JPS6234139A - オ−トストロボ - Google Patents

オ−トストロボ

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JPS6234139A
JPS6234139A JP17452485A JP17452485A JPS6234139A JP S6234139 A JPS6234139 A JP S6234139A JP 17452485 A JP17452485 A JP 17452485A JP 17452485 A JP17452485 A JP 17452485A JP S6234139 A JPS6234139 A JP S6234139A
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shutter speed
transistor
circuit
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Shinji Hirata
伸二 平田
Hirohito Maruyama
丸山 裕仁
Takashi Kobayashi
小林 崇司
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West Electric Co Ltd
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West Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は写真撮影に際し人工光源として有用されている
自動調光電子閃光装置(以下単にオートストロボと記す
)に関し、特に主コンデンサの閃光放電管を介しての放
電ループ内にトランジスタを挿入した型式のオートスト
ロボに関するものである。
従来の技術 閃光放電管と直列にトランジスタを接続した直列体を主
コンデンサの両端に接続し、このトランジスタの導通不
導通を制御して、閃光放電管の発、  光時間を任意に
あるいは被写体からの反射光に応答して制御する型式の
オートストロボとしては、実公昭43−21344号公
報、実公昭48−34646号公報、実公昭49−10
827号公報等に示された装置が知られている。
上記各公報に示されたオートストロボの構成について簡
単に説明すると、まず実公昭43−21344号公報に
示された装置は第5図(、)に示したように、閃光放電
管1を発光させるためのトリガースイッチ2の投入と同
時に積分を開始する積分回路3と、光量および発光時間
を制御するために上記積分回路3内の抵抗4の値を変化
せしめる機構6と、上記積分回路3による所定の積分が
完了した時発生する電気信号により導通または不導通と
なる高速スイッチング作用を行なう主コンデンサ6の主
放電回路り内に直列に挿入されたトランジスタ7とより
構成されている。尚、第6図(a)中、Aはシュミッタ
回路を含む増幅器である。
また、実公昭48−34646号公報に示された装置は
、第6図係)に示したように上記実公昭43−2134
4号公報の装置と同様の主コンデンサ6゜閃光放電管1
.トランジスタ7からなる主放電回路りを有すると共に
、閃光放電管1の発光並びに周囲の自然光によって照射
された被写体からの反射光を測光し、その測光値がWr
定値に達した際に信号を発生する測光装置8と、この測
光回路8からの信号で導通ずるサイリスタ9を含むと共
にそのサイリスタ9の導通によって上記トランジスタ7
の導通制御を行ない、上記閃光放電管1の放電電流を制
御する制御回路10とを備えて構成されている。
さらに実公昭49−10827号公報に示された装置は
、第5図(C)に示したように、閃光放電管1よりの直
接光を受光してその受光量を積分する電気回路11と、
その精分値が所定値になった特電電気信号を発生する電
気回路12と、上記所定値の大きさを可変する制御素子
13と、上記所定値において発生する電気信号により主
コンデンサ6より閃光放電管1への流入電気エネルギー
を中断するスイッチ素子であるトランジスタ7とから構
成されている。
発明が解決しようとする問題点 以上述べたように、閃光放電管にトランジスタを直列に
接続し主コンデンサからの閃光放電管へのエネルギー供
給を制御するオートストロボは知られているわけである
が、上記エネルギー供給の制御動作自体についてみてみ
ると、いずれの装置もエネルギー供給の有無を制御して
いるだけである。
即ち、上述したオートストロボは、いずれも制御手段は
異なるが、閃光放電管と直列に接続されたトランジスタ
の制mは、導通、不導通の制御であり、トランジスタを
単なるスイッチ素子として使用しているわけである。
このため、確かに閃光放電管の発光時間の任意制御ある
いは自動制御による光量制御が行なえるわけであるが、
その発光時間制御は、一般的なストロボ装置における閃
