JPS6230154A - 液晶性組成物の製造方法 - Google Patents

液晶性組成物の製造方法

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JPS6230154A
JPS6230154A JP16860685A JP16860685A JPS6230154A JP S6230154 A JPS6230154 A JP S6230154A JP 16860685 A JP16860685 A JP 16860685A JP 16860685 A JP16860685 A JP 16860685A JP S6230154 A JPS6230154 A JP S6230154A
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裕之 柳
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光 堀本
Takayuki Ogata
緒方 隆之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高度に配向した液晶性組成物の製造方法に関す
る。さらに詳しくは (4) イオン性基を有する重合体 (BJ(イ) 複数の直鎖υ水基、または剛直性部分を
連鎖中に含む少なくとも1つの直 鎖疎水基 及び (ロ)イオン性基 を有する有機化合物 からなる組成物を水存在下で熱処理することを特徴とす
る液晶性組成物の製造方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
生体のエネルギー摂取や代謝物処理は、生体膜を介して
行なわれている。近年、生体膜に類似した合成有機化合
物の研究が進められており、直鎖疎水基とイオン性基を
1する合成有機化合物のうち一部のものが水中で生体膜
と類似の構造をとることが報告されている。
これらの合成有機化合物は、生体膜と類似l−だ機能、
例えば、液晶性や色素吸着性等の機能なイ1しており合
成生体膜としての可能性を示している。
しかし、前記の合成有機化合物によって形成される生体
膜と類似の構造は、前記の合成有機化合物が水中に分散
してあたかも濃厚な6叶ん水の如き状部で存在すること
によって得られるため、そのままの形で実用的に使用す
ることは極めて困難である。
生体膜の主要構成成分であるリン脂質を生体膜と類似な
構造を保持したまま担体表面に固定化する方法として、
ラングミュアー−プロジェット法(以下LB法と略称す
る)がよく知られている。前記の合成有機化合物もLB
法により固定化することが行なわれている。
〔ケミストリー・レター(ChemistryLett
er)、915−9]8 (1984))LB法によっ
て得られる前記合成有機化合物の膜状物は生体膜と類似
な構造を保持しており液晶性を示す。しかも、これらの
膜状物は、構成分子が一定方向に配向した組織構造を有
しており、分子の吸着や透過に対して著しい選択性を示
すことが知られている。しかし、前記膜状物は熱に対し
て不安定であるうえ、水中にて使用する場合、構成成分
の再溶解が起こるという欠点を有している。そこで、前
記膜状物を安定化する方法として、前記の合成有機化合
物の中でイオン性基を有する合成有機化合物を、特定の
イオン性基を有する重合体を対イオンとしてLB法で固
定化することが行なわれて〜・る。(日本化学 第50
春季年会 予稿集、r、362)これらのLB法によっ
て得られる膜状物は配向した組織構造を有しており、ま
た水中でも安定である。
しかし、これらのLB法によって得られる膜状物は、担
体表面以外では形成不可能であり、また操作も繁雑で特
殊な装置が必要であるため汎用性に欠けるという欠点を
有している。
〔間遁点を解決するための手段〕
本発明者らは、前記の合成有機化合物の固定化に於いて
、高度に配向した液晶構造を容     易かつ簡便な
手法で得るべく鋭意研究を行なった結果、特定の重合体
と特定の有機化合物よりなる組成物を、熱処理すること
により高度に配向した液晶性組成物が得られることを見
出し本発明を完成するに至った。
