JPS63197090A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS63197090A
JPS63197090A JP62028278A JP2827887A JPS63197090A JP S63197090 A JPS63197090 A JP S63197090A JP 62028278 A JP62028278 A JP 62028278A JP 2827887 A JP2827887 A JP 2827887A JP S63197090 A JPS63197090 A JP S63197090A
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JP
Japan
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sense amplifier
mosfet
signal
mosfets
gate
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Application number
JP62028278A
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English (en)
Inventor
Satoshi Shinagawa
品川 敏
Mitsuo Serizawa
芹沢 充男
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するものであり、例え
ば、CMO3(相補型MO3)スタティック型RAM 
(ランダム・アクセス・メモリ)などに利用して有効な
技術に関するものである。
〔従来の技術〕
メモリアレイをNチャンネルMO3FETからなるスタ
ティック型メモリセルによって構成し、その周辺回路を
CMO3によって構成することで、高速化と低消費電力
化を図ったCMOSスタティック型RAMがある。この
ようなCMOSスタティック型RAMの増幅回路すなわ
ちセンスアンプとして、第4図に示されるような電流ミ
ラー型差動増幅回路が、単独であるいは対称的に組み合
わされて用いられる。
このようなCMOSスタティック型RAM及び電流ミラ
ー型差動増幅回路については、例えば、日経マグロウヒ
ル社発行、1985年12月30日付「日経エレクトロ
ニクス」の117頁〜145頁に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第4図において、CMOSスタティック型RAMのセン
スアンプSAは、そのゲートが相補共通データ線の非反
転信号線CD及び反転信号線CDにそれぞれ結合される
Nチャンネル型の差動MO3FETQ16及びQ17を
含む。このうち、MO3FETQI 6のドレインと回
路の電源電圧■CCとの間には、Pチャンネル型の負荷
MO3FETQ25が設けられ、MO3FETQI 7
のドレインと回路の電源電圧Vccとの間には、そのゲ
ートとドレインが共通接続されるPチャンネル型の負荷
MO5FETQ26が設けられる。これらの負荷MO3
FETQ25及びQ26は、そのゲートが結合されるこ
とで電流ミラー形態とされ、能動性負荷として機能する
。差動MO3FETQI6・Q17の共通接続されたソ
ースと回路の接地電位との間には、そのゲートにタイミ
ング信号φsaを受けるNチャンネルMO3FETQI
 8が設けられる。また、上記MO3FETQ25には
、そのゲートに上記タイミング信号φsaを受けるPチ
ャンネル型のリセットMO5FETQ24が並列形態に
設けられる。MO3FETQI 6のドレインすなわち
ノードnCの電圧は、インバータ回路N2によって反転
され、このセンスアンプSAの非反転出力信号SDとし
て出力される。
CMOSスタティック型RAMの非選択状態において、
タイミング信号φsaは論理ロウレベルとされ、MO3
FETQI 8がオフ状態となって、センスアンプSA
は非動作状態とされる。このとき、差動MO3FETQ
16・Q17はオフ状態となり、それぞれのドレインは
ともにフローティング状態となるが、負荷MO3FET
QZ6のゲートとドレインが結合されているため、MO
3FETQ26はそのドレインすなわちノードndの電
圧が電源電圧Vcc −V rHp  (V THPは
PチャンネルMO3FETQ25及びQ26のしきい値
電圧)となるまでオン状態となる。また、負荷MO3F
