JPS62275384A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS62275384A
JPS62275384A JP61117244A JP11724486A JPS62275384A JP S62275384 A JPS62275384 A JP S62275384A JP 61117244 A JP61117244 A JP 61117244A JP 11724486 A JP11724486 A JP 11724486A JP S62275384 A JPS62275384 A JP S62275384A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
timing
latch circuit
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JP61117244A
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English (en)
Inventor
Akira Ito
明 伊藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS62275384A publication Critical patent/JPS62275384A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、たとえば
、スタティック型RAM (ランダム・アクセス・メモ
リ)に利用して有効な技術に関するものである。
〔従来の技術〕
スタティック型RAM等の半導体記憶装置については、
たとえば、1985年9月、■日立製作所発行の「日立
ICメモリデータプフク」に各種の製品が記載されてい
る。
これらの従来の半導体記憶装置では、アドレス信号ある
いはチップ選択信号等の制御信号によってその読み出し
動作が開始され、所定のアクセスタイムを経過した後、
メモリセルからの読み出しデータが自動的に出力端子に
出力される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
半導体記憶装置の微細化と高速化が進むに従い、上記の
ような従来の出力方法では問題となる場合が生じてきた
。すなわち、特に半導体記憶装置がマイクロコンピュー
タや各種の論理LSI(大規模集積回路)等に内蔵され
るような場合、半導体記憶装置のアクセスタイムがこれ
らの主装置の処理速度と匹敵して高速化されているにも
かかわらず、完全に同期化することができず、また主装
置の処理の過程で一時的に読み出しデータの取り込みを
待たせたい場合があり、半導体記憶装置と主装置との間
にデータ保持回路を必要とする。また、半導体記憶装置
の読み出しサイクル内に主装置が読み出しデータを取り
込み得る場合でも、半導体記憶装置のデータ出力タイミ
ングが、必ずしも主装置として最適のタイミングである
とは言えず、主装置の処理が効率的に行われない原因と
なっている。
この発明の目的は、その読み出しデータを外部から供給
するタイミング信号によって任意のタイミングで出力し
うる機能を有する半導体記憶装置を提供することにある
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、メモリセルからの読み出し信号を増幅する増
幅回路の出力信号を取り込み、保持する第1のラッチ回
路と、この第1のラッチ回路の出力信号を外部から供給
される第1の制御信号に従って形成されるタイミング信
号によって取り込み、保持する第2のラッチ回路と、上
記第2のラッチ回路の出力信号を受け、外部から供給さ
れる第2の制御信号に従って形成される出力タイミング
信号によって外部端子に出力する出力回路とを設けるも
のである。
〔作  用〕
上記した手段によれば、第1のラッチ回路から第2のラ
ッチ回路への読み出しデータの伝達と、第2のラッチ回
路から外部端子への出力を行うタイミングは、外部から
供給される二つの制御信号によって制御することができ
、読み出しデータの保持時間が長く、読み出しデータを
任意のタイミングで出力しうる半導体記憶装置を実現で
きるものである。
〔実施例〕
第2図には、この発明が通用されたCMO3(相補型M
O3)スタティック型RAMの回路ブロック図が示され
ている。同図の各回路素子は、公知のCMO5集積回路
の製造技術によって、特に制限されないが、単結晶N型
シリコンのような1個の半導体基板上において形成され
る。同図において、チャンネル(バックゲート)部に矢
印が付加されたMOS F ETはPチャンネル型であ