即ち本発明は (A) イオン性基を有する重合体 ■)ビ)ffl数の直鎖疎水基、または剛直性部分を連
鎖中に含む少なくとも1つの直鎖疎水基 及び (ロ) イオン性基 を有する有機化合物 からなる組成物を水存在下で熱処理することを特徴とす
る液晶性組成物の製造方法に関する。
本発明において用いる液晶性組成物の主成分の1つはイ
オン性基を有する重合体である。
該重合体にイオン性基を有している必要性は、紋 一役に、本発明に用いる液晶性組成物のもう一つの主成
分である特定の有機化合物と全体的又は部分的にイオン
対を形成し、安定性、例えば耐水性を向上させるためで
ある。一般に該重合体はイオン性基を有するため、水溶
性のものが多い。
本発明においてイオン性基とは酸性基または塩基性基の
総称として定義される。ここで酸性または塩基性とはブ
レンステッド酸またはブレンステッド塩基を意味し、酸
性基としては一般にスルホン基、カルボキシル基、リン
酸基、フェノール性水酸基、およびこれらが塩となった
もの、塩基性基としては一般にアミノ基、置換アミノ基
、第四アンモニウム基、およびこれらが塩となったもの
が好適に使用される。
前記イオン性基を有する重合体は特に限定されず公知の
ものを用いうるが、液晶性組成物の強度及び安定性を勘
案すれば一般には分子量がs、ooo以上のものを用い
ることが望ましい。また、該重合体に含まれるイオン性
基の量はその種類、後述する直鎖有機化合物等によって
異なり一概に限定出来ないが、−般には0.1meq/
F以上、好ましくは1. Omeq/I以上のものが望
ましい。
イオン性基を有する重合体を得るために使用される七ツ
マ−としては、イオン性基を有する七ツマ−が伺ら制限
なく使用される。一般に好適に使用される七ツマ−を例
示すれば次の通りである。即ち、アクリル酸、メタクリ
ル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸。
クロトン酸、ケイ皮酸、グルタミン酸、アスパラギン酸
等のカルボキシル基を有するモノマー;スチレンスルホ
ン酸、ビニルスルホン酸、アルケンスルホン酸、t−ブ
チルアクリルアミドスルホン酸等のスルホン酸基を有ス
る七ツマー;ビニルホスホン酸、アクリロイルオキシア
ルキルホスホン酸、メタクリロイルオキシアルキルホス
ホン酸等のリン酸基ヲ有スる七ツマー;ビニルフェノー
ル等のフェノール系モノマー;リジン、エチレンイミン
ビニルピリジン、ジメチルアミノプロピルメタクリルア
ミド等のカチオン系モノマーあるいはこれら七ツマ−に
置換基を置換した置換誘導体等が好適に使用される。
また、前記イオン性基を有するモノマーと共重合可能な
ビニル七/V−も特に限定されず公知のものが使用でき
る。一般に好適に使用される代表的なものを具体的に示
せば、例えば、エチレン、プロピレン、ブテン等のオレ
フィン化合物;塩化ビニル、ヘキサ7/I/オロブロビ
レン等のオレフィン化合物のハロゲン誘導体;ブタジェ
ン、ペンタジェン等のジオレフィン化合物およびそのハ
ロゲン誘導体;スチレン、ビニルナフタレン等の芳香族
ビニル化合物;酢酸ビニル等のビニルエステル化合物;
アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート。
ジエチレングリフールジメタクリレート、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド等のアクリル酸およびメタクリル
酸誘導体;アクリロニトリル等の不飽和ニトリル化合物
;メチルビニルエーテル等のビニルエステル化合物等カ
挙げられる。
本発明に於いて一般に好適に使用されるイオン性基を有
する重合体を一般式で示せば次のとおりである。
■ カルボキシル基を有する重合体 000M 但し、Rは水素原子、アルキル基又はカルボキシメチル
基であり、Xは−CH2−基。
ル基又はアリール基)であり、Mは水素原子、金属原子
又は低級アンモニウムである。
Cは0〜2の整数であり、a、bはO又は1である。こ
こで、aが0のときはt)=l。
c=Q、Rは水素原子であり、aが1のときはb = 
O、c = O〜2 、 Rは水素原子。
アルキル基又はカルボキシメチル基である。