ETQ25も、MO3FETQ26と同様にオン状態と
なり、ノードncの電圧を電源電圧Vcc−V工HPと
する。
ところが、これらの差動MO3FETのドレイン電圧は
、負荷MO3FETQ25及びQ26がオフ状態となる
ことによって形成されることから、出力用のCMOSイ
ンバータ回路N2にとっては不安定なレベルとなる。こ
のため、リセットMO3FETQ24がタイミング信号
φsaの論理ロウレベルによってオン状態となり、ノー
ドncの電圧を電源電圧Vccのような論理ハイレベル
に固定する。これにより、CMOSスタティック型RA
Mの非選択状態におけるCMOSインバータ回路N2の
入力レベルが安定化され、その出力信号すなわちセンス
アンプSAの非反転出力信号SDは論理ロウレベルに確
定される。
CMOSスタティック型RAMが選択状態となり、タイ
ミング信号φSaが論理ハイレベルになると、MO3F
ETQI 8がオン状態となる。これにより、センスア
ンプSAは動作状態となり、ノードnc及びndは、選
択されたメモリセルから相補共通データ線CD−で■を
介して伝達される読み出し信号に従ったレベルとなる。
すなわち、選択されたメモリセルから論理“0″の記憶
データが出力される場合、反転信号線CDのレベルが非
反転信号線CDのレベルよりも高(なる。このため、M
O3FETQI 7のコンダクタンスが大きくされ、ま
たMO5FETQI 6のコンダクタンスが小さくされ
る。したがって、ノードndの電圧が低下し、これによ
ってMO3FETQ26のコンダクタンスが大きくされ
る。また、ノードndの電圧が低下することでMO3F
ETQ25のコンダクタンスが大きくされるため、ノー
ドnCの電圧は一旦やや低下した後上昇する。これによ
り、センスアンプSAの非反転出力信号SDは論理ロウ
レベルとなる。一方、選択されたメモリセルから論理“
1”の記憶データが出力される場合、非反転信号線CD
のレベルが反転信号線CDのレベルよりも高くなる。こ
のため、MO3FETQ17のコンダクタンスがが小さ
くされ、逆にMO3FETQI 6のコンダクタンスが
大きくされる。したがって、ノードndの電圧は上昇し
、またノードndの電圧が上昇することで、MO3FE
TQ25のコンダクタンスも小さくされ、ノー )” 
n cの電圧が低下する。したがって、センスアンプS
Aの非反転出力信号SDは、論理ハイレベルとなる。
以上のように、第4図のセンスアンプSAは、メモリセ
ルからの読み出し信号に従った差動MO3FETQ17
のドレイン電流の変化を、電流ミラー形態とされるM 
OS F E T Q 26及びQ25を介して伝達す
ることで、比較的高速度の増幅動作を行う。
しかしながら、上記のような電流ミラー型のセンスアン
プには、次のような問題点があることが、本願発明者等
によって明らかとなった。すなわち、前述のように、C
MOSスタティック型RAMの非選択状態におけるノー
ドncの電圧は、ノードndの電圧よりも負荷MO3F
ETQ25のしきい値電圧VTHP分だけ低くなる。こ
のため、第5図に示されるように、選択されたメモリセ
ルから論理“l”の読み出し信号が出力される場合には
、センスアンプSAが、ノードndの電圧とノードnc
の電圧が反転するまでの間比較的ゆっくりと動作し、こ
れにともなってノードncの電圧が比較的ゆっくりと低
下する。したがって、インバータ回路N2のレベル判定
が遅れ、CMOSスタティック型RAMの読み出し動作
の高速化が妨げられるものである。
この発明の目的は、センスアンプの高速化を図ったスタ
ティック型RAMなどの半導体記憶装置を提供すること
にある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろ
う。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、電流ミラー型センスアンプの二つの負荷MO
3FETの両方に、そのゲートに駆動制御信号を受ける
リセフ)MOSFETをそれぞれ並列形態に設けるもの
である。
〔作  用〕
上記した手段によれば、非選択状態における差動MOS
FET対のドレイン電圧がともに回路の電源電圧のよう
なハイレベルとされ、レベル反転にともなう信号遅延を
防止できるため、センスアンプの増幅動作が高速化され
、CMOSスタティック型RAMなどの半導体記憶装置
の読み出し動作が高速化されるものである。
〔実施例〕
