JPS6231366B2 - - Google Patents

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JPS6231366B2
JPS6231366B2 JP54091116A JP9111679A JPS6231366B2 JP S6231366 B2 JPS6231366 B2 JP S6231366B2 JP 54091116 A JP54091116 A JP 54091116A JP 9111679 A JP9111679 A JP 9111679A JP S6231366 B2 JPS6231366 B2 JP S6231366B2
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JP
Japan
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data
work
memory
coordinate
workpiece
Prior art date
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Expired
Application number
JP54091116A
Other languages
English (en)
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JPS5615992A (en
Inventor
Naoki Yamamoto
Kosei Ueda
Tsutomu Yoshikawa
Takeo Tanaka
Kanji Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP9111679A priority Critical patent/JPS5615992A/ja
Publication of JPS5615992A publication Critical patent/JPS5615992A/ja
Publication of JPS6231366B2 publication Critical patent/JPS6231366B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工業用ロボツトにおける作業軌跡デ
ータ作成方法に関する。
一般に、鋳仕上作業(たとえば、グラインダに
よるバリ取り作業)を自動化するには、NC(数
値制御)化する方法とロボツト化する方法が考え
られる。
NC化する方法であれば、ワークの形状・寸法
等を設計図よりデータ入力できるが、そのために
は、加工機械に対してワークを正確に位置決め設
置(取付け)する必要があり、小物が大量に加工
するような作業には適さない。
一方、ロボツト化する方法であれば、ワークの
位置決め設置の精度については、ある程度の融通
がきくが、その代わりに毎回個別にテイーチング
する必要がある。
しかし、同型のものを大量に加工する場合は、
最初のワークに対してテイーチングする際に、そ
の時のデータを記憶させておけば、後のワークに
対しては、記憶されたデータをもとに加工作業を
繰返せばよいけれども、後のワークを初めにテイ
ーチングしたワークと全く同じになるように位置
決め設置する必要がある。
従つて、鋳仕上作業を自動化するにあたつてネ
ツクとなるのは、ワークの取付作業をいかに迅速
かつ正確にするかである。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされた
もので、とくに単純作業で作業環境も悪い鋳仕上
作業の自動化を促進させるために、加工の際のワ
ークの取付作業を迅速に行なうことによつて、作
業効率の向上を図ることを目的とするものであ
る。
かかる目的を達成するために、本発明に係る作
業軌跡作成方法は、基本的には、基準ワークの三
次元作業軌跡座標データ中に、少なくとも3点の
チエツクポイントにおける三次元座標データを設
定する一方、比較的ラフに作業台上にセツトした
新ワークの上記チエツクポイントにおける三次元
座標データを求めて、基準ワークのチエツクポイ
ントを基準にした座標系を新ワークのチエツクポ
イントを基準にした座標系に座標移動して、新ワ
ークの三次元作業軌跡座標データを作成し、当該
作業軌跡データをもとに新ワークの実作業を行う
ようにしたものである。
以下、本発明の実施例を添付図面に従つて詳細
に説明する。
第1図に示すように、門形鋳仕上ロボツトは、
一対の門形フレーム1,1の上部に、Y軸方向に
沿つて移動可能な水平アーム部2を設けると共
に、水平アーム部2に対して、X軸方向に移動可
能で、Z軸方向に昇降可能な垂直アーム部3を設
ける一方、該垂直アーム部3の下部に、グライン
ダー4を支持し、α軸,β軸を中心に回転可能な
手首部5を設けて成り、床面上にワークの移動手
段(コンベア)6と、ワークの固定手段(電磁チ
ヤツク)7を備えた周知の構成である。なお、8
は制御盤である。
上記水平アーム部2と垂直アーム部3には、移
