JPS62286773A - 熱プリンタのプラテン機構 - Google Patents

熱プリンタのプラテン機構

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JPS62286773A
JPS62286773A JP61130129A JP13012986A JPS62286773A JP S62286773 A JPS62286773 A JP S62286773A JP 61130129 A JP61130129 A JP 61130129A JP 13012986 A JP13012986 A JP 13012986A JP S62286773 A JPS62286773 A JP S62286773A
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platen
contact
point
support plate
thermal head
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Application number
JP61130129A
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English (en)
Inventor
Masabumi Suzaki
正文 須崎
Katsumasa Mikami
克雅 三上
Ryoichi Kobayashi
良一 小林
Fumio Takahagi
高萩 文雄
Yosuke Nagano
洋介 永野
Tomoji Kitagishi
北岸 外茂治
Shigetaka Furukawa
古川 茂隆
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/312Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print pressure adjustment mechanisms, e.g. pressure-on-the paper mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/02Platens
    • B41J11/08Bar or like line-size platens

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱式、感熱転写式等のノンインパクトのプ
リンタに係り、特に、感熱ヘッドに対しテン支持機構に
関する。
〔従来の技術〕
従来、熱転写プリンタあるいは感熱プリンタには円筒形
状のプラテン(丸プラテン)が一般的に用いられていた
。しかし、このプラテンは、その外径寸法が大きいこと
、感熱ヘッドとの接触部に弾性変形による平坦部を形成
しなければならない為、感熱ヘッドに多大なヘッド押付
力を与えなければならない等の欠点を有している。これ
に対し、最初から平坦面を有する平プラテンを用いれば
、プラテンを弾性変形させる必要がない為、感熱ヘッド
のプラテンへの押付力を非常に小さくすることができ、
かつ、プラテンの寸法自体が小さくなるため、プリンタ
装置全体の大幅な小形化が可能となる。また、熱転写プ
リンタは、その転写原理より、普通紙(平滑紙)への印
字を特長としている。しかし平プラテンを用いると、丸
プラテンに比較し、同じヘッド押付力でも高いヘッド接
触面圧が得られる為、低平滑度紙に対しても高印字品質
が得られるという優れた特徴を有している。
しかし、この平プラテン方式を実現させる上での最大の
技術的問題点は、感熱ヘッドの印字面に対する平プラテ
ンの平坦部のヘッドコンタクトの問題である。これを、
第2図および、第3図を用いて説明する。第2図は従来
の丸プラテンと感熱ヘッドとのコンタクト状態を示すプ
ラテン長手方向と直角方向の側面図である。この図に示
す様にゴム製の丸プラテン2に感熱ヘッド1が接触する
場合には感熱ヘッド1が図の様に微少角θ傾いて接触し
ても、それに対応してプラテン2の円周上のどこでも平
坦部ΔQを形成せしめることができる。すなわち丸プラ
テンを用いると常に均一なヘッドコンタクトが得られる
。これに対し、第3図に示す様にゴム製の平プラテンに
