JP3311573B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JP3311573B2
JP3311573B2 JP03672096A JP3672096A JP3311573B2 JP 3311573 B2 JP3311573 B2 JP 3311573B2 JP 03672096 A JP03672096 A JP 03672096A JP 3672096 A JP3672096 A JP 3672096A JP 3311573 B2 JP3311573 B2 JP 3311573B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
brake
reel
tape
main brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03672096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09231639A (ja
Inventor
富男 久我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP03672096A priority Critical patent/JP3311573B2/ja
Publication of JPH09231639A publication Critical patent/JPH09231639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3311573B2 publication Critical patent/JP3311573B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ等の磁気記録再生装置におけるテープ巻き取りを行
うテープ巻き取り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以下VTRと称
する)においては、テープ巻取機構によりカセットに収
められたテープを引き出し、回転ヘッドドラム装置にテ
ープを当接回巻する。そして、テープを繰り出しながら
映像音声等の磁気記録再生を行う。
【0003】従来のテープ巻取機構の一例を図7から図
10に示す。図7はテープ巻取機構の再生記録状態の側
面図、第8図は早送り巻き戻し状態の側面図、第9図は
記録再生状態または早送り状態の平面図、図10は停止
状態の平面図を示す。
【0004】このテープ巻取機構は以下の構造を有す
る。基台120に保持部材121をネジ130により固
定し、保持部材121には軸132が下方に立設してい
る。同様に基台120には中継ギア131とリール台1
08が噛合して回転する位置にそれぞれ支持されてい
る。
【0005】切り替えギア101は、異なる大きさの歯
車を回転中心の円筒体の両端に配置して一体的に形成さ
れている。切り替えギア101は、円筒状のガイド部材
102に上下移動可能に挿入されて回動方向はいっしょ
に動作するように同心で係止されており、下にあるバネ
(図示せず)により適切な力で上方に付勢されている。
ガイド部材102とプーリー103は同心でトルクリミ
ッタ部104を介し、ある決められた値以上のトルクが
伝達されないような結合をされている。
【0006】今、ベルト105により伝達された回転力
はプーリー103、リミッタ部104を経て切り替えギ
ア101に与えられる。アイドラ装置133の一端が軸
132に回動自在に挿入され、前記切り替えギア101
と保持部材121の間の位置に配置されている。アイド
ラ装置133の他端には小ギアと大ギアが回転可能に配
置されている。このアイドラ装置の大ギアと切り替えギ
ア101の小ギアとが噛み合っている。さらに回転力は
中継ギア131からリール台108へと伝達され、テー
プを巻き取ることが可能となる。これにより記録再生、
特殊再生などが行える。
【0007】次に図8に従って早送り巻き戻し動作のと
きの説明を行う。切り替えレバー109により切り替え
ギア101を下げることにより、切り替えギア101の
大ギアとアイドラ装置133の小ギアが噛み合う。切り
替えギア101の小ギア下方に一体で円周上に複数の爪
部101aを形成しているが、この爪部101aと、略
同じ半径でプーリー103に設けられた複数の爪部10
3aが上下方向で噛み合う。この時の回転力はベルト1
05からプーリー103に伝わる。更に前記記録再生時
とは異なりトルクリミッタ部104を介さずに、前記爪
部101a,103aにより切り替えギア101に直接
伝達される。以降記録再生時と同じ経路で回転力が伝達
され、早送り巻き戻し動作を行う。
【0008】今度は早送り巻き戻し動作から停止すると
きの動作を図9及び図10に基づいて説明を行う。図9
は早送り動作時の関係を示し、図10は停止時の関係を
示している。基台(図示せず)に回動自在に取り付けら
れた供給側ブレーキ136と巻取側ブレーキ137は、
それぞれ一端が制動部材をリール台108の所定の位置
に当接して制動力を与え、他端は付勢バネ138が掛止
されている。アイドラ装置133のレバー部の一端はセ
ンタリングレバー134と係合しており、センタリング