第2図には、この発明が適用されたCMOSスタティッ
ク型RAMの一実施例の回路ブロック図が示されている
。同図の各回路素子は、公知のCMO3集積回路の製造
技術によって、特に制限されないが、単結晶シリコンの
ような1個の半導体基板上において形成される。以下の
図において、チャンネル(バックゲート)部に矢印が付
加されるMOSFETはPチャンネル型であって、矢印
の付加されないNチャンネルMOS F ETと区別さ
れる。
第2図において、メモリアレイM−ARYは、m+1本
のワード線WO〜Wmと、n+1組の相補データ線DO
・τ■〜Dn−Inn及びこれらのワード線と相補デー
タ線の交点に配置される(m+1)X (n+1)個の
メモリセルMCによって構成される。
それぞれのメモリセルMCは、第2図に例示的に示され
るように、それぞれのゲートとドレインが互いに交差結
合されるNチャンネル型MO3FETQ1及びQ2をそ
の基本構成とする。特に制限されないが、上記MO3F
ETQI及びQ2のドレインと回路の電源電圧VCCと
の間には、ポリシリコン(多結晶シリコン)層により形
成される負荷抵抗R1及びR2がそれぞれ設けられる。
また、MO3FETQI及びQ2のソースは共通接続さ
れ、さらに回路の接地電位に結合される。これにより、
MO3FETQI及びQ2は、負荷抵抗R1及びR2と
ともにスタティック型RAMの記憶素子となるフリップ
フロップを構成する。
このフリップフロップの入出力ノードとされるMO3F
ETQI及びQ2のドレインは、Nチャンネル型の伝送
ゲートMO3FETQ3及びQ4を介して、対応する相
補データ線DO・ilにそれぞれ結合される。また、こ
れらの伝送ゲートMO3FETQ3及びQ4のゲートは
、対応するワード線WOに共通接続される。
この他のメモリセルMCも、すべて同様な回路構成とさ
れ、同様に対応する相補データ線及びワード線に結合さ
れることでマトリックス状に配置され、メモリアレイM
−ARYを構成する。すなわち、同一の列に配置される
メモリセルMCの入出力ノードは、それぞれ対応する伝
送ゲー1−MO3F E Tを介して対応する相補デー
タ線DO・1了〜Dn・面に結合される。また、同一の
行に配置されるメモリセルMCの伝送ゲートMO3FE
Tのゲートは、それぞれ対応するワード線W0〜Wmに
共通接続される。
各メモリセルMCの負荷抵抗R1は、MO3FETQ2
がオン状態とされMO3FETQIがオフ状態とされる
ときすなわちメモリセルMCが論理″1”の記憶データ
を保持するときに、MO3FETQ2のゲート電圧がリ
ーク電流によってしきい値電圧以下とならないようにゲ
ート容量の蓄積電荷を補充しうる程度の高抵抗値とされ
る。同様に、各メモリセルMCの負荷抵抗R2は、MO
3FETQIがオン状態とされMO3FETQ2がオフ
状態とされるときすなわちメモリセルMCが論理“0”
の記憶データを保持するときに、MO3FETQIのゲ
ート電圧がリーク電流によってしきい値電圧以下となら
ないようにゲート容量の蓄積電荷を補充しうる程度の高
抵抗値とされる。
これらの負荷抵抗R1及びR2は、ポリシリコン層の代
わりに、比較的小さなコンダクタンスとされるPチャン
ネルMO3FETを用いるものであってもよい。
メモリアレイM−ARYの相補データ線DO・■1〜D
n−Dnと回路の電源電圧Vccとの間には、第2図に
例示的に示されるよう・に、Nチャンネル型の負荷MO
SFET対Q5・Q6〜Q7・Q8ゐ(設けられる。
ワード線WO〜Wmは、XアドレスデコーダXDCHに
結合される。このXアドレスデコーダX0CRには、X
アドレスバッファXADBから相補内部アドレス信号a
xQ〜axi  (ここで、例えば外部アドレス信号A
XOと同相の内部アドレス信号−axQと逆相の内部ア
ドレス信号子マ]をあわせて相補内部アドレス信号ax
Qと表す。以下同じ)が供給される。Xア1゛レスデコ
ーダXDCRは、これらの相補内部アドレス信号axQ
〜axiをデコードして、Xアドレス信号AXO〜AX
iによって指定される一本のワード線をハイレベルの選
択状態とする。XアドレスデコーダX1)CRは、この
CMOSスタティック型RAMの選択状態において、タ
イミング制御回路TCから供給されるタイミング信号φ
ceによって動作状態とされる。これにより、スタティ
ック型RAMの非選択状態における消費電力が削減され
る。
XアドレスバッファXADBは、外部端子AXO〜AX
iを介して供給されるXアドレス信号AXO〜AXiを
