JPS6394452A - 磁気テープカセツト用のリール・テープ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、互いに並んで位置していて磁気テープを案内
する２つのリール体を備えた磁気テープカセット用のリ
ール・テープ駆動装置ｆあって、旋回車を介して駆動さ
れるリールディスクが前記両リール体にそれぞれ係合し
ており、各リールディスクが滑りクラッチを備えており
、かつリールディスクおよび滑りクラッチの駆動部分が
これらの外周面において、磁気テープの迅速な巻戻しの
ために滑りクラッチが、２つの部分に係合する接近旋回
可能な爪車によって橋絡可能であるように、構成されて
いる形式のものに関する。

従来技術 ビデオレコーダおよびオーディオレコーダは情報を有利
には磁気テープに記憶する。磁気テープは力也ット内で
互いに並んで位置する２つのリール体に取付けられてい
る。カセットはこの場合リール体が再生装置の駆動機構
の対応する心棒に力接続的に係合するように挿入される
。

磁気テープの駆動、すなわちキャプスタン駆動も、また
リールディスクの駆動も１つのモータによって行なわれ
、このモータは例えば巻戻し時またはまたピクチャーサ
ーチ走行運転における異なるテープ速度のためにも付加
的な中間歯車を接続することなしに駆動を行なうことは
公知ｆある。通常運転において、すなわち公称の目標速
度ではリールディスクの１駆動は滑りクラッチの駆動側
を介して旋回車を用いて行なわれ、この旋回車自体はベ
ルトを介して駆動される。この場合キャプスタン軸は同
時にモータ軸であり、キャプスタンは直接駆動される。

種々の運転形式つまり停止、巻戻し、ローディング、ア
ンローディング、再生（プレイ）、前進ピクチャーサー
チ走行孔よび後退ピクチャーサーチ走行はローディング
モータによって制御される。この制御はカム車を用いて
行なわれ、カム車に制御スライダが係合する。制御スラ
イダは装置シャシ内部における各位置によって個々の運
転形式をトリガする。

停止運転においては制御スライドを介して制御されて、
供給リールディスクおよび巻取りリールディスクに所属
の、クラッチに係合する爪車が滑りクラッチの２つの部
分と係合している。

この運転形式１はメインブレーキも直接両り一ルディス
クに係合しており、これによって停止している磁気テー
プはその位置で固定される。

このメインブレーキも同様にローディングモータによっ
て直接制御される。

巻戻し動作中にはメインブレーキは解除されているが、
爪車は両リールディスクの滑りクラッチに係合している
。つまりトルクは滑りクラッチを介してではなく、クラ
ッチを橋絡する爪車な介して伝達される。これによって
リールディスクにおいて必要な全トルクがもたらされる
。

爪車は磁気テープが輪にならないように基準摩擦モーメ
ントを有している。

ローディング動作のために制御スライダが占めている位
置では、供給リールディスクにおける爪車がもはや接触
していないのに対して、巻取りリールディスクにおける
爪車はなおりラッチを橋絡している。制御スライダのこ
の位置では付加的に係止爪が働き、この係止爪によって
巻取りリールディスクにおけろ爪車がロックされている
。これによって磁気テープは供給リールディスクにおい
てのみローディングまたはアンローディングされ得る。

この構成の利点としては所定のテープ箇所のための大き
な再現精度がローディング動作時にも得られるというこ
とがある。

プレイ運転すなわち録音・録画および再生時および前進
ピクチャーサーチ走行運転においても、制御スライダに
よって両爪車は滑りクラッチから解離されており、キャ
プスタン駆動のためのピンチローラは係合状態にもたら
される。

さらにテープテンションアームがローデイングモータに
よって磁気テープに接触させられる。

テープテンションアームはテープブレーキを介して供給
リール側のディスクを制御する。リールディスクの駆動
は旋回車を用いて滑りクラッチを介して行われ、これに
よって同時に異なったリール直径においても一定の回転
数とさらにトルク限界とが得られる。

この公知の駆動装置では後退ピクチャーサーチ走行運転
においてはプレイ運転とは異なりテープテンションアー
ムは離反旋回させられている。それというのはこの場合
には供給リールディスクが旋回車を介して駆動されるか
らである。

この後退ピクチャーサーチ走行運転においてもテープは
厳密に案内されなければならないので、カセットから走
出したテープ部分を緊張状態で保つ必要がある。そのた
めには通常独自の、制御されるブレーキが使用される。

発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、後退ピクチャーサーチ走行運転におい
て走出したテープ部分において所定のテープテンション
を保つための簡単な手段を提供することである。

問題点を解決するための手段 上記の課題を解決するための本発明の手段は、冒頭に記
載の形式の駆動装置において巻取りリールディスクに所
属の爪車の回転中心によって部材が操作されるようにな
っており、該部材によって巻取りリールディスクの滑り
クラッチの駆動側がロックされるようになっていること
である。