■ スルホン酸基を有する重合体 IL 数)、であり、Mは水素原子、金属原子又は低級アンモ
ニウムであり、dはO又は1である。
■ 第4アンモニウム基を有する重合体R″′ 但し、R″  は水素原子又はアルキル基でオンである
上記一般式CD、(n)及び(m)中、R、R’R“及
びR″′で示されるアルキル基としては、その炭素数に
限定されず、いかなるものでも使用できるが、一般には
炭素数が1〜4のものが好適である。また、上記一般式
(n)及びCIII)中、e及びgは正の整数であれば
良いが、就中、原料の入手の容易さから1〜4の整数で
あることが好ましい。
以上に説明したイオン性基を有する重合体の製造方法と
しては、前記したイオン性基を有する七ツマ−を単独重
合させるか又は二種以上を共重合させる方法が採用され
る。また。
前記したイオン性基を有するモノマーと共重合可能なビ
ニルモノマーとを共重合させることにより、イオン性基
を有する本合体を得ることもできる。また、イオン性基
を導入することのできる本合体に、化学反応させること
によって、イオン性基を導入させる方法もしばしは好適
に採用される。例えば、無水マレイン葭、無水イタコン
酸等の無水カルボン酸の単独或いは共産合体を加水分解
することにより、カルボキシル基を有する重合体を得る
方法、又は、ポリビニルアルコールを硫酸エステル化反
応させることにより、スルホン酸基を有する重合体を得
る方法等が挙げられる。
本発明に於けるイオン性基を有する本合体としては前記
したように合成することによって得た合成重合体の他に
、イオン性基を有する天然高分子も使用可能である。一
般に本発明に於いて使用されるイオン性基を有する天然
高分子を例示すると、アルギン酸、アルギン酸ナトリウ
ム、カルボキシメチルセルロース、ヘパリン、コンドロ
イチン硫酸及びこれらの誘導体等が挙げられる。
本発明の方法による配向性の向上の度合は、     
′合成重合体を用いた方が天然高分子よりも優れている
ため、本発明では合成重合体が好ましく用いられる。
本発明で得られる液晶性組成物の主成分の他の1つは、
複数の直鎖疎水基、または剛直性部分を連鎖中に含む少
なくとも1つの直鎖疎水基を有し、かつイオン性基を有
する有機化合物(以下、直鎖有機化合物と略称する)で
ある。
本発明において直鎮疎水基は得られる組成物の液晶性及
び原料の入手の容易さから炭素数4〜30の直鎖アルキ
ル基またはそのノーロゲン置換体であることが好ましい
。尚、本発明でいう直鎖疎水基とは、完全に直鎖状のも
のの他に、炭素数2個迄の分校を有する分校状のものを
も含んだ意味で使用される。
本発明の直鎮有機化合物の一つは、複数の直鎖疎水基を
看するものである。該直鎖疎水基の数は、得られる液晶
性組成物の耐水性。
液晶性及び液晶性組成物の@造上の原料入手の点から2
又は3であることが好ましい。
また、本発明の直鎖有機化合物の他の一つは、剛直性部
分を連鎖中に含む少なくとも1つの直鎖疎水基を有する
ものである。
本発明において剛直性部分とは、次の■。
■及び■に示す基をいう。
■ 直結あるいは、炭素−炭素多重結合、炭素−窒素多
重結合、窒素−窒素多重結合。
エステル結合、アミド結合等を介して連結された少なく
とも2個の芳香環で構成される2価の基 このような基を具体的に示せば、例えば、等の2価の基
が挙げられる。
■ 2個の芳香環の結合が俟数であるか、複数原子間の
単結合であって、その回転がエネルギー的に束縛を受け
ている2価の基このような基を具体的に示せは、例えば
、H3 等の2価の基が挙げられる。
■ 芳香環が縮合環を形成しているもので、この縮合環
が多分子間で積層した場合に、その回転が互いに立体的
に束縛を受けている2価の基 このような基を具体的に例示すると、 等の2価の基が挙げられる。
剛直性部分を連鎖中に含な直鎖疎水基を有する直鎖有機
化合物の直鎖疎水基の炭素数は、剛直性部分及び、剛直
性部分と該直鎖疎水基との結合部分を除いた部分の炭素
数を意味する。上記、剛直性部分と直鎮疎水基との結合
部分は、一般に炭零−炭素単結合、エステル結合、エー
テル結合が好適である。
剛直性部分を連鎖中に含む直ItJ疎水基は、イオン性