って、矢印の付加されないNチャンネルMO5FETと
区別される。
PチャンネルMOS F ETは、かかる半導体基板表
面に形成されたソース領域、ドレイン領域及びソース領
域とドレイン領域との間の半導体基板表面に薄い厚さの
ゲート絶縁膜を介して形成されたポリシリコンからなる
ようなゲート電極から構成される。NチャンネルMO3
FETは、上記半導体基板表面に形成されたP型ウェル
領域に形成される。これによって、半導体基板は、その
上に形成された複数のPチャンネルMO3FETの共通
の基板ゲートを構成する。P型ウェル領域は、その上に
形成されたNチャンネルMOS F ETの基板ゲート
を構成する。
第2図において、メモリアレイM−ARYは、m+1本
のワード線WO〜Wmと、n+1組の相補データ線DO
・DO−Dn−Dn及びこれらのワード線と相補データ
線の交点に配置される(m+1)X (n+1)個のメ
モリセルMCから構成される。
メモリセルMCはそれぞれ同じ構成とされ、その1つの
具体的回路が代表として示されているように、Pチャン
ネルMo3FETQ4とNチャンネルMo5FETQI
I及びPチャンネルMo5FETQ5とNチャンネルM
o5FETQ12からなる一対のCMOSインバータ回
路の入力と出力とが互いに交差結線されて構成されたフ
リップフロップ回路を含んでいる。上記フリップフロッ
プ回路の一対の入出力ノードb、aと相補データ線DO
・DOとの間にはNチャンネル型の伝送ゲートMO3F
ETQ13.Q14が設けられる。同じ行に配置された
メモリセルの伝送ゲートMO3FETQ13. Q14
等のゲートは、それぞれ対応するワード線W Q w 
W mに共通に接続され、同じ列に配置されたメモリセ
ルの入出力端子は、それぞれ対応する相補データ線DO
−DO〜Dn・−51に接続されている。
同図において、各相補データIJi[DO・Do−Dn
−Dnと電源電圧Vccとの間には、特に制限されない
が、そのゲートに定常的に電源電圧Vccが供給される
ことによって抵抗素子として作用するNチャンネル型の
負荷MO5FETQ16〜Q19が設けられる。
ワード線WO〜Wmは、XアドレスデコーダXDCHに
よって選択される。このXアドレスデコーダXDCRの
入力端子には、外部アドレス信号AO〜A i+jを受
けるアドレスバッファADBによって形成される相補内
部アドレス信号aXO〜axiが供給される。Xアドレ
スデコーダXDCRは、タイミング制御回路TCから供
給されるタイミング信号φceによって動作状態とされ
、これらの相補内部アドレス信号axQ〜axiをデコ
ードして一本のワード線を選択、指定する。
−万、相補データ1jjDO・DO〜Dn−Dnは、特
に制限されないが、Nチャンネル型の伝送ゲートMO5
FETQ20〜Q23から構成されるカラムスイッチC
8Wを介して相補共通データ線CD・σ万に接続される
。これらの伝送ゲートMo5FETQ20〜Q23のゲ
ートには、YアドレスデコーダYDCRからデータ線選
択信号YO〜Ynが供給される。
YアドレスデコーダYDCRは、タイミング制御回路T
Cから供給されるタイミング信号φceによって動作状
態とされ、アドレスバッファADBから供給される相補
内部アドレス信号上y Q −ayjをデコードして、
−組の相補データ線を選択し、相補共通データ線CD 
−CDに接続するためのデータ線選択信号を形成する。
相補共通データ線CD −CDには、後述するデータ出
力回路DOCの入力端子と、データ入カバソファDIB
の出力端子が接続される。このデータ出力回路DOCに
は、相補共通データ線CD・τ1によって伝達されるメ
モリセルの読み出し信号を増幅するためのセンスアンプ
回路と、その出力データを保持するための第1のラッチ
回路と第2のラッチ回路及び第2のラッチ回路の出力デ
ータを出力端子Doutに送出するための出力回路が含
まれる。このデータ出力回路DOCには、タイミング制
御回路TCからタイミング信号φs1.  φs2及び
φoeが供給される。データ出力回路DOCでは、この
タイミング信号φs1によってセンスアンプ回路の出力
データが第1のラッチ回路に取り込まれ、タイミング信
号φs2によって第1のラッチ回路の出力信号が第2の
ラッチ回路に取り込まれる。また、タイミング信号φo
eによって第2のラッチ回路の出力信号が出力端子Do
utから外部の主装置等に出力される。
一方、データ人カバソファDIBは、このスタティック
型RAMの書き込み動作モードにおいて、タイミング制
御回路TCから供給されるタイミング信号φ−eによっ
て動作状態とされ、入力端子Dinを介して外部から供
給される書き込みデータを相?!書き込み信号として、
