JPS62273221A - 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物 - Google Patents

無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物

Info

Publication number
JPS62273221A
JPS62273221A JP11514086A JP11514086A JPS62273221A JP S62273221 A JPS62273221 A JP S62273221A JP 11514086 A JP11514086 A JP 11514086A JP 11514086 A JP11514086 A JP 11514086A JP S62273221 A JPS62273221 A JP S62273221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
resin composition
same
electroless plating
epoxy resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11514086A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Ozaki
清 尾崎
Atsushi Mori
森 厚
Hideo Tsuda
津田 秀雄
Mineo Kawamoto
川本 峰雄
Kanji Murakami
敢次 村上
Motoyo Wajima
和嶋 元世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Soda Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nippon Soda Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11514086A priority Critical patent/JPS62273221A/ja
Publication of JPS62273221A publication Critical patent/JPS62273221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/032Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/18Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material
    • H05K3/181Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating
    • H05K3/182Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating characterised by the patterning method
    • H05K3/184Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating characterised by the patterning method using masks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0073Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces
    • H05K3/0076Masks not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46, e.g. for photomechanical production of patterned surfaces characterised by the composition of the mask

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光硬化型樹脂組成物に係り、さらに詳しくは
、光カチオン重合系のエポキシ樹脂を主な硬化成分とす
る樹脂組成物に関する。
本発明の樹脂組成物の硬化皮膜は、無電解メッキ液に対
する緒特性が優れるため、無電解メッキにより回路を形
成する工程を含むフルアディティブ法やパートリ−アデ
ィティブ法(以下、双方を「フルアディティブ法」とい
う、)によるプリント配線板の製造に使用する無電解メ
ッキ用レジストの形成に好適である。
〔従来の技術〕
プリント配線板の製造方法として、基板の表裏両面の回
路およびスルホール導通メッキを、無電解メッキと電解
メッキおよびエツチングとを併用して形成するサブトラ
クト法が、従来知られている。一方、回路およびスルホ
ール導通メッキを無電解メッキのみで形成するフルアデ
ィティブ法が実用化されている。
フルアディティブ法においては、過酷な無電解メッキの
条件に耐えるレジストを基板上の回路形成部以外に形成
することが要求され、また、このレジストには、永久レ
ジストとしての緒特性も要求される。
従来、この無電解メッキ用レジスト樹脂組成物として、
熱硬化性のエポキシ樹脂組成物(特開昭54−1357
4号公報、特開昭58−9398号公報、特開昭59−
1)7196号公報等参照)が提案されており、市販品
0BZ−4000(東京応化■製)も知られている。一
方、紫外線硬化型樹脂組成物として、ラジカル重合系の
ソルダーレジストが、特開昭59−51962号、特開
昭59−89316号、特開昭59−126473号、
特開昭59−213779号、特開昭59−21378
0号公報等に提案され、スクリーン印刷用ソルダーレジ
ストインキとして市販されている。また、この種のラジ
カル重合系のメツキレシストが、特開昭60−1214
43号公報に提案された。
さらに、エポキシ樹脂の光重合開始剤として、光感知性
芳香族オニウム塩が、特開昭50−151996号、特
開昭りO−151997号、特開昭50−158698
号各公報等定量示されて以来、多くの種類の光カチオン
型光感知性化合物を光重合開始剤とする主にエポキシ樹
脂を硬化成分とする光カチオン重合系の樹脂組成物が提
案されている。これらの光感知性芳香族オニウム塩は、
光を感知してカチオンと同時にラジカルも発生し、カチ
オン重合系物質とラジカル重合系物質との混合系にも使
用できることが、特開昭54−95686号公報に開示
されている。これらの提案には、保1)!被膜、絶縁用
被膜、印刷インク、フォトレジスト等の極めて多様な用
途が記載されているが、無電解メッキ用レジストとして
