JPS61286005A - クラツド金属板の製造方法 - Google Patents
クラツド金属板の製造方法Info
- Publication number
- JPS61286005A JPS61286005A JP12733985A JP12733985A JPS61286005A JP S61286005 A JPS61286005 A JP S61286005A JP 12733985 A JP12733985 A JP 12733985A JP 12733985 A JP12733985 A JP 12733985A JP S61286005 A JPS61286005 A JP S61286005A
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- cladding
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はクラッド金属板の製造方法に係り、特に圧延歩
留の高い製造方法に関し、クラッド金属板の製造の分野
で利用される。
留の高い製造方法に関し、クラッド金属板の製造の分野
で利用される。
従来、第９図に示す如き母材２と合せ材４から成るクラ
ッド金属板の製造方法は種々あるが、例えば特開昭５８
−２３５３４に開示されている如く、鋳型内に合せ材４
を懸垂し周囲に母材２を鋳込み分塊圧延によりクラッド
スラブとし、熱間圧延すると第１０図に示す如く母材２
と合せ材４の変形抵抗の差異により延伸率が異なり、端
部においては両者の構成が中央部のクラッド比と異なる
ので端部は製品とならず多量のクロップロスを発生して
いた。
ッド金属板の製造方法は種々あるが、例えば特開昭５８
−２３５３４に開示されている如く、鋳型内に合せ材４
を懸垂し周囲に母材２を鋳込み分塊圧延によりクラッド
スラブとし、熱間圧延すると第１０図に示す如く母材２
と合せ材４の変形抵抗の差異により延伸率が異なり、端
部においては両者の構成が中央部のクラッド比と異なる
ので端部は製品とならず多量のクロップロスを発生して
いた。
例えばＪＩＳ ５Ｓ４１−殻構造用圧延鋼材１．５０
ｍｍ厚の母材２とＪＩＳ ５ＵＳ３０４ Ｌ：Ｘ、ｆ
ンレス鋼板５０ｍｍ厚の合せ材４から成るスラブを幅出
し比２程度で熱間圧延をすると、第１０図に示す如くク
ラッド鋼板の端部ｌは母材２のみとなり、更に合せ材４
の端部ｍは合せ材４の厚みが不均一でこれら両者の端部
は製品にならない。上記の例では１部の幅が８０〜１１
００ＩＷＩＸ部の幅が９０〜１００ ｍｍ程度であり、
これらを合せると片側１７０〜２００胴がクロップとな
り、クラッド金属板の圧延歩留が低（大きな問題となっ
ていた。
ｍｍ厚の母材２とＪＩＳ ５ＵＳ３０４ Ｌ：Ｘ、ｆ
ンレス鋼板５０ｍｍ厚の合せ材４から成るスラブを幅出
し比２程度で熱間圧延をすると、第１０図に示す如くク
ラッド鋼板の端部ｌは母材２のみとなり、更に合せ材４
の端部ｍは合せ材４の厚みが不均一でこれら両者の端部
は製品にならない。上記の例では１部の幅が８０〜１１
００ＩＷＩＸ部の幅が９０〜１００ ｍｍ程度であり、
これらを合せると片側１７０〜２００胴がクロップとな
り、クラッド金属板の圧延歩留が低（大きな問題となっ
ていた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、圧延
歩留がすぐれたクラッド金属板の製造方法を提供するに
ある。
歩留がすぐれたクラッド金属板の製造方法を提供するに
ある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の要
旨とするところは次の如くである。
旨とするところは次の如くである。
すなわち、合せ材の周囲に母材を鋳込んで圧延するクラ
ッド金属板の製造方法において、前記合せ材を階段状に
異なる板厚に加工する階段と、前記加工した合せ材の周
囲に前記母材を鋳込んでクラッド鋳塊とする階段と、前
記クラッド鋳塊を分塊圧延にてクラッドスラブとする階
段と、前記クラッドスラブを熱間圧延する階段と、前記
熱間圧延材をクラッド比の異なる部分に分割する階段と