取り込み、これをもとに上記相補内部アドレス信号ax
Q〜axiを形成してXアドレスデコーダXDCRに供
給する。
一方、メモリアレイM−ARYの相補データ線DO・D
O−Dn−Dnは、それぞれカラムスイッチC3Wの対
応するスイッチMO3FET対Q9・QIO〜Qll・
Q12を介して選択的に相補共通データ線CD−CDに
接続される。これらのスイッチMO3FET対Q9・Q
IO〜Qll・Q12のゲートはそれぞれ共通接続され
、YアドレスデコーダYDCRから対応するデータ線選
択信号YO〜Ynが供給される。
YアドレスデコーダYDCRは、YアドレスバッファY
ADBから供給される相補内部アドレス信号aye〜a
yjをデコードして、−組の相補データ線を選択し相補
共通データ線CD−百lに接続するためのデータ線選択
信号Y O−Y nを形成する。このYアドレスデコー
ダYDCRは、XアドレスデコーダXDCRと同様に、
タイミング制御回路TCから供給されるタイミング信号
φGeに従って、選択的に動作状態とされる。
相補共通データ線CD−σ石は、センスアンプSAの入
力端子に結合されるとともに、ライトアンプWAの出力
端子に結合される。センスアンプSAの出力端子は、デ
ータ出カバソファDOBの入力端子に結合され、ライト
アンプWAの入力端子は、データ入カバンファL)IB
の出力端子に結合される。
センスアンプSAは、後述するように、タイミング制御
回路TCから供給されるタイミング信号φsa (駆動
制御信号)に従って選択的に動作状態とされ、選択され
たメモリセルMCから相補共通データ線CD −CDを
介して出力される読み出し信号を増幅する。センスアン
プSAの出力信号は、データ出力ハッファDOBに供給
される。
センスアンプSAの具体的な回路構成とその動作に一ノ
いては、後で詳細に説明する。
データ出カバソファDOBは、CMOSスタティック型
RAMの読み出し動作モードにおいて、タイミング制御
回路TCから供給されるタイミング信号φoeに従って
選択的に動作状態とされる。
データ出カバソファDOBは、センスアンプSAから出
力されるメモリセルの読み出し信号をさらに増幅し、入
出力端子DIOを介して外部の装置に送出する。データ
出カバソファDOBの出力は、タイミング信号φoeが
ロウレベルとされるCMOSスタティック型RAMの非
選択状態及び書き込み動作モードにおいて、ハイインピ
ーダンス状態とされる。
一方、データ人カバソファDIBは、CMOSスタティ
ック型RAMの書き込み動作モードにおいて、入出力端
子010を介して外部の装置から供給される書き込みデ
ータを相補書き込み信号とし、ライトアンプWAに供給
する。
ライトアンプWAは、CMOSスタティック型RAMの
書き込み動作モードにおいて、タイミング制御回路TC
から供給されるタイミング信号φweに従って選択的に
動作状態とされる。ライトアンプWAは、データ人カバ
ソファDIBから供給される相補書き込み信号に従った
書き込み電流を、相補共通データ線CD−σ百を介して
、選択されたメモリセルMCに供給する。ライトアンプ
WAの出力は、タイミング信号φweがロウレベルとさ
れるスタティック型RAMの非選択状態及び読み出し動
作モードにおいて、ハイインピーダンス状態とされる。
タイミング制御回路TCは、外部から制御信号として供
給されるチップ選択信号C8,ライトイネ−フル信号W
E及び出力イネーブル信号面をもとに、上記各種のタイ
ミング信号を形成し、各回路に供給する。
第1図には、第2図のCMOSスタティック型RAMの
センスアンプSAの一実施例の回路図が示されている。
同図には、メモリアレイM−ARYのワード線WO及び
相補データ線DO−DOの交点に配置されるメモリセル
MCが選択される場合について、例示的に示されている
この実施例のセンスアンプSAは、基本的には第4図に
示される従来のセンスアンプの回路構成を踏襲しており
、MO5FETQ23を除<MO3FETQ13〜Q1
5及びQ20〜Q22とインバータ回路N1は、第4図
のセンスアンプSAのMO3FETQ16〜Q1B及び
Q24〜Q26とインバータ回路N2にそれぞれ対応す
る。
第1図において、相補共通データ線CD−σ1はセンス
アンプSAのNチャンネル型の差動MO3FETQ13
 (第1のMOSFET)及びQ14(第2のMOSF
ET)のゲートにそれぞれ結合される。この相補共通デ
ータ線CD−CDには、カラムスイッチC8Wのスイッ
