JPH0430673Y2 - - Google Patents

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JPH0430673Y2
JPH0430673Y2 JP16205584U JP16205584U JPH0430673Y2 JP H0430673 Y2 JPH0430673 Y2 JP H0430673Y2 JP 16205584 U JP16205584 U JP 16205584U JP 16205584 U JP16205584 U JP 16205584U JP H0430673 Y2 JPH0430673 Y2 JP H0430673Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリール回転停止検出機構に係り、特に
テープ走行方向が自動的に反転する反転式テープ
レコーダにおいて、テープの終端を検出する検出
装置に使用され、リール台の回転停止状態を検出
するリール回転停止検出機構に関する。
(従来の技術) 従来、この種、反転式テープレコーダにおいて
は、機器に載置されたテープカセツト内でのテー
プの弛みによる機器の誤動作などを防止するため
に、フオワード側リール台およびリバース側リー
ル台の両リール台より回転状態の検出を行なうの
は周知のことである。
(考案が解決しようとする問題点) この種、回転停止検出機構としては、一般的に
は種々の機構が採用されており、例えば両リール
台間に配置されて、これらに別々に作用し且つ相
互に関連して動作する2部材からなるレバーなど
の検出部材によつて構成されているものがある
が、いずれにしてもその構成が複雑であつて、部
品点数が多くなるばかりか、その組立て作業が面
倒で且つ作業時間が長くなり廉価に構成し得ない
などの欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので
あり、テープ走行方向が自動的に反転する反転式
カセツトレコーダにおいて、一端部に係止部24
a1,24b1を有し且つ入力回転部材16,17,
18,19との間で摩擦伝達機構22を介して回
動する回転検出部材24a,24bを備え、互い
に異なる方向にそれぞれ回転駆動される一対のリ
ール台21,21と、係止部13を備えて駆動源
により回転駆動される回転部材11と、前記一対
のリール台21,21の間に配置され、一端部2
6aを回動自在な操作部材28に枢支すると共
に、前記回転検出部材24a,24bの係止部2
4a1,24b1をそれぞれ係止する一対の係止部2
6c,26dを有し、且つ前記リール台21,2
1台の回転停止時、前記回転部材11の係止部1
3に係止されて揺動する揺動部材26とよりなる
ことを特徴とするリール回転停止検出機構を提供
するものである。
(実施例) 第1図は本考案になるリール回転停止検出機構
の一実施例を示す平面図で、同図Aはリール回転
時、同図Bはリール回転停止検出時、同図Cは一
時停止時の状態をそれぞれ示すものである。
同図Aにおいて、1,2はキヤプスタン3,4
をそれぞれ備えたフライホイール歯車であり、こ
れらは図示せぬモータによつて駆動ベルトを介し
て常時正転(反時計方向)および逆転(時計方
向)駆動されている。
正転用のフライホイール歯車1は中間歯車構体
5の大径の歯車6と噛合してこれを減速駆動す
る。また、歯車6と一体形成されている小径の歯
車7は、その一部が欠歯したヘツド反転歯車8と
噛合しており、磁気ヘツドの反転モード時、この
歯車8の回転によつて磁気ヘツドを搭載した図示
せぬヘツドベースがそのカム部8aの回転作用に
よつて、磁気ヘツドを記録および再生位置より後
退させると同時に、図示せぬヘツド反転機構が磁
気ヘツドを反転させるものである。
9,10は正転用駆動歯車および逆転用駆動歯
車であつて、これらは図示せね走行方向変換手段
と協働して、記録・再生時、実線で示す位置より
二点鎖線で示す位置に選択的に移動して、上記フ
ライホイール歯車1,2と選択的に適宜噛合する
と共に、後述する正転定速用リール歯車16およ
び逆転定速用リール歯車18とそれぞれ同時に噛