相補共通データ線CD・σ石に伝達する。データ人カバ
ソファDIBの出力は、このスタティック型RAMの非
動作状態及び読み出し動作モードにおいてハイインピー
ダンス状態とされる。
タイミング制御回路TCは、外部から供給されるチップ
イネーブル信号σ1.ライトイネーブル信号WE、転送
イネーブル信号DTE及び出力イネーブル信号σ1によ
って、上記各種のタイミング信号を形成し、各回路に供
給する。
第1図には、第2図のデータ出力回路DOCの一実施例
の回路図が示されている。
同図において、相補共通データ線CD−σ1はデータ出
力回路DOC内のセンスアンプ回路SAに結合される。
この相補共通データ線CD −CDには、前述のように
、データ人カバソファDIBの出力端子も結合される。
センスアンプ回路SAの出力信号は、相補出力信号とさ
れ、その反転出力信号SDは、インバータ回路N2に供
給される。インバータ回路N2の出力信号は、相補伝送
ゲートを構成するPチャンネルMO5FE’l’Q2及
びNチャンネルMO3FETQ7を経て、インバータ回
路N3に供給される。MO3FETQ2のゲートには、
タイミング制御回路TCから供給されるタイミング信号
φslのインバータ回路N9による反転信号φS1が、
またMOSFETQ7のゲートには、タイミング信号φ
s1がそれぞれ供給される。
インバータ回路N3はインバータ回路N4とその入出力
端子が交差結合され、第1のラッチ回路DLIを構成す
る。この第1のラッチ回路DLIを構成するインバータ
回路N3の出力信号は、相補伝送ゲートを構成するPチ
ャンネルMO5FETQ3及びNチャンネルMOSFE
TQBを経て、インバータ回路N5に供給される。MO
3FETQ3のゲートには、タイミング制御回路TCか
ら供給されるタイミング信号φs2のインバータ回路N
IOによる反転信号φs2が、またMO3FETQ8の
ゲートには、タイミング信号φs2がそれぞれ供給され
る。
インバータ回路N5はインバータ回路N6とその入出力
端子が交差結合され、第2のラッチ回路DL2を構成す
る。この第2のラッチ回路DL2を構成するインバータ
回路N5及びN6の出力信号は、ナントゲート回路NA
GI及びNAG2の一方の入力端子にそれぞれ供給され
る。これらのナントゲート回路NAGI及びNAG2の
他方の入力端子には、タイミング制御回路TCから供給
されるタイミング信号φOSが供給される。ナントゲー
ト回路NAG1及びNAG2の出力信号は、インバータ
回路N7及びN8によってそれぞれ反転され、出力回路
を構成するNチャンネル型の出力MO5FETQ9及び
QIOのゲートに供給される。
出力MO5FETQ9は、回路の電源電圧Vccと出力
端子Doutとの間に設けられ、インバータ回路N7の
ハイレベルの出力信号によってオン状態となり、出力端
子Doutにハイレベルの出力信号を送出する。また、
出力MO5FETQIOは、回路の接地電位と出力端子
Doutとの間に設けられ、インバータ回路N8のハイ
レベルの出力信号によってオン状態となり、出力端子D
outにロウレベルの出力信号を送出する。
一方、センスアンプ回路SAの非反転出力信号SDは、
インバータ回路N1に供給される。インバータ回路Nl
の出力信号は、相補伝送ゲートを構成するPチャンネル
MO3FETQI及びNチャンネルMO3FETQ6を
経て、上記の第2のラッチ回路DL2を構成するインバ
ータ回路N5に供給される。このMO3FETQIのゲ
ートには、タイミング制御回路TCから供給されるタイ
ミング信号φs1及びφS2が同時にハイレベルとされ
た時に、ナントゲート回路NAC;3によって形成され
るタイミング信号φ3dの反転信号1iが、またMO3
FETQ6のゲートには、タイミング信号φsdがそれ
ぞれ供給される。
以上のことから、センスアンプ回路SAの出力信号は、
タイミング信号φslに従うて第1のラッチ回路DLL
に取り込まれ、第1のラッチ回路DL1の出力信号は、
タイミング信号φs2に従って第2のラッチ回路DL2
に取り込まれる。また、タイミング信号φs1及びφs
2が同時にハイレベルにされる場合、タイミング信号φ
sdが形成され、センスアンプ回路SAの出力信号は、
第1のラッチ回路DLIを介することなく、直接第2の
ラッチ回路DL2に伝達される。さらに、第2のラッチ
回路DL2の出力信号は、タイミング信号φoeによっ
て出力MO3FETQ9及び°′Q10に伝達され、外
部の主装置等に出力される。
第3図には、この実施例のスタティック型RAMの読み
出し動作モードにおけるタイミング図が示されている。
この図により、第1図のデータ出力回路DOCの動作を
説明する。
第3図において、(a)の例は第1図のタイミング信号