レバー134の回転軸と前記係合部の間にはカム部13
4aを具備し、このカム部134aに紙面上部からセン
タリング駆動レバー135の駆動ピン135aが係合し
ている。早送り巻き戻し動作の時は駆動ピン135aの
径に対して前記カム部134aは十分な余裕があり、ア
イドラ装置133が左右いづれに回動しても当接しない
ような関係にある。
【0009】今、停止位置にしようとすると、センタリ
ング駆動レバー135が反時計方向に回転し、センタリ
ングレバー134にあるカム部134aの狭隘部に駆動
ピン135aが移動し、アイドラ装置133を左右いづ
れの中継ギア131にも噛み合わない位置(中立位置)
にする。これとほぼ同時に前記供給側ブレーキ136と
巻取側ブレーキ137がリール台108の所定の位置に
当接し、制動力を与える。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】記録再生/早送り巻き
戻し動作を行うために、このような構造を採用すると、
リミッタ組品(保持部材121、切り替えギア101、
切り替えレバー109、トルクリミッタ部104、プー
リー103)の全高が大きくなり、カセットからの関係
で基台121に保持部材121を設けて支えねばなら
ず、部品が多くなり組立作業が煩雑になる。加えて切り
替え機構の構成をこのようにすると、リール台108と
テープカセットの関係は規格により決められているの
で、上方向には限度があり、リミッタ組品の長手方向が
大きくなった分は、下側に延ばす必要がある。これによ
りメカニズム組品の高さが決められてしまい、装置全体
が厚くなるという欠点があった。
【0011】また、早送り巻き戻し動作から停止させる
ときに、アイドラ装置133のギアを左右どちらの中継
ギア131にも噛まないように中立位置に保持するが、
このためにセンタリング部材134、さらにこれを動作
させる駆動レバー135が必要となり、部品が増加して
組立作業が作業が煩雑になる。またアイドラ装置中のレ
バー厚さが十分に確保できず、アイドラ装置の回転支軸
に対する傾きが大きくなる。
【0012】本発明は、部品点数を減らして組立作業を
簡略化するとともに、装置全体を薄くすることができる
磁気記録再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットリー
ルに挿入されるギアと一体的に形成さた左右一対のリー
ル台と、該リール台のギアと噛合する1対の中継ギア
と、それぞれ反対方向に回動し付勢部材の付勢力で補助
ブレーキが回動し前記リール台に当接して制動する一対
のブレーキ装置と、リール台間に位置し左右に回動して
一端に備えたギアを中継ギアに噛合させるアイドラ装置
とを備え、前記ブレーキ装置はそれぞれメインブレーキ
部材と補助ブレーキ部材から構成され、前記メインブレ
ーキに回動自在に補助ブレーキが取付られ、補助ブレー
キの一端に掛止部を形成し、前記付勢部材が左右の補助
ブレーキの掛止部に掛止され、メインブレーキ部材のい
ずれかに設けた案内部に前記付勢部材を案内収容する
とを特徴とする磁気記録再生装置である。付勢部材が各
動作モード時移動せず、他の部品に当接せず、また付勢
部材移動の空間も確保する必要がない。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。 <構造> (1)全体構造 図1は、本発明に係るVTRのテープ巻取機構の一実施
形態を示す平面図であり、図2はその側面図である。こ
のテープ巻取機構は、左右一対のリール台11,12、
リール台11,12を制動するブレーキ装置13,1
4、リール台11,12にそれぞれ回転駆動力を伝達す
る中継ギア15,16、左右に回動して中継ギア15,
16の一方に回転駆動力を伝達するアイドラ装置17、
アイドラ装置17に対しVTRの各モードに応じて回転
駆動力を与えるトルクリミッタ装置18から構成され
る。
【0019】(2)リール台 リール台11,12は、基台10に対し、テープカセッ
トのリールを挿入できる位置に回動自在に取り付けら
れ、下部にギアが一体的に形成されている。リール台1
1はテープ供給の機能を果たし、リール台12はテープ
巻き取りの機能を果たす。
【0020】(3)ブレーキ装置 ブレーキ装置13は、基台上の左右に回動自在に配置し
た供給側メインブレーキ20と、メインブレーキ20に
一体に形成した軸を介して回動自在に支持された供給側
補助ブレーキ22とからなる。同様にブレーキ装置14
は、基台上の左右に回動自在に配置した巻取側メインブ
レーキ21と、メインブレーキ21に一体に形成した軸
を介して回動自在に支持された巻取側補助ブレーキ23
とからなる。供給側メインブレーキ20は一端に制動部
材20aを具備し、他端の先端部表面に突設した円柱状
の係合部20bと裏面に突設したカムフォロア20cを
具備する(カセット側を表面、その反対側を裏面とす
る)。巻取側メインブレーキ21は一端に制動部材21
aを具備し、他端に凹形状の係合部21bを具備してい
る。供給側メインブレーキ20と巻取側メインブレーキ
21は、略中央部で係合部20bと係合部21bが係合
されており、供給側メインブレーキ20の回動につれ、
巻取側メインブレーキ21は反対方向に従動回動する。