の使用を記載した文献はない。
また、吉川化工株式会社より、紫外線硬化型レジストP
PR−101およびPPR−102Aが紹介されている
が、その詳細は不明である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
フルアディティブ法における回路を形成するための、た
とえば、無電解銅メッキ液は、析出する銅メッキ膜の特
性、たとえば、伸び率や抗張力等を向上させるため、銅
塩、錯化剤、還元剤およびpH調整剤からなる基本組成
に特殊な添加剤を加えたものであり、このような無電解
銅メッキ液の例が、特開昭56−27594号公報等に
開示されている。無電解銅メッキは、温度65℃以上か
つpH1)(@20℃)の前記したような無電解銅メッ
キ液に10時間以上基板をtie ?!する極めて厳し
い条件で行われる。したがって、フルアディティブ法に
よるプリント配線板の製造に使用する無電解メッキ用レ
ジストには、これらの無電解銅メッキ液の条件に耐える
ことはもとより、このレジストを構成する成分の一部が
溶出し、メッキ液を汚染(メッキ析出速度、メッキ膜の
伸び率および抗張力の低下をもたらす、)シないことな
どの耐メツキ液性が要求される。さらに、このレジスト
は、無電解銅メッキによる回路形成後除去せずに永久レ
ジストとして使用されるため、電気絶縁性はもとより、
耐溶剤性、半田耐熱性、耐湿性等までも要求される。
従来の熱硬化型のレジストは、スクリーン印刷により基
板に塗布されるが、硬化に長時間を要し、印刷された皮
膜が加熱硬化時に流れるため、その解像性が改善すべき
課題となっている。
一方、紫外線硬化型のレジストは、硬化時間が極めて短
時間であり熱硬化型レジストの欠点を解消し得る可能性
がある。しかしながら、従来の紫外線硬化型のレジスト
は、塗布皮膜の内部硬化性、印刷皮膜の平滑性、光沢、
ピンホール、ニジミなどに改良すべき点を多々有してい
る。さらに、メッキ後や耐湿試験後の絶縁砥抗値が、熱
硬化型のレジストより低い点を改良すべき問題点として
いる。また、硬化皮膜中の未硬化上ツマー成分やエステ
ル基の加水分解により生成した分解成分がメッキ液中に
溶出し、メッキ液を汚染する。したがって、従来の紫外
線硬化型樹脂組成物は、フルアディティブ法用のメソキ
レシストとして使用することはできなかった。
本発明は、前述の過酷な無電解銅メッキ条件に耐える、
光硬化型のエポキシ樹脂を主な硬化成分とする新規な無
電解メッキ用レジスト樹脂組成物を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、前記目的を解決すべく鋭意研究した結果
、前記光感知性芳香族オニウム塩を光重合開始剤とする
光カチオン重合系において、官能基が芳香環またはシク
ロヘキサン環に直接結合したエポキシ化合物を主な硬化
成分とし、1分子中に少なくとも2個のエチレン性不飽
′和結合を有するラジカル重合性化合物を反応性希釈剤
とした組成物を使用して形成したレジスト皮膜の無電解
銅メッキ液に対する緒特性が極めて優れることを見出し
、本発明を完成した。
本発明は、 成分(A):1分子中に少なくとも2個のグリシジルエ
ーテル基を有しかつ該グリシジルエーテル基が芳香環ま
たはシクロヘキサン環に直接結合したエポキシ樹脂 成゛分(B):分子量が1000以下の1分子中に少な
くとも2個のエチレン性不飽和結合を有するラジカル重
合性化合物 成分(C) :光感知性芳香族オニウム塩上記成分(A
)、(B)および(C)を含有してなる無電解メッキ用
レジスト樹脂組成物である。
すなわち、本発明の無電解メッキ用レジスト樹脂組成物
は、フルアディティブ法によるプリント配線板の製造に
必要な無電解メッキ用レジストの形成に使用することを
目的とし、レジストインキ等の形態に調整された光カチ
オン−光ラジカル重合系の樹脂組成物である。
本発明において、成分(A)のエポキシ樹脂は、たとえ
ば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂、ノボランク型エポキシ樹脂、水素添
加ビスフェノールAジグリシジルエーテル樹脂等の、1
分子中に2個以上のグリシジルエーテル基を有する多官
能のエポキシ樹脂である。
これらのエポキシ樹脂は、光硬化性が大きいことにより
、架橋密度の大きい強靭な硬化皮膜(レジスト)が得ら
れる。また、主鎖中にエステル結合等の加水分解性結合
を有しないため、その硬化塗膜は、無電解銅メッキ液に
対し極めて安定である。さらに、一般に、常温において
高粘度液体または固体であり、また、常温近くでの粘度
の温度依存性が小さいので、適当な希釈剤を使用して粘
度を調整し、たとえば、スクリーン印刷用インキとした
場合の印刷特性および皮膜特性の良好な組成物とするこ
とが容易である。
成分(A)として、実用性を考慮すると、25℃におけ
る粘度が150ポイズ以上のビスフェノールA型エポキ
シ樹脂およびノボラック型エポキシ樹脂が好ましく使用
される。特に、多官能のノボラック型エポキシ樹脂は、
架橋密度が大きく、内部硬化性が良好であることにより
、10〜100μm厚さの皮膜の形成が可能であるばか
りでなく、硬化速度が速く、強靭な塗膜が得られるので
、本発明の目的を達成するために、好ましく使用される
一方、1分子中のオキシラン環が2個未満の脂環型エポ
キシ樹脂、グリシジルエステル系エポキシ樹脂、グリシ
ジルアミン系エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、エ
ポキシ化ポリブタジェンなどの脂肪族エポキシ樹脂等の
硬化塗膜は、エステル結合などの加水分解性基の影響や
架橋密度の低さから、無電解メッキ液に浸漬した場合に
、一部熔解または劣化し、特にアミン基を有するものは
メッキ液を汚染してメッキ析出速度、メッキ膜の伸び率
および抗張力の低下を招くので、これらの使用は好まし
くない。
本発明において、成分(A)のエポキシ樹脂として、下
記の市販品を例示することができる。
(1)  ビスフェノールA型エポキシ樹脂(al  
油化シェルエポキシ側・商品名・エピコート826、同
827.同828.同834.同836.同84o。
同1001.同1002.同1004.同1007.同
1009.同1010゜同X−22,同X−24,同x
−25 (bl  チバガイギー社・商品名・アラルダイトGY
250.同GY252.同GY260. 同GY280
. 同6004 、同6゜05、同6010.同602
0. 同6030. 同6040. 同6060.同6
071、 同6075. 同6084 、  同609
7. 同7065. 同7071゜同7072.同70
97 FC+  ダウ・ケミカル社・商品名・DER330,
同331゜同332.同337.同557.同660.
