JPH0437683B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437683B2 JPH0437683B2 JP60178313A JP17831385A JPH0437683B2 JP H0437683 B2 JPH0437683 B2 JP H0437683B2 JP 60178313 A JP60178313 A JP 60178313A JP 17831385 A JP17831385 A JP 17831385A JP H0437683 B2 JPH0437683 B2 JP H0437683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grass
- blower
- passage
- shaft
- grass clippings
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 claims description 92
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 36
- 241001494496 Leersia Species 0.000 claims description 14
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、モアーの集草装置に関するものであ
る。
る。
（従来の技術）
車体の下腹部にモアーを装着し、このモアーで
刈取つた刈草をブロアーによりダクトを経て集草
箱へと集草するようにしたものは、米国特許第
4114353号明細書等において周知である。
刈取つた刈草をブロアーによりダクトを経て集草
箱へと集草するようにしたものは、米国特許第
4114353号明細書等において周知である。
特に上記明細書に記載の集草装置は、モアーデ
ツキの左右一側部に、その刈草放出口に対応して
ブロアーを設け、これをモアーのカツター駆動用
の伝動装置から取出した動力は、ベルト伝動手段
を介して伝達することによつて駆動するようにな
つており、放出口の最も近傍にブロアーがあるた
め、刈草を協力に圧送できる利点があつた。
ツキの左右一側部に、その刈草放出口に対応して
ブロアーを設け、これをモアーのカツター駆動用
の伝動装置から取出した動力は、ベルト伝動手段
を介して伝達することによつて駆動するようにな
つており、放出口の最も近傍にブロアーがあるた
め、刈草を協力に圧送できる利点があつた。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、これでは、ブロアーが縦軸廻り
に回転する形式であるため、次のような欠点があ
つた。即ち、ブロアーのブレードが縦軸廻りに回
転するものであるため、カツターにより刈取られ
て放出される刈草の流れを妨げることがあると共
に、ブロアーケースの外側方への突出量が大にな
る欠点があつた。またブレードの形状が刈草の吸
い込みに適さなく、動力伝達系の配置が好ましく
ない等の問題があつた。
に回転する形式であるため、次のような欠点があ
つた。即ち、ブロアーのブレードが縦軸廻りに回
転するものであるため、カツターにより刈取られ
て放出される刈草の流れを妨げることがあると共
に、ブロアーケースの外側方への突出量が大にな
る欠点があつた。またブレードの形状が刈草の吸
い込みに適さなく、動力伝達系の配置が好ましく
ない等の問題があつた。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためのものであつて、そのための具体的手段とし
て、前部中央が前方に突出した山形状でその前縁
側の上側に刈草通路１１が形成されたモアーデツ
キ９と、このモアーデツキ９に縦軸１２廻り回転
自在に支持されていて草を刈ると共にその刈草を
刈草通路１１へ送給するカツター１０と、モアー
デツキ９の左右一側に刈草通路１１と連通して設
けられていて刈草を集草箱４８へ送るブロアー２
２とを有しており、前記ブロアー２２がモアーデ
ツキ９に固定のブロアーケース２３に横軸２４を
介してブレード２５を有し、ブレード２５が下位
から前位を通つて上位へ回転するときに、刈草通
路１１から刈草を吸込んで遠心方向へ放出するよ
うに構成したモアーの集草装置であつて、 前記ブロアー２２は横軸２４を略左右方向で且