感熱ヘッド1が接触する場合には、感熱ヘッド1が図の
様に微少角θ傾いて接触すると平プラテンの印字平面4
aの一部分のみが接触し、4aの全面に均一に接触する
ことができない為、印字欠けの致命的欠陥を引き起こす
ことになる。実験によるとゴム硬度Hs =70@ (
J ISAスケール)のプラテンゴム使用の場合、感熱
ヘッド1を印字平面48全面に接触させるにはθを約±
0.1 ″′以下に押さえることが必要となる。しかし
、この許容値内に押さえることは感熱ヘッド1および平
プラテン4の取付寸法誤差により実際上不可能である。
さらに平プラテンのゴムとして非常に小さいゴム硬度の
ものを使用して弾性変形させて印字平面4aの全面に接
触させる場合について述べる。この様子を第4図に示す
。すなわちプラテンの上下で変形量が異なる為、プラテ
ンに発生する反力分布は第5図のように上下で不均一に
なる。反力分布の不均一は印字濃度むらの不良を発生さ
せるばかりでなく、インクリボンを使用する熱転写プリ
ンタであれば、インクリボンのせり上り、せり下り現象
(プラテン反力の大きい方から小さい方へインクリボン
が逃げようとすることにより感熱ヘッドの横行移動と共
にインクリボンが上方向又は下方向へずれて行く現象)
をひきおこすことになる。
そこでこれらの不具合を解決し、感熱ヘッドに対しプラ
テン面を均一に面接触させる羊段ンしτ特開昭59−2
01879号、特開昭58−56877号記載の例が提
案されている。特開昭59−2(H87号記載の例は、
プラテン支持板の裏面中央部に長手方向に治って設けた
三角形の溝と枠体側に設けた三角形の突起を遊びをもっ
て係合させ、三角形の突起の先端を回転中心にプラテン
支持板を転角自在に構成したものである。また特開昭5
8−56877号記載の例は、プラテンの両端に枠体に
回動自在に支持される支持部を設け、プラテンの背面に
は枠体と接触する接触部を設け、前記支持部によるプラ
テンの回転中心と、接触部の回転中心を一致させる構成
にしたものである。しかし、上記いずれの例も後述する
理由により均一な面接勉を得るには不完全である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
代表的な従来技術を第6図に示す。感熱ヘッド1はヘッ
ドホルダー6に支持され、ヘッドホルダー6はキャリッ
ジ横行軸7の中心7aを中心にして転角自在に支持され
る。平プラテン4を一体に支持するプラテン支持板8の
裏面中央部には長手方向に沿って角度90’程度の三角
形の溝部8aが設けられている。一方、プラテン支持板
8を保持する枠体9には長手方向に沿って角度900程
度の三角形の突起9aが設けられる。そして該三角形の
溝部8aの頂点8bと三角形の突起9aの頂点9bが係
合する。したがってプラテン支持板8全体は、三角形の
溝部の頂点8bを中心として転角自在である。
以上の様な構成において図に示す如く、感熱ヘッド1が
被転写紙3を介してプラテン印字平面4aに対して相対
角度θで押し付けられた場合を考える。なお図中のWは
ヘッドホルダー6を介して感熱ヘッド1に加えられるヘ
ッド押付力を示している。この図で明らかな様に、感熱
ヘッド1と被転写紙3との接触点はプラテン4の角部に
対応した0点である。プラテン印字平面4aが感熱ヘッ
ド1の印字面1aに面接触するには平プラテン4が転角
することにより感熱ヘッド1と同一角度になる必要があ
る。しかしながら、平プラテン4ガ転角する為には、回
転中心点が固定されているのでの点が図の矢印方向にす
べることが必要である。すなわち被転写紙3と感熱ヘッ
ド1との間に相対すべり運動がないとプラテン4は転角
することができない。しかし被転写紙3と感熱ヘッド1
の間にはすべり運動に対する摩擦抵抗力がある為、プラ
テン4の転角に対し大きな抵抗力となる。すなわち平プ
ラテン全体の拘束点が8b点との点の2ケ所になる為、
転角運動がなされない。
すなわち均一な面接触が得られない、このことは実験で
も確認している。また第7図に示す構造をとっても同様
である。本例を以下説明する。感熱ヘッド1はヘッドホ
ルダー6に支持され、ヘッドホルダー6はキャリッジ横
行軸7の中心7aを中心にして転角自在に支持される。
またプラテン1oの裏面には、長手方向に沿って、ある