同661.同662゜同664.同668.同669 +d1  大日本インキ化学工業■・商品名・エピクロ
ン840.同850.同855.同857.同860.
同900゜同1050. 同3050. 同4050.
同7050(el  東部化成■・商品名・エポ) −
) VD−127,同VD−128.同YD−128S
、同YD−134.同YD−01).同VD−012、
同YD−014.同YD−017.同YD−019,同
YD−020.同YD−701),同1)−307.同
Y1),7017.同1)−307.同YD−7020
、同VD−7126.同VD−7128,同VD−81
25(fl  ユニオンカーバイト社・商品名・ベーク
ライ) ERL−2200,同1)−307.同ERL
−2710,同ERL−2772゜同37−304.同
ERLA−2600,同1)−307.同EKR−20
03、同1)−307.同EKRB−2018,同EK
IIA−2053゜(gl  セラニーズ社・商品名・
エピリッツ508.同509、同510.同515−B
、同520−C,同522−C,同530−C,同54
0−C,同550.同560.同5108(hl  リ
チャードケミカル社・商品名・エボタフ37−139.
同37−140. 同37−141.同37−144.
同37−300゜同37−301.  同37−302
. 同37−304.同37−307. 同37−3f
il  三井石油化学エポキシ■・商品名・エボミソク
I!−128,同R−130,同1)−139.同lt
−140,同+1−144゜同R−301.同R−30
2.同1)−304.同1)−307.同R−309(
Jl  旭電化工業■・商品名・アデヵレジンEP−4
100゜同EP−4200,同BP−4300,同EP
−4400(kl  旭化成工業■・商品名・旭エポキ
シレジンAER〜330.同331.同334.同33
7.同661.同664、同667、同669.同71
) (2)  ビスフェノールF型エポキシ樹脂(al  
油化シェルエポキシ側・商品名・エピコート山) 東部
化成■・商品名・エポ) −トYDF−170゜同YD
F−190,同YDF−2001,同YDF−2004
,同yop−2o07(C)  大日本インキ工業■・
商品名・エピクロン830、同831 (d)  三井石油化学エポキシ■・商品名・エボミフ
クR−1)4 〔3)  ノボランク型エポキシ樹脂 (8)油化シェルエポキシ■・商品名・エピコート15
2、同154 山) ダウ・ケミカル社・商品名・DEN−431,同
438゜同439 (C1チバガイギー社・商品名・アラルダイトEPN−
1)38.同EPN−1)39,同ECN−1235,
同1273.同1280゜同1299 (d+  大日本インキ化学工業■・商品名・エピクロ
ア N−673,同N−680,同N−695,同N−
740tel  日本化薬H・商品名−EOCN−10
2,同1o3.同(fl  東部化成■・商品名・エポ
ト−トYDPN−601゜同YDPN−602,同YD
PN−638,同YDCN−701.同Y[1CN−7
02、同YDCN−703,同YDCN−704(4)
水素添加ビスフェノールA ジグリシジルエーテル樹脂 (al  旭電化工業■・商品名・アデヵレジンBP−
40(bl  大日本インキ化学工業■・商品名・エピ
クロン750 [CI  東部化成■・商品名・エポト−ト5T−10
00゜同5T−3000,同5T−5080,同5T−
5100また、前記例示した以外でも、たとえば、レゾ
ルシノールジグリシジルエーテル、フロログリシツール
トリグリシジルエーテル、トリヒドロキシジフェニルト
リグリシジルエーテル、テトラグリシジルベンゾフェノ
ン、ビスレゾリシノールテトラグリシジルエーテル、テ
トラメチルビスフェノールAジグリシジルエーテル、ビ
スフェノールCジグリシジルエーテルなどもしくはこれ
らの縮合物も使用することができる。
前記例示した各種エポキシ樹脂は、1種の単独系または
2種以上の混合系として、成分(A)に使用される。
本発明において、成分(B)のラジカル重合性化合物は
、前記成分(A)のエポキシ樹脂を溶解し、組成物の粘
度を調整をすると共に、成分(A)のエポキシ樹脂との
架橋反応により三次元網目鎖構造を形成するための反応
性希釈剤として配合する。このラジカル重合性化合物と
して、1分子中のエチレン性不飽和結合が1個の化合物
も多く存在するが、これらは連鎖重合が成長して高分子
量の重合体を生成するのみであり、架橋結合が形成され
ないことにより、成分(A)のエポキシ樹脂の三次元網
目鎖骨格との相互作用がなく、本発明の目的とする良好
な硬化皮膜を形成するための成分としての使用は好まし
くない、また、1分子中にエチレン性不飽和結合を2個
以上有する化合物であっても、水酸基、ニトリル基、カ
ルボキシル基、アミノ基などの親水性の官能基を有する
化合物や骨格にアミド結合などを有する化合物を成分C
B)として使用した場合、硬化皮膜が無電解銅メッキ液
で分解され、硬化皮膜が劣化し、また、メッキ液を汚染
する。一方、分子量が1000以上のラジカル重合性化
合物は、エチレン性不飽和結合の含有量が著しく小さい
ことにより、硬化物の架橋密度が小さくなり良好な硬化