つ平面視においてモアーデツキ９側よりも外端側
が後方となるように傾斜しており、この横軸２４
はモアーデツキ９の刈草通路１１の上面より下方
で且つ前面より後方の刈草送給の略中心部に位置
すると共に、刈草を軸方向から吸込むべく刈草通
路１１の略沿う方向に向いており、 前記ブロアー２２のブレード２５は径内側縁２
５ａが刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４か
ら離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広がり
状に傾斜しており、 前記ブロアーケース２３の後部に横軸２４と平
行な伝動軸３８を支持し、この伝動軸３８と横軸
２４とを連動連結するベルト伝動手段をブロアー
ケース２３の外側面側に配置し、且つ伝動軸３８
とカツター１０の縦軸１２とを軸伝動手段を介し
て伝動連結しているものである。
ためのものであつて、そのための具体的手段とし
て、前部中央が前方に突出した山形状でその前縁
側の上側に刈草通路１１が形成されたモアーデツ
キ９と、このモアーデツキ９に縦軸１２廻り回転
自在に支持されていて草を刈ると共にその刈草を
刈草通路１１へ送給するカツター１０と、モアー
デツキ９の左右一側に刈草通路１１と連通して設
けられていて刈草を集草箱４８へ送るブロアー２
２とを有しており、前記ブロアー２２がモアーデ
ツキ９に固定のブロアーケース２３に横軸２４を
介してブレード２５を有し、ブレード２５が下位
から前位を通つて上位へ回転するときに、刈草通
路１１から刈草を吸込んで遠心方向へ放出するよ
うに構成したモアーの集草装置であつて、 前記ブロアー２２は横軸２４を略左右方向で且
つ平面視においてモアーデツキ９側よりも外端側
が後方となるように傾斜しており、この横軸２４
はモアーデツキ９の刈草通路１１の上面より下方
で且つ前面より後方の刈草送給の略中心部に位置
すると共に、刈草を軸方向から吸込むべく刈草通
路１１の略沿う方向に向いており、 前記ブロアー２２のブレード２５は径内側縁２
５ａが刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４か
ら離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広がり
状に傾斜しており、 前記ブロアーケース２３の後部に横軸２４と平
行な伝動軸３８を支持し、この伝動軸３８と横軸
２４とを連動連結するベルト伝動手段をブロアー
ケース２３の外側面側に配置し、且つ伝動軸３８
とカツター１０の縦軸１２とを軸伝動手段を介し
て伝動連結しているものである。
（作用）
芝生等の刈取り時には、モアー８のカツター１
０がカツター軸１２廻りに回転し、カツター１０
で刈取つた刈草を通路１１に沿つて刈草放出口２
１へと送る。
０がカツター軸１２廻りに回転し、カツター１０
で刈取つた刈草を通路１１に沿つて刈草放出口２
１へと送る。
一方、ブロアー２２のブレード２５が横軸２４
廻りに回転し、放出口２１へと送られて来た刈草
をブロアーケース２３の吸込口２７からブロアー
ケース２３内に吸込み、吐出口４３より吐出し、
ダクト４４，４７を経て集草箱４８へと送込んで
行くのである。
廻りに回転し、放出口２１へと送られて来た刈草
をブロアーケース２３の吸込口２７からブロアー
ケース２３内に吸込み、吐出口４３より吐出し、
ダクト４４，４７を経て集草箱４８へと送込んで
行くのである。
前記ブロアー２２のブレード２５は径内側縁２
５ａが刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４か
ら離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広がり
状に傾斜していて、刈草を引つ掛けることなく円
滑に吸入する。
５ａが刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４か
ら離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広がり
状に傾斜していて、刈草を引つ掛けることなく円
滑に吸入する。
横軸２４の駆動は、中央のカツター１０を駆動
するカツター軸１２から軸伝動手段１９，３９を
介して伝動軸３８に伝達され、この伝動軸３８か
ら横軸２４へベルト伝動手段３６，４０，４１を
介して伝達される。前記伝動軸３８はブロアーケ
