JPS6233355A - 磁気テ−プカセツト用のリ−ル・テ−プ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、互いに並んで位置していて磁気テープを案内
する２つのリール体を備えた磁気テープ・カセット用の
リール・テープ駆動装置であって、前記両リール体に、
旋回車によって駆動されるリールディスクがそれぞれ係
合するようになっており、旋回車ひいてはリールディス
クを駆動するモータとローディングモータとを備えてい
る形式のものに関する。

従来の技術 ビデオレコーダ及びオーディオレコーダは情報を有利に
は磁気テープに記憶しておき、この磁気テープはカセッ
ト内において互いに並んで位置する２つのリール体に取
り付けられている。カセットはこの場合、リール体が再
生装置の駆動機構の対応する心棒に力接続的に係合する
ように挿入される。

回転するヘッドシリンダを備えた市販のビデオレコーダ
では、磁気テープをカセットから引き出してガイドな用
いてヘッドシリンダに巻き付けることが必要である。こ
のローディング動作はローディングモータと呼ばれるモ
ータによって行われ、このローディングモータは磁気テ
ープを、カム板を介して駆動されるローディングガイド
を用いて運転位置にもたらす。

同時にまたキャプスタンモータとして構成されていても
よい別のモータによってリールディスクが駆動され、こ
の場合この駆動は例えば旋回車を介して行われ、旋回車
はその都度磁気テープを巻き取る側のリールディスクに
連結され、これに対して供給リールディスクは摩擦ブレ
ーキを介して必要なテープテンションを維持する。テー
プ全長にわたって均一なテープテンションが必要なので
、テープテンションアームによってその都度のテープテ
ンションが検出され、アームの位置に応じて供給リール
ディスクのために合ったブレーキ作用に変換される。

同時に音声軸をも駆動するリールモータによって旋回車
を介してリールディスクを駆動することは既に公知であ
り、この場合各リールディスクには滑りクラッチが設け
られている。駆動は滑りクラッチの駆動側において行わ
れる。均一なテープテンションは、テープテンションア
ームによって制御されて供給リールディスクのクラッチ
部分に作用する巻掛はブレーキとの関連において前記滑
リフラッチを介して得られる。例えばピクチャーサーチ
走行の場合のようなリールディスクの変えられた速度の
ためには、通常旋回車が単数又は複数の中間車を介して
駆動され、この場合中間車は例えば滑子案内制御を用い
て作用状態にもたらされる。またテープ停止状態ではリ
ールはブレーキによってロックされ、このブレーキは運
転状態においては引張り磁石によって解除される。

発明の課題 本発明の課題は、冒頭に述べた形式の磁気テープカセッ
ト用のリール・テープ駆動装置を改良して、制動機構及
び駆動機構の個個の機能制御を簡単化することができる
リール・テープ駆動装置を提供することである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、各リール
ディスクに滑りクラッチが設けられており、リールディ
スク及び滑りクラッチの駆動部分がその外周面において
、滑りクラッチが２つの部分に係合する接近旋回可能な
爪車によって橋絡可能であるように構成されている。

発明の作用並びに効果 原則的には磁気テープの駆動つまりキャゾスクン駆動並
びにリールディスクの駆動は１つのモータによって行わ
れ、このモータは例えば巻戻し時又はピクチャーサーチ
走行運転における異なったテープ速度のためにも付加的
な中間歯車を接続することなしに駆動を行うことができ
る。この場合通常運転においてつまり公称の目標速度の
際にリールディスクの駆動は滑りり２ツチの駆動側を介
して旋回車を用いて行われ、この旋回車自体はベルトを
介して駆動されるが、これに対してキャプスタン軸は同
時にモータ軸であり、つまりキャプスタンは直接駆動さ
れる。

ローディングモータによって種種様様な運転形式つまり
停止、巻戻し、ローディング、アンローディング、構成
、前進ピクチャーサーチ走行及び後退ピクチャーサーチ
走行が制御される。

この制御はカム車を用いて行われ、カム車には制御スラ
イダが係合し、この制御スライダはその各位置によって
装置シャシ内部において個個の運転形式をトリガする。

停止運転においては制御スライダを介して制御されて、
供給リールディスク及び巻取りリールディスクに所属の
爪車が滑りクラッチの２つの部分と係合している。この
運転形式ではメインブレーキも直接両リールディスクに
係合しており、これによって停止している磁気テープは
その位置において固定される。メインブレーキもまた同
様にローディングモータ忙よって付加的な滑りクラッチ
を介して直接制御される。