基を有する重合体との混合およびその後の成形加工の面
から、また液晶性組成物の安定性の而から該直鎖有機化
合物中に1つ含まれている場合が最も好ましい。
直鎖有機化合物における、イオン性基の説明としては重
合体におけるイオン性基の説明がそのまま適用される。
イオン性基は第4級アンモニウム基又はその塩であるこ
とが、得られる液晶性組成物の結晶性が優れているため
に好ましい。ここで本発明の直鎖有機化合物中に含まれ
るイオン性基の数は得られる液晶性組成物の成形加工性
の点から、1つであることが好ましい。
本発明の直鎖有機化合物は、上記をみたすものであれば
特に限定されず公知のものが用いられる。一般に好適に
使用される代表的なものを以下に具体的に示す。
■ 但し、R、Rは同種又は異種の炭素数 6〜30の直鎖アルキル基又はそのハロゲン置換体であ
り、R3、R4は同種又は異種の炭素数1〜4のアルキ
ル基、又はそのハロゲン原子及び/又は水酸基による置
換体である。
■ 但し、R1、R2は上記と同じであり、あり、jは0又
は1であり、kは正の整数である。) であり、h、1は正の整数である。R3,R’IR5は
上記のR3及びR4の説明と同じである。
■ 但し、R’ 、  R2+ R”+  R’l R5及
び八は上記と同じであり、1は1又は22mは0又は1
である。
但し、R’l  R21R31R’及びRAG嘘上記と
同じであり、nは正の整数である。
′S)R・ R’ −D−E−N@−R’         (E)
但し、R,R及びR5は上記と同じで あり、R6は炭素数4〜30のアルキル基。
アルキルオキシ基、若しくはアルキルオキシカルボニル
基又はこれらのハロゲン置換−N=N+、−CH=CH
+、−N=N+、−c−NH−。
CH30 pはO又は1である。)Eは−fCHz% 又は−0−
(CH2)7である。 (但し、(Lm  rは正の整
数である。) ■ 但しR’lR2は同種又は異種の炭素数6〜30の直鎖
アルキル基又はそのハロゲン置換体である。
上記一般式CB)、CD)及び〔E〕中、k+n+Q及
びrは正の整数であれば良いが、一般には原料の入手の
容易さから1〜16であることが好ましい。また、上記
一般式(B)中、h及び1は、正の整数を何ら制限なく
取り得るが、一般には原料の入手の容易さから1〜4で
あることが好ましい。さらに、上記一般式(A)、  
〔B)。
〔C)、CD)、(E)及び〔F〕中、R’!R2、R
3、R4、R5及びR6で示されるハロゲン置換アルキ
ル基のハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素の各原子が挙げられる。
本発明の液晶性組成物の成分である重合体と直鎖有機化
合物との混合比は、得られる液晶性組成物の液晶性及び
水中での安定性を勘案して一般には重合体のイオン性基
に対して0.2〜5より好ましくは0.5〜3倍当量の
直鎖有機化合物が好適に用いられる。
本発明で用いる組成物の製造方法は特に限定されず、ど
のような方法であってもよい。
一般に好適な製造方法を例示すると以下のとおりである
即ち、本発明で用いる本合体と直鎖有機化合物とを所定
量それぞれ同一または異なる溶媒に溶解、あるいは懸濁
せしめ、これらを混合し生じた沈澱物を集める方法。こ
こで使用される溶媒は同一の溶媒の場合、水、或いは水
と相溶性のある有機溶媒との混合溶媒例λ。
ば水/メタノール混合溶媒、水/エタノール混合溶媒、
水/アセトン混合溶媒等が一般に好適である。重合体と
直鎖有機化合物とで異なる溶媒を使用する場合、重合体
の溶媒には一般に水が好適である。直鎖有機化合物の溶
媒としては水、メタノール、エタノール、2−ブロパノ
ール、アセトン、酢酸エチル、エチルエーテル、ベンゼ
ン、クロロホルム、塩化メチレン、テトラヒドロフラン
、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ア七
トニリル等が好適に用いられる。この時互いに混和しな
い溶媒の場合には、一般に混合の際に激しく攪拌する等
の方法でエマルジョンにする操作が沈澱物を得るのに有
効である。
一般に上記の操作により得られる組成物の耐溶媒性が向
上する。