皮膜を形成することが困難である。また、粘度が大きく
成分(A)のエポキシ樹脂の希釈剤として使用するには
大量を必要とするので、結果として目的の硬化皮膜を得
るこ゛とができない、さらに、分子量が極端に小さく、
沸点の低い化合物は、減粘効果が大きくても組成の調整
が困難となる他に、スクリーン印刷用インキとした場合
ニジミの原因となるので、成分(B)としての使用は好
ましくない。
成分(B)のラジカル重合性化合物として、1分子中に
2個以上のアクリロイル基またはメタアクリロイル基を
有するポリ (メタ)アクリレート類、たとえば、エチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコールなどのジ(メタ)アクリレート、ポリプロ
ピレングリコールのジ(メタ)アクリレート、1,3−
ブチレングリコールのジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ (メタ)アクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が、好
ましく使用される。
これらは、1種の単独または2種以上の混合物として、
使用することができる。特に、プロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ (メ
タ)アクリレート等の骨格および官能基に親水性基を有
していない(メタ)アクリル酸モノマー類が、好ましく
使用される。
成分(C)の光感知性オニウム塩は、可視光線、紫外線
などの活性エネルギー線の照射によりルイス酸を放出し
、エポキシのカチオン重合を開始させる光重合開始剤で
ある。たとえば、第■a族元素の芳香族オニウム塩(特
公昭52−14277号公報参照)、第Via族元素の
芳香族オニウム塩(特公昭52−14278号公報参照
)および第Va族元素の芳香族オニウム塩(特公昭52
−14279号公報参照)などが光感知性芳香族オニウ
ム塩として知られており、これらの何れでも使用できる
。具体的には、テトラフルオロホウ酸トリフェニルフェ
ナシルホスホニウム、ヘキサフルオロアンチモン酸トリ
フェニルスルホニウム、テトラフルオロホウ酸ジフェニ
ルコードニウムなどが使用される。
本発明の無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組成物は
、成分(A)と成分(B)との合計100重量部中、成
分(A)90〜40重量部の配合とし、成分(A)と成
分(B)との合計またはその他の樹脂分を加えた全樹脂
分100重量部に対し、成分(C)0.1〜5重量部を
配合した、かつ、成分(A)と成分(B)との混合物の
25℃における粘度が50〜300ポイズの組成物であ
る。
成分(B)が少なすぎると、希釈による粘度調整効果が
小さく、スクリーン印刷用インキとした場合の良好な粘
度とすることが難しい、また、光重合開始剤の分解ラジ
カルの捕捉が不十分となり、光重合開始剤の分解物が硬
化皮膜からメッキ液中に溶出する恐れがある。一方、成
分(B)が過大な場合には、硬化皮膜の収縮が大きくな
り、基板との密着性が低下するなどの欠陥が認められる
成分(C)の使用量が前記範囲より少ない場合、活性エ
ネルギー線による硬化が不十分となり、硬度、耐メツキ
液性、電気特性、湿分バリヤー性などが本発明の目的を
満足する硬化皮膜を得ることができない、また、成分(
C)の使用量が前記範囲を越える場合、皮膜の表面のみ
が硬化し、内部が未硬化となりシワが発生する。さらに
、硬化皮膜中に、光照射により生成する芳香族オニウム
塩の光分解物が多量に残留し、無電解銅メッキ液の汚染
、硬化皮膜の電気絶縁特性の低下の原因となる。
成分(C)の好ましい使用範囲は、成分(A)と成分(
B)との合計またはその他の権脂分を加えた全樹脂分1
00重量部に対し、成分(C)0.5〜4重量部である
本発明において、反応性希釈剤として、前記成分(B)
と共にエポキシモノマー類を併用することができる。成
分(B)と併用できるエポキシモノマーとして、ブチル
グリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−
エチルへキシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジ
ルエーテル、p−ターシャリ−ブチルフェニルグリシジ
ルエーテル、グリセリングリシジルエーテル、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジ
グリシジルエーテル、2−オクチルグリシジルエーテル
、グリセロールトリグリシジルエーテル、トリメチロー
ルプロパンポリグリシジルエーテルなどを例示すること
ができる。特に、芳香環を有するグリシジルエーテル類
は、反応性、希釈性、連発性に優れ、かつ、スクリーン
印刷用インキとした場合の印刷特性が優れるため、好ま
しく併用される。これらのエポキシモノマーは、成分(
B)の一部に代えて使用することができる。したがって
、その配合量は、成分(A)。
成分(B)およびエポキシモノマーの総合計量の100
重量部中、成分(B)との合計量として10〜60重量
