JPH07192471A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH07192471A
JPH07192471A JP5329348A JP32934893A JPH07192471A JP H07192471 A JPH07192471 A JP H07192471A JP 5329348 A JP5329348 A JP 5329348A JP 32934893 A JP32934893 A JP 32934893A JP H07192471 A JPH07192471 A JP H07192471A
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    • G11C11/412Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】データを低消費電流で書き込むことが出来る半
導体メモリセルとこれを用いた半導体メモリ、更に二つ
の半導体メモリ間で低消費電力でデータの転送を行なう
ことが出来る半導体メモリを提供する。 【構成】本発明の半導体メモリセルは、半導体メモリセ
ル内のデータノードと反転データノードに相補的にかつ
静的に記憶データを保持し、必要に応じてこれをイコラ
イズする機能を持つ。書き込みを行なう前にその半導体
メモリセルの記憶データをイコライズすることにより、
外部に与えられる微小電位差で書き込みを行なうことが
出来る。図1の例では、反転イコライズ線104がロー
レベルになった時、NMOSトランジスタ170がオフ
になるPMOSトランジスタ180がオンになることで
イコライズを行なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静的にデータを記憶す
る半導体メモリに関し、特に、プロセッサや他の半導体
メモリなどと1つのチップに集積して使用される半導体
メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体メモリ(以下メモリと
呼ぶ)の一つの種類としてスタティクRAM(以下SR
AMと呼ぶ)と呼ばれるものが知られている。図7に従
来技術の例として、SRAMのメモリセル(以下SRA
Mセルと呼ぶ)を示す。これはフルCMOSと呼ばれる
タイプのものであり、6つのトランジスタから構成され
ている。データノードと反転データノードで相補的に記
憶データを保持する。読みだし動作時は、ワード線をハ
イレベルにすることにより、ビット線と反転ビット線に
微小電位差を生じさせ、これを増幅することにより記憶
データを読み出す。なお読みだし動作の前には、一般
に、ビット線と反転ビット線とが同一電圧になるように
しておく必要がある。書き込み動作時は、同様にワード
線をハイレベルにし、ビット線と反転ビット線に書き込
みデータと反転書き込みデータをそれぞれ与えることに
よりSRAMセルの記憶データを書き換える。この際、
SRAMセルに元々保持されているデータが書き込みデ
ータと逆のデータであった場合にこれを反転させて書き
込む必要があるため、書き込みデータと反転書き込みデ
ータは、一般に電源電圧レベルと接地レベルの間でフル
スイングさせるかもしくはそれに近い大きな電位差を与
える必要がある。
【0003】一方、マイクロプロセッサにおけるキャッ
シュメモリや、画像処理プロセッサにおける画像メモリ
などのように、プロセッサや専用演算回路とメモリとが
オンチップ化される場合が増えてきている。この場合、
1チップに複数のメモリがオンチップ化されることも多
い。システムオンシリコンという言葉で表されるよう
に、このような大規模な1チップ化は今後ますます増え
ていく傾向にある。上記のようなプロセッサや専用演算
回路と複数のメモリとをオンチップ化したシステムにお
いては、一般に、プロセッサもしくは専用演算回路とメ
モリの間や、あるいはメモリとメモリとの間で大きなデ
ータ転送バンド幅が要求される。これは、プロセッサや
専用演算回路の処理性能が増すに従って、処理の速度に
合わせてより多くのデータが必要となるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような大きなデ
ータ転送バンド幅を実現するためには、メモリから多ビ
ットを同時に読みだし、またメモリへ多ビットを同時に
書き込む必要がある。このような場合、多くのビットに
対する回路が同時に動作するため、如何にして1ビット
