JPS6227481A - 色芯の製造方法 - Google Patents
色芯の製造方法Info
- Publication number
- JPS6227481A JPS6227481A JP16823485A JP16823485A JPS6227481A JP S6227481 A JPS6227481 A JP S6227481A JP 16823485 A JP16823485 A JP 16823485A JP 16823485 A JP16823485 A JP 16823485A JP S6227481 A JPS6227481 A JP S6227481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricant
- distearyl ketone
- extending agent
- binder
- color lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はシャープペンシル、鉛筆などに使われる非焼
成型の色芯の製造方法に関する。詳しくは1体質材の少
くとも一部として繊維状物を使用するものに係る。
成型の色芯の製造方法に関する。詳しくは1体質材の少
くとも一部として繊維状物を使用するものに係る。
(従来の技術)
曲げ強さを向上するために体質材の少くとも一部として
繊維状物を使用することは知られている。例えば、特開
昭52−88419号公報や特開昭56−163171
号公報にはチタン酸カリウムの繊維状物を、特公昭4
B −18347号公報には黒鉛、炭素などの繊維状物
を、それぞれ使用することについて開示がある。
繊維状物を使用することは知られている。例えば、特開
昭52−88419号公報や特開昭56−163171
号公報にはチタン酸カリウムの繊維状物を、特公昭4
B −18347号公報には黒鉛、炭素などの繊維状物
を、それぞれ使用することについて開示がある。
(発明が解決しようとする問題点)
非焼成型の色芯の場合、書き味を滑らかにするためにワ
ックスなどの滑材をよく使用する。
ックスなどの滑材をよく使用する。
ところが、滑材を使用した場合、使用しない場合に比べ
て、繊維状物による曲げ強さの向上が発揮されない。つ
まり、滑材が本来発揮されるべき繊維状物の補強効果を
阻害していると言える。
て、繊維状物による曲げ強さの向上が発揮されない。つ
まり、滑材が本来発揮されるべき繊維状物の補強効果を
阻害していると言える。
そこで1本発明は、繊維状物による補強効果が十分発揮
されて曲げ強さがより向上した。しかも、書き味が滑ら
かな色芯を提供することを目的とする。
されて曲げ強さがより向上した。しかも、書き味が滑ら
かな色芯を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
繊維状物の使用とともに、ジステアリルケトンを少くと
も滑材の一部として使用する。即ち。
も滑材の一部として使用する。即ち。
本発明は、結合材と着色材と体質材と滑材とを少くとも
使用し、混練、押出成形してなる非焼成型の色芯の製造
方法であって、前記体質材の少くとも一部として繊維状
物を使用するものにおいて、前記滑材の少くとも一部と
してジステアリルケトンを使用したことを特徴とする色
芯の製造方法を要旨とする。
使用し、混練、押出成形してなる非焼成型の色芯の製造
方法であって、前記体質材の少くとも一部として繊維状
物を使用するものにおいて、前記滑材の少くとも一部と
してジステアリルケトンを使用したことを特徴とする色
芯の製造方法を要旨とする。
以下、詳述する。
結合材としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ホリ
スチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合at脂、
ニトロセルロース、酢酸セルロース、フェノール樹脂
、ポリビニルアルコールなど例示でき、これらの中では
、セルロース系樹脂、中でもニトロセルロースが好まし
い。
スチレン、アクリロニトリル・スチレン共重合at脂、
ニトロセルロース、酢酸セルロース、フェノール樹脂
、ポリビニルアルコールなど例示でき、これらの中では
、セルロース系樹脂、中でもニトロセルロースが好まし
い。
また1体質材の繊維状物としては、前記したものの外に
も、窒化硅素、アスベスト、アルミナ。
も、窒化硅素、アスベスト、アルミナ。
マグネシウムオキシサルフェートなど例示でき。
これらの中では、チタン酸カリウムやマグネシウムオキ
シサルフェートが好ましい。平均粒子径は1μmあるい
はそれ以下、平均粒子長は10〜100μm程度のもの
が一般に良好である。
シサルフェートが好ましい。平均粒子径は1μmあるい
はそれ以下、平均粒子長は10〜100μm程度のもの
が一般に良好である。
尚、繊維状物以外の体質材を併用してもよい。
オた2着色材としては、無機有機問わずに使用できるが
1発色性が良好な点で有機顔料が好ましい。そして、こ
れらとともにジステアリルケトンを使用する。このジス
テアリルケトンとともに他の滑材機能を有する材料も併
用できる。従って、ステアリン酸、ステアリン酸塩など
色調向上に役立つものも併用できる。
1発色性が良好な点で有機顔料が好ましい。そして、こ
れらとともにジステアリルケトンを使用する。このジス
テアリルケトンとともに他の滑材機能を有する材料も併
用できる。従って、ステアリン酸、ステアリン酸塩など
色調向上に役立つものも併用できる。
以上の各材料のそれぞれ1種もしくは2種以上、並びに
、必要に応じて使用される溶剤などをもって配合材料と
する。ここで、配合材料中。
、必要に応じて使用される溶剤などをもって配合材料と
する。ここで、配合材料中。
ジステアリルケトンの使用割合は、溶剤のように途中除
去されるものを除く全量に対して2〜20重量%、より
好ましくは5〜10%とじておくとよい。配合材料をロ
ール、ニーダ−などで均一に混ぜ合わせ、押出成形後、
所定寸法に整えて製品を得る。途中、必要に応じて乾燥
処理など施す場合もある。
去されるものを除く全量に対して2〜20重量%、より
好ましくは5〜10%とじておくとよい。配合材料をロ
ール、ニーダ−などで均一に混ぜ合わせ、押出成形後、
所定寸法に整えて製品を得る。途中、必要に応じて乾燥
処理など施す場合もある。
(作用)
ジステアリルケトンは板状結晶性を有し、いったん融解
して塊状に冷却固化しても、小さな剪断力で容易に崩れ
てしまう。この性質が書き味に滑らかさを与える上で役
