JPH045082Y2 - - Google Patents

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JPH045082Y2
JPH045082Y2 JP1985085U JP1985085U JPH045082Y2 JP H045082 Y2 JPH045082 Y2 JP H045082Y2 JP 1985085 U JP1985085 U JP 1985085U JP 1985085 U JP1985085 U JP 1985085U JP H045082 Y2 JPH045082 Y2 JP H045082Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テープレコーダにおけるテープ高速
巻取り機構に関する。
(従来の技術) 従来のテープレコーダにおけるテープ高速巻取
り機構としては、主として次の三つの方式があ
る。
第1の方式は、リール系のダイレクトドライブ
方式であつて、第6図に示されているように、二
つのリール台51,52をそれぞれ回転駆動する
専用のダイレクトドライブモータを有し、テープ
の高速巻取り時は、巻取り側リール台の速度を検
出しながら送り出し側リール台のダイレクトドラ
イブモータの回転を制御するようになつている。
第6図において符号53,54はキヤプスタン軸
を示す。
第2の方式は、リール系のブラシ付モータ直結
方式であつて、上記第1の方式に於ける高価なダ
イレクトドライブモータの代わりに、第7図に示
されているように二つの比較的安価なブラシ付モ
ータ55,56を設け、これらのモータをそれぞ
れリール台51,52に直結させ、双方のモータ
55,56を第1の方式と同様に制御してテープ
の高速巻取りを行うようになつている。
第3の方式は、アイドラの首振り方式であつ
て、第8図に示されているように、二つのリール
台51,52の間にリールモータ57によつて回
転駆動されるアイドラ58を首振り式のレバーに
支持し、モータ57による回転駆動方向に上記首
振り式レバーを揺動させてアイドラ58を二つの
リール台51,52のうちの一方に選択的に当接
させてこれを回転駆動するようになつている。テ
ープの高速巻取り時はモータ57の印加電圧を高
めてリール台を高速回転させる。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第1及び第2の方式によれば、二つのリー
ル台を各別に駆動するための専用のモータを二つ
使用するためコスト高となる。
前記第3の方式であるアイドラの首振り方式に
よれば、駆動力が不足勝ちになつて高速巻取り時
の速度レベルが低く、速度レベルを高めようとす
れば高価な高性能のモータを使用しなければなら
ない。また、一つのモータで巻取り側のリール台
のみを駆動するため、テープの張力を一定に保ち
ながら巻取ることができず、テープをきれいに巻
き取ることができない。
本考案の目的は、コストが安く、しかも巻取り
性能に優れたテープ高速巻取り機構を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、二つのリール台の中間にリー
ル台駆動用回転体及びこの回転体によつて回転駆
動されるリール駆動用アイドラを配置する一方、
キヤプスタン軸と一体回転する回転体により回転
駆動される高速巻取り用アイドラ及びこの高速巻
取り用アイドラの位置を制御する切り換え部材を
設け、この切り換え部材は、テープ高速巻取り時
に高速巻取り用アイドラをテープ巻取り側リール
台に連結させると共に、リール駆動用アイドラを
供給側リール台に当接させてリール台駆動用回転
体をテープ送り出し方向に回転させるように切り
換える点にある。
(作用) テープの高速巻取り時は、テープ巻取り側のリ
ール系がキヤプスタン駆動系によつて駆動され、
テープ送り出し側のリール系がリール台駆動系に
よつて駆動される。リール台駆動系を巻取り側リ
ール系の速度に応じて制御することにより、テー
プ張力を一定に保ちながら高速巻取りを行うこと
ができる。
(実施例) 第1図乃至第4図に示されている実施例はリバ
ース式テープレコーダに本考案を適用した場合の