あたりの動作電流を削減するかが非常に重要である。こ
れは、消費電力を削減して低コストなシステムを実現す
るためにも重要であるし、電源や接地に生じるノイズを
削減するためにも重要である。従来技術のSRAMで
は、この点に関して以下のような問題があった。
【0005】まず、書き込みに関しては、SRAMセル
にデータを書き込む際にビットセンモシクハハンテンビ
ット線の電圧を大きくスイングさせる必要があるため動
作電流が大きいという問題があった。また、プロセッサ
や専用演算回路とオンチップ化されたSRAMの場合、
SRAMから読みだしたデータを他のSRAMに書き込
むという場合がよくある。例えば、マイクロプロセッサ
においてはキャッシュメモリから読み出されたデータ
は、通常の場合レジスタへ書き込まれる。レジスタは、
多ポートのSRAMセルを用いて構成されることが多
く、回路動作としてみるとこれはSRAMからSRAM
へのデータの転送だと見ることが出来る。一般に良く知
られているように、SRAMセルは微小なNMOSトラ
ンジスタを用いて構成されており動作電流も小さい。こ
れに対して、センスアンプは一般にその10倍以上程度
の大きさのトランジスタを用いて構成されているため、
動作電流は比較的大きい。従来技術では、SRAMから
SRAMにデータを転送する場合に、一方のSRAMの
SRAMセルから読みだされた微小電位差をこのような
センスアンプを介して一旦増幅し、さらに他方のSRA
Mの書き込み回路によりビット線もしくは反転ビット線
をフルスイングさせてSRAMセルに書き込む。ここ
で、書き込み回路も、フルスイングさせるために、大き
なトランジスタで構成されている。SRAMセルを構成
する微小なNMOSトランジスタをスイッチングさせる
ためだけに、このように動作電流の大きなトランジスタ
を駆動するのは電流を無駄に消費しているといえる。
【0006】本発明は、従来技術の上記の問題点を解決
して、低消費電力で書き込み動作を実現することが可能
な半導体メモリを提供し、これを用いて、二つの半導体
メモリ間で低消費電力でデータの転送を行なうことがで
きる半導体メモリを提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明による半導体メモリは、データノー
ドに1ビットの記憶データを、反転データノードに反転
記憶データをそれぞれ静的に保持し、読みだし動作にお
いては、前記記憶データと前記反転記憶データによりビ
ット線と反転ビット線の間に微小電位差を生じさせるこ
とで前記半導体メモリセルの前記記憶データを読みだ
し、書き込み動作においては、前記ビット線に与えられ
た書き込みデータを前記記憶データに、前記反転ビット
線に与えられた反転書き込みデータを前記反転記憶デー
タにそれぞれ書き込むことを特徴とする半導体メモリセ
ルであって、前記記憶データと前記反転記憶データとを
イコライズするイコライズ機能をもつことを特徴とす
る。
【0008】またこの半導体メモリセルを用いた半導体
メモリにおいて、半導体メモリセルへの前記書き込み動
作を行なう前に、前記イコライズ機能により前記半導体
メモリセルの前記記憶データと前記反転記憶データとを
イコライズし、前記書き込みデータと前記反転書き込み
データとの間に微小電位差を与えるだけで前記書き込み
動作を行なうことを特徴とする。
【0009】またこの半導体メモリを二つ用いて第1と
第2の二つの半導体メモリとし、第1の半導体メモリの
前記ビット線と第2の半導体メモリの前記ビット線とを
接続手段を介して接続し、第1の半導体メモリの前記反
転ビット線と第2の半導体メモリの前記反転ビット線と
を前記接続手段を介して接続し、第1もしくは第2の半
導体メモリの前記半導体メモリセルに記憶された前記記
憶データを第2もしくは第1の半導体メモリの前記半導
体メモリセルに転送する際に、第1ないしは第2の半導
体メモリの前記メモリセルの前記記憶データを読み出す
ことにより第1及び第2の半導体メモリの前記ビット線
と前記反転ビット線に微小電位差を生成し、前記微小電
位差を利用して直接第2もしくは第1の半導体メモリに
書き込み動作を行なうことを特徴とする半導体メモリの
構成方法ならびに制御方法とを特徴とする。
【0010】
【作用】従来のSRAMセルで書き込み動作に要する動
作電流が大きかったのは、SRAMセルに元々記憶され
た記憶データと逆のデータを書き込む場合のために、ビ
ット線と反転ビット線に大きな電位差を与える必要があ
