JPS62299390A - 熱転写記録用画像受容シ−ト - Google Patents

熱転写記録用画像受容シ−ト

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JPS62299390A
JPS62299390A JP61143199A JP14319986A JPS62299390A JP S62299390 A JPS62299390 A JP S62299390A JP 61143199 A JP61143199 A JP 61143199A JP 14319986 A JP14319986 A JP 14319986A JP S62299390 A JPS62299390 A JP S62299390A
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JP
Japan
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styrene
image
sheet
resin
thermal transfer
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JP61143199A
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English (en)
Inventor
Takashi Toyoda
昂 豊田
Masatsuki Yamanaka
昌月 山中
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Yupo Corp
Original Assignee
Yupo Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 λ 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昇華熱転写記録用画像受容シート、とくにサ
ーマルヘッド等の電気信号により文字や画像を受容体上
に形成するビデオプリンター等に用いるカラーハードコ
ピーに関する。
〔従来技術〕
従来、昇華性又は気化性染料を含有する転写層を有する
転写シートと、受容シートとを重ね合せ、転写シートを
加熱して、転写層に含まれる染料を昇華又は気化させて
受容シートに染着させ、受容シート上に染料画像を形成
させる熱転写は知られている。
具体的には、サーマルヘッド等の電気信号によや制御1
れる熱源を用いた転写型感熱記録方式では、第1図に示
すように色材層22と基体21を有する転写体2と、画
@(インク)受g層11と支持体12を有する受容シー
ト1をドラム3と熱源4の間に挟着させて、電気信号に
応じて1a22の色材を画像受容層11上に転写するこ
とによりカラーハードコピーを得ている。
画像受容層11は、用いる色材の内容により異し、顔料
を含む熱溶融型色材の場合には、支持体12そのものを
用いてよく、昇華性分散染料型色材の場合には活性白土
(活性クレー)層を、昇華性分散染料型色材の場合には
ポリエステル等の高分子材料コート層等からなっている
。従来の受容体では支持体の厚みむら、又は表面凹凸の
ため画像受容層110表面は、5〜15μmの凹凸があ
り、又、1鵡当り10〜20μmのうねりがあった。こ
の凹凸又はうねりは、スーパーカレンダーによる表面処
理においても多少の改善がな逼れるだけで限界があった
。このため、色材層22から転写される色材は、画像受
容層11の表面凹凸が3〜5μm以上又はうね9が1鵡
当り10μm以上では熱溶融色材は勿論、昇華性色材で
も画信号に応じて正確に転写されず、画像のドツトぬけ
、ドツト欠は等の画像品質の乱れを生じ、中間調にザラ
ツキ感を与えていた(特開昭59−214696号)。
また、支持体12としては、紙や無機微細粉末を40〜
50重量%含有する熱可塑性樹脂の延伸フィルムよりな
る合成紙(特公昭46−40794号)、透明なポリエ
チレンテレ7タレートフイルムまたは透明フィルムの表
面に、白色度及び染着性を高めるため、シリカや炭酸カ