本発明で用いる組成物の製造に於いて、一般に、得られ
る組成物の水中での安定性を良好にするためには、重合
体のイオン性基及び直鎮有機化合物のイオン性基の極性
が相異なることが好ましい。重合体のイオン性基及び直
鎖有機化合物のイオン性基の極性が相異なる場合、重合
体及び直鎖有機化合物は一部ないし大部分についてイオ
ン交換反応を起こしていると考えられる。このことは、
両者の対イオンが生成する組成物中にほとんど残存しな
い場合があることから推測される。
このようにして製造された組成物は、一般に無色、白色
或いは淡黄色の粉末である。また、水には難溶であるが
、有機溶媒、例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド、クロロホルム、塩化メチレン、テトラヒ
ドロ7ラン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン、クロル
ベンゼン等には、室温〜100℃で溶解するものが多い
また、本発明で用いる組成物は、液晶性を示す。液晶性
を示す温度範囲は、通常−20〜200℃の範囲内にあ
る。
前記液晶性は一般に光学的およびまたは熱的な測定によ
って確認される。光学的な測定とは一般に偏光顕微鏡を
用いて液晶形成による異方性相によって確認される。ま
た熱的な測定とは例えば示差走査熱量計による測定が挙
げられる。これにより、もし液晶ならば結晶から液晶へ
の転移に伴なう熱量、液晶から等方的液体への転移に伴
なう熱量が観測され、液晶性が確認される。
本発明の高配向を示す液晶性組成物は前記の組成物を水
存在下で熱処理することにより得られる。
ここで〜・う水存在下とは相対湿度が80≦以上の雰囲
気下及び水中を示す。しかし、水中以外では熱処理に時
間がかかるうえ温度制御も困難であるため、水中で熱処
理を行なうことが望ましい。
熱処理の温度は特に制限されるものではないが、得られ
る液晶性組成物の配向性をより良好にするためには該液
晶性組成物が示す結晶一液晶転移温度以上、メ砕ましく
は結晶一液晶転移温度より10℃以上高−・温度が好適
に用いられる。ここでいう結晶一液晶転移温度とは示差
走査熱量計による測定時に、結晶から液晶への転移に伴
なう熱量が観測される温度を指す。
熱処理の時間は特に制限されるものではないが、得られ
る液晶性組成物の配向性を勘案すれば10秒間以上であ
ることが好ましく、さらに1分間以上であることが好ま
しい。より好ましくは5分間以上の熱処理時間が好適に
採用される。
このようにして製造された高配向を示す液晶性組成物は
一般に無色又は淡黄色の固体で液晶性を示す。液晶性を
示す湿度範囲は、通常−20〜200℃の範囲内にある
。またこれらの液晶性組成物は熱処理する前の組成物に
比べ液晶の配向性が向上している。ここでいう液晶の配
向とは、液晶を形成する分子の分子軸が一定方向に配列
していることを指す。
一般に前記液晶性組成物の液晶の配向度は、液晶性組成
物の結晶状態でのX線回折を測定しその強度より決定さ
れる。
本発明の方法では、前記した組成物をそのまま熱処理す
ることができるが、一般には該組成物を膜状物に成形し
た後、熱処理することが、得られる液晶性組成物の配向
性が大きくなるために好ましい。
該組成物を膜状物に成形する方法は特に限定されずどの
ような方法であってもよい。一般に好適な成形方法を例
示すると以下の通りである。
■ 本発明で用いる組成物を可溶性溶媒に溶かし、適当
な基板上に流延させた後、溶媒を除去せしめる等の方法
で膜状物を得る方法。ここで使用される溶媒は該組成物
を溶解するものであれば特に限定されないが、一般には
、エタノール、2−プロパツール。
酢酸エチル、アセトン、ベンゼン、クロロホルム、ki
l化メチレン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等が用いられる。一般に該組成物の有機溶媒に
対する溶解性はその成分である重合体および直鎖有機化
合物の種類および組み合せによって大きく異なるので実
施の際には予め試験することが望ましい。上記溶媒の除
去には一般に風乾、加熱乾燥、減圧乾燥等が特に制限さ
れず用いられ、また組成物に対しての貧溶媒に置換した
