JPH0160808B2 - - Google Patents

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JPH0160808B2
JPH0160808B2 JP53081141A JP8114178A JPH0160808B2 JP H0160808 B2 JPH0160808 B2 JP H0160808B2 JP 53081141 A JP53081141 A JP 53081141A JP 8114178 A JP8114178 A JP 8114178A JP H0160808 B2 JPH0160808 B2 JP H0160808B2
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JP
Japan
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transistor
circuit
light
resistor
terminal
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Application number
JP53081141A
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English (en)
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JPS557772A (en
Inventor
Isao Kondo
Yukio Nakajima
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Priority to FR7914598A priority patent/FR2430708B1/fr
Priority to US06/047,317 priority patent/US4363542A/en
Priority to GB08204579A priority patent/GB2102131B/en
Priority to GB8134201A priority patent/GB2097136B/en
Priority to DE2926838A priority patent/DE2926838C2/de
Priority to GB7923103A priority patent/GB2025642B/en
Priority to GB08134200A priority patent/GB2103832B/en
Priority to DE2954139A priority patent/DE2954139C2/de
Publication of JPS557772A publication Critical patent/JPS557772A/ja
Priority to GB08204580A priority patent/GB2131974B/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、状態表示用の信号出力端子を有す
るストロボ装置に関する。
従来より、ストロボの充電完了状態、発光開始
状態、調光動作状態等、種々の状態をストロボよ
りカメラ側に送出し、これを受けてカメラ側で表
示用発光体、シヤツター制御回路、絞り制御回路
等を作動させるようにしたものは案出されてい
る。ここで上記ストロボにおける種々の状態をカ
メラ側に送出させるに当つて、従来はその送出す
べき状態の数に応じた数の出力端子が必要とな
り、カメラとストロボとの結合面における構成が
複雑化すると共に、ゴミ等の付着による接触不良
等の不具合も増加していた。
本発明は上記観点に立脚してなされたものであ
つて、その目的とするところは一つの出力端子か
らストロボの発光用コンデンサーの充電完了と発
光動作と調光動作との3つの作動状態を状態表示
信号としてカメラ側へ送出できるようにしたスト
ロボ装置を提供することにある。
以下、図示の実施例によつて本発明を説明す
る。
第1図は、本発明の適用された自動調光式スト
ロボの電気回路を示している。この電気回路は、
電源回路、、閃光発光回路、発光制御回路
、表示回路および、後述する第2図のカメラ
の電気回路への接続端子L0,X0,G0,T0にそれ
ぞれ結合される接続端子L,X,G,Tから構成
されている。
上記接続端子Lは、状態表示用の信号出力端
子、即ち表示信号用端子であり、表示回路より
の充電完了、調光動作終了、閃光発光の各信号を
カメラがわに伝えるものであり、接続端子Xはシ
ンクロ接点接続用端子、接続端子Gは共通アース
接続用端子であつて、カメラがわのシンクロスイ
ツチ202(第2図参照)がシヤツターの開放に
伴つて閉成したときに、ストロボを閃光発光させ
るようになつている。そして、上記接続端子Tは
外部制御信号用端子であり、カメラがわからの調
光動作信号を上記発光制御回路に伝達する役目
をする。
上記電源回路は電源Eの電圧を昇圧し、スト
ロボの各回路に動作電圧を供給するためのもので
あり、昇圧用発振トランス8、コンバーター用ト
ランジスター7、スイツチング用パワートランジ
スター5、電源補助用コンデンサー3、外部電源
接続端子12等から構成されている。
即ち、電源回路は、公知のDC―DCコンバー
ターで構成されていて、電源Eの両端に電源スイ
ツチ2の固定端子2b、切換用可動接片端子2c
を介して、電源補助用コンデンサー3と、抵抗
4、昇圧用発振トランス8の帰還コイル8b、発
振に伴なつて発生する逆電圧からトランジスター
7を保護するためのダイオード9の直列回路と、
NPNのスイツチング用パワートランジスター5、
トランス8の入力コイル8aの直列回路とがそれ
ぞれ接続されている。上記トランジスター5は、
そのエミツタを電源Eの負極がわに、そのベース
を抵抗6を介してPNP型のコンバーター用トラ
ンジスター7のコレクタに、そのコレクタをトラ
ンス8の入力コイル8aの一端に接続されると共
に、ダイオード10、抵抗17の直列回路を介し
て動作電圧供給ラインE1に接続されている。上
記トランジスター7は、そのエミツタをスイツチ
2の端子2cに、そのベースを帰還コイル8bと
ダイオード9の接続点に接続されている。また、
同接続点には、トランス8の2次コイル8cの一
端が接続され、同コイルの他端は整流用ダイオー
ド14のアノードに接続されている。さらに、電
源スイツチ2と連動する外部電源スイツチ11の
固定端子11bは電源スイツチ2の端子2cに接
続され、切換用端子11cは、昇圧用発振トラン
ス8の2次コイル8cに充電するのと同種の外部
電源をストロボに接続するための外部電源接続端
子12の端子12aおよびコンデンサー13の一
端に接続されている。また同コンデンサーの他端
は接続端子12の端子12cに接続されると共
に、抵抗16、ダイオード15の直列回路を介し
て整流用ダイオード14のカソードに接続されて
いる。上記ダイオード15のアノードは抵抗19
を介して接続端子Gに接続される、動作電圧供給
ラインE1に接続されている。また電源スイツチ
2の固定端子2aは閃光発光回路の充電完了表
示用発光体28と抵抗27の接続点に接続されて
いる。
このように構成された電源回路は、電源スイ
ツチ2を固定端子2aから固定端子2bに切り換
えることにより、トランジスター7に帰還コイル
8b、抵抗4を介してベース電流が流れ、同トラ
ンジスターのコレクタには増幅されたコレクタ電
流が流れるようになつている。同電流は、トラン
ジスター5のベース電流となり、さらにトランジ
スター5によつて増幅された電流が電源Eから電
源スイツチ2の固定端子2b、切換端子2c、入
力コイル8aを介してコレクタ電流として流れ
る。この電流により入力コイル8aに加えられる
電圧が2次コイル8cと入力コイル8aの巻線比
に応じて昇圧され、2次コイル8cには高圧電圧
が発生する。一方、帰還コイル8bには、同様に
入力コイル8aから昇圧された電圧が発生し、更
に電流を増加し続ける。このため、正帰還された
帰還コイル8bによりトランジスター7を介して
トランジスター5は飽和点に達するまで電流が増
加する。この電流が飽和点に達すると、入力コイ
ル8aから帰還コイル8bへの帰還は断たれ、ト
ランジスター7のベース電流が減少し、更にトラ
ンジスター5および7を流れる電流のそれぞれが
減少するため、一瞬のうちにトランジスター5は
非導通の状態となる。すると入力コイル8aに蓄
積されたコイルのエネルギーが逆起電力として発
生し、コイルおよび分布容量などの容量成分とで
減衰振動を開始する。この減衰振動により帰還コ
イル8bに結合される信号が、トランジスター7
のベース電流を増加させる向きに結合されると再
びトランジスター7には、コレクタ電流が流れ、
トランジスター5にもコレクタ電流が流れ、コイ
ル8a,8bの作用によりコレクタ電流は急速に