チMO3FET対Q9・QIOを介して、メモリアレイ
M−ARYのメモリセルMCが接続される。このメモリ
セルMCは、メモリアレイM−ARYのワード線WO及
び相補データ線DO・面の交点に配置される。
特に制限されないが、相補共通データ線の非反転信号線
CD及び反転信号線CDの間には、そのゲートにタイミ
ング信号φsa (駆動側@信号)を受けるPチャンネ
ル型のイコライズMO3FETQ19が設けられる。こ
のイコライズMO3FETQ19は、タイミング信号φ
Saが論理ロウレベルとされるCMOSスタティック型
RAMの非選択状態においてオン状態となり、相補共通
データ線の両信号線を短絡する。これにより、CMOS
スタティック型RAMの非選択状態において、相補共通
データ線CD−CDの両信号線のレベルは、電源電圧V
ccの約1/2のハーフプリチャージレベルとされる。
差動MO3FETQI 3及びQ14のドレインと回路
の電源電圧Vccとの間には、Pチャンネル型の負荷M
O3FETQ21 (第3のMO3FE′r)及びQ2
2(第4(7)MOSFET)l)<それぞれ設けられ
る。これらの負荷MO3FETQ21及びQ22は、M
O3FETQ22のゲートとドレインが共通接続されさ
らにMO3FETQ21のゲートに結合されることによ
って電流ミラー形態とされ、能動性負荷として機能する
。また、これらの負荷MO3FETQ21及びQ22に
は、そのゲートに上記タイミング信号φsaを受けるP
チャンネル型のリセットMO3FETQ20  (第5
のMOSFET)及びQ23(第6のMOSFET)が
それぞれ並列形態に設けられる。
一方、差動MO3FETQ13・Q14の共通接続され
たソースと回路の接地電位との間には、そのゲートに上
記タイミング信号φsaを受けるNチャンネルMO3F
ETQ15 (第7のMOSFET)が設けられる。差
動MO3FETQ13のドレイン電圧すなわちノードn
aの電圧は、インバータ回路N1によって反転され、こ
のセンスアンプSAの非反転出力信号SDとして、デー
タ出カバソファDOBに供給される。
第3図には、第1図のセンスアンプSAの一実施例の波
形図が示されている。この第3図と上記第1図に従って
、この実施例のCMOSスタティック型RAMのセンス
アンプSAの増幅動作の概要を説明する。
第3図において、タイミング信号φsaは、時間Toに
おいて論理ロウレベルから論理ハイレベルに変化される
。タイミング信号φsaが論理ロウレベルとされるCM
OSスタティック型RAMの非選択状態において、セン
スアンプSAのMO3FE′rQ15はオフ状態となる
。これにより、センスアンプSAは非動作状態となる。
また、タイミング信号φsaが論理ロウレベルとされる
ことで、リセットMOSFETQ20及びQ23がとも
にオン状態となる。これにより、センスアンプSAの非
動作状態における差動MO3FETQI 3及びQ14
のドレイン電圧すなわちノードna及びnbのリセット
レベルは、ともにほぼ電源電圧■CCのようなハイレベ
ルに確定される。ノードnaの電圧が電源電圧Vccの
ようなハイレベルとされることで、インバータ回路Nl
の出力信号すなわちこのセンスアンプSAの非反転出力
信号SDは、第3図に点線で示されるように、論理ロウ
レベルとなる。
・  次に、CMOSスタティック型RAMが選択状態
とされると、相補共通データ線CD −CDのレベルが
選択されたメモリセルから出力される読み出し信号に従
って変化される。また、時間Toにおいてタイミング信
号φSaが論理ハイレベルとされることで、センスアン
プSAのMO3FETQ15がオン状態となり、リセッ
トMO3FETQ20及びQ23がともにオフ状態とな
る。MO3FETQ15がオン状態となることで、差動
MO3FETQ13・Q14のソースに回路の接地電位
が供給される。これにより、センスアンプSAは動作状
態とされる。
ここで、メモリアレイM−ARYのメモリセルMCから
論理“1”の読み出し信号が出力される場合、相補共通
データ線の非反転信号線CDのレベルが反転信号線CD
のレベルよりも高くなる。
したがって、差動MO3FETQI 3のコンダクタン
スが大きくされ、差動MO3FETQI 4のコンダク
タンスが逆に小さくされる。これにより、MO3FET
QI 4のドレイン電圧すなわちノードnbの電圧は、
第3図に示されるように、MO3FETQ15がオン状
態となることで少し低下する。ノードnbの電圧が少し
しか低下しないことによって、MO3FETQ21及び
