JPS6243294Y2 - - Google Patents

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JPS6243294Y2
JPS6243294Y2 JP6346779U JP6346779U JPS6243294Y2 JP S6243294 Y2 JPS6243294 Y2 JP S6243294Y2 JP 6346779 U JP6346779 U JP 6346779U JP 6346779 U JP6346779 U JP 6346779U JP S6243294 Y2 JPS6243294 Y2 JP S6243294Y2
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light
discharge tube
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scr
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動調光ストロボ装置に関し、特に二
つの閃光放電管を有した自動調光ストロボ装置に
関するものである。
近年、自動調光ストロボ装置の発光に供ない撮
影方法も多様化し、特に天井,壁等に照射光を反
射させるいわゆるバウンス撮影は、極めて一般化
されてきている。
このバウンス撮影はストロボ装置の照射光を中
間物を介して被写体の正面以外から供給するた
め、柔らかな写真が得られることがよく知られて
いるが、反面、注意しなければ人物等の被写体に
おいては生きた写真が得られない。即ちバウンス
撮影では人物等の目に光が入射せず写真上非常に
好ましくない結果となる問題点を有していた。
このような問題点を考慮したストロボ装置とし
ては、最近実用化のなされた一つのストロボ装置
の中に二つの閃光放電管を設け、一つをバウンス
用として使用し、他方を補助光としてこれを被写
体の正面に光を供給するダイレクト光用して使用
し、上述した如くの問題点を除き写真効果を高め
る如くのものが知られている。
第1図は、上述した従来の二つの閃光放電管を
有した自動調光ストロボ装置の回路図を示してい
る。
図中、1は電源、2は主放電コンデンサ、3は
トリガー回路、4はシンクロ接点、5および6は
閃光放電管、7,8および10はスイツチング素
子であるSCR、9は転流コンデンサ、11は受
光素子12の受光量により任意の信号を出力する
調光回路を夫々示している。
このような構成からなるストロボ装置におい
て、今、電源1により主放電コンデンサ2、転流
コンデンサ9の充電がなされた状態でカメラのシ
ヤツターレリーズ動作と連動しているシンクロ接
点4が閉成されるとトリガー回路3は作動し、閃
光放電管5および6、SCR7のそれぞれにトリ
ガーパルスが供給されることになり、従つて
SCR7は導通状態となり、閃光放電管5および
6は発光を開始する。
ここで、バウンス光による被写体の照射および
ダイレクト光による被写体の照射を考えると、フ
イルムに対して適正光量を設定するのはバウンス
撮影の効果を生かすため、当然バウンス光という
ことになり、従つて、上記閃光放電管5および6
の発光による照射光のどちらかをダイレクト光用
としてフイルムに対する適正光量以下に制御しな
ければならない。このため、第1図に示した如く
の回路例においては、調光回路11が受光素子1
2の受光量によつて二つのSCR8,10を制御
する如くの構成、即ち、上記受光素子12の受光
量が第1の所定レベルに達するとまずSCR8に
トリガーパルスを供給し、第2の所定レベルに達
するとSCR10にトリガーパルスを供給する如
くの構成になされている。尚、上記した第1の所
定レベルと第2の所定レベルを比較すると、第1
の所定レベルが小さく、即ち第1の所定レベルは
受光素子12の受光量の少ない部分で設定される
レベルであり、第2の所定レベルはそれよりも多
い受光量を有する即ちフイルムに対して適正光量
が供給された時の受光素子12の受光量によつて
設定されるレベルであることはいうまでもない。
従つて、シンクロ接点4の閉成により閃光放電
管5および6が発光すると、この発光による被写
体からの反射光を受光素子12が受光することに
より前述した如くに調光回路11は作動し、まず
SCR8が導通状態になされるため、閃光放電管
5の発光を維持しながら閃光放電管6の発光が停
止させられる。
即ち、図示した回路例では、閃光放電管5がバ
ウンス用,閃光放電管6がダイレクト光用として
使用されている。
ところで、SCR8が導通状態になされた時、
閃光放電管5は発光を維持しており、従つて受光
素子12は、さらに受光動作を継続し、前述した
如く、その受光量が第2の所定レベルに達する
と、調光回路11により今度はSCR10が導通
状態になされる。
SCR10が導通状態になると、それまで転流
コンデンサ9に蓄えられていた充電電荷が放出さ
れるため、SCR7が逆バイアスされることにな
り、閃光放電管5は発光を停止し、SCR8も非
導通状態に復帰させられる。これにより、図示し
た二つの閃光放電管を有した自動調光ストロボ装
置の一回の発光動作が全て終了したわけである。
上述してきた如くの動作を図示したストロボ装
置は行なうわけであるが、ここで前述した調光回
路11により動作制御されるSCR8について考
えてみる。
SCR8は、前述した如く受光素子12の受光
量が第1の所定レベルに達した時に導通状態にな
され、閃光放電管6の両端を短絡し、この放電管
6の発光を停止すると共に、主放電コンデンサ
2,閃光放電管5,SCR8,SCR7,主放電コ
ンデンサ2という閃光放電管5の放電電流の流れ
るループをも形成するものである。
このため、上記SCR8には相当な大電流が流
