JPS622989Y2 - - Google Patents

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JPS622989Y2
JPS622989Y2 JP1982012189U JP1218982U JPS622989Y2 JP S622989 Y2 JPS622989 Y2 JP S622989Y2 JP 1982012189 U JP1982012189 U JP 1982012189U JP 1218982 U JP1218982 U JP 1218982U JP S622989 Y2 JPS622989 Y2 JP S622989Y2
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JP
Japan
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casing
vehicle body
trunk
swing arm
rotary
Prior art date
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JP1982012189U
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English (en)
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JPS58115927U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、果樹園等の下草を刈取るロータリカ
ツタに関し、特に樹幹の幹周の下草も刈取り可能
としたロータリカツタに関するものである。
[従来の技術] 周知のロータリカツタとして、走行車体の進行
方向に対して側方にオフセツトされ、機体の左右
方向に横長のケーシングを有し、このケーシング
の下側に複数の回転刃を設けると共に、ケーシン
グの左右方向ほぼ中央部を水平方向に回動可能に
枢支し、ケーシングの前部一側を樹幹に当接して
ケーシングを回動しながら走行して幹周の下草を
刈取り可能としたロータリカツタがある(例えば
特開昭53−81327号)。
[考案が解決しようとする問題点] このロータリカツタにおいては、横長のケーシ
ングを縦長方向に回動し、支持しながら作業を行
なう関係で、一定の車体幅(車輪間隔)およびホ
イルベースを必要とし、車体が大型化する問題が
あつた。
[問題点を解決するための手段] そこで本考案は、ケーシングの枢支部を、走行
車体に基端部を水平方向に回動可能に枢支したス
イングアームの先端部に位置して枢支し、ケーシ
ングと車体間およびスイングアームと車体間にそ
れぞれ復帰ばねを設けて、幹周の刈取り作業時
に、スイングアームが揺動してケーシングのオフ
セツト量を小さくし得るようにして、車輪間隔お
よびホイルベースを小さくし、車体を小さく、小
型化が図れるようにしたロータリカツタを提供し
ようとするものである。
[実施例] 以下、図示の実施例を参照して本考案を説明す
る。
第1図および第2図において、符号1は、平面
形状が縦長の長方形をした車体で、この車体1の
前部と後部には左右一対の車輪2および後輪3が
装着され、また、車体1の後端位置に操向ハンド
ル4が取付けられている。この操向ハンドル4
は、車体1の先端部一側に突出したブラケツト5
にピン6を介して左右方向に回動可能に枢支さ
れ、車体1に沿つてその後端よりやや長く延びる
ハンドル支持杆7に、一対のステー8,8を介し
て固着されている。ハンドル支持杆7の後端部に
は、車体1の幅方向に延びるスライド杆9の一端
がピン10により水平方向に回動可能に枢着さ
れ、このスライド杆9の他端は自由端となつてい
て、車体1の後端に水平方向に回動可能に枢着さ
れたスライド受11に摺動可能に挿通されてお
り、スライド受11に設けた固定具12によつて
適宜の摺動位置で固定でき、操向ハンドル4が車
体1から側方に張出す張出し量を調節するように
なつている。また、操向ハンドル4は、ステー
8,8の先端部に設けたハンドル支持部13に上
下角度調節可能に取付けられている。
前記車体1の後部の低い位置にエンジン14が
搭載され、このエンジン14から、エンジン14
の前側に設けたギヤボツクス15から水平方向に
突出した中間軸16に、ベルト伝動系17を介し
て動力が伝達される。ギヤボツクス15、中間軸
16からは、車体1の下部側方に設けた変速機1
8にベルト伝動系19を介して、また、後述する
カツタ部20にベルト伝動系21を介して、それ
ぞれ動力伝達が行なわれるようになつている。前
記変速機18で変速された動力は、前輪伝動ケー
ス22および後輪伝動ケース23によつてそれぞ
れ前輪2および後輪3に伝達されるが、後輪3に
おいてはその支持軸を直接駆動し、前輪2におい
ては、車体1前部に上下動可能に支持され、両側
に転接輪24,24を有する駆動軸25に伝達さ
れ、この駆動軸25の外筒25aをばね26によ
り前輪2側に付勢し、転接輪24,24を前輪
2,2の外周に転接する摩擦によつて前輪2を駆
動するようになつている。
前記カツタ部20は、横長のケーシング27の
前部左右中間位置を、前記ギヤボツクス15に基
端部を水平方向に回動可能に枢支されたスイング
アーム28の先端部に水平方向に回動可能に枢支
していて、その左右方向のほぼ半分位置から車体
1の側方に突出するようにオフセツトされ、か
つ、第1図に示すように、オフセツト側がやや後
退するよう変位している。そして、第1図および
第2図では図示省略したが、ケーシング27を第
1図の状態に保持する複数のばねが後述するよう
に張設されており、ケーシング27のオフセツト
側前部に樹幹を当接させて車体1を前進させたと
き、ケーシング27はスイングアーム28との枢
支部を中心に反時計方向に回動し、さらにスイン
グアーム28の揺動によつて車体1内にほぼ没入
して樹幹位置を通過し、通過後ばねの作用で元の
位置に復帰するようになつている。
ケーシング27の下側には、ケーシング左右両
側に回転中心を持つ一対の刈刃29が、水平方向
に回転するようケーシングに支持され、機体進行
方向に対し同じ方向に回転して下草を刈取る。な
お、符号30はケーシング27のオフセツト部分
の前側に装着された飛散防護カバーである。ま
た、図示されていないが、前記ベルト伝動系19
および21にはそれぞれテンシヨンクラツチ機構
が設けてあり、ロータリカツタの走行、刈刃29
への動力伝達をハンドル4位置で制御するように
している。さらに、刈刃29は、刈高さ調節ハン
ドル31によつて上下動して刈高さが調節できる
ようになつている。
また、第3図ないし第5図に示すように、ケー
シング27と車体1間、およびスイングアーム2
8と車体1間には、復帰ばね32,33が張設さ
