JPH0865920A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JPH0865920A
JPH0865920A JP6196633A JP19663394A JPH0865920A JP H0865920 A JPH0865920 A JP H0865920A JP 6196633 A JP6196633 A JP 6196633A JP 19663394 A JP19663394 A JP 19663394A JP H0865920 A JPH0865920 A JP H0865920A
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JP
Japan
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power supply
switching
circuit
boosting
chopper
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JP6196633A
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Inventor
Mitsufumi Iwanaka
光文 岩中
Yoshihiro Taniguchi
美弘 谷口
Kazuharu Honda
和治 本多
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇圧手段の最適設計を行い、信頼性があり、小
形、軽量、低コストの無停電電源装置を提供する。 【構成】通常時、商用電源1が、交流リアクトル2と切
替回路3を介し整流回路4に導かれ、整流回路4で交流
リアクトル2との相互作用で昇圧しつつ、直流に変換さ
れ、該直流電圧はインバータ6で交流に変換され、出力
フィルタ7を介して負荷8に供給される。一方、停電
時、バッテリ9の電源が、停電を検知した切替回路3で
切り替えられて、直流リアクトル10を介し整流回路4
に入力される。整流回路4は、直流リアクトル10との
相互作用で昇圧チョッパとしてチョッパ制御し、バッテ
リ9の電圧を昇圧する。そして、該直流電圧はインバー
タ6で交流に変換され、出力フィルタ7を介して負荷8
に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無停電電源装置に係
り、特に、小形、軽量化の無停電電源装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来技術の無停電電源装置としては、電
子技術(1992 Vol.34 No.3P41〜45)
「アクティブフィルタのUPSへの応用」に掲載された
ものがある。これによれば、通常時は、商用電源からの
交流電源が昇圧手段で昇圧され整流回路で直流に変換さ
れ、インバータで交流に変換されて、電力が負荷に供給
され、そして、停電時は、バッテリからの直流電源が直
接インバータで交流に変換されて、電力が負荷に供給さ
れる、該装置が示されている。
【0003】このような無停電電源装置では、直流電源
を昇圧手段で昇圧しないので、対応電圧範囲が限定さ
れ、且つ、スイッチング素子の制約から、例えば交流電
圧100Vを出力しようとすれば、直流電圧は330V
以上必要となり、多量のバッテリを用意する必要があっ
た。
【0004】そのため、上記の問題を解消するものとし
て、特開平2−168867号公報に開示された無停電
電源装置がある。これによれば、昇圧手段の前に交流電
源と直流電源とを切り替える切替スイッチを設け、昇圧
手段を交直兼用しているものが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような、昇圧手段の前に電源を切り替える切替スイッチ
を設け、昇圧手段を交直兼用している無停電電源装置に
おいては、(1)交直兼用している1個の昇圧手段が故
障した場合のバックアップに不安が残っている、(2)
昇圧手段を交流時と直流時の両方に兼用すると、直流時
の昇圧に昇圧手段としては無駄な部分が生じ、コスト
高、大形化するという問題がある。
【0006】従って、本発明の目的は、無停電電源装置
の昇圧手段を最適化し、信頼性があり、且つ、小形、軽
