JPS62293869A - フアクシミリ読取制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ファクシミリ送受信機等における読取制御装
置に間する。

（従来の技術） ファクシミリ通信において、原稿長が短い原稿を多数枚
相手に送ると、受信機側では短い受信記録紙が氾濫し、
整理しにくくなることがあった。

このような不都合を避けるための１つの方法として、フ
ァクシミリの送信機側で原稿の送信に際して短い原稿を
複数枚ずつをまとめて複写機で１枚に複写し、その複写
したものを送信することが行われていた。しかし、この
方法では、送信する前に一々複写機で複写をするという
余分の手間を必要とし、これはオペレータにとってわず
られしい作業であった。

また、送信機側で原稿の送信に際して予備処理をする他
の方法として複数の短い原稿をキャリアシートに挟むこ
とにより所定の送信に適した太きさにする方法があるが
、このキャリアシートに挟む作業もまた操作者にはわず
られしいものであった。

複数枚の短い原稿を受信機側で処理することも行われて
おり、その１つは規定の原稿枚数を受信するごとに受信
記録紙をカットするようにしたものであるが、送信機に
セットされる原稿長さによりカットされる受信記録紙の
長さが変わるという難点があった。

また、受信機側での処理の他の方法としては、最終ペー
ジを受信したときに受信記録紙をカットすることも考え
られるが、すべての原稿で１ページとなリファイリング
には不便であるという問題がある。

（発明が解決しようとする問題点） このように、従来の技術では原稿長の短い原稿の送受信
における整理のわずられしさを解決するには至っていな
かった。

本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するこ
とを目的とするものである。

即ち、本発明は、送信すべき原稿の１ページ（以下、原
稿ページという）が送信の所定の大きさの１ページ（以
下、送信ページという）に満たない短いものであり、こ
れを複数枚送信する場合に、送信機側のオペレータに大
きな負担をかけることなく複数の原稿ページを送信ペー
ジにまとめて送信できるようにし、受信機側では受信記
録紙の長さの差の少ない形で受信できるようにし、ファ
イリングを容易にすることを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明は、システム全体の
制御を行うシステム制御手段と、原稿ページを何ページ
つづりで送信ページの１ページとするかと゛いうつづり
ページ指定情報を入力するページ指定入力手段と、入力
されたつづりページ指定情報をシステム制御手段の指示
により表示するページ指定表示手段と、原稿ページの１
ページ読取り終了毎に原稿ページ検出情報を出力する原
稿検出手段と、その原稿検出手段の出力する原稿ページ
検出情報をカウントするとともに、各カウント毎につづ
りページ指定情報と比較し、その比較の結果一致したと
きに送信ページの１ペ一ジ分が読取られたことを表す１
ページ終了情報をシステム制御手段に出力するページカ
ウンタ手段とを備えたことを特徴とするものである。

（作用） オペレータがつづりページの数Ｎをページ指定入力手段
に入力すると、ページ指定入力手段はつづりページの数
Ｎをシステム制御手段へ伝える。

原稿検出手段は読取位置に原稿があるか否かを検出する
ことによりセットした原稿の１ページの読取終了を検知
してページカウンタ手段へ知らせる。

ページカウンタ手段は送出した原稿ページのカウントを
行い、１ページカウントする毎に、つづりページ情報Ｎ
とカウント数との比較を行い、一致したとき１ページ終
了情報をシステム制御手段に送る。システム制御手段は
１ページ終了情報を受は取るとページ終了信号を送出し
、送信ページの２ページ目の送出を１ページ目と同様に
行う。このようにして、原稿の送信を原稿ページの指定
した数をつづって送信ページの１ページとしながら行い
、送信すべき原稿が無くなったとき、回線の接続を切断
し送信を終了する。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。本実
施例は、システム全体の制御を行うシステム制御部ｌと
、送信すべき短い原稿ページを何ページつづりで送信ペ
ージの１ページとするかというつづりページ指定情報を
入力するページ指定入力部２と、ページ指定入力部２に
よって入力されたつづりページ指定情報をシステム制御
部１の指示により表示するページ指定表示部３と、原稿
読取部の読取位置に原稿があるか否かを検出し、原稿ペ
ージの１ページ読取り終了毎に原稿ページ検出情報を出
力する原稿検出部５と、その原稿検出部５の出力する原
稿ページ検出情報をカウントするとともに、各カウント
毎につづりページ指定情報と比較し、その比較の結果一
致したときに送信ページの１ペ一ジ分が読取られたこと
を表す１ページ終了情報をシステム制御部ｌに出力する
ページカウンタ部４とから構成されている。