巻戻し動作中にはメインブレーキは解除されているが、
爪車は両リールディスクの滑りクラッチに係合している
。つまりトルクは滑りクラッチを介してではなく、クラ
ッチを橋絡する爪車な介して伝達される。これによって
、リールディスクにおいて必要な全トルクがもたらされ
る。爪車は、磁気テープが輪になることを回避するため
に基準摩擦モーメントを有している。

ローディング動作のために制御スライダカ１占めている
位置では、供給リールディスクにおける爪車がもはや接
触していないのに対して、巻取りリールディスクにおけ
る爪車はなおりラッチを橋絡している。付加的に制御ス
ライダのこの位置では係止爪が働き、この係止爪によっ
て巻取りリールディスクにおける爪車がロックされてい
る。これＫよって磁気テープは供給リールディスクにお
いてのみローディング又はアンローディングされ得る。

この構成の利点としては、所定のテープ箇所のための大
きな再現精度がローディング動作時にも得られるという
ことがある。

プレイ運転すなわち録音・録画及び再生時及び前進ピク
チャーサーチ走行運転においても、制御スライダによっ
て両爪車は滑りクラッチから解離されており、キャプス
タン駆動のためのピンチローラは保合状態にもたらされ
る。さらにテープテンションアームがローディングモー
タによって磁気テープに接触させられる。テープテンシ
ョンアームはテープブレーキを介して供給リール側のデ
ィスクを制御する。リールディスクの駆動は旋回車を用
いて滑りクラッチを介して行われ、これによって同時に
異なったリール直径においても一定の回転数とさらにト
ルク限界とが得られる。

後退ピクチャーサーチ走行運転においてはプレイ運転と
は異なりテープテンションアームは離反旋回させられて
いる。それというのはこの場合は供給リールディスクが
旋回車を介して駆動されるからである。

実施例 図面に示された制御スライダ１の位置では爪車３が供給
リールディスク２にもはや係合していないのに対して、
爪車５は巻取りリールディスク４において滑りクラッチ
の画部分を橋絡している。付加的に爪車５は係止爪１４
によってロックされている。キャプスタン駆動のための
ピンチローラ６はキャプスタン軸７から持ち上げられて
いる。制御スライダ１によって生ぜしめられる個個の駆
動部分の上記配属形式は、ローディング運転を示してい
る。この際に磁気テープはローディングガイド１２によ
ってカセットから引き出されてヘッドシリンダ１３に巻
き付けられるか、又は、旋回車がキャプスタン・リール
ディスク駆動を生ぜしめるモータ１５によって供給リー
ルディスク２に当て付けられている場合には、カセット
内に戻し案内される。

ローディングガイド１２は図示されていないローディン
グリングを介して制御スライダｌ及びテープテンション
アーム１０同様ローデイングモータによってカム車を介
して駆動される。カム車及びローディングモータはシャ
シプレート１６の下に配置されているので図示されてい
なイローデイング動作中における爪車５のロックによっ
て、ローディング動作によってヘン−シリン／１３に対
する磁気テープの対応関係がずれることはない。

滑りクラッチ１１によってし・ζ−１７を介して操作さ
れるメインブレーキ９は）この運転形式においては不作
用状態にある。メインブレーキ９もまたローディングモ
ータによってカム車を介して制御され、停止運転時に直
接リールディスクに作用する。さらに停止運転時には制
御スライダｌが矢印の方向左に向がって移動して、爪車
３もまた供給リールディスク２のクラッチを橋絡し、こ
の場合係止爪１４は爪車５を解放する。巻戻し運転のた
めには、メインブレーキ９が解除されていることを除け
ば、制御スライダ１及び爪車３，５は停止運転時と同じ
対応関係にある。

リールディスクの駆動はモータ１５によって、シャシプ
レート１６の下に配置された駆動ベルトを介して行われ
、この駆動ベルトは、その都度のリールディスクの滑り
クラッチの駆動部分に係合している旋回車８を回転させ
る。しかしながら滑りクラッチを介しては、巻戻し運転
のために完全に必要なトルクが伝達され得るのではない
ので、この運転形式ではクラッチを橋絡する爪車３ない
しは５がこの課題をになう。

