JPH0528588Y2 - - Google Patents

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JPH0528588Y2
JPH0528588Y2 JP10293084U JP10293084U JPH0528588Y2 JP H0528588 Y2 JPH0528588 Y2 JP H0528588Y2 JP 10293084 U JP10293084 U JP 10293084U JP 10293084 U JP10293084 U JP 10293084U JP H0528588 Y2 JPH0528588 Y2 JP H0528588Y2
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JP10293084U
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【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤプスタンフライホイールの回転
を巻取リール台、或いは供給リール台に伝達して
テープ早送り、巻戻し動作を得るテープレコーダ
のリール台の駆動切換に関し、特にメカ設計の自
由度があり、また小型化に適する機構を提供する
ものである。
以下、本考案の一実施例を図面に従い説明す
る。
第1図a,bは、本考案の一実施例の主要部を
示す正面図、その要部側面図をそれぞれ示す。
1,2は、シヤーシ28に軸支された一対のキヤ
プスタンフライホイール(以下、フライホイール
と称す)で、モータプーリ25間に掛け渡された
平ベルト26により反時計方向に回転される。な
お、フライホイール1の周面には周面ギア11
形成されている。
3,4は、シヤーシ28に植立されたリール台
軸29,30に回転自在に支持された供給、巻取
の各リール台で、それぞれの周面には周面ギア3
,41が形成されている。
7は、シヤーシ28に植立された軸31に回動
自在に支持された第2の回動アーム(以下、巻戻
し用アームと称す)で、その両端にはそれぞれ長
孔71,72が形成されると共に、周面ギア61
有する第3のアイドラ6を軸73で回転自在に支
持している。5は、軸31で巻戻し用アーム7と
同軸に回転自在に支持された第2のアイドラで、
その周面には、供給リール台3の周面ギア31
第3のアイドラ6の周面ギア61と常に噛合する
周面ギア51が形成されている。
8は、リール台軸30で巻取リール台4と同軸
に回動自在に支持された第1の回動アーム(以
下、早送り用アームと称す)で、その一端には長
孔81が形成されると共に、その他端では巻取リ
ール台4の周面ギア41と常に噛合する周面ギア
1を有する第1のアイドラ9を軸82で回転自在
に支持している。
11,32は、それぞれピニオンギア、ホイー
ルで、第1図bに示すように、これらはシヤーシ
28に回転自在に軸支されたホイール軸111
両端部に取付けられ、このホイール32とフライ
ホイール1間にベルト27が掛け渡されて、ピニ
オンギア11にモータの回転力が伝達されてい
る。
13は、ホイール軸111に回転自在に支持さ
れたピボツトアームで、ピニオンギア11と常に
噛合状態にあるアイドルギア12を軸131で回
転自在に支持している。
10は、ホイール軸111等の回転系とは独立
して、これらと同心的にシヤーシ28に回転自在
に支持された回動プレートであり、その下面に
は、巻戻し用アーム7及び早送り用アーム8の各
長孔71,81に係合するピン101,102が形成
されている。
一方、19,20は、シヤーシに固定されたソ
レノイドで、その各シリンダには、係合ピン19
,201が形成されている。17,18は、それ
ぞれ軸33,34でシヤーシ28に回動自在に支
持された略L字状の変換レバーで、各変換レバー
17,18の両端には、長孔171,172及び1
1,182がそれぞれ形成され、このうち長孔1
1,181がソレノイド19,20の係合ピン1
1,201とそれぞれ係合して、各ソレノイドの
吸引による直線移動を回動運動に変えるものであ
る。
15,16は、それぞれ軸35,36でヘツド
ベース23に回動自在に支持された略L字状の連
結レバーで、各連結レバー15,16の一端に
は、係合ピン151,161が、またその他端には
長孔152,162がそれぞれ形成されている。係
合ピン151,161は、変換レバー17,18の
長孔172,182と係合している。
14は制御プレートで、その略中央部には、巻
戻し用アーム7の長孔72と係合する係合ピン1
3が、またその左右両側には、連結レバー15,
16の長孔152,162と係合する係合ピン14
,145がそれぞれ形成されている。制御プレー
ト14の長孔141,142はヘツド(図示せず)
を載置するヘツドベース23に植立されたガイド
ピン37,38と係合し、これにより制御プレー
ト14は、その動きが規制される。