れることになり、SCR8には上述の放電電流と
いう大電流に十分耐えうる大電流用のSCRを使
用しなければならない。
また、SCR8のカソードラインは、前述した
如くの作用を満足させるため、図面からも明らか
であるが主放電コンデンサ2,SCR7あるいは
SCR10等のアースラインと同一にすることが
できず、このためゲート回路は非常に複雑になり
かつ、ストロボ装置特有の雑音によりゲート誤動
作を生じる恐れのある問題点を有している。
本考案は、上述した如くの問題点を考慮してな
したもので、以下、図面と共に説明する。
第2図は、本考案による二つの閃光放電管を有
した自動調光ストロボ装置の電気回路図を示し、
図中、第1図と同図番のものは同一機能を有する
ものとし、13,14はスイツチング素子である
SCR、15はコンデンサ、16は抵抗、17は
ダイオードを夫々示している。
図示した如くの回路構成において、今、電源1
により主放電コンデンサ2、転流コンデンサ9の
充電がなされた状態において、カメラのシヤツタ
ーレリーズ動作と連動しているシンクロ接点4が
閉成されると、トリガー回路3は作動し閃光放電
管5および6にトリガーパルスを供給し、同時に
コンデンサ15、抵抗16によりSCR13のゲ
ートに電圧が供給されるため、閃光放電管および
6は発光を開始する。
この発光による被写体からの反射光を受光素子
12は受光し、その受光量が第1の所定レベルに
達すると調光回路11は、SCR14にトリガー
パルスを供給し、このSCR14を導通状態にな
す。
SCR14が導通状態になると、閃光放電管6
とSCR13との直列体の両端の電位がSCR14
により制御されることになり、閃光放電管6の発
光は停止させられる。この時、閃光放電管5は、
主放電コンデンサ2,閃光放電管5,SCR1
4,主放電コンデンサ2なるループが形成される
ため、その発光を維持することになる。
このため、受光素子12は、引き続き上記閃光
放電管5の発光による被写体からの反射光を受光
し、その受光量かつ第2の所定レベルに達する
と、調光回路11は作動し、SCR10のゲート
にトリガーパルスを供給し、このSCR10を導
通状態になす。
SCR10が導通状態になると、転流コンデン
サ9の充電電荷が放出されることになり、SCR
13およびSCR14が逆バイアスされるため、
SCR13はより確実に、またSCR14は周知の
如く非導通状態になされ、もちろん閃光放電管5
の発光は停止することになる。
以上が、本考案による自動調光ストロボ装置の
実施例の一回の発光動作であるが、ここでSCR
13とSCR14の機能を中心に、第1図に示し
た従来例との違いについて考えてみる。
まず、バウンス光用の閃光放電管5とダイレク
ト光用の閃光放電管6の発光動作であるが、この
動作は上記閃光放電管5および6と直列接続され
たスイツチング素子、即ちSCR7あるいはSCR
13の導通動作によつて行なつており、何ら違い
はない。
次に、ダイレクト光用の閃光放電管6の発光停
止動作であるが、大きく見れば閃光放電管6と並
列接続されたスイツチング素子即ちSCR8ある
いはSCR14の導通動作によつて行なつてお
り、同一のように考えられるが、第2図からも明
らかなように、本考案の実施例の場合、SCR1
4は、閃光放電管6とSCR13との直列体に並
列に接続されており、第1図に図示した例のよう
に閃光放電管6のみと並列接続されてはいない。
このため、閃光放電管6の発光停止時において
も、その発光が維持されている閃光放電管5の放
電電流は、SCR14を介して流れ、SCR13を
介して流れることはなく、即ち、上記放電電流は
第1図の例のように発光開始用を含めた二つの
SCR7および8を介して流れることはない。
従つて、SCR13について考えてみると、こ
のSCR13を介して流れる電流が直列接続され
た二つの閃光放電管5および6を介して流れる放
電電流だけであり、その値も小さいため、この
SCR13として非常に高価な大電流用のものを
使用しなければいけない必要性はない。
最後に、バウンス光用の閃光放電管5の発光停
止動作であるが、本考案によるストロボ装置は受
光素子12の受光量が第2の所定レベルに達する
と、調光回路11によりSCR10が導通状態に
なされ、転流コンデンサ9の充電電荷の放出がな
されることによるSCR14の逆バイアスによつ
て行なわれることは前述したとうりであり、転流
コンデンサによるスイツチング素子の逆バイアス
という周知の動作原理によりなされている。
ところで、第1図に図示した従来のものにおい
てバウンス光用の閃光放電管5の発光停止を行な
うのは、前述した如くSCR7である。
従つて、本考案におけるSCR14と上記SCR
7とは同一の機能を有していると言えるわけであ
り、SCR14は主スイツチング素子というべき
ものであるが、図面をみれば明らかな如く、ダイ
レクト光用の閃光放電管6に対して、SCR14
は並列に、SCR7は直列に接続されている。
また、SCR7は、シンクロ接点の閉成により
導通状態になされるのに対し、SCR14は調光
回路11により導通状態になされる如くの構成と
なつている。
即ち、SCR14は、その導通動作により閃光
放電管6の発光停止を行ない、その非導通動作に
より閃光放電管5の発光停止を行なうものであ
り、前述したSCR7とは異なる作用を行なうこ
とになる。換言すれば、SCR14は、第1図に
図示した従来装置におけるSCR7とSCR8とを
兼ねた作用を行なうスイツチング素子ということ
ができる。
一方、本考案によるストロボ装置のもう一つの
スイツチング素子であるSCR13であるが、こ
のSCR13だけの接続関係をみれば、シンクロ
接点の閉成により導通状態になされることから従
来装置のSCR7と対応しているようにみえる
が、前述した如く、その非導通動作はSCR14