立っているものと思われるが、更に、繊維状物による補
強効果が十分に発揮されるのは、8中においてジステア
リルケトンが上記結晶性に基づく分散分布性を有し、従
って、繊維状物と結合材との接着性が良好に保たれるた
めと思われる。
して塊状に冷却固化しても、小さな剪断力で容易に崩れ
てしまう。この性質が書き味に滑らかさを与える上で役
立っているものと思われるが、更に、繊維状物による補
強効果が十分に発揮されるのは、8中においてジステア
リルケトンが上記結晶性に基づく分散分布性を有し、従
って、繊維状物と結合材との接着性が良好に保たれるた
めと思われる。
(実施例)
以下、単に部とあるのは重量部を示す。
〔実施例1〕
ニトロセルロース 28部赤色レー
キ顔料 16部マグネシウムオキシ
サルフェート (平均粒子通約0.5μm、平均 粒子要約50μm ) 35部ジステアリ
ルケトン 5部ステアリン酸
2部ステアリン酸アルミニウム
12部メチルエチルケトン 150部
上記材料を3本ロールで均一に混練し、溶剤分を調整後
、押出成形機にて細線状に押出し。
キ顔料 16部マグネシウムオキシ
サルフェート (平均粒子通約0.5μm、平均 粒子要約50μm ) 35部ジステアリ
ルケトン 5部ステアリン酸
2部ステアリン酸アルミニウム
12部メチルエチルケトン 150部
上記材料を3本ロールで均一に混練し、溶剤分を調整後
、押出成形機にて細線状に押出し。
風乾にて十分乾燥させた後、所定寸法に切断して直径0
.5鵡の赤色芯を得た。
.5鵡の赤色芯を得た。
〔実施例2〕
実施例1において、ジステアリルケトンの使用量を5部
から10部に変えた以外、すべて実施例1と同様にした
。
から10部に変えた以外、すべて実施例1と同様にした
。
〔実施例3〕
実施例1において、マグネシウムオキシサルフェートを
チタン酸カリウム(平均粒子通約0.3μm、平均粒子
要約15μm )に変えた以外、すべて実施例1と同様
にした。
チタン酸カリウム(平均粒子通約0.3μm、平均粒子
要約15μm )に変えた以外、すべて実施例1と同様
にした。
〔比較例1〕
実施例1において、ジステアリルケトンをカルナバワッ
クスに変えた以外、すべて実施例1と同様にした。
クスに変えた以外、すべて実施例1と同様にした。
〔比較例2〕
実施例2において、ジステアリルケトンをカルナバワッ
クスに変えた以外、すべて実施例2と同様にした。
クスに変えた以外、すべて実施例2と同様にした。
〔比較例3〕
実施例3において、ジステアリルケトンをパラフィンワ
ックスに変えた以外、すべて実施例3と同様にした。
ックスに変えた以外、すべて実施例3と同様にした。
〔比較例4〕
実施例1において、ジステアリルケトンを使用しなかっ
た以外、すべて実施例1と同様にした。
た以外、すべて実施例1と同様にした。
(発明の効果)
各側で得たものの曲げ強さ及び摩擦係数についての測定
結果を表−1に示す。尚、測定はJIS S 60
05に準じた。
結果を表−1に示す。尚、測定はJIS S 60
05に準じた。
表−1
この表−1より判るように1本発明によれば。
繊維状物による補強効果が十分に発揮され、しかも、書
き味が滑らかな色芯を得ることができる。
き味が滑らかな色芯を得ることができる。
Claims (1)
- 結合材と着色材と体質材と滑材とを少くとも使用し、混
練、押出成形してなる非焼成型の色芯の製造方法であっ
て、前記体質材の少くとも一部として繊維状物を使用す
るものにおいて、前記滑材の少くとも一部としてジステ
アリルケトンを使用したことを特徴とする色芯の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16823485A JPS6227481A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 色芯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16823485A JPS6227481A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 色芯の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227481A true JPS6227481A (ja) | 1987-02-05 |
JPH0519589B2 JPH0519589B2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=15864260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16823485A Granted JPS6227481A (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 色芯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6227481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395076B1 (en) | 1998-05-27 | 2002-05-28 | Sakura Color Products Corporation | Non-calcined lead of a colored pencil |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16823485A patent/JPS6227481A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6395076B1 (en) | 1998-05-27 | 2002-05-28 | Sakura Color Products Corporation | Non-calcined lead of a colored pencil |
US6511533B2 (en) | 1998-05-27 | 2003-01-28 | Sakura Color Products Corporation | Non-calcined lead of a colored pencil |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0519589B2 (ja) | 1993-03-17 |
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