合して、リール台を定速状態で回転駆動するもの
であり、機器が停止状態にある時は実線で示す位
置に移動して非回転状態にある。なお、歯車9,
10は一時停止モード時に、一時停止手段と協働
して、フライホイール歯車1,2、および正転定
速用リール歯車16および逆転定速用リール歯車
18とは噛合することなく非回転状態にある。
11は中間歯車構体5の小径の歯車7と噛合す
るオートストツプ歯車であり、これは後述するオ
ートストツプキツクレバ26の揺動範囲を規制す
る円形状の偏心カム部12を備えると共に、回転
軸11aにはオートストツプキツクレバ26の一
端を係止可能とするように、偏心位置側に突起部
13が設けられている。
14,15は正転定速用リール歯車16と正転
高速用リール歯車17、および逆転定速用リール
歯車18と逆転高速用リール歯車19とをそれぞ
れ備えた一対のリール台組立体である。これらの
具体的な構成は第2図に示す。なお、両リ−ル台
組立体14,15は略同一構成としてあるため、
この第2図においては、正転側のリール台組立体
14についてのみ、その構成を説明することとす
る。
第2図中、回転軸21aの上部にはテープカセ
ツトのリールを回転駆動するためのリール台21
を嵌挿すると共に、フランジ部20aを備えたホ
イール20が取付けられ、また、その下部には正
転高速用リール歯車17が取付けられている。ホ
イール20のフランジ部20aの上部にはリール
台21との間に介挿されたコイルばね23を介し
て逆転定速用リール歯車16が圧接状態で配設さ
れ、また、その下面にはフエルトなどの摩擦板2
2が接着されている。
24aは摩擦板22と摩擦接合し、例えば合成
樹脂などで形成されたオートセイフテイレバ(回
転検出部材)で、これは正転高速用リール歯車1
7との間に介挿されたコイルばね25によつて、
常時摩擦板22との間で所定の摩擦トルクを得る
ように圧接されている。(なお、反対側のリール
台組立体15のオートセイフテイレバは後述する
動作において符号にbを付して説明する。) また、オートセイフテイレバ24aは、後述す
るオートストツプキツクレバを係止する一端係止
部24a1が設けられると共に、これより延在する
弾性変位可能な腕部24a2が一体形成されてお
り、両オートセイフテイレバ24a,24bの係
止部24a1,24b1は互いに後述するオートスト
ツプキツクレバ26を介して対向している。
また、一方のオートセイフテイレバ24aの腕
部24a2の端部は、図示せね機器の一時停止操作
部と協働する一時停止バー25に対接可能に臨ま
せてあり(第1図に図示す)、一時停止バー25
が押圧操作された際には、この摩擦部が滑ること
なく、腕部24a2のみが弾性変位してこれの破損
を防止することになる。
26は上記両リール台組立体14,15間に配
置されたオートストツプキツクレバであり、その
基部26eの一端部26aは、軸27に回動自在
に枢支され且つ図示せぬメカ系の動作解除機構お
よびヘツド反転動作機構と協働するオートストツ
プレバ28に支持されている。
また、オートストツプキツクレバ26の他端部
26bは、上記オートストツプ歯車11の偏心カ
ム部12内に配置され、オートストツプ歯車11
回転に伴なう偏心カム部12の回転によつて、オ
ートストツプキツクレバ26はその揺動範囲が規
制されている。
26c,26dは上記一対のリール台組立体1
4,15に設けられたオートセイフテイレバ24
a,24bの係止部24a1,24b1をそれぞれ係
止する一対の係止部である。
29は早送り歯車、また30は上記大径の歯車
6上を添接噛合する巻戻し歯車であり、これらは
早送りレバー31および巻戻しレバー32にそれ
ぞれ支持されている。例えば早送りモード時に
は、早送りレバー31の端部に支持されて、α状
に巻回されたコイルばね33が早送りバー34に
押圧され、これが撓むことにより早送りレバー3
1を反時計方向に回動させて、早送り歯車29を
実線で示す位置より二点鎖線で示す位置に移動す
ることにより、これを巻戻し歯車30および正転
高速用リール歯車17と同時に噛合させてリール
台21を高速回転する。
一方、巻戻しモード時には、上記早送りモード
