JPS62171613A - 草刈機の補助草刈装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は草刈機の補助草刈装置に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 自走又はトラクター等に牽引されながら草を刈取る通常
の草刈機において１例えば、段差を有して屈曲する草地
の隅部に草刈機を沿わせて接近させるとか、又は草地中
の樹木その他の障害物に対して接近させると共に障害物
を避けて草刈作業を行うことは容易ではないため、これ
らの隅部や障害物の周囲には刈残しを生じ易く、この刈
残した草を別の草刈機や手刈等によって草刈作業を行う
、のでは手数を要し、かつ容易ではない。

問題点を解決するための手段 この発明は、走行しながら草を刈取る草刈装置（１）の
左右方向の一側端部又は両側端部に、この草刈装置（１
）とは別に回転可能で側端部の草を刈取る刈刃部（２３
）を有した回転刈刃体（２）を設けてなる草刈機の補助
草刈装置の構成とする。

発明の作用、および効果 草刈装置（１）によって草刈作業中、この草刈装置（１
）とは別に回転刈刃体（２）の刈刃部（２３）を、回転
させたり、又逆に刈刃部（２３）を停止させたりするこ
とができる。

例えば段差を有して屈曲する草地の隅部の草刈を行う場
合は、この屈曲する隅部に応じて回転刈刃体（２）の刈
刃部（２３）を回転させたり又は停止させたりして隅部
の草を刈取ることができるため、草刈装ｆｆｌ　（１）
をことさらに屈曲に沿わせたり、隅部に接近させたりす
る必要がなく、従ってこの草刈作業を容易にすると共に
、刈残しを少なくすることができる。

実施例 なお図例において、前部の左右一対の前輪（３）（３）
と後部の左右一対の後輪（４）（４）とを各々有した車
台（５）を設け、この車台（５）上には、前部のエンジ
ンを内装したボンネット（６）から後方に亘って操縦ハ
ンドル（７）、操縦フロア（８）、及び操縦席（９）等
を配設して一般的トラクターを構成する。

前記前輪（３）（３）と後輪（４）（４）との間の該車
台（５）の下側には、右側端部に草の放出口（１０）を
有して上面部と側外周面部とからなるカバー状の草刈装
置（１）の装着母体（１１）を昇降自在に吊持し、この
装着母体（１１）の上面部には、下端部に水平方向の回
転によって草を刈取る刈刃（１２）を有した左右方向に
二連の伝動軸（１３）　　（１３）　　（１３）を支承
させる。又該上面部の上側に突出させたこれら伝動軸（
１３）　　（１３）　　（１３）の上端部には、各々プ
ーリー（１４）　　（１４）　　（１４）を設けてベル
）（１５）を巻掛し、又このベルト（１５）上には、こ
のベル）（１５）の緊張を維持するテンションプーリー
（１Ｂ）を設け、又該中央部のプーリー（１８）上側に
は、前記トラクターの前部動力取出軸からベルト伝動さ
れるプーリー（１７）を設ける。前記装着母体（１１）
の前面部には、接地してこの草刈装置（１）の前部を支
持する左右一対のフロントローラー（１８）　　（１Ｂ
）を軸装し、さらにこの装着母体（１１）の後面部にも
、接地してこの草刈装置（１）の後部を支持する二連の
リヤローラー（１９）　　（１９）　　（１１３）を軸
装する。

該装着母体（１１）の左側後端部には、トラクターに搭
載のバッテリによって作動すると共に、前記操縦席（９
）部にこの作動を断続するスイッチ（３３）を有して出
力軸（２２）を下方に向けた電動機（２０）を取付部材
（２１）によって取付け、又この出力軸（２２）には、
水平方向に高速回転させることによって草を刈取る紐状
の刈刃部（２３）を設けて、これら電動機（２０）　、
刈刃部（２３）、及びスイッチ（３３）によって回転刈
刃体（２）を構成する。