部であり、かつ、成分(A)と成分(B)との合計量の
100重量部に対し30重量部以下で、成分(B)の配
合量を越えない範囲である。エポキシモノマーの配合量
が、上記範囲を越えると、硬化皮膜の物性が低下し好ま
しくない。
また、成分(C)の芳香族オニウム塩の成分(A)。
のエポキシ樹脂に対する相溶性が不足する場合には、芳
香族オニウム塩を適当な溶剤、たとえば、アセトニトリ
ル、プロピレンカーボネート、セロソルブ類などに溶解
し、樹脂組成物に添加してもよい。
さらに、前記成分(A)と前記エポキシモノマーを含め
た前記成分(B)との混合物の25℃における粘度を5
0〜300ポイズの範囲とすることにより、スクリーン
印刷用インキの粘度を50〜500ポイズ(025℃)
に調整することができる。
本発明の樹脂組成物をスクリーン印刷用インキとして調
製する場合、各種の添加剤を添加することができる。こ
れらの添加剤として、充填剤3着色剤、粘度調整剤、消
泡剤、レベリング剤、界面活性剤。
カップリング剤、つや消し剤、可塑剤、各種高分子物質
、その他の溶剤などが挙げられる。
これらの添加剤の使用量は、用途、使用目的、使用方法
などにより異なるが、成分(A)、 CB)および(C
)の総flloo重量部に対し、200重量部以下、好
ましくは、100重量部以下である。
前記添加剤の具体例を以下に示す。
fat  充填剤 シリカ、親油性シリカ、ベントナイト、ジルコニウムシ
リケート、粉末ガラス等。
(bl  着色剤 アルミナ白、クレー、タルク、炭酸バリウム、硫酸バリ
ウム等の体質顔料、亜鉛華、鉛白、黄鉛、鉛丹1群青、
紺青、酸化チタン、クロム酸亜鉛、ベンガラ、カーボン
ブラック等の無機顔料、ブリリアントカーミノ6B、パ
ーマネントレツドR,ベンジジンイエロー、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン等の打機顔料、マ
ゼンタ1 ローダミン等の塩基性染料、ダイレクトスカ
ーレノト、ダイレクトオレンジ等の直接染料、ローセリ
ン、メタニルイエロー等の酸性染料。
(C1消泡剤 シリコンオイル等。
fd+  レベリング剤 弗素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、非水系の
アクリル共重合体等。
Tel  粘度調整剤 ベントナイト、シリカゲル、アルミニウム粉末。
オフテート等。
(fl溶剤 ケトン系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤1脂肪
酸類、芳香族炭化水素類等。
しかしながら、溶剤類は、成分(C)の芳香族オニウム
塩の溶解に使用する最少量を除いて使用しない方が好ま
しい。
本発明の樹脂組成物の塗布皮膜は、波長200〜500
 nmの紫外線または可視光線を2〜60秒照射するこ
とにより硬化することができる。これらの活性光線の線
源として、低圧水銀灯、高圧水銀灯。
メタルハライドランプ、アルゴンガスレーザーなどを使
用することができる。また、X線、電子線なども活性エ
ネルギー線として樹脂組成物の硬化に使用することがで
きる0本発明の樹脂組成物は、前記活性光線またはエネ
ルギー線の照射のみでも十分に硬化し、目的の特性を有
する硬化皮膜が得られるが、光硬化後に加温チャンバー
中に放置することにより、さらに良好な特性を有する硬
化皮膜とすることができる。
加温チャンバー中に放置する条件は、通常、50〜b 本発明の樹脂組成物を、スクリーン印刷インキとした場
合、150〜300メソシエのステンレス製、ポリエス
テル製、シルク製等のスクリーンが使用できる。
〔作  用〕
本発明の樹脂組成物は、フルアディティブ法によるプリ
ント配線板の製造に必要な光硬化型の無電解メッキ用レ
ジスト樹脂組成物である。
本発明の樹脂組成物において、成分(A)の選択された
エポキシ樹脂と、成分(B)の選択されたラジカル重合
性化合物との組み合わせにより、過酷な条件下にある無
電解銅メッキ液に対し橿めて安定な硬化皮膜が得られる
。この効果は、成分(A)が多官能のエポキシ樹脂であ
り、光カチオン重合活性が大きいことにより、架橋密度
の大きい強靭な硬化皮膜が形成されること、骨格中に分
解され易い加水分解性基を持たないエポキシ樹脂である
ことの作用と推定される。
しかしながら、成分(A)のみでは、印刷適性などの作
業性の良好な組成物を得ることが困難であり、結果とし
てその硬化皮膜には欠陥を生じ易く、前記基本性能を満
足できない、したがって、反応性希釈剤や改質剤の使用
が不可欠であり、その目的の成分(B)としてラジカル
重合性化合物が選択される。
成分(B)として選択されるラジカル重合性化合物は、
その最小限の使用量で樹脂組成物の粘度を調整すること
ができるばかりでなく、成分(C)の芳香族オニウム塩
が活性光線の照射によりカチオン重合能力を有するプロ
トン酸の放出と共に生成するラジカル種を重合開始剤と
して重合する。
成分(C)の芳香族オニウム塩の活性光線の照射による
分解反応は、芳香族スルホニウム塩を例とすると下記の
ように表される。
hν Ar5S”!−−(Arts”X−)・(AriS”X
−)’  = ArzS”+Ar” +X−ArzS’
 + ZH−→ArxS’  H+Z・Arts” 十