後にその溶媒を除く方法を採用することも可能である。
■ 前記組成物を加熱成形及び延伸することによって膜
状物とする方法。加熱成形時の温度は、組成物の融点付
近が採用され、組成物の種類によって異なるが、一般に
は、50〜200℃の範囲で選択される。
■ 本発明で用いる重合体と直鎖有機化合物とがそれぞ
れ実質的に混和しない溶媒に溶解した後、両者の溶液を
接触せしめて、両溶液間に形成される界面において自発
的に形成した膜状物を得る方法。上記の溶媒としては水
−ベンゼン、水−クロロホルム。
水−エチルエーテル、水−n−ヘキサン等が好適に用い
られる。
以上に例示したような方法で、一般に厚さ01μ〜5f
lの膜状物が得られる。この膜状物は実用にt分な膜強
度を備え、水中で安定であり、また液晶性を示す。この
ようにして得られた膜状物を水存在下で熱処理すること
により高配向を示す?f!品性組成物からなる膜状物が
得られろ。
こうして得られた液晶性組成物の膜状物は、前記した液
晶性組成物の性質を有すると共に、膜状物中に形成され
た液晶構造が膜面に対して垂直な方向に高度に配列した
ものである。
一般に前記膜状物の液晶構造の配向度は、膜状物のX線
回折写真を撮影し、得られる最も強い回折ピークの方位
角方向の強度分布を測定することにより決定される。
〔効 果〕
以上述べてきたように、本発明は生体膜に類似した機能
を有する直鎖有機化合物を高度に配向させて固定化した
高配向を示す液晶性組成物を簡便かつ容易に製造する方
法である。
本発明の高配向を示す液晶性組成物は、液晶性を示すこ
とを応用して、例えばディスプレイ装置、各種センサー
、生体膜研究における実験材料などへの巾広い利用が可
能となる。
以下に本発明をさらに具体的に説明するために実施例を
挙げるが本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、以下の実施例に於いては特に記さない限り、
X線回折写真は一10℃で撮影した。
実施例 1 次式で示される直鎖有機化合物 50 mmolを水500−に超音波分散させ石けん状
の溶液を得た。ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(粘
度平均分子量: 600万)50mmol(モノマ一単
位)を水5QQidに溶解した。両者を混合して生成し
た沈澱を集めメタノール500耐中で1時間かくはんし
た。再びろ過によって沈澱を集め減圧乾燥により白色の
固形物30pを得た。元素分析より組成比(有機化合物
/重合体当量比)として0.99の値を得た。得られた
固形物について示差走査熱測定を行なったところ42℃
に結晶一液晶転移の吸熱ピークが観測された。
この固形物を水中に入れ70℃で20分間熱処理した。
室温まで放冷した後減圧乾燥した。
得られた固形物と熱処理前の固形物について粉末法でX
i回折強度を測定したところ、その強度比は&3 (熱
処理後の強度/熱処理前の強度)であった。このことは
、水中での熱処理により液晶の配向性が著しく向上した
ことを示している。
実施例 2 次式で示される直鎖有機化合物 50 mmolを水5001に超音波分散させ石けん状
の溶液を得た。ポリスチレンスルホン酸ナトリウム(粘
度平均分子ill:600万)50mmol(モノマ一
単位)を水500dに溶解した。両者を混合して生成し
た沈澱をろ過によって沈澱を集め、メタノール500社
中で1時間攪拌した。再びろ過によって沈澱を集め減圧
乾燥により白色の固形物30Fを得た。元素分析により
組成比(有機化合物/重合体 当量比)として0,98
の値を得た。
この固形物400冨9をクロロホルム2011jに溶か
しテフロン製シャーレに流延した。クロロホルムを20
℃大気圧の条件下で蒸発させ淳さ約50μmの均一で透
明な膜状物を得た。
得られた膜状物について示差走査熱測定を行なったとこ
ろ42℃に結晶一液晶転移の吸熱ピークが観測された。
この膜状物を水中に入れ70℃で20分間熱処理した。
室温まで放冷した後減圧乾燥した。得られた膜状物と熱
処理前の膜状物についてX線回折写真を撮影した。X線
は膜状物と平行に入射し、膜断面を写真の上下方向にセ