次に作用について説明する。トラクターの前部動力取出
軸の動力は、ベルト伝動によってプーリー　（１７）　
、伝動軸（１３）を介して中央部の刈刃（１２）を回転
させると共に、ベル）（１５）によって左右両側のプー
リー（１４）　　（１４）　、伝動軸（１３）（１３）
、及び刈刃（１２）　　（１２）を回転させる。

操縦席（９）部のスイッチ（３３）を入側にすると、電
動ｍ（２０）が作動して刈刃部（２３）を高速回転させ
ることによって刈刃部（２３）は遠心力で刈刃状態にな
り草を刈取る。

草刈装置２！ｉ　（１）の刈刃（１２）　　（１２）　
　（１２）を回転させながらトラクターを走行させると
、二連の刈刃（１２）　　（１２）　　（１２）幅内の
草は刈取られて放出口（ｌＯ）から放出され、草地中の
段差を有した隅部や、障害物に対しては、草刈装Ｎ（１
）の左側端部をこれらの障害物に接近させなくても回転
刈刃体（２）によって刈残しなく刈取ることができる。

第４図は別の実施例を示すもので、前記装着母体（１１
）上面の左側部に上方に向けた支軸（２４）を突設し、
この支軸（２０には、先端部に前記回転刈刃体（２）を
結合したアーム（２５）を回動自在に支承させ、このア
ーム（２５）のボス部には、このアーム（２５）を前方
に回動させる方向に弾発付勢するスプリング（２Ｂ）を
設け、又該装着母体（１１）の上面には、該アーム（２
５）の回動範囲を規制するストッパー（２７）を突設し
、又該回転刈刃体（２）の左側部には、前記刈刃部（２
３）の回転外周付近に位置する案内ローラー（２８）を
軸装させる。

案内ローラー（２８）を障害物に摺接させて走行すると
、案内ローラー（２８）に案内される回転刈刃体（２）
は障害物に沿い回動しながら一定の位置を維持して隅部
の草を刈取る作用を有する。

第５図はさらに別の実施例を示すもので、前記回転刈刃
体（２）の前側の装着母体（１１）外周面に、前記刈刃
部（２３）の回転外周左側端部の前方付近に位置するロ
ーラー（２９）を有したアーム（３０）を前後回動自在
に枢着し、このアーム（３０）には、このアーム（３０
）を前方に回動させる方向に弾発付勢するスプリングを
設け、又このアーム（３０）の前側の該外周面には、こ
のアーム（３０）の前方への回動を規制するストッパー
（３１）を左方に向けて突設し、又このストー／パー（
３１）には、該アーム（３０）がこのストッパー（３１
）に当接しているときは、前記操縦席（９）部のスイッ
チ（３３）を切側にすると共に、このアーム（３０）が
ストッパー（３１）から離れると、該スイッチ（３３）
を入側に切替えるスイッチ（３２）を設ける。

゛段差を有した草地の隅部にローラー（２８）が摺接す
ると、草刈装置（１）の進行に伴なってアーム（３０）
が後方に回動してスイッチ（３２）から離れることによ
ってスイッチ（３２）は回転刈刃体（２）のスイッチ（
３３）を入側に作動するため、回転刈刃体（２）の刈刃
部（２３）が回転して隅部の草を刈取る。

ローラー（２８）が摺接しない場所では、アーム（３０
）がスプリングによってスイッチ（３２）に接触してい
ることによってスイッチ（３２）は回転刈刃体（２）の
スイッチ（３３）を切側にしているため、刈刃部（２３
）は回転せず草刈袋２４　（１）のみでの草刈作業とな
る。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は平面図、
第２図は側面図、第３図は斜面図、第４図は別の実施例
の平面図、第５はさらに別の実施例の平面図である。 図中符号（１）は草刈装置、（２）は回転刈刃体、（２
３）は刈刃部を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行しながら草を刈取る草刈装置（１）の左右方向の一
   側端部又は両側端部に、この草刈装置（１）とは別に回
   転可能で側端部の草を刈取る刈刃部（２３）を有した回
   転刈刃体（２）を設けてなる草刈機の補助草刈装置。