量、低コストの無停電電源装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、交流電源
と、直流電源と、停電を検知し前記電源を切り替える切
替手段と、前記電源を昇圧する昇圧手段とを備え、停電
時に、前記切替手段により前記交流電源から前記直流電
源へ切り替えて、電力を供給する無停電電源装置におい
て、前記昇圧手段を、前記交流電源を昇圧する交流用昇
圧手段と、前記直流電源を昇圧する直流用昇圧手段とに
分設し、前記交流用昇圧手段は、前記交流電源と前記切
替手段との間に、前記直流用昇圧手段は、前記直流電源
と前記切替手段との間に設置されていることにより達成
される。
【0008】また、交流電源と、直流電源と、停電を検
知し前記電源を切り替える切替手段と、前記電源を昇圧
する昇圧手段とを備え、前記交流電源から前記直流電源
へ切り替えて、電力を供給する無停電電源装置におい
て、前記交流電源をコンバータ制御する整流回路と、前
記直流電源をチョッパ制御するチョッパ回路とを設け、
停電時に、前記切替手段により、前記交流電源と昇圧手
段と整流回路とを結ぶ交流ラインから、前記直流電源と
昇圧手段とチョッパ回路とを結ぶ直流ラインへ、切り替
えることによっても達成される。
【0009】
【作用】本発明の構成のように、昇圧手段を交流用と直
流用に専用化したものを2個設けるので、一方の昇圧手
段が故障した場合は、他方でバックアップすることがで
き、且つ、それぞれ専用の昇圧手段に対し最適設計が行
えるので、昇圧手段は、全体として小形、軽量、低コス
トにすることができる。
【0010】また、交直兼用の昇圧手段の場合でも、直
流時専用のチョッパ回路を設けることにより、直流時の
昇圧作用の負担を減らし、昇圧手段の無駄部分を削減す
ることができるので、昇圧手段を小形、軽量、低コスト
にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
し説明する。図1は、本発明による一実施例の無停電電
源装置を示す回路図である。構成は次の通りである。
【0012】交流電源としての商用電源1は、交流用昇
圧手段としての交流リアクトル2に接続される。直流電
源としてのバッテリ9は、その正側を、直流用昇圧手段
としての直流リアクトル10に接続される。
【0013】交流リアクトル2は、商用電源1と切替手
段としての切替回路3の間に設置される。一方、直流リ
アクトル10は、バッテリ9と切替回路3の間に設置さ
れる。即ち、交流リアクトル2を介して入力された商用
電源1からの交流電源と、直流リアクトル10を介して
入力されたバッテリ9からの直流電源とを、切替回路3
で切り替える構成である。
【0014】この切替回路3は、停電を検知し、交流電
源から直流電源へ切り替える機能だけでなく、後述する
整流回路4の動作切り替え機能も、有している切替手段
である。
【0015】そして、切替回路3は、整流回路4に接続
される。整流回路4は、直列接続されたスイッチング素
子41,42とそれぞれに逆並列接続されたダイオード
43,44とからなり、インバータ6に接続される。イ
ンバータ6は、直列接続されたスイッチング素子61,
62とそれぞれに逆並列接続されたダイオード63,6
4とからなり、出力フィルタ7に接続される。L形の出
力フィルタ7は、フィルタリアクトル71とフィルタコ
ンデンサ72とからなり、負荷8に接続される。
【0016】また、バッテリ9の負側は、整流回路4の
直流ラインの負側に接続される。さらに、整流回路4と
インバータ6との間には、直列接続されたコンデンサ5
1,52が挿入される。
【0017】図1の切替回路3は、半導体スイッチ回
路、機械スイッチおよび半導体スイッチの組合わせ回路
等から構成される。動作は、次の通りである。
【0018】通常時は、商用電源1からの交流電源が、
交流用昇圧手段としての交流リアクトル2を介し切替回
路3に導かれる。導かれた交流電源は、切替回路3を介
して整流回路4に入力される。通常、切替回路3は交流
電源側にあり、切り替え動作は行われない。そして、整
流回路4は、正弦波入力コンバータとしてコンバータ制
御し、入力力率を高力率に保ちつつ、且つ、交流リアク
トル2との相互作用で昇圧しつつ、交流電圧を所定の直
流電圧に変換する定電圧制御を行っている。整流回路4
は、その使用される頻度を考え、通常時のコンバータ制
御用として主に設計されている。
【0019】こうして得られた直流電圧はインバータ6
