JPS62279983A - 熱転写記録用画像受容シ−ト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １　発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、昇華熱転写記録用画像受容シート、とくにサ
ーマルヘッド等の電気信号によ抄文字や画像を受容体上
に形成するビデオプリンター等に用いるカラーハードコ
ピーに関する。

〔従来技術〕

従来、昇華性又は気化性染料を含有する転写層を有する
転写シートと、受容シートとを重ね合せ、転写シートを
加熱して、転写層に含まれる染料を昇華又は気化させて
受容シートに染着させ、受容シート上に染料画像を形成
させる熱転写は知られている。

具体的には、サーマルヘッド等の電気信号により制御さ
れる熱源を用いた転写型感熱記録方式では、第１図に示
すように色材層２２と基体２１を有する転写体２と、画
像（インク）受容層１１と支持体１２を有する受容シー
ト１をドラム３と熱源４の間に挟着させて、電気信号に
応じて層２２の色材を画像受容層１１上に転写すること
によりカラーハードコピーを得ている。

画像受容層１１は、用いる色材の内容により異り、顔料
を含む熱溶融型色材の場合には、支持体１２そのものを
用いてよく、昇華性塩基性染料型色材の場合には活性白
土（活性クレー）層を、昇華性分散染料型色材の場合に
はポリエステル等の高分子材料コート層等からなってい
る。従来の受容体では支持体の厚みむら、又は表面凹凸
のため画像受容層１１の表面は、５〜１５μｍの凹凸が
あり、又、１ｓＩＩ当り１０〜２０ｐｍのうねりがあっ
た。この凹凸又はうねりは、スーパーカレンダーによる
表面処理においても多少の改善がなされるだけで限界が
あった。このため、色材層２２から転写される色材は、
画像受容層１１０表面凹凸が３〜５μｍ以上又はうねし
が１ｍｍ当り１０μｍ以上では熱溶融色材は勿論、昇華
性色材でも画信号に応じて正確に転写されず、画像のド
ツトぬけ、ドツト欠は等の画像品質の乱れを生じ、中間
調にザラツキ感を与えていた（４？開昭５９−２１４６
９６号）。

また、支持体１２としては、爪や無機微細粉末を４０〜
５０重量多含有する熱可塑性樹脂の延伸フィルムよ妙な
る合成紙（特公昭４６−４０７９４号）、透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムまたは透明フィルムの表
面に、白色度及び染着性を高めるため、シリカや炭酸カ
ルシウム等の無細化合物をバインダーと共に表面に塗布
した塗工合成紙等が用いられる。

〔従来技術の問題点〕

熱転写された受容シートのアフターユース（複写、鉛筆
筆記性、保存性等）を考慮した場合、熱転写記録用画像
受容シートとしては、強度、寸法安定性、無塵性の面で
合成紙やプラスチックフィルムが好ましい。

しかし、ポリエチレンテレフタレートのような透明なプ
ラスチックフィルムは、複写性に優れるが白色度が低く
、隠蔽性に欠け、画像のコントラストが弱いため解読し
にくい欠点がある。

従って、白色度が９０％以上と高い合成紙もしくは透明
フィルムの基体樹脂シート表面にインク受容層を設けた
塗工合成紙が好ましい。

しかし、後者の塗工合成紙は、画像のコントラストが良
好になる程度の白色度（８５％以上、好ましくは９０％
以上）を得る為に塗工剤を大量に塗布することが必要で
あり、経済的に不利であるばかりでなく、熱転写時、塗
工受容層が転写紙側にトラッピングした沙、無塵室で使
用するさい塗工層が脱落して塵の発生源になるという問
題点が有る。又、塗工層と基体樹脂シートとの接着強度
が弱く、印刷時に塗工層が転写紙にトラッピングした際
に色抜けの原因となる。

〔問題点を解決する具体的手段〕

本発明においては、インク受容層として塗工層に代えて
、支持体シートの樹脂と溶融ラミネート可能なスチレン
・ポリプロピレン共重合体を用いることにより耐水性、
支持体との密着性に優れ、鮮明な画像を与える熱転写記
録用画像受容シートを得る。

