JPH023725Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH023725Y2 JPH023725Y2 JP1983095881U JP9588183U JPH023725Y2 JP H023725 Y2 JPH023725 Y2 JP H023725Y2 JP 1983095881 U JP1983095881 U JP 1983095881U JP 9588183 U JP9588183 U JP 9588183U JP H023725 Y2 JPH023725 Y2 JP H023725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- vehicle body
- frame
- frame body
- undergrowth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000002420 orchard Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、果樹園等の下草を刈取るロータリカ
ツタに関し、特に果樹の幹周の下草も刈取ること
ができるロータリカツタに関するものである。
ツタに関し、特に果樹の幹周の下草も刈取ること
ができるロータリカツタに関するものである。
この種のロータリカツタとして、本出願人は、
例えば特公昭56−5122号公報に記載されているよ
うに、走行車体からオフセツトしたフレームに、
水平方向に回転する複数の刈刃を備えた横長形状
の枠体を設け、該枠体は、その長手方向ほぼ中間
部をフレームに対し水平方向に回動自在に軸支
し、フレームと枠体との間に、常時は枠体を横長
姿勢に保持する引張りばねを設けると共に、樹幹
部周囲の下草を刈取るとき、枠体前縁の軸支部外
側寄りを樹幹に当接し、走行車体の進行により、
前記ばねの弾持力に抗して枠体を軸支部を中心に
回動させ、ほぼ縦長姿勢まで回動して樹幹側部を
通過させるようにしていた。
例えば特公昭56−5122号公報に記載されているよ
うに、走行車体からオフセツトしたフレームに、
水平方向に回転する複数の刈刃を備えた横長形状
の枠体を設け、該枠体は、その長手方向ほぼ中間
部をフレームに対し水平方向に回動自在に軸支
し、フレームと枠体との間に、常時は枠体を横長
姿勢に保持する引張りばねを設けると共に、樹幹
部周囲の下草を刈取るとき、枠体前縁の軸支部外
側寄りを樹幹に当接し、走行車体の進行により、
前記ばねの弾持力に抗して枠体を軸支部を中心に
回動させ、ほぼ縦長姿勢まで回動して樹幹側部を
通過させるようにしていた。
この従来のロータリカツタにおいては、果樹間
の下草を刈取るときは、枠体の横長と等しい刈幅
で能率よく刈取れ、また、幹周の下草を刈取ると
きには、樹幹に対して一回通過させるだけで、樹
幹の片側をほぼ半円状に刈取つて、能率よい幹周
刈りが行える長所がある。その反面、機構がやや
複雑になり、大型になるという問題があり、一方
では、機構を簡素化し、小型化が可能なものが望
まれていた。
の下草を刈取るときは、枠体の横長と等しい刈幅
で能率よく刈取れ、また、幹周の下草を刈取ると
きには、樹幹に対して一回通過させるだけで、樹
幹の片側をほぼ半円状に刈取つて、能率よい幹周
刈りが行える長所がある。その反面、機構がやや
複雑になり、大型になるという問題があり、一方
では、機構を簡素化し、小型化が可能なものが望
まれていた。
本考案は上記の事情にかんがみなされたもの
で、機構をできるだけ簡素化し、小型、軽量化を
可能にしたロータリカツタを提供することを目的
とするものである。
で、機構をできるだけ簡素化し、小型、軽量化を
可能にしたロータリカツタを提供することを目的
とするものである。
この目的のため本考案は、走行車体に基端部を
支点として水平に回動可能に設けたアームの先端
に一個の枠体を設け、この枠体の下側に、枠体の
周縁に沿つてほぼ水平方向に回転する刈刃を設
け、上記枠体を、走行車体からオフセツトして支
持する位置から、オフセツト位置で枠体が樹幹等
に当接したとき走行車体の内方に向け変異可能に
構成してなることを特徴とするものである。
支点として水平に回動可能に設けたアームの先端
に一個の枠体を設け、この枠体の下側に、枠体の
周縁に沿つてほぼ水平方向に回転する刈刃を設
け、上記枠体を、走行車体からオフセツトして支
持する位置から、オフセツト位置で枠体が樹幹等
に当接したとき走行車体の内方に向け変異可能に
構成してなることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成によつて、機構簡素化が達成される
と共に、小型、軽量化を図ることができ、しかも
従来と同様に樹幹部周囲の下草を刈取ることがで
きる。
と共に、小型、軽量化を図ることができ、しかも
従来と同様に樹幹部周囲の下草を刈取ることがで
きる。
以下、図示した実施例を参照して本考案を説明
する。
する。
図において、符号1は平面形状が前後方向に長
いほぼ長方形をした車体で、この車体1の後部に
はエンジン2を搭載し、該エンジン2よりやや前
側に位置してミツシヨン3が設けられ、その下側
に左右一対の走行駆動輪4が軸支されており、ま
た、車体1の前端部には、キヤスタからなる案内
車輪5が設けられている。車体1の後部一側に後
方に延びる操向ハンドル6が設けられ、車体1の
前部下側には刈取装置7が配設されている。
いほぼ長方形をした車体で、この車体1の後部に
はエンジン2を搭載し、該エンジン2よりやや前
側に位置してミツシヨン3が設けられ、その下側
に左右一対の走行駆動輪4が軸支されており、ま