ース２３の後部に横軸２４と平行に位置し、横軸
２４は刈草通路１１の略刈草送給方向に向いてい
て、平面視において、内端側より外端側が後方に
位置するように傾斜している。
するカツター軸１２から軸伝動手段１９，３９を
介して伝動軸３８に伝達され、この伝動軸３８か
ら横軸２４へベルト伝動手段３６，４０，４１を
介して伝達される。前記伝動軸３８はブロアーケ
ース２３の後部に横軸２４と平行に位置し、横軸
２４は刈草通路１１の略刈草送給方向に向いてい
て、平面視において、内端側より外端側が後方に
位置するように傾斜している。
（実施例）
以下、図示の実施例について本発明を詳述する
と、第５図において、１は車体で、前輪２及び後
輪３を有する。４はボンネツト、５はハンドル、
６はステツプ、７は座席である。８は車体１の下
方に位置れたモアーで、前後輪２，３間で車体１
に昇降自在に装着されており、次のように構成さ
れている。
と、第５図において、１は車体で、前輪２及び後
輪３を有する。４はボンネツト、５はハンドル、
６はステツプ、７は座席である。８は車体１の下
方に位置れたモアーで、前後輪２，３間で車体１
に昇降自在に装着されており、次のように構成さ
れている。
即ち、モアー８は第１図乃至第３図に示すよう
にモアーデツキ９に、中央及びその両側に位置す
るようにカツター１０を配置して成る。モアーデ
ツキ９は前部中央が前方に突出する山形状であつ
て、その前縁側に、第４図の如く上方に突出する
刈草通路１１が設けられている。
にモアーデツキ９に、中央及びその両側に位置す
るようにカツター１０を配置して成る。モアーデ
ツキ９は前部中央が前方に突出する山形状であつ
て、その前縁側に、第４図の如く上方に突出する
刈草通路１１が設けられている。
各カツター１０は縦方向のカツター軸１２を介
してモアーデツキ９に対して回転自在に支持され
ており、プーリー１３及びベルト１４を介して、
モアーデツキ９中央のカツター軸１２により回転
駆動される。中央のカツター軸１２は第４図のよ
うに伝動ケース１５に挿支され、その伝動ケース
１５内でベベルギヤー１６，１７を介して入力軸
１８に連動連結される。
してモアーデツキ９に対して回転自在に支持され
ており、プーリー１３及びベルト１４を介して、
モアーデツキ９中央のカツター軸１２により回転
駆動される。中央のカツター軸１２は第４図のよ
うに伝動ケース１５に挿支され、その伝動ケース
１５内でベベルギヤー１６，１７を介して入力軸
１８に連動連結される。
入力軸１８は図外のジヨイントを介して、車体
１前部のフロントPTO軸に連動連結されている。
伝動ケース１５は後側方に突出するPTO軸１９
を有し、これはベベルギヤー２０を介してベベル
ギヤー１６に連動する。
１前部のフロントPTO軸に連動連結されている。
伝動ケース１５は後側方に突出するPTO軸１９
を有し、これはベベルギヤー２０を介してベベル
ギヤー１６に連動する。
刈草通路１１はカツター１０により刈取られ且
つ起風部１０ａによつて発生する風により持上げ
られた刈草を、モアーデツキ９の左右一側方の刈
草放出口２１に送るためのものであり、その刈草
放出口２１に対向して横軸回転式で、多翼遠心形
で且つ片吸込式片持ち形のブロアー２２が設けら
れている。刈草は刈草通路１１の前面及び上面に
略沿つて送給されるので、前面より若干後方で上
面より若干下方が刈草送給の略中心部になつてい
る。
つ起風部１０ａによつて発生する風により持上げ
られた刈草を、モアーデツキ９の左右一側方の刈
草放出口２１に送るためのものであり、その刈草
放出口２１に対向して横軸回転式で、多翼遠心形
で且つ片吸込式片持ち形のブロアー２２が設けら
れている。刈草は刈草通路１１の前面及び上面に
略沿つて送給されるので、前面より若干後方で上
面より若干下方が刈草送給の略中心部になつてい
る。
ブロアー２２は側面視略円形状のブロアケース
２３と、このケース２３内で横軸２４により支持
されたブレード２５とを有する。横軸２４が略左
右方向で且つ平面視において横軸２４の外端側が
後方となるように傾斜して設けられている。従つ
て、ケース２３も傾斜していて、その後部は前部
よりも内側に位置している。
２３と、このケース２３内で横軸２４により支持
されたブレード２５とを有する。横軸２４が略左
右方向で且つ平面視において横軸２４の外端側が
後方となるように傾斜して設けられている。従つ
て、ケース２３も傾斜していて、その後部は前部
