JPS6226901Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6226901Y2 JPS6226901Y2 JP15360780U JP15360780U JPS6226901Y2 JP S6226901 Y2 JPS6226901 Y2 JP S6226901Y2 JP 15360780 U JP15360780 U JP 15360780U JP 15360780 U JP15360780 U JP 15360780U JP S6226901 Y2 JPS6226901 Y2 JP S6226901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- hinge spring
- fixed
- electromagnetic relay
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁継電器において、その電磁石によ
り吸引される接極子の動きを安定させ、かつ規正
することを目的とするヒンジばねの構造に関する
ものである。
り吸引される接極子の動きを安定させ、かつ規正
することを目的とするヒンジばねの構造に関する
ものである。
従来のヒンジばねの取付構造は、実開昭53−
89541号、実開昭52−76924号、特開昭52−38153
号公報に示されているような構造のものがある。
89541号、実開昭52−76924号、特開昭52−38153
号公報に示されているような構造のものがある。
第1図は実開昭53−89541号の構造を示すもの
であつて、継鉄1および接極子2に穿設された孔
4を有するため、磁気能率が低下する。このたま
磁気回路上必要とする断面積を確保するために継
鉄1の板厚を厚くするか、または幅を広くするこ
とが必要となつて、電磁継電器本体を小型化する
上で不適であり、且つ形状が複雑で製造し難いと
いう不都合がある。
であつて、継鉄1および接極子2に穿設された孔
4を有するため、磁気能率が低下する。このたま
磁気回路上必要とする断面積を確保するために継
鉄1の板厚を厚くするか、または幅を広くするこ
とが必要となつて、電磁継電器本体を小型化する
上で不適であり、且つ形状が複雑で製造し難いと
いう不都合がある。
第2図は実開昭52−76924号の構造を示すもの
で、ヒンジばね3をケース4内に固定するための
部品、あるいは部品の部分(本図の場合は4)と
それを収納する空間(本図の場合4a)が必要で
あり、上記同様小形化に不適である欠点を有す
る。
で、ヒンジばね3をケース4内に固定するための
部品、あるいは部品の部分(本図の場合は4)と
それを収納する空間(本図の場合4a)が必要で
あり、上記同様小形化に不適である欠点を有す
る。
第3図は特開昭52−38153号公報に開示された
構造であつて、1は継鉄、2は接極子、3はヒン
ジばね、4は支点、5は接極子ブツシング、6は
可動接点ばねを示し、図中に示す矢印方向での支
点4のズレに対するヒンジばね3による規正は全
く考慮されておらず、さらにヒンジばね3により
ブツシング5を上方に押し上げ可動接点ばね6に
力を加えるような状態で接極子2が継鉄1に係止
している。このため電磁継電器を実装した装置等
の微弱な振動により接極子2の振れが直接接点接
触力に影響し、ノイズ等を発生させるか、はなは
だしい場合は接点を開離させるという欠点を有し
ている。
構造であつて、1は継鉄、2は接極子、3はヒン
ジばね、4は支点、5は接極子ブツシング、6は
可動接点ばねを示し、図中に示す矢印方向での支
点4のズレに対するヒンジばね3による規正は全
く考慮されておらず、さらにヒンジばね3により
ブツシング5を上方に押し上げ可動接点ばね6に
力を加えるような状態で接極子2が継鉄1に係止
している。このため電磁継電器を実装した装置等
の微弱な振動により接極子2の振れが直接接点接
触力に影響し、ノイズ等を発生させるか、はなは
だしい場合は接点を開離させるという欠点を有し
ている。
本考案は上記の欠点を除去するために考案され
たもので、以下図面に基づて詳細に説明すると、
第4図は本考案の1実施例を示す電磁継電器の構
造で、1は継鉄、2は接極子、3はヒンジばね、
4はヒンジばね3が固定された接極子2の取付面
に対し傾斜した部分5を有するベースブロツクを
示す。ベースブロツク4内に固定せれた継鉄1の
端部6に接極子2の屈曲部が係合配置されてい
る。第5図は接極子2にヒンジばね3を取り付け
た状態を示す斜視図で、ヒンジばね3が接極子の
吸引面と反対側の面に設けた突起14で接極子に
かしめ固定された状態を示す。第6図は、第4図
の実施例の組立手順を説明すための分解図であ
り、これにより組立手順を説明すると、コ字形状
に形成したベースブロツク4の空洞内にヒンジば
ね3を取り付けた接極子2を図の矢印方向にて、
ベースブロツク4の空洞部15に嵌入し、ヒンジ
ばね3の遊端部先端7がベースブロツク4の傾斜
して設けた内壁5に当接するように配置し、電磁
石ブロツク16に一体化した継鉄1をベースブロ
ツク4の空洞部15に挿入することにより固定さ
れる。第5図のヒンジばねの遊端部先端7がベー
スブロツク4の傾斜した内壁5に当接するように
接極子2と継鉄1が配置されることにより、ヒン
ジばね3の弾性力が継鉄1の端部6に接極子2を
αおよびβ方向に押圧するとともに、γ方向に生
じるトルクを接極子2に作用させたことにより接
極子2の一端8を継鉄1に設けたバツクストツプ
9に押付け、平常状態において常に接極子2を休
止状態に保持させるようにしてある。これによ
り、振動による接極子2の振れが、駆動カード1
0を介して接点ばね11に伝達されるとを軽減で
きる。またヒンジばね3の縁部12がベースブロ
ツク4の内側壁13間に緩く嵌合しているため接
極子2の横ズレが防止できる。
たもので、以下図面に基づて詳細に説明すると、
第4図は本考案の1実施例を示す電磁継電器の構