例を示しており、第1図はストツプ状態を、第3
図は巻き戻し状態を、第4図は早送り状態を示し
ている。
第1図において、符号1は正方向送り用フライ
ホイル、21は逆方向送り用フライホイルを示
す。これらのフライホイル1,21にはフライホ
イルギヤ2,22が一体に形成されている。各フ
ライホイル1,21に対応してリール台41,4
2の一部を構成する正方向巻取りリールギヤ4と
逆方向巻取りリールギヤ12が回転可能に設けら
れている。各リールギヤ4,12の軸にはこれら
の軸を中心として回動可能にベルクランク状のア
イドラレバー18,19が設けられている。アイ
ドラレバー18の一腕端部には正方向巻取り用中
間ギヤ3が、アイドラレバー19の一腕端部には
逆方向巻取り用中間ギヤ23がそれぞれ回転自在
に軸支されている。各中間ギヤ3,23はそれぞ
れ常時巻取りリールギヤ4,12にかみ合つてお
り、上記レバー18が時計方向に回動するとギヤ
3がフライホイルギヤ2にかみ合い、上記レバー
19が反時計方向に回動するとギヤ23がフライ
ホイルギヤ22にかみ合うようになつている。
アイドラレバー18,19の他方の腕の端部は
フオーク状に形成され、このフオーク状の端部に
は、切り換え部材6の両端部に固植されたピン1
6,17が係合している。切り換え部材6は、二
つのフライホイル1,21の上方において、適宜
の案内手段により左右方向に移動可能に設けられ
ている。切り換え部材6は一端部に切り換え爪7
を有し、また、ピン15を有している。切り換え
部材6はばね14により第1図において左右に移
動するように付勢されている。二つのフライホイ
ル1,21の上方にはこれら二つのフライホイル
1,21の中間において中間ギヤ切り換えカム1
1が軸13を中心として回転可能に設けられてい
る。切り換え部材6の前記切り換え爪7は上記カ
ム11の周面のカム縁に当たり、もつて、バネ1
4の弾力による切り換え部材6の移動が規制され
るようになつている。
上記軸13を中心として回動可能にアイドラ切
り換え板8が設けられている。アイドラ切り換え
板8は上記切り換え部材6の上方において切り換
え部材6と交叉する方向に設けられている。切り
換え部材6に固植された前記ピン15がアイドラ
切り換え板8の長孔35を貫いている。アイドラ
切り換え板8の先端部は矩形状に切り欠かれて凹
部32が形成されている。
二つのリール台41,42の中間にはリール台
駆動用アイドルギヤ10が設けられている。アイ
ドルギヤ(以下「アイドラ」という)10は上記
プーリギヤ29の軸を中心として回動する首振り
式のアイドラレバー(図示されず)に軸31を中
心として回転自在に設けられ、リールモータ28
のプーリギヤ29に常時かみ合つてプーリギヤ2
9により回転駆動されるようになつている。上記
アイドラレバーとアイドラ10との間には摩擦部
材が介装され、プーリギヤ29による回転駆動方
向に応じて上記アイドラレバーが揺動することに
よりアイドラ10が一方の巻取りリールギヤ4又
は他方の巻取りリールギヤ12にかみ合うように
なつている。このアイドラレバーの構成は周知の
首振り方式の構成と同じであり、プーリギヤ29
が時計方向に回転するとアイドラ10がリールギ
ヤ12にかみ合う向きに首を振り、プーリギヤ2
9が反時計方向に回転するとアイドラ10がリー
ルギヤ4にかみ合う向きに首を振るようになつて
いる。アイドラ10の軸31はアイドラ切り換え
板8の凹部32内に進出し、アイドラ切り換え板
8が軸13を中心に左右に回動するとアイドラ切
り換え板8の凹部32に上記軸31が押されてア
イドラ10が強制的に巻取りリールギヤ4又は巻
取りリールギヤ12にかみ合わせられるようにな
つている。
第1図において符号26はキヤプスタン駆動用
モータである。このモータ26のプーリ30には
ベルト27が掛けられ、ベルト27はさらに二つ
のフライホイル1,21にアンチローリング式に
掛けられ、モータ26の回転方向に対して一方の
フライホイル1と他方のフライホイル21が常に
互いに逆向きに回転駆動されるようになつてい
る。各フライホイル1,21には、図示されない
ピンチローラとの共働によりテープを定速輸送す
るキヤプスタン軸24,25が一体に設けられて