よりも内側に位置している。
ケース２３は内側板２６の下部側に、刈草放出
口２１刈草通路１１の一側端と連通するように吸
込口２７が設けられており、また内側板２６には
その吸込口２７を取囲む断面逆Ｕ字状の案内板２
８が放出口２１側に突出して取付けられている。
そして、その案内板２８の前後壁部に２８ａ，２
８ｂは放出口２１の前後壁部に内側から接当さ
れ、また天壁部２８ｃは放出口２１の天壁部に上
側から接当されている。ケース２３の内側板２６
には前後一対の支持ブラケツト２９，３０を介し
て前後方向の取付フレーム３１が設けられ、その
取付フレーム３１が４本のボルト３２によりモア
ーデツキ９に着脱自在に取付けられている。
口２１刈草通路１１の一側端と連通するように吸
込口２７が設けられており、また内側板２６には
その吸込口２７を取囲む断面逆Ｕ字状の案内板２
８が放出口２１側に突出して取付けられている。
そして、その案内板２８の前後壁部に２８ａ，２
８ｂは放出口２１の前後壁部に内側から接当さ
れ、また天壁部２８ｃは放出口２１の天壁部に上
側から接当されている。ケース２３の内側板２６
には前後一対の支持ブラケツト２９，３０を介し
て前後方向の取付フレーム３１が設けられ、その
取付フレーム３１が４本のボルト３２によりモア
ーデツキ９に着脱自在に取付けられている。
ブレード２５はフランジ部３３に設けられてお
り、フランジ部３３は横軸２４に取付けられてい
る。ブレード２５は第１図に示すように、横軸２
４より刈草通路１１側に突出している径内側縁２
５ａが、刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４
から離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広が
り状に傾斜しており、刈草通路１１側の縁に送給
されてきた刈草が引つ掛からず、その総てを吸入
できるようになつている。
り、フランジ部３３は横軸２４に取付けられてい
る。ブレード２５は第１図に示すように、横軸２
４より刈草通路１１側に突出している径内側縁２
５ａが、刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４
から離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広が
り状に傾斜しており、刈草通路１１側の縁に送給
されてきた刈草が引つ掛からず、その総てを吸入
できるようになつている。
横軸２４は軸受ケース３４を介してケース２３
の外側板３５により回転自在に支持され、その横
軸２４はブレード２５を下位から前位を通つて上
位へ移動するように回転していて、ブレード２５
の回転によつて刈草をブロアー２２の中心部から
軸方向に吸込んで遠心方向へ放出する。この横軸
２４は第１，３図から明らかなように、刈草通路
１１の上面より若干下方で且つ前面より若干後方
に位置し、刈草送給の略中心部に対応して配置さ
れると共に、刈草通路１１に略沿う方向に向いて
いる。
の外側板３５により回転自在に支持され、その横
軸２４はブレード２５を下位から前位を通つて上
位へ移動するように回転していて、ブレード２５
の回転によつて刈草をブロアー２２の中心部から
軸方向に吸込んで遠心方向へ放出する。この横軸
２４は第１，３図から明らかなように、刈草通路
１１の上面より若干下方で且つ前面より若干後方
に位置し、刈草送給の略中心部に対応して配置さ
れると共に、刈草通路１１に略沿う方向に向いて
いる。
前記横軸２４の外端にプーリー３６が設けられ
ている。ケース２３の後部側には軸受ケース３７
を介して伝動軸３８が横軸２４と平行に軸架さ
れ、その伝動軸３８は自在ジヨイント３９を介し
てPTO軸１９に連動連結されている。また伝動
軸３８はケース２３の外側面側に配置されたプー
リー４０、ベルト４１を介してプーリー３６に連
動連結されている。なおベルト４１にはテンシヨ
ンプーリー４２が弾接されている。前記プーリー
３６，４０、伝動軸３８、ベルト４１等によりベ
ルト伝動手段が構成され、前記PTO軸１９、伝
動軸３８、自在ジヨイント３９等により軸伝動手
段が構成されている。
ている。ケース２３の後部側には軸受ケース３７
を介して伝動軸３８が横軸２４と平行に軸架さ
れ、その伝動軸３８は自在ジヨイント３９を介し
てPTO軸１９に連動連結されている。また伝動