φS1及びφS2が同時にハイレベルとされ、メモリセ
ルの読み出しデータが最も速く外部に出力される場合を
示し、また(b)の例は外部の主装置等によってメモリ
セルの読み出しデータの保持時間及びそのデータ出力の
切り換えタイミングを任意のタイミングに調整している
場合を示している。
第3図の(a)例の場合、チップイネーブル信号CEが
ハイレベルからロウレベルに立ち下がるとともに、アド
レスAa)Ici旨定するためのアドレス信号AO−A
i+jが供給され、ライトイネーブル信号W下は読み出
し動作モードを指定するためにハイレベルのままとされ
る。また、転送イネーブル信号f〒百がチップイネーブ
ル信号S1等と同時にロウレベルとされ、やや遅れて出
力イネーブル信号σ1がロウレベルとされる。タイミン
グ制御回路TCは、アドレスAaのメモリセルが選択さ
れ、その読み出し信号がセンスアンプ回路SAによって
確定されるタイミングで、タイミング信号φs1を形成
する。また、転送イネーブル信号f〒1の立ち下がりの
タイミングで出力イネーブル信号OEがハイレベルであ
ることにより、タイミング信号φslと同時にタイミン
グ信号φs2を形成する。また、出力イネーブル信号O
Eによって、タイミング信号φasを形成する。
タイミング信号φs1は、インバータ回路N9で反転さ
れ、ロウレベルの反転タイミング信号φslが形成され
る。この反転タイミング信号φS1のロウレベルと、非
反転タイミング信号φslのハイレベルによって、相補
伝送ゲートを構成するMO3FETQ2及びQ7がとも
にオン状態となる。これによりセンスアンプ回路SAの
反転出力信号百方がインバータ回路N2によって反転さ
れ、第1のラッチ回路DLIを構成するインバータ回路
N3に入力される。第1のラッチ回路DL1は、それま
での保持データに関係なく、センスアンプ回路SAの出
力信号として得られるアドレスAaの読み出しデータを
取り込む。すなわち、第1のラッチ回路DLIは、タイ
ミング信号φ31のハイレベルによって、アドレスAa
のデータを保持するものである。
第1図のデータ出力回路DOCでは、タイミング信号φ
sl及びφS2が同時にハイレベルとされることで、ナ
ントゲート回路NA、G3の出力信号がロウレベルとな
り、反転タイミング信号Tiが形成される。この反転タ
イミング信号φ3dは、さらにインバータ回路Nilで
反転され、ハイレベルのタイミツ21a号φsdが形成
される。この反転タイミング信号1iのロウレベルと、
非反転タイミング信号φsdのハイレベルによって、相
補伝送ゲートを構成するMO5FETQI及びQ6がと
もにオン状態となる。これによりセンスアンプ回路SA
の非反転出力信号SDがインバータ回路N1によって反
転され、第2のラッチ回路DL2を構成するインバータ
回路N5に入力される。第2のラッチ回路DL2は、そ
れまでの保持データに関係なく、センスアンプ回路SA
の出力信号として得られるアドレスAaの読み出しデー
タを取り込む。
すなわち、第2のラッチ回路DL2は、タイミング信号
φsdのハイレベルによって、第1のラッチ回路DLI
とほとんど同じタイミングで、アドレスAaのデータを
保持する。センスアンプ回路SAの非反転出力信号SD
がハイレベル(!!!理“1″)であった場合、インバ
ータ回路N1の出力信号はロウレベルとなり、インバー
タ回路N5の入力端子はロウレベルとされる。これによ
り、インバータ回路N5の出力信号はハイレベルとなり
、このハイレベルの出力はインバータ回路N6によって
反転され、インバータ回路N5の入力端子に正帰還され
る。したがって、第2のラッチ回路DL2は、インバー
タ回路N5の出力信号がハイレベル・となるようにラッ
チ状態となり、センスアンプ回路SAの非反転出力信号
SDに従ったハイレベルのデータを保持する。
一方、センスアンプ回路SAの非反転出力信号SDがロ
ウレベル(論理″0”)の場合、インバータ回路N1の
出力信号はハイレベルとなり、第2のラッチ回路DL2
のインバータ回路N5にハイレベルの入力信号が供給さ
れる。これにより、インバータ回路N5の出力信号はロ
ウレベルとなり、さらにインバータ回路N6によってハ
イレベルの出力信号がインバータ回路N5に正帰還され
る。したがって、第2のラッチ回路DL2は、インバー
タ回路N5の出力信号がロウレベルとなるようにラッチ
状態となり、センスアンプ回路SAの非反転出力信号S
Dに従ったロウレベルのデータを保持する。
第2のラッチ回路DL2の相補出力信号は、ナントゲー
ト回路NAG1及びNAG2にそれぞれ入力され、外部
から供給される出力イネーブル信号面によって形成され
たタイミング信号φoeに同期して、出力MO3FET