【0021】後述する図5に示しているが(斜線部
分)、ブレーキ装置の背後には左右に移動するシフター
部材28が配置されている。このシフター部材28は、
駆動モータから一連の歯車列により減速された回転力を
主駆動歯車に伝達し、更に変換レバー部材により直線運
動に換え、左右に移動させられる。このシフター部材2
8に穿たれたカムに供給側メインブレーキ20のカムフ
ォロア20cが従動し、シフター部材の移動とともに供
給側メインブレーキ20及び巻取側メインブレーキ21
が回動または停止するようになっている。
【0022】供給側補助ブレーキ22の一端及び巻取側
補助ブレーキ23の一端にはバネ掛け部が形成され、こ
こにブレーキバネ24が掛止されている。供給側メイン
ブレーキ20の中央部リール台側の側面に凹状の案内部
20dを形成し、ブレーキバネ24をこの案内部20d
に収容する。供給側補助ブレーキ22の他端はリール台
11を1回巻きしてあるテンションバンド25を介し
て、リール台11の所定部位に前記ブレーキバネ24の
付勢力による弱制動力を与える。巻取側補助ブレーキ2
0の他端は、フェルト23aを貼り付けてあり、リール
台12に当接し弱制動力を与える。
【0023】(4)中継ギア 中継ギア15,16は、リール台11,12のギアに噛
合する位置において、基台に回転自在に取り付けられて
いる。
【0024】(5)アイドラ装置 アイドラ装置17は、基台に軸を介して回動自在に支持
されるアイドラレバー26と、アイドラレバー26に軸
を介して回転自在に支持されるアイドラギア27とから
なる。アイドラレバー26は、ブレーキ装置13,14
側に延伸して左右に広がる双腕26a,26bと、その
反対側に延伸して左右に広がる双腕26c,26dを有
する。腕26aの先端に、巻取側メインブレーキ21に
設けた凹形状の係止部21cに係止当接する係止当接部
26eを設ける。アイドラレバー26の係止当接部26
eは、テープ巻き取り用モータ(図示せず)の駆動を伝
達されて弱い回転力を巻取側メインブレーキ21の係止
部21cに対する当接方向に与え、つねにその位置にあ
るように保持させる。従って、巻取側メインブレーキ2
1の回動に応じて、アイドラレバー26が左右に回動し
て中継ギア15,16に後述するアイドラギア27を噛
合させる。また、腕26bの先端裏面に円柱状案内部2
6fを突設させて一体成形する。
【0025】アイドラギア27は、アイドラレバー26
の本体の中継ギア側の一端に圧入して裏面に立設させた
保持軸30と、異なる大きさの歯車を回転中心の軸方向
に間隔をおいて配置したギア部31と、保持軸30に回
転可能な内径を持つアイドラワッシャ部材32と、首振
りトルク発生用バネ部材33とから構成されている。ギ
ア部31は、歯車を回転中心の軸方向に円筒体を設けて
歯車を連結して一体的に形成している。円筒体は2重に
設けてあり、外側円筒体と内側円筒体の間には首振りト
ルク発生用バネ部材33を挿入し、その上からアイドラ
ワッシャ部材32を固定する。このギア部31の内側円
筒体の貫通穴に保持軸30を挿入する。
【0026】(6)トルクリミッタ装置 トルクリミッタ装置18は、中心に貫通穴を有し中心軸
方向に筒体を一体的に立設した円盤状のスリップ部材3
5、前記筒体に挿入する貫通穴と中心軸方向に円筒体を
一体的に立設したプーリー36、早送り巻き戻し歯車3
7、記録再生歯車38、カラー部材39、スリップワッ
シャ部材40、回転力制限用バネ部材41、付勢バネ部
材42から構成されている。
【0027】スリップ部材35には、筒体が立設してい
る面にフェルト部材43を貼り付け、さらにその筒体外
側に金属製のカラー部材39が表面に達するまで圧入さ
れ、その筒体にプーリー36を挿入する。スリップ部材
35の筒体の外周側且つプーリー36の円筒体の内周側
にスリップワッシャ部材40と回転力制限用バネ部材4
1を挿入する。プーリー32の円筒体の外周側に付勢バ
ネ部材43を挿入し、さらに早送り巻き戻し歯車37、
記録再生歯車38をこの順に挿入する。最後にスリップ
部材35の筒体先端に止め部材を固定して、各部品が取
れないようにしている。記録再生歯車38に当接して動
作モードに応じて早送り巻き戻し歯車37、記録再生歯
車38を下方に移動させる切り替えレバー47が設置さ
れている。早送り巻き戻し歯車37、記録再生歯車38
が上端にあるときは、回転制動が働き、下端にあるとき
は、回転制動が働かないようになっている。
【0028】<動作>以下に、このテープ巻取機構の動
作について説明する。 (1)カセット装填・テープ装架モード 図1には、カセット装填・テープ装架モードのテープ巻
取機構の動作位置を示す。駆動モータ(図示せず)から
一連の歯車列(図示せず)により減速された回転力を主
駆動歯車(図示せず)に伝達し、更に変換レバー部材
(図示せず)により直線運動に換えシフター部材(図示
せず)を移動させ所定の位置につける。このシフター部
材を右方向に動作させることにより、このシフター部材
から、動力を受ける関係部材(図示せず)が所定の動作
をして、テープ引き出し動作を行う。このシフター部材
に穿たれたカムに供給側メインブレーキ20のカムフォ
ロア20cが所定の位置に保持される。このとき供給側