第２図は第１図に示す実施例の動作を説明するための動
作フロー図である。

ファクシミリの原稿読取部に原稿がセットされると、シ
ステム制御部ｌはページ指定表示部３に、原稿ページの
何枚をつづって送信ページの１ページとするかを入力す
るようオペレータに知らせるガイダンスを表示する。オ
ペレータがつづりページの数Ｎをページ指定入力部２に
入力すると、ページ指定入力部２はその入力されたつづ
りページ情報であるつづりページの数Ｎをシステム制御
部１へ伝える。システム制御部ｌは、原稿の読取が開始
される前につづりページの数Ｎをページカウンタ部４の
比較部にセットするとともにカウンタの内容をリセット
する（Ｍ←０）０次ぎに発呼を行い回線を接続すると、
原稿送信のため原稿スキャンを開始する。原稿検出部５
は読取位置に原稿があるか否かを検出することによりセ
ットした原稿の１ページの読取終了を検知してページカ
ウンタ部４へ知らせる。ページカウンタ部４は原稿検出
部５からの原稿ページの１ページ送出終了を示す信号に
よりカウンタをインクリメントする。即ち、送出した原
稿ページのカウントを行う（Ｍ←Ｍ＋１）、そして、１
ページカウントする毎に、セットされたつづりページ情
報Ｎと比較を行い、一致したとき（Ｎ＝Ｍ）に、送信１
ページのつづりが終了したことを示す１ページ終了情報
をシステム制御部ｌに送る。システム制御部ｌは１ペー
ジ終了情報を受は取るとページ終了信号を送出し、送信
ページの２ページ目の送出を１ページ目と同様に行う。

このようにして、原稿の送信を原稿ページの指定した数
をつづって送信ページの１ページとしながら行い、送信
すべき原稿が無くなったとき、回線の接続を切断し送信
を終了する。

本実施例によれば、短い原稿の場合に原稿の何ページを
送信１ページとするかをオペレータがページ指定入力部
２で指定するだけで自動的に適切な枚数の原稿をまとめ
て送信の１ページとして受信機側へ送出するので、送信
機側でのオペレータの負担は殆ど増加することがない。

また、受信側では、送られて来る送信ページの大きさに
極端な違いがなく、受信原稿の記録紙の長さが大体一定
したものとなるためファイルの整理が極めて容易になる
。

なお、原稿ページと原稿ページのつなぎめは、ＡＤＦお
よび手ざしで行う場合には、余分な白画　像が入ってし
まうが、メモリを用いてこのつなぎめを０とすることが
できる。

（発明の効果） 以上に詳述したように、本発明によれば、短い原稿を複
数枚送信する場合に、送信機側で何ページをまとめて送
信１ページとするかをオペレータが指定するだけで、そ
の指定した情報に従って送出した原稿ページをカウンタ
で数えて送信１ページにまとめながら自動的に送信する
よう構成されているので、送信機側であらかじめ複数枚
の原稿をまとめて１枚に複写したり、キャリアシートに
はさんだりする手間を必要とせず、オペレータの負担を
軽減することができる。また、受信側て出力する記録紙
の１ページのサイズが、受信側に特別の装置を付加しな
くとも、はぼ同じとなるので、受信したファイルの整理
が大変し易くなるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の実施例の動作を説明するための動作フロー図である
。 ｌ・・・システム制御部、２・・・ページ指定入力部、
３・・・ページ指定表示部、４・・・ページカウンタ部
、５・・・原稿検出部。 特許出願人　　株式会社　リ　コー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 システム全体の制御を行うシステム制御手段と、原稿ペ
   ージを何ページつづりで送信ページの１ページとするか
   というつづりページ指定情報を入力するページ指定入力
   手段と、 入力されたつづりページ指定情報を、システム制御部の
   指示により表示するページ指定表示手段と、 原稿ページの１ページ読取り終了毎に原稿ページ検出情
   報を出力する原稿検出手段と、 その原稿検出手段の出力する原稿ページ検出情報をカウ
   ントするとともに、各カウント毎につづりページ指定情
   報と比較し、その比較の結果一致したときに送信ページ
   の１ページ分が読取られたことを表す１ページ終了情報
   をシステム制御手段に出力するページカウンタ手段と を備えたことを特徴とするファクシミリ読取制御装置。