ったためである。本発明では、書き込み前にあらかじめ
SRAMセルをイコライズしておくことにより、外部か
ら微小振幅で書き込むことを可能にする。
【0011】
【実施例】図1は本発明による半導体メモリセルの第1
の実施例を示した回路図である。
【0012】図1において、半導体メモリセルの実施例
は、ビット線101とデータノード105を接続し、ワ
ード線103の信号によりオンオフするNMOSトラン
ジスタ110と、反転ビット線102とデータノード1
06を接続し、ワード線103の信号によりオンオフす
るNMOSトランジスタ120と、PMOSトランジス
タ130と140と、NMOSトランジスタ150と1
60と、本半導体メモリセルと接地との間を反転イコラ
イズ線104がローレベルの時にオフにするNMOSト
ランジスタ170と、データノード105と反転データ
ノード106とを反転イコライズ線104がローレベル
の時にイコライズするPMOSトランジスタ180とか
ら構成される。PMOSトランジスタ180によりイコ
ライズされている間、NMOSトランジスタ170によ
り接地がカットされるため、電源と接地間のショートは
生じない。
【0013】図2は本発明による半導体メモリセルの第
2の実施例を示した回路図である。図2において、半導
体メモリセルの実施例は、ビット線201とデータノー
ド205を接続し、ワード線203の信号によりオンオ
フするNMOSトランジスタ210と、反転ビット線2
02とデータノード206を接続し、ワード線203の
信号によりオンオフするNMOSトランジスタ220
と、PMOSトランジスタ230と240と、NMOS
トランジスタ250と260と、本半導体メモリセルと
電源との間をイコライズ線204がハイレベルの時にオ
フにするPMOSトランジスタ270と、データノード
205と反転データノード206とをイコライズ線20
4がハイレベルの時にイコライズするNMOSトランジ
スタ280とから構成される。NMOSトランジスタ2
80によりイコライズされている間、PMOSトランジ
スタ270により電源がカットされるため、電源と接地
間のショートは生じない。
【0014】図1,図2に示した半導体メモリセルによ
り、データノード105もしくは205の記憶データと
反転データノード106もしくは206の反転記憶デー
タをイコライズすることができる。
【0015】図3は、図1もしくは図2の半導体メモリ
セルを用いた半導体メモリの概略構成を示したブロック
図である。例として、図1の実施例の半導体メモリセル
を使用した場合を示す。図3において、半導体メモリの
実施例は、プリチャージ信号301を入力され、ビット
線311と反転ビット線312のプリチャージを行なう
プリチャージ回路340と、アドレス302をデコード
し、R/W信号303に応じエワード線331及び反転
イネーブル線332を選択するデコーダ330と、R/
W信号303に応じて読みだし動作を行ない出力データ
304を生成するか、もしくは入力データ304の書き
込み動作を行なう読みだし/書き込み回路320と、メ
モリセルアレイ310とから構成されている。メモリセ
ルアレイ310は、半導体メモリセル315を2次元ア
レイ状に並べて構成されており、それぞれの半導体メモ
リセル315は、ワード線331、反転イネーブル線3
32、ビット線311、反転ビット線312に接続され
ている。
【0016】図4は、図3に示した半導体メモリの実施
例の動作を説明するためのタイミング図である。図4に
おいてVDDは電源電圧、VtnはNMOSトランジス
タ閾値電圧、VtpはPMOSトランジスタの閾値電圧
を示す。以下、図1,図3,図4を用いて、図3の半導
体メモリの動作を説明する。ビット線イコライズ期間4
10においては、次に行なわれる読みだし動作に備え
て、プリチャージ回路340の働きにより、ビット線3
11、反転ビット線312が電圧VDD−Vtnにイコ
ライズされる。プリチャージ回路340は公知の技術で
あるので、説明を省略する。読みだし期間420におい
ては、ハイレベルになったワード線331に接続された
半導体メモリセル315の記憶データが読み出され、ビ
ット線311、反転ビット線312に微小電位差が生じ
る。この微小電位差は、読みだし/書き込み回路320
で増幅され、出力データ304として出力される。ビッ
ト線/メモリセルイコライズ期間430においては、次
に行なわれる書き込み動作に備えて、ビット線311と