た、車体1の前端部には、キヤスタからなる案内
車輪5が設けられている。車体1の後部一側に後
方に延びる操向ハンドル6が設けられ、車体1の
前部下側には刈取装置7が配設されている。
前記エンジン2からは、ミツシヨン3にベルト
伝動系8で、また、ベルト伝動系9で刈取装置7
にそれぞれ動力が伝達されるようになつており、
ベルト伝動系9はテンシヨンクラツチで動力伝達
が操作され、その操作レバー10が操向ハンドル
6の側部に設けられている。また、ミツシヨン3
から走行駆動輪4へ動力伝達し変速する変速操作
装置は、図示しないが操向ハンドル6に設けられ
ている。
伝動系8で、また、ベルト伝動系9で刈取装置7
にそれぞれ動力が伝達されるようになつており、
ベルト伝動系9はテンシヨンクラツチで動力伝達
が操作され、その操作レバー10が操向ハンドル
6の側部に設けられている。また、ミツシヨン3
から走行駆動輪4へ動力伝達し変速する変速操作
装置は、図示しないが操向ハンドル6に設けられ
ている。
前記刈取装置7は、ギヤボツクス11の上部を
車体1に固着し、このギヤボツクス11から支持
アーム12を介して平面形状が円形をした刈刃ケ
ーシング(枠体)13を車体1からオフセツトし
て支持し、支持アーム12はギヤボツクス11に
対して水平方向に回動可能であり、常時は図示の
状態に保持され、刈刃ケーシング13の外周縁が
樹幹等に当接すると矢印方向に回動して車体1の
内方へ移動し、樹幹等との接触が解除されると図
面の状態に復帰するように弾性支持されている。
ギヤボツクス11へはベルト伝動系9から伝動ケ
ース14を介して動力が伝達され、さらにギヤボ
ツクス11から刈刃ケーシング13にベルト伝動
系15を介して動力が伝達されるようになつてお
り、刈刃ケーシング13の中心に設けた回転軸1
6には、刈刃ケーシング13の下側に位置して刈
刃17が固着してある。この刈刃17は、その先
端が刈刃ケーシング13の外周縁よりわずかに内
側に入り込み、水平に回転することで下草等を刈
取るようになつている。なお、符号18は刈刃ケ
ーシング13の外周縁に設けられ、ケーシングの
外周縁が樹幹に当接したときこれを傷めないよう
に設けられたゴム等からなる緩衝材である。
車体1に固着し、このギヤボツクス11から支持
アーム12を介して平面形状が円形をした刈刃ケ
ーシング(枠体)13を車体1からオフセツトし
て支持し、支持アーム12はギヤボツクス11に
対して水平方向に回動可能であり、常時は図示の
状態に保持され、刈刃ケーシング13の外周縁が
樹幹等に当接すると矢印方向に回動して車体1の
内方へ移動し、樹幹等との接触が解除されると図
面の状態に復帰するように弾性支持されている。
ギヤボツクス11へはベルト伝動系9から伝動ケ
ース14を介して動力が伝達され、さらにギヤボ
ツクス11から刈刃ケーシング13にベルト伝動
系15を介して動力が伝達されるようになつてお
り、刈刃ケーシング13の中心に設けた回転軸1
6には、刈刃ケーシング13の下側に位置して刈
刃17が固着してある。この刈刃17は、その先
端が刈刃ケーシング13の外周縁よりわずかに内
側に入り込み、水平に回転することで下草等を刈
取るようになつている。なお、符号18は刈刃ケ
ーシング13の外周縁に設けられ、ケーシングの
外周縁が樹幹に当接したときこれを傷めないよう
に設けられたゴム等からなる緩衝材である。
このような構成のロータリカツタにおいては、
果樹園等の下草が生えているところに導入されて
用いるが、エンジン2により走行駆動輪4を駆動
して車体1が走行し、操作レバー10の操作で刈
取装置7の刈刃17が回転して下草を刈取る。ロ
ータリカツタが果樹の植生間隔範囲の下草を刈取
るときは、刈刃ケーシング13および刈刃17は
図面の状態に位置して刈取作業を行なうが、果樹
の樹幹外周の下草を刈取るときは、刈刃ケーシン
グ13の緩衝材18を樹幹に当接させるように車
体1を走行させる。緩衝材18が樹幹に接触する
と、刈刃ケーシング13、刈刃17がギヤボツク
ス11を中心に矢印方向に回動して樹幹周部の下
草が刈取られ、車体1が樹幹位置を通過すると、
刈刃ケーシング13、刈刃17は元の位置に復帰
する。この一回の通過で幹周のほぼ半分の下草を
刈取ることできる。また、樹幹外周の下草を一回
で刈取るには、樹幹を一周するように車体1を走
行させればよいし、車体1を直線状に走行させて
幹周を両方から通り抜けて下草を刈取つてもよい
ものである。
果樹園等の下草が生えているところに導入されて
用いるが、エンジン2により走行駆動輪4を駆動
して車体1が走行し、操作レバー10の操作で刈
取装置7の刈刃17が回転して下草を刈取る。ロ
ータリカツタが果樹の植生間隔範囲の下草を刈取
るときは、刈刃ケーシング13および刈刃17は
図面の状態に位置して刈取作業を行なうが、果樹
の樹幹外周の下草を刈取るときは、刈刃ケーシン
グ13の緩衝材18を樹幹に当接させるように車
体1を走行させる。緩衝材18が樹幹に接触する
と、刈刃ケーシング13、刈刃17がギヤボツク
ス11を中心に矢印方向に回動して樹幹周部の下
草が刈取られ、車体1が樹幹位置を通過すると、
刈刃ケーシング13、刈刃17は元の位置に復帰
する。この一回の通過で幹周のほぼ半分の下草を
刈取ることできる。また、樹幹外周の下草を一回
で刈取るには、樹幹を一周するように車体1を走
行させればよいし、車体1を直線状に走行させて
幹周を両方から通り抜けて下草を刈取つてもよい
ものである。
なお、上記実施例の刈刃17は鋸刃状のものに
してもよいものである。
してもよいものである。
以上説明したように本考案のロータリカツタに
よれば、車体1から刈刃ケーシング(枠体)13