メインブレーキ20を時計方向に最も回動した位置にあ
り、係合部20b,21bにより、巻取側メインブレー
キ21が反時計方向に最も回動した位置にある。供給側
補助ブレーキ22と巻取側補助ブレーキ23は最も離れ
た位置にあり、ブレーキバネ24の付勢力により、供給
側補助ブレーキ22は時計方向に回動し、巻取側補助ブ
レーキ23は反時計方向に回動し、リール台11,12
に先端が当接する。リール台11にはテンションバンド
25が巻付けてあり、供給側補助ブレーキ22がテンシ
ョンバンド25に当接することでリール台11に弱制動
力を与える。一方、巻取側補助ブレーキ23の先端のフ
ェルト部材23aがリール台12に当接して弱制動力を
与える。こうして、カセット装填モードでは、リール台
が制動されているので、テープが移動することがない。
【0029】カセット装填装置からカセットのリールハ
ブがリール台11,12に挿入される。テープ引き出し
部材(図示せず)が引き出し動作を行うあいだも、左右
のリール台11,12には、左右の補助ブレーキ22、
23が当接し、テープ引き出し中の速度変化によるテー
プのたるみを取るようにしてある。
【0030】シフター部材28のテープ引き出し動作に
連動して移動し、供給側メインブレーキ20の前記カム
フォロア20cの当接位置が変わることにより、供給側
メインブレーキ20が反時計方向に回動する。前記略中
央部の係合部20b,21bの動きにより、巻取側メイ
ンブレーキ21は時計方向に回動する。こうしてテープ
引き出し動作完了位置付近では、巻取側メインブレーキ
21の係止部21cが完全にアイドラレバー26の係止
部当接部26eから待避し、アイドラギア27は左右の
中継ギア15,16との噛み合い可能となる(図3参
照)。
【0031】(3)記録再生モード 図2は記録再生モードのテープ巻取機構を示す側面図で
あり、図3はその平面図である。いまベルト45からの
回転力は、プーリー36に伝えられ、フェルト部材43
による回転力制限を受けた上で、バネ押さえ部材46と
一体で回動する記録再生歯車38に至る。そして、アイ
ドラギア27の大歯車部から中継ギア16、さらにリー
ル台12へと伝達されテープを巻き取ることができる。
【0032】(4)早送り巻き戻しモード 図4は早送り巻き戻しモードのテープ巻取機構を示す側
面図であり、図5はその平面図である。記録再生位置か
ら早送り巻き戻し位置にするためには、駆動モータ(図
示せず)を駆動し、シフター部材28を右方向に動作さ
せることにより、このシフター部材28から、動力を受
ける関係部材(図示せず)が所定の動作をして、早送り
巻き戻し位置を実現する。この時アイドラレバー26か
ら伸ばした腕26bの先端に形成された円柱状案内部2
6fは、シフター部材28に形成された包含部28aに
入り込んでいる。同時に、切り替えレバー部材47は、
トルクリミッタ装置18の記録再生歯車38を押し下
げ、アイドラギア27の小歯車と早送り巻き戻し歯車3
7を噛み合わせる。このような位置関係でベルト45か
らプーリー36に伝達された回転力はトルク制限を受け
ることなく早送り巻き戻し歯車37に、さらにアイドラ
ギア27の小歯車、大歯車から中継ギア16、そしてリ
ール台12へと伝達され、テープを巻き取る。
【0033】(5)停止モード 図6は、停止モードのテープ巻取機構を示す平面図であ
る。早送り巻き戻し位置から停止位置にするには、シフ
ター部材28を左方向に移動させる。これに従い前記シ
フター部材28の包含部28aは次第に狭隘になり、早
送り巻き戻し位置にあるアイドラレバー26の円柱状案
内部26fを強制的にその狭隘部に移動させることによ
り、左右の中継ギア15,16のいずれにも動力を伝え
ない中立位置に保持する。このときシフター部材28に
設けられたカム形状に従うことにより、供給側メインブ
レーキ20は反時計方向に回動し、巻取側メインブレー
キは時計方向に回動して、制動部材20a,21aはそ
れぞれリール台11,12に当接する事により制動力を
あたえ、停止させる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、メインブレーキ部材の
いずれかに設けた案内部を設けたので、付勢部材が各動
作モード時移動せず、他の部品に当接しないので、故障
が少なく、また付勢部材移動の空間も確保する必要がな
いので小型化が可能になる。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカセット装填・テープ装架モード
のテープ巻取機構の動作位置を示す平面図である。
【図2】記録再生モードのテープ巻取機構の動作位置を
示す側面図である。
【図3】記録再生モードのテープ巻取機構の動作位置を
示す側面図である。
【図4】早送り巻き戻しモードのテープ巻取機構の動作
位置示す側面図である。
【図5】早送り巻き戻しモードのテープ巻取機構の動作
位置示す平面図である。
【図6】停止モードのテープ巻取機構の動作位置を示す
平面図である。
【図7】従来のテープ巻取機構の再生記録状態の側面図
である。
【図8】従来のテープ巻取機構の早送り巻き戻し状態の
側面図である。
【図9】従来のテープ巻取機構の記録再生状態または早
送り状態の平面図である。
【図10】従来のテープ巻取機構の停止状態の平面図で