良好な力接続を達成するために、滑りクラッチの外径、
爪車及び旋回車はモジュールの等しい歯車として構成さ
れている。例えば中間ガイドピンにおけるフェルト片の
介在によって各爪車が有している基準摩擦モーメントに
よって、巻戻し運転においても良好なテープテンション
が得られる。

プレイ運転のためには制御スライダ１は矢印によって示
された右側のストソノ上位置にもたらされる。この位置
は、磁気テープがローディング動作によってヘッドシリ
ンダに巻き付けられてテープテンションアーム１０が係
合した場合に初めて得られる。制御スライダ１と堅く結
合された突起１８によって爪型３，５はリールディスク
のクラッチから持ち上げられる。ピンチローラ６は磁気
テープ搬送のためにキャプスタン軸７に向かって案内さ
れる。リールディスク３ないしは５の駆動は、リールデ
ィスクに一体に組み込まれた滑りクラッチを介して旋回
車８によって行われる。通常速度及び変えられたピクチ
ャーサーチ走行速度によるテープ前進送りのためには、
供給リールディスク２はテープテンションアーム１０に
よって制御されるテープテンションブレーキを用いて制
動される。後退ピクチャーサーチ走行運転においては供
給リールディスク２が旋回車８によって駆動されるので
、この運転形式ではテープテンションアームひいてはテ
ープブレーキは作用しない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明によるリール・テープ駆動装置の１実施例
を示す平面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに並んで位置していて磁気テープを案内する２
   つのリール体を備えた磁気テープカセット用のリール・
   テープ駆動装置であつて、前記両リール体に、旋回車（
   ８）によつて駆動されるリールディスク（２、４）がそ
   れぞれ係合するようになつており、旋回車ひいてはリー
   ルディスクを駆動するモータ（１５）とローディングモ
   ータとを備えている形式のものにおいて、各リールディ
   スク（２、４）に滑りクラッチが設けられており、リー
   ルディスク及び滑りクラッチの駆動部分がその外周面に
   おいて、滑りクラッチが２つの部分に係合する接近旋回
   可能な爪車（３、５）によつて橋絡可能であるように構
   成されていることを特徴とする、磁気テープカセット用
   のリール・テープ駆動装置。 ２、リールディスクと滑りクラッチの駆動部分とが等し
   い外径を有している、特許請求の範囲第１項記載のリー
   ル・テープ駆動装置。 ３、リールディスク、滑りクラッチの駆動部分、爪車及
   び旋回車が歯車として構成されている、特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載のリール・テープ駆動装置。 ４、録音・録画運転及び再生運転時にリールディスクの
   ための駆動が滑りクラッチを介して行われる、特許請求
   の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載のリー
   ル・テープ駆動装置。 ５、巻戻し運転においてリールディスクのための駆動が
   、爪車の接近旋回による滑りクラッチの橋絡によつて行
   われる、特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれ
   か１項記載のリール・テープ駆動装置。 ６、爪車が基準摩擦モーメントを有している、特許請求
   の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載のリー
   ル・テープ駆動装置。 ７、テープがカセットから引き出されるか又はカセット
   に引き込まれるローディング又はアンローディング動作
   のために、巻取りリール側における爪車が係合していて
   、係止爪によつてロックされている、特許請求の範囲第
   １項から第６項までのいずれか１項記載のリール・テー
   プ駆動装置。 ８、停止運転において両爪車が係合している、特許請求
   の範囲第１項から第７項までのいずれか１項記載のリー
   ル・テープ駆動装置。 ９、爪車、キャプスタン駆動のためのゴム製のピンチロ
   ーラ及びローディング運転のための係止爪の係合制御が
   共通の制御スライダによつて行われる、特許請求の範囲
   第１項から第８項までのいずれか１項記載のリール・テ
   ープ駆動装置。 １０、ローディングリング及びテープテンションセンサ
   のための制御スライダの駆動が、ローディングモータに
   よつてカム車を介して行われる、特許請求の範囲第１項
   から第９項までのいずれか１項記載のリール・テープ駆
   動装置。 １１、メインブレーキがローディングモータによつて滑
   りクラッチを介して回転方向に関連して直接制御される
   、特許請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか１
   項記載のリール・テープ駆動装置。