すなわち、本発明は、支持体樹脂シートの表面に、下記
の製法により得られたスチレン・ポリプロピレン共重合
体よりなるインク受容層を設けてなる熱転写記録用画像
受容シートを提供するものである。

製造法： ポリプロピレン粒子１００重量部を水に分散させた懸濁
液に、スチレンを３０−１０’Ｏ重量％の割合で含有さ
れるビニル単量体４０〜１００重量部を供給し、ついで
該ビニル単量体を懸濁重合してスチレン・ポリプロピレ
ン共重合体を得る。

（支持体樹脂シート） 支持体樹脂シートとしては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
カーボネート等の融点が比較的高いものが使用できるが
、中でも成形加工性が良好で安価なポリプロピレンが好
Ｉ　Ｌイ＠特に、無機微細粉末を８〜７０重量シの割合
で含有するポリプロピレンフィルムの延伸物よりなる合
成紙は、軽量で、鉛筆筆記可能であ抄、耐水性、画像の
解読性の面で優れている。この合成紙は単層でも、２層
以上の多層構造であってもよい。

この延伸フィルムよりなる合成紙は、無機微細粉末を核
とし、延伸により該粉末の周囲に微細な空隙を有し、表
面より該粉末が突出した構造を有する。

（インク受容層） この合成紙において、無機微細粉末として平均粒径が１
ミクロン以下のものを用いても、含有している無機微細
粉末の粗大粒子や凝集物が表面よ抄突出することが有給
、この場合、その部分に熱転写された画像の欠け（白抜
け）が生じる開運がある。

前述の特開昭５９−８５９７２号公報は、トッドの再現
性をよくするため支持体である紙、合成紙の表面に、ペ
ック指数が１００〜３０００秒の平滑化処理コート層を
設け、この平滑化処理コート層の表面に画像受容層を設
け、画像受容層の凹凸の突出高さが３ミクロン以下で、
１■当り１０之クロン以内のうねしである熱転写記録用
画像受容シートを提案する。

画像の欠けや抜けの問題を解決するためにこのように画
像受容シートの平滑性を増せばよいことは知られている
。しかし、高い平滑を有する画像受容シートでは逆にイ
ンキの画像受容シートへの転写が不確実となし画像が不
鮮明となるので、適度な平滑性（ベック指数３００〜２
５００秒）と表面粗さくプリントサーフラフネスが０．
６〜５ミクロン）である熱転写記録用画像受容ノートを
用いるのが好ましいことが指摘されている（４？開昭６
０−１１０４８８号）。

従って、この支持体シートの上に、無機微側粉末を実質
的に含有しない（高々３重量５以下）熱可塑性樹脂フィ
ルムのインク受容層を設けることが好ましく、先に我々
はインク受容層として平滑なポリプロピレンフィルムを
用いる方法を提案した（％願昭６０−２２９３５３号）
。

本発明は、この先願の熱転写記録用画像受容シートの画
像の鮮明さをよ抄向上させるために、スチレン改質ポリ
プロピレンをインク受容層に用いるもので、このスチレ
ン改質ポリプロピレンは、ポリプロピレン粒子１００重
量部を、水２５０〜１、ｏ　ＯＯＭＪＩａｔｌＳにドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ、ポリビニルアルコール
等の分散剤で分散させた後、との水分散液に、ｔ−ブチ
ルパーベンゾエート、過酸化ベンゾイル、ツク２ルバー
オキサイド等の重合開始剤を溶解したスチレンを３０〜
ｉｏｏ重最多の割合で含有するビニル単量体４０〜１０
０重量部を攪拌下に供給して懸濁させ、この懸濁液を９
０−１４０℃に加熱してビニル単量体を懸濁重合するこ
とにより得られるスチレン・ポリプロピレン共重合体で
ある。

ビニル単量体として、スチレン３０〜９７重量％と一諸
にアクリロニトリル、メチルメタクリレート、アクリル
酸、メタクリル酸、無水マレイン酸等の極性基を有する
とニルモノマーを３〜７０重量シを混合して用いた方が
よ抄画像が鮮明となる。