曲率Rを有した突起部10aを設は枠体11と接触させ
る。一方プラテン1oの両端には支持ピン10bを設け
る。該支持ピン10bの中心10cと前記突起部の自車
中心を一致させる。該支持ピン10bは枠体11に設け
た支持ピン受部11aにより転角自在に支持される。す
なわちプラテン10は支持ピン10bの中心10cを中
心として転角自在な構成となっている0以上の様な構成
において感熱ヘッド1が被転写紙3を介してプラテン印
字平面4aに対して相対角度θで押し付けられた場合を
考える。この場合にも平プラテン全体の拘束点がloc
点との点の2ケ所になる為、プラテン10の転角が完全
に行なわれない。すなわち均一な面接触が得られない。
本発明の目的は、感熱ヘッドがプラテンに押し付けられ
た際プラテンがスムーズに転角できる構造を提供し、プ
ラテンと感熱ヘッドを均一に面接触させ、これにより高
印字品質、安定したリボン走行性能を有した熱転写プリ
ンタあるいは感熱プリンタを得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は下記の手段により達成される。
(1)平プラテンが取付けられるプラテン支持板のる曲
率を有した突起を設け、該突起部で平プラテンと枠体と
を接触させる。
(2)平プラテン支持板の両端に枠体への支持部を設け
るが、この支持部の構造は、平プラテンのWi端の角部
のどちらか一方を中心にしてなされる平プラテン支持板
全体の転角運動を全く拘束しない様、遊びを設けた構造
とする。
(3)平プラテン全体の略重心線上の両端を枠体で支持
する。
(4)上記第(1)項の突起部は平プラテン幅の略中心
線上に設ける。
〔作用〕
(1)プラテン支持板の裏面、あるいは枠体に設けた曲
率を有する突起は、感熱ヘッドの押付力を受け、その反
力を感熱ヘッドに与え印字の為の接触面圧を形成すると
同時に、平プラテンと枠体間のすべり運動を可能とする
。それによって、感熱ヘッドと平プラテン印字面に相対
角度θを有して感熱ヘッドが被転写紙に押し付けられた
Ij占 −ユニ1.士社にし礒ル順鴫−一−11−区1
fなされる為、被転写紙と感熱ヘッド間にすベリ運動が
全く無で平プラテン全体の転角運動がなされる。
(2)上記第(1)項の平プラテン全体の転角運動は、
感熱ヘッドと被転写紙を介した平プラテンの最初の接触
点すなわち平プラテンの両端の角部のどちらか一方を回
転中心としてなされる。平プラテンの支持板の両端に設
ける枠体への支持部の構造を平プラテン支持板全体の転
角運動を全く拘束しない様遊びを設けた構造とすること
は。
平プラテンの転角運動に対する拘束箇所をなくすことで
ある。したがって平プラテンの両端の角部のどちらか一
方を回転中心とした平プラテン全体の回転運動が可能と
なる。
(3)プラテン支持板を含む平プラテン全体の略重心線
上の両端を枠体で支持するのは自重による転角に対する
抵抗モーメント(慣性力)をほとんどOにすることにな
る。したがってスムーズな転角動作が可能となる。
(4)プラテン支持板の裏面あるいは枠体に設ける曲率
を有した突起を、平プラテン幅の略中心線上に設けるこ
とは平プラテンと感熱ヘッドの均一な面接触が得られた
後に、プラテン印字面全面に均一な接触面圧分布を与え
る作用をする。
すなわち、突起部を中心として平プラテンの上側と下側
が同一寸法である為、平プラテンに作用するヘッド押力
も突起部を中心として上下で等しくなる。したがってヘ
ッド押力による平プラテン全体の回転モーメントが作用
しない為、片当りが発生せず均一な接触面圧が得られる
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を説明する。第8図は本発明を
採用する熱転写プリンタあるいは感熱プリンタの外観図
である。全体構成とその動作について説明する。キャリ
ッジ摺動軸12上を摺動可能にキャリッジ13が配置さ
れ、キャリッジ13上にはリボンカセット14および感
熱ヘッド1が搭載されている。キャリッジ13はキャリ
ッジモータ5oによりタイミングベルト15を介して左
右に移動可能な構成としている。またラインフィードモ
ータ16により送紙用ローラ17に駆動力を伝達し、用
紙立板18においた被転写紙19を紙ガイド20に沿っ
て送紙用ローラ17と紙押えローラ21の間を走行させ