Q22は、そのコンダクタンスが小さくされる。MO3
FETQ21のコンダクタンスが小さくされ差動MO3
FETQ13のコンダクタンスが大きくされることで、
ノードnaの電圧は急速に低下する。このため、インバ
ータ回路N1の出力信号すなわちこのセンスアンプSA
の非反転出力信号SDは、比鮫的大きな遅延を受けるこ
となく論理ハイレベルとなる。
一方、メモリアレイM−ARYのメモリセルMCから論
理“0”の読み出し信号が出力される場合、相補共通デ
ータ線の反転信号線で石のレベルが非反転信号線CDの
レベルよりも高くなる。したがって、差動MO3FET
QI 4のコンダクタンスが大きくされ、差動MO3F
ETQI 3のコンダクタンスが逆に小さくされる。こ
れにより、第3図の場合とは逆に、ノードnbの電圧が
急速に低下し、このノードnbの電圧が低下することに
よってMO3FETQ21及びQ22のコンダクタンス
が大きくされる。このため、ノードnaの電圧はハイレ
ベルとなり、インバータ回路N1の出力信号すなわちこ
のセンスアンプSAの非反転出力信号SDは、論理ロウ
レベルとなる。
以上のように、この実施例のセンスアンプSAの基本構
成は第4図に示される従来のセンスアンプの回路構成と
同じであるが、負荷MO3FETとされるPチャンネル
MO3FETQ21及びQ22に、そのゲートにタイミ
ング信号φsaを受けるリセット用MO3FETQ20
及びQ23がそれぞれ設けられる。これらのリセットM
O3FETは、CMOSスタティック型RAMが非選択
状態とされタイミング信号φsaが論理ロウレベルとさ
れるとき、ともにオン状態となる。このため、センスア
ンプSAの待機状態におりるノードna及びnbのリセ
ットレベルはともにほぼ電源電圧Vccのハイレベルと
なる。これにより、差動MO3FETQ21及びQ22
の動作は、選択されたメモリセルから出力される読み出
し信号にかかわらず同様な傾向を示し、レベル反転を必
要としない。したがって、センスアンプSAの増幅動作
は高速化され、CMOSスタティック型RAMの読み出
し動作の高速化を図ることができる。
以上の実施例に示されるように、この発明をCM OS
スタティック型RAMなどの半導体記憶装置に適用した
場合、次のような効果が得られる。
すなわち、 (1)電流ミラー型センスアンプの二つの負荷MO3F
 E Tの両方に、そのゲートに駆動制御信号を受ける
リセットMO3FETをそれぞれ並列形態に設けること
で、CMOSスタティック型RAMの非選択状態におけ
る差動MO3FETのドレイン電圧すなわちリセットレ
ベルを回路の電源電圧のような同じハイレベルにするこ
とができるという効果が得られる。
(2)上記(1)項により、差動MO3FETのドレイ
ン電圧か同じリセットレベルを起点として変化するため
、レベル反転にともなう信号遅延を防止できるという効
果が得られる。
(3)上記(1)項及び(2)項により、センスアンプ
の増幅動作を高速化し、CMOSスタティック型RAM
などの読み出し動作を高速化できるという効果が得られ
る。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、第1図のセン
スアンプSAは、負荷MO3FE’l”Q21及びQ2
2が対称的に入れ換わって配置されるものであってもよ
いし、同様な二つのセンスアンプが対称的に組み合わさ
れて構成されるものであってもよい。また、相補共通デ
ータ線CD−CDのイコライズの方法は、特にこの実施
例によって制限を受けるものではない。
第1図の出力インバータ回路Nlは、2人力以上の論理
ゲート回路であってもよいし、クロックドインバータ回
路などであってもよい。さらに、第1図のセンスアンプ
SAは、各MO3FETの導電型を入れ換えて構成して
もよいし、第2図のCMOSスタティック型RAMのブ
ロック構成や制御信号の組み合わせ等は、種々の実施形
態を採りうる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるCMOSスタティッ
ク型RAMに適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、例えば、ダイナミック型RA
Mやその他の半導体記憶装置などにも適用できる。本発
明は、少なくとも電流ミラー型のセンスアンプ又はメイ