発明の効果 原則的に後退ピクチャサーチ走行運転においては走出す
るテープ部分、すなわち本来の巻取りリールディスクに
おける滑りクラッチの駆動歯車は係止爪マもってブロッ
クされる。この運転形式ではテープは巻取りリールから
引出されるの１、この場合には滑りクラッチが働き、か
つテープは滑りクラッチの摩擦特性に応じて緊張させら
れる。

実施例 第１図に示された制御スライダ１の位置フは爪車３が供
給リールディスク２にもはや係合していないのに対して
、巻取りリールディスク４においては爪車５は滑りクラ
ッチの画部分を橋絡している。付加的に爪車５は係止爪
１４によってロックされている。キャプスタン駆動のた
めのピンチローラ６はキャプスタン軸７から持上げられ
ている。制御スライダ１によって生ぜしめられる各１駆
動部材のこの配属形式はローディング運転を示す。この
際に磁気テープはローディングガイド１２によってカセ
ットから引出されてヘッドシリンダ１３に巻付けられる
か、または旋回車８がキャプスタン・リールディスク、
駆動を生ぜしめるモータ１５によって供給リールディス
ク２に当付けられている場合には、カセット内に戻し案
内される。ローディングガイド１２は図示されていない
ローディングリングを介して制御スライダ１およびテー
プテンションアームｌＯと同様にローディングモータに
よってカム車を介して駆動される。カム車およびローデ
ィングモータはシャシプレート１６の下に配置されてい
るので図示されていない。ローディング動作中における
爪車５のロックによって、ローディング動作によりヘッ
ドシリンダ１３に対する磁気テープの対応関係がずれる
ことは回避される。

滑りクラッチ１１によってレバー１７を介して操作され
るメインブレーキ９は、この運転形式においては不作用
状態にある。メインブレーキ９もまたローディングモー
タによってカム車を介して制御され、停止運転時に直接
リールディスクに作用する。さらに停止運転時には制御
スライダ１が矢印の方向左に向かって移動して、爪車３
もまた供給リールディスク２のクラッチを橋絡し、この
場合には係止爪１４は爪車５を解放する。巻戻し運転の
ためには、メインブレーキ９が解除されていることを除
けば、制御スライダ１および爪車３，５は停止運転時と
同じ対応関係にある。リールディスクの駆動はモータ１
５によって、シャシプレート１６の下に配置された駆動
ベルトを介して行われ、この駆動ベルトは、その都度の
リールディスクの滑りクラッチの駆動部分に係合してい
る旋回車８を回転させる。しかし滑りクラッチを介して
１は巻戻し運転のために必要な全トルクは伝達され得な
いの１、この巻戻し運転形式ではクラッチを橋絡する爪
車３もしくはδがこの課題をになう。

良好な力接続を達成するために、滑りクラッチの外径、
爪車および旋回車はモジュールの等しい歯車として構成
されている。例えば中間ガイドピンにおけるフェルト片
の介在によって各爪車が有している基準摩擦モーメント
によって、巻戻し運転においても良好なテープテンショ
ンが得られる。

プレイ運転のためには制御スライダ１は矢印によって示
された右側のストツノξ位置にもたらされる。この位置
は、磁気テープがローディング動作によってヘッドシリ
ンダに巻付けられてテープテンションアーム１０が係合
して初めて得られる。制御スライダｌと堅く結合された
突起１８によって爪車３，５はリールディスクのクラッ
チから持上げられる。ピンチローラ６は磁気テープ搬送
のためにキャプスタン軸７に向かって案内される。リー
ルディスク２ないしは４の駆動は、リールディスクに一
体に組込まれた滑りクラッチを介して旋回車８によって
行われる。通常速度および変えられたピクチャーサーチ
走行速度によるテープ前進送りのためには、供給リール
ディスク２はテープテンションアーム１０によって制御
されるテープテンションブレーキを用いて制動される。

後退ピクチャーサーチ走行運転においては供給リールデ
ィスク２が旋回車８によって駆動されるので、この運転
形式ｆはテープテンションアームひいてはテープブレー
キは作用しない。

この後退ピクチャーサーチ走行運転形式においても巻取
りリールから走出するテープ部分を緊張状態で保つため
には、巻取りリールディスク４の滑りクラッチの駆動側
か係止爪２２によってロックされるようになっており、
それにより巻取りリールからテープが引出される際に滑
りクラッチが働くようになる。