いる。
以上述べた構成部分は適宜の基板の上下に組み
つけられるが、基板は図示されていない。また、
中間ギヤ3,23はフライホイルギヤ2,22と
巻取りリールギヤ4,12にそれぞれかみ合うギ
ヤに分け、これらを基板の上下に設けてこれを軸
で一体に連結してもよいが、図の例ではそれぞれ
一つの中間ギヤ3,23がフライホイルギヤ2と
巻取りリールギヤ4に、また、フライホイルギヤ
22と巻取りリールギヤ12にかみ合うものとし
てある。
なお、フライホイルギヤ2,22は「回転体」
をなし、中間ギヤ3,23は「高速巻取り用アイ
ドラ」をなし、プーリギヤ29は「リール台駆動
用回転体」をなしている。
次に、中間ギヤ切り換えカム11について説明
する。カム11は、図示されないモード変換用の
アシストギヤと一体回転するように設けられてお
り、アシストギヤはモード変換時に図示されない
モード変換用モータの駆動によつて回転駆動され
るようになつている。第2図はカム11の形状を
示すものであつて、この例ではリバース式テープ
レコーダであるため、周縁のカム面の形状がカム
11の中心を通る線X−Xに対して対称形に形成
されている。カムの揚程は、巻き戻しに対応する
部分が大きく、早送りに対応する部分が小さく、
その他のモードに対応する部分が上記両者の中間
になつている。第2図で「REW」は巻き戻し、
「FF」は早送り、「STP」はストツプ、「PAU」
はポーズ、「PLAY」はプレイの各モードを示す。
また、第2図で線X−Xを中心として右側はテー
プの正方向送りの場合に供せられ、左側は逆方向
送りの場合に供せられるようになつている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図の状態では、切り換え部材6の爪7が中
間ギヤ切り換えカム11のストツプ位置に当接し
ていて、切り換え部材6は中立位置にあり、中間
ギヤ3,23も中立位置にあつてフライホイルギ
ヤ2,22から離間している。この状態からプレ
イモードに切り換えても切り換え部材6の動作位
置は変わらず、各中間ギヤ3,23の位置も変わ
りない。プレイモードではキヤプスタン駆動用モ
ータ26が駆動されてキヤプスタン24,25が
所定の速度で互いに逆向きに回転駆動されると共
に、リールモータ28が回転駆動される。プーリ
ギヤ29の回転の向きに応じてアイドラ10を支
持する周知のアイドラレバーが首を振る。アイド
ラ10の軸31はアイドラ切り換え板8の先端の
凹部32の空間的な余裕を十分にもつて位置して
いるから、上記アイドラレバーはアイドラ10が
リールギヤ4又はリールギヤ12にかみ合うこと
ができる範囲で首を振ることができる。上記アイ
ドラレバーが首を振ることにより、アイドラ10
がリールギヤ4又はリールギヤ12にかみ合つて
リール台41またはリール台42を回転駆動し、
キヤプスタン1又はキヤプスタン21の一方と図
示されないピンチローラとの共働によつて定速送
りされるテープを一方のリールに巻き取る。
次に、巻き戻しモードに切り換えたとする。巻
き戻しモードに切り換えることにより切り換えカ
ム11が回転して切り換え部材6の爪7に上記カ
ム11の揚程の大きい部分が当接する。切り換え
部材6はばね14の弾力に抗して図において右方
に移動させられ、ピン17を介してアイドラレバ
ー19が反時計方向に回動させられ、中間ギヤ2
3がフライホイルギヤ22にかみ合わせられる。
一方、切り換え部材6の上記移動によりピン15
を介してアイドラ切り換え板8が時計方向に回動
させられ、その凹部32が軸31を右方に移動さ
せ、アイドラ10を強制的に巻取りリールギヤ4
にかみ合わせる。巻取りリールギヤ4はリールモ
ータ28の駆動によりアイドラ10を介して時計
方向に回転駆動される。他方の巻取りリールギヤ
12はキヤプスタン駆動用モータ26の駆動によ
りフライホイル21、フライホイルギヤ22、中
間ギヤ23を介して時計方向に回転駆動される。
巻取りリールギヤ12側のリール台42は巻取り
側であり、他方の巻取りリールギヤ4側のリール
台41は供給側である。フライホイルギヤ22は
増速ギヤの機能を有し、もつて、巻取りリールギ
ヤ12は高速で回転駆動される。供給側の巻取り