光放電管が主コンデンサの充電電荷を発光により消費す
るのに要する通常1〜2 m5ecと認識されている全
発光時間内での制御にとどまってしまうことになる。
従って、上述した各装置は、現在一般に実用化されてい
る閃光放電管にスイッチ素子としてサイリスタを直列接
続したオートストロボ同様、フォーカルプレーンシャッ
タの高速シャッタスピードに対して同調できない問題点
を有している。
本発明は、上記のような問題点を解決すべくなしたもの
で、主コンデンサの閃光放電管を介しての放電ループ内
にトランジスタを挿入すると共に、このトランジスタを
トリガー回路の動作と同期して不飽和領域にて制御する
ようになし、たオートストロボを提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 本発明によるオートストロボは、主コンデンサに充電さ
れている充電エネルギーを消費して発光する閃光放電管
と、上記主コンデンサを充電する電源部と、上記主コン
デンサの閃光放電管を介しての放電ループ内にエミッタ
ーコレクタ間が挿入されるトランジスタと、設定シャッ
タスピードに応じて動作時期が制御され、動作すること
により上記閃光放電管を励起し上記発光を開始せしめる
トリガー回路と、動作することにより上記トランジスタ
が不飽和領域を維持する範囲内の種々の定電流を選択的
に発生し上記トランジスタのベースに供給する定電流供
給手段と、上記トリガー回路の動作に同期して動作を開
始し、上記定電流供給手段における種々の定電流の選択
的な発生動作を任意にあるいは設定シャッタスピード、
設定絞り値、被写体との距離を考慮して自動的に制御す
る第1の動作制御手段と、設定シャッタスピードが全開
状態の得られるシャッタスピード以下の場合に動作可能
となり被写体からの反射光の受光量に応じて上記電流供
給手段により上記トランジスタに供給される定電流の供
給の有無を制御する第2の動作制御手段とを備えて構成
される。
作  用 本発明によるオートストロボは、上記したような構成を
有することから、閃光放電管と直列接続されたトランジ
スタがトリガー回路の動作に同期して不飽和領域で動作
し、従って、ベースに供給する定電流の値2時間に応じ
た電流をコレクタ電流として閃光放電管を介して上記ト
ランジスタは流すことになる。
即ち、閃光放電管の発光電流がトランジスタのコレクタ
電流として制御されることになシ、この結果、閃光放電
管の発光の強度1時間は、上記トランジスタのベースに
供給される定電流の制御にて適宜制御されることになり
、例えば発光時間を全開状態の得られないフォーカルプ
レーンシャッタの高速シャッタスピードに対応できる時
間Kまで長くすることが可能となる。
実施例 第1図は本発明によるオートストロボ装置の一実施例を
示すブロック図であシ、図中光に述べた第6図(−) 
、 (b) 、 (C)における同符号のものは同一機
能部材とする。
14は主コンデンサ6の充電を行なう電源部、15はト
リガースイッチ16aの閉成により閃光放電管1を励起
するトリガー出力を発生するトリガー回路を示している
かかるトリガー回路16は、後述する動作からも明らか
になるが、フォーカルプレーンシャッタの設定シャッタ
スピードに応じてその動作時間が制御されるようになさ
れている。
即ち、全開状態の得られないシャッタスピードが設定さ
れている場合には先幕の走行開始に同期して、また全開
状態の得られるシャッタスピードが設定された場合には
先幕の走行終了後の周知のX接点の動作によりトリガー
スイッチ1saの閉成動作が行なわれるようになされて
いる。
尚、X接点を使用せずにトリガースイッチ15aは常に
先幕の走行開始と同時に閉成するようになし、全開状態
の得られるシャッタスピードが設定された場合には、幕
速を考慮した遅延回路を動作せしめても同様のトリガー
動作を行なえることばいうまでもない。
16は複数の定電流源I、、I、・・・・・・エユとト
ランジスタ7のベースと接続される出力端子16aとの
接続を選択的に制御する例えば上記複数の定電流源I、
、I、・・・・・・Inの夫々と接続される複数のスイ
ッチトランジスタT r 1.T r 2・・・・・・
Trn であるスイッチ手段16bとからなり、上記ス
イッチ給する定電流供給手段を示している。
17はトリガー回路16の動作に同期して動作を開始し
上記定電流供給手段16における出力端子16aへの種
々の定電流の選択的な発生動作を任意にあるいはカメラ
の設定シャッタスピード。
設定絞り値、被写体との距離を考慮して制御する第1の
動作制御手段を示し、以下に述べる切換手段189手動
制御手段19.第1の調光回路2゜から構成される。
切換手段18は、トリガー回路15の動作に同期して例
えば図示していない電源が供給されることにより動作せ
しめられるとともに定電流供給手段16のスイッチ手段
16bを構成する複数のスイッチトランジスタTr1.