反転ビット線312がVDD−Vtnにイコライズされ
ると同時に、データノード105と反転データノード1
06がVDD−Vtpにイコライズされる。これは、対
応する反転イコライズ線332をローレベルにすること
により実現される。書き込み期間440においては、入
力データ304に応じて読みだし/書き込み回路320
が書き込み動作を行ない、これに伴ってビット線33
1、反転ビット線332に微小電位差が生じる。データ
ノード105と反転データノード106がイコライズさ
れているので、この微小電位差で半導体メモリセル31
5に書き込むことが出来る。
【0017】図5は本発明による半導体メモリの第2の
実施例を示したブロック図である。図5の実施例では、
第1の半導体メモリ510と第2の半導体メモリ520
が接続回路530を介して接続されている。それぞれの
半導体メモリ510,520は図3の半導体メモリの実
施例に従う構成をとっている。第1の半導体メモリ51
0は、メモリセルアレイ511と読みだし/書き込み回
路512とデコーダ513とから構成されている。ま
た、第2の半導体メモリ520は、メモリセルアレイ5
21と読みだし/書き込み回路522とデコーダ523
とから構成されている。ここで、第1,第2の半導体メ
モリ510,520において、簡単のため、プリチャー
ジ回路の記載は省略した。接続回路530は、第1の半
導体メモリ510のビット線515および反転ビット線
516と、第2の半導体メモリ520のビット線525
および反転ビット線526とを、それぞれ接続するもの
である。接続信号531がハイレベルであれば接続し、
接続信号531がローレベルであれば接続をカットする
ものとする。このような機能を実現する回路の例として
は、接続信号531をゲート入力とするトランスファー
ゲートが挙げられる。
【0018】第1の半導体メモリ510に対する読みだ
し及び書き込みは、図3の実施例の場合と同様に、読み
だし/書き込み回路512を介して実行可能である。同
じく、第2の半導体メモリ520に対する読みだし及び
書き込みは、読みだし/書き込み回路522を介して実
行可能である。このように第1及び第2の半導体メモリ
510,520が独立に動作する場合は、接続信号53
1をローレベルにすることにより、両者のビット線51
5と525、反転ビット線516と526の間の接続を
カットしておくものとする。
【0019】図6は図5の実施例における接続回路53
0を介した第1の半導体メモリ510と第2の半導体メ
モリ520間の記憶データの転送を説明するためのタイ
ミング図である。ここで、記憶データの転送とは、第1
の半導体メモリ510から読み出した記憶データを第2
の半導体メモリ520に書き込むか、もしくは第2の半
導体メモリ520から読み出した記憶データを第1の半
導体メモリ510に書き込むことを意味する。図6にお
いて、ワード線、反転イコライズ線、データノード、反
転データノードについては、第1の半導体メモリ510
と第2の半導体メモリ520に関して別々に示したが、
ビット線、反転ビット線に関しては、接続手段530を
介して接続されているため、一つにして示した。まず、
ビット線/メモリセルイコライズ期間610では、第2
の半導体メモリ520内の半導体メモリセルがイコライ
ズされる。次に転送期間620で、第1の半導体メモリ
610内の半導体メモリセルの記憶データがビット線、
反転ビット線に微小電位差として読み出される。この微
小電位差は、イコライズされていた第2の半導体メモリ
520内の半導体メモリセルに、読み出された記憶デー
タを直接書き込むのに利用される。ビット線/メモリセ
ルイコライズ期間630と転送期間640は、逆に、第
2の半導体メモリ520から読み出されたデータを第1
の半導体メモリ510に書き込む場合を示している。
【0020】
【発明の効果】本発明の半導体メモリにより、半導体メ
モリセルにデータを書き込む時に必要とされる動作電流
を大幅に削減することが出来る。これは、書き込む前
に、半導体メモリセルの記憶データをイコライズしてお
くことにより、外部から微小電位差で書き込むことが出
来るからである。一般にビット線、反転ビット線には多
くの半導体メモリセルが接続されているため、大きな容
量を持っている。従来技術では、この大きな容量を電源
電圧レベルと接地レベルの間で充放電する必要があった
ため、低消費電力が難しかった。
【0021】また、本発明の半導体メモリにより、ある
半導体メモリから別の半導体メモリへのデータの転送