動量を、手首部5には回転量を夫々検出する位置
検出器12(第3図参照)を付設する。
一方、垂直アーム部3には、第2図に詳細に示
すように、θ,θ,θの3自由度を持ち、
アーム長がの座標入力用アーム9を取
付ける。
該座標入力用アーム9は、先端が指示針(接触
部)10となつていて、各関節角θ,θ,θ
の回転量を夫々検出する位置検出器13(第3
図参照)を付設する。
該座標入力用アーム9には、座標入力スイツチ
11を設け、該スイツチ11を押した位置での各
関節角θ,θ,θの回転量を夫々検出でき
るようにしている。
なお、垂直アーム部3には、座標入力用アーム
9の固定金具9aを設け、不使用時は該固定金具
9aに固定する。
座標入力用アーム9は、取外し方式としても良
く、また、水平アーム部2と垂直アーム部3を座
標入力用アームとして利用する構成としても良
く、さらに、床面上に別途設置する構成であつて
も良い。
第3図に示すように、上記位置検出器12,1
3および座標入力スイツチ11は、各アーム部
2,3や手首部5等を駆動するロボツト駆動装置
14を制御する制御回路15に接続する。
また、制御回路15には、モード切替スイツチ
16、起動スイツチ17および停止スイツチ18
を有する上記制地盤8を接続すると共に、後述す
るデータ入力部19、第1メモリ20、第2メモ
リ21、演算回路22を接続する。
上記のように構成した工業用ロボツトによつて
作業軌跡データを作成する方法を、第4図のフロ
ーチヤートを参照しながら説明する。
(1) ワーク上に特徴的なチエツクポイントを3点
以上定める。これは、三次元のワーク(物体)
を一義的に位置決めするために必要なもので、
従つて、チエツクポイントは一直線上に並ばな
いように、また点(ポイント)間は、できるだ
け離れている事が望ましい。これらのチエツク
ポイントには、点1,点2,点3,…というよ
うに順次番号を割り当てる。
(2) 位置検出器12またはデータ入力部19よ
り、第1メモリ20に、基準ワークの三次元作
業軌跡座標データを格納する。このデータは、
従来のCP,PTP,NC制御方式のロボツトの軌
跡教示方法に準じて得る。
(3) データ入力部19より、第1メモリ20に、
図面データ等をもとにして、上記データ中に設
定したチエツクポイントにおける三次元座標デ
ータを格納する。このデータは、上記座標入力
用アーム9を利用して得ることも可能である。
(4) 鋳仕上作業すべき新ワークを移動手段6で搬
送して固定手段7でチヤツクする。この場合、
ワークは厳密な位置決めをする必要はなく、加
工の容易さとワークの安定性のみを考慮すれば
良い。
従つて、ワークの取付作業を迅速に行うこと
ができる。
(5) ついで、制御盤8のモード切替スイツチ16
を<座標入力モード>に切替えて、起動スイツ
チ17を押す。ポイントカウンタに1がセツト
される。i←1。
(6) 座標入力用アーム9を固定金具9aからはず
し、該アーム9の指示針10をワーク上にある
上記チエツクポイントi(点1)番目に当てて
座標入力スイツチ11を押す。
(7) 座標入力スイツチ11が押されることによ
り、そのときのロボツトの各アーム部2,3お
よび座標入力用アーム9の位置検出器12,1
3からの位置データが入力され、第2メモリ2
1のポイント(i)で指定されるアドレスに格
納される。
座標系を第5図のようにとり、ロボツトの門
形フレーム1,1の高さをhとすれば、各アー
ム部2,3の偏位量がX,Y,Zであるときの
アーム部2,3の先端点Aの座標は、 A(xa,ya,za)=(X,Y,h―Z) となる。
また、点Aと、座標入力アーム9の基準点R
との距離をaとし、各アーム長を
し、また、各関節角を第6図のようにとれば、
座標入力アーム9の先端点Pの座標は、 xp=X+{・sinθ・cos(θ
+θ)}sinθp=Y+・cosθ・sin(θ
+θ) zp=h−Z+a−{・sinθ2cos(θ+θ)}cosθ となる。
点2,3も同様にして位置データを入力す
る。
(8) 座標入力終了スイツチを押すと、予じめ第1
メモリ20に格納したチエツクポイントにおけ
る座標と、第2メモリ21に格納したチエツク
ポイントにおける座標とを比較して、第1メモ
リ20のチエツクポイントを基準にした座標系
Aから第2メモリ21のチエツクポイントを基
準にした座標系Bへの一次変換式(または変換
行列)を求める。
すなわち、行列であらわしたときのC・A=
BであるようなCを求める。
要素単位で書きおろすと、 とあらわせる。
但し、x1AはA座標系の点1のx座標を意味
する。
行列に関する知識から、 C=B・A-1 と求めることができる。但し、A-1は行列Aの
逆行列であり、|A|≠0とき、A-1=1/|A|・ adjAである。
ここで、|A|は行列Aの行列式であり、
adjAは行列Aの余因子行列である。
(9) ワークの製作誤差により、チエツクポイント
相互間の関係が一致しないことが考えられる。
第7図aは予じめ格納したチエツクポイント
の位置関係を○印で示し、第7図bは今回入力
したチエツクポイントの位置関係を×印で示