これら共重合体は、ポリスプレンを含むビニル単量体の
重合物とポリプロピレンのポリアロイであ抄、延伸によ
抄ポリスチレンとポリプロピレンの相溶性が乏しい故に
表面が粗面化され、ポリプロピレン単独のものよりも表
面が粗くなる。これ故、鉛筆筆記も可能とな抄、クロス
も低下し、画像も読み易くなる。

（製造法） 熱転写記録用画像受容シートの製造は、支持体樹脂シー
ト樹脂およびスチレン・ポリプロピレン共重合体を別々
の押出機を用いて溶融混練し、これを１台のダイに供給
してダイ内ラミし、この積層物をンート状に共押出し、
好ましくはその後、ポリプロピレンの融点よ抄低い温度
で延伸することにより得られる。

より好ましくは、予じめ４〜８倍縦延伸された無機微細
粉末を８〜６５重量シ含有する基層用ポリプロピレンシ
ートの片面又は両面に上記支持体樹脂シートのポリプロ
ピレンとスデレンφポリプロピレン共重合体の溶融ラミ
ネート物を押出う之ネートし、これを横方向に５〜１２
倍横延伸することにより、強度バランス、軽量性に優れ
た２軸延伸フイルムの基材層とポリプロピレンの１軸延
伸フイルムよりなる支持体樹脂シートの表面く、スチレ
ン・ポリプロピレン共重合体の１軸延伸フイルムよ抄な
るインク受容層を有する多層構造の熱転写記録用画像受
容シートを製造する。この方法によればインク受容層の
肉厚を０．３〜１０ミクロンと薄くすることができる。

更に、無機微細粉末を８〜６５重量シ含有する縦延伸フ
ィルムの片面または両面にスチレン・ポリプロピレン共
重合体の溶融フィルムをラミネートシ、ついでこの積層
物を横方向に延伸し、支持体シートが２軸延伸フイルム
でインク受容層が１軸延伸フイルムである多層構造の熱
転写記録用画像受容シートを製造してもよい。

支持体樹脂とインク受容層樹脂の共押出、および延伸に
よ抄支持体とインク受容層との密着力は、塗工タイプの
熱転写記録用画像受容シートのそれと比較して格段と高
く、印刷時のトラッピングによやインク受容層側がヘッ
ド側に取られることはない。又、インキシート基体とイ
ンク受容層表面とのブロッキング防止のために、スチレ
ン・ポリプロピレン共重合体に、ポリプロピレンワック
スを０．１〜２重量シ含有させることは得策である。

熱転写記録用画像受容シートの取り扱いを容易とするた
めに支持体および／またはインク受容層側に帯電防止用
樹脂プライマーの層を設けてもよい。かかるプライマー
としてはポリエチレンイミン、ポリ（エチレンイミン−
尿素）、ポリアミンポリアミドのエチレンイミン付加物
、ポリアミンポリアミドのエピクロルヒドリン付加物、
四級窒素含有アクリル系ポリマー等があげられる。これ
らプライマーにインクの乾燥性を促進するためアルカリ
金属塩やアルカリ土類金属塩を配合してもよい。

プライマーは、溶液濃度が０．５〜３重量％の水溶液と
して用いられ、ロール、スプレー、は＆ｔ％の塗布手段
によ抄インク受容層または支持体の表面に０．００５〜
Ｏ，Ｘｔ／ぜ（固型分）となるように塗布され、乾燥さ
れる。

このようにして得たプライマ一層を有する熱転写記録用
画像受容シートは帯電防止性が良好で取り扱いが容易で
ある。

以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。なお
、例中の部および％は重量基準である。

スチレン・ポリプロピレン共重合体の製造何例１ 耐圧容器中で下記組成の混合物を攪拌しながら、７５℃
に加熱した後、ｔ−ブチルパーオキサイド０．４部を含
有するスチレン１００部を容器内に供給し、同温度で３
時間保持した。

ポリプロピレン（融点１６４℃）　　１００部水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　９００部ポリビニル
アルコール　　　　　　　２部ついで、この水性懸濁液
を９５℃で４時間加熱し、更に１２５℃まで昇温後、同
温度で５時間保持してスチレンの懸濁重合を終了した。