軸３８はケース２３の外側面側に配置されたプー
リー４０、ベルト４１を介してプーリー３６に連
動連結されている。なおベルト４１にはテンシヨ
ンプーリー４２が弾接されている。前記プーリー
３６，４０、伝動軸３８、ベルト４１等によりベ
ルト伝動手段が構成され、前記PTO軸１９、伝
動軸３８、自在ジヨイント３９等により軸伝動手
段が構成されている。
ケース２３の上部側には後上方約45°程度に傾
斜して接線方向に吹出口４３が設けられ、その吹
出口４３に直線状のダクト４４が取付けられてい
る。ダクト４４の上端には球接手部４５及びピン
４６を介して揺動自在に投入ダクト４７が連結さ
れている。投入ダクト４７は放物線を描くように
円弧状に形成されており、またこの投入ダクト４
７は集草箱４８の開口部４９に遊嵌状に挿入さ
れ、且つゴム板５０を介して誘動自在に集草箱４
８に支持されている。なお、５１はゲージ輪、５
３はリミツトゲージ輪である。
斜して接線方向に吹出口４３が設けられ、その吹
出口４３に直線状のダクト４４が取付けられてい
る。ダクト４４の上端には球接手部４５及びピン
４６を介して揺動自在に投入ダクト４７が連結さ
れている。投入ダクト４７は放物線を描くように
円弧状に形成されており、またこの投入ダクト４
７は集草箱４８の開口部４９に遊嵌状に挿入さ
れ、且つゴム板５０を介して誘動自在に集草箱４
８に支持されている。なお、５１はゲージ輪、５
３はリミツトゲージ輪である。
上記構成において、芝生等の刈取り作業に際し
ては、モアー８の各カツター１０をカツター軸１
２廻りに矢印ａ方向に回転させ、そのカツター１
０により芝生等の草を刈取ると共に、カツター１
０の起風部１０ａによつて発生する風により刈草
を持上げ、通路１１に沿つて刈草放出口２１へと
順次矢印ｂ方向へと送つて行く。
ては、モアー８の各カツター１０をカツター軸１
２廻りに矢印ａ方向に回転させ、そのカツター１
０により芝生等の草を刈取ると共に、カツター１
０の起風部１０ａによつて発生する風により刈草
を持上げ、通路１１に沿つて刈草放出口２１へと
順次矢印ｂ方向へと送つて行く。
一方、ギヤケース１５のPTO軸１９からジヨ
イント３９、伝動軸３８、プーリー４０，３６、
ベルト４１等を介して、ブロアー２２のブレード
２５が横軸２４廻りに矢印ｃ方向に回転駆動され
るので、刈取り時には同時にブロアー２２が作動
し、刈草を吸込んでダクト４４，４７を経て集草
箱４８へと強制的に送り込む。
イント３９、伝動軸３８、プーリー４０，３６、
ベルト４１等を介して、ブロアー２２のブレード
２５が横軸２４廻りに矢印ｃ方向に回転駆動され
るので、刈取り時には同時にブロアー２２が作動
し、刈草を吸込んでダクト４４，４７を経て集草
箱４８へと強制的に送り込む。
即ち、ブレード２５が回転すると、通路１１の
放出口２１側へと送られてきた刈草は、吸込口２
７からケース２３内に吸込まれ、ケース２３内周
面に沿つて回転しながら吐出口４３へと吐出さ
れ、ダクト４４，４７を経て集草箱４８へと送込
まれて行くのである。従つて、刈取りと同時に集
草ができる。
放出口２１側へと送られてきた刈草は、吸込口２
７からケース２３内に吸込まれ、ケース２３内周
面に沿つて回転しながら吐出口４３へと吐出さ
れ、ダクト４４，４７を経て集草箱４８へと送込
まれて行くのである。従つて、刈取りと同時に集
草ができる。
ブロアー２２は横軸式であり、通路１１から送
られて来る刈草を横軸に沿つて吸込むため、放出
口２１での刈草のたまり等がなく、ブレード２５
の径内側縁２５ａが広がり傾斜していて、刈草通
路１１側の縁に刈草が引つ掛かることがなく、刈
草の流れが円滑である。また軸方向に吸込んだ刈
草を吐出口４３から接線方向に吐出するので、吐
出口４３の方向性に制約を受けることがなく、ダ
クト４４，４７を集草箱４８の位置に合わせて傾
斜状に於ける等が可能であり、刈草の流れやすい
設計が可能である。
られて来る刈草を横軸に沿つて吸込むため、放出
口２１での刈草のたまり等がなく、ブレード２５
の径内側縁２５ａが広がり傾斜していて、刈草通
路１１側の縁に刈草が引つ掛かることがなく、刈
草の流れが円滑である。また軸方向に吸込んだ刈
草を吐出口４３から接線方向に吐出するので、吐
出口４３の方向性に制約を受けることがなく、ダ
クト４４，４７を集草箱４８の位置に合わせて傾
斜状に於ける等が可能であり、刈草の流れやすい
設計が可能である。
ブロアー２２は軸方向の寸法は小さくて良く、