ットした。得られた写真を図1に示した。図1かられか
るようにこれらの膜状物では2θが20’  前後のと
ころに直鎮有機化合物に基〈回折ピークが観測される。
熱処理前の組成物(図1−(a))ではこの回折ピーク
は環状でありランダム配向であることを示している。熱
処理した液晶性組成物(図1−(la)の回折ピークは
、スポットになっており液晶を形成する分子が配向して
いることを示している。この回折ピークの方位角方向の
強度分布をデンシトメーターにより測定し配向指数とし
て50呪強度幅を求めた〔ルロイOイー・アレクサンダ
ー著「X−レイ・ディフラクション・メソッズ・イン・
ポリマー、・サイエンス」、ウィリーインターサイエン
ス(Laroy E、 Alexandor著“x−R
ayDiffraction Methods in 
PolymerScience ’ r Wiley 
−Intergcience rP264  (196
9))に記載された方法と同様な方法〕ところ11″ 
 であった。このことは、水中での熱処理によって液晶
性組成物の配向性が飛躍的に向上したことを示している
実施例 3 次式で示される直鎮有機化合物 50 mmol をメタノール200I+7に溶解させ
た。ポリアクリル酸ナトリウム(粘度平均分子1117
万) 50mmol  (+/?一単位)を水2001
に溶解した。両者を混合して生成した沈澱をろ過によっ
て集めメタノール500d中で30分間攪拌した。再び
ろ過によって沈澱を集め、減圧乾燥により白色の固形物
311を得た。元素分析により組成比(有機化合物/重
合体 当量比)として1.10を得た。
得られた固形物100冨9をエチレンジクロリド501
に溶解しテフロン製シャーレに流延した。エチレンジク
ロリドを25℃大気圧の条件下で蒸発させ厚さ約100
μmの均一で透明な膜状物を得た。得られた膜状物につ
いて示差走査熱測定を行なったところ24℃に結晶一液
晶転移の吸熱ピークが観測された。
この膜状物を水中に入れ40℃で10分間熱処理した。
そのまま室温まで放冷し減圧乾燥した。得られた膜状物
を実施例2と同様な方法でX1回折写真を撮影し、その
配向指数を求めたところ19° であった。また熱処理
前の膜状物ではランダム配向であった。
実施例 4 表1に示す直鎖有機化合物50 @mol と表1に示
す重合体50mmol(モノマ一単位)を用〜・、実施
例2と同様して白色固形物を得た。得られた固形物を実
施例2と同様な方法で膜状物に成形した後、示差走査熱
測定を行なった。測定した結晶一液晶転移温度を表1に
示した。得られた膜状物を表1に示す温度時間で熱処理
した後、実施例2と同様にしてX線回折写真を撮影し配
向指数を求めた。
結果を表1に示した。
以下余白 実施例 5 次式で示される直鎖有機化合物 1 Q @molを水IQQdに超音波分散させ石けん
状の溶液を得た。ポリスチレンスルホン酸カリウム(粘
度平均分子量=290万)10@mob  (モノマ一
単位)を水1001に溶解した。両者を混合して生成し
た沈澱をろ過によって集めメタノール500d中で1時
間攪拌した。再びろ過によって沈澱を集め減圧乾燥によ
って白色の固形物12.9を得た。元素分析より組成比
(有機化合物/取合体 当量比)として1.05の値を
得た。
この固形物1oo富9をクロロホルム40mに溶かし、
テフロン製シャーレに流延した。
クロロホルムを20°C大気圧の条件下で蒸発させ厚さ
10μmの均一で透明な膜状物を得た。得られた膜状物
について示差走査熱測定を行なったところ21℃に結晶
一液晶転移の吸熱が観測された。この膜状物を水中に入
れ50℃で15分間熱処理し、室温まで放冷した。得ら
れた膜状物と熱処理前の膜状物について実施例2と同様
にしてX線回折写真を撮影した。結果を図2に示す。図
2かられかるように熱処理前の膜状物(IN2−(aJ
)はランダム配向であったが熱処理した後の膜状物(図
2−(1)))では配向性が著しく向上していた。
実施例2と同様にして配向指数を測定したところ6″ 
 であった。
実施例 6 表2に示す直鎖有機化合物10 mmol と表2に示
す重合体10mIIIIol(モノマ一単位)を用い、