ついで、水を除去後、水洗し、２日間養生させてスチレ
ン・ポリプロピレン共重合体粒子を得た。

例２〜３ スチレン１００部に対するポリプロピレンの量を２３３
部（例２）または４３部（例３）に変更する他は例１と
同様にしてスチレン・ポリプロピレン共重合体を得た。

例４ スチレン１００部の代りに、スチレン５０部とアクリロ
ニトリル５０部の混合物を用いる他は例１と同様（して
スチレン・アクリロニトリル・ポリプロピレン共重合体
を得た。

例５ スチレン１００部の代妙に、スチレン９７部と無水マレ
イン酸３部の混合物を用いる他は例１と同様にしてスチ
レン・無水マレイン酸・ポリプロピレン共重合体を得た
。

例６ スチレン１００部の代妙に、スチレン９０部とメチルメ
タクリレート１０部との混合物を用いる他は例１と同様
にしてスチレン・メチルメタクリレート・ポリプロピレ
ン共重合体を得た。

実施例１ （１）メルトインデックス（ＭＩ）０．８のポリプロピ
レン７９重量％、高密度ポリエ重量外５重量シの混合物
に平均粒径１．５ミクロンの炭酸カルシウム１６重量外
を配合囚し、２７０℃に設定した押出機にて混線後、シ
ート状に押出し、冷却装置により冷却して、無延伸シー
トを得た。このシートを、１４０℃に加熱後、縦方向に
５倍延伸した。

（２）前記例１で得たスチレン中ポリプロピレン共重合
体（メルトフローレート３．７ｆ／１０分）（Ｑおよび
、メルトフローレー）　４．Ｏｒ／　１０分のポリプロ
ピレフ５５重量外に、平均粒径１．５μ、比表面積１．
８　ｆｆ１ｌ／　ｆの炭酸カルシウムの表面に比表面積
１３５ｒ／／Ｐのナトリウムアルミノシリケ−）（ＫＯ
ＦＲＡＮ製「ゼオレックス１７ＳＪ（商品名））を炭酸
カルシウムに対して１５重重量外割合で吸着させた無機
微細粉末（電子顕微鏡による粒径観察で１．０〜２．５
μのものが７０％以上を占める）４５重重量外混合した
組成物■とを別々の押出機で溶融混練し、ダイ内で積層
して共押出したシートを（１）の５倍延伸シートの両面
にＣ）が外側になるように積層し、ついで６０ｔ：まで
冷却後、約１６０℃まで加熱し、テンターで横方向に７
．５倍延呻し、１６５℃でアニーリング処理し、６０’
Ｃまで冷却し、耳部をスリットして５層構造（Ｃ／Ｂ／
Ａ／Ｂ／Ｃ）の熱転写記録用画像受容シートを得た。

このものの肉厚は、Ｃ／Ｂ／に／Ｂ／Ｃ−５，０ミクロ
ン（戸）／２０μ／４５μ／２０μ１０．７μであり、
光沢が１４％、とマット調の風合を有してお抄鉛筆筆記
性は良好であった。

実施例２〜３ 実施例１において、スチレン・ポリプロピレン共重合体
粒子として前記例２または例３で得たスチレン・ポリプ
ロピレン共重合体粒子を用いる他は同様にして熱転写記
録用画像受容シートを得た。

実施例４〜６ 実施例１において、スチレン・ポリプロピレン共重合体
粒子の代りに前記４〜６で得た共重合体粒子を用いる他
は同様にして熱転写記録用画像受容シートを得た。

比較例１ （１）メルトインデックス（ＭＩ）０．８のポリプロピ
レン７９重！に％、高密度ポリエチレン５重量％の混合
物に平均粒径１．５ミクロンの炭酸カルタウ４１６重量
％を配合囚し、２７０℃に設定した押出機にて混線後、
シート状に押出し、冷却装置により冷却して、無延伸シ
ートを得た。このシートを、１４０℃に加熱後、縦方向
に５倍延伸した。