なお、ヘツドベース23は、その両側のガイド
長孔231,232と、シヤーシ28に植立したガ
イドピン281,282,283,284とにより、
そのスライド方向が矢印A−B方向に規制される
と共に、スプリングなどの弾性手段(図示せず)
により常に矢印A方向に偏倚されている。また3
9は、ヘツドベース23の動きに関連してその位
置が変わる規制ピンで、ピボツトアーム13の回
動を規制する。
以上の構成において、その動作を説明する。
第1図aは、停止状態を示し、ソレノイド1
9,20は、共に不動作状態にあり、ヘツドベー
ス23は、弾性手段により矢印A方向に偏倚さ
れ、ストツパー手段(図示せず)に圧接した状態
で保持されている。
この状態において、制御プレート14の位置、
この制御プレート14と連結する巻戻し用アーム
7、この巻戻し用アーム7と連結する回転ドラム
10、さらにこの回動プレート10と連結する早
送り用アーム8の各回動、回転位置は図の位置に
あり、各アイドラ6,9は、その周面ギア61
1が反時計方向に回転するフライホイール1の
周面ギア61と噛合しない位置にある。
また、ベルト27で反時計方向に回転するホイ
ール軸111との間の弱い摩擦力により同方向に
回動しようとするピボツトアーム13は、ヘツド
ベース23と関連移動する規制ピン39が規制位
置P1に在つてその回転が規制されているので、
アイドルギア12は巻取リール台4の周面ギア4
と噛合しない状態にある。
次に、かかる停止状態から再生状態へ移行する
場合を説明する。
第2図は再生状態を示すが、このときのソレノ
イド19,20は共に吸引動作状態とされ、変換
レバー17,18はそれぞれ反時計方向、時計方
向に回動するが、この場合連結レバー15,16
が回動出来ないため、変換17,18の回動力
は、連結レバー15,16の支持軸35,36を
介してヘツドベース23を偏倚力に抗して矢印B
方向にスライドし、演奏位置に持ち来す力とな
る。
このとき、制御プレート14の係合ピン143
は巻戻し用アーム7の長孔72中を移動するのみ
で、巻戻し用アーム7の位置は変化しないので、
第3のアイドラ6と第1のアイドラ9の各位置
は、停止状態のときと変わらず、その各周面ギア
1,91は、キヤプスタン1の周面ギア11と噛
合しない。しかしヘツドベース23の移動に伴
い、規制ピン39が解放位置P2に移動するため、
ピボツトアーム13は、アイドルギア12を巻取
リール台4の周面ギア41と噛合する位置まで反
時計方向に回動する。
従つて、巻取リール台4は、モータプーリ2
5、平ベルト26、フライホイール1、ベルト2
7、ホイール32、ピニオンギア11およびアイ
ドルギア12の伝達系により周知のごとく反時計
方向に低速回転される。
次に、停止状態から早送り状態への移行を説明
する。
第3図は早送り状態を示すが、このときソレノ
イド19のみが吸引動作状態とされ、変換レバー
17と連結レバー15がそれぞれ反時計方向に回
動されるが、この場合のかかる回動力は、長孔1
1,142とピン37,38との案内により制御
プレート14を矢印C方向にスライド移動する。
なお、このとき変換レバー18と連結レバー1
6もそれぞれ反時計方向に回動される。
この制御プレート14のスライド移動により、
係合ピン143と係合する巻戻し用アーム7は時
計方向に回動し、第3のアイドラー6を停止時よ
り更にフライホイール1から離れた位置に持ち来
すと共に、その他端で係合している回動プレート
10を反時計方向に所定の角度だけ回転させる。
この結果、回動プレート10と連結する早送り
用アーム8が時計方向に回動して、第1のアイド
ラ9の周面ギア91とフライホイール1の周面ギ
ア11とが噛合し、巻取リール台4は、モータプ
ーリ、平ベルト26、フライホイール1、および
第1のアイドラ9の伝達系により周知のごとく反
時計方向に高速回転される。
なお、この場合にヘツドベース23は移動せ
ず、規制ピン39は規制位置P1にあつてピボツ
トアーム13の回動を規制しているので、アイド
ルギア12と巻取リール台4とは連結しない。
(第1図a参照) 次に、停止状態から巻戻し状態への移行を説明
する。
第4図は巻戻し状態を示すが、このときソレノ
イド20のみが吸引動作状態とされ、変換レバー
18と連結レバー16は、それぞれ時計方向に回
動する。従つて、ヘツドベース23は、停止位置
を保持した状態で制御プレート14のみが矢印D
方向にスライド移動し、巻戻し用アーム7は反時
計方向に回動する。この結果、第3のアイドラ6
の周面ギア61とフライホイール1の周面ギア11
とが噛合し、供給リール台3は、モータプーリ2
5、平ベルト26、フライホイール1、第3のア
イドラ6及び第2のアイドラ5の伝達系により周
知のごとく時計方向に、高速回転される。
一方、回動プレート10は、時計方向に回動
し、早送り用アーム8が反時計方向に回動するの
で、第1のアイドラ9は停止時より更にフライホ
イール1から離れた位置に持ち来される。なおこ
の場合も規制ピン39は、巻戻し、停止時と同様