Tr2・・・・・・Trn の夫々と接続される複数の
出力端子18a1.18a2・・・・・・18anを有
し、動作することにより上記複数の出力端子のうちのひ
とつから上記複数のスイッチトランジスタの対応するひ
とつを導通せしめる出力信号を、設定シャッタスピード
情報を第3入力端子18dを介して受けることによりそ
のシャッタスピードを考慮した所定期間出力する手段で
ある。
尚、上記切換手段18による出力信号の出力期間につい
て少し詳しく述べておくと、一般にストロボ装置等にお
ける明るさ、いわゆるガイドナンバーは、閃光放電管の
発光強度と発光時間によって決定されることはいうまで
もなく、このだめ全開状態の得られるシャッタスピード
が設定される場合には、その全開時間の最短の時間を基
準としてあらかじめ発光時間9発光強度を設定すること
により簡単にガイドナンバーを規定できることになるわ
けであるが、全開状態の得られないシャッタスピードが
設定された場合には、設定シャッタスピードによって露
出開始から終了までの時間が異なることから発光強度お
よび発光時間を先の場合のようにあらかじめ所定値に設
定することは無意味となり、少なくとも発光強度を設定
シャッタスピードに対応して制御する必要があるわけで
ある。
換言すれば、任意のガイドナンバーを得ようとする場合
、全開状態の得られるシャッタスピードならば発光強度
9発光時間をあらかじめ規定することにより簡単に得ら
れるわけであるが、全開状態の得られないシャッタスピ
ードを設定した場合には、少なくとも発光強度をシャッ
タスピードが速くなる程大きくするよう制御しなければ
ならないわけである。
ところで、発光時間については、全開状態の得られない
最も遅いシャッタスピードにおける幕速を基準に設定し
ておけば光量的に問題は生じないが、シャッタスピード
が速くなる程、露光に使用されない光が増えることにな
り、エネルギーの有効利用を考えると好ましくなく、従
って、設定されたシャッタスピードに対応した時間に制
御されることが望ましい。
本発明による切換手段18は、上述したような諸点を考
慮して、その出力信号の出力期間を設定シャッタスピー
ド情報を自動的にあるいは手動的に受けることにより適
宜制御するよう例えばマイクロコンピュータを使用して
構成されている。
また、手動制御手段19は、使用者の意志に基づく手動
操作により上記切換手段18の動作を制御する、即ち設
定したいガイドナンバーを示す何らかの電気信号を発生
し、上記切換手段18に第1入力端子18bを介して供
給する手段であシ、切換手段18は、かかる電気信号と
第3入力端子18dから得られる設定シャッタスピード
情報とによって、定電流供給手段16のスイッチ手段1
6bを制御する出力端子を選択することになるわけであ
る。
さらに、第1の調光回路20は、全開状態の得られない
シャッタスピードが設定された時のみ励作可能となり、
入力される設定絞り値情報フィルム感度情報と共に閃光
放電管1の発光による反射光を受け、上記情報と反射光
の受光量とを考慮して切換手段18が出力信号を発生す
る出力端子を適宜選択、設定せしめる手段である。
尚、上述した手動制御手段19.第1の調光回路20に
よる切換手段18の制御動作は、図示していない適宜の
モード切換手段にて選択して行なわれるように、即ち面
制御動作が重複して行なわれることはない。
21は、全開状態の得られるシャッタスピードが設定さ
れた時のみ動作可能となり、被写体からの反射光の受光
量に応じて定電流供給手段16による種々の定電流のト
ランジスタ7のベースへの供給を制御する第2の動作制
御手段を示し、以下に述べる例えばトランジスタである
スイッチ素子22と第2の調光回路23とから構成され
る。
例えばトランジスタであるスイッチ素子22は図面から
も明らかなようにトランジスタ7のベース−エミッタ間
も接続されており、従って導通することによりトランジ
スタ7のベース電流を側路しこのトランジスタ7を強制
的に不導通状態になし、よって閃光放電管1の発光を停
止させるものである。
1だ、第2の調光回路23は、被写体からの反射光を受
光し、その受光量が所定値になった時上記スイッチ素子
22を導通せしめる発光停止信号を出力するものであり
、従来より周知の構成が使用できる。
