JPS62281487A - 半導体レ−ザ - Google Patents

半導体レ−ザ

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JPS62281487A
JPS62281487A JP12546486A JP12546486A JPS62281487A JP S62281487 A JPS62281487 A JP S62281487A JP 12546486 A JP12546486 A JP 12546486A JP 12546486 A JP12546486 A JP 12546486A JP S62281487 A JPS62281487 A JP S62281487A
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Ikuo Mito
郁夫 水戸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) 本発明は光通信用光源等として用いられる半導体レーザ
に関する。
(従来の技術) 光フアイバ通信システムが急速に進展し、400’ b
/’ 、560 M b/sといった大容量の、又20
〜30IcRの長距離の基幹回線が敷設されている。
日本や北米、ヨーロッパにおいて現在急速に実用化が進
められている。この様に基幹回線への光フアイバ通信シ
ステムの普及が進められた後は、加入者系システムへの
普及が進められると考えられる。この時、システムの価
格が安くなる必要がある。現在光源として用いられてい
る半導体レーザは、一般に液相エピタキシャル成長法を
用いて作製されており、大面積化が難しいこと、又エピ
タキシャル層膜厚のウェハ面内における均一性について
もばらつきがあり、均一性、再現性Vこ難点があること
、等から、生産コストの低減が難しく比較的高い価格に
なっていた。しかしながら、今後高速応答、高出力等の
面において優れる半導体し−ザを加入者系システム等へ
適用して行くには、低価格にすることが是非とも必要で
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 半導体レーザでは、制御する必要がある最小膜厚が0.
1μmあるいは0.05μmといった厚さになる。従っ
て従来用いて来た液相成長法では、制御できる膜厚が0
.02μm程度であり、再現性に乏しかった。最近、有
機金属を用いた気相成長法の技術が進展し、高品質のエ
ピタキシャル層が得られる様になった。また気相成長法
の特徴としては、0.005μm程度の薄膜の制御が可
能であり、半導体レーザを再現性良く作製するのに適し
た結晶成長法である。また2インチ、3インチといった
大面積成長が可能なことも特徴である。従って半導体レ
ーザの生産コストを低減する上で有用な結晶成長法であ
る。しかしながら、液相成長の特徴を生かした数多ぐの
半導体レーザ構造が案出されて来たのに比べ気相成長法
の特徴を十分に生かした半導体レーザ構造は未だ十分開
発されているとは言えない。従って本発明では、気相成
長の特徴を生かした新しい構造の半導体レーザを提案す
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば、第一導電形の半導体基板に、第一導電
形のバッファ層、第二導電形の電流閉じ込め層および低
不純物濃度の遮断層が積層してあり、前記バッファ層に
達する深さの第一導電形の不紳物拡散がストライブ状に
施されかつ前記拡散部に浅い溝が設けられた多層膜基板
に、第一導電形のクラッド層、活性層および第二導電形
のクラッド層が積層されていることを特徴とする半導体
レーザ等が得られる。
(作用) 本発明は有機金属化合物を原料として用いる気相成長等
においては基板に段差がある場合に、エピタキシャル層
の形状が基板表面の形状をそのまま受は継ぐ形で積層さ
れることを利用するものである。従来用いられて来た液
相成長では、基板表面に段差があると、一般にこの段差
を埋め込む形で成長した。従って局部的に膜厚の大きな
部分を形成でき、この部分を光導波路として用いること
ができた。しかし、気相成長ではこの様な手法を用いる
ことが難しいため、どの様にして光導波路を構成するか
が素子構造を考える上での鍵となる。
本発明では、基板表面に導波路を形成する僅かの段差を
有する溝を設け、活性層が、一部で折れ曲る形状となる
様に成長し、かつ、この溝部へ、効果的に電流を集中さ
せる形状とすることで、良好な素子特性を示す半導体レ
ーザを形成するものである。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図である。こ
の構造を第2図の製作法を示す工程図を用いて説明する
。エピタキシャル成長は、トリメチルガリウム、トリメ
チルインジウム、PH3、A s Hs等を用いた有機
金属化合物気相成長法で行なった。最初に第2図(a)
に示す様に(001)面のp彫工nP基板1(Znドー
プ、キャリア濃度2 X 10”cIrL−3)に、p
彫工nPバッファ層2(Znドープ、キャリア濃度I 
X 10 ” art−”、膜厚0.7μm)、n形I
nP電流閉じ込め層3(S1ドーグ、キャリア濃度I 
X 10”、膜厚0.3μm)、ノンドープの工nPl
断層4(キャリア濃度5 X 10”、膜厚1μm)お
よびノンドープエnGaAsPキャップ層5(膜厚0.
5μm、発光波長にして1.3μm組成)を順次積層す
る。次に、第2図(b)に示す様に表面に、熱CVD法
により、膜厚0.3 μm +7) Sin、拡散マス
ク10を形成する。通常のフォトリングラフィの手法で
(110)方向に1μmの幅でキャップ層5を露出させ
、この部分から、Znをp形InPバッファ層に達する
深さまで選択的に拡散させ、p形のZn拡散領域20を
形成した。zn拡散領域の幅は、拡散時の構拡がりによ
り約1.5μmとなった。拡散は、ウェハを真空のアノ
プル中に、Z n A s 2、ZnP2等とともに封
じ込め、650℃の温度で行なった。次に第2図(C)
に示す様にS10゜拡散マスク10及びInGaAsP
キャップ層5を沸酸及び(3H,SO2: I H2O
2: I H2O)の混合液を用いて選択的にエツチン