に規制位置P1にあつてアイドルギア12による
巻取リール台4の回転を防止している。(第1図
a参照) 上記説明以外の動作モード変換については、容
易に理解されるものなので、その説明は省略す
る。
以上のように巻戻し用アーム7と早送り用アー
ム8とがそれぞれ回動プレート10に連結されて
連動される構成をとるので、実施例のように巻戻
し用アーム7の一端に切換え制御系を作用させる
以外に、回動プレート10或いは早送り用アーム
8にこの制御系を作用させることもでき、メカ設
計に自由度があり、また回動プレート10はその
支持軸を他の機構の支持軸と共通にできるため、
テープレコーダの小型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の主要部を示す構成図で停止状
態を示し、また第2図〜第4図は本考案の説明に
供する図でそれぞれ再生、早送り、巻戻しの各状
態を示す。 1,2……キヤプスタンフライホイール、3…
…供給リール台、4……巻取リール台、5……第
2のアイドラ、6……第3のアイドラ、7……巻
戻し用アーム(第2の回動アーム)、8……早送
り用アーム(第1の回動アーム)、9……第1の
アイドラ、10……回動プレート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基体に回転自在に支持された供給及び巻取リー
    ル台と、 駆動手段により一方向に回転駆動されるキヤプ
    スタンフライホイールと、 回動中心が前記巻取リール台の回転中心と一致
    するように前記基体に回動自在に支持され、前記
    巻取リール台の周面と常時係合する第1のアイド
    ラを回転自在に支持する第1の回動アームと、 前記供給リール台の周面と係合する位置で前記
    基体に回転自在に支持された第2のアイドラと、 回動中心が前記第2のアイドラの回転中心と一
    致するように前記基体に回転自在に支持され、前
    記第2のアイドラと常時係合する第3のアイドラ
    を回転自在に支持する第2の回動アームと、 前記基体に回動自在に支持されて前記第1と第
    2の回動アームとそれぞれ係合することにより、
    自身の回動と前記第1と第2の各回動アームの回
    動とが相互に関連して行なわれる回動プレートと
    からなり、 前記第1と第2の回動アーム及び前記回動プレ
    ートが、それぞれ前記第1と第3のアイドラが共
    に前記キヤプスタンフライホイールの周面と係合
    しない第1の回動状態と前記第1のアイドラのみ
    が前記キヤプスタンフライホイールの周面と係合
    する第2の回動状態と前記第3のアイドラのみが
    前記キヤプスタンフライホイールの周面と係合す
    る第3の回動状態とを取りかえるように構成した
    ことを特徴とするリール台の駆動切換機構。
JP10293084U 1984-07-07 1984-07-07 リ−ル台の駆動切換機構 Granted JPS6121037U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10293084U JPS6121037U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 リ−ル台の駆動切換機構

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JP10293084U JPS6121037U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 リ−ル台の駆動切換機構

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Publication Number Publication Date
JPS6121037U JPS6121037U (ja) 1986-02-06
JPH0528588Y2 true JPH0528588Y2 (ja) 1993-07-22

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JP10293084U Granted JPS6121037U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 リ−ル台の駆動切換機構

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JPS6379886U (ja) * 1986-11-13 1988-05-26

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JPS6121037U (ja) 1986-02-06

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