をオフセツトして設け、ケーシング13の下側に
刈刃17を設けたから、従来の横長形状の枠体に
複数の刈刃を設けたものに比べ機構がはるかに簡
素化され小型、軽量となり、果樹園等の下草、樹
幹周部に植生している下草も簡単、容易に能率よ
く化取ることができる。
よれば、車体1から刈刃ケーシング(枠体)13
をオフセツトして設け、ケーシング13の下側に
刈刃17を設けたから、従来の横長形状の枠体に
複数の刈刃を設けたものに比べ機構がはるかに簡
素化され小型、軽量となり、果樹園等の下草、樹
幹周部に植生している下草も簡単、容易に能率よ
く化取ることができる。
図面は本考案の実施例を示す平面図である。
1…車体、2……エンジン、3……ミツシヨ
ン、4……走行駆動車輪、5……案内車輪、6…
…操向ハンドル、7……刈取装置、8,9,15
……ベルト伝動系、10……操作レバー、11…
…ギヤボツクス、12……支持アーム、13……
刈刃ケーシング、14……伝動ケース、16……
回転軸、17……刈刃、18……緩衝材。
ン、4……走行駆動車輪、5……案内車輪、6…
…操向ハンドル、7……刈取装置、8,9,15
……ベルト伝動系、10……操作レバー、11…
…ギヤボツクス、12……支持アーム、13……
刈刃ケーシング、14……伝動ケース、16……
回転軸、17……刈刃、18……緩衝材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 走行車体に基端部を支点として水平に回動可能
に設けたアームの先端に一個の枠体を設け、この
枠体の下側に、枠体の周縁に沿つてほぼ水平方向
に回転する刈刃を設け、 上記枠体を、走行車体からオフセツトして支持
する位置から、オフセツト位置で枠体が樹幹等に
当接したとき走行車体の内方に向け変異可能に構
成してなることを特徴とするロータリカツタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588183U JPS605317U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | ロ−タリカツタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9588183U JPS605317U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | ロ−タリカツタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605317U JPS605317U (ja) | 1985-01-16 |
JPH023725Y2 true JPH023725Y2 (ja) | 1990-01-29 |
Family
ID=30228762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9588183U Granted JPS605317U (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | ロ−タリカツタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605317U (ja) |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP9588183U patent/JPS605317U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS605317U (ja) | 1985-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5560189A (en) | Edging and trimming lawn mower assembly | |
US2705393A (en) | Power mower | |
JPH023725Y2 (ja) | ||
US4510738A (en) | Air cushion lawn mower | |
JPS622989Y2 (ja) | ||
US2705861A (en) | Ground roller mounting for lawn mower | |
JPS5831467Y2 (ja) | ミッドマウント型草刈機つき乗用トラクタ | |
JPH0383511A (ja) | 草刈機 | |
JP3358703B2 (ja) | 歩行型草刈機 | |
JPS6330Y2 (ja) | ||
JPS62171613A (ja) | 草刈機の補助草刈装置 | |
JP2517191B2 (ja) | 草刈機 | |
JPH0425923Y2 (ja) | ||
JP3696659B2 (ja) | 草刈機 | |
JPS6238508Y2 (ja) | ||
JP3028644B2 (ja) | 畦草刈機の刈取装置 | |
JP2682975B2 (ja) | 草刈機 | |
JP3847093B2 (ja) | 歩行型草刈機 | |
KR20220154325A (ko) | 가변 확장구조를 갖는 농업용 제초장치 | |
JPH048215A (ja) | 草刈機における帯刃外れ防止装置 | |
JP2913859B2 (ja) | 自走式畦草刈機 | |
JPH048217A (ja) | 草刈機における帯刃支持装置 | |
JPH0135146Y2 (ja) | ||
JPH07227121A (ja) | 草刈機 | |
JPH03216110A (ja) | 草刈機 |