ルシウム等の無機化合物をバインダーと共沈表面に塗布
した塗工合成紙等が用いられる。
〔従来技術の問題点〕
熱転写された受容シートのアフターユース(複写、鉛′
!!E筆記院、保存性等)を考慮した場合、熱転写記録
用画像受容シートとしては、強度、寸法安定匹、無塵性
の而で合成紙やプラスチックフィルムが好ましい。
しかし、ポリエチレンテレフタレートのような透明なプ
ラスチックフィルムは、複写性に優れるが白色度が低く
、隠蔽性に欠け、画像のコントラストが弱いため解読し
にくい欠点がある。
従って、白色度が90%以上と高い合成紙もしくは透明
フィルムの基体樹脂シート表面にインク受容層を設けた
塗工合成紙が好ましい。
しかし、後者の塗工合成紙は、画像のコントラストが良
好になる程度の白色度(85%以上、好t L<Vi9
0%以上)を得る為に塗工剤を犬1に塗布することが必
要であり、経済的に不利であるばかりでなく、熱転写時
、塗工受容層が転写紙側にトラッピングしたり、無塵室
で使用するさい塗工層が脱落して塵の発生源になるとい
う問題点が有る。父、塗工層と基体樹脂シートとの接着
強度が弱く、印刷時に塗工層が転写紙にトラッピングし
た際に色抜けの原因となる。
〔問題点を解決する具体的手段〕
本発明においては、インク受容1として塗工層に代えて
、支持体シートの樹脂と溶融ラミネート可能な囚スチレ
ン・エチレン−酢酸ビニル共重合体との)スチレン系樹
脂の組成物よりなるフィルムを用いることによりe水性
、支持体との密着性に優れ、鮮明な画像を与える熱転写
記録用画像受容シートを得る。
すなわち、本発明は、支持体樹脂シートの表面に、に)
下記の製法により得られたスチレン・エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体40〜80重量%との)スチレン系樹脂6
0〜20重量%の組成の樹脂フィルムよりなるインク受
容層を設けてなる熱転写記鎌用画像受容シートを提供す
るものである。
製造法: エチレンー酢酸ビニル共重合体粒子100fi址部を水
に分散させた懸濁液に、スチレンを30〜xooti%
の割合で含有するビニル単量体40〜100重量部を供
給し、ついで該ビニル単11体t−w/1lit合して
スチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合体を得る。
(支持体樹脂シート) 支持体樹脂シートとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
カーボネート等の融点が比較的高いものが使用できるが
、中でも成形加工比が良好で安価なポリプロピレンが好
ましい。
特に、無機微細粉末を8〜70重量%の割合で含有する
ポリプロピレンフィルムの延伸物よりなる合成紙は、経
訃で、鉛車筆記可能であり、耐水性、画像の解読性の面
で優れている。この合成紙は単層でも、2層以上の多層
構造であってもよい。
この延伸フィルムよしなる合成紙は、無機微細粉末を核
とし、延伸により該粉末の周囲に微細な空隙を有し、表
面より該粉末が突出した構造を有する。
(インク受容層) この合成紙において、無機微細粉末として平均粒径が1
ミクロン以下のものを用いても、含有している無機微細
粉末の粗大粒子や凝集物が表面より突出することが有し
、この場合、その部分に熱転写された画像の欠け(白抜
け)が生じる問題がある。
前述の特開昭59−85972号公報は、ドツトの再現
性をよくするため支持体である紙、合成紙の表面に、ペ
ック指数が100〜3000秒の平滑化処理コート層を
設け、この平滑化処理コート層の表面に画像受容層を設
け、画像受容層の凹凸の突出高さが3ミクロン以下で、
1態当り10ミクロン以内のうねりである熱転写記録用
画像受容シートを提案する。
画像の欠けや抜けの問題を解決するためにこのように画
像受容シートの平滑性を増せばよいことは知られている
。しかし、高い平滑を有する画像受容シートでは逆にイ
ンキの画像受容シートへの転写が不確実となり画像が不
鮮明となるので、適度な平滑性(ペック指数300〜2
500秒)と表面粗さくプリントサーフラフネスが0.
