JPH048215A - 草刈機における帯刃外れ防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、草刈機における帯刀外れ防止装置に関する
ものであって、農道や畦畝等の草刈りに利用できるもの
である。

〔従来技術〕

従来のこの種の帯刀式の草刈機は、例えば、実開昭６１
−９５２２７号公報に示されているように、帯刀を南側
の回転体に巻回した構成であった。

この構成によると、刈刃の構成と、これに付随する伝動
装置の構成が簡単にはなるが、安全性に関し問題があっ
た。

すなわち、帯刃は、刈取に伴う衝撃により両プーリーか
ら離脱することがあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

この発明の如く刈取装置を、特殊な素材を用いて帯状の
刃縁に構成してベルトのように駆動プーリーと縦動プー
リーとに巻回した構成にすると、刈刃そのものの構成が
簡単となるばかりでなく、これに付随する駆動装置まで
もが簡単となり、全体として安価に製作できる利点があ
る。

しかし、この帯刃は、駆動プーリーと縦動プーリーとに
巻回した状態で駆動しなから刈取作業を行っていると、
刈取に伴う衝撃を受けたり１石、木、竹などに衝突して
衝撃を受けて前記プーリーからは外れて飛び出す場合が
あった。

上述の現象は、帯刃が刃物であるだけにきわめて危険で
安全対策が要求されていた。

〔課題、を解決するための手段〕

この発明は、上述した課題を解決するために。

次の如き技術的手段を講する。すなわち、走行装置１と
操作ハンドル２とを有する機体３に原動機４を搭載し、
該原動機４から伝動される駆動軸９を前方に延長させて
駆動プーリー１１を軸着して設け、該駆動プーリー１１
から一定の間隔を隔てた側方に縦動プーリー１３を支持
腕１２によって軸受支持させて設け、該縦動プーリー１
３と前記駆動プーリー１１とに帯刃１４を巻回して設け
、該帯刃１４を前記駆動プーリー１１と縦動プーリー１
３から離脱しないようにその帯刃１４の外側から案内部
材２１で押圧させてなる草刈機における帯刃外れ防止装
置である。

〔作用・効果〕

原動機４を始動して、機体の回転各部を駆動すると、帯
刃１４は、駆動プーリー１１によって駆動されて矢印の
方向に回転する。

このように、帯刃１４を駆動しておいて、走行装置１を
回転させて機体３を前進すれば、畦の雑草は、駆動され
ている帯刃１４によって刈り取られ空間部分から後方に
排畠される。

以上のような作業中において、帯刃１４は、石や木など
に衝突した衝撃で駆動プーリー１１、あるいは、縦動プ
ーリー１３から外れようとするが、その時、ローラーか
らなっている案内部材２１によって押さえられて外れる
ことがない。

なお、帯刃１４と各プーリー１１．１３及び案内部材２
１との関連構成は、第２図、第３図、第４図、第５図に
示す各実施例がある。

いづれの構成も、帯刃１４は、確実に外れを未然に防止
される効果を有するものである。

〔実施例〕

つぎに、図面に基づいて構成を説明する。

機体３は、走行装Ｎ１と操作ハンドル２とを設け、原動
機４を搭載して構成している。

２０はミッションケースを示し、原動機４の回転動力を
走行装置１（車輪）と原動軸５に分配伝動できる構成と
している。

伝動筒６は、上記原動軸５を内装し、基部を機体３のミ
ッションケース２０に固定し、前方に延長して伝動ケー
ス８を取り付けて構成している。

そして、伝動ケース８は、前記原動軸５に連結した伝動
装ｗ７を内装しており、更に前方に延長した支持筒１０
に内装した駆動軸９を伝動できる構成としている。

そして、支持筒１０は、伝導ケース８に取り付けた固定
筒１５と、これに回転自由に嵌合した調節筒１６とから
構成としている。

支持腕１２は、その基部を前記支持筒１０に取り付けて
伝動ケース８の突出側とは反対側に長く延長して先端部
分に縦動プーリー１３を軸受している。

つぎに、帯刃１４は、特殊な金属を素材としてベルト状
の刃を構成し、エンドレスとして前記駆動プーリー１１
と縦動プーリー１３とに巻回して構成している。

そして、案内部材２１は、第２図および第３図に示すよ
うに、駆動プーリー１１と縦動プーリー１３との上方か
らローラー２２をばね２３によって張圧して帯刃１４を
押圧できる構成としている。

つぎに、第４図には、ローラー２２を駆動プーリー１１
側のみ下方にセットする構成としている。

第５図に示す実施例の構成は、ローラー２２を両プーリ
ー１１．１３とも下方に装置した例である。

そして、第６図と第７図に示す実施例は、ローラー２２
および２２′を支持腕１２の中間部分に上下に装置して
その両者で帯刃１４を挾持する構成としている。

以上のごとく構成して、原動機４を始動すると。

回転動力は、ミッションケース２０に達して走行装ｗ１
と原動軸５との分配伝動される。そして、帯刃１４は、
前記原動軸５から伝動装置１７．　駆動軸９．１！動プ
ーリー１１を介して矢印の方向に駆動される。

このように各部を駆動して機体を前進すれば、雑草は、
帯刃１４によって刈り取られる。

そのとき、帯刃１４は、ばね２３によって張圧されてい
るローラー２２に案内されて回転しているから、両プー
リー１１．１３から外れることなく確実に刈取作用がで
きるものである。

特に、帯刃１４は、刈取作用にともなって石や木に衝突
してショックを受けてもローラー２２によって外れるこ
とがないものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであって、第１図は
平面図、第２図は第１実施例の正面図、第３図はその支
持構成を示す側断面図、第４図は第２実施例を示す正面
図、第５図は第３実施例を示す正面図、第６図は第４実
施例を示す正面図、第７図はその支持構成を示す側断面
図である。 ７・・・伝動装置　　　　　８・・・伝動ケース９・・
・駆動軸　　　　　　１０・・・支持筒１１・・駆動プ
ーリー　　１２・・・支持腕１３・・・縦動プーリー　
　１４・・・帯刃１５・・・固定筒　　　　　１６・・
・調節筒２０・・・ミッションケース２１・・・案内部
材２２・・・ローラー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）走行装置１と操作ハンドル２とを有する機体３に
   原動機４を搭載し、該原動機４から伝動される駆動軸９
   を前方に延長させて駆動プーリー１１を軸着して設け、
   該駆動プーリー１１から一定の間隔を隔てた側方に縦動
   プーリー１３を支持腕１２によって軸受支持させて設け
   、該縦動プーリー１３と前記駆動プーリー１１とに帯刃
   １４を巻回して設け、該帯刃１４を前記駆動プーリー１
   １と縦動プーリー１３から離脱しないようにその帯刃１
   ４の外側から案内部材２１で押圧させてなる草刈機にお
   ける帯刃外れ防止装置