆる、インバータ回路)6と、このブリッジ形ス
イッチング回路6の出力部に設けられて1次側と2次側
とを絶縁する出力トランス7と、この出力トランス7の
2次側出力を整流する整流回路8と、この整流回路8の
出力を平滑するコンデンサ9と、前記出力端子3に生ず
る重畳出力電圧V0 が帰還入力されて前記ブリッジ形ス
イッチング回路6の動作を制御してこの補助電源部2か
らの出力電圧V2 の値を増減制御するPWM制御回路
(帰還制御部)10とにより構成されている。
【0011】このような構成において、主電源部1から
得られる脈流出力電圧V1 の波形を見ると、図2中に示
すように定電圧に近いが脈流電圧となっており、かつ、
3相交流電源4の電圧自体が変動した場合にはそれに応
じて変動し得るものである。補助電源部2ではこのよう
な脈流出力電圧V1 に重畳される出力電圧V2 を出力す
るものであるが、これらの電圧V1 ,V2 が重畳加算さ
れた形でPWM制御回路10に電圧帰還されてブリッジ
形スイッチング回路6が動作制御(具体的には、パルス
幅制御に伴う発振周波数制御)されて、重畳出力電圧V
0 が常に一定となるように自己の出力電圧V2 を増減さ
せる。即ち、脈流出力電圧V1 の電圧波形を補償するよ
うな形で出力電圧V2 が増減制御され、重畳出力電圧V
0 は常に一定の直流電圧となる。
【0012】つまり、本実施例による電源装置は、等価
的に示すと、図3のように、変動要素を含む電圧V1
る電源に、出力値可変の電圧V2 なる電源を直列接続
し、両者の重畳出力電圧V0 として常に一定なる電圧が
出力端子3より得られるものとして表せる。
【0013】ここに、図2に示した電圧波形からも分か
るように、補助電源部2の出力電圧V2 の大きさとして
は、脈流出力電圧V1 自体の変動分と、その脈流電圧分
(リップル電圧分)とを考慮して設定すればよく、一般
には、所望の重畳出力電圧V0 において占める割合の小
さな電圧値で済み、その電圧制御系構成(DC‐DCコ
ンバータ構成)として小容量・小型のもので済み、この
部分でのロスも少なくて済む。特に、本実施例のような
3相交流電源系による場合、一般に、脈流出力電圧V1
の変動分は±10%、リップル電圧分は約15%である
ので、出力電圧V2 の最大値としては所望の重畳出力電
圧V0 の35%程度、即ち、全出力の約1/3の容量を
持つものであればよく、補助電源部2を小容量にして安
定した定電圧出力を得ることができる。
【0014】なお、本実施例では、補助電源部2の入力
電圧を主電源部1の出力からとるようにしたが、別に設
けた電源から入力電圧を得るものとし、補助電源部2の
出力側のみを主電源部1の出力側に重畳接続させるよう
にしてもよい。また、本実施例では、補助電源部2の出
力トランス7部分で絶縁し、セパレート化することで電
圧V1 ,V2 の直列回路を構成しているが、上記のよう
に、補助電源部2用に別の電源を設けた場合には、この
電源側でセパレートするようにしてもよい。
【0015】さらに、本実施例では、脈流出力電圧V1
を生ずる形態として、3相全波整流によるものとして説
明したが、原理的には、これに限らず通常の単相全波整
流、或いは半波整流による脈流出力電圧を扱うものにも
同様に適用し得る。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、脈流出力
電圧を出力する主電源部と、前記脈流出力電圧との重畳
出力電圧が一定となるように自己の出力電圧を増減制御
する帰還制御部を有する補助電源部と、前記重畳出力電
圧を出力する出力端子とにより構成し、出力端子から出
力される電圧の大半は主電源部から出力される脈流出力
電圧とするが、所望の一定電圧に対する過不足分は補助
電源部の出力電圧を帰還制御部で増減制御して出力端子
に重畳することにより得られるようにしたので、常に一
定なる安定した重畳直流電圧を得ることができ、このた
めにも、補助的に重畳させる補助電源部側の出力電圧を
制御すればよく小容量にして小型・軽量な電源装置で済
ませることができる。
【0017】この際、請求項2記載の発明によれば、主
電源部が3相交流電源の出力を3相全波整流回路で全波
整流した脈流出力電圧を出力するものとしたので、安定
性の高い脈流出力電圧をベースとすることで、補助電源
部側の負担が軽くなり、極めて小容量・小型のもので済
ませることができる。
【0018】また、請求項3記載の発明によれば、補助
電源部をDC‐DCコンバータにより構成したので、簡
単な構成で自己の出力電圧を制御することができ、定電
圧化制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略回路図である。
【図2】電圧波形図である。
【図3】等価回路図である。
【符号の説明】
1 主電源部 2 補助電源部 3 出力端子 4 3相交流電源 5 3相全波整流回路 10 帰還制御部 V1 脈流出力電圧 V2 出力電圧 V0 重畳出力電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/21 Z 9180−5H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脈流出力電圧を出力する主電源部と、前
    記脈流出力電圧との重畳出力電圧が一定となるように自
    己の出力電圧を増減制御する帰還制御部を有する補助電
    源部と、前記重畳出力電圧を出力する出力端子とよりな
    ることを特徴とする直流電源装置。
  2. 【請求項2】 主電源部が、3相交流電源と、この3相
    交流電源の出力を全波整流する3相全波整流回路とより
    なることを特徴とする請求項1記載の直流電源装置。
  3. 【請求項3】 補助電源部が、DC‐DCコンバータよ
    りなることを特徴とする請求項1又は2記載の直流電源
    装置。