、平プラテン4と感熱ヘッド1の間を走行印字させたの
ち、排紙用ローラ22とカバー23の内側に設けた紙押
えローラ24の間を走行させ排紙させる。さらに紙送り
としては、送紙用ノブ25を手で廻しても可能である。
またキャリッジモータ50.ラインフィードモータ16
.感熱ヘッド1等は、CPU (図示せず)で制御され
ている。第9図は第8図のA−A断面を示す。メカフレ
ーム26は、キャリッジ摺動軸12.プラテンベース2
79紙ガイド20゜紙押さえローラ21を取り付ける。
キャリッジ摺動軸12にはキャリッジ13を摺動可能に
取り付ける。キャリッジ13のボス部13aの外周には
ヘッドソケット28の取付足部28aが前記キャリッジ
摺動軸12の中心1.2aを中心として転角自在に取り
付けられる。ヘッドソケット28にはにはヘッドレバー
29が取り付けられ、キャリッジ13に内蔵したソレノ
イド(図示せず)が吸引することにより、転角しヘッド
ソケット28を介して感熱ヘッド1にヘッド押付刃が伝
達される。
プラテンベース27にはゴム製の平プラテン30を焼付
けたプラテン支持板31が取り付けられる。
その他にプラテンベース27にはゴム環の送紙用ローラ
17および排紙用ローラ22が回転可能に取付けられる
。なお27aはプラテンベース27に一体に設けられた
リブであり、紙ガイド2oとの間に隙間gを形成するこ
とにより紙搬送時の紙ガイドの役目を果たすものである
。またカバー23には紙押さえローラ24が取付けられ
る。次に本発明の主題であるプラテンおよびプラテン支
持部の構造(第9図の0部)を第1図を用いて説明する
平プラテン30をプラテン支持板31しこ焼付は等によ
り一体に構成する。平プラテン30の材質はゴムであり
、プラテン支持板31の材質はアルテン支持板31の裏
面にはある曲率を有し゛た突起部31aを長手方向に沿
って連続に設ける。この突起部は平プラテン巾すの略中
心線上に設ける。
またプラテン支持板31の両端には支持ピン31bを一
体に設ける。なお、支持ピン31bの設定位置について
は後述する。次にプラテン支持板31のプラテンベース
27への支持方法について述べる。プラテンベース27
には、プラテン支持板31の突起部31aが接触する為
の平面部27aを長手方向に沿って連続に設ける。また
プラテンベース27の両端には支持ピン受部27bを設
け、これに前記支持ピン31bを搭載することによりプ
ラテン支持板31全体がプラテンベース27に支持され
る。また27cは送紙時、被転写紙3と平プラテン30
が接触した場合に、被転写紙3の送紙方向(図中の矢印
A方向)に平プラテン支持板31が引きずられるのを防
止する為のストッパ一部である。ここで支持ピン31b
とストッパ一部27c間のギャップΔΩは平プラテン支
持板31の転角に伴う。支持ピン31bの位置変化の際
にも両者が干渉しない様に設定する。次に、支持ピン3
1bの設定位置について第LorI!iおよび第11図
を用いて説明する。第10図に示す如く、平プラテン3
0を加えたプラテン支持板全体の重心位置Gに対してX
方向の平プラテン30側に微少量ΔXだけずれた位置に
支持ピン31bの最下端点0点がくるように設定する。
このように構成することにより、支持ピン31bがプラ
テンベース27の支持ピン受部27bに搭載されたとき
、プラテン支持板31は第11図に示す様に鉛直線に対
し微少角α°だけ傾くことになる。この微少角α0が、
第12図に示す各部品の寸法の製作誤差1組立誤差を考
慮したときのへラドタッチ角度誤差0ffia! @よ
り若干大きくなる様に前記第10図のずれ量ΔXを設定
する。第13図は、プラテンベース27に取り付けられ
たプラテン支持板30の取付状態を立体的に示す斜視図
である。
次に本構成の動作について第1図および第14図を用い
て説明する。第1図は印字の為に感熱へラド1が転角し
、被転写紙3を介して平プラテンに接触した瞬間の状態
を示す。平プラテン30は前述の如く、鉛直線に対しα
0傾いている為、感熱ヘッド1と被転写紙3との最初の
接触点は、必ず平プラテンの下側の角部に対応した0点
となる。すなわち0点にヘッド押力Wが作用し、その反
力Rが曲率を有した突起部31aとプラテンベース27
との接触点0点に作用する。このときヘッド押力Wとそ
