JPS6228003A - クラツド丸棒材の圧延方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、異種金属を同心円断面形状に積層し℃なるク
ラッド素材を、複数の孔型を有する圧延ロールに通して
クラッド丸棒材に圧延する方法に関するものである。

（ロ）従来技術 クラッド丸棒材は例えば、一般普通鋼を母材として、そ
の外周に他の金属を接合したものであり、母材金属と外
周金属２種類の金属の長所を利用しようとするもので多
方面に使用されている。

従来のクラッド丸棒材の圧延方法は、母材の外周に異種
金属を鋳ぐるみ法によって被覆成形したクラッド素材を
、複数の孔型な有する圧延ロールに通して圧延成形を行
っている。

クラッド素材の一例の横断面を第３図に示す。

母材１の外周に同心円状に異種金属の合せ材２が鋳ぐる
みされている。

従来法によるロール孔型と圧延パスとの関係の一例を第
１図囚に示す。従来法では、延伸効率を上げるために、
粗圧延工程（図示例では第４パスまで）においてダイヤ
−スクエア系列の孔型を使用していた。

ところが、この方法では、断面内の延伸が均一とならず
材料の流れに無理が生じるので、第４図（Ｂｌに示すよ
うに、クラッド丸棒材の製品となったときに、母材１が
不規則に変形し、母材１と合せ材２とがともに均一な肉
厚にならない。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、肉厚の均一なりラ
ッド丸鋼材を圧延する方法を得ることにある。

（勾　問題点を解決するための手段 本発明のクラッド丸棒材の圧延方法は、異種金属を同心
円断面形状に積層してなるクラッド素材を、複数の孔型
を有する圧延ロールに通してクラッド丸棒材に圧延する
方法におい壬、前記の各ロール孔型を所定寸法の長円形
断面と円形断面とに成形すること、前記クラッド素材を
長円形断面孔型と円形断面孔型とに交互に通すことによ
って。

上記問題点を解決している。

（ホ）実施例 第１図（Ｂ）に本発明の方法の実施例につい又説明する
。本発明の方法においては、粗圧延工程および仕上圧延
工程を通じて各ロール孔型を所定寸法の長円形断面（第
２図（Ａ））と円形断面（第２図（Ｂ））とに成形する
。そして９本発明の方法ではクラッド素材を長円形断面
孔型と円形断面孔型とに交互に通す。

第１図（Ａ）、　ＣＢ）に示す実施例においては２本発
明法、従来法ともに直径２００ｍ＋＋＋の素材から直径
６０ｍｍのクラッド丸棒材製品をつくる場合を示す。

本発明法（Ｂｌにおいては粗圧延工程（第４バスまで）
で長円形断面孔型ロールと円形断面孔型ロールにより直
径１３６朋まで圧延し、以後の仕上工程（第１２パスま
で）も同じく長円形断面孔型ロールと円形断面孔型ロー
ルで直径６０ｍｙｎまで圧延する。その結果、母材およ
び合せ材ともに円滑なメタル・フローが行われ、第４図
囚に示すような均一な肉厚のクラッド丸棒材が得られる
。

一方、従来法（３）でに粗圧延工程（第４パスまで）で
はダイヤ−スクエアの孔型ロールを使用し℃いるため材
料は一辺１１５朋の角材になっ℃いる。

このために圧延中に材料断面内での延伸が均一とならず
圧延終了時の製品におい又も第４図旧）に示すような材
料の肉厚の不均一が生じるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来法と比較した本発明法を示す概略説明図。 第２図は本発明法に用いるロール孔型の正面図。第３図
はクラッド素材の横断面図。第４図はクラッド丸棒材製
品の横断面図。 １：母材　　　　　　２：合せ材 特許出願人　　住友金瞑工業株式会社 （外５名） 第４図 （，４）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 異種金属を同心円断面形状に積層してなるクラッド素材
   を、複数の孔型を有する圧延ロールに通してクラッド丸
   棒材に圧延する方法において、前記の各ロール孔型を所
   定寸法の長円形断面と円形断面とに成形すること、前記
   クラッド素材を長円形断面孔型と円形断面孔型とに交互
   に通すことからなるクラッド丸棒材の圧延方法。