時に同様に、巻戻しレバー32に支持されたコイ
ルばね35が巻戻しバー36に押圧されることに
より、巻戻しレバー32が反時計方向に回動し
て、巻戻し歯車30が実線で示す位置より二点鎖
線で示す位置に移動し、リール台組立体15の逆
転高速用リール歯車19と噛合して巻戻し側のリ
ール台21を高速逆転する。
ここで、本考案になるリール回転停止検出機構
の具体的な動作を説明する。
(1) リール台の定速回転および早送りモード時 例えば、記録・再生時などの定速回転モード時
には、第1図Aに示す如く、図示せぬ走行方向変
換手段によつて正転用駆動歯車9は二点鎖線で示
す位置に移動して、フライホイール歯車1および
正転定速用リール歯車16と同時に噛合して正転
側のリール台21を反時計方向に正転駆動する。
正転定速用リール歯車16の回転によつて第2
図に示す如く構成されたリール台組立体14のオ
ートセイフテイレバ24aは、摩擦板22を介し
て回転力が伝達され、これが第1図Aに示す如
く、反時計方向に回動して係止部24a1がオート
ストツプキツクレバ26の係止部26cを係止す
るので、これを軸26aに関して二点鎖線で示す
位置より実線で示す位置に時計方向に揺動させ
る。
このオートストツプキツクレバ26の揺動によ
つて、その他端部26bはオートストツプ歯車1
1の偏心カム部12の外側に移動して突起部13
に係止されることはない。
また、早送りモード時には、早送りレバー31
が時計方向に回動することにより、上記した如
く、これが巻戻し歯車30および正転用高速リー
ル歯車17と同時に噛合して、リール台21は、
駆動源と直結したフライホイール歯車1、中間歯
車構体5の歯車6、巻戻し歯車30、早送り歯車
29および正転高速用リール歯車17を介して駆
動される。この早送りモード時にも上記正転回転
時と同様にオートセイフテイレバ24aは反時計
方向に回動してオートストツプキツクレバ26を
係止して、これを反時計方向に揺動させる。
なお、定速逆転時(テープの逆方向走行におけ
る記録および再生時)および高速逆転時も上記正
転時と同様に、定速逆転時には、走行方向変換手
段によつて、逆転用駆動歯車10がフライホイー
ル歯車2および逆転定速用リール歯車18と選択
的に噛合し、逆転用のリール台21を時計方向に
回転駆動し、今度は第2図に示した構成のオート
セイフテイレバ24bを摩擦伝達機構を介して時
計方向に回動させる。このオートセイフテイレバ
24bの回動によつて、その係止部24b1がオー
トストツプキツクレバ26の他の係止部26dを
係止することにより、これを揺動させるものであ
る。
(2) リール回転停止検出時 例えば記録モード時などの正転定速回転時、テ
ープが巻き終わつてリール21台の回転が停止し
た際には、第1図Bに示す如く、オートセイフテ
イレバ24aに作用している摩擦回転力が解除さ
れるので、これが二点鎖線で示す位置より実線で
示す位置に復帰する。従つて、このオートセイフ
テイレバ24aの係止部24a1にその係止部26
cが係止されていたオートストツプキツクレバ2
6は二点鎖線で示す位置より実線で示す位置に偏
心カム部12の中心方向に移動する。
オートストツプキツクレバ26の移動によつ
て、歯車7によつて回転駆動されているオートス
トツプ歯車11の突起部13が、オートストツプ
キツクレバ26の他の他端係止部26bを係止し
つつその回転力によつて、これをZ方向に引き寄
せる。すると、オートストツプキツクレバ26を
支持しているオートストツプレバ28は、矢印で
示すように、枢支軸27に関して時計方向に回動
することにより、この他端部28に連結されてい
る図示せぬメカ動作解除機構またはヘツド反転機
構が動作する。例えば、ヘツド反転モード時にな
ると、上記ヘツド反転用の歯車8の回転によつて
磁気ヘツドを搭載した図示せぬヘツドベースがそ
のカム部8aの回転作用によつて、磁気ヘツドを
記録および再生位置より後退させると同時に、図
示せぬヘツド反転機構が磁気ヘツドを反転させる
ものである。
(3) 一時停止モード時 第1図Aに示す状態のリール台21の定速回転
(記録・再生時)時より、一時停止モード状態す
るには、正転定速側のリール台組立体14のオー