（２）　　ＭＩ４．０のポリプロピレン（Ｑと、ＭＩ４
．０のポリプロピレフ５５重量外に平均粒径１．５μ、
比表面積１．８　ｍ’　／　ｆの炭酸カルシウム４５重
量外を混合した組成物（６）とを別々の押出機で溶融混
練し、ダイ内で積層して共押出したシートを（１）の５
倍延伸シートの両面にＣ）が外側になるように積層し、
ついで６０℃まで冷却後、約１６０℃まで加熱し、テン
ターで横方向に７．５倍延伸し、１６５℃でアニーリン
グ処理し、６０ｔｌ：”！で冷却し、耳部をスリットし
て５層構造（Ｃ／Ｂ／Ａ／Ｂ／Ｃ）の熱転写記録用画像
受容シートを得た。

このものの肉厚は、Ｃ／Ｂ／Ａ／Ｂ／Ｃ＝ｓ、。

ミクロン（μ）／２０μ／４５μ／２０μ１０．５μで
、Ｓし、光沢が８０％、表面平滑度２．０００秒、表面
強度０．６２汀／１８−幅、嵩密度０．７７　ｙ　／ｄ
であった。

〔評価方法〕

上記例で得た熱転写画像受容シートを次の方法で評価し
た。

結果を表１に示す。

インク濃度： 画像受容シートと昇華性染料（商品名、Ｋａｙａａｅｔ
Ｂｌｕｅｅ　１３６　、日本化薬層）を塗布乾燥した転
写紙を重ね合せ、１０５〜１２５℃（５℃刻み）で２秒
間、■東洋精機製作所の熱傾斜試験機÷８８４（商品名
）で加熱し画像会得た。

得た画像の濃度を大日本スクリーン製造■のトランジス
ター型濃度計ＤＭ−２７２（商品名）を用いて測定した
。

接着性：記録画像部分を七ロテープ剥離により接着性を
判断 Ｏ：記録像が剥離せず、良好に接着している。

Δ：記碌像の１部が剥離する。

×：記録像のほとんどが剥離する。

耐ブロッキング性の試験： ３０ｍＸ３Ｇ５１の試料の表と裏を合わせ、温度４０℃
、湿度６０％の雰囲気中で５０ｏｆの荷重を加えた状態
で２４時間放置した。

ＪＩＳ　　Ｋ−６８３３に準じ、次の基準で判定を行な
った。

×　表面に損傷を認める程度のブロッキング。

Δ　表面に損傷を認めない程度のブロッキング。

Ｏ容易に試料が引きはがれる。

（以下余白）

【図面の簡単な説明】

第１図は、溶融型熱転写記録を行う状態を示す部分断面
図である。 図中、３は受像シート、６は記録シート、７は支持体シ
ート、８はインク受容層である。 特許出願人　王子油化合成紙株式会社 代理人　弁理士　長　谷　正　久 代理人　弁理士　山　本　隆　也 第１図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）、支持体樹脂シートの表面に、下記の製法により
   得られたスチレン・ポリプロピレン共重合体よりなるイ
   ンク受容層を設けてなる熱転写記録用画像受容シート。 製造法： ポリプロピレン粒子１００重量部を水に分散させた懸濁
   液に、スチレンを３０〜１００重量％の割合で含有され
   るビニル単量体４０〜１００重量部を供給し、 ついで該ビニル単量体を懸濁重合してスチレン・ポリプ
   ロピレン共重合体を得る。
2. （２）、ビニルモノマーが、スチレン３０〜９７重量％
   と、アクリロニトリル、メタクリル酸メチル、無水マレ
   イン酸より選ばれたビニル単量体の一種または二種以上
   の混合物７０〜３重量％との混合物であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の熱転写記録用画像受容
   シート。
3. （３）支持体樹脂シートが無機微細粉末を含有するポリ
   プロピレンシートの延伸フィルムであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載の熱転写記録用画像受容シ
   ート。
4. （４）、熱転写記録用画像受容シートがスチレン・ポリ
   プロピレン共重合体層と、無機微細粉末を含有するポリ
   プロピレン支持体層とが共押出され、ついで支持体層の
   ポリプロピレンの融点よりも低い温度で延伸して得られ
   たものであることを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の熱転写記録用画像受容シート。
5. （５）、支持体樹脂シートの肉厚が３０〜４００ミクロ
   ンで、インク受容層の肉厚が０．３〜１０ミクロンであ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の熱転写
   記録用画像受容シート。