係止爪２２は爪車レバー２０と結合されており、爪車レ
バーは固定点２１を中心にして回転可能に支承されてい
る。係止爪２２は爪車５の位置によって係合させられる
、それというのも爪車レバー２ｏのレバーアームが爪車
５の回転中心に支承されているからである。これによっ
て専らプレイ運転において係止爪２２が係止し得ること
が保証される。係止爪２２の旋回は回転方向に関連して
ばね部材２３を介して行なわれ、ばね部材は巻取りリー
ルディスクの駆動側の平面上を滑り、かつ後退回転の場
合にはこのディスクを摩擦によって、係止爪２２が歯車
に係合し得るまマ移動させられる。

第２図には後退プレイ運転のためのテープテンションブ
レーキが示されている。

第２ａ図には６巻戻し”の位置が示されている。巻取り
リールディスク牛は矢印で示された左回り方向に回転す
る。爪車５は係合しており、かつ巻取りリールディスク
壬のクラッチの両歯車を橋絡している。これによって爪
車レバー２０は巻取りリールディスクから離反旋回せし
められており、その結果係止爪２２は滑りクラッチの駆
動側の歯車と係合することができない。

第２ｂ図には”プレイ運転”が示されている。

爪車５はもはや係合していない。爪車レバー２０を介し
て係止爪２２はクラッチの歯車へ接近案内されている。

滑り片２３と一緒に点２５において回転可能に支承され
た係止爪２２はもちろん係合することができない、それ
というのも巻取りリールディスク牛の右回りの回転方向
によって、ばね部材として構成された滑り片２３がスト
ツノξ２４によって係止爪２２をクラッチの歯車から持
上げているからである。

第２Ｃ図には６後退ピクチヤ一サーチ走行運転”が示さ
れている。巻取りリールディスク牛の左回りの回転方向
によって、および爪車５が持上げられていることによっ
て、第２ｂ図と同様に係止爪２２はクラッチの歯車へ接
近案内せしめられている。この回転方向では滑り片２３
はストッパ２４によって、係止爪２２が巻取りリールデ
ィスク生の駆動歯車へ係合し得るように案内されている
。

【図面の簡単な説明】

第１図は磁気テープカセット用のリール・テープ駆動装
置の平面図、第２ａ図、第２ｂ図、第２Ｃ図は種々の運
転形式における、後退プレイ運転のためのテープテンシ
ョンブレーキの位置を示した図である。 ｌ・・・制御スライダ、２・・・供給リールディスク、
３．５・・・爪車、４・・・巻取りリールディスク、６
・・・ピンチローラ、７・・・キャプスタン軸、８・・
・旋回車、９・・・メインブレーキ、１０・・・テープ
テンションアーム、１１・・・滑りクラッチ、１２・・
・ローディングガイＰ、１３・・・ヘッドシリンダ、１
牛、２２・・・係止爪、１５・・・モータ、１６・・・
シャシプレー）、１７・・・レバー、１δ・・・突起、
２０・・・爪車レバー、２１・・・固定点、２３・・・
滑２す１片、２４・・・ストッパ、２５・・・点 ４　巻取りリールディスト ５　爪車

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに並んで位置していて磁気テープを案内する２
   つのリール体を備えた磁気テープカセット用のリール・
   テープ駆動装置であって、旋回車を介して駆動されるリ
   ールディスクが前記両リール体にそれぞれ係合しており
   、各リールディスクが滑りクラッチを備えており、かつ
   リールディスクおよび滑りクラッチの駆動部分がこれら
   の外周面において、磁気テープの迅速な巻戻しのために
   滑りクラッチが、２つの部分に係合する接近旋回可能な
   爪車によって橋絡可能であるように、構成されている形
   式のものにおいて、巻取りリールディスク（４）に所属
   の爪車（５）の回転中心によって部材が操作されるよう
   になっており、該部材によって巻取りリールディスクの
   滑りクラッチの駆動側がロックされるようになっている
   ことを特徴とする、磁気テープカセット用のリール・テ
   ープ駆動装置。 ２、巻取りリールディスクの滑りクラッチの駆動側をロ
   ックするための部材が爪車レバー（２０）によって構成
   されており、該爪車レバーに係止爪（２２）が可動に配
   置されている特許請求の範囲第１項記載のリール・テー
   プ駆動装置。 ３、係止爪（２２）の旋回が回転方向に依存してばね部
   材（２３）を介して行なわれるようになっており、該ば
   ね部材が巻取りリールディスク（４）の駆動側の平面上
   を滑動するようになっていて、しかも該リールディスク
   の後退回転において摩擦によって、係止爪が巻取りリー
   ルディスクの滑りクラッチの駆動側を係止するまで摺動
   せしめられるようになっている、特許請求の範囲第１項
   記載のリール・テープ駆動装置。 ４、係止爪（２２）が巻取りリール（４）の滑りクラッ
   チの駆動側の歯車に噛合うようになっている、特許請求
   の範囲第１項記載のリール・テープ駆動装置。