ンアンプを有する半導体記憶装置に広く適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、電流ミラー型センスアンプの二つの負荷
MO3FE’rの両方に、そのゲートに駆動制御信号を
受けるリセットMO3FETをそれぞれ並列形態に設け
ることで、CMOSスタティック型RAMの非選択状態
における差動M OS FE Tのドレイン電圧を同じ
リセットレベルとすることができ、レベル反転にともな
う信し遅延を防止し、センスアンプの増幅動作を高連化
してCMOSスタティック型RAMなどの読み出し動作
を高速化できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明が適用されたCMOSスクティソク
型RAMのセンスアンプの一実施例を示す回路図、 第2図は、第1図のセンスアンプを含むCMOSスタテ
ィック型RAMの一実施例を示す回路ブロック図、 第3図は、第1図のセンスアンプの動作を説明するため
の波形図、 第4図は、従来のCMOSスタティック型RAMのセン
スアンプの一例を示す回路図、第5図は、第4図のセン
スアンプの動作を説明するための波形図である。 SA・−・センスアンプ、M−ARY・・・メモリアレ
イ、MC・・・メモリセル、C8W・・・カラムスイッ
チ。 Q1〜Q18・・・NチャンネルMO3FET。 Q19〜Q26・・・PチャンネルMO3FET。 N1〜N2・・・インバータ回路、R1−R2・・・抵
抗。 XDCR・・・Xアドレスデコーダ、YDCR・・・Y
アドレスデコーダ、XADB・・・Xアドレスバッファ
、YADB・・・Yアドレスバッファ、DOB・・・デ
ータ出力バッファ、WA・・・ライトアンプ、DIB・
・−データ入カバソファ、TC・・・タイミング制御回
路。 第1図 O8 第B 図 一一一÷r 第4図 OB 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、そのゲートが相補共通データ線の非反転信号線又は
    反転信号線にそれぞれ結合され差動形態とされる第1導
    電型の第1及び第2のMOSFETと、上記第1のMO
    SFETのドレインと回路の第1の電源電圧との間に設
    けられる第2導電型の第3のMOSFETと、上記第2
    のMOSFETのドレインと回路の第1の電源電圧との
    間に設けられそのゲートがそのドレインに結合されさら
    に上記第3のMOSFETのゲートに結合される第2導
    電型の第4のMOSFETと、上記第3及び第4のMO
    SFETにそれぞれ並列形態に設けられそのゲートに駆
    動制御信号を受ける第2導電型の第5及び第6のMOS
    FETと、上記第1及び第2のMOSFETの共通接続
    されたソースと回路の第2の電源電圧との間に設けられ
    そのゲートに上記駆動制御信号を受ける第1導電型の第
    7のMOSFETを含む増幅回路を具備することを特徴
    とする半導体記憶装置。 2、上記半導体記憶装置は、CMOSスタティック型R
    AMであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体記憶装置。
JP62028278A 1987-02-12 1987-02-12 半導体記憶装置 Pending JPS63197090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5200710A (en) * 1990-08-31 1993-04-06 Fujitsu Limited Current mirror amplifier circuit and method of driving the same
KR960015585A (ko) * 1994-10-11 1996-05-22 로버트 시. 콜웰 감도 증폭기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5200710A (en) * 1990-08-31 1993-04-06 Fujitsu Limited Current mirror amplifier circuit and method of driving the same
KR960015585A (ko) * 1994-10-11 1996-05-22 로버트 시. 콜웰 감도 증폭기

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