の反力Rの作用線が図のように寸法aだけずれているの
で、プラテン支持板31に対して転角モーメントM=W
−aが作用する。すなわちプラテン支持板31は0点を
中心として転角運動を行なおうとするが、0点がすべり
に対し拘束されておらず、かつ、支持ピン31bも0点
のすベリ運動を全く拘束しない為、0点がすべることに
より、プラテン支持板31の0点を中心とした転角運動
が可能となり、第14図に示す様に、プラテン印字面と
感熱ヘッド1との完全な面接触が行なわれる。均一な面
接触が得られると第15図に示す様にヘッド押力は平プ
ラテン巾すに均一に等分布で作用し、かつ突起部31a
が平プラテン巾すの中心にある為、回転モーメントが作
用せず、均一な面接触が維持されることとなる。なお、
0点のすべりに対する抵抗力は0点のすべり対する抵抗
力よりも小さいことが重要である。本実施例では0点は
平プラテン30の角部で被転写紙3と感熱ヘッド1が接
触する為、エツジ効果によりすべりに対する抵抗力が大
きくなり、かつ被転写紙3の表面粗さは大きい為、すベ
リ抵抗力が大きくなるのに対し、0点は、突起部31a
に曲率をもたせることによりエツジ効果を無くしすべり
に対する抵抗力を小さ  ゛くすると同時に、プラテン
ベース27をプラスチックにより成形することにより接
触部27aの表面粗さを小さくすることによりすべり抵
抗力を小さくしている。0点のすベリ抵抗力をさらに小
さくする為、第16図および第17図に示す様な構成を
採用するとさらに良好なプラテンの回動性能が得られる
。第16@に示す例は、突起部をプラテン支持板と一体
に設ける代わりに、プラテン支持板の裏面の長手方向に
沿って矩形の溝31cを設け、その溝に円筒状のローラ
32を回転自在に挿入し、プラテンベースの接触平面2
7aに接触させたものである。なお上記ローラ32は長
手方向に対し連続で設けても良いし、又断続的に設けて
も良い。又ローラの代わりにボールを複数個設けても良
い。
第17図に示す例は、プラテン支持板31の突起部31
aとプラテンベース27の接触平面27aとの間にテフ
ロンシート等の摩擦係数の非常に小さいすベリシート3
3を挿入した例である。
もちろん第16図に示す例と第17図に示す例を組み合
わせても良い。
なお、プラテン支持板31の支持構造は第18図の様に
構成しても良い。本例は、プラテン支持板31の両端に
穴部31cを設け、プラテンベース側に、支持ピン部2
7dを穴部31cに対し遊びを持たせて設けたものであ
る。第19図は、第1図に示す本発明の実施例の応用変
形例を示すものであり、曲率を有する突起部をプラテン
支持板31に設けずに、プラテンベース27に設けた例
である。(図中の27eで示す。) なお、プラテン30の外面をテフロンシート等の摩擦係
数の非常に小さい材料で被覆すると、0点における被転
写紙3と感熱ヘッド1のすべりがよくなるものである。
インクリボンを用いないものについて述べてきたが、イ
ンクリボンを用いたものにおいても同様な作用、効果を
得るものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、感熱ヘッドの印字面に対しプラテン印
字平面が、相対角度差を持っていても、プラテンのスム
ーズな回動動作により両者の完全な面接触が得られるの
で、下記の効果がある。
(1)印字欠けおよび印字濃度ムラがなく高印字品質が
得られる。
(2)感熱ヘッドとプラテンの接触面圧分布が均一とな
る為、リボンのせり上り、せり下り現象を防止でき良好
なリボン巻取性能が得られる。
(3)平プラテンのゴムとして、たわみの少ない硬度の
高いゴムを使用することができる為、感熱ヘッドとプラ
テンの接触面圧を大きくすることができる。したがって
熱転写プリンタの最大の課麗であった粗面紙(低平滑度
紙)に対する印字が可能となる。
(4)プラテンの転角時、被転写紙とプラテンとの間に
相対すべり運動が発生しない為、地汚れ現象が発生せず
、高印字品質が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するプリンタのプラテンおよびプ
ラテン支持部の構造を示す側面図、第2図は丸プラテン
と感熱ヘッドのコンタクト状態を示すプラテン長手方向
と直、角方向の側面図である。 第3図は平プラテンと感熱ヘッドのコンタクト状態を示