従つて、横軸式とすることにより、左右方向の外
方への突出量が小さくなり、障害物の近傍等での
刈取作業も可能であつて、際刈りができるため、
刈取不能な範囲は極めて少なくする。
従つて、横軸式とすることにより、左右方向の外
方への突出量が小さくなり、障害物の近傍等での
刈取作業も可能であつて、際刈りができるため、
刈取不能な範囲は極めて少なくする。
作業に従つて車体１が走行すると、モアー８と
共にブロアー２２も地面に追従して上下動する。
この時、ケース２３の下側が円形状であるから、
隆起部分でも土を削取ることがなく、追従性が良
好になる、ブロアー２２が上下動すると、これに
支持されたダクト４４も上下動するが、ドクト４
７とは球接手部４５及びピン４６を介して連結さ
れてから、ピン４６廻りに両ダクト４４，４７が
屈折し、またダクト４７はゴム板５０を介して集
草箱４８に支持されており摺動自在であるので、
ブロアー２２の上下動を妨げることはない。ダク
ト４７は放物線形状に弯曲形成しておけば、刈草
の流れが非常に円滑になる。
共にブロアー２２も地面に追従して上下動する。
この時、ケース２３の下側が円形状であるから、
隆起部分でも土を削取ることがなく、追従性が良
好になる、ブロアー２２が上下動すると、これに
支持されたダクト４４も上下動するが、ドクト４
７とは球接手部４５及びピン４６を介して連結さ
れてから、ピン４６廻りに両ダクト４４，４７が
屈折し、またダクト４７はゴム板５０を介して集
草箱４８に支持されており摺動自在であるので、
ブロアー２２の上下動を妨げることはない。ダク
ト４７は放物線形状に弯曲形成しておけば、刈草
の流れが非常に円滑になる。
（発明の効果）
以上詳述した本発明によれば、モアーデツキの
一側にブロアーが配置され、モアーデツキの前縁
が山形状になつていて、ブロアーに吸込まれる刈
草の通路が後側方へ傾斜していても、ブロアーの
横軸は刈草通路に略沿う方向に向いているので、
刈草は曲り抵抗を受けることなくブロアーに円滑
に吸入でき、しかも、この横軸は刈草通路の上面
より下方で且つ前面より後方の刈草送給の略中心
部に位置するので、刈草吸込み効率が極めて良
く、更に、ブロアーは刈草通路を通つてくる刈草
を回転中心で軸方向から吸込んで遠心方向へ放出
するので、ブレードが刈草送給風を乱したり、吸
込みを妨害することがなく、送られてきた刈草を
極めて円滑に放出でき、更にまた、ブレードは径
内側縁が刈草通路側にいくに従つて横軸から離れ
て刈草通路の前面に近ずくべく広がり状に傾斜し
てので、刈草通路側の縁で刈草を引つ掛けること
なく円滑に吸入できる。また、カツターの縦軸か
ら横軸へ動力を伝達する伝動軸及びベルト伝動手
段をブロアーケースの周囲にコンパクトに配置で
き、縦軸から伝動軸への動力伝達も軸伝動手段を
介して簡単且つ円滑に行うことができる。
一側にブロアーが配置され、モアーデツキの前縁
が山形状になつていて、ブロアーに吸込まれる刈
草の通路が後側方へ傾斜していても、ブロアーの
横軸は刈草通路に略沿う方向に向いているので、
刈草は曲り抵抗を受けることなくブロアーに円滑
に吸入でき、しかも、この横軸は刈草通路の上面
より下方で且つ前面より後方の刈草送給の略中心
部に位置するので、刈草吸込み効率が極めて良
く、更に、ブロアーは刈草通路を通つてくる刈草
を回転中心で軸方向から吸込んで遠心方向へ放出
するので、ブレードが刈草送給風を乱したり、吸
込みを妨害することがなく、送られてきた刈草を
極めて円滑に放出でき、更にまた、ブレードは径
内側縁が刈草通路側にいくに従つて横軸から離れ
て刈草通路の前面に近ずくべく広がり状に傾斜し
てので、刈草通路側の縁で刈草を引つ掛けること
なく円滑に吸入できる。また、カツターの縦軸か
ら横軸へ動力を伝達する伝動軸及びベルト伝動手
段をブロアーケースの周囲にコンパクトに配置で
き、縦軸から伝動軸への動力伝達も軸伝動手段を
介して簡単且つ円滑に行うことができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は一部
破断平面図、第２図は要部の平面図、第３図は一
部破断背面図、第４図は動力系の構成図、第５図
は全体の側面図である。 １……車体、８……モアー、９……モアーデツ
キ、１０……カツター、１１……刈草通路、２１
……刈草放出口、２２……ブロアー、２３……ケ
ース、２４……横軸、２５……ブレード、４４…
…ダクト、４８……集草箱。