に供給され、ハーフ・ブリッジ構成のインバータ6はP
WM制御を行ってその直流電圧を所定の交流電圧に変換
し、出力フィルタ7を介して正弦波となった交流電圧
は、電力として負荷8に供給される。
【0020】一方、停電時は、バッテリ9からの直流電
源が、直流用昇圧手段としての直流リアクトル10を介
し切替回路3に導かれる。そして、直流リアクトル10
を介した直流電源は、停電を検知した切替回路3で切り
替えられて、整流回路4に入力される。
【0021】この場合、切替回路3は、コンバータ制御
用として主設計されている整流回路4を、チョッパ制御
を可能とするよう切り替える回路でもある。言い換えれ
ば、切替回路3は、整流回路4をコンバータ制御とチョ
ッパ制御とに兼用させる機能も有している。
【0022】そして、整流回路4は、直流リアクトル1
0との相互作用で昇圧チョッパとしてチョッパ制御し、
バッテリ9の電圧を所定の電圧に昇圧し定電圧制御す
る。
【0023】こうして得られた直流電圧はインバータ6
に供給され、インバータ6はPWM制御を行い、その直
流電圧を所定の交流電圧に変換し、出力フィルタ7を介
して正弦波となった交流電圧は、電力として負荷8に供
給される。このように無停電電源装置が作動し、停電に
よる弊害が防止される。
【0024】上記構成のように、昇圧手段を交流用と直
流用に専用化し2個設けるので、交流用昇圧手段が故障
した場合は、直流用でバックアップすることができる。
【0025】また、それぞれの昇圧手段に対し最適設計
が行えるので、兼用した場合の昇圧手段の無駄部分が削
減され、昇圧手段を全体として小形、軽量、低コストに
することができる。
【0026】図2は、本発明による他の実施例の無停電
電源装置を示す回路図である。図1の構成との違いか
ら、図2の構成について説明する。
【0027】違いは、直流時の昇圧のために、専用のチ
ョッパ回路13を設けた点である。且つ、図1の切替回
路3の代わりに、整流回路4ならびにチョッパ回路13
が有するスイッチング素子に切替手段を兼用させている
点である。
【0028】図に示された回路では、商用電源1は、交
流リアクトル2を介しそのまま整流回路4に接続され
る。従って、整流回路4は、交流専用である。従って、
商用電源1と交流リアクトル2と整流回路4とを結ぶ交
流ラインが構成される。
【0029】一方、バッテリ9の正側は、直流リアクト
ル10に接続され、直流リアクトル10は、昇圧チョッ
パ用スイッチング素子11と昇圧チョッパ用サイリスタ
12とから構成される直流専用のチョッパ回路13に接
続される。従って、バッテリ9と直流リアクトル10と
チョッパ回路13とを結ぶ直流ラインが構成される。
【0030】チョッパ回路13の正側は、整流回路4の
正側に接続される。そして、バッテリ9の負側は、チョ
ッパ回路13や整流回路4の負側に接続される構成であ
る。そして、停電を検知し、交流ラインと直流ラインと
を切り替える切替手段としての手段が、停電制御回路2
0である。そして、この停電制御回路20は、整流回路
4ならびにチョッパ回路13の駆動と停止を切替え制御
する手段でもある。
【0031】動作は、次の通りである。通常時は、商用
電源1からの交流電源が、交流リアクトル2を介しその
まま整流回路4に導かれる。そして、整流回路4は、交
流リアクトル2との相互作用により昇圧しつつ、コンバ
ータ制御し、交流電圧を所定の直流電圧に変換する。得
られた直流電圧はインバータ6に供給され、インバータ
6で交流電圧に変換され、出力フィルタ7を介して負荷
8に供給される。
【0032】停電時は、チョッパ回路13が、停電制御
回路20によって駆動させられ、バッテリ9の電圧は、
昇圧されインバータ6に供給される。以下は前述の図1
の動作と同じである。
【0033】従って、停電制御回路20は、昇圧チョッ
パ用スイッチング素子11と昇圧チョッパ用サイリスタ
12を、停電時に駆動し、通常時に停止させるようスイ
ッチングする。また、停電制御回路20は、整流回路4
を停電時に停止し、通常時に駆動させるようスイッチン
グする。
【0034】整流回路4もチョッパ回路13もスイッチ
ング素子で構成されているので、上記のような逆スイッ
チング制御は容易である。これにより、通常時と停電
時、即ち交流時と直流時の切り替えができる。
【0035】また、交流ラインと直流ラインとを切り替
える切替手段としてが、図示してない逆連動4接点スイ
ッチを用いることができる。そして、該切替手段は、交
流ラインの、商用電源1と交流リアクトル2との間、ま
たは交流リアクトル2と整流回路4との間、または整流
回路4の出力側、および、直流ラインの、バッテリ9と
直流リアクトル10との間、または直流リアクトル10
とチョッパ回路13との間、またはチョッパ回路13の
出力側、のうち少なくとも1ヵ所に設置されていれば、
無停電電源装置の回路は成立する。
【0036】図2の実施例でも、交流用と直流用の2つ
の昇圧手段が設けられるので、故障時のバックアップが
できるし、昇圧手段の最適設計が行える。
【0037】特に、直流専用のチョッパ回路13を設け
たことにより、チョッパ制御のキャリアfを最適に設定
することができ、図1の場合に比べ、 直流リアクトル
10の最適設計が行え、寸法をさらに小さくできる。図
1の実施例では、整流回路4がコンバータとチョッパと
を兼用していたので、チョッパ制御のキャリアfの設定
に制約があり、やや最適設計に欠くところがある。
【0038】また、整流回路4およびチョッパ回路13
のスイッチング素子を旨く利用し切り替えるので、切替
回路3の電子回路部分より、停電制御回路20の電子回
路部分は小形化される。
【0039】以上によって、さらに、無停電電源装置
は、小形、軽量、低コスト化に結び付けられる。
【0040】図3は、本発明による別の実施例の無停電
電源装置を示す回路図である。
【0041】構成は次の通りである。
【0042】商用電源1、兼用リアクトル22、停電制
御回路20、バッテリ9、チョッパ回路13、整流回路
4、コンデンサ51,52、インバータ6、出力フィル
タ7、負荷8等が、図のような回路で接続された構成で
ある。
【0043】即ち、交直兼用の昇圧手段としての兼用リ
アクトル22と、、昇圧補助手段としての昇圧チョッパ
用スイッチング素子11と昇圧チョッパ用サイリスタ1
2とから構成されるチョッパ回路13と、停電制御回路
20とを導入した構成である。
【0044】動作は、次の通りである。
【0045】通常時は、商用電源1からの交流電源が、
兼用リアクトル22を介し整流回路4に入力される。こ
こに、商用電源1と兼用リアクトル22と整流回路4と
を結ぶ交流ラインが構成される。そして、整流回路4
は、兼用リアクトル22との相互作用により、昇圧しつ
つコンバータ制御し、交流を直流に変換する。以下は前
述の図1の動作と同じである。
【0046】停電時は、バッテリ9からの直流電源が、
兼用リアクトル22を介しチョッパ回路13に入力され
る。ここに、バッテリ9と兼用リアクトル22とチョッ
パ回路13とを結ぶ直流ラインが構成される。入力され
た直流電源は、チョッパ回路13側でチョッパ制御さ
れ、バッテリ9の電圧が昇圧され、インバータ6に供給
される。以下は前述の図1の動作と同じである。
【0047】この場合も、停電制御回路20は、停電を
検知し、交流ラインと直流ラインとを切り替える切替手
段としての手段である。そしてまた、チョッパ回路13
を、停電時に駆動し通常時に停止させるよう、あるい
は、整流回路4を、停電時に停止し通常時に駆動させる
よう逆スイッチング制御する手段である。
【0048】上記構成にすれば、直流時のチョッパ回路
13側のキャリアfを自由に設定することができるの
で、その分、兼用リアクトル22における無駄部分を削
減することができ、昇圧手段を小形にすることができ
る。
【0049】半導体素子等からなるチョッパ回路13の
分は増加するが、年々小型化している電子回路部分の増
加より、機械的構造からなる兼用リアクトル22の削減
部分の方が大きく、無停電電源装置は、全体として、小
形、軽量、低コストになる。また、同じ電子回路である
整流回路4と一体に組み込むことができる。尚、図3の
停電制御回路20内部に有する切替スイッチは、単一3
接点スイッチである。
【0050】図4は、図3の実施例を少し変えた無停電
電源装置を示す回路図である。図3の構成との違いか
ら、図4の構成について説明する。違いは、兼用リアク
トル22の出力側に、通常時即ち交流時と、停電時即ち
直流時とを切り替え、整流回路4とチョッパ回路13と
を分離する、単一3接点スイッチの切替スイッチ25を
設置した点である。
【0051】また、図4の停電制御回路20内部に有す
る切替スイッチを、単一2接点スイッチとした点であ
る。これは、停電時、交流電源が流れないので、その構
造を単一2接点スイッチにしたものである。勿論、単一