、を有して成ることを特徴とするクラッド金属板の製造
方法である。
ッド金属板の製造方法において、前記合せ材を階段状に
異なる板厚に加工する階段と、前記加工した合せ材の周
囲に前記母材を鋳込んでクラッド鋳塊とする階段と、前
記クラッド鋳塊を分塊圧延にてクラッドスラブとする階
段と、前記クラッドスラブを熱間圧延する階段と、前記
熱間圧延材をクラッド比の異なる部分に分割する階段と
、を有して成ることを特徴とするクラッド金属板の製造
方法である。
本発明の詳細を図示の実施例に基づいて説明する。まず
、第１図に示す如く板厚ＴおよびＴの異なる階段状の合
せ材４を圧延あるいは機械切削等にて製作し°、この加
工した合せ材４を鋳型６の中に置き第２図（Ａ）、（Ｂ
）に示す如く周囲に母材２を鋳込み、第３図（Ａ）、（
Ｂ）に示す如き鋳塊とし、この鋳塊の背面母材２Ａを剥
離し分塊圧延により第４図に示す如くクラッドスラブと
し、厚板加熱炉において均一に加熱した後、熱間圧延す
ることにより同−金属板内においてクラッド比の異なる
クラッド金属板を得ることができる。
、第１図に示す如く板厚ＴおよびＴの異なる階段状の合
せ材４を圧延あるいは機械切削等にて製作し°、この加
工した合せ材４を鋳型６の中に置き第２図（Ａ）、（Ｂ
）に示す如く周囲に母材２を鋳込み、第３図（Ａ）、（
Ｂ）に示す如き鋳塊とし、この鋳塊の背面母材２Ａを剥
離し分塊圧延により第４図に示す如くクラッドスラブと
し、厚板加熱炉において均一に加熱した後、熱間圧延す
ることにより同−金属板内においてクラッド比の異なる
クラッド金属板を得ることができる。
第３図（Ａ）、（Ｂ）の鋳塊の分塊圧延方向を厚板圧延
時の長手方向になる如く圧延すれば、金属板の幅方向に
異なるクラッド比を有するクラッド金属板が得られ、ま
た、分塊圧延方向を厚板圧延時の幅方向になる如く圧延
すれば長手方向に異なるクラッド比を有するクラッド金
属板が得られる。
時の長手方向になる如く圧延すれば、金属板の幅方向に
異なるクラッド比を有するクラッド金属板が得られ、ま
た、分塊圧延方向を厚板圧延時の幅方向になる如く圧延
すれば長手方向に異なるクラッド比を有するクラッド金
属板が得られる。
これらの同−金属板内で異なるクラッド比を有するクラ
ッド金属板を、ガスあるいはシャー等で同一クラッド比
を有する金属板に長さ分割あるいは幅分割することによ
り、それぞれ目的とするクラッドおよび寸法を有するク
ラッド金属板を得ることができる。
ッド金属板を、ガスあるいはシャー等で同一クラッド比
を有する金属板に長さ分割あるいは幅分割することによ
り、それぞれ目的とするクラッドおよび寸法を有するク
ラッド金属板を得ることができる。
本発明法においては、複数の異なるクラッド比の金属板
を同時に製造するので、スラブ単重を大きくすることが
可能で、異なるクラッド比の金属板を単独にスラブから
熱間圧延する従来法に比し、スラブの大型化による効果
と、熱延金属板端部のクロップロスが減少することによ
る圧延歩留の５〜８％の向上が期待できる。
を同時に製造するので、スラブ単重を大きくすることが
可能で、異なるクラッド比の金属板を単独にスラブから
熱間圧延する従来法に比し、スラブの大型化による効果
と、熱延金属板端部のクロップロスが減少することによ
る圧延歩留の５〜８％の向上が期待できる。
ＳＵＳ ３０４Ｌステンレス鋼板を素材として、厚み
が１００＋ｌｌｌ１１および２００間の階段状で、幅１
８００間、長さ２２００１Ｔｌ＋１の合せ材４を機械加
工により第５図の如く製作した。なお幅Ｗ、、Ｗ２は任
意に取れるが本実施例ではＷ、＝８００ｍｍ、 Ｗ２＝
＝ １０００ｎｎｎとした。
が１００＋ｌｌｌ１１および２００間の階段状で、幅１
８００間、長さ２２００１Ｔｌ＋１の合せ材４を機械加
工により第５図の如く製作した。なお幅Ｗ、、Ｗ２は任
意に取れるが本実施例ではＷ、＝８００ｍｍ、 Ｗ２＝
＝ １０００ｎｎｎとした。
この合せ材４を第２図（Ａ） 、（Ｂ）に示す如＜、
ＪＩＳ ５Ｓ４１の成分の溶鋼で鋳込み、次に背面母材
２Ａを除去した後分塊圧延にて第６図に示す寸法のクラ
ッドスラブとし、これを長さ分割を行い全厚２００ｍｍ
、 ＠１８００ｍｍ、長さ３０００ ｍｍのクラッドス