6〜5ミクロン)である熱転写記録用画像受容シートを
用いるのが好ましいことが指摘されている(!¥f開昭
60−110488号)。
従って、この支持体シートの上に、無機微細粉末を実質
的に含有しない(高々3=tKt%以丁)熱可塑性樹脂
フィルムのインク受容層を設けることが好ましく、先に
我々はインク受容層として平滑なポリプロピレンフィル
ムを用いる方法を提案した(%願昭60−229353
号)。
本発明は、この先願の熱転写記録用画像受容シートの画
像の鮮明さをより向上させるために、にスチレン改質エ
チレン−酢酸ビニル共重合体ト、B)スチレン系樹脂と
の組成物よりなるフィルムをインク受容層に用いるもの
で、このN成分のスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重
合体は、エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
量1〜35重紙%)粒子100重酸部を、水250〜1
.000重喰部にドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、
ポリビニルアルコール等の分散剤で分散させた後、この
水分散液に、t−ブチルパーベンゾエート、過酸化ベン
ゾイル等の重合開始剤を溶解したスチレンを30〜10
0重量%の割合で含有するビニル単肴体40〜100重
量部を攪拌下に供給して!@満させ、この懸濁液を90
〜140℃に加熱してビニル単量体を懸濁重合すること
により得られるスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合
体である。
ビニルミt体として、スチレン30〜97重量%と一諸
にアクリロニトリル、メチルメタクリレート、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等の極性基を有する
ビニルモノマーを3〜70重瞼%を混合して用いた方が
より画像が鮮明となる。
これらに)成分の共重合体は、ポリスチレンを含むビニ
ル単量体の重f吻とエチレン−酢酸ビニルのポリマーア
ロイであり、延[申によりポリスチレンとエチレン−酢
酸ビニル共重合体の相溶ビFが乏しい故に表面が粗面化
され、ポリプロピレン単独のものよりも表面が粗くなる
。これ故、鉛筆追記も可能となり、クロスも低下し、画
像も読み易くなる。また、エチレン−酢酸ビニル共重合
体がポリプロピレンとの相溶性にすぐれるので支持体層
とインク受容層との密着性が良好となる。
この尤成分のスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合体
の一部をスチレン・ポリプロピレン共重合体、スチレン
・アクリロニトリル・ポリプロピレン共重合体、スチレ
ン・メタクリル酸メチル・ポリプロピレン共重合体、メ
タクリル酸メチル・ポリプロピレン共重合体、スチレン
・ポリエチレン共重合体等におきかえて支持体層との密
着性を向上させることもできる。
(B)成分のスチレン系樹脂は、インク受容層を延伸に
より薄肉とするために、囚成分と相溶性のあるものを選
択し、これてよりインク受容層の延伸性を向上させる目
的で用いる。
かかるステ、レン系樹脂としては、ポリスチレン、スチ
レン・アクリロニトリル共重合体(いわゆる5AN)、
アクリロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体〔い
わゆるABS、fiえは三菱モンサンド化成(”1のタ
フレックスTFX−650XTFX−250(商品名)
〕、こ(7)ABSとポリカーボネートとのポリマーア
ロイ(例えば三菱モンサンド化成■のスーパーレックス
P−IQ、P−20、P−30(商品名)〕、ハイイン
パクトポリスチレン(いわゆるHIPS)、スチレン・
ブタジエン・スチレンブロック共重合体又はこの水添加
物(いわゆる5BS)、無水マレイン酸グラフトスチレ
ン−ブタジェン・スチレン共重合体等のスチレン系熱可
塑性樹脂を用いることができる。
囚成分のスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合体は4
0〜80重量%の割合で、(B)成分のスチレン系樹脂
を60〜20重量%の割合で用いる。
(4)成分の1が少ないとブロッキングを生じゃすい。
逆に、スチレン系樹脂が少ないと延伸が困難となる。
更に、(4)、(8)成分の一部をポリプロピレン、エ
チレン・メタク、リル酸共重合体の金、寓塩(いわゆる
サーリン)、エチレン・酢酸ビニル共重合体におきかえ
てもよい。また、インク受容層に抗ブロツキング剤、帯
′(防止剤、滑剤、紫外線吸収剤、分散剤、3重量%以
下の無fi!微細粉末を配合してもよい。
(製造法) 熱転写記録用画像受容シートの製造は、支持体樹脂シー
ト樹脂、およびスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合
体とスチレン系樹脂を含有するインク受容層杉成組成物
とを別々の押出機を用いて溶融混練し、これを1台のダ
イに供給してダイ内ラミし、この積層物をシート状に共
押出し、好ましくはその後、ポリプロピレンの4点より
低い4度で延伸することによし得られる。
より好ましくは、予じめ4〜8倍縦延伸された無機微細
粉末を8〜65重量%含有する基層用ポリプロピレンシ
ートの片面又は両面に上記支持体樹脂シートのポリプロ
ピレンと、インク受容層形成樹脂祖成物の溶融ラミネー
ト物を共押出ラミネートシ、これを横方向に5〜12倍
横延伸することにより、強度バランス、軽址性に浸れた
2軸延伸フイルムの基材層とポリプロピレンの1軸延伸
フイルムよりなる支持体樹脂シートの表置に、スチレン
・エチレン−酢酸ビニル共重合体とスチレン系樹脂組成
物の1軸延伸フイルムよりなるインク受各層を有する多
層構造の熱転写記録用画像受容シートを製造する。この
方法によればインク受容層の肉厚を0.3〜10ミクロ
ンと薄くすることができる。
更に、無機微細粉末を8〜65重縫%含有する縦延伸フ
ィルムの片面または両画にインク受容層形成用樹脂組成
物の溶4フィルムをラミネートし、ついでこの頃層物を
横方向に延沖し、支持体シートが24411延呻フイル
ムでインク受容層が1軸延伸フイルムである多層構造の
熱転写記録用画像受容シートを製造してもよい。
支持体樹脂とインク受容鳴樹脂の共押出、および延伸に
より支持体とインク受容層とのf着力は、塗工タイプの
熱転写記録用画像受容シートのそれと比較して格段と高
く、印刷時のトラッピングによりインク受容層側がヘッ
ド側に取られることはない。又、インキシート基体とイ
ンク受容層表iとのブロッキング防止のために、インク
受Bn形成樹脂組成物に、ポリプロピレンワックスやポ
リエチレンワックスを0.1〜2重起4%含有させるこ
とは得策である。
熱転写記録用画像受容シートの取り扱いを容易とするた
めに支持体および/またはインク受容層側に帯電防止用
樹脂プライマーの層を設けてもよい。かかるプライマー
としてはポリエチレンイミン、ポリ(エチレンイミン−
尿素)、ポリアミンポリアミドのエチレンイミン付加物
、ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物、
四級窒素含有アクリル系ポリマー等があげられる。これ
らプライマーにインクの乾燥性を促進するためアルカリ
金属塩やアルカリ土類金属塩を配合してもよい。
プライマーは、溶液峻度が0.5〜3重量%の水溶液と
して用いられ、ロール、スプレー、はけ等の塗布手段に
よりインク受容層または支持体の表面にo、oos〜0
.15’/m’(固型分)となるように塗布され、乾燥
される。
このようにして得たプライマ一層を有する熱転写記録用
画1象受容シートは帯電防止性が良好で取ね汲いが容易
である。
以下、実施例によね本発明を更に詳細に説明する。なお
、例中の部および%は重寸基準である。
スチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合体の製造例 例j1 耐圧容器中で下記組成の混合物を攪拌しながら、75℃
に加熱した後、t−ブチルパーオキサイド0.4部を含
有するスチレン100部を容器内に供給し、同温度で3
時間保持した。
エチレン−酢酸ビニル共重合体”三菱油化■製ユカロン
ーエバ41H″(商品名) 100部 水                    900部
ポリビニルアルコール       2部ついで、この
水性懸濁液を95℃で4時間加熱し、更に125℃まで
昇温後、同温度でsd1間保持してスチレンの懸濁重合
を、終了した。
ついで、水を除去後、水洗し、2日間養生させてスチレ
ン・エチレン−酢酸ビニル共重合体粒子を得た。
例2〜3 スチレン100部に対するエチレン−酢酸ビニル量を2
33部(例2)または43部(例3. ) iC変更す
る池は例1と同様にしてスチレン・エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を得た。
゛例4 スチレン100部の代りに、スチレン50部とアクリロ
ニトリル50部の混合物を用いる池は例1と同様にして
スチレン警アクリロニトリル・エチレン−酢酸ビニル共
重合体を得た。
例5 スチレン100部の代9に、スチレン97部と無水マレ
イン酸3部の混合物を用いる蜘は例1と同様にしてスチ
レン・無水マレイン酸・エチレン−酢酸ビニル共重合体
を得た。
例6 スチレン100部の代ゆに、スチレン90部とメチルメ
タクリレート10部との混合物を用いる他は例1と同様
にしてスチレン・メチルメタクリレート・エチレン−酢
酸ビニル共重合体を得た。
・  実施例1 (1)  メルトインデックス(MI)o、sのポリプ
ロピレン79重Wk%、高密度ポリエチレン5重量%の
混合物に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム16
重t%を配合(ロ)し、270℃に設定した押出機にて
混線後、シート状に押出し、冷却装置によ抄冷却して、
無延伸シートを得た。このシートを、140℃に加熱後
、縦方向に5倍延伸した。
(2)前記例1で得たスチレン・エチレン−酢酸ビニル
共重合体(メルトフローレート2.Ot/1゜分)60
重量%と、三菱モンサント化成■製ポリスチレン1ダイ
ヤレックスk(F−55−(&品名)400重量%との
混合物C)および、メルトフローレ−) 4.Of /
 10分のポリプロピレフ51重量%、平均粒径1.5
μ、比表面積L8n?/lの炭酸カルシウム45重量シ
およびマレイン酸(0,6東量%)クラフトポリプロピ
レン4重量%を混合した組成物(匂とを別々の押出機で
廖融混線し、グイ内で積層して共押出したシートを(1
)の5倍延伸シートの両面にΩが外側になるように積層
し、ついで60℃まで冷却後、約160℃まで加熱し、
テンターで横方向に7.5倍唾伸し、165℃でアニー
リング処理し、60℃まで冷却し、耳部をスリットして
5層構造(C/B/A/B/C)の熱転写記録用画像受
容シートを得た。
このものの肉厚は、C/B/A/B/C=5.0ミクロ
ン(μ)/20μ/45μ/20μ10.7μであり、
光沢が10%、とマット調の風合を有しており鉛筆筆記
性は良好であった。
゛実施例2〜3 実施例1において、スチレン・エチレン−酢酸ビニル共
重合体粒子として前記例2″!たは例3で得たスチレン
・エチレン−酢酸ビニル共重合体粒子を用いる他は同様
にして熱転写記録用画像受容シートを得た。
実施例4〜6 実施例1において、スチレン・エチレン−酢酸ビニル共
重合体粒子の代妙に前記4〜6で得た共重合体粒子を用
いる池は同様にして熱転写記録用画像受容シートを得た
比較例1 (1)  メルトインデックス(MI)0.8のポリプ
ロピレフフタ重欧シ、高密度ポリエチレン5重々%の混
合物に平均粒径1.5ミクロンの炭酸カルシウム16重
i%を配合(A)L、270℃に設定した押出機にて混
線後、シート状知押出し、冷却装置により冷却して、無
延伸シートを得た。このシートを、140℃に加熱後、
縦方向に5倍延伸した。
+21  M 14.0のポリプロピレン0と、MI4
.0のポリプロピレン41重量%、平均粒径1.5μ、
比表面積1.8n?/lの炭酸カルシウム45重量%お
よび無水マレイン酸クラフトポリプロピレン4重社部と
を混合した組成物の)とを別々の押出機で溶融混練し、
グイ内で積層して共押出したシートを(1)の5倍延伸
シートの両面に1が外側になるように積層し、ついで6
0℃まで冷却後、約160℃まで加熱し、テンターで横
方向に7.5倍延伸し、165℃でアニーリング処理し
、60℃まで冷却し、耳部をスリットして5層構造(C
/B/A/B/C’)の熱転写記録用画像受容シートを
得た。
このものの肉厚は、C/B/A/B/C=5.0ミクロ
ン(μ)/20μ/45μ/20μ10.5μであり、
光沢が80%、表面平滑度2.Q O0秒、表面強度0
.6 zI&/x sm幅、嵩密度o、r7t/dであ
った。
実施例7〜10 実施例4において、インク受g層中のポリスチレンにか
えて表1に示すスチレン系樹脂を用い、かつ、組成を同
表に示すように変更する他は同様にして熱転写記録用画
像受容シートを得た。
〔評価方法〕
上記例で得た熱転写記録用画像受容シートを次の方法で
評価した。
結果を表IK示す。
インク濃度: 画像受容シートと昇華性染料(商品名、Kayaset
Bluee 136 、日本化薬製)を塗布乾燥した転
写紙を重ね合せ、105〜125℃(5℃刻み)で2秒
間、■東洋精機製作所の熱傾斜試験機÷884(商品名
)で加熱し画像を得た。
得た画像の濃度を大日本スクリーン製造翻のトランジス
ター!i濃度計DM−272(商品名)を用いて測定し
た。
接着性:記録画像部分をセロテープ剥離によ抄接着性を
判断 O;記録像が剥離せず、良好に吸着している。
Δ;記録像の1部が剥離する。
×:記録像のほとんどが剥離する。
耐ブロッキング性の試験: 30cym×30e111の試料の表と裏を合わせ、@
度40℃、湿度60%の艶聞気中で50Ofの荷重を加
えた状態で24時間放置した。
JIS  K−6833に準じ、次の基準で判定を行な
った。