3接点スイッチでも可である。動作は、通常時も停電時
も、図3の動作と同じである。
【0052】しかし違いは、切替スイッチ25は、交流
時はNC側にあり、直流時はNO側にある。そして、整
流回路4とチョッパ回路13とが、分離独立して動作す
る点である。尚、各々の切替スイッチは電子式でも機械
式でも可である。このような構成の場合、交流の廻り込
みが防止され、チョッパ回路13に交流電圧が掛からな
いので、昇圧チョッパ用スイッチング素子11の耐圧の
制約がなくなる。従って、その分低コストに結び付くも
のである。
【0053】また、整流回路4とチョッパ回路13に対
し、停電制御回路20において、分離独立したスイッチ
ング制御が行えるので、その分回路部分が簡単になる。
尚、図4の場合、切替手段として、停電制御回路20内
部に有する単一2接点スイッチと切替スイッチ25とが
ある。即ち、切替手段は、各電源としての商用電源1お
よびバッテリ9と、昇圧手段としての兼用リアクトル2
2との間と、各回路としての整流回路4およびチョッパ
回路13の入力側の、2ヵ所に設置されている。
【0054】また、切替スイッチ25があれば、スイッ
チング素子による逆スイッチング制御は、無くても可で
ある。更に、切替手段として、単一3接点スイッチを用
いれば、図3と図4を参考とし、(1)切替手段は、各
回路の入力側、または各回路の出力側のうち、少なくと
も1ヵ所に設置される、(2)切替手段は、各電源と昇
圧手段との間と、各回路の入力側あるいは出力側の、2
ヵ所に設置されることにより、無停電電源装置の回路が
成立する。
【0055】そして、上記した本発明の無停電電源装置
は、特に、コンピュータ、通信機器、ネットワーク機器
等の、バックアップ電源として使用される無停電電源装
置に好適である。また、無停電電源装置と同様に、交流
入力電源と直流入力電源とを具備する電源装置に、例え
ば、商用電源と太陽電池とを入力電源とするエアコンデ
ィショナなどの電源装置にも適用することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、昇圧手段を交流用と直
流用に専用化し2個設けるので、交流用昇圧手段が故障
した場合は、直流用でバックアップすることができる。
【0057】また、それぞれの昇圧手段に対し最適設計
が行えるので、兼用した場合の昇圧手段の無駄部分を削
減することができる。即ち、信頼性があり、小形、軽
量、低コストの無停電電源装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の無停電電源装置を示す
回路図である。
【図2】本発明による他の実施例の無停電電源装置を示
す回路図である。
【図3】本発明による別の実施例の無停電電源装置を示
す回路図である。
【図4】図3の実施例を少し変えた無停電電源装置を示
す回路図である。
【符号の説明】
1…商用電源、2…交流リアクトル、3…切替回路、4
…整流回路、6…インバータ、7…出力フィルタ、8…
負荷、9…バッテリ、10…直流リアクトル、11…昇
圧チョッパ用スイッチング素子、12…昇圧チョッパ用
サイリスタ、13…チョッパ回路、20…停電制御回
路、22…兼用リアクトル、25…切替スイッチ、4
1,42,61,62…スイッチング素子、43,4
4,63,64…ダイオード、51,52…コンデン
サ、71…フィルタリアクトル、72…フィルタコンデ
ンサ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源と、直流電源と、停電を検知し前
    記電源を切り替える切替手段と、前記電源を昇圧する昇
    圧手段とを備え、停電時に、前記切替手段により前記交
    流電源から前記直流電源へ切り替えて、電力を供給する
    無停電電源装置において、 前記昇圧手段を、前記交流電源を昇圧する交流用昇圧手
    段と、前記直流電源を昇圧する直流用昇圧手段とに分設
    し、 前記交流用昇圧手段は、前記交流電源と前記切替手段と
    の間に、前記直流用昇圧手段は、前記直流電源と前記切
    替手段との間に設置されていることを特徴とする無停電
    電源装置。
  2. 【請求項2】交流電源と、直流電源と、停電を検知し前
    記電源を切り替える切替手段と、前記電源を昇圧する昇
    圧手段とを備え、前記交流電源から前記直流電源へ切り
    替えて、電力を供給する無停電電源装置において、 前記昇圧手段を、前記交流電源を昇圧する交流用昇圧手
    段と、前記直流電源を昇圧する直流用昇圧手段とに分設
    し、 前記交流電源をコンバータ制御する整流回路と、前記直
    流電源をチョッパ制御するチョッパ回路とを設け、 停電時に、前記切替手段により、前記交流電源と交流用
    昇圧手段と整流回路とを結ぶ交流ラインから、前記直流
    電源と直流用昇圧手段とチョッパ回路とを結ぶ直流ライ
    ンへ、切り替えることを特徴とする無停電電源装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記切替手段は、前記
    各電源と各昇圧手段との間、または前記各昇圧手段と各
    回路との間、または前記各回路の出力側のうち、少なく
    とも1ヵ所に設置されていることを特徴とする無停電電
    源装置。
  4. 【請求項4】交流電源と、直流電源と、停電を検知し前
    記電源を切り替える切替手段と、前記電源を昇圧する昇
    圧手段とを備え、前記交流電源から前記直流電源へ切り
    替えて、電力を供給する無停電電源装置において、 前記交流電源をコンバータ制御する整流回路と、前記直
    流電源をチョッパ制御するチョッパ回路とを設け、 停電時に、前記切替手段により、前記交流電源と昇圧手
    段と整流回路とを結ぶ交流ラインから、前記直流電源と
    昇圧手段とチョッパ回路とを結ぶ直流ラインへ、切り替
    えることを特徴とする無停電電源装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記切替手段は、前記
    各回路の入力側、または各回路の出力側のうち、少なく
    とも1ヵ所に設置されていることを特徴とする無停電電
    源装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記切替手段は、前記
    各電源と昇圧手段との間と、前記各回路の入力側あるい
    は出力側との2ヵ所に設置されていることを特徴とする
    無停電電源装置。
  7. 【請求項7】請求項2または請求項4において、前記切
    替手段は、前記整流回路および前記チョッパ回路のスイ
    ッチング素子を、逆スイッチング制御し切り替えること
    を特徴とする無停電電源装置。
JP6196633A 1994-08-22 1994-08-22 無停電電源装置 Pending JPH0865920A (ja)

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JP6196633A JPH0865920A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 無停電電源装置

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JP6196633A JPH0865920A (ja) 1994-08-22 1994-08-22 無停電電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1084679A (ja) * 1996-09-10 1998-03-31 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置とその制御方法及びこの電力変換装置を用いた無停電電源装置
JP2009131122A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Hitachi Ltd 無停電電源装置
JP2012143063A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Nippon Steel Corp 電力変換システム
CN104009619A (zh) * 2014-06-13 2014-08-27 四川亚美动力技术有限公司 发动机电子控制器自适应dc-dc升压电源系统
KR101533248B1 (ko) * 2008-09-22 2015-07-09 엘지전자 주식회사 하이브리드 전력변환장치

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