ラブを製造した。
ＪＩＳ ５Ｓ４１の成分の溶鋼で鋳込み、次に背面母材
２Ａを除去した後分塊圧延にて第６図に示す寸法のクラ
ッドスラブとし、これを長さ分割を行い全厚２００ｍｍ
、 ＠１８００ｍｍ、長さ３０００ ｍｍのクラッドス
ラブを製造した。
次にこのクラッドスラブを通常のクラッド圧延と同様の
方法によりステンレス鋼の粒界酸化が生じない１２００
℃に加熱し、幅出し長手方向圧延にて第７図に示した寸
法のクラッド鋼板に圧延した。
方法によりステンレス鋼の粒界酸化が生じない１２００
℃に加熱し、幅出し長手方向圧延にて第７図に示した寸
法のクラッド鋼板に圧延した。
この鋼板をガスにて切断しクラッド比が１６５％〔第８
図（Ａ）〕および３３０％〔第８図（Ｂ）〕の２種のク
ラッド鋼板を製造することができた。
図（Ａ）〕および３３０％〔第８図（Ｂ）〕の２種のク
ラッド鋼板を製造することができた。
本発明実施例におけろ熱間圧延材のクラッド比が異なる
境界におけるクラッド比が変動する幅は２０〜３０ｍ＋
ｍ程度であり、分割したクラッド鋼板の端部あたりのク
ロップロスはこの半分、すなわち１０〜１５順程度であ
る。しかるに、従来の如くクラッド比の異なるクラッド
鋼板をそれぞれ単独に製造した場合はクラッド鋼板の端
部のクロップは、上記の如（片側１７０〜２００ｍに達
しており、本発明においては端部のクロップロスが著し
く減少し、圧延歩留が向上することがわかる。
境界におけるクラッド比が変動する幅は２０〜３０ｍ＋
ｍ程度であり、分割したクラッド鋼板の端部あたりのク
ロップロスはこの半分、すなわち１０〜１５順程度であ
る。しかるに、従来の如くクラッド比の異なるクラッド
鋼板をそれぞれ単独に製造した場合はクラッド鋼板の端
部のクロップは、上記の如（片側１７０〜２００ｍに達
しており、本発明においては端部のクロップロスが著し
く減少し、圧延歩留が向上することがわかる。
本発明法は上記実施例からも明らかな如く、階段状に板
厚の異なる合せ材を製作し、乙の合せ材を心として母材
の成分で鋳込み、分塊圧延および熱間圧延にて同−金属
板内にてクラッド比の異なるクラッド金属板を製造し、
更にクラッド比の異なる部分を分割することにより、ク
ロラプスを減少し高い圧延歩留のクラッド金属板を製造
することができた。
厚の異なる合せ材を製作し、乙の合せ材を心として母材
の成分で鋳込み、分塊圧延および熱間圧延にて同−金属
板内にてクラッド比の異なるクラッド金属板を製造し、
更にクラッド比の異なる部分を分割することにより、ク
ロラプスを減少し高い圧延歩留のクラッド金属板を製造
することができた。
第１図は本発明における合せ材の形状を示す断面図、第
２図（Ａ）、（Ｂ）は本発明における母材と合せ材の鋳
込みを示しくＡ）は水平断面図、（Ｂ）は側断面図、第
３図（Ａ）、（Ｂ）は本発明における鋳塊を示しくＡ）
は側断面図、（Ｂ）は水平断面図、第４図は本発明にお
けるクラッドスラブを示す斜視図、第５図は実施例にお
ける機械加工した合せ材を示す斜視図、第６図は実施例
におけるクラッドスラブを示す斜視図、第７図は実施例
における圧延後のクラッド鋼板を示す斜視図、第８図（
Ａ） 、（Ｂ）はそれぞれ実施例における分割後のクラ
ッド鋼板を示す斜視図、第９図はクラッド金属板を示す
断面図、第１０図は従来のクラッド鋼板を示す断面図で
ある。
２図（Ａ）、（Ｂ）は本発明における母材と合せ材の鋳
込みを示しくＡ）は水平断面図、（Ｂ）は側断面図、第
３図（Ａ）、（Ｂ）は本発明における鋳塊を示しくＡ）
は側断面図、（Ｂ）は水平断面図、第４図は本発明にお
けるクラッドスラブを示す斜視図、第５図は実施例にお
ける機械加工した合せ材を示す斜視図、第６図は実施例
におけるクラッドスラブを示す斜視図、第７図は実施例
における圧延後のクラッド鋼板を示す斜視図、第８図（
Ａ） 、（Ｂ）はそれぞれ実施例における分割後のクラ
ッド鋼板を示す斜視図、第９図はクラッド金属板を示す
断面図、第１０図は従来のクラッド鋼板を示す断面図で
ある。
Claims (1)
- （１）合せ材の周囲に母材を鋳込んで圧延するクラッド
金属板の製造方法において、前記合せ材を階段状に異な
