JPS62281638A - ル−プバツク方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、大規模なループネットワークシステムにおい
て迅速なループバックの行えるループバック方式に関す
るものでおる。

（従来の技術） 情報処理技術の発展に伴い、分散設置された複数の情報
処理装置をそれぞれ局を介して情報伝送路に接続し、こ
れらの情報処理装置間で情報伝送を行うシステムが種々
開発されている。この種のシステムは、ローカルエリア
ネットワーク（ＬＡＮ＞から、メトロポリタンエリアネ
ットワーク（ＭＡＮ）へ大規模化しつつおる。

第６図はこのようなシステムにおけるループネットワー
クの概略構成を示すもので、局１ａ、１ｂ、制御局３、
分岐局５が伝送路７て接続されてメインループが構成さ
れ、分岐局５と局１Ｃ１１ｄとが同様に伝送路７で接続
されてサブループが構成されている。伝送路７は互いに
信号の流れが逆である現用系７ａと待機系７ｂ（サブル
ープ内においては現用系７Ｃ１待機系７ｄ）とで構成さ
れる。

このようなループネットワークは各種故障に対処するた
めに種々の障害復帰機能が設けられており、その１つに
ループバックがある。このループバックは、例えば局１
ａと分岐局５との間で故障が生ずると、第７図に示すよ
うに現用系７ａと待機系７ｂとを併用して局１ａと分岐
局５との間を分離するものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら従来のループバック方式では、システムに
含まれるすべての局および伝送路の故障を対等に考えて
ループバックを行っていたためシステムが大規模化する
とループバック終了までの時間が長くなり、システムの
能力を低下させてしまうという問題点があった。

本発明は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは大規模なシステムにおいてもループバッ
ク終了までの時間が短く、システムの能力低下の少ない
ループバック方式を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 前記問題点を解決するために本発明は、制御局と分岐局
とが現用系と待機系の２系統の伝送路を介してループ状
に接続されたメインループと、前記分岐局と局とが現用
系と待殿系の２系統の伝送路を介してループ状に接続さ
れたサブループとが前記分岐局を介して接続された、制
御局および分岐局は故障検出手段を有するループネット
ワークにおいて、故障発生時には前記分岐局は前記メイ
ンループと前記サブループを切り離し、メインループと
サブループのうち故障を起こした方のループでは故障個
所を避けて現用系と待機系とを用いて１つの閉ループを
形成し、前記分岐局は故障を起こしてない方のループと
閉ループとを結合しメインループの現用系、待機系およ
びサブループの現用系、待機系を用いて全体として１つ
の閉ループを形成することを特徴とする。

（作　用） 従って故障発生時には分岐局においてメインループとサ
ブループとの切離しが行われ、故障を発生した方のルー
プにおいてループバックを行ってループの修復を行った
後、修復されたループと故障を発生していないループと
を結合させるので迅速なループバックが可能となる。

（実施例） 以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。

なお実施例におけるループネットワークの構成は第６図
に示すものと同様である。

第１図はこのネットワークにおける分岐局５の構成を示
すブロック図であり、同図に示されるようにこの分岐局
５は信号監視部９．１１．１３．１５、経路選択スイッ
チ１７、送受信部１９、制御部２１とからなる。

信号監視部９．１１．１３．１５はそれぞれメインルー
プの待機系７ｂ、メインループの現用系７ａ、ナブルー
プの待機系７ｄ、サブループの現用系７Ｃの信号を監視
し、故障を検出すると制御部２１に伝える。経路選択ス
イッチ１７はメインループの待機系７ｂ、メインループ
の現用系７ａ、サブループの待機系７ｄ、サブループの
現用系７Ｃの接続切りかえを行う。送受信部１９はデー
タの送受を行う。制御部２１は経路選択スイッチ１７及
び送受信部１９の制御を行う。

第２図は局（例えば１ａ＞の構成を示すブロック図であ
り、同図に示されるように信号監視部２．３．２５は現
用系７ａおよび待機系７ｂの両系の信号を監視し、故障
を検出すると制御部２７に伝える。経路選択スイッチ２
９は現用系７ａ−１，７ａ−２（７）断続、待機系７ｂ
−１，７ｂ−２７７）［ｒ続及び故障時には現用系７ａ
−１と待機系７ｂ−１の接続、現用系７ａ−２ど待機系
７ｂ−２との接続を行う。送受信部３１はデータの送受
を行う。

制御部２７は経路選択スイッチ２９及び送受信部３１の
制御を行う。

次にこの実施例の動作について説明する。第３図は本実
施例におけるループバックの手順を示すフローチャート
である。信号監視部は信号状態を監視してあり（ステッ
プ３０１）、システム内に故障が発生すると信号監視部
が制御部に故障発生を伝える。この情報は制御局３に伝
えられ、制御局３は分岐局５にサブループのバイパス指
示、すなわちメインループとサブループの切り離しを指
示する（ステップ３０３）。

分岐局５では経路選択スイッチ１７を用いてメインルー
プとサブループの切り離しを行う。サブループの切り離
しが終了しくステップ３０５）、メインループ内に故障
がないと判断されると（ステップ３０７）　、制御局３
は分岐局５にサブループのバイパス解除の指示を与える
（ステップ３０９）。