〇   −Arts + H”   =  HX2Ar
・−→Ar−At ^r・+ ZH−→ArH+ Z・ (なお、上記中・印はラジカルを表す、)すなわち、カ
チオン重合より重合速度の速いラジカル重合による架橋
反応を併用することで、短時間での内部硬化性が向上し
、20μm以上の皮膜の場合でも均一な硬化速度が得ら
れることにより、硬化皮膜の表面平滑性を向上すること
ができる。
また、成分(A)および成分(B)を共に三官能以上の
多官能性化合物としたことにより、相互に絡み合った三
次元網目鎖構造が形成され、この網目鎖構造中に低分子
量化合物がトラップされ、低分子量化合物のメッキ浴へ
の溶出が抑制されるものと推定される。
さらに、成分(C)の光分解により生成したラジカル種
は、成分(B)の不飽和二重結合の重合末端に固定化さ
れることにより、ラジカル種のメッキ液への溶出も防止
される。
上記のように、本発明の樹脂組成物は、選択された各成
分が相乗的に作用し、特にメブキ液に対する緒特性の優
れた硬化皮膜が得られるものと推定される。
〔実 施 例〕
本発明を、実施例および比較例によりさらに詳細に説明
する。
ただし、本発明の範囲は、下記実施例により、同等限定
されるものではない。
なお、以下の実施例において、「部」および「%」は、
断りのない限り重量基準である。
(1)  無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組成物
fal  本発明試料(A−1)〜(A−5)および比
較試料(CA−1)〜(CA−6)の調製成分(A)の
エポキシ樹脂、成分(B)のラジカル重合性化合物、成
分(C)のヘキサフルオロアンチモン酸トリフェニルス
ルホニウム(プロピレンカーボネート50%溶液)およ
びその他樹脂ならびに各種添加剤を配合し、スクリーン
印刷用インキとしての実施形態の無電解メッキ用光硬化
型レジスト樹脂組成物の本発明試料(A−1)〜(A−
5)および比較試料(CA−1)〜(CA−6)を調製
した。
本発明試料(A−1)〜(A−5)および比較試料(C
A−1)〜(CA−6)に使用した成分(A)、成分(
B)およびその他樹脂成分の緒特性を第1表に、また、
各成分の配合を第2表に示す。
各試料は、成分(A)、成分(B)およびその他樹脂成
分の第2表に示す所定量に、成分(C)3部を添加して
攪拌溶解し、ついで、この溶液に、第2表に示す各種添
加剤を加え、ライカイ機で1時間予備混練した後、さら
に、三本ロールで本混練して調製した。
(2)  スクリーン印刷および硬化皮膜の形成前記第
T1)項でスクリーン印刷用インキとして調製した本発
明試料(A−1)〜(A−5)および比較試料(CA−
1)〜(CA−6)を、回路幅、回路間隔共に0.15
mmのパターンを有する305メフシニのポリエステル
スクリーン(張力1)kg/cm”)を使用し、フルア
ディティブ用絶縁基板に印刷し、印刷された皮膜に高圧
水銀灯(801)/ca+X 2灯)を10秒間照射し
て硬化させた。
フルアディティブ用絶縁基板として、特公昭58−30
760号公報の記載に準じて、難燃性紙フェノール積層
板の両面にCaC0,粉末を含有するフェノール変性ア
クリロニトリルブタジェンゴム系接着剤を塗布、硬化後
、クロム硫酸混液を用いて粗化し、水洗、アルカリ処理
、水洗、貴金属触媒付与処理、水洗、活性化、水洗、乾
燥等の処理を順次節した処理基板を使用した。
(3)無電解銅メッキ試験体の調製 前記(2)項で製造した本発明試料(A−1)〜(^−
5)および比較試料(CA−1)〜(CA−6)の硬化
皮膜を形成した基板を、71℃の下記仕襟の無電解銅メ
ッキ液に空気を吹き込みながら20時間浸漬し、無電解
銅メッキを行い、無電解銅メッキ試験体を調製した。
「無電解銅メッキ液組成」 硫酸m                :10g/j
!エチレンジアミン4酢酸      :30g713
7%ホルマリン液         :  3tal/
1ポリエチレングリコール(分子量600) : 20
m l / 1αSα−ジピリジル        :
35mg/j!水酸化ナトリウム   :  pH12
,8(@20℃)の量水         : 全体が
1)になる量(4)  無電解銅メッキ液汚染性試験体
の調製前記第(2)項と同様の方法で調製したレジスト
皮膜の表面積が400cm”の試験片を、前記第(3)
項と同一の条件の無電解銅メッキ液1aに20時間浸漬
して取り出した後、貴金属処理を施したステンレス鋼板
をこの無電解銅メッキ液に浸漬し、無電解銅メッキ液の
消費成分である硫酸銅、水酸化ナトリウムおよび37%
ホルマリン液を補給しながら12時間保持し、銅メッキ
膜を析出させた。析出した銅メッキ膜を剥離し、無電解
銅メッキ液汚染性試験体とした。
(5)試験体の評価 前記第(2)項で形成した印刷硬化皮膜、前記第(3)
項の無電解銅メッキ処理後の硬化皮膜および前記第(4
)項の無電解銅メッキ液汚染性試験体について、下記の
評価を行い結果を第3表に示した。
(al  印刷硬化皮膜の外観 印刷硬化皮膜について、平滑性、光沢性およびハジキの
有無を目視観察した。また、ニジミおよび解像性を顕微
鏡で観察した。解像性は、回路幅、回路間隔共に、0.