Q9及びQIOにそれぞれ伝達される。すなわち、タイ
ミング信号φosがロウレベルの時は、ナントゲート回
路NAG 1及びNAG2の出力信号はともにハイレベ
ルであるため、インバータ回路N7及びN8の出力信号
はともにロウレベルとなる。このため、出力MO5F 
ETQ 9及びQIOはともにオフ状態となり、出力端
子Doutは、ハイインピーダンス状fiH2とされる
。タイミング信号φoeがハイレベルになると、第2の
ラッチ回路DL2がハイレベル(論理“l”)の読み出
しデータを保持している場合にはナントゲート回路NA
GIの出力信号がロウレベルとなり、インバータ回路N
7によってハイレベルの出力信号が出力MO5FETQ
9のゲートに供給される。これにより、MO3FETQ
9はオン状態となり、出力端子Doutには電源電圧V
CCのようなハイレベルか出力される。一方、第2のラ
ッチ回路DL2がロウレベル(論理“0”)の読み出し
データを保持している場合には、インバータ回路N6の
ハイレベルの出力信号によって、ナントゲート回路NA
G2の出力信号がロウレベルとなり、インバータ回路N
8によってハイレベルの出力信号が出力MO5FETQ
IOのゲートに供給される。これにより、MO5FET
QIOはオン状態となり、出力端子Doutには回路の
接地電位のようなロウレベルが出力される。
次に、第3図の(b)例の場合、転送イネーブル信号D
TEはこのスタティック型RAMにおいてメモリセルが
選択され、そのデータの読み出し動作が終了した後に、
遅れてハイレベルからロウレベルにされる。
第3図の(b)例の場合、チップイネーブル信号CEが
ハイレベルからロウレベルに立ち下がるとともに、アド
レスAbを指定するためのアドレス信号AO〜Ai+j
が供給され、ライトイネーブル信号WEはさらに読み出
し動作モードを指定するためにハイレベルのままとされ
る。タイミング制御回路TOは、アドレスAbのメモリ
セルが選択され、その読み出し信号がセンスアンプ回路
SAによって確定されるタイミングで、タイミング信号
φslをハイレベルとする。これにより、前記と同様に
して、センスアンプ回路SAの反転出力信号SDがイン
バータ回路N2によって反転され、第1のラッチ回路D
LIを構成するインバータ回路N3に入力される。第1
のラッチ回路DLIは、それまで保持していたアドレス
Aaのデータに関係なく、センスアンプ回路SAの出力
信号として得られるアドレスAbの読み出しデータを取
り込み、保持する。
チアブイネーブル信号CEのロウレベルに少し遅れたタ
イミングで、出カイネーブル信号σ百がロウレベルにさ
れると、これによってタイミング信号φoeがハイレベ
ルとされる。この結果、前の読み出し動作により読み出
され、ラッチ回路DL2に保持されていたアドレスAa
に対応するデータが出力端子Doutに出力される。
タイミング信号φs1のハイレベルが発生されたタイミ
ングに少し遅れたタイミングで、転送イネーブル信号「
〒1がロウレベルとされる。タイミング制御回路TCは
、出力イネーブル信号σ1が転送イネーブル信号丁〒1
に先立ってロウレベルにされるので、転送イネーブル信
号「〒1のロウレベルによってタイミング信号φ32を
ハイレベルとする。したがって、第1図のデータ出力回
路DoCでは、タイミング信号φsdが形成されないた
め、センスアンプ回路SAの非反転出力信号SDは伝達
されない、この状態において、第2のラッチ回路DL2
は、タイミング信号φs2及びφsdが形成されないた
め、まだ前回の読み出し動作における出力データを保持
している。
外部から供給される転送イネーブル信号DTEのロウレ
ベルによって形成されたタイミング信号φs2のハイレ
ベルと、インバータ回路NIOによる反転タイミング信
号φS2のロウレベルにより、相補伝送ゲートを構成す
るMO3FETQ3及びQ8がともにオン状態となる。
これにより、第1のラッチ回路DLLのインバータE路
N3の出力信号が、第2のラッチ回路DL2を構成する
インバータ回路N5に供給され、第2のラッチ回路DL
2のインバータ回路N5の出力信号が第1のラッチ回路
DLIのインバータ回路N3の出力信号の反転信号とな
るようなラッチ状態とされる。したがって、第2のラッ
チ回路DL2には、センスアンプ回路SAの反転出力信
号の反転信号、すなわちアドレスAbのメモリセルから
の鼻反転読み出しデータが取り込まれる。出力イネーブ
ル信号OEによって、上述の(a)例の場合と同様に、
第2のラッチ回路DL2の保持データ、すなわちアドレ
スAbの読み出しデータが、ただちに出力MO5FET
Q9あるいはQIOを介して出力端子Doutに出力さ
れる。
以上のように、転送イネーブル信号DTEが出力イネー