増加し続ける。以上の繰り返しによりトランス8
の2次コイル8cには高圧電圧が得られ、同電圧
が整流用ダイオード14によつて整流されてスト
ロボの各回路に動作電圧として供給されることに
なる。
上記閃光発光回路は、閃光放電管62および
SCR63の他に転流用コンデンサー71、補助
放電管75を有する公知の直列制御式の自動調光
回路を含んでいて、トリガー回路はSCR35を
介してトリガーコンデンサー44を駆動する半導
体スイツチトリガー方式が採用されており、メイ
ンコンデンサー18、充電完了表示用発光体2
8、トリガースイツチとしてのサイリスター
(SCR)35、トラガーコンデンサー44、トリ
ガートランス45、閃光放電管62等から構成さ
れている。
即ち、閃光発光回路は、整流用ダイオード1
4のカソードとラインE1間に、メインコンデン
サー18と、抵抗22,23の直列接続された分
圧回路と、放電管62およびSCR63へのピー
ク電流を制限するためのコイル20と閃光発光停
止時のトリガートランス45の逆起電力を吸収す
るためのダイオード21の並列接続回路に、閃光
放電管62、メインスイツチング素子としての
SCR63を直列に接続した回路と、ダイオード
73、抵抗74、補助放電管75の直列回路とが
それぞれ接続されている。さらに、整流用ダイオ
ード14のカソードには、抵抗27を介して充電
完了表示用発光体28の一端が接続され、同発光
体の他端は、表示回路のトランジスター58の
コレクタに接続されている。また、閃光放電管6
2の陽極がわは、コンデンサー26、抵抗31の
直列回路を介してラインE1に接続され、このコ
ンデンサー26と抵抗31の接続点には、抵抗3
0を介して表示回路のトランジスター33のベ
ースが接続されている。
上記抵抗27と発光体28の接続点には、抵抗
34、トリガーコンデンサー44の直列回路を介
してトリガートランス45の1次コイル45aの
一端が接続され、同コイルの他端はトリガースイ
ツチとしてのSCR35のカソードに接続されて
いる。また、同カソードには、トリガートランス
45の2次コイル45bの一端も接続され、同コ
イルの他端は閃光放電管62のトリガー電極62
aに接続されている。
上記抵抗22,23の接続点は、SCR35を
点弧するためのコンデンサー29、抵抗50、ダ
イオード53の直列回路を介してSCR63のゲ
ートに接続されると共に、ダイオード25を介し
てシンクロ接点接続用端子Xに接続されている。
そして、上記SCR63は、そのゲートをさらに
コンデンサー60、抵抗61の並列回路を介して
ラインE1に、そのカソードをラインE1に、その
アノードを、閃光放電管62の陰極がわに接続さ
れると共に、転流用コンデンサー71を介して抵
抗74と補助放電管75の接続点と、抵抗72を
介してラインE1と、SCR49のカソードとにそ
れぞれ接続されている。同SCR49は、そのゲ
ートを抵抗47,46の接続点に接続され、その
アノードを表示回路のダイオード67のカソー
ドに接続されている。
上記トリガースイツチとしてのSCR35は、
そのアノードを抵抗34とトリガーコンデンサー
44の接続点に、そのカソードをコンデンサー2
9と抵抗50の接続点に接続されると共に、ダイ
オード48、抵抗47、抵抗46の直列回路を介
してSCR63のアノードに接続され、そのゲー
トを抵抗36を介してコンデンサー29と抵抗5
0の接続点に接続されると共に、抵抗37を介し
てラインE1に接続されている。また上記抵抗3
4とトリガーコンデンサー44の接続点は、
SCR63を点弧させるためのコンデンサー43
を介してラインE1に接続されると共に、発光制
御回路のダイオード78およびコンデンサー8
5に接続されている。
また、ダイオード53のアノードは、ダイオー
ド54およびPNP型のトランジスター55を介
してラインE1に接続されており、同トランジス
ターは、そのエミツタをダイオード54のカソー
ドに接続されると共に、抵抗51を介してそのベ
ースに接続され、そのベースは抵抗52を介して
ラインE1に接続されると共に抵抗56、コンデ
ンサー57の直列回路を介して発光制御回路の
SCR79のアノードに接続され、このコレクタ
はラインE1に接続されている。
上記SCR35のゲート駆動用信号は、抵抗2
2,23により分圧された電圧をコンデンサー2
9に充電し、シンクロ接点端子Xをカメラがわに
おいてシンクロスイツチを閉じて共通アース端子
Gと短絡することにより、コンデンサー29に充
電された電荷を、ダイオード25、抵抗37、
SCR35のゲート・カソードと抵抗36の並列
接続の直列回路を介して放電させることにより得
られる。
また、トリガーコンデンサー43は、SCR3
5が点弧されたときにSCR35、抵抗50、ダ
イオード53、SCR63のゲート・カソードと
コンデンサー60と抵抗61の並列接続の直列回
路を介してSCR63を駆動するようになつてい
て、この時期は、コンデンサー44の放電がトリ
ガートランス45を介して放電管62のトリガー
電極62aにトリガー信号を加える時期と一致さ
れるようになつている。
また、トランジスター55、ダイオード54、
抵抗51,52,56、コンデンサー57で構成
された回路は、発光制御回路からの信号により
SCR79が点弧し、補助放電管75が点灯され
る際に、SCR63のゲートに不必要な雑音信号
が乗らないように雑音からSCR63の再点弧を
阻止する補助回路である。
上記発光制御回路は、閃光放電管の閃光発光
による被写体からの反射光をカメラがわの受光素
子203が、規定光量以上受光したときに得られ
る調光動作信号によつて、補助放電管75を放電
させて、閃光放電管62の閃光発光を停止させる
ためのものである。しかし、カメラをマニユアル
秒時に設定したときには、ストロボがわの受光素
子92が作動して、ストロボのみで調光動作を行
うようになつている。
この発光制御回路は主にトリガートランス7
6、トリガーコンデンサー77、トリガースイツ
チとしてのSCR79、例えばフオトトランジス
ターで構成される受光素子92、光電流検知用ト
ランジスター104、受光素子バイアス用コンデ
ンサー102、同コンデンサーの充電電圧を一定
にさせるシエンナーダイオード103等から構成
されている。
即ち、閃光発光回路のトリガースイツチとし
てのSCR35のアノードとラインE1間に、ダイ
オード78、トリガーコンデンサー77、トリガ
ートランス76の1次コイル76a、ダイオード
80の直列回路と、コンデンサー85、抵抗8
6、ツエンナーダイオード103の直列回路がそ
れぞれ接続されており、上記トランス76の2次
コイル76bの一端は補助放電管75のトリガー
電極75aに接続され、その他端はダイオード8
0のアノードに接続されている。そして、上記コ
ンデンサー77とコイル76aの直列接続に対し
て並列にトリガースイツチとしてのSCR79が
接続され、そのゲートはコンデンサー81、抵抗
82の並列接続を介してそのカソードに接続され
ると共に、抵抗83を介してラインE1に接続さ
れている。
また、上記ツエンナーダイオード103と並列
にコンデンサー102と、抵抗99,100、半
固定抵抗101の直列回路と、コンデンサー9
6、抵抗97の積分回路、受光素子92の直列回
路とがそれぞれ接続されている。
また、ツエンナーダイオード103のアノード
と前記ダイオード80のアノード間には、トラン
ジスター88と抵抗84の直列回路が接続され、
同トランジスターは、そのコレクタを上記ツエン
ナーダイオード103のアノードに、そのエミツ
タを抵抗89を介してそのベースに、そのベース
を抵抗90を介して接続端子Tに接続され、同端
子は、さらにダイオード91、抵抗93を介して
トランジスター104のコレクタに接続されてい
る。同トランジスターは、そのエミツタを絞値切
換用スイツチ98の固定端子98dに接続され、
そのベースを抵抗95を介して受光素子92のエ
ミツタに接続されている。上記スイツチ98の固
定端子98aは抵抗99と抵抗100の接続点に
接続され、固定端子98bは回路に接続されず、
固定端子98cは抵抗100と半固定抵抗101
の接続点に接続されていて、このスイツチ98に
接続される抵抗値を変更することにより光電流検
知用トランジスター104のスレシヨールドレベ
ルをストロボを装着するカメラがわの絞値に合致
させるようになつている。
このように構成された発光制御回路は、光電
流検知用トランジスター104の導通、あるいは
接続端子Tより入力されるカメラからの調光信号
によりトランジスター88がオンし、つゞいて
SCR79が点弧されるようになつている。SCR
79が点弧すると、コンデンサー77がトランス
76の1次コイル76aを介して短絡され、補助
放電管75のトリガー電極75aに高圧電圧を印
加し、これを点弧させる。補助放電管75が放電
すると、コンデンサー71を介してSCR63の