破断平面図、第２図は要部の平面図、第３図は一
部破断背面図、第４図は動力系の構成図、第５図
は全体の側面図である。 １……車体、８……モアー、９……モアーデツ
キ、１０……カツター、１１……刈草通路、２１
……刈草放出口、２２……ブロアー、２３……ケ
ース、２４……横軸、２５……ブレード、４４…
…ダクト、４８……集草箱。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 前部中央が前方に突出した山形状でその前縁
側の上側に刈草通路１１が形成されたモアーデツ
キ９と、このモアーデツキ９に縦軸１２廻り回転
自在に支持されていて草を刈ると共にその刈草を
刈草通路１１へ送給するカツター１０と、モアー
デツキ９の左右一側に刈草通路１１と連通して設
けられていて刈草を集草箱４８へ送るブロアー２
２とを有しており、前記ブロアー２２がモアーデ
ツキ９に固定のブロアーケース２３に横軸２４を
介してブレード２５を有し、ブレード２５が下位
から前位を通つて上位へ回転するときに、刈草通
路１１から刈草を吸込んで遠心方向へ放出するよ
うに構成したモアーの集草装置であつて、前記ブ
ロアー２２は横軸２４を略左右方向で且つ平面視
においてモアーデツキ９側よりも外端側が後方と
なるように傾斜しており、この横軸２４はモアー
デツキ９の刈草通路１１の上面より下方で且つ前
面より後方の刈草送給の略中心部に位置すると共
に、刈草を軸方向から吸込むべく刈草通路１１に
略沿う方向に向いており、 前記ブロアー２２のブレード２５は径内側縁２
５ａが刈草通路１１側にいくに従つて横軸２４か
ら離れて刈草通路１１の前面に近ずくべく広がり
状に傾斜しており、 前記ブロアケース２３の後部に横軸２４と平行
な伝動軸３８を支持し、この伝動軸３８と横軸２
４とを連動連結するベルト伝動手段をブロアーケ
ース２３の外側面側に配置し、且つ伝動軸３８と
カツター１０の縦軸１２とを軸伝動手段を介して
伝動連結していることを特徴とするモアーの集草
装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60178313A JPS6240219A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | モア−の集草装置 |
| CA000513408A CA1287220C (en) | 1985-08-13 | 1986-07-09 | Terrain traversing apparatus having means for transferring grass clippings to collection box |
| GB8616739A GB2178936B (en) | 1985-08-13 | 1986-07-09 | Terrain traversing apparatus having means for transferring grass clippings to collection box |
| US06/889,364 US5062258A (en) | 1985-08-13 | 1986-07-25 | Terrain traversing apparatus having means for transferring grass clippings to collection box |
| FR868611305A FR2586160B1 (fr) | 1985-08-13 | 1986-08-05 | Appareil destine a parcourir un terrain comportant des moyens de transfert d'herbe coupee a un recipient collecteur |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60178313A JPS6240219A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | モア−の集草装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6240219A JPS6240219A (ja) | 1987-02-21 |