リールギヤ4を駆動するリールモータ28は他方
のリールギヤ12の回転速度を検出しながらこれ
に応じて速度が規制され、もつて、テープに常に
一定の張力を与える。キヤプスタン駆動モータ2
6を高速で回転駆動すれば、テープ巻取り速度を
さらに高速にすることができる。カム11の力に
よりアイドラ10を強制的にリールギヤ4にかみ
合わせるのは、リールモータ28の回転によりア
イドラ10を支持するアイドラレバーが逆向きに
首を振ろうとするからである。
次に、早送りモードに切り換えたとする。早送
りモードに切り換えることにより中間ギヤ切り換
えカム11が早送りモードに対応する位置まで回
動させられる。カム11の早送り位置に対応する
位置は揚程が小さくなつているので、切り換え部
材6はばね14の弾力により左方に移動し、アイ
ドラレバー18,19及びアイドラ切り換え板8
は第3図の巻き戻しモードとは逆向きに回動させ
られ、中間ギヤ23がフライホイルギヤ22から
離間させられる代わりに中間ギヤ3がフライホイ
ルギヤ2にかみ合わせられ、また、アイドラ10
がリール台42側のリールギヤ12に強制的にか
み合わせられる。二つのフライホイル1,21の
回転駆動の向きき第3図の場合と変わりないが、
プーリギヤ29の回転駆動の向きは第3図の場合
とは逆向きである。フライホイル1はキヤツプス
タンモータ26の回転駆動により反時計方向に回
転駆動されており、この回転力はフライホイルギ
ヤ2で増速されて中間ギヤ3に伝達され、さらに
リールギヤ4に伝達されてリールギヤ4が反時計
方向に高速で回転駆動される。キヤプスタン駆動
用モータ26を高速で回転駆動すればリールギヤ
4をさらに高速で回転駆動することができる。他
方のリールギヤ12はアイドラ10を介してプー
リモータ29により反時計方向に回転駆動され
る。この場合、リール台41側が巻取り側であ
り、リール台42側が供給側である。プーリモー
タ29は、巻取りリールギヤ4の回転速度に応じ
て速度が制御され、もつて、テープには常に一定
の張力が与えられる。
以上の説明で、「巻き戻し」及び「早送り」と
は、一定のテープ送り方向に対しての用語であつ
て、上記実施例はリバース式になつているため、
正方向のテープ送り方向についての「巻き戻し」
及び「早送り」は、リバース方向のテープ送り方
向では「早送り」及び「巻き戻し」になる。
本考案は、リバース式テープレコーダに限らず
一方向送り式のテープレコーダにも適用可能であ
る。第5図はその例を示す。第5図において、前
記実施例と共通の構成部分には共通の符号が付さ
れている。即ち、3は中間ギヤ、4は巻取りリー
ルギヤ、10はアイドラ、12は巻取りリールギ
ヤ、29はプーリギヤである。中間ギヤ3は巻取
りリールギヤ4に常時かみ合うと共に、前記実施
例の切り換え部材6と同等の切り換え部材によ
り、フライホイル45と一体のフライホイルギヤ
46との接離が制御されるようになつている。フ
ライホイル45はダイレクトドライブ式のキヤプ
スタンモータによつて回転駆動されるようになつ
ており、この回転駆動力はベルト48を介して中
間ギヤ47に伝達されるようになつている。中間
ギヤ47は上記切り換え部材によつて巻取りリー
ルギヤ12との接離が制御されるようになつてい
る。
いま、図示のようにアイドラ10が巻取りリー
ルギヤ12にかみ合い、中間ギヤ3がフライホイ
ルギヤ46にかみ合つているものとすると、一方
の巻取りリールギヤ4がキヤプスタン駆動系によ
り中間ギヤ3を介して高速回転駆動され、他方の
巻取りリールギヤ12がリール駆動系によりアイ
ドラ10を介して回転駆動される。リール駆動系
のモータはテープ巻取り速度に応じて回転制御さ
れ、テープに一定の張力を付与するようになつて
いる。また、テープを逆向きに高速で巻き取る場
合は、中間ギヤ47とアイドラ10と中間ギヤ3
をそれぞれA,B,Cで示されているように切り
換え、一方の巻取りリールギヤ12をキヤプスタ
ン駆動系により高速で回転駆動し、他方の巻取り
リールギヤ4をリール駆動系により回転駆動し、
リール駆動系のモータをテープ巻取り速度に応じ
て回転制御してテープに一定の張力を付与する。
(考案の効果) 本考案によれば、テープの高速巻取り時に、巻