このときサブループ内に故障がおると判断されると（ス
テップ３１１）、分岐局５はサブループ内の局にループ
バックを指示する（ステップ３１３）。サブループ内の
ループバック動作が終了すると（ステップ３１５）、分
岐局５がサブループのバイパスを解除する指示を与え（
ステップ３１７〉、サブループのバイパス解除が終了さ
れ、サブループがメインループに参加する（ステップ３
１９）。

第４図は以上の動作を示すもので、第４図（ａ）はサブ
ループ内に故障が発生した状態を示している。第４図（
ｂ）、（Ｃ）は制御局３の指令を受けて分岐局５がサブ
ループの切り離しを行った状態を示している。第４図（
ｄ）はサブループ内でループバックが行われている状態
を示している。

第４図（ｅ）はサブループ内のループバックが終了した
状態を示している。第４図（ｆ）はループバックの行わ
れたサブループとメインループとの結合状態を示してい
る。

なお図を簡単にするためループバックは局外に図示され
ているが、実際には局内でおり返されている。

第４図（ｆ＞に示されるように、修復されたサブループ
とメインループはそれぞれ分岐局５において切断され、
メインループの待機系とサブループの待機系が結合され
、メインループの現用系とサブループの現用系が結合さ
れることにより全体として１つの閉ループが形成される
。

一方第３図のステップ３１１においてナブループ内に故
障がないと判断されると、分岐局５はサブループのバイ
パスを解除する指令を出しくステップ３２１）、サブル
ープのバイパスが解除される（ステップ３２３）。

また第３図のステップ３０７においてメインループ内に
故障があると判断されると、制御局３はメインループ内
の局と分岐局にループバック指示を与える（ステップ３
２５）。メインループ内のループバックが終了すると（
ステップ３２７）、制御局３は分岐局５にサブループの
バイパス解除の指示を与え（ステップ３２９）　、分岐
局がサブループのバイパスの解除を指示しくステップ３
３１）、所定の時間の後サブループのバイパス解除が終
了する（ステップ３３３）。

第５図はメインループに故障があった場合のループバッ
ク動作を示す図である。

第５図（ａ）は正常な通信状態を示し。第５図（ｂ）は
メインループに故障が発生した状態を示す。第５図（Ｃ
）はメインループからサブループを切り離した状態を示
し、第５図（ｄ）はメインループにおいてループバック
を行っている状態を示す。第５図（ｅ）はメインループ
におけるループバックが終了した状態を示し、第５図（
ｆ）は隆復されたメインループにサブループを結合する
状態を示す。

すなわち第５図（ｆ＞において分岐局５はメインループ
を切断し、メインルーズの待機系とサブループの待機系
およびメインループの現用系とサブループの現用系を接
続することによって全体として１つの閉ループを形成す
る。

このようにこの実施例によ机ば、故障が発生した場合サ
ブループとメインループを切り離し、故障を生じた方の
ループでまずループバックを行い、ループバックが完了
すると故障を起こしてないループと結合するようにした
ので、ループバック動作をシステム全体に波及させるこ
となくメインループまたはサブループのいずれか一方で
ループバツクを行い、ループバック終了までの時間を短
くしてシステムの能力低下を避けることができる。

なお本発明はその技術的思想の範囲内において種々の変
形が可能である。

たとえば第４図（ｆ）においてメインループの待機系と
サブループの待機系、及びメインループの現用系とサブ
ループの現用系とが接続されているが、メインループの
待償系とサブループの現用系、及びメインループの現用
系とサブループの待機系とを接続することもできる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように本発明によれば、大規模なシ
ステムにおいてもループバック終了までの時間が少なく
、システムの能力低下の少ないループバック方式を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係わるループネットワーク
における分岐局の概略構成ブロック図、第２図はループ
ネットワーク局の概略構成ブロック図、第３図は本発明
の一実施例に係わるループバック動作を示すフローチャ
ート、第４図および第５図はループバックの手順を示す
説明図、第６図はループネットワークシステムの概略構
成図、第７図は従来のループバック方式の説明図である
。 ３・・・・・・制御局 １ａ、１ｂ、１Ｇ、１ｄ ・・・・・・局 ５・・・・・・分岐局 ９．１１．１３．１５．２３．２５ ・・・・・・信号監視部 １７．２９ ・・・・・・経路選択スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 制御局と分岐局とが現用系と待機系の２系統の伝送路を
   介してループ状に接続されたメインループと、前記分岐
   局と局とが現用系と待機系の２系統の伝送路を介してル
   ープ状に接続されたサブループとが前記分岐局を介して
   接続され、制御局および分岐局は故障検出手段を有する
   ループネットワークにおいて、 故障発生時には前記分岐局は前記メインループと前記サ
   ブループを切り離し、 メインループとサブループのうち故障を起こした方のル
   ープでは故障個所を避けて現用系と待機系とを用いて１
   つの閉ループを形成し、 前記分岐局は故障を起こしてない方のループと前記閉ル
   ープとを結合しメインループの現用系、待機系およびサ
   ブループの現用系、待機系を用いて全体として１つの閉
   ループを形成することを特徴とするループバック方式。