実施例5と同様にして白色固形物を得た。得られた固形
物を実施例5と同様にして膜状物に成形した後、示差走
査熱測定を行なった。測定した結晶−液晶転移温度を表
2に示した。得られた膜状物を表2示す時間。
温度で熱処理した後、実施例2と同様な方法でX線回折
写真を撮影し配向指数を求めた。
結果を表2に示した。
以下余白 実施例 7 次式で示される直鎮有機化合物 H3 20rnzolを水1001dに超音波分数させ石けん
状の溶液を得た。ポリスチレンスルホン酸す) IJウ
ム(粘度平均分子i1:600万)20mmol(モノ
マ一単位)を水]QQidに溶解した。両者を混合して
生成した沈澱をろ過により集め、メタノール50011
11”Pテ1 時+111 ffl拌した。再びろ過に
よって沈澱を集め、減圧乾燥により黄色固形物15gを
得た。元素分析よりMi成比(有機化合物/重合体 当
量比)として102の値を得た。この固形物400翼9
をクロロホルム2031F7に溶解しテフロン製シャー
レへ流延した。クロロホルムを40°C大気圧の条件下
で蒸発させ厚さ40μmの均一で透明な膜状物を得た。
得られた膜状物につ℃・て示差走査熱測定を行なったと
ころ、47℃に結晶一液晶転移の吸熱が観察された。
この膜状物を水中に入れ、70℃で8分間熱処理し、室
ふまで放冷した。得られた膜状物と熱処理前の膜状物に
つい工実施例2と同様にしてXi回折写真を撮影した。
結果を図3に示す。図3かられかるように熱処理前の膜
状物(図3−(a))はランダム配向であったが、熱処
理した膜状物(図3−(DJ)では配向性が向上してい
た。実施例2と同様にして配向指数を求めたところ46
° であった。
実施例 8 表3に示す直鎮有機化合物20 @mol と表3に示
す重合体20mmol(モノマ一単位)を用い、実施例
7と同様にして固形物を得た。
得られた固形物を実施例7と同様にして膜状物に成形し
た後、示差走査熱測定を行なった。
測定した結晶一液晶転移温度を表3に示した。、得られ
た膜状物を表3に示す時間、温度で熱処理した後、実施
例2と同様な方法でXM回折写真を撮影し配向指数を求
めた。結果を表3に示した。
以下余白 実施(h、l  9 次式■≦示される直鎖有機化合物 t、2H250CCH8O3Na C1□H250CCH2 20mrno] を水!ioO#llに超音波分散させ
石けん状の溶液を得た。
次式r示J白・するイオン性基を有する止合体(粘度平
均分子量:80万) −(CH2CH+シ   CH3 OC13 2C132O,(千ツマ−・単位)を水500mkm溶
解した。両者を3合1、て生成した沈澱をろ過しより集
め、メタノール500114!中で1時I+!1攪拌し
、た。再びろ過によって沈澱を集め、減圧乾燥により白
色固体20.9を得た。元素外U1より組成比(有機化
合物/電合体 当量比)として112の値を得た。この
固形物400m9をりtff tffホxム20m/!
に溶解しテフロン製シャーレに流延した。クロロホルム
を30°C大気圧の条件丁で蒸発させ厚さ43μmの均
一で透明な膜状物を得た。得られた膜状物について示差
走査熱測定を行な′:)たところ、34℃に結晶−・液
晶転移の吸熱が観測きれた。
この膜状物を水中に入ね、55℃で10分間熱処、理1
〜た。そのま−i室温まで放冷し、減圧乾燥した。得ら
れた膜状物を実施例2と同様な方法でX線回折¥真を撮
影1−2、その配向指数を求めたとCろ、14□゛ で
あった。
【図面の簡単な説明】
図12図2及び図3は、本発明′で得られた液晶性組成
物の熱処理前及び熱処理後のX線回折の測定結平を示す
4′真である。各図とも(a)は熱処理前、0))は熱
処理後を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)イオン性基を有する重合体 (B)(イ)複数の直鎖疎水基、または剛直性部分を連
    鎖中に含む少なくとも1つの直 鎖疎水基 及び (ロ)イオン性基 を有する有機化合物 からなる組成物を水存在下で熱処理するこ とを特徴とする液晶性組成物の製造方法。
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