尚、かかる第2の動作制御手段21の使用は、任意に選
択できるようになされることになる。
また、上述した説明で述べた全開状態の得られるあるい
は得られないシャッタスピード設定絞り値等の情報の処
理については、本発明によるオートストロボを特定カメ
ラの専用と考えれば、そのカメラとの間で直接設定シャ
ッタスピード情報等として入力できることになり、また
一般のオートストロボ装置であるとしても、適宜の設定
ダイヤル等の周知手段にて簡単に入力できることはいう
までもない。
以下、上述したような構成からなる本発明によるオート
ストロボの一実施例の動作について、第2図(、)〜(
d)に示した第1図に示した回路中の任意点の信号波形
図を参照して説明する。
尚、説明の便宜上、定電流源11. I、、・・・・・
・エユの出力する定電流値の関係は、I、(I、(・・
・・・・くInとなされているものとし、さらに最初に
、組み合わせて使用されるカメラが一般的に全開状態の
得られるシャッタスピードとして知られている1/60
秒に設定されている、即ち第1の調光回路2Qが不動作
状態になされている場合について述べる。
使用に先立ち、まず電源部14により主コンデンサ6の
充電がなされ、充電が完了した状態で発光準備状態とな
る。
さて、上記の発光準備状態において、今、手動制御手段
19の操作により切換手段18がその出力端子18a1
から出力信号を発生するように制御されているとすると
、第2図(a)に示したように先幕の走行が終了した後
の時点t1 にトリガースイッチ15aが閉成しトリガ
ー回路16が動作せしめられると、閃光放電管1が励起
されると共に切換手段18は出力端子18a1より第2
図(b)に示したような定電流供給手段16のスイッチ
手段16bのスイッチトランジスタTr1を導通せしめ
る出力信号を発生する。尚、上記出力信号の出力期間は
、1/6o秒のシャッタスピードにて全開状態中である
適宜の時点t2までに設定されることはいうまでもない
従って、定電流供給手段16はその出力端子16aに第
2図(C)に示すような定電流源工、の出力する定電流
を時点t1 からt2まで出力し、トランジスタ7のベ
ースに供給する。
この結果、トランジスタ7は上記定電流源工。
からの定電流をベース電流として不飽和領域での動作を
開始し、よって閃光放電管1の発光が開始される。
この時、閃光放電管1の放電電流は、トランジスタ7が
不飽和領域で動作することから、先の定電流源工、の出
力する定電流値によって決定されるトランジスタ7のコ
レクタ電流と等しくなることは明らかであり、第2図(
d)に示すような特性となる。
この放電電流は閃光放電管1の生じる発光の波形として
考えられることはいうまでもなく、よって、かかる場合
、閃光放電管1は定電流供給手段16の出力する定電流
源!、による定電流に対応した発光強度を有した発光を
前述した時点t1 からt2までの期間維持しようとす
ることになるわけである。
一方、手動制御手段19の操作により切換手段18の出
力端子18a2が選択されたとすると、第2図(−)中
の時点t3にてトリガー回路15が動作した場合、第2
図(b)の時点t3.t4間に示したような先と同様の
出力信号が出力端子18a2から出力されることになり
、今度はスイッチトランジスタTr2が導通することに
なる。
従って、定電流制御手段16の出力端子16aには、先
の定電流源11 による定電流よりも大きな値の定電流
理工。による定電流が第2図(c)の時点t3からt4
に示したように出力されることになり、この結果、閃光
放電管1に流れる放電電流も第2図(d)に示したよう
に大きな値となる。
放電電流が大きくなるということは閃光放電管1の発光
強度が増大したことに他ならず、即ち定電流理工、によ
る定電流をトランジスタ7のベースに供給すれば、定電
流理工、による定電流を供給する場合に比して大きなガ
イドナンバーを設定できることになるわけである。
以下、同様に切換手段18の出力信号を出力する端子の
選択によってトランジスタ7のベースに供給する定電流
値を可変してやれば、閃光放電管1のガイドナンバーを
適宜制御できることになるわけである。
ところで、上記のような発光動作による被写体からの反
射光を受光する第2の調光回路23による受光量が、例