トセイフテイレバ24aの弾性変位可能な腕部2
4a2を機器の一時停止操作部と連結されている一
時停止バー25で押圧することによつて行なわれ
る。
即ち、第1図Cに示す如く、オートセイフテイ
レバ24aが一時停止バー25で押圧されること
により、オートセイフテイレバ24aの摩擦連結
部にはこの力が作用することはない。また、オー
トストツプキツクレバ26の係止部26bが偏心
カム12の回転により回転軸11a側に寄せられ
た時には、他の係止部26cがオートセイフテイ
レバ24の係止部24a1を押し戻すが、押圧力が
弾性変位可能な腕部24a2のみに作用してこれを
撓ませるので、腕部24a2の破損を防止し得るも
のとなる。この一時停止モード時には、一時停止
操作部と連結されている図示せぬ操作手段が正転
定速時に、正転定速用リール歯車16と正転用駆
動歯車9との噛合状態を解除して、リール台21
(正転側)の回転を停止する。また、逆転定速回
転時は、逆転定速用リール歯車18と逆転用駆動
歯車10の噛合状態を解除してリール台21(逆
転用)を停止させる。
(考案の効果) 以上の如く、本考案になるリール回転停止検出
機構によれば、一対のリール台間に配置された単
一の検出部材によつて、両リールの回転停止状態
が検出できるので、従来の如く、リール回転検出
機構が複雑となるようなことがなく、部品点数が
少なく且つ簡単な構成で組立て作業が容易となつ
て、その作業時間が短縮されて廉価に構成し得る
などの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるリール回転停止検出機構
の一実施例を示す正面図で、同図Aはリール回転
時、同図Bはリール回転停止検出時、同図Cは一
時停止時の状態をそれぞれ示し、第2図はリール
台組立体の半部縦断側面図である。 1,2……フライホイール歯車、5……中間歯
車構体、9,10……正転用および逆転用駆動歯
車、11……オートストツプ歯車、12……偏心
カム、14,15……リール台組立体、16,1
8……正転定速用および逆転定速用リール歯車、
21……リール台、23,25……コイルばね、
24a,24b……オートセイフテイレバ、26
……オートストツプキツクレバ、28……オート
ストツプレバ、29……早送り歯車、30……巻
戻し歯車、31……早送りレバー、32……巻戻
しレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ走行方向が自動的に反転する反転式カセ
    ツトレコーダにおいて、一端部に係止部を有し且
    つ入力回転部材との間で摩擦伝達機構を介して回
    動する回転検出部材を備え、互いに異なる方向に
    それぞれ回転駆動される一対のリール台と、係止
    部を備えて駆動源により回転駆動される回転部材
    と、前記一対のリール台の間に配置され、一端部
    を回動自在な操作部材に枢支すると共に、前記回
    転検出部材の係止部をそれぞれ係止する一対の係
    止部を有し、且つ前記リール台の回転停止時、前
    記回転部材の係止部に係止されて揺動する揺動部
    材とよりなることを特徴とするリール回転停止検
    出機構。
JP16205584U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0430673Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16205584U JPH0430673Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JP16205584U JPH0430673Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6176524U JPS6176524U (ja) 1986-05-23
JPH0430673Y2 true JPH0430673Y2 (ja) 1992-07-23

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