る板厚に加工する階段と、前記加工した合せ材の周囲に
前記母材を鋳込んでクラッド鋳塊とする階段と、前記ク
ラッド鋳塊を分塊圧延にてクラッドスラブとする階段と
、前記クラッドスラブを熱間圧延する階段と、前記熱間
圧延材をクラッド比の異なる部分に分割する階段と、を
有して成ることを特徴とするクラッド金属板の製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12733985A JPS61286005A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | クラツド金属板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12733985A JPS61286005A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | クラツド金属板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61286005A true JPS61286005A (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=14957471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12733985A Pending JPS61286005A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | クラツド金属板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61286005A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103495604A (zh) * | 2013-10-11 | 2014-01-08 | 武汉钢铁(集团)公司 | 锁扣式真空轧制金属复合板的方法 |
| CN105478475A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-04-13 | 太原科技大学 | 一种轧制高强度金属复合板的方法 |
| JP2017534464A (ja) * | 2014-11-19 | 2017-11-24 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトＴｈｙｓｓｅｎＫｒｕｐｐ Ｓｔｅｅｌ Ｅｕｒｏｐｅ ＡＧ | 複合材料の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP12733985A patent/JPS61286005A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103495604A (zh) * | 2013-10-11 | 2014-01-08 | 武汉钢铁(集团)公司 | 锁扣式真空轧制金属复合板的方法 |
| CN103495604B (zh) * | 2013-10-11 | 2016-08-24 | 武汉钢铁(集团)公司 | 锁扣式真空轧制金属复合板的方法 |
| JP2017534464A (ja) * | 2014-11-19 | 2017-11-24 | ティッセンクルップ スチール ヨーロッパ アクチェンゲゼルシャフトＴｈｙｓｓｅｎＫｒｕｐｐ Ｓｔｅｅｌ Ｅｕｒｏｐｅ ＡＧ | 複合材料の製造方法 |
| US10882106B2 (en) | 2014-11-19 | 2021-01-05 | Thyssenkrupp Steel Europe Ag | Method for producing a composite material |
| CN105478475A (zh) * | 2016-01-21 | 2016-04-13 | 太原科技大学 | 一种轧制高强度金属复合板的方法 |
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