れ、ケーシング27のオフセツト位置に樹幹Aが
当接して押圧されていないときは、第1図または
第3図の状態に保持するようになつている。
このような構成のロータリカツタにおいては、
前,後輪2,3を駆動して車体1を走行させると
共に、刈高さ調節ハンドル31により刈高さを調
節した刈刃29を回転させて果樹園等の下草刈り
作業を行なう。このとき、ケーシング27は、そ
のオフセツト部分に樹幹Aが当接して押圧してい
ないときは、復帰ばね32,33により第1図ま
たは第3図のようにほぼ横長姿勢に保持されて、
ケーシングの長さとほぼ等しい幅で下草を刈取つ
ていく。そして、樹幹Aの幹周の下草を刈取ると
きは、第3図に示すように、ケーシング27のオ
フセツト部分に樹幹Aを当接させるように位置さ
せ、車体1を前進させると、その前進に伴つて、
ケーシング27はスイングアーム28との枢支部
を中心に回動してオフセツト部分が車体1の幅内
に入り込み、第4図に示すように、ケーシング2
7の外周縁が前輪2のホイルのリム部分に当接
し、この当接部分を支点としてケーシング27が
第5図に示すように車体1の幅内に入り込んだ状
態にして樹幹A位置を通過し、この間に刈刃29
で樹幹Aのほぼ半周部の下草が刈取られる。従つ
て、樹幹Aの反対側から前記同様の幹周刈りを行
なうことによつて、即ち、2回の幹周刈りによつ
て樹幹Aの全周の下草を刈取ることができる(通
常のカツタであると最低4回は必要)。ケーシン
グ27が樹幹A位置を通過するとケーシングは復
帰ばね32,33によつて元の位置に復帰する。
樹冠が低い場合には操向ハンドル4の張出し量を
大きくして作業することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のロータリカツタ
によれば、ケーシング27をスイングアーム28
の先端に枢支し、ケーシング27およびスイング
アーム28と車体1との間に復帰ばね32,33
を張設し、幹周の刈取り作業時に、スイングアー
ムが揺動してケーシングのオフセツト量を小さく
し得るように構成されているので、車体1のホイ
ルベース(前輪2と後輪3との間隔)および幅を
小さくでき、従つて、車体1を小型、軽量化する
ことができて生産コストが安くなり、また、操作
性も良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すロータリカツタ
全体の平面図、第2図は同側面図、第3図ないし
第5図は、要部の構成および動作説明図である。 1……車体、2……前輪、3……後輪、4……
操向ハンドル、14……エンジン、15……ギヤ
ボツクス、16……中間軸、17,19,21…
…ベルト伝動系、20……カツタ部、27……ケ
ーシング、28……スイングアーム、29……刈
刃、32,33……復帰ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 走行車体の進行方向に対して側方にオフセツト
    され、機体の左右方向に横長のケーシングを有
    し、このケーシングの下側に複数の回転刃を設け
    ると共に、ケーシングの左右方向ほぼ中央部を水
    平方向に回動可能に枢支し、ケーシングの前部一
    側を樹幹に当接してケーシングを回動しながら走
    行して幹周の下草を刈取り可能としたロータリカ
    ツタにおいて、 前記ケーシングの枢支部を、走行車体に基端部
    を水平方向に回動可能に枢支したスイングアーム
    の先端部に位置して枢支し、ケーシングと車体間
    およびスイングアームと車体間にそれぞれ復帰ば
    ねを張設して、幹周の刈取り作業時に、スイング
    アームが揺動してケーシングのオフセツト量を小
    さくし得るように構成したことを特徴とするロー
    タリカツタ。
JP1218982U 1982-01-30 1982-01-30 ロ−タリカツタ Granted JPS58115927U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1218982U JPS58115927U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 ロ−タリカツタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1218982U JPS58115927U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 ロ−タリカツタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58115927U JPS58115927U (ja) 1983-08-08
JPS622989Y2 true JPS622989Y2 (ja) 1987-01-23

Family

ID=30024777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1218982U Granted JPS58115927U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 ロ−タリカツタ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036003U (ja) * 1983-08-19 1985-03-12 生物系特定産業技術研究推進機構 果樹園の中耕・草刈り装置
JP4171985B2 (ja) * 2003-11-10 2008-10-29 株式会社アテックス 自走型乗用草刈機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5381327A (en) * 1976-12-20 1978-07-18 Nougiyou Kikaika Kenkiyuushiyo Rotary cutter

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831467Y2 (ja) * 1977-09-14 1983-07-12 株式会社クボタ ミッドマウント型草刈機つき乗用トラクタ

Patent Citations (1)

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JPS5381327A (en) * 1976-12-20 1978-07-18 Nougiyou Kikaika Kenkiyuushiyo Rotary cutter

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JPS58115927U (ja) 1983-08-08

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