ブル信号OEより遅れて供給される場合、選択されたメ
モリセルの読み出しデータは第1のラッチ回路DLIま
で伝達され、転送イネーブル信号DTEがハイレベルか
らロウレベルに変化された時に形成されるタイミング信
号φs2によって第2のラッチ回路DL2に伝達され、
さらに、出力端子Doutに送られる。メモリセルの読
み出しデータは、次の読み出し動作が開始され、タイミ
ング信号φs1が形成されるまで第1のラッチ回路DL
Iに保持される。また、第2のラッチ回路DL2に伝達
された読み出しデータは、転送イネーブル信号DTEが
ロウレベルとされ、タイミング信号φ32が形成される
までの間、第2のラッチ回路DL2に保持される。第2
のラッチ回路DL2の保持データは、転送イネーブル信
号f下下によって形成されるタイミング信号φs2によ
り、任意のタイミングで出力回路から出力される。した
がって、このスタティック型RAMをアクセスする主装
置は、転送イネーブル信号DTEを供給するタイミング
を制御することによって、その処理が、最も効率的とな
るような任意のタイミングで読み出しデータを第2のラ
ッチ回路DL2に移動し、また取り込むことができる。
ずなわぢ、転送イネーブル信号DTEを任意のり・イミ
ングで主装置から発生させることにより、読み出しデー
タの保持時間、言い換えると読み出しデータが前のデー
タから新しいデータに切り換わるタイミングを任意のタ
イミングに制御することができる。
以上の本実施例に示されるように、この発明をスタティ
ック型RAM等の半導体記憶装置に通用した場合、次の
ような効果を得ることができる。
すなわち、 (1)アドレス信号によって選択されたメモリセルの読
み出し信号を増幅する増幅回路の出力信号を取り込み、
保持する第1のラッチ回路と、この第1のラッチ回路の
出力信号を外部から供給される第1の制御信号に従って
形成されるタイミング信号によって取り込み、保持する
第2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路の出力信号
を受け、外部から供給される第2の制?8信号に従って
形成される出力タイミング信号に従って外部端子に出力
する出力回路とを設けることで、読み出しデータを第1
のラッチ回路から第2のラッチ回路へ伝達し、外部に出
力するタイミングを、外部から供給される制御信号によ
って$11!IIすることができ、読み出しデータを任
意の時間保持し、また任意のタイミングで出力しうる半
導体記憶装置が実現できるという効果が得られる。
(2)センスアンプ回路SAの出力信号を、第1のラッ
チ回路DLIを介することなく、直接第2のラッチ回路
DL2に伝達する信号経路を設けることにより、通常の
読み出し動作における読み出しデータの出力を高速化す
ることができるという効果が得られる。
(3)センスアンプ回路SAの出力を相補出力信号とし
、その一方を第1のラッチ回路DLIを介して伝達し、
その他方を上記(2)項のイm号経路を介して供給する
ことにより、センスアンプ回路SAの出力負荷電平均化
することで、読み出しデータの出力経路をさらに高速化
することができるという効果が得られる。
(4)上記(1)項により、このようなスタティック型
等の半導体記憶装置をアクセスする主装置のタイミング
仕様に柔軟性を持たせることができ、より効率的な処理
システムを構成することができるという効果が得られる
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を過膜しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。たとえば、第1図のP
チャンネルMO3FET及びNチャンネルMO3FET
により構成される相補伝送ゲートは、PチャンネルMO
3FETあるいはNチャンネルMOS F ETのみの
伝送ゲートとしてもよい、また、タイミング信号φsd
は、転送イネーブル信号DTEがチップイネ−プル信号
で1等とほぼ同時にロウレベルとされることで、タイミ
ング制御回路TCにより形成されるものとしてもよい、
インパーク回路N1を介する信号経路を用いる場合、同
時に第1のラッチ回路DLIを介する信号経路でも読み
出しデータが伝達されるため、インバータ回路N1の駆
動能力をインバータ回路N3より大きくすることが効果
的であるし、タイミング信号φsdによって、第1のラ
ッチ回路DLIを介する信号経路を断つこともよい、さ
らに、データ出力回路DOCの具体的な構成や、制御信
号の組み合わせ等、種々の実施形態を採りうるちのであ
る。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるスタティック型RA