アノードが負に偏倚され、SCR63が非導通状
態となり、閃光放電管62の発光を停止させる。
なお、ツエンナーダイオード103およびコンデ
ンサー102により構成される電源部は、コンデ
ンサー85および抵抗86によりSCR35が導
通の期間中だけ放電々流を得て一定電圧となる定
電圧回路であり、この充電々荷は、抵抗99,1
00,101の直列回路を介して一定時間後に放
電され、受光素子92が閃光放電管62の閃光発
光以外の他の光を検知しないようになされてい
る。
上記表示回路は、閃光発光回路や発光制御
回路からの信号によつて充電完了を表示した
り、調光動作を表示したりすること等は勿論、接
続端子Lを介して後述する第2図のカメラの電気
回路と接続されて、カメラに充電完了表示用の信
号や調光動作表示用の信号等を送る役目を行うよ
うになつている。
この表示回路は、同回路に定電圧電源を供給
するためのツエンナーダイオード32およびコン
デンサー24、トランジスター33,42,5
8、調光動作表示用の発光体69等から構成され
ている。
即ち、ツエンナーダイオード32は、そのアノ
ードをラインE1に、そのカソードを電源スイツ
チ2の切換端子2cに接続されていて、同ダイオ
ードと並列にコンデンサー24と、NPN型トラ
ンジスター33、抵抗38の直列回路と、ダイオ
ード39、抵抗40、スイツチング用のPNP型
トランジスター42の直列回路とがそれぞれ接続
されている。上記トランジスター33は、第1の
スイツチを形成しており、そのエミツタをライン
E1に、そのコレクタを接続端子Lに、そのベー
スを抵抗30に接続されていて、閃光放電管62
の放電によりコンデンサー26が短絡されたとき
に導通するようになつている。また、上記トラン
ジスター42は、第2のスイツチを形成してお
り、そのコレクタを抵抗40に、そのエミツタを
ツエンナーダイオード32のカソードに、そのベ
ースを抵抗65を介して調光動作表示用発光体6
9に接続されている。また、上記抵抗40とダイ
オード39の接続点は、抵抗38を介してツエン
ナーダイオード32のカソードに接続されると共
に、接続端子Lに接続されている。 上記充電完
了表示用発光体28にコレクタを接続されている
トランジスター58は、そのコレクタをさらにダ
イオード41を介してトランジスター42のベー
スに、そのエミツタをツエンナーダイオード32
のカソードに接続され、そのベースを抵抗59を
介してそのエミツタに接続されると共に、抵抗6
4を介して、ダイオード67のカソードおよび
SCR49のカソードに接続されている。同SCR
49は、そのゲートを抵抗47,46の接続点
に、そのカソードをSCR63のアノードに接続
されている。また、上記ダイオード67は、その
アノードをSCR63のアノードに接続され、そ
のカソードをコンデンサー66を介してライン
E1に接続されると共に、抵抗68を介して調光
動作表示用発光体69に接続されている。同抵抗
68と発光体69の接続点には、コンデンサー7
0を介してツエンナーダイオード32のカソード
が接続されている。
このように構成されている表示回路は、充電
完了表示用発光体28が点灯すると、その点灯電
流がダイオード41を介してスイツチング用トラ
ンジスター42のベースに供給され、同トランジ
スターをオンさせて、接続端子L,L0を通じて
カメラがわの表示用発光素子201を点灯表示す
るようになつている。また、調光動作表示用発光
体69が点滅すると、その点滅電流が同様にトラ
ンジスター42のベースに供給され、カメラがわ
の表示用発光素子201を点滅させる。なお、ト
ランジスター58は、調光動作表示時にコンデン
サー66の充電々圧により抵抗64,59を介し
てオンとなり、一定期間、発光体28の点灯電流
のバイパスさせ、トランジスター42には発光体
69からの点滅電流だけ流すようにしたものであ
る。
次に、上記第1図に示したストロボの電気回路
が接続される、カメラの電気回路について説明す
る。このカメラの電気回路は、第2図に示すよう
に、上記第1図のストロボの電気回路の接続端子
L,X,G,Tにそれぞれ結合される接続端子
L0,X0,G0,T0を有しているほか、ブロツクで
示す表示用発光素子201の電流検出記憶論理回
路、リミツター回路、、リセツト回路、撮
影モード切換回路、ゲート回路が通常の電気
シヤツター制御回路に対して、それぞれ併設さ
れることによつて構成されている。
上記接続端子L0は、表示信号用端子であり、
接続端子X0はシンクロ接点端子、接続端子G0
共通アース端子であつて、両端子X0,G0間に接
続されたシンクロスイツチ202がシヤツターの
開放に伴つて閉成したときには、上記ストロボを
閃光発光させるようになつている。そして、上記
接続端子T0は制御信号用端子であり、上記ゲー
ト回路からの出力信号をストロボの発光制御回
路に伝達し、ストロボの閃光発光を自動調光し
て停止させる。また、本発明においては、自動調
光信号は、カメラの上記電気シヤツター制御回路
内の測光用受光素子203がストロボの閃光発
光を受光し、これが適正量になつたとき、電気シ
ヤツター制御回路を働らかせ、シヤツター閉成
用マグネツトMgを作動させると共に、その適正
露光信号を上記ゲート回路を介して接続端子
L0,Lを通じてストロボ内の発光制御回路に
自動調光信号として送り込むようになつている。
また、上記表示用発光素子201は、カメラの
フアインダー内に配設された発光ダイオードで構
成されており、上記接続端子L,L0を通じてス
トロボの電気回路からの信号電流を受けて、スト
ロボのメインコンデンサー18の充電完了を点灯
表示で、自動調光動作の完了を点滅表示でそれぞ
れ報知する役目をする。
上記電流検出記憶論理回路は、電源E0から
引き出された動作電圧供給ラインE01とメインス
イツチ204を通じて引き出された動作電圧供給
ラインE02間に接続された、抵抗205、NPN型
トランジスター206の直列回路と、抵抗207
〜209と、トランジスター210,211、お
よびナンド回路212〜216と、インバーター
217で構成されている。即ち、PNP型のトラ
ンジスター211のベースと上記端子L0間には
抵抗207が接続されており、また上記ベースと
ラインE01間には抵抗208が接続されている。
また上記トランジスター211のエミツタはライ
ンE01に接続されていて、コレクタはNPN型トラ
ンジスター210のベースに抵抗209を介して
接続されている。同トランジスター210は、そ
のエミツタが後述する撮影モード切換回路への
出力端子となつており、コレクタは上記トランジ
スター206のベースに接続されている。このト
ランジスター206のエミツタはラインE02に接
続されており、コレクタは抵抗205を通じてラ
インE01に接続されると共に、上記ナンド回路2
13の一方の入力端に接続されている。このナン
ド回路213とナンド回路212とはフリツプフ
ロツプ回路を形成しており、ナンド回路213の
出力端はナンド回路212の一方の入力端に接続
されると共に、後述するゲート回路への出力端
子となつている。またナンド回路212の出力端
はナンド回路213の他方の入力端に接続される
と共にインバーター217の入力端に接続されて
いる。このインバーター217の出力端は、ナン
ド回路214の他方の入力端に接続されており、
ナンド回路214の一方の入力端は上記トランジ
スター206のコレクタに接続されている。そし
て、ナンド回路214の出力端はナンド回路21
6の一方の入力端に接続されており、ナンド回路
216の他方の入力端は、ナンド回路215の出
力端に接続されていて、ナンド回路216の出力
端はナンド回路215の一方の入力端に接続され
ると共に、この出力端は後述する撮影モード切換
回路への出力端子となつている。また、ナンド
回路215の他方の入力端は上記ナンド回路21
2の他方の入力端に接続されていて、この両入力
端には、後述するリセツト回路からリセツトパ
ルス信号が印加せられるようになつている。
上記リミツター回路は、ストロボの閃光発光
量では被写体に対する光量が不足し、その反射光
をカメラ内の測光用受光素子203が受光して
も、これが規定光量に達せず、そのため電気シヤ
ツターが開放状態を持続し長時間露光状態となる
場合、この状態を、例えば手振れ限界秒時の1/60
秒を経過した時点で強制的に終了させるようにす
るための回路であつて、メインスイツチ204の
閉成と共に始動する、例えば60msの時定数有す
る一種のCRタイマー回路で形成されている。
このリミツター回路は、ラインE01とE02およ
びE03間に接続された、NPN型トランジスター2
18、抵抗219の直列回路と、NPN型トラン
ジスター220、コンデンサー221の直列回路
と、抵抗222、NPNトランジスター223の
直列回路と、そして抵抗224〜229と、
PNP型トランジスター230,231および
NPN型トランジスター232とで構成されてい