えば第2図においてt5で示した時点で所定量に達する
と、第2の調光回路23は図にはトランジスタで示した
スイッチ素子22をこの時点t6にて導通せしめること
になる。
スイッチ素子22が導通するとトランジスタ7のベース
に供給されていた定電流供給手段16からの定電流がこ
のスイッチ素子22を介して側路されることになり、上
記トランジスタ7は不導通状態に復帰することになる。
この結果、閃光放電管1を介して流れていた放電電流は
上記時点t5にて第2図(d)に破線で示したようにな
くなシ、即ち、発光が停止することになる。
換言すれば、閃光放電管1が発光し、その発光が被写体
からの反射光の受光量に応答して停止せしめられたわけ
であり、かかる動作は、その発光強度が定電流供給手段
16にて適宜制御されるものの周知の自動調光動作に他
ならない。
次に、設定シャッタスピードが全開状態を得ることがで
きない値に設定され、かつ第1の調光回路2oが強制的
に不動作状態になされた場合について述べる。
かかる場合も基本的な動作は第2図を参照して説明した
動作と同じ、即ち切換手段18における出力信号を出力
する端子の選択により定電流供給手段16によるトラン
ジスタ7への定電流の供給値を適宜制御し、発光強度の
異なる発光を得られることになる。
ただし、全開状態が得られないことから、トリガー回路
15の動作はシャッタ先幕の走行開始と同時に行なわれ
、また第2の調光回路23が不動作となり、従って発光
時間は適宜制御されるが自動調光動作は行なわれない発
光動作となる。
ここで、上述した発光時間の制御について具体的に述べ
てみる。
発光時間の制御は前述したようにエネルギーの有効利用
の点から設定されたシャッタスピードに応じて切換手段
18の各出力端子18a1,18a2・・・・・・18
anから出力される出力信号の出力期間を制御すること
により行なわれる。
即ち、一般的な1/6Q秒で全開状態の得られる横走り
型のフォーカルプレーンシャッタにおいてシャツタ幕が
光路内を走行するのに要する時間が、例えば約10m5
ecのものにあっては、露光開始から終了までの時間は
上記約10m5ecに設定シャッタスピードを加えた時
間ということになり、1/126秒なら8m5ecを加
えた約19m8ec。
1 /250秒なら4m8QCを加えた約14m5ec
11500秒なら2m5ecを加えた約12m5ec 
という時間となり、かかる時間を先幕の走行開始と同時
に切換手段18から出力される出力信号の出力期間とし
て設定すればよいわけである。
換言すれば、第2図で説明した時点t1  と時点t2
の間あるいは時点t3と時点t4の間が上述したような
種々の時間に設定シャッタスピードに応じて制御される
わけである。
次に、設定シャッタスピードが全開状態の得られない値
に設定され、第1の調光回路20が動作可能になされた
、即ち手動制御回路19が不動作となされた場合につい
て述べる。
かかる場合、前にも述べたが上述してきた場合にあって
は手動制御手段19によってなされていた切換回路18
の出力端子の選択が、第1の調光回路20の動作によっ
てなされることになる。
ところで、上記第1の調光回路2oであるが、例えば第
3図に示したように被写体からの反射光を受光する受光
素子Pと積分コンデンサCからなる周知の受光回路LC
とこの積分コンデンサCのレベルを、入力される設定シ
ャッタスピード、設定絞υ値、フィルム感度の各情報を
考慮してあらかじめ設定しである露出特性に基づき判定
し、その判定結果に基づき切換手段18の出力端子を選
択する選択信号を出力するマイクロコンピュータMにて
構成される。尚、かかるマイクロコンピュータMは、常
時は最も小さいガイドナンバーを設定する出力端子18
d1を選択せしめる選択信号を出力するよう、即ち、上
述した判定動作に必要となる被写体からの反射光を得る
ための発光動作を切換手段18等に行なわせる選択信号
を出力するようになされている。
従って、かかる場合の発光動作は第4図を参照して説明
すると以下のようになる。
今、第4図(a)の例えば先幕の走行開始時点である時
点t6にてトリガースイッチ15aが閉成し、トリガー
回路16が動作すると、閃光放電管1が励起されると共
に切換手段18がその出力端子18a1より第4図(′
b)に示すようなスイッチトランジスタTr1を導通せ