JP5071372A 1993-03-30 1993-03-30 直流電源装置 Pending JPH06284730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071372A JPH06284730A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 直流電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5071372A JPH06284730A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 直流電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06284730A true JPH06284730A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13458612

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5071372A Pending JPH06284730A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 直流電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06284730A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354853A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd バッテリー充電装置及び電源装置
JP2006158115A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Casio Comput Co Ltd 電源回路
WO2014103745A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 日立アプライアンス株式会社 昇圧回路、モータ駆動モジュール及び冷凍機器
JP2015012805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 楊 泰和 昇圧型直流の電気エネルギー出力制御回路装置
WO2019216180A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 株式会社 東芝 直流変電システム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005354853A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd バッテリー充電装置及び電源装置
JP4522157B2 (ja) * 2004-06-14 2010-08-11 新電元工業株式会社 バッテリー充電装置及び電源装置
JP2006158115A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Casio Comput Co Ltd 電源回路
WO2014103745A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 日立アプライアンス株式会社 昇圧回路、モータ駆動モジュール及び冷凍機器
JP2014131372A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Hitachi Appliances Inc 昇圧回路、モータ駆動モジュール及び冷凍機器
JP2015012805A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 楊 泰和 昇圧型直流の電気エネルギー出力制御回路装置
WO2019216180A1 (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 株式会社 東芝 直流変電システム
JPWO2019216180A1 (ja) * 2018-05-10 2021-05-13 株式会社東芝 直流変電システム
US11664737B2 (en) 2018-05-10 2023-05-30 Kabushiki Kaisha Toshiba DC transformation system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6307761B1 (en) Single stage high power-factor converter
JP3644615B2 (ja) スイッチング電源
EP1365499B1 (en) Switching power supply circuit
KR100681688B1 (ko) 스위칭 전원장치
KR960010828B1 (ko) 고역률 전원공급장치
JPH06284730A (ja) 直流電源装置
JPH067743B2 (ja) 電源装置
JP3096229B2 (ja) スイッチング電源
JPH07194123A (ja) 電源装置
JPH07245186A (ja) 放電灯点灯装置
KR102316992B1 (ko) 상용차를 위한 고전압/저전압 컨버터 장치
JP3400132B2 (ja) スイッチング電源
JP3417078B2 (ja) インバータ装置
JP3102985B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH0715967A (ja) スイッチング電源
JP2802529B2 (ja) 放電灯点灯装置
JPH10225119A (ja) スイッチング電源
JP3235295B2 (ja) 電源装置
JPH083197Y2 (ja) 直流電源回路
KR970010605B1 (ko) 직류형 전원공급장치
JPH06284713A (ja) スイッチング電源回路
JP2754205B2 (ja) 電源装置
JP3583208B2 (ja) スイッチング電源
JP2714104B2 (ja) 電源装置
JP3081417B2 (ja) スイッチング電源