グした。次にフェリシア/化カリウムと水酸化カリウム
の混合液を用いてエツチングすることにより、Zn拡散
領域20の表面に深さ0.2μmの溝30を形成した。
この混合液は工nPの導電形に関し、p彫工nPを若干
速くエツチングするという性質を有するため、Zn拡散
領域20の上部に自動的に溝30を形成することができ
る。次に、第2図(d)に示す様に、この様にして形成
した基板表面にp形InPクラッド層6(Znドーグ、
キャリア濃度I X 10”α−3、膜厚0.2μm)
、ノンドープInGaAsP活性層7(発光波長にして
1.3μm組成、膜厚0.1μm)およびn形InPク
ラッド層8(S1ドープ、キャリア濃度I X 10”
an−”、膜厚3μm)を積層してエピタキシャル成長
を終える。次に第1図の斜視図に示す様に全体が140
μm程度の厚さになるまでp形InP基板1側を研磨し
たのち、p彫工nP基板1の表面にはAuZnを用いた
p側電極50を、又n彫工nPクラッド層7の表面には
Au−Go −Niを用いたn側電極51を形成する。
全体の長さを250μmKしてチップ化した。
次にダイアモンドヒートシンクに、n側電極51側を下
にして融着し素子特性を評価した。p側電極50を正、
n側電極51を負にバイアスした時、電流が流れる通路
は、Zn拡散領域20を通してのみでおる。その他の領
域ではpnpn接合となっているから電流が流れない。
従って活性層7へ電流が注入されるのはZn拡散領域2
0の上部の溝30の上に形成された凹部40の部分で最
も強くなる。従って、凹部40で強い利得を有しレーザ
発振に到る。又、幅約1.5μmの凹部40の活性層が
両側で折れ曲っていることにより、この凹部40を伝搬
する光は凹部40の外側には洩れ難い。
従って、凹部40は実質的に光導波路として機能する。
結局、電流の流入経路と光導波路が重なるから効率の良
いレーザ発振が可能となる。発振閾値は15 mA、外
部微分量子効率は、前方端面からの出力に関し30%と
なった。5 Q mW程度の測定出力レベルまで安定な
基本横モードで発振した。最大cW動作温度は120℃
であった。この構造では、発光領域となる凹部40の外
側のpnpn接合において、逆バイアスとなるn彫工n
P電流閉じ込め層3と、p彫工nPクラッド層6との間
に、キャリア濃度が約5 X 10”crrt−”と低
い工nP遮断層4が1μmと厚く積層されている。従っ
てpnpn接合の接合容量が10 pP程度と小さいた
め、p側室aso、n側電極51を全面に形成しても、
良好な高速変調特性を示した。閾値の1.5倍にバイア
スした時の、小信号変調で測定した3 dB低下応答周
波数は5〜5 GHzと高く、又2 G b/sでRZ
のランダムパルス変調ヲ行なった場合にも良好な応答波
形を得た。
第3図は本発明の第2の実施例を示す斜視図である。第
1図の第1の実施例と異なる点は工nP遮断層4の表面
に、周期2000X、深さ5ooxの回折格子60が形
成されている点、及び第1図のp形InPクラッド層6
に代えてp彫工nGaAsP光ガイド層9(発光波長に
して1.15μm5μm組成ドープキャリア濃度5×1
0′?α−3、膜厚は回折格子の山の頂上のところでQ
、l )xr )が形成されている点である。この構造
は所謂、分布帰還形半導伏し−ぜ1去でも久−同析芭半
60の固朋に対内したブラッグ波長の約1.305μm
で単一軸モードの発振スペクトル特性を示した。発振閾
値は20mA、微分量子効率Irifm方からの出力に
関し30%であった。5℃から70℃まで測定した温度
範囲で安定な単一軸モードで動作した。
(発明の効果) 第1の実施例、第2の実施例で、本発明の半導体レーザ
構造を示した。得られた特性は、現在液相成長で作製さ
れている半導体レーザの良好な素子とほぼ同程度であっ
た。又、ウエノ・面内での均一性は例えば第1の実施例
については、発振閾値は、±10%程度、ウェー・間で
も±15%程度でちり、良好な結果を得た。又、p側電
極50、n側電極51の作製に際し、全面に一様に蒸着
するだけで良いことから、非常に容易であり、又、プロ
セスは速い、生産コストの低減に有効であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す斜視図、第2図は
第1の実施例を作製する工種を示す図、第3図は本発明
の第2の実施例を示す斜視図である。 図中、1はp彫工nP基板、2はp彫工nPバッファ層
、3はD彫工nP電流閉じ込め層、4はノンド−7’ 
InP遮断層、5はノンドーブエnGaAgPキャップ
層、6はp彫工npクラッド層、7は工nGaAsP活
性層、8はn彫工nPクラッド層、9はp彫工nGaA
sP光ガイド層、10はS10.拡散マスク、20はZ
n拡散領域、30は溝、40は活性層7の凹部、50は
p(1111に極、51はn側電極、60は回折格子で
ある。 代理人  弁理士  本 庄 伸 介 第1図 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第一導電形の半導体基板に第一導電形のバッファ
    層、第二導電形の電流閉じ込め層および低不純物濃度の
    遮断層が積層してあり、前記バッファ層に達する深さの
    第一導電形の不純物拡散がストライプ状に施され、かつ
    前記拡散部に浅い溝が設けられてなる多層膜基板に、第
    一導電形のクラッド層、活性層および第二導電形のクラ
    ッド層が積層されていることを特徴とする半導体レーザ
  2. (2)前記活性層に隣接して、前記活性層から遠い面に
    回折格子が形成されている光ガイド層が積層されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体レ
    ーザ。
JP12546486A 1986-05-30 1986-05-30 半導体レ−ザ Granted JPS62281487A (ja)

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JPH058875B2 JPH058875B2 (ja) 1993-02-03

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