× 表面に損傷を認める程度のブロッキング。
Δ 表面に損傷を認めない程度のブロッキング。
O容易に試料が引きはがれる。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】
第1図は、溶融型熱転写記録を行う状態を示す部分断面
図である。 図中、3は受像シート、6は記録シート、7は支持体シ
ート、8はインク受容層である。 特許出願人  王子油化合成紙昧式会社代理人 弁理士
 長 谷 正 久 代理人 弁理士 山 本 隆 也 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、支持体樹脂シートの表面に、 (A)成分: 下記の製法により得られたスチレン・エチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体 40〜80重量% (B)成分: スチレン系樹脂60〜20重量% 上記(A)成分と(B)成分よりなる組成の樹脂フィル
    ムよりなるインク受容層を設けてなる熱転写記録用画像
    受容シート製造法: エチレン−酢酸ビニル共重合体粒子 100重量部を水に分散させた懸濁液に、スチレンを3
    0〜100重量%の割合で含有するビニル単量体40〜
    100重量部を供給し、ついで該ビニル単量体を懸濁重
    合してスチレン・エチレン−酢酸ビニル共重合体を得る
    。 2)、ビニルモノマーが、スチレン30〜97重量%と
    、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル、無水マレイ
    ン酸より選ばれたビニル単量体の一種または二種以上の
    混合物70〜3重量%との混合物であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の熱転写記録用画像受容シ
    ート。 3)、支持体樹脂シートが無機微細粉末を含有するポリ
    プロピレンシートの延伸フィルムであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の熱転写記録用画像受容シ
    ート。 4)、熱転写記録用画像受容シートが、スチレン・エチ
    レン−酢酸ビニル共重合体とスチレン系樹脂の組成物よ
    りなるインク受容層と、無機微細粉末を含有するポリプ
    ロピレン支持体層とが共押出され、ついで支持体層のポ
    リプロピレンの融点よりも低い温度で延伸して得られた
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の熱転写記録用画像受容シート。 5)、支持体樹脂シートの肉厚が30〜400ミクロン
    で、インク受容層の肉厚が0.3〜10ミクロンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱転写記
    録用画像受容シート。 6)、(B)成分のスチレン系樹脂が、ポリスチレン、
    スチレン・アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリ
    ル・ブタジエン・スチレン共重合体、スチレン・ブタジ
    エン・スチレンブロック共重合体またはこの水添加物、
    ハイインパクトポリスチレンより選ばれたスチレン系熱
    可塑性樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の熱転写記録用画像受容シート。
JP61143199A 1986-06-19 1986-06-19 熱転写記録用画像受容シ−ト Pending JPS62299390A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342892A (ja) * 1986-08-11 1988-02-24 Dainippon Printing Co Ltd 被熱転写シ−ト
JPH05238168A (ja) * 1991-12-02 1993-09-17 Polaroid Corp 熱転写画像形成用シート材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342892A (ja) * 1986-08-11 1988-02-24 Dainippon Printing Co Ltd 被熱転写シ−ト
JPH05238168A (ja) * 1991-12-02 1993-09-17 Polaroid Corp 熱転写画像形成用シート材料

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