すプラテン長手方向と直角方向の側面図である。第4図
は第3図の平プラテンのゴム硬度を小さくした場合を示
す。第5図は第4図の平プラテン反力分布を示す。第6
図および第7図は従来のプラテンおよびプラテン支持構
造を示すプラテ本発明を採用する熱転写プリンタあるい
は感熱プリンタの外観図、第9図は第8図のA−A断面
である。第10図は本発明のプラテンの長手方向と直角
方向の側面図、第11図は、上記プラテンが取り付けら
れたときの傾き角を示す説明図、第12図はヘッドタッ
チ角度誤差の説明図、第13図はプラテンおよびプラテ
ンベースを示す斜視図、第14図は第1図と同一で、平
プラテンの転角後の状態を示す。第15図はヘッド押力
分布の説明図、第16図、第17図は本発明の応用変形
例を示すプラテン長手方向と直角方向の側面図である。 第18図はプラテン支持部の応用変形例を示す斜視図で
ある。第19図はもう1つの応用変形例を示すプラテン
長手方向と直角方向の側面図である。 1・・・感熱ヘッド、3・・・被転写紙、12・・・キ
ャリッジ摺動軸、12a・・・キャリッジ摺動軸の中心
、27・・・プラテンベース、27a・・・プラテンベ
ースの平面図、27b・・・プラテンベースの支持ピン
受部、27c・・・プラテンベースのストッパ一部、リ
 Q  、、、 A 1リ し” sj  J+−、リ
 t     no  −へ 、++  1.’  −
+  L−1,。 の取付足、30・・・平プラテン、31・・・プラテン
支持板、31a・・・プラテン支持板の突起部、31b
・・・プラテン支持板の支持ピン部。       7
7T−5、第1 図 括 zri:J 第3図 5−m−プクデン犬f+積 名4回 第4 回 茶7 口 //反−−−炎片ヒ゛ン麦jp 第 B 図 1z久 /2−一オヤソ7ジ2帽1、釉 13−−  ・キャツ7=; 27−−−71クデンベース 28−一へプトノヶノト 3o−−4rラテン 3ノ −−ブ・ラテ以杵・h( 第10  回 31(1−一−デラf>女j争9く9気*451し −
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 辺 第1ZI2] i−一一ブラテンベ−2の吏埼゛ニ゛ンW第13  回 z7<2 第14図 第16記 3/a     32−−− FJ均俊y>o−ラ33
−−一 すべ゛ノンート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発熱体を有する感熱ヘッドと該感熱ヘッドを圧接す
    るプラテンとの間に被転写紙を挟んで印字するプリンタ
    において プラテンを支持する部材の背面にこれを保持する枠体と
    の接触部を設け、該接触部が転角およびすべり運動自在
    となる様に構成したことを特徴とする熱プリンタのプラ
    テン支持機構。 2、特許請求の範囲第1項において前記接触部はプラテ
    ン支持部材の背面あるいは枠体の少なくともどちらか一
    方に設けた曲率を有した突起より構成されることを特徴
    とする熱プリンタのプラテン支持機構。 3、特許請求の範囲第2項においてプラテン幅の略中心
    線上に前記接触部を設けたことを特徴とする熱プリンタ
    のプラテン支持機構。 4、特許請求の範囲第3項においてプラテン支持部材の
    両端に枠体との支持部を設けたことを特徴とする熱プリ
    ンタのプラテン支持機構。 5、特許請求の範囲第4項において、前記支持部は、前
    記接触部の転角およびすべり運動を全く拘束しない様遊
    びを設けたことを特徴とする熱プリンタのプラテン支持
    機構。 6、特許請求の範囲第5項においてプラテンを含むプラ
    テン支持板全体の略重心線上を枠体で支持する様、前記
    支持部を構成したことを特徴とする熱プリンタのプラテ
    ン支持機構。 7、特許請求の範囲第6項において、プラテン支持板の
    支持点を重心位置からわずかにずらすことによりプラテ
    ンを一定方向にわずかに傾けて静止させる様構成したこ
    とを特徴とする熱プリンタのプラテン支持機構。
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