の導通によつて行なわれ、SCR7の如くSCR1
0の導通による逆バイアスによつてはなされてい
ない。即ちSCR13はSCR7と対応するべき点
もあるものの同一の作用を行なうものではない。
ここで、仮に、閃光放電管6が理想的な閃光放
電管、即ちその発光および発光停止のスイツチン
グ特性が極めて優れたものであるとすると、
SCR14の導通により閃光放電管6は、即座に
完全な非導通状態になることからSCR13は不
要となる。即ち、SCR14の導通により閃光放
電管6が即座に完全な非導通状態にならない現在
においては、連続発光時等において、もしSCR
13がなければ閃光放電管6は非導通状態になる
ことなく導通状態を継続してしまう恐れがあるた
めである。
このようなことを考慮すると、SCR13は、
閃光放電管6のスイツチング特性を向上させるも
のであり、具体的に言えば確実な発光停止を行な
わせる補助的なスイツチング素子であり、従来装
置の発光停止用SCR8と似た機能を有するもの
である。
尚、上述してきた本考案によるストロボ装置に
おけるSCR10,13,14のカソードライン
は、第2図からも明らかなように、主放電コンデ
ンサ2のマイナスラインと同一に構成されてお
り、夫々のゲート回路は、簡単なものとなること
はいうまでもない。
以上述べてきたように、本考案による自動調光
ストロボ装置は、周知のシリース方式の自動調光
ストロボ装置における閃光放電管と主スイツチン
グ素子との間に、第2の閃光放電管とスイツチン
グ素子との並列体を直列に接続した従来装置に対
し、シリース式自動調光ストロボ装置における主
スイツチング素子と並列に第2の閃光放電管とス
イツチング素子との直列体を接続し、更に上記主
スイツチング素子の導通時期をシンクロ接点の閉
成に関係なく設定した如くの構成になされてい
る。このため、前述した如く、使用するスイツチ
ング素子のマイナスラインを主放電コンデンサの
マイナスラインと同一構成できることになり、ゲ
ート回路の簡素化が可能になり、かつ、大電流用
のスイツチング素子の数を減らすことが可能にな
り本考案は、非常に実用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動調光ストロボ装置の回路構
成図、第2図は本考案の一実施例にかかる自動調
光ストロボ装置の回路構成図である。 2……主放電コンデンサ、3……トリガー回
路、4……シンクロ接点、5,6……閃光放電
管、9……転流コンデンサ、10,13,14…
…SCR、11……調光回路、12……受光素
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主放電コンデンサの両端に並列接続される第1
    の閃光放電管と主スイツチング素子とからなる第
    1の直列体と導通することにより転流コンデンサ
    の充電電荷を放出させ上記主スイツチング素子を
    逆バイアスせしめる第1の補助スイツチング素子
    と、前記主スイツチング素子と並列接続される第
    2の閃光放電管と第2の補助スイツチング素子と
    からなる第2の直列体と、前記第1の閃光放電管
    と第2の閃光放電管の発光による被写体からの反
    射光を受光する受光素子と、該受光素子の受光量
    に応じて、第1,第2の出力信号を出力する調光
    回路とを有し、前記第2の補助スイツチング素子
    をシンクロ接点の閉成により導通状態になし、前
    記第1の出力信号により前記主スイツチング素子
    を導通状態になし、前記第2の出力信号により前
    記第1の補助スイツチング素子を導通状態になす
    ことを特徴とする自動調光ストロボ装置。
JP6346779U 1979-05-11 1979-05-11 Expired JPS6243294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6346779U JPS6243294Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11

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JP6346779U JPS6243294Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11

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Publication Number Publication Date
JPS55164624U JPS55164624U (ja) 1980-11-26
JPS6243294Y2 true JPS6243294Y2 (ja) 1987-11-10

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ID=29297497

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JP6346779U Expired JPS6243294Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE3327148A1 (de) 1982-07-28 1984-02-16 Canon K.K., Tokyo Elektronisches blitzgeraet

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JPS55164624U (ja) 1980-11-26

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