る。
即ち、トランジスター218のコレクタはトラ
ンジスター232のベースに接続されており、ト
ランジスター232のコレクタは抵抗228を通
じてトランジスター231のベースに接続されて
いて、トランジスター232のエミツタおよびト
ランジスター218のエミツタはラインE02にそ
れぞれ接続されている。またトランジスター23
1のエミツタはラインE01に接続されており、同
トランジスター231のコレクタから抵抗229
を通じて出力信号がとり出され、この出力信号
は、後述する電気シヤツター制御回路のPNP
型トランジスター233のベースに加えられるよ
うになつている。また時定数用コンデンサー22
1には、並列に時定数用抵抗224,225の直
列回路が接続されていて、この両抵抗224,2
25とコンデンサー221との時定数回路によつ
て、例えば60msの作動遅延時間が予じめ決めら
れており、この遅延時間を経過すると、トランジ
スター231のコレクタから抵抗229を通じて
トランジスター233のベースに出力信号が印加
せられ、撮影モード切換回路がリミツター回路
の接続状態に切り換えられている場合に、上記
信号によつてトランジスター233がオンして、
電気シヤツター制御回路内の測光用受光素子2
03の側近に配設された発光素子234を発光さ
せ、その光を受光素子203に照射し、電気シヤ
ツター制御回路を作動させてシヤツターを強制
的に閉じるように動作させる。
上記抵抗224,225の接続点は、トランジ
スター218のベースに接続されており、また、
トランジスター220のベースはトランジスター
223のに接続されている。そしてトランジス
ター223のベースは、抵抗226を通じてトラ
ンジスター230のコレクタに接続されていて、
トランジスター230のベースは抵抗227を通
じてラインE02に接続されている。また、上記コ
ンデンサー221は、その一端をトランジスター
220のエミツタに接続され、他端を電源E0
負極にラインE03を通じて直接、接続されている。
従つて、このコンデンサー221には、メインス
イツチ204の開閉に関係なく常時、トランジス
ター220を通じて充電されている。
上記リセツト回路は、前記電流検出記憶論理
回路へのリセツト信号を与えるリセツトパルス
発生回路であつて、上記リミツター回路と殆ん
ど同様に構成されている。即ちラインE01とE02
に接続された、抵抗235、NPN型トランジス
ター236の直列回路と、ラインE01とE03間に接
続された、NPN型トランジスター237、時定
数用コンデンサー238の直列回路と、そして時
定数用抵抗239,240の直列回路と、抵抗2
41,242と、出力用のNPN型トランジスタ
ー243と、PNP型トランジスター244とで
構成されている。上記抵抗242はトランジスタ
ー244のベースとラインE02間に接続されてお
り、抵抗241はトランジスター244のコレク
タとトランジスター236のベース間に接続され
ていて、トランジスター244のエミツタはライ
ンE01に接続されている。また、トランジスター
237のベースは、抵抗235とトランジスター
236のコレクタとの接続点に接続されており、
トランジスター237のエミツタは抵抗239を
通じてトランジスター243のベースに接続され
ている。また抵抗240はトランジスター243
のベースとラインE02間に接続されていて、トラ
ンジスター243のエミツタはラインE02に接続
されており、コレクタは前記ナンド回路212の
他方の入力端に接続されている。また、上記時定
数用コンデンサー238は、その一端をトランジ
スター237のエミツタに接続され、他端を電源
E0の負極にラインE03を通じて直接、接続されて
いる。従つて、このコンデンサー238は、メイ
ンスイツチ204の開閉に関係なく、常時、トラ
ンジスター237を通じて充電されている。
そして、このように構成されたリセツト回路
は、メインスイツチ204がオンすると、トラン
ジスター244がオンとなることによつてトラン
ジスター237がオフとなり、時定数用コンデン
サー238、時定数用抵抗239,240で決ま
る時定数の秒時だけ、トランジスター243がオ
ンとなり、そのコレクタからのリセツトパルス出
力が、前記論理回路のナンド回路212に入力
せられ、同論理回路をリセツトし、これを初期
状態にセツトする。
上記撮影モード切換回路は、カメラを、リミ
ツター回路を接続したリミツター接続撮影モー
ドと、通常の電気シヤツター回路の作動のみによ
つて露光が制御されるオート撮影モードと、手動
操作で露光因子を決定するマニユアル撮影モード
とにそれぞれ切り換えて撮影モードを選択する回
路であつて、モード選択用切換スイツチ245A
を含んで構成されている。上記切換スイツチ24
5Aは、後述する電気シヤツター制御回路内の
モード選択用切換スイツチ245Bと連動してお
り、スイツチ245Aの可動切換片を、固定端子
245Aaに切り換えたときには、電気シヤツタ
ー制御回路の作動に上記リミツター回路の作
動が加わつたリミツター接続撮影モードとなり、
スイツチ245Aを固定端子245Aに切り換え
たときには、電気シヤツター制御回路のみが作
動するオート撮影モードとなり、スイツチ245
Aを固定端子245Acに切り換えたときには、
自然外来光、ストロボ光、前記発光素子234光
等の光を受光する測光用受光素子203が電気シ
ヤツター回路から解放され、手動によつて予じめ
設定した露光因子によるマニユアル秒時によつて
電気シヤツター制御回路が作動するマニユアル
撮影モードとなる。
この撮影モード切換回路は、上記ラインE01
とラインE02にそれぞれ接続された、PNP型トラ
ンジスター246、抵抗247、NPN型トラン
ジスター248の直列回路と、抵抗249、
NPN型トランジスター250の直列回路と、抵
抗251、NPN型トランジスター252の直列
回路と、そして上記固定端子245Aaがライン
E01に、固定端子245AcがラインE02にそれぞ
れ接続されたモード選択用切換スイツチ245A
と、NPN型トランジスター253,254と、
抵抗255,256,257とで構成されてい
る。
即ち、上記抵抗255は、その一端をライン
E01に他端をトランジスター253のベースにそ
れぞれ接続されており、トランジスター253の
エミツタは前記ナンド回路216の出力端に接続
され、コレクタはトランジスター248のベース
に接続されている。このトランジスター248の
エミツタはラインE02に接続されると共に、コレ
クタはトランジスター254のベースに接続され
ており、トランジスター254のエミツタはライ
ンE02に接続されていて、コレクタは前記トラン
ジスター233のベースに接続されている。また
上記トランジスター246のベースとトランジス
ター250のベース間には抵抗256と抵抗25
7の直列回路が接続されていて、両抵抗256,
257の接続点は切換スイツチ245Aの可動切
換接片に接続されている。なお同スイツチ245
Aの固定端子245Abは開放端子となつている。
そして、トランジスター250のコレクタはトラ
ンジスター252のベースに接続されており、ト
ランジスター252のコレクタは前記論理回路
のトランジスター210のエミツタに接続されて
いる。
このように構成されている撮影モード切換回路
においては、 切換スイツチ245Aを固定端子245Aa
に切り換えてカメラを、リミツター接続撮影モ
ードにした場合 トランジスター246のエミツタ・ベース間
が抵抗256を介してスイツチ245Aで短絡
されるため、トランジスター246はカツトオ
フされ、トランジスター254のベースはトラ
ンジスター248のオン・オフにかゝわらず、
開放される。従つてトランジスター254のコ
レクタの出力端はオフとなり、これにより電気
シヤツター制御回路のトランジスター233
は、リミツター回路の60msの時定数回路の
みで制御されるようになり、露光開始時から
60msの秒時を経過すると、前記発光素子23
4の発光により、測光用受光素子203がこれ
を受光して強制的にシヤツターを閉成する。
切換スイツチ245Aを固定端子245Ab
に切り換えてカメラを、オート撮影モードにし
た場合 この場合には、トランジスター246のベー
スは、抵抗256,257を通じてトランジス
ター250のベースに接続されるので、トラン
ジスター246はオン状態になる。そして、ト
ランジスター254はトランジスター248が
オンのときにはオフ、オフのときにはオンとな
る。
切換スイツチ245Aを固定端子245Ac
に切り換えてカメラを、マニユアル撮影モード
にした場合 この場合には、トランジスター254は、上
記の場合と同様に作動するが、このマニユア
ル撮影モードの場合には、電気シヤツター制御
回路のモード選択用切換スイツチ245Bが
マニユアル固定端子245Bcに切り換つてい
ることにより、測光用受光素子203が開放さ