造で、1は継鉄、2は接極子、3はヒンジばね、
4はヒンジばね3が固定された接極子2の取付面
に対し傾斜した部分5を有するベースブロツクを
示す。ベースブロツク4内に固定せれた継鉄1の
端部6に接極子2の屈曲部が係合配置されてい
る。第5図は接極子2にヒンジばね3を取り付け
た状態を示す斜視図で、ヒンジばね3が接極子の
吸引面と反対側の面に設けた突起14で接極子に
かしめ固定された状態を示す。第6図は、第4図
の実施例の組立手順を説明すための分解図であ
り、これにより組立手順を説明すると、コ字形状
に形成したベースブロツク4の空洞内にヒンジば
ね3を取り付けた接極子2を図の矢印方向にて、
ベースブロツク4の空洞部15に嵌入し、ヒンジ
ばね3の遊端部先端7がベースブロツク4の傾斜
して設けた内壁5に当接するように配置し、電磁
石ブロツク16に一体化した継鉄1をベースブロ
ツク4の空洞部15に挿入することにより固定さ
れる。第5図のヒンジばねの遊端部先端7がベー
スブロツク4の傾斜した内壁5に当接するように
接極子2と継鉄1が配置されることにより、ヒン
ジばね3の弾性力が継鉄1の端部6に接極子2を
αおよびβ方向に押圧するとともに、γ方向に生
じるトルクを接極子2に作用させたことにより接
極子2の一端8を継鉄1に設けたバツクストツプ
9に押付け、平常状態において常に接極子2を休
止状態に保持させるようにしてある。これによ
り、振動による接極子2の振れが、駆動カード1
0を介して接点ばね11に伝達されるとを軽減で
きる。またヒンジばね3の縁部12がベースブロ
ツク4の内側壁13間に緩く嵌合しているため接
極子2の横ズレが防止できる。
以上の如く、本考案は安定した支点により電磁
継電器の動作特性の向上を計り、部品形状の単純
化及び構造の簡素化による製造工数の削減と汎用
性を実現し、より安定した品質でより安価な電磁
継電器を供給できるものである。
継電器の動作特性の向上を計り、部品形状の単純
化及び構造の簡素化による製造工数の削減と汎用
性を実現し、より安定した品質でより安価な電磁
継電器を供給できるものである。
第1図、第2図および第3図は従来の電磁継電
器の構造を示す。第4図は本考案の電磁継電器に
おけるヒンジ構造の1実施例を示す。第5図は第
4図における本考案実施例の接極子にヒンジばね
を取り付けた状態を示す斜視図である。第6図は
本考案の主要部を示す分解斜視図である。 1……継鉄、2……接極子、3……ヒンジば
ね、4……ベースブロツク、5……ヒンジばねに
対し傾斜した部分、6……継鉄の端部、7……ヒ
ンジばねの先端、8……接極子の遊端、9……バ
ツクストツプ、10……駆動カード、11……可
動接点ばね、12……ヒンジばねの縁部、13…
…ベースブロツクの内側壁、14……突起、15
……空洞部を示す。
器の構造を示す。第4図は本考案の電磁継電器に
おけるヒンジ構造の1実施例を示す。第5図は第
4図における本考案実施例の接極子にヒンジばね
を取り付けた状態を示す斜視図である。第6図は
本考案の主要部を示す分解斜視図である。 1……継鉄、2……接極子、3……ヒンジば
ね、4……ベースブロツク、5……ヒンジばねに
対し傾斜した部分、6……継鉄の端部、7……ヒ
ンジばねの先端、8……接極子の遊端、9……バ
ツクストツプ、10……駆動カード、11……可
動接点ばね、12……ヒンジばねの縁部、13…
…ベースブロツクの内側壁、14……突起、15
……空洞部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 接極子にヒンジばねを取り付けた電磁継電器
において、接点ばねが固定される側のベースブ
ロツクの反対側に位置する部分をコ字形状に形
成して継鉄およびヒンジばねを固定した接極子
が嵌入固定される空洞部を設け、該空洞部の内
壁にヒンジばねが固定された接極子取付面に対
して傾斜した面を形成し、該ヒンジばねの遊端
部先端を前記傾斜面に当接させ、ヒンジばねの
弾力性によりバツクストツプ側への押付け力を
接極子に持たせて、該接極子をバツクストツプ
を静止させたことを特徴とする電磁継電器。 (2) ヒンジばねの縁部をベースブロツクの内側壁
間に遊嵌したことを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載の電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15360780U JPS6226901Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15360780U JPS6226901Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5776341U JPS5776341U (ja) | 1982-05-11 |
JPS6226901Y2 true JPS6226901Y2 (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=29512861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15360780U Expired JPS6226901Y2 (ja) | 1980-10-29 | 1980-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6226901Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15360780U patent/JPS6226901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5776341U (ja) | 1982-05-11 |
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