し、先の図aを重ね合わせた例である。この場
合、各点における誤差が全体的に最小になるよ
うにしながら重ね合わせる。
つまり、そのときは、点間距離が一致するよ
うに最小2乗法等を用いて、新たに入力した方
のチエツクポイントの座標値を修正する。
(10) 求まつた一次変換式を用いて基準ワークの三
次元作業軌跡座標データを新ワークの三次元作
業軌跡座標データに変換して、第2メモリ21
に格納する。
(11) 座標入力用アーム9を固定金具9aに固定し
た後、モード切替スイツチ16を<再生>にし
て、起動スイツチ17を押すと、第2メモリ2
1に格納された作業軌跡データをもとにして再
生動作を行う。
すなわち、ロボツトの位置検出器12からの
データと、第2メモリ21内の作業軌跡データ
から作成される各位置検出器12がとるべきデ
ータとを比較し、その差分に対し、たとえばPI
(比例積分)制御を行う。なお、ロボツトの再
生動作は周知であるので詳細な説明は省略す
る。
上記データ作成方法に関し、(1)について補足す
ると、鋳物などのように、上型と下型を重ね合わ
せて製造されるようなものは、各部分(上部と下
部)でずれが生じる場合がある。このような場
合、各部分に各々3点のチエツクポイントを設け
るとよい。また、(2)について補足すると、予じめ
設定する軌跡データ等は、ロボツト本体とその検
出器12を用いてマニユアルまたは動力使用によ
り、直接ワークに接触させながら入力(教示・記
録)してもよい。
上記した座標入力システムを使用して、例えば
鋳物製品のバリ取り作業とともに、上型と下型の
ずれを考慮して誤差が小さくなるように芯出しケ
ガキを行うようなシステムにすると効率(付加価
値)が高くなる。
以上の説明からも明らかなように、本発明に係
る方法は、基準ワークのチエツクポイントを基準
にした座標系を、新ワークのチエツクポイントを
基準にした座標系に座標移動して、新ワークの作
業軌跡座標データを作成し、この作業軌跡データ
をもとに新ワークの実作業を行うようにしたもの
であるから、加工の際のワークの取付作業に厳密
な位置決めが不要となり、取付作業を迅速に行な
えるようになる。
ロボツト本体に、座標入力用アームを設けると
共に、座標データの第1,第2メモリと、座標移
動の演算回路とを設けたものであるから、ワーク
の取付作業の迅速化と合わせて、新ワークのチエ
ツクポイントにおける座標データの入力が容易に
行え、構造も簡単でコスト安に製作することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は門型鋳仕上ロボツトの斜視図、第2図
は座標入力用アームの斜視図、第3図は第1図の
ロボツトのシステム構成図、第4図はフローチヤ
ート、第5図は各アーム部と座標入力用アームの
座標系を示す図、第6図は座標入力用アームの座
標系を示す図、第7図aおよび第7図bはチエツ
クポイントの位置関係を示す図である。 1…門形フレーム、2…水平アーム部、3…垂
直アーム部、4…グラインダー、5…手首部、6
…移動手段、7…固定手段、9…座標入力用アー
ム、10…指示針(接触部)、11…座標入力ス
イツチ、20…第1メモリ、21…第2メモリ、
22…演算回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基準ワークの三次元作業軌跡座標データと、
    該座標データ中に設定した少なくとも3点のチエ
    ツクポイントにおける三次元座標データとを、第
    1メモリに予め格納する一方、セツトした新ワー
    クの上記チエツクポイントにおける三次元座標デ
    ータを第2メモリに格納すると共に、第1メモリ
    のチエツクポイントにおける座標と、第2メモリ
    のチエツクポイントにおける座標とを比較して、
    第1メモリのチエツクポイントを基準にした座標
    系から第2メモリのチエツクポイントを基準にし
    た座標系への一次変換式を求め、該一次変換式を
    用いて基準ワークの三次元作業軌跡座標データを
    新ワークの三次元作業軌跡座標データに変換して
    第2メモリに格納し、第2メモリによつて新ワー
    クの三次元作業軌跡データとしたことを特徴とす
    る工業用ロボツトにおける作業軌跡データ作成方
    法。
JP9111679A 1979-07-17 1979-07-17 Method and device for preparing working locus data in industrial robot Granted JPS5615992A (en)

Priority Applications (1)

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JPS5615992A JPS5615992A (en) 1981-02-16
JPS6231366B2 true JPS6231366B2 (ja) 1987-07-08

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