しめる出力信号を出力する。
従って、定電流供給手段16は前述したように定電流理
工、による定電流をその出力端子1θとに第4図(C)
のように出力し、トランジスタ7のベースに供給し、こ
のトランジスタ7を不飽和領域で動作せしめることにな
り、この結果、閃光放電管1は発光し、第4図(d)に
示したような放電電流が流れることになる。
閃光放電管1の発光は被写体にて反射され、その反射光
が第1の調光回路20の測光回路LCにて受光されるこ
とになり、積分コンデンサCの充電がなされてゆく。
この積分コンデンサCの充電特性は、被写体までの距離
情報を含むことはいうまでもなく、従って、例えば発光
開始から所定時間後の充電レベルを検知することにより
被写体までの距離情報を得られることになる。
本発明は上記のような距離情報と別途手動あるいは自動
的に入力される設定シャッタスピード。
絞り値の各情報とにより、被写体に適した発光強度を設
定しようとするものであり、上記設定はマイクロコンピ
ュータMにより切換手段18の動作を制御することによ
り行なうようなされている。
即ち、上述した今回の発光動作時に得られる種々の情報
とあらかじめ設定記憶している露出特性トラマイクロコ
ンピュータMにて比較判定し、その結果に基づき切換手
段18において出力信号を出力する出力端子が適宜選択
されるわけである。
上記マイクロコンピュータMによる比較判定結果によシ
選択された出力端子が例えば端子18a2であるとする
と、切換手段18はそれまでの出力端子18a1からの
出力信号の発生を停止し、新たに出力端子18a2から
出力信号を第4図(e)に示したように、上述した比較
判定結果の出る時点t7から出力することになる。
尚、出力信号の出力終了時点は、第1の調光回路220
による比較判定動作期間である時点16.17間が極め
て短期間であることから、先にも述べたように設定シャ
ッタスピードに応じた適宜時点t8となる。
従って、スイッチトランジスタT r 2が導通し定電
流供給手段16はその出力端子16aに第4図(C)の
時点t7から定電流源I2による先の定電流より値の大
きい定電流を出力することになり、かかる定電流はトラ
ンジスタ7のベースに供給される。
この結果、閃光放電管1に流れる放電電流も第4図(d
)の時点t7以降に示したように増大し、即ち発光強度
が増加することになり、今回の被写体に適した発光強度
が設定されることになるわけである。
同様に、第1の調光回路20の動作により切換手段18
の出力端子18anが選択されたとすると、定電流供給
手段16はスイッチトランジスタTrnが導通すること
から第4図(c)中に破線で示したように定電流源In
による定電流をトランジスタ7のベース電流として供給
することになり、従って閃光放電管1に流れる放電電流
は第4図(d)中に破線で示したように非常に大きな放
電電流となり、その発光強度も非常に大きくなる。
以上述べたように本発明によるオートストロボにあって
は、その発光強度2発光時間がトランジスタ7へのベー
ス電流としての定電流供給を制御することにより、適宜
制御できることになるわけである。
尚、上述してきた実施例においては定電流供給手段16
としては複数の定電流理工、・・・・・・エユおよび複
数のスイッチトランジスタT rl・・・・・・Trn
を有するものを開示しているが、かかる構成に限定され
ることはなく、種々の値の定電流を選択的に出力できる
手段なら採用できることはいうまでもない。
発明の効果 本発明によるオートストロボは、上述したように1主コ
ンデンサの閃光放電管を介しての放電ループ内にエミッ
タ・コレクタ間が接続されたトランジスタを有するもの
において、上記トランジスタのベースに、このトランジ
スタを不飽和領域で動作せしめる種々の定電流を供給す
る定電流供給手段等を備えており、上記閃光放電管の放
電電流の大きさおよび発生期間を上記トランジスタのベ
ースに供給する定電流の値および供給時間によって制御
できる特徴を有し、従って、従来装置とは異なり全開状
態の得られないフォーカルブレーンシャッタの高速シャ
ッタスピードに同調できる発光動作を行なえる効果を有
することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるオートストロボの一実施例を示す
ブロック図、第2図(、)〜(d)は第1図中における
任意点の信号波形図、第3図は第1図中の第1の調光回
路2oの構成の一例を示す図、第4図(−)〜(e)は
第1図における第1の調光回路2oが動作した時の任意
点の信号波形図、第5図(、)〜(c)1・・・・・・
閃光放電管、6・・・・・・主コンデンサ、7・・・・
・・トランジスタ、14・・・・・・電源部、16・・
・・・・トリガー回路、16・・・・・・定電流供給手
段、17・・・・・・第1の動作制御手段、18・・・
・・・切換手段、19・・・・・・手動制御手段、2o
・・・・・・第1の調光回路、21・−・・・・第2の
動作制御手段、22・・・・・・スイッチ素子、23・
・・・・・第2の調光回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第3図 第4図 第5図 (C)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主コンデンサに充電されている充電エネルギーを
    消費して発光する閃光放電管と、前記主コンデンサを充
    電する電源部と、前記主コンデンサの前記閃光放電管を
    介しての放電ループ内にエミッタ、コレクタ間が接続さ
    れるトランジスタと、カメラに設定されたシャッタスピ
    ードに応じて動作時期が制御され、動作することにより
    前記閃光放電管を励起し前記発光を開始させるトリガー
    回路と、動作することにより前記トランジスタが不飽和
    領域を維持する範囲内の種々の定電流を選択的に発生し
    前記トランジスタのベースに供給する定電流供給手段と
    、前記トリガー回路の動作に同期して動作を開始し前記
    定電流供給手段における種々の定電流の選択的な発生動
    作を任意にあるいは設定シャッタスピード、設定絞り値
    、被写体までの距離、フィルム感度を考慮して自動的に
    制御する第1の動作制御手段と、前記設定シャッタスピ
    ードが全開状態の得られるシャッタスピード以下の場合
    に動作可能となり前記発光による被写体からの反射光の
    受光量に応じて前記定電流供給手段による前記トランジ
    スタへの定電流供給の有無を制御する第2の動作制御手
    段とを備えて構成されるオートストロボ。
  2. (2)第1の動作制御手段は、使用者の意志に基づく手
    動操作によって定電流供給手段が出力する定電流の値を
    指示する第1の制御信号を出力する手動制御手段と、前
    記手動制御手段が動作不可の時および全開状態の得られ
    ないシャッタスピードが設定された時動作可能になされ
    、供給される設定シャッタスピード情報、設定絞り値情
    報、フィルム感度情報および被写体までの距離情報を考
    慮して前記定電流供給手段が出力する定電流の値を指示
    する第2の制御信号を出力する第1の調光回路と、前記
    第1、第2の制御信号が供給されると共にトリガー回路
    の動作に同期して動作を開始し、前記定電流供給手段が
    出力する定電流の値を前記第1あるいは第2の制御信号
    に応答した値となるように制御する制御信号を前記定電
    流供給手段に出力する切換回路とからなる特許請求の範
    囲第1項に記載のオートストロボ。
  3. (3)第2の動作制御手段は、導通することによりトラ
    ンジスタのベースとエミッタとの間を短絡し、前記トラ
    ンジスタを不導通状態になすスイッチ素子と、全開状態
    の得られるシャッタスピードが設定された時動作可能と
    なり閃光放電管の発光による被写体からの反射光を受け
    、その受光量が所定量となった時前記スイッチ素子を導
    通せしめる出力信号を出力する第2の調光回路とからな
    る特許請求の範囲第1項に記載のオートストロボ。
JP17452485A 1985-08-08 1985-08-08 オ−トストロボ Expired - Lifetime JPH0658487B2 (ja)

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