15mmで形成されているか否かで判定した。これらの
結果をOおよび×で示した。
偽)耐メツキ液性 ■ 硬化皮膜の変質:前記第(3)項で調製した試験体
について、無電解銅メッキ処理による変質の有無を目視
観察し、その結果を○および×で示した。
■ 表面絶縁抵抗ニレジスト皮膜表面に導電ペーストを
用いJ l5−Z−3197の図2に準拠してクシ型回
路パターンを形成し、DC500Vx1分印加の条件で
測定した初期表面絶縁抵抗値および40℃×95%RH
X24時間の吸湿試験後の表面絶縁抵抗値を示した。
■ 密着性:試験体を260℃の半田浴に10秒間フロ
ーした後、レジスト皮膜にかみそりで1mm角のクロス
カットを入れ、セロテープによる剥離試験を行った結果
を示した。
■ 耐溶剤性:試験体をメチルエチルケトンに3時間浸
漬した後、外観の変色および変質の有無を目視観察し、
その結果をOおよび×で示した。
(C1無電解銅メッキ液汚染性 ■ 銅メツキ膜析出速度:重量法により測定した平均析
出速度を示した。
■ 銅メッキ膜伸び率および抗張カニ引張り速度21/
分の条件で測定した銅メッキ膜伸び率および抗張力を示
した。
〔発明の効果〕
本発明の無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組成物に
よるレジスト皮膜は、前記第3表に示したように、従来
の光硬化型レジスト樹脂に比較し、ニジミ、解像性など
の印刷特性、耐メツキ液性、メッキ液汚染性などのフル
アディティブ法によるプリント配線板で要求される諸レ
ジスト性能のいずれもが、極めて優れている。特にメッ
キ液肉染性がないことにより、無電解銅メッキ液を何回
も繰り返して使用できる効果を奏する。
さらに、本発明の無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂
組成物を使用することにより、従来の熱硬化型レジスト
樹脂組成物に比較して、その硬化時間を大幅に短縮する
ことができる。
したがって、信鯨性の高いフルアディティブ法プリント
配線板を安価に、かつ安定して量産できる工業的効果を
も奏する。
前記実施例においては、本発明の無電解メッキ用光硬化
型レジスト樹脂組成物のスクリーン印刷用インキとして
の使用Li様のみを示したが、その耐薬品性、電気絶縁
性、半田耐熱性等を利用し、粘度等を調整してフォトレ
ジスト、半田レジスト、各種保護塗料、オフセットおよ
びロータリー印刷等の各種インキの使用形態とすること
も可能である。
本発明は、フルアディティブ法によるプリント配線板の
製造工程を合理化できる無電解メッキ用光硬化型レジス
ト樹脂組成物を提供するものであり、その産業的意義は
極めて大きい。
特許出願人 (430)日本曹達株式会社(510)株
式会社日立製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)成分(A):1分子中に少なくとも2個のグリシ
    ジルエーテル基を有しかつ該グリシジルエーテル基が芳
    香族環またはシクロヘキサン環に直接結合したエポキシ
    樹脂 成分(B):分子量1000以下の1分子中に少なくと
    も2個のエチレン性不飽和結合を有するラジカル重合性
    化合物 成分(C):光感知性芳香族オニウム塩 上記成分(A)、(B)および(C)を含有してなる無
    電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組成物(2)成分(
    A)と成分(B)の合計100重量部中成分(A)が9
    0〜40重量部の配合比からなる特許請求の範囲第(1
    )項記載の無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組成物 (3)成分(A)と成分(B)との合計またはその他の
    樹脂分を加えた全樹脂分の100重量部に対し、成分(
    C)0.1〜5重量部を配合してなる特許請求の範囲第
    (1)項記載の無電解メッキ用光硬化型レジスト樹脂組
    成物 (4)成分(A)と成分(B)とを配合した樹脂組成物
    の25℃における粘度が、50〜300ポイズの範囲に
    ある特許請求の範囲第(1)項記載の無電解メッキ用光
    硬化型レジスト樹脂組成物
JP11514086A 1986-05-20 1986-05-20 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物 Pending JPS62273221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11514086A JPS62273221A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11514086A JPS62273221A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62273221A true JPS62273221A (ja) 1987-11-27

Family

ID=14655278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11514086A Pending JPS62273221A (ja) 1986-05-20 1986-05-20 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62273221A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385538A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 Asahi Chem Ind Co Ltd 光硬化性積層体およびそれを用いた画像形成方法
JPS6454442A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Nippon Soda Co Photocurable resist resin composition for chemical plating
JPH01149848A (ja) * 1987-12-08 1989-06-12 Mitsui Petrochem Ind Ltd 活性エネルギー光線硬化型組成物