取り側のリール台をキヤプスタン駆動系により駆
動し、供給側のリール台をリール駆動系により駆
動するようにしたから、テープ供給側の回転速度
を制御しながらテープを高速で巻取るのにリール
駆動系のモータは一つで足り、よつて、テープに
一定の張力を付与しつつテープを高速で巻き取る
ことができるテープ高速巻取り機構を低コストで
提供することができる。また、従来の1モータ式
の巻取り方式では、テープ張力を制御することは
できず、テープ巻径の関係でテープトツプで張力
が大、テープエンドで張力が小となつてモータに
負荷がかかり、特に、テープにヘツドを摺接させ
た状態で記録の有無をサーチしようとするとさら
に大きな張力がかかり、このような高速サーチま
ではできなかつたが、本考案によれば、リール駆
動系のモータは一つであるにもかかわらず、キヤ
プスタン駆動系の駆動力を利用して実質的には2
モータ式と同等の機構にしたため、高速サーチも
可能であるし、テープ張力を常時一定にすること
によりテープをきれいに巻き取ることもできる。
さらに、フライホイル側の動力を利用してテープ
を巻き取るため、フライホイルの慣性力を利用す
ることができ、モータの負荷を軽減することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2
図は同上実施例中の中間ギヤ切り換えカムの拡大
平面図、第3図は上記実施例の異なる作動態様を
示す平面図、第4図は同じくさらに異なる作動態
様を示す平面図、第5図は本考案の別の実施例を
示す平面図、第6図は従来のテープ高速巻取り機
構の一例を簡略化して示す平面図、第7図は従来
のテープ高速巻取り機構の別の例を簡略化して示
す平面図、第8図は従来のテープ高速巻取り機構
のさらに別の例を簡略化して示す平面図である。 2,22……回転体、3,23……高速巻取り
用アイドラ、6……切り換え部材、10……リー
ル駆動用アイドラ、24,25……キヤプスタン
軸、26……リール駆動用アイドラ、29……リ
ール台駆動用回転体、41,42……リール台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リール台駆動用回転体を二つのリール台の中間
    に配置し、この回転体によつて回転駆動されるリ
    ール駆動用アイドラを一方のリール台に当接させ
    ることによつてリール台を回転させると共に、キ
    ヤプスタン駆動用モータによつてキヤプスタン軸
    を回転させるようにしたテープレコーダにおい
    て、 テープレコーダの動作モードに応じて回転位置
    が決められる回転カムと、 回転カムの回転位置によつて高速巻取りモード
    位置と高速巻取りモード以外の位置の2位置に動
    作位置が決められる切り換え部材と、 プレイモードで巻取り側リール台を回転駆動す
    べく設けられたリール台駆動用回転体と、 高速巻取りモードでは、上記切り換え部材によ
    り、キヤプスタン軸と一体回転する部材と巻取り
    側リール台とを連結する位置に移動させられ、高
    速巻取りモード以外では、上記切り換え部材によ
    り、キヤプスタン軸と一体回転する部材と巻取り
    側リール台との連結を解除する位置に移動させら
    れる高速巻取り用アイドラと、 高速巻取りモードでは、上記切り換え部材によ
    り、リール台駆動用回転体と供給側リール台とを
    連結する位置に移動させられ、高速巻取りモード
    以外では、上記切り換え部材により、リール台駆
    動用回転体と供給側リール台との連結を解除する
    位置に移動させられるリール駆動用アイドラとを
    有してなり、 高速巻取り時には、巻取り側リール台は、上記
    高速巻取り用アイドラを介して上記キヤプスタン
    軸と一体回転する回転体によつて巻取り方向に回
    転され、供給側リール台は、上記リール駆動用ア
    イドラを介して上記リール台駆動用回転体によつ
    てテープ送り出し方向に回転されることを特徴と
    するテープ高速巻取り機構。
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