ある。
【符号の説明】
11,12 リール台 13、14 ブレーキ装置 15、16 中継ギア 17 アイドラ装置 18 トルクリミッタ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/18 G11B 15/22 G11B 15/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットリールに挿入されるギアと一体
    的に形成された左右一対のリール台と、該リール台のギ
    アと噛合する1対の中継ギアと、それぞれ反対方向に回
    動し付勢部材の付勢力で補助ブレーキが回動し前記リー
    ル台に当接して制動する一対のブレーキ装置と、リール
    台間に位置し左右に回動して一端に備えたギアを中継ギ
    アに噛合させるアイドラ装置とを備え、 前記ブレーキ装置はそれぞれメインブレーキ部材と補助
    ブレーキ部材から構成され、前記メインブレーキに回動
    自在に補助ブレーキが取付られ、補助ブレーキの一端に
    掛止部を形成し、前記付勢部材が左右の補助ブレーキの
    掛止部に掛止され、メインブレーキ部材のいずれかに設
    けた案内部に前記付勢部材を案内収容することを特徴と
    する磁気記録再生装置。
JP03672096A 1996-02-23 1996-02-23 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3311573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03672096A JP3311573B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03672096A JP3311573B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 磁気記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09231639A JPH09231639A (ja) 1997-09-05
JP3311573B2 true JP3311573B2 (ja) 2002-08-05

Family

ID=12477591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03672096A Expired - Fee Related JP3311573B2 (ja) 1996-02-23 1996-02-23 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3311573B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09231639A (ja) 1997-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5299076A (en) Brake actuating device for tape recorder
JP3311573B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH033296B2 (ja)
JP2989102B2 (ja) ビデオテープレコーダ
US6095447A (en) Recording and/or reproducing apparatus provided with reel mount device for mounting tape reel thereon
JPH06309638A (ja) ビデオテープレコーダのヘッドドラム及びテープ駆動装置
JPH0213385B2 (ja)
JPH0430676Y2 (ja)
JPH11306618A (ja) テープレコーダ
JP2607724B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3876539B2 (ja) テープ記録再生装置
JP3111271B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0753150Y2 (ja) 磁気記録再生装置におけるリ−ルの駆動歯車死点解除装置
JP2607605Y2 (ja) テープレコーダのブレーキ装置
JP3448442B2 (ja) 磁気記録再生装置の制御部材駆動機構
JP2954739B2 (ja) 磁気記録再生装置のカム操作機構
JPS6029064Y2 (ja) テ−プレコ−ダの制動機構
JPS6224345Y2 (ja)
JP2001110112A (ja) 磁気記録再生装置のブレーキ装置
JPH034995Y2 (ja)
JPH0422421Y2 (ja)
JPH039547B2 (ja)
JPS61178756A (ja) リ−ル台駆動装置
JPH02108267A (ja) 磁気記録/再生装置
JPH07240044A (ja) 磁気記録再生装置のリール台ブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees