JPH10225119A - スイッチング電源 - Google Patents

スイッチング電源

Info

Publication number
JPH10225119A
JPH10225119A JP1802497A JP1802497A JPH10225119A JP H10225119 A JPH10225119 A JP H10225119A JP 1802497 A JP1802497 A JP 1802497A JP 1802497 A JP1802497 A JP 1802497A JP H10225119 A JPH10225119 A JP H10225119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
resonance
switching
voltage
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1802497A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Shimizu
克彦 清水
Shoji Hatta
昌治 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP1802497A priority Critical patent/JPH10225119A/ja
Publication of JPH10225119A publication Critical patent/JPH10225119A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路によって定電流電圧垂下型の過電
流制御を行うことの可能な共振型スイッチング電源を提
供する。 【解決手段】 共振型スイッチング電源の過電流制御に
係る。過電流保護回路5は、共振インダクタ22に生じ
る電圧VLを検出する。検出された電圧信号に基づい
て、スイッチング素子11、12に対し、その動作周波
数を増加させ、出力電圧を低下させる保護動作を与え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共振型のスイッチ
ング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】共振型スイッチング電源は、高効率、低
雑音が達成できる可能性があるスイッチング電源として
注目されている。スイッチング電源は、ハードスイッチ
ング方式と、ソフトスイッチング方式の2つの方式に大
別される。本発明に係る共振型スイッチング電源はソフ
トスイッチング方式の範疇に入る。共振型スイッチング
電源は、直流電源をスイッチング回路によってスイッチ
ングし、スイッチング出力を共振回路で共振させ、共振
出力を出力整流平滑回路を用いて、直流に変換して出力
する。共振回路方式としては、直列共振、並列共振、直
並列共振または複共振等、種々の回路方式が知られてい
る。共振型スイッチング電源に係る先行技術文献例とし
ては特開平7−298614号公報、特開平7−274
499号公報等がある。
【0003】共振型スイッチング電源において、出力の
安定化は、スイッチング周波数を制御することによって
行なう。例えば、共振回路の共振周波数foよりも高い
周波数領域で動作する共振型スイッチング電源の場合、
出力電圧が基準値よりも高い方向に移行しようとする場
合は、スイッチング周波数が高くなる方向に、また、出
力電圧が低下する方向に移行しようとする場合はスイッ
チング周波数が低くなる方向に制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】共振型スイッチング電
源には、種々の改善すべき技術的課題が、未解決のまま
残されている。そのうちの一つが、過電流制御に関する
問題である。過電流制御の好ましい制御動作は、一定の
過電流値で出力電圧を略零に低下させる定電流電圧垂下
特性が得られるように、スイッチング素子のスイッチン
グ動作を制御することである。しかし、共振型スイッチ
ング電源において、定電流電圧垂下特性を得ることは容
易ではない。この過電流制御の困難性は、共振型スイッ
チング電源の本質的動作特性に由来する。
【0005】過電流制御手段として、従来は、例えば上
述した先行技術文献にも見られるように、スイッチング
素子に流れる電流または共振回路に流れる電流を検出
し、その検出信号を過電流制御を行なうための信号とし
て用いていた。
【0006】しかし、スイッチング素子に流れる電流ま
たは共振回路に流れる電流は、疑似正弦波の一部であ
り、疑似正弦波の導通角(電気角)が小さくなるほど、
電流尖頭値が小さくなる。このため、過電流検出に対応
して、動作周波数を増加させて、出力電圧を低下させる
ように動作させた場合、電流尖頭値が低下してしまう。
このため、スイッチング素子に流れる電流または共振回
路に流れる電流を検出して、過電流制御を行なう従来の
共振型スイッチング電源においては、定電流電圧垂下特
性の過電流制御を行なうことが困難である。一般的に
は、定電力垂下特性になってしまうため、出力電流が大
きくなりすぎ、回路の保護が行えなくなってしまう。
【0007】上述した従来の過電流検出方式において、
定電流電圧垂下特性を得ようとすれば、過電流検出と同
時に、動作を停止してしまうか、または、電流尖頭値の
変化に追従して過電流検出レベルを変える回路構成を採
らなければならず、回路が複雑になる。簡単な回路で、
良好な定電流電圧垂下特性を得ることは、きわめて困難
である。
【0008】本発明の課題は、簡単な回路によって定電
流電圧垂下型の過電流制御を行うことの可能な共振型ス
イッチング電源を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係るスイッチング電源は、2つのスイッ
チング素子と、共振回路と、トランスと、出力整流平滑
回路と、過電流保護回路とを有する。
【0010】前記2つのスイッチング素子は、直列に接
続され、直列回路の両端が直流電源に導かれ、交互に駆
動される。前記トランスは、少なくとも、一次巻線と、
二次巻線とを含んでおり、前記共振回路は、共振コンデ
ンサと、共振インダクタとを有する。
【0011】前記共振コンデンサ、前記共振インダクタ
及び前記トランスの前記一次巻線は直列に接続され、直
列回路の両端が前記2つのスイッチング素子の接続点
と、前記2つのスイッチング素子によって構成される前
記直列回路の一端との間に接続されている。前記出力整
流平滑回路は、出力チョークコイルを含み、前記トラン
スの前記二次巻線に接続されている。
【0012】前記過電流保護回路は、前記共振インダク
タに生じる電圧を検出し、前記検出された電圧信号に基
づいて、前記スイッチング素子に対し、その動作周波数
を増加させ、出力電圧を低下させる保護動作を与える。
【0013】本発明に係るスイッチング電源において、
直列に接続された2つのスイッチング素子を交互に動作
させることにより、入力された直流電源をスイッチング
し、そのスイッチング出力を共振回路及びトランスの一
次巻線に供給する。
【0014】2つのスイッチング素子の接続点と、2つ
のスイッチング素子によって構成される直列回路の一端
との間には、共振回路を構成する共振コンデンサ及び共
振インダクタと、トランスの一次巻線を直列に接続した
直列回路の両端が接続されているから、2つのスイッチ
ング素子の交互動作により、共振回路及びトランスの一
次巻線に、共振回路の共振周波数に対応した疑似正弦波
電流が流れる。このとき、一次巻線と結合する二次巻線
に誘起電圧が発生する。この誘起電圧はトランスの二次
巻線に接続された出力整流平滑回路により直流に変換さ
れ、出力される。
【0015】出力整流平滑回路は、出力チョークコイル
を含んでおり、上述の共振型スイッチング電源の基本動
作において、スイッチング回路がオン、オフする場合、
出力チョークコイルに転流期間が発生する。
【0016】転流期間においては、トランスの一次巻線
には電圧は発生しない。転流期間においては、スイッチ
ング回路、共振回路及びトランスの一次巻線を含む回路
ループに印加される入力電圧は、共振回路を構成する共
振コンデンサと、共振インダクタとによって分担され
る。
【0017】本発明においては、転流期間に共振インダ
クタに現れる端子電圧に着目し、この端子電圧を過電流
検出信号として用いる。過電流保護回路は、前記端子電
圧に基づいて、2つのスイッチング素子に対し、その動
作周波数を増加させ、出力電圧を低下させる保護動作を
与える。
【0018】共振インダクタに現れる端子電圧は、共振
電流の増加に伴い増加する。換言すれば、出力電圧が定
電圧である領域では、出力電流の増加と共に、共振イン
ダクタに現れる端子電圧が高くなる。
【0019】転流期間の時間的長さは、スイッチング回
路、共振回路及びトランスの一次巻線を含む回路ループ
の定数値によって定まるもので、ほぼ一定と見ることが
できるから、スイッチング周波数を高くした場合、スイ
ッチングの一周期において、転流期間が占める時間的割
合が大きくなる。従って、過電流制御領域に入り、動作
周波数が高くなった場合、スイッチングの一周期におい
て、転流期間が占める時間的割合が増大するから、共振
電流の減少にも拘らず、共振インダクタに発生する端子
電圧は低下しない。
【0020】上述したように、転流期間ではトランスに
印加される電圧が零ボルトになり共振インダクタと共振
コンデンサによって入力電圧が分担される。従って、転
流期間では共振インダクタの端子電圧が大きくなる。こ
のことは、過電流領域に入り動作周波数を増加し、出力
電圧が低下した場合でも、共振インダクタの電圧時間積
は減少せず、従って、定電流電圧垂下による保護動作が
得られることを意味する。
【0021】更に、共振インダクタを、過電流検出素子
として兼用するので、専用の過電流検出素子が不要であ
り、回路構成が簡単になる。
【0022】本発明の他の目的、構成及び利点について
は、実施例である添付図面を参照して、更に詳しく説明
する。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスイッチング
電源の電気回路図である。図示するように、本発明に係
るスイッチング電源は、スイッチング回路1と、共振回
路2と、トランス3と、出力整流平滑回路4と、過電流
保護回路5と、制御回路6とを有する。
【0024】スイッチング回路1は、入力された直流電
源Vinをスイッチングする。スイッチング回路1は、第
1のスイッチング素子11及び第2のスイッチング素子
12を有する。第1のスイッチング素子11及び第2の
スイッチング素子12は、FET等でなり、その主回路
が互いに直列に接続され、その両端が直流電源装置7に
接続されている。直流電源装置7は、通常は、交流電源
を直流に変換する整流平滑回路として構成される。直流
電源装置7はスイッチング電源装置の一部として備えら
れていてもよいし、外部要素であってもよい。
【0025】トランス3は、少なくとも、一次巻線31
と、二次巻線32とを含んでいる。実施例は、出力整流
平滑回路4を両波整流回路方式とした場合に適した二次
巻線構造を示し、二次巻線32は、第1の巻線321
と、第2の巻線322の二つの巻線を備え、第1の巻線
321及び第2の巻線322は、それぞれの一端が互い
に接続されている。
【0026】共振回路2は、共振コンデンサ21と、共
振インダクタ22とを有する。共振コンデンサ21及び
共振インダクタ22は、スイッチング回路1とトランス
3の一次巻線31とを含む回路ループ内に接続されてい
る。実施例では、共振コンデンサ21は、トランス3の
一次巻線31の一端と、第1のスイッチング素子11及
び第2のスイッチング素子12の接続点との間に接続さ
れ、共振インダクタ22は、トランス3の一次巻線31
の他端と第2のスイッチング素子12の主電極との間に
接続されている。従って、共振回路2は共振コンデンサ
21及び共振インダクタ22による直列共振回路を構成
している。
【0027】出力整流平滑回路4は、トランス3の二次
巻線32に接続され、二次巻線32に生じる誘起電圧を
直流に変換して出力する。出力整流平滑回路4は、チョ
ークインプット回路でなる平滑回路41を有する。平滑
回路41は、出力チョークコイル411と、出力平滑コ
ンデンサ412とを有する。整流回路42は第1のダイ
オード421と、第2のダイオード422とを有する。
第1のダイオード421のアノードは第1の巻線321
の他端に接続され、第2のダイオード422のアノード
は第2の巻線の他端に接続されている。第1のダイオー
ド421及び第2のダイオード422のカソードは互い
に接続され、平滑回路41を構成する出力チョークコイ
ル411の一端に接続されている。
【0028】過電流保護回路5は、共振インダクタ22
に生じる端子電圧を検出し、過電流検出信号S1として
出力する。
【0029】制御回路6は、出力整流平滑回路4から出
力される出力電圧Voが一定となるようにスイッチング
回路1を制御する。制御回路6は、共振回路2の共振周
波数foよりも高い周波数領域で、スイッチング回路1
を動作させる。
【0030】制御回路6は、更に、過電流保護回路5か
ら供給される過電流検出信号S1に基づいて、スイッチ
ング回路1に対し、その動作周波数を増加させ、出力電
圧Voを低下させる保護動作を与える。
【0031】実施例では、過電流保護回路5と、制御回
路6とを異なるブロックとして表現したが、過電流保護
回路5を制御回路6の一部と看做してもよい。
【0032】本発明に係るスイッチング電源は、スイッ
チング回路1により入力された直流電源をスイッチング
し、そのスイッチング出力を共振回路2及びトランス3
の一次巻線31に供給する。共振回路2を構成する共振
コンデンサ21及び共振インダクタ22はスイッチング
回路1とトランス3の一次巻線31とを含む回路ループ
内に接続されている。従って、スイッチング回路1のス
イッチング動作により、共振回路2及びトランス3の一
次巻線31に、共振回路2の共振周波数に対応した疑似
正弦波電流が流れる。この時、二次巻線32に誘起電圧
が発生する。この誘起電圧はトランス3の二次巻線32
に接続された出力整流平滑回路4により直流に変換さ
れ、出力される。
【0033】制御回路6は出力整流平滑回路4から出力
される出力電圧Voが一定となるように出力電圧が高い
場合は動作周波数を増加し、出力電圧が低い場合には動
作周波数を低下するように、スイッチング回路1を制御
する。これにより、定電圧出力が得られる。
【0034】次に過電流保護動作について説明する。図
2は図1に示したスイッチング電源の各部の波形図、図
3は図2に示された電圧、電流の位置を示す図である。
図2及び図3はスイッチング回路2を構成するスイッチ
ング素子11及び12のうち、スイッチング素子12の
オン、オフ動作に伴う各部波形を示している。スイッチ
ング素子11のオン、オフ動作に伴う各部波形について
も、図2に示す波形図から、容易に類推できるので、図
示は省略する。
【0035】図2(a)はスイッチング素子12のドレ
ーン・ソース間電圧波形、図2(b)はスイッチング素
子12のドレーン、ソースに流れる電流の波形、図2
(c)は共振インダクタ22に現れる端子電圧VLの波
形、図2(d)はトランス3の一次巻線31に現れる電
圧VTの波形、図2(e)は共振コンデンサ21に現れ
る端子電圧VCの波形、図2(f)はトランス3の二次
巻線32に含まれる第2の巻線322及び第2のダイオ
ード422を流れる電流IFの波形をそれぞれ示してい
る。
【0036】図2の波形図を参照して動作を説明する。
スイッチング素子12がオンからオフに移行(図2
(a)参照)した場合、出力整流ダイオード422を流
れる電流が減少し始める。出力整流平滑回路4の出力チ
ョークコイル411はそれまで流れていた電流を維持す
るように動作するから、出力ダイオード422の低下し
た電流とほぼ同じ値の電流が出力ダイオード421に流
れる。これにより、転流期間Tdが発生する。
【0037】転流期間Tdの時間的長さは、スイッチン
グ回路1、共振回路2及びトランス3の一次巻線31を
含む回路ループの定数値および出力電流によって定まる
もので、同一出力電流では、ほぼ一定と見ることができ
る。従って、スイッチング周波数を高くした場合、スイ
ッチングの一周期Tにおいて、転流期間Tdが占める時
間的割合が大きくなる。
【0038】転流期間Tdにおいては、トランス3の一
次巻線31には電圧VTは発生しない(図2(d)参
照)。従って、転流期間Tdにおいて、スイッチング回
路1、共振回路2及びトランス3の一次巻線31を含む
回路ループに印加される入力電圧は、共振回路2を構成
する共振コンデンサ21と、共振インダクタ22とによ
って、端子電圧VC及び端子電圧VLとして分担される
(図2(c)、(e)参照)。
【0039】本発明においては、転流期間Tdに共振イ
ンダクタ22に現れる端子電圧VLに着目し、端子電圧
VLを過電流検出信号S1として用いる。
【0040】一般に、共振型スイッチング電源では、共
振コンデンサ21及び共振インダクタ22に現れる端子
電圧の振幅値は、出力電力の増大と共に大きくなる。従
って、出力電圧Voが定電圧である領域では、図4に示
すように、出力電流Ioの増大とともに、共振インダク
タ22(及び共振コンデンサ21)に現れる端子電圧V
Lが高くなる。また、この端子電圧VLの平均値(電圧
時間積)S1も同様である。
【0041】制御回路6はこの平均値S1が設定値を超
えた場合、過電流とみなし、その動作周波数を増加さ
せ、出力電圧Voを低下させる保護動作を与える。出力
電圧Voが低下すると出力電力Voが低下し、共振イン
ダクタ22の電圧も低下しようとするが、出力電圧Vo
を低下させるために、動作周波数が高くなっているの
で、転流期間Tdの時間比率が高くなっており、共振イ
ンダクタ22の端子電圧VLの平均値(電圧時間積)S
1は減少しない。従って、過電流領域でも安定した過電
流信号を得ることができるので、定電流電圧垂下特性
(図5参照)を容易に達成することができる。
【0042】上記説明から明らかなように、定電流電圧
垂下特性を得るには、共振インダクタ22の端子電圧V
Lの平均値を過電流検出信号S1として用いるのが合理
的である。図1に示す過電流保護回路5は、全波整流回
路51と、インダクタ52及びコンデンサ53より構成
されるロ−パスフィルタとにより、共振インダクタ22
に生じた端子電圧VLの平均値を得るようになってい
る。
【0043】図6は本発明に係るスイッチング電源の他
の実施例を示す図である。図において、図1と同一の構
成部分には同一の参照符号を付与し、説明は省略する。
この実施例では、共振インダクタ22に巻線54を付加
し、巻線54に生じた電圧を過電流検出のために用い
る。
【0044】図7は本発明に係るスイッチング電源の他
の実施例を示す図である。図において、図1と同一の構
成部分には同一の参照符号を付与し、説明は省略する。
この実施例では、抵抗55及びコンデンサ53より構成
される積分回路により、平均化された過電流検出信号S
1を得るようになっている。
【0045】以上、好ましい実施例を参照して、本発明
の内容を説明したが、当業者であれば、本発明の基本的
技術思想、開示された技術内容等から、種々の変更、修
正を行なうことができることは自明である。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、簡
単な回路によって定電流電圧垂下型の過電流制御を行う
ことの可能な共振型スイッチング電源を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチング電源の電気回路図で
ある。
【図2】図1に示したスイッチング電源の各部の波形図
である。
【図3】図2に示された電圧、電流の位置を示す図であ
る。
【図4】出力電流Ioと共振インダクタ22に現れる端
子電圧VLとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明に係るスイッチング電源の定電流垂下特
性例を示す図である。
【図6】本発明に係るスイッチング電源の別の実施例を
示す電気回路図である。
【図7】本発明に係るスイッチング電源の更に別の実施
例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 スイッチング回路 2 共振回路 21 共振コンデンサ 22 共振インダクタ 3 トランス 31 一次巻線 32 二次巻線 4 出力整流平滑回路 5 過電流保護回路 6 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つのスイッチング素子と、共振回路
    と、トランスと、出力整流平滑回路と、過電流保護回路
    とを有するスイッチング電源であって、 前記2つのスイッチング素子は、直列に接続され、直列
    回路の両端が直流電源に導かれ、交互に駆動されるもの
    であり、 前記トランスは、少なくとも、一次巻線と、二次巻線と
    を含んでおり、 前記共振回路は、共振コンデンサと、共振インダクタと
    を有しており、 前記共振コンデンサ、前記共振インダクタ及び前記トラ
    ンスの前記一次巻線は直列に接続され、直列回路の両端
    が前記2つのスイッチング素子の接続点と、前記2つの
    スイッチング素子によって構成される前記直列回路の一
    端との間に接続されており、 前記出力整流平滑回路は、出力チョークコイルを含み、
    前記トランスの前記二次巻線に接続され、 前記過電流保護回路は、前記共振インダクタに生じる電
    圧を検出し、検出された電圧信号に基づいて、前記スイ
    ッチング素子に対し、その動作周波数を増加させ、出力
    電圧を低下させる保護動作を与えるスイッチング電源。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記過電流保護回路は、前記共振インダクタに生じる前
    記電圧を平均化する回路を含むスイッチング電源。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたスイッチング電源
    であって、 前記共振インダクタに誘導結合する巻線を有しており、 前記過電流保護回路は、前記巻線に誘導される電圧を検
    出するスイッチング電源。
JP1802497A 1997-01-31 1997-01-31 スイッチング電源 Withdrawn JPH10225119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1802497A JPH10225119A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 スイッチング電源

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1802497A JPH10225119A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 スイッチング電源

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10225119A true JPH10225119A (ja) 1998-08-21

Family

ID=11960109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1802497A Withdrawn JPH10225119A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 スイッチング電源

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10225119A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005109618A1 (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 共振型スイッチング電源装置
JP2020039228A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 本田技研工業株式会社 電圧変換装置
EP3012956B1 (en) * 2010-03-26 2023-08-09 Redisem Ltd. Controller for controlling a power converter

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005109618A1 (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 共振型スイッチング電源装置
US7446512B2 (en) 2004-05-07 2008-11-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Resonant switching power supply device
JP4762134B2 (ja) * 2004-05-07 2011-08-31 パナソニック株式会社 共振型スイッチング電源装置
EP3012956B1 (en) * 2010-03-26 2023-08-09 Redisem Ltd. Controller for controlling a power converter
JP2020039228A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 本田技研工業株式会社 電圧変換装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3531385B2 (ja) 電源装置
JP5065188B2 (ja) 直列共振型コンバータ
US6396717B2 (en) Switching power supply having an improved power factor by voltage feedback
JPH07177745A (ja) スイッチングレギュレータ
JPH06209574A (ja) 電源回路
JP3221185B2 (ja) スイッチング電源装置
EP0683936A1 (en) Control circuit for a switching dc-dc power converter including a controlled magnetic core flux resetting technique for output regulation
JPH05176532A (ja) 電源回路
EP0964504B1 (en) Switching power source apparatus
JPH10229673A (ja) スイッチング電源
JPH10225119A (ja) スイッチング電源
KR100277512B1 (ko) 역률제어용 승압형 컨버터
JPH0678537A (ja) スイッチング電源装置
JPH0740720B2 (ja) マルチスキヤンテレビジヨン受像機用スイツチング電源装置
JP3400132B2 (ja) スイッチング電源
JPH11146645A (ja) 電源装置
KR100292489B1 (ko) 소프트 스위칭 기술을 이용한 역률제어용 승압형 컨버터
JPH11225474A (ja) Dc−dcコンバータ
JP3102985B2 (ja) スイッチング電源装置
JPH0715967A (ja) スイッチング電源
Theron et al. The partial series resonant converter: A new zero voltage switching converter with good light load efficiency
JPH10215571A (ja) スイッチング電源
JP4396108B2 (ja) 力率改善回路
JPH0731155A (ja) インバータ装置
JP3081417B2 (ja) スイッチング電源

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406