れ、代りに固定抵抗が接続されているので、発
光素子234と受光素子203との間には情報
の交換はない。従つてこの場合には、上記論理
回路、リミツター回路、リセツト回路、
ゲート回路の影響を全く受けずに、電気シヤ
ツター制御回路のみが固定のマニユアル秒時
によつて作動する。
このように撮影モード切換回路は、トランジ
スター248の状況によつて異なるがトランジス
ター254を一つの出力とする制御回路を形成し
ていて、電気シヤツター制御回路のトランジス
ター233のオン・オフ作動を制御するようにな
つている。
また、上記ゲート回路は、カメラにストロボ
を装着した状態で、ストロボを作動させずにカメ
ラのみを作動させて撮影をする場合、ストロボの
電気回路の抵抗類が電気シヤツター制御回路の
出力端に負荷として接続されないようにしたもの
である。本発明に係るこのカメラは、周知の
TTL(Through The Lens)測光方式非記憶式電
気シヤツターの一眼レフレツクスカメラであつ
て、前記オートストロボの発光は、カメラ内の測
光用受光素子203によつて測光され、これが適
正露光量に達したときは、カメラの電気シヤツタ
ー制御回路が作動してシヤツター閉成用マグネ
ツトMgが作動してシヤツターを閉じると同時
に、そのTTL測光制御信号を、上記制御信号用
端子T0を通じてオートストロボの電気回路の発
光制御回路に送り込んで、同オートストロボを
自動調光動作させ、その発光を自動停止させるよ
うになつている。
そして、上記TTL測光制御信号は、電気シヤ
ツター制御回路の終端のコンパレーター258
の出力端から採り出されるようになつている。と
ころが、この出力端には、シヤツター閉成用マグ
ネツトMgへの通電を制御するスイツチング用ト
ランジスター260を作動させるための高抵抗2
59が接続されており、この高抵抗259がある
ために、シヤツターの高速秒時が多少不安定にな
る要素を含んでいる。従つて、その上に、カメラ
に装着されたオートストロボの電気回路の抵抗類
が上記コンパレーター258の出力端に接続され
ると、ストロボを同調発光させる低速秒時の場合
は、問題はないが、ストロボ装着時においてカメ
ラのみを作動させて高速秒時のシヤツターが切ら
れると、この高秒時が非常に不安定なものとなる
欠点が生じる。
この欠点を除去するために、本発明ではストロ
ボを装着してあつてもカメラのみを作動させる場
合においては、ストロボの電気回路の抵抗類が、
このゲート回路によつて電気シヤツター制御回
路の出力端に負荷として加わらないように考慮
されている。
換言すれば、カメラとオートストロボの同調撮
影時のみ、カメラがわからのTTL測光制御信号
がこのゲート回路を通じてオートストロボの発
光制御回路に送り込まれて、オートストロボの
自動調光動作が行なわれるようになつている。
このゲート回路は、ラインE01とラインE02
にそれぞれ接続された、PNP型トランジスター
261、抵抗262、NPN型トランジスター2
63の直列回路と、PNP型トランジスター26
4、抵抗265、NPN型トランジスター266
の直列回路と、PNP型トランジスター267、
NPN型トランジスター268の直列回路と、
PNP型トランジスター269、抵抗270、
NPN型トランジスター271の直列回路と、そ
して、NPN型トランジスター272,273と、
マルチコレクタトランジスター274と、PNP
型トランジスター275と、抵抗276,277
とで構成されている。上記PNP型トランジスタ
ー261,264,275,267は、その各エ
ミツタをラインE01に接続されており、各ベース
は共通に接続されていて、トランジスター261
のコレクタと共に抵抗262の一端に接続されて
いる。また抵抗262の他端はトランジスター2
63のコレクタに接続されており、トランジスタ
ー263のエミツタはラインE02に接続されてい
る。上記トランジスター263のベースはトラン
ジスター272のコレクタに接続されていて、ト
ランジスター272のベースは抵抗276を介し
てラインE01に接続されている。そしてこのトラ
ンジスター272のエミツタは前記論理回路の
ナンド回路213の出力端に接続されている。ま
た、上記トランジスター266のベースは電気シ
ヤツター制御回路のコンパレーター258の出
力端に接続されている。更にマルチコレクタトラ
ンジスター274は、そのベースをトランジスタ
ー264のコレクタに接続されており、エミツタ
は上記トランジスター275のコレクタに接続さ
れている。そして第1コレクタはトランジスター
273のベースに接続されており、第2コレクタ
はトランジスター268のベースに接続されてい
る。また、このトランジスター268のコレクタ
はトランジスター271のベースに接続されてい
る。上記第1コレクタがベースに接続されたトラ
ンジスター273のコレクタは抵抗277を通じ
てトランジスター269のベースに接続されてい
て、同トランジスター269のコレクタが抵抗2
92を介して前記制御信号用端子T0に接続され
ている。
一方、上記電気シヤツター制御回路は、前記
撮影モード切換回路の切換スイツチ245Aに
連動して切り換えられるモード選択用切換スイツ
チ245Bと、発光素子234と、測光用受光素
子203とトランジスター233等を含んで構成
されている。
この回路はラインE01とラインE02間に、抵抗
278,279,280の直列回路が接続されて
いて、抵抗279と280との接続点とマニユア
ル秒時設定用選択スイツチ281間には、直列に
固定抵抗282〜286が接続されている。この
各固定抵抗282〜286間は、それぞれ上記選
択スイツチ281の各切換回定端子に接続されて
おり、選択スイツチ281の切換可動接片を切り
換えて、上記固定抵抗282〜286を選択する
ことによつてマニユアルのシヤツター秒時が手動
で設定されるようになつている。上記選択スイツ
チ281の切換可動接片は、切換スイツチ245
Bの固定端子245Bcに接続されており、また、
切換スイツチ245Bの固定端子245Baと固
定端子245Bbとは、互に接続されて測光用受
光素子203の一端に接続されている。測光用受
光素子203は、光応答性の早い、例えばシリコ
ンブルーセル等で形成されていて、その他端は演
算増巾器287の一方の入力端と上記抵抗27
8,279の接続点とに接続されている。また、
上記受光素子203の側近に配置される発光素子
234は、発光ダイオードで形成されていて、上
記ラインE01とトランジスター233のコレクタ
間に抵抗288を直列に介して接続されている。
そして、トランジスター233はそのベースを前
記モード切換回路のトランジスター254のコ
レクタに接続されており、エミツタをラインE02
に接続されている。
上記モード選択用切換スイツチ245Bは、そ
の可動切換接片を、固定端子245Baに切り換
えたときは、電気シヤツター制御回路の動作に
前記リミツター回路の動作が加わつたリミツタ
ー接続撮影モードとなり、固定端子245Bbに
切り換えたときは、電気シヤツター制御回路の
みが動作するオート撮影モードとなり、そして、
スイツチ245Bを固定端子245Bcに切り換
えたときは、上記測光用受光素子203が電気シ
ヤツター回路から切り離され、これの代りに前記
マニユアル秒時設定用の固定抵抗282〜286
が選択スイツチ281を介してスイツチ245B
に接続されて、上記演算増巾器287の他方の入
力端に接続され、マニユアル撮影モードとなる。
上記演算増巾器287、積分用コンデンサー2
89、トリガースイツチ290とコンパレーター
258およびスイツチング用トランジスター26
0、シヤツター閉成用マグネツトMgからなる電
気シヤツター回路は、周知のものであつて、演算
増巾器287の他方の入力端との間に、積分用コ
ンデンサー289とトリガースイツチ290とが
並列になつて接続されており、また演算増巾器2
87の出力端は、コンパレーター258の一方の
入力端に接続されている。コンパレーター258
は積分用コンデンサー289の充電々圧を一方の
入力とし、他方の入力端には基準電圧回路から
の基準電圧が印加されるようになつている。上記
基準電圧回路は、フイルム感度情報等の設定さ
れた可変抵抗291によつて、その基準電圧を発
生し、この基準電圧と上記充電々圧とをコンパレ
ーター258は比較して出力を出す。この出力は
ゲート回路のトランジスター266のベース
と、高抵抗259を通じてスイツチング用トラン
ジスター260のベースにそれぞれ加えられる。
そしてスイツチング用トランジスター260の作
動によつてシヤツター閉成用マグネツトMgへの
通電が断たれてシヤツターは閉じるようになつて
いる。
以上のように、本発明の適用されるカメラの電
気回路は構成されている。次に、このカメラの電
気回路の作動を説明する。
(1) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを、各固定端子245Aa,245Baに
切り換えて、カメラをリミツター接続撮影モー
ドとし、オートストロボを接続しない場合、 この場合には、被写体に対する露光量が不足し
ていたとしてもカメラのシヤツターは、リミツタ
ー回路よりのリミツター信号に基づき、手振れ
限界内で閉鎖される。
カメラのシヤツター釦の押下によつてメインス
イツチ204が閉成されると、リセツト回路の
トランジスター244がオンし、トランジスター
237がオフとなる。このため、電源E0と常時
接続されているコンデンサー238に充電されて
いた電荷が、コンデンサー238、抵抗239,
240で決まる、例えば1msの時定数の間トラン
ジスター243をオンし、電流検出記憶論理回路
のナンド回路212および215にメインスイ
ツチ204の閉成時から1msの間アース電位より
低電位のリセツトパルスを供給する。
また、同様に、リミツター回路のトランジス
ター230がオンとなり、トランジスター220
がオフとなる。このため、コンデンサー221に
充電されていた電荷が、コンデンサー221、抵
抗224,225で決まる、例えば60msの時定
数の間トランジスター218をオンし、トランジ
スター232をオン、231をオフさせる。この
時定数の秒時経過後、トランジスター218がオ
フとなると同時に、トランジスター232がオ
フ、231がオンとなり、電気シヤツター制御回
路のトランジスター233のベースに、アース
電位より低電位のリミツター信号が与えられる。
上記リセツトパルスは、アース電位を2値論理
で“1”とした場合、これより低電位のパルスで
あるので、2値論理で“0”に対応させることが
できる。(以下、アース電位を2値論理で“1”、
それ以下の電位を2値論理で“0”と表記する。)
このリセツト回路からのリセツトパルスによ
り、ナンド回路212の一方の入力端には“0”
が入力され、その出力端には“1”が出力される
と共に、ナンド回路213の一方の入力端に
“1”が帰還される。一方、ストロボは装着され
ていないので、接続端子L0よりの入力信号はな
く、トランジスター206はオフとなつており、
ナンド回路213の他方の入力端には“1”が入
力され、このためナンド回路213の出力は
“0”となる。このようにしてナンド回路212,
213により構成されたフリツプフロツプ回路は
安定すると共に、ゲート回路の入力トランジス
ター272のエミツタを負にし、同トランジスタ
ーをオンさせる。これにより、トランジスター2
63はオンとなり、各トランジスター261,2
75,264,267もオフとなつて、結局トラ
ンジスター269,271もオフとなり、接続端
子T0には出力は得られない。一方、電流検出記
憶論理回路でインバーター217の出力は
“0”となるので、ナンド回路214には“0”
および“1”が入力され、その出力は“1”とな
る。そして、このナンド回路214からの出力
“1”とリセツトパルスが入力されたナンド回路
215からの出力“1”がナンド回路216に入
力され、“0”が出力される。この出力が撮影モ
ード切換回路のトランジスター253のエミツ
タに導出されて、これを負にし、同トランジスタ
ーをオンして、トランジスター248をオフとす
る。モード選択用切換スイツチ245Aが固定端
子245Aaに接続されているので、トランジス
ター246のエミツタ・ベース間が抵抗256を
介して短絡され、トランジスター246はオフと
なつている。従つて、トランジスター254のベ
ースはトランジスター248のオン・オフに拘わ
らず開放され、トランジスター254のコレクタ
には信号は供給されず、電気シヤツター制御回路
のスイツチング用のトランジスター233は、
リミツター回路よりトランジスター233のベ
ースにリミツター信号が導出された時点でオンさ
れるようになる。
即ち時定数秒時の経過後、被写体に対する露光
量が不足し、測光用受光素子203に受けられた
光量が規定光量に達していなかつた場合、メイン
スイツチ204の閉成時より60msの時定数秒時
が経過しリミツター信号が導出されると、トラン
ジスター233がオンされ、これにより発光素子
234が発光する。その光が測光用発光素子20
3に照射されて、光電流がコンデンサー289に
充電され、この充電電圧が、演算増巾器287お
よびコンパレーター258により、基準電圧回路
および可変抵抗291によるASA情報等に対
応する基準電圧と比較される。この電圧が基準電
圧以上であつた場合、即ち被写体に規定光量以上
が照射された場合、コンパレーター258の出力
が断とされ、トランジスター260がオフとなつ
て、シヤツターの後幕を保持していたマグネツト
Mgに電流が供給されなくなり、マグネツトMg
は後幕の拘束を解除し、後幕が走行してシヤツタ
ーが閉鎖される。また、時定数秒時の経過前に被
写体への露光量が規定光量に達した場合は、その
時点でシヤツターが閉鎖されることは勿論であ
る。
このように、カメラにストロボを装着せず、撮
影モード選択切換スイツチをリミツター接続撮影
モードとして使用した場合は、たとえ露光アンダ
ーの状態でも手振れ限界内の秒時で、自動的にシ
ヤツターが閉鎖される。これは、被写体輝度は必
ずあるレベルまで達している筈であり、その場
合、適正露光と差を有していても、すみやかにシ
ヤツターを閉じた手振れのない写真の方がむしろ
良い結果が得られるからである。
(2) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを、各固定端子245Ab,245Bbに
切り換えて、カメラをオート撮影モードとし、
オートストロボを接続しない場合、 この場合には、被写体に対する露光量が不足し
ていても、カメラのシヤツターは、撮影者がシヤ
ツターを閉鎖しない限り、露光量が規定量に達す
るまでシヤツターは開放されたまゝとなる。
前記(1)の場合と相違する動作について述べれ
ば、カメラの撮影モード切換回路のモード選択
用切換スイツチ245Aが固定端子245Abに
接続されているため、トランジスター246のベ
ースは抵抗256,257を介してトランジスタ
ー250のベースに接続され、トランジスター2
46はオンとなる。このため、トランジスター2
48がオフとなつているので、トランジスター2
54はオンとなる。同トランジスターがオンとな
ることにより、スイツチング用トランジスター2
33は、リミツター回路よりの出力にかかわら
ずオフ状態を採り続け、発光素子234は発光し
ない。このため、測光用受光素子203の受光光
量が自然外来光等により規定光量に達するまでシ
ヤツターは開放されたまゝとなり、これが規定光
量に達すると電気シヤツター制御回路が働らい
てシヤツターが閉鎖される。
なお、規定光量に達する前に撮影者が外部より
強制的にシヤツターを閉鎖することは可能である
が、その機構等は公知であるので茲に省略する。
このように、カメラにストロボを装着せず、撮
影モード選択切換スイツチ245A,245Bを
オート撮影モードとして使用した場合は、例え手
振れ限界秒時を超えてシヤツターが開放れていた
としても、被写体に対する露光量が規定量に達す
るまでは、シヤツターは閉鎖されない。
(3) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを各固定端子245Ac,245Bcに切
り換えて、カメラをマニユアル撮影モードと
し、オートストロボを接続しない場合、 この場合には、マニユアル秒時設定用選択スイ
ツチ281により手動で予じめ設定されたマニユ
アル秒時で、被写体に対する露光量とは無関係
に、シヤツターは閉鎖される。
前記(1),(2)の場合と相違する動作について述べ
れば、モード選択切換スイツチ245Bが固定端
子245Bcに切り換えられているので、測光用
受光素子203の両端が回路的に接続されておら
ず、受光素子203は動作しない。このため、シ
ヤツターの閉鎖に関して被写体に対する露光量は
無関係となる。
また、スイツチ245Bが接続された固定端子
245Bcは、マニユアル秒時設定用選択スイツ
チ281の切換可動接片に接続され、同接片は予
じめ所望のシヤツター秒時の得られるべき、符号
282〜286の各固定抵抗の端子のいずれかに
手動で設定されているので、コンデンサー289
とそれに直列に接続される各抵抗の抵抗値の和に
より、演算増巾器287がシヤツター秒時を算定
し、そのシヤツター秒時経過後にコンパレーター
258がその出力を断として、シヤツターを閉鎖
する。
また、このとき、モード選択切換スイツチ24
5Aが固定端子245Acに接続されているため、
トランジスター246のベースは、抵抗256を
介してラインE02に接続されているため、トラン
ジスター246はオンとなる。これにより、トラ
ンジスター248がオフのため、トランジスター
254がオンとなるので、スイツチング用トラン
ジスター233は、リミツター回路よりの出力
にかゝわらずオフ状態を採り続け、発光素子23
4は発光しない。
また、トランジスター250のベース・エミツ
タ間が短絡されて、同トランジスターがオフ、ト
ランジスター252がオンとなるため、電流検出
記憶論理回路のナンド回路213の一方の入力
端には“1”が入力されて、その出力は“0”と
なるので、ゲート回路のトランジスター272
をオン、263をオフにし、結局トランジスター
269,271もオフとなつて接続端子T0に出
力は得られない。
このように、カメラにストロボを装着せず、撮
影モード選択用切換スイツチ245A,245B
をマニユアル撮影モードとして使用した場合は、
マニユアル秒時設定用選択スイツチ281により
予じめ手動で設定された秒時で、被写体に対する
露光量とは無関係にシヤツターは閉鎖される。
次にカメラにストロボを装着したときの両電気
回路の作動を説明する。
(4) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを、各固定端子245Aa,245Baに
切り換えて、カメラをリミツター接続撮影モー
ドとし、オートストロボを接続した場合、 この場合には、カメラがわに配設された測光用
受光素子203の測光作動によつてオートストロ
ボの自動調光がなされ、たとえ被写体に対する露
光量が不足していたとしてもカメラのシヤツター
はリミツター回路よりのリミツター信号に基づ
き、手振れ限界内の秒時で閉鎖される。
ストロボの電源スイツチ2を固定端子2bに切
り換えて電源Eを回路に接続すると、DC―DCコ
ンバーターが発振し、整流用ダイオード14を通
じて閃光発光回路、発光制御回路、表示回路
の夫々に電源電圧を供給する。閃光発光回路
のメインコンデンサー18に充電が進み始める
と、接続端子Lに微弱な流れ出し方向の信号が発
生するが、この段階では、カメラがわの表示用発
光素子201に流れる電流は同発光素子の発光を
確認できない程度か、できても不点灯に近い状態
にしかならない。このとき、トランジスター21
1は、この微弱な低レベルの信号を検知して、カ
メラがわのメインスイツチ204の閉成と同時に
オンし得る状態となる。このことは、充電完了を
待てずにシヤツターを開放した場合に、リミツタ
ー撮影が行えるので都合がよい。続いて、メイン
コンデンサー18の充電が完了すると、充電完了
表示用の発光体28が点灯し、この点灯電流がダ
イオード41を介してトランジスター42のベー
スに流れ、同トランジスターをオンにし、これに
よりカメラのフアインダー内の表示用発光素子2
01に同発光素子を点灯させるに充分な電流が流
れ、発光素子201は確認し得る明るさで発光し
て充電完了を表示する。
次に、カメラのシヤツターレリーズと同期して
メインスイツチ204が閉成されると、トランジ
スター211がオンとなり、このためトランジス
ター210のベース・コレクタを通じてトランジ
スター206がオンして、ナンド回路213の一
方の入力端に“0”を入力する。
一方、カメラのシヤツターレリーズと同期して
メインスイツチ204が閉成された時点で、前記
(1)の場合と同様にリセツト回路のトランジスタ
ー243は、コンデンサー238、抵抗239,
240で決まる時定数でオンされ、電流検出記憶
論理回路のナンド回路212および215にリ
セツトパルスを供給する。また同時にリミツター
回路のトランジスター218も、コンデンサー
221、抵抗224,225で決まる時定数でオ
ンされ、トランジスター232,231を通じて
電気シヤツター制御回路のトランジスター23
3にリミツター信号を与える。
上記電流検出記憶論理回路は、リセツト回路
よりリセツトパルスが入力され、トランジスタ
ー206のオンによりナンド回路213の一方の
入力端に“0”が入力されているので、ナンド回
路213の出力は“1”となり、さらにナンド回
路214にはインバーター217の出力“0”と
トランジスター206のオンによる“0”が入力
されるため、その出力は“1”となつて、結局ナ
ンド回路216の出力を“0”とする。
また、ナンド回路213の出力は“1”となつ
ているので、ゲート回路のトランジスター26
3には抵抗276、トランジスター272のベー
ス・コレクタを通じてベース電流が供給され、ト
ランジスター263はオンとなる。これにより各
トランジスター261,275,264,267
がオンとなる一方、トランジスター266は、電
気シヤツター制御回路のコンパレーター258
の出力端に接続され、このコンパレーター258
の出力がメインスイツチ204の閉成と同時にオ
ンとなつているので、トランジスター266はオ
ンとなり、結局トランジスター269はオン、ト
ランジスター271はオフとなる。
一方、メインスイツチ204の閉成に続いてカ
メラのシヤツターがレリーズされ、これに同期し
てシンクロスイツチ202が閉成されると、スト
ロボの電源スイツチ2が固定端子2bに接続され
ていることにより、充電されていた閃光発光回路
のコンデンサー29が、ダイオード25―スト
ロボの接続端子X―カメラの接続端子X0―シン
クロスイツチ202―カメラの接続端子G0―ス
トロボの接続端子G―抵抗37―SCR35のゲ
ート・カソードと抵抗36の並列回路の経路を通
じて短絡され、トリガースイツチとしてのSCR
35を点弧させる。すると、トリガーコンデンサ
ー44の両端が短絡され、同コンデンサーに充電
されていた電荷は、トリガートランス45の1次
コイル45aに印加され、2次コイル45bに高
圧のパルスを発生させ、この高圧電圧が閃光放電
管62のトリガー電極62aに印加される。ま
た、これと同時に、SCR35が点弧されると、
トリガーコンデンサー43が、SCR35のアノ
ード・カソードとゲート、抵抗36の並列回路―
抵抗50―ダイオード53―コンデンサー60と
抵抗61とSCR63のゲート・カソードの並列
回路を通じて短絡され、SCR63が点弧される
ので、放電管62は閃光発光することになる。
閃光放電管62より発せられた閃光は、被写体
で反射され、カメラがわの測光用受光素子203
によつて受光される。このため受光素子203に
光電流が流れ、シヤツターレリーズと同期してト
リガースイツチ290が開放されコンデンサー2
89および演算増巾器287が動作しているの
で、光電流がコンデンサー289に充電され、こ
の積分電圧が演算増巾器287の出力端からコン
パレーター258に加えられ、コンパレーター2
58により、基準電圧回路および可変抵抗29
1によるASA情報等に対応する基準電圧と比較
される。そしてこれが基準電圧以上、すなわち適
正光量を受光素子203が受光したとき、コンパ
レーター258の出力は断たれ、トランジスター
260はオフとなり、シヤツターの後幕を保持し
ていたマグネツトMgへの電流の供給が断たれ、
マグネツトMgは後幕の保持を解除し、後幕は走
行してシヤツターは閉鎖される。このとき、コン
パレーター258の出力端は、ゲート回路のト
ランジスター266のベースに接続されているの
で、トランジスター266がオフとなり、結局ト
ランジスター269をオフ、トランジスター27
1をオンさせ、接続端子T0を通じてストロボに
調光動作信号を供給する。
もし、被写体に対する光量が不足し、測光用受
光素子203に受けられた光量が規定光量に達し
なかつた場合には、リミツター回路よりのリミ
ツター信号により、時定数秒時の経過後、トラン
ジスター233がオンされ、発光素子234が発
光し、その光が測光用受光素子203によつて受
けられて、不足分の光量を補う。そして光量が規
定光量に達することにより、コンパレーター25
8の出力が断たれ、マグネツトMgがシヤツター
を閉鎖し、また、トランジスター269をオフ
し、トランジスター271をオンさせ、接続端子
T0に調光動作信号を供給する。
接続端子T0に供給された調光動作信号は、ス
トロボの接続端子Tを通じて、発光制御回路の
トランジスター88のベースに供給され、トラン
ジスター88がオンされて、トリガースイツチと
してのSCR79が点弧され、トリガーコンデン
サー77の両端がトリガートランス76の1次コ
イル76aを通じて短絡され、2次コイル76b
に高圧パルス電圧が発生する。この電圧が補助放
電管75のトリガー電極75aに供給されて、補
助放電管75を点弧させ、これによりSCR63
のアノードがわを負電圧にして、SCR63を不
導通にし、閃光放電管62の発光を停止する。す
ると、補助放電管75の点弧により充電されたコ
ンデンサー66の電荷により調光動作表示用発光
体69が点滅し、この点滅電流がトランジスター
42をオン・オフ動作させ、接続端子Lを通じて
カメラがわの表示用発光素子201を点滅させ
て、調光動作が行われたことをカメラがわで表示
する。
このとき、被写体からの反射光は、ストロボが
わの受光素子92によつても受けられ、同素子に
光電流が流れて、光量が規定量以上になれば、ト
ランジスター104がオンとなるが、抵抗94
の、トランジスター104のコレクタがわの電位
は、抵抗93の値を、例えば10KΩ程度、カメラ
の接続端子T0につながる抵抗292を、例えば
1KΩ程度に選定しておけば、トランジスター8
8をオンさせることが出来ない。即ち、抵抗94
の、トランジスター104のコレクタがわの電圧
が例えば10Vであつたとすると、抵抗94、接続
端子G,G0、トランジスター269のエミツ
タ・コレクタ、抵抗292、接続端子T0,T、
ダイオード91、抵抗93によつて形成される閉
ループにより、接続端子Tの電圧は−1V以下と
なつてしまい、この電圧ではトランジスター88
がオンできないようにすることができる。
このように、カメラにストロボを装着し、撮影
モード切換スイツチをリミツター接続撮影モード
として使用した場合は、カメラがわに配設された
測光用受光素子203で自動調光され、たとえば
露光アンダーの状態でも手振れ限界内の秒時で、
自動的にシヤツターが閉鎖され、次善の状態の写
真を得ることができる。
(5) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを各固定端子245Ab,245Bbに切
り換えて、カメラをオート撮影モードとし、オ
ートストロボを接続した場合、 この場合には、カメラがわに配設された測光用
受光素子203の測光作動によつてオートストロ
ボの自動調光がなされ、被写体に対する露光量が
不足していても、カメラのシヤツターは、リミツ
ター回路よりのリミツター信号に基づき閉鎖さ
れる。
前記(4)の場合と相違する動作について述べれ
ば、撮影モード切換回路のモード選択用切換ス
イツチ245Aが固定端子245Abに接続され
ているため、トランジスター246のベースは抵
抗256,257を介してトランジスター250
のベースに接続され、トランジスター246はオ
ンとなる。このため、トランジスター248がオ
フとなつているので、トランジスター254はオ
ンとなる。従つてトランジスター233のエミツ
タ・ベース間がトランジスター254により短絡
されるので、スイツチング用トランジスター23
3はオフ状態を採り続けている。
ストロボが発光して、測光用受光素子203が
被写体からの反射光を規定光量受光した場合は、
電気シヤツター制御回路が働らいてシヤツター
が閉鎖され、また、コンパレーター258の出力
が断たれることにより接続端子T0に調光動作信
号が供給される。また、ストロボが発光したが、
光量が不充分で電気シヤツター制御回路から正
規の調光動作信号が得られない場合でもストロボ
の閃光放電管62の放電によりトランジスター3
3がオンされるので、接続端子L,L0を通じて
発光信号が表示用発光素子201に供給され、端
子L0―G0間を一時短絡するため、トランジスタ
ー211をオフさせ、トランジスター206をオ
フにし、ナンド回路213の一方の入力端に
“1”を入力する。これによりナンド回路213
の出力は“1”のまゝ変化しないがナンド回路2
14の出力が“1”、ナンド回路216の出力が
“1”となり、結局、撮影モード切換回路のト
ランジスター254がオフになる。このため、電
気シヤツター制御回路のスイツチング用トラン
ジスター233はリミツター回路のリミツター
信号に基づいてオンし、発光素子234を発光さ
せて、その光が測光用受光素子203によつて受
けられ、不足分の光量を補う。そして光量が規定
光量に達することにより、電気シヤツター制御回
路が働らいてシヤツターは閉鎖され、接続端子
Tに調光動作信号を供給する。
このように、カメラにストロボを装着し、撮影
モード選択用切換スイツチ245Aをオート撮影
モードとして使用した場合は、カメラがわに配設
された測光用受光素子203で自動調光され、た
とえ露光アンダーの状態でも手振れ限界内の秒時
で、自動的にシヤツターが閉鎖され、次善の状態
の写真を得ることができる。
(6) 撮影モード選択用切換スイツチ245A,2
45Bを各固定端子245Ac,245Bcに切
り換えて、カメラをマニユアル撮影モードと
し、オートストロボを接続した場合、 この場合は、ストロボがわに配設された測光用
受光素子92によつて自動調光がなされ、マニユ
アル秒時設定用選択スイツチ281により予じめ
設定されたシンクロ撮影秒時で、露光量とは無関
係にシヤツターは閉成される。
前記(4)の場合と相違する動作について述べれ
ば、モード選択切換スイツチ245Bが固定端子
245Bcに切り換えられているので、カメラが
わの測光用受光素子203の両端が回路的に接続
されておらず、受光素子203は動作しない。こ
のため、シヤツターの閉鎖に関しては、被写体に
対する露光量は無関係となる。また、スイツチ2
45Bが接続された固定端子245Bcは、マニ
ユアル秒時設定用選択スイツチ281の切換可動
接片に接続され、同接片はあらかじめ手動で、シ
ンクロ撮影秒時を得る固定抵抗の端子に接続され
るので、コンデンサー289はそれに直列に接続
され、演算増巾器287がシヤツター秒時を算定
し、そのシヤツター秒時経過時にコンパレーター
258の出力を断として、マグネツトMgへの電
流の供給を断つてシヤツターを閉鎖する。
一方、モード選択用切換スイツチ245Aは、
固定端子245Acに接続されているので、トラ
ンジスター250はそのエミツタ・ベース間が短
絡されて同トランジスターはオフ、従つてトラン
ジスター252はオンとなる。このため、トラン
ジスター206は接続端子L0よりの信号に関係
なくオフとなるので、ナンド回路213の出力は
“0”となり従つてトランジスター272がオン、
トランジスター263はオフとなる。このため、
結局トランジスター269,271もオフとな
り、接続端子T0は電気的に切り離されたことに
なり、コンパレーター258の出力が断となつて
も調光動作信号は、ストロボがわに伝達されな
い。またこればかりか、ストロボの端子Tがカメ
ラと電気的に分離されるため、ストロボがわの受
光素子92が働きトランジスター104がオンと
なつたとき、例えば抵抗94の、トランジスター
104のコレクタがわの電圧が−10Vとすると、
前記(4)で述べた閉ループが構成されていないの
で、この電圧がそのまゝトランジスター88のベ
ースに印加され、トランジスター88をオンし
て、補助放電管75を点弧し、閃光放電管62の
閃光発光を停止させる。
このように、カメラにストロボを装着し、撮影
モード選択用切換スイツチ245A,245Bを
マニユアル撮影モードとして使用した場合は、ス
トロボがわに配設された測光用受光素子92によ
つて自動調光が行われ、カメラは、マニユアル秒
時設定用選択スイツチ281により予じめ設定さ
れたシンクロ撮影秒時で、被写体に対する露光量
とは無関係にシヤツターは閉鎖される。
以上述べたように、本発明によれば、カメラと
ストロボの連結接点の数が最小限で、各種機能が
充分に作動するので、明細書冒頭に述べた従来の
欠点を解消することができ、甚だ使用上便利なス
トロボ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の適用されたオートストロボ
の電気回路の一実施例を示す線図、第2図は、本
発明のストロボ装置の結合されるカメラの電気回
路の一例を示す線図である。 X,X0……X接点接続用端子、G,G0……共
通アース接続用端子、L……外部表示信号用端子
(状態表示用信号出力端子)、L0……動作表示信
号端子、T……外部制御信号端子、T0……スト
ロボ制御用信号端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくともアース端子と状態表示用の信号出
    力端子とを有するストロボ装置において、 上記アース端子と同アース端子と異なる電位を
    持つ電源ラインとの間に介挿されていて、閃光放
    電管の発光に伴なつて瞬間的に導通する第1スイ
    ツチと、 上記アース端子と異なる電位を持つ電源ライン
    と上記信号出力端子との間に介挿された第2スイ
    ツチと、 この第2スイツチを発光用コンデンサーの電位
    が発光可能な所定電位以上の電位にあるとき導通
    状態にさせ、調光動作時に断続的な導通状態にさ
    せる駆動回路と、 を具備し、上記信号出力端子より、上記第1スイ
    ツチの導通による発光確認信号、上記第2スイツ
    チの導通による充電完了信号および断続的導通に
    よる調光動作表示信号の3種類の異なる電気信号
    が得られるようにしたことを特徴とするストロボ
    装置。
JP8114178A 1978-07-04 1978-07-04 Cooperative control unit of camera and strobe Granted JPS557772A (en)

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