M等に適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではな(、たとえば、ROM (リード・オン
リー・メモリ)等他の各種の半導体記憶装置にも適用で
きる0本発明は、少なくとも半導体記憶装置あるいは半
導体記憶装置を内蔵するマイクロコンピュータ等の半導
体集8trf3路装置には適用できるものである。
(発明の効果〕 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。ずンよりち、アドレス信号によって選択されたメモ
リセルの読み出し信号を増幅する増幅回路の出力信号を
取り込み、保持する第1のラッチ回路と、この第1のラ
ッチ回路の出力信号を外部から供給される第1の制御信
号に従って形成されるタイミング信号によって取り込み
、保持する第2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路
の出力信号を受け、外部から供給される第2の制御信号
に従って形成される出力タイミング信号によって外部端
子に出力する出力回路とを設けることで、読み出しデー
タを第1のラッチ回路から第2のラッチ回路へ伝達し、
あるいは外部に出力するタイミングを、外部から供給さ
れる二つの制御信゛号によって制御することができ、読
み出しデータを任意の時間保持し、また任意のタイミン
グで出力しうる半導体記憶装置を実現できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたスタティック型RAM
のデータ出力回路DOCの回路図、第2図は、第1図の
データ出力回路DOCを含むスタティック型RAMの回
路ブロック図、第3図は、第2図のスタティック型RA
Mの読み出し動作モードにおけるタイミング図である。 DOC・・・データ出力回路、SA・・・センスアンプ
回路、DLL、DL2・・・ラッチ回路、Q1〜Q5・
・・PチャンネルMOSFET、Q6〜Q23・・・N
チャンネルMOSFET、Nl〜Nil・・・インバー
タ回路、NAG1〜NAG−3・・・ナントゲート回路
。 M −A RY・・・メモリアレイ、ADB・・・・°
rドレスバ5・ファ、XDCR・・・Xアドレスデコー
ダ、YDCR・・・YアトL・スデコーダ、MC・・・
メモリセル、DIB・・・データ入力バッファ、TC・
・・タイミングw制御回路。 第1図 SW 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アドレス信号によって選択されるメモリセルからの
    読み出し信号が伝達される相補共通データ線と、上記相
    補共通データ線によって伝達されるメモリセルからの読
    み出し信号を増幅する増幅回路と、上記増幅回路の出力
    信号を第1のタイミング信号によって取り込み、保持す
    る第1のラッチ回路と、上記第1のラッチ回路の出力信
    号を第2のタイミング信号によって取り込み、保持する
    第2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路の出力信号
    を、第3のタイミング信号に従って外部端子に出力する
    出力回路とを具備することを特徴とする半導体記憶装置
    。 2、上記第1のタイミング信号は、上記読み出し動作に
    従属して形成され、上記第2及び第3のタイミング信号
    は、外部から供給される第1及び第2の制御信号に従っ
    てそれぞれ形成されるものであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記増幅回路と上記第2のラッチ回路との間には、
    上記メモリセルの読み出し動作が行われる以前に上記第
    1の制御信号が供給される場合に、上記増幅回路の出力
    信号を上記第2のラッチ回路に直接入力するための信号
    経路が設けられるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項、又は第2項記載の半導体記憶装置。 4、上記増幅回路の出力信号は相補信号であり、上記第
    1のラッチ回路は上記相補出力信号の一方を受け、上記
    信号経路は上記相補出力信号の他方を受けるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の半導体記
    憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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