を、センスアンプと書き込み回路を経由することなく、
ビット線、反転ビット線上の微小電位差のみで実現でき
る。これは、低消費電力化に有効なだけでなく、動作時
間の短縮という面でも効果がある。
【0022】なお、本発明による半導体メモリセルは、
記憶データと反転記憶データをイコライズできることを
特徴とするものであり、図1,図2の実施例に限定され
るものではない。また、図3の実施例の説明において、
図5における第1及び第2の半導体メモリ510,52
0間でデータを転送しているのと同様に、メモリセルア
レイ310内で、ある半導体メモリセルから読み出した
データを他の半導体メモリセルに微小電位差のまま書き
込むことも可能である。また、図5の実施例では、両方
の半導体メモリとも本発明に基づく半導体メモリである
としたが、データ転送の方向が一方向である場合は、片
方のメモリとして従来のSRAMを用いることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体メモリセルの第1の実施例
を示した回路図である。
【図2】本発明による半導体メモリセルの第2の実施例
を示した回路図である。
【図3】本発明による半導体メモリの第1の実施例を示
したブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【図5】本発明による半導体メモリの第2の実施例を示
したブロック図である。
【図6】図5の実施例の動作を説明するためのタイミン
グ図である。
【符号の説明】
101 ビット線 102 反転ビット線 103 ワード線 104 反転イネーブル線 105 データノード 106 反転データノード 110,120,150,160,170 NMOS
トランジスタ 130,140,180 PMOSトランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データノードに1ビットの記憶データ
    を、反転データノードに反転記憶データをそれぞれ静的
    に保持し、読みだし動作においては、前記記憶データと
    前記反転記憶データによりビット線と反転ビット線の間
    に微小電位差を生じさせることで前記半導体メモリセル
    の前記記憶データを読みだし、書き込み動作において
    は、前記ビット線に与えられた書き込みデータを前記記
    憶データに、前記反転ビット線に与えられた反転書き込
    みデータを前記反転記憶データにそれぞれ書き込むこと
    を特徴とする半導体メモリセルであって、 前記記憶データと前記反転記憶データとをイコライズす
    るイコライズ機能をもつことを特徴とする半導体メモリ
    セル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体メモリセルを用
    いた半導体メモリにおいて、前記半導体メモリセルへの
    前記書き込み動作を行なう前に、前記イコライズ機能に
    より前記半導体メモリセルの前記記憶データと前記反転
    記憶データとをイコライズし、前記書き込みデータと前
    記反転書き込みデータとの間に微小電位差を与えるだけ
    で前記書き込み動作を行なうことを特徴とする半導体メ
    モリ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体メモリを二つ用
    いてそれぞれ第1と第2の二つの半導体メモリとし、第
    1の半導体メモリの前記ビット線と第2の半導体メモリ
    の前記ビット線とを接続手段を介して接続し、第1の半
    導体メモリの前記反転ビット線と第2の半導体メモリの
    前記反転ビット線とを前記接続手段を介して接続し、 前記第1もしくは前記第2の半導体メモリのメモリセル
    に記憶された前記記憶データを第2もしくは第1の半導
    体メモリの前記半導体メモリセルに転送する最に、第1
    ないしは第2の半導体メモリの前記メモリセルの前記記
    憶データを読み出すことにより第1及び第2の半導体メ
    モリの前記ビット線と前記反転ビット線に微小電位差を
    生成し、前記微小電位差を利用して直接第2もしくは第
    1の半導体メモリに書き込み動作を行なうことを特徴と
    する半導体メモリ。
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