JPH02259762A (ja) * 1988-12-30 1990-10-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> カチオン性硬化可能なフオトレジストのパターン化方法
JPH04181944A (ja) * 1990-11-16 1992-06-29 Toyo Ink Mfg Co Ltd 可視光感光性組成物
US5158989A (en) * 1989-11-18 1992-10-27 Somar Corporation Electroless plating-resisting ink composition
WO2008078692A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Dh Material Inc. 成形品用カチオン重合性樹脂組成物およびそれを用いた成形品

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164204A (en) * 1977-08-05 1980-12-20 Gen Electric Photoinitiator
JPS56100817A (en) * 1980-01-16 1981-08-13 Hitachi Chem Co Ltd Photosetting resin composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55164204A (en) * 1977-08-05 1980-12-20 Gen Electric Photoinitiator
JPS56100817A (en) * 1980-01-16 1981-08-13 Hitachi Chem Co Ltd Photosetting resin composition

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6385538A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 Asahi Chem Ind Co Ltd 光硬化性積層体およびそれを用いた画像形成方法
JPS6454442A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Nippon Soda Co Photocurable resist resin composition for chemical plating
JPH01149848A (ja) * 1987-12-08 1989-06-12 Mitsui Petrochem Ind Ltd 活性エネルギー光線硬化型組成物
JPH02259762A (ja) * 1988-12-30 1990-10-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> カチオン性硬化可能なフオトレジストのパターン化方法
US5158989A (en) * 1989-11-18 1992-10-27 Somar Corporation Electroless plating-resisting ink composition
JPH04181944A (ja) * 1990-11-16 1992-06-29 Toyo Ink Mfg Co Ltd 可視光感光性組成物
WO2008078692A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Dh Material Inc. 成形品用カチオン重合性樹脂組成物およびそれを用いた成形品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0343294B2 (ja)
DE60017470T2 (de) Phot0- oder wärmehärtende zusammensetzungen zur herstellung matter filme
DE69821202T2 (de) Photohärtbare Harzzusammensetzung und photoempfindliches Element
CN101684190B (zh) 被镀敷层形成用组合物、金属图案材料及其制作方法
TWI525390B (zh) Black hardening resin composition
JPH0288615A (ja) 難燃性液状感光性樹脂組成物
US4460718A (en) Epoxy resin composition
DE102008045424A1 (de) Einen anorganischen Füllstoff und einen organischen Füllstoff enthaltende härtbare Kunstharzmischung, mit einer Resistschicht beschichtete gedruckte Leiterplatte und Verfahren zu dessen/deren Herstellung
WO2002048226A1 (fr) Composition de résine durcissant aux uv et photorésine liquide de photosoudage contenant cette composition
JPS62273221A (ja) 無電解メツキ用光硬化型レジスト樹脂組成物
JP2792298B2 (ja) フォトソルダーレジスト組成物
CA1338252C (en) Resist ink composition
JPH05171084A (ja) 化学めっき用レジスト樹脂組成物
JPH101596A (ja) 多層プリント配線板用層間電気絶縁材料
JP4273894B2 (ja) 樹脂組成物
CN109679402B (zh) 一种填孔填充专用塞孔油墨组合物及印刷电路板
JP2677916B2 (ja) 感光性樹脂組成物及びこれを用いた感光性エレメント
JPH0125790B2 (ja)
JPH01209442A (ja) 化学めっき用光硬化型レジスト樹脂組成物
JPS62160440A (ja) 液状感光性樹脂組成物
JPH0437867B2 (ja)
JPH05289337A (ja) 化学めっき用レジスト樹脂組成物
JPH05156128A (ja) 高絶縁性ソルダーレジスト組成物
JPH05171083A (ja) 化学メッキ用レジスト樹脂組成物
JPH01209441A (ja) 化学めっき用光硬化性レジスト樹脂組成物