| JPH0437683B2 true JPH0437683B2 (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=16046292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60178313A Granted JPS6240219A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | モア−の集草装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6240219A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0513144Y2 (ja) * | 1987-08-06 | 1993-04-07 | ||
| JPH052050Y2 (ja) * | 1987-12-10 | 1993-01-19 | ||
| JPH0822178B2 (ja) * | 1988-01-29 | 1996-03-06 | 井関農機株式会社 | 刈取装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3906709A (en) * | 1974-01-21 | 1975-09-23 | Case Co J I | Rotary mower |
| US3925968A (en) * | 1974-03-04 | 1975-12-16 | Deere & Co | Power lawn mower and mulcher-bagger combination |
| US4104852A (en) * | 1976-11-08 | 1978-08-08 | Tackett Deforest | Lawn clipping vacuum collector |
| US4114353A (en) * | 1975-02-24 | 1978-09-19 | Heilman Enterprises, Inc. | Terrain traversing device having impeller means for propelling grass clippings and leaves into a receptacle |
| JPS6041412A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-03-05 | デイ−ア・アンド・カンパニ− | 刈取芝収集装置 |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP60178313A patent/JPS6240219A/ja active Granted
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3906709A (en) * | 1974-01-21 | 1975-09-23 | Case Co J I | Rotary mower |
| US3925968A (en) * | 1974-03-04 | 1975-12-16 | Deere & Co | Power lawn mower and mulcher-bagger combination |
| US4114353A (en) * | 1975-02-24 | 1978-09-19 | Heilman Enterprises, Inc. | Terrain traversing device having impeller means for propelling grass clippings and leaves into a receptacle |
| US4104852A (en) * | 1976-11-08 | 1978-08-08 | Tackett Deforest | Lawn clipping vacuum collector |
| JPS6041412A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-03-05 | デイ−ア・アンド・カンパニ− | 刈取芝収集装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6240219A (ja) | 1987-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |