JPH05298990A - 電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造 - Google Patents
電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造Info
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- JPH05298990A JPH05298990A JP10339292A JP10339292A JPH05298990A JP H05298990 A JPH05298990 A JP H05298990A JP 10339292 A JP10339292 A JP 10339292A JP 10339292 A JP10339292 A JP 10339292A JP H05298990 A JPH05298990 A JP H05298990A
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Abstract
に当たり位置決め精度を向上させ、たがを無くし、特
性、性能を安定させる。接極子と接点ばねとの絶縁距離
を大きく取る。 【構成】 接極子1のカード取付け片2の横巾をカード
3の横巾よりも狭くする。カード取付け片2の一側部に
切欠部2aを設ける。長片4の先端部にU状屈曲部5を
設けてカード3を構成する。長片4の上面部の巾方向の
両側に巾方向位置決め突起6を突設すると共に一方の巾
方向位置決め突起6側に長手方向位置決め突起6aを突
設する。カード取付け片2の下面にカード3の長片4を
沿わせてカード取付け片2を巾方向位置決め突起6間に
はめ込む。切欠部2aに長手方向位置決め突起6aをは
め込む。カード取付け片2の先端部をU状屈曲部5には
め込む。
Description
極子にカードを取付けるための技術に関するものであ
る。
ード3を取付けるには図6に示すようにL字状の接極子
1のカード取付け片2の先端部にコ字状をした絶縁性材
料により形成したカード3を被嵌して取付けていた。ま
た、他の従来例としては、図7に示すようにL字状の接
極子1のカード取付け片2に係止孔30を形成し、絶縁
材料よりなる板状のカード3に係止突起31を設け、板
状のカード3をカード取付け片2の下面に沿わせ、係止
突起31を係止孔30にはめ込んで取付けていた。
従来例にあっては、カード3をカード取付け片2の先端
部にのみ取付けるので、取付け強度を増すためカード取
付け片2の先端部の巾をできるだけ長くする必要があ
り、このため、図6(b)においてLで示す絶縁距離を
長く取ることができなかった。また、単に、カード取付
け片2の先端部にコ字状をしたカード3を被嵌していた
だけなので、接極子1とカード3とのがたが大きく、接
点ばねとの接触ポイントも変動し、特性が安定しないと
いう問題があった。また、がたがあると成形粉が発生し
やすく接触障害が発生するという問題があった。
も、図7(b)においてLで示す絶縁距離が小さいとい
う問題があり、また、係止突起31を係止孔30に係止
して取付けているだけなので、無理嵌めすることにな
り、はめ込みにくく、また、カード3が割れやすいとい
う問題があった。本発明は上記の従来の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、カー
ドを接極子のカード取付け片に取付けるに当たり位置決
め精度が向上し、がたがなくなり、特性、性能が安定
し、また、接極子と接点ばねとの絶縁距離を大きく取
れ、品質の向上がはかれる電磁継電器における接極子へ
のカードの取付け構造を提供するにある。
ける接極子へのカードの取付け構造は、接極子1のカー
ド取付け片2に絶縁性を有するカード3を取付けるもの
において、カード取付け片2の横巾をカード3の横巾よ
りも狭くし、カード取付け片2の一側部に切欠部2aを
設け、長片4の先端部に長片4の上面側にU字状に屈曲
したU状屈曲部5を設けてカード3を構成し、長片4の
上面部の巾方向の両側に巾方向位置決め突起6を突設す
ると共に一方の巾方向位置決め突起6側に長手方向位置
決め突起6aを突設し、カード取付け片2の下面にカー
ド3の長片4の上面を沿わせてカード取付け片2を巾方
向位置決め突起6間にはめ込むと共に切欠部2aに長手
方向位置決め突起6aをはめ込み、カード取付け片2の
先端部をU状屈曲部5にはめ込んで成ることを特徴とす
るものであって、このような構成を採用することによっ
て、上記した従来例の問題点を解決して本発明の目的を
達成したものである。
ば、カード取付け片2の横巾をカード3の横巾よりも狭
くし、カード取付け片2の一側部に切欠部2aを設け、
長片4の先端部に長片4の上面側にU字状に屈曲したU
状屈曲部5を設けてカード3を構成し、長片4の上面部
の巾方向の両側に巾方向位置決め突起6を突設すると共
に一方の巾方向位置決め突起6側に長手方向位置決め突
起6aを突設し、カード取付け片2の下面にカード3の
長片4の上面を沿わせてカード取付け片2を巾方向位置
決め突起6間にはめ込むと共に切欠部2aに長手方向位
置決め突起6aをはめ込み、カード取付け片2の先端部
をU状屈曲部5にはめ込むことで、カード取付け片2に
対してカード3をカード取付け片2の長手方向及び巾方
向のいずれの方向にも位置決めして巾方向位置決め突起
6部分と長手方向位置決め突起6a部分とU状屈曲部5
部分とで確実に取付けることができるようになったもの
であり、また、巾方向位置決め突起6部分と長手方向位
置決め突起6a部分とU状屈曲部5部分とでカード取付
け片2に沿ってカード3を取付けるので、カード取付け
片2を全体として巾狭としても取付け強度が低下せず、
このようにカード取付け片2を巾狭としても問題ないの
で、カード取付け片2にカード3を取付けた場合の絶縁
距離を長くできるようになったものである。
1乃至図5に本発明の実施例が示してある。ベースブロ
ック7には端子8や接点ばね9等が取付けてある。ま
た、ベースブロック7にはL字状をした継鉄11の一片
が固定してある。継鉄11の他片には鉄芯12の一端部
が固着され、鉄心12にコイル13が組み合わせてあ
る。接極子1はL字状をしており、ベースブロック7に
取付けたばね材14によりコーナ部付近を継鉄11の一
片先端部に押し付けてあって、このコーナ部分を支点と
して接極子1が回動自在となっている。
芯12側に吸着自在となった吸着片15となっており、
接極子1の他片がカード取付け片2となっている。カー
ド取付け片2は図2示すように、吸着片15に比べて巾
狭となっている。このカード取付け片2の一側部には切
欠部2aが設けてある。切欠部2aはカード取付け片2
の突出基部側に近い方の端部が斜めに傾斜したガイド縁
2bとなっている。
部に長片4の上面側にU字状に屈曲したU状屈曲部5を
設けて構成してあり、長片4の上面部の巾方向の両側に
巾方向位置決め突起6が突設してある。そして、一方の
巾方向位置決め突起6から長手方向位置決め突起6aが
突設してある。カード3のU状屈曲部5の下面部は図2
に示すように厚くなっており、この部分が接点ばね9に
作用する部分となっている。そして、カード取付け片2
の横巾はこのカード3の横巾よりも極力狭くしてある。
子1のカード取付け片2に上記のカード3を取付けるの
である。この場合、カード取付け片2の下面にカード3
の長片4の上面を沿わせてカード取付け片2を巾方向位
置決め突起6間にはめ込むと共に切欠部2aに長手方向
位置決め突起6aをはめ込み、カード取付け片2の先端
部をU状屈曲部5にはめ込んで取付けてある。そして、
上記のように取付けるので、カード取付け片2を巾方向
位置決め突起6間にはめ込むことで巾方向の位置決めを
行い、切欠部2aに長手方向位置決め突起6aをはめ込
むことで長手方向の位置決めを行うことができるもので
ある。そして、カード取付け片2の横巾はこのカード3
の横巾よりも極力狭くしてあることで、図1においてL
で示す絶縁距離を長くとることができる。
をケース16内に収納すると共にケース16の開口をベ
ースブロック7により遮蔽して電磁継電器を構成するも
のである。上記のような構成の電磁継電器は、コイル1
3に電流が流れることで、接極子1がコーナ部分を中心
に回動して鉄芯12に吸着され、接極子1に設けた絶縁
性を有するカード3により接点ばね9を操作して接点ば
ね9及び端子8に設けた接点17の切り換えを行うよう
になっている。図3に示す実施例では接極子1が鉄芯1
2に吸着されると常閉接点17aを開き、常開接点17
bが閉じるようになっている。そして、コイル13に電
流が流れない場合にはばね材14のばね力により接極子
1が鉄芯12より離れ、接点ばね9が元の状態に復帰し
て常閉接点17aを閉じ、常開接点17bが開くように
なっている。
ド取付け片の横巾をカードの横巾よりも狭くし、カード
取付け片の一側部に切欠部を設け、長片の先端部に長片
の上面側にU字状に屈曲したU状屈曲部を設けてカード
を構成し、長片の上面部の巾方向の両側に巾方向位置決
め突起を突設すると共に一方の巾方向位置決め突起側に
長手方向位置決め突起を突設し、カード取付け片の下面
にカードの長片の上面を沿わせてカード取付け片を巾方
向位置決め突起間にはめ込むと共に切欠部に長手方向位
置決め突起をはめ込み、カード取付け片の先端部をU状
屈曲部にはめ込んであるので、カードを接極子のカード
取付け片に巾方向、長手方向に位置決めして確実に取付
けることができるものであり、位置決め精度が向上し、
がたがなくなり、特性、性能が安定し、また、巾方向位
置決め突起部分と長手方向位置決め突起部分とU状屈曲
部部分とでカード取付け片に沿ってカードを取付けるの
で、カード取付け片を全体として巾狭としても取付け強
度が低下せず、このようにカード取付け片を巾狭として
も問題ないので、カードの巾をできるだけ狭くできてカ
ード取付け片にカードを取付けた場合の絶縁距離を長く
することが可能となるものである。
図である。
で、(a)は分解斜視図であり、(b)は斜視図であ
る。
図面で、(a)は分解斜視図であり、(b)は斜視図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 接極子のカード取付け片に絶縁性を有す
るカードを取付けるものにおいて、カード取付け片の横
巾をカードの横巾よりも狭くし、カード取付け片の一側
部に切欠部を設け、長片の先端部に長片の上面側にU字
状に屈曲したU状屈曲部を設けてカードを構成し、長片
の上面部の巾方向の両側に巾方向位置決め突起を突設す
ると共に一方の巾方向位置決め突起側に長手方向位置決
め突起を突設し、カード取付け片の下面にカードの長片
の上面を沿わせてカード取付け片を巾方向位置決め突起
間にはめ込むと共に切欠部に長手方向位置決め突起をは
め込み、カード取付け片の先端部をU状屈曲部にはめ込
んで成ることを特徴とする電磁継電器における接極子へ
のカードの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339292A JP3206830B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339292A JP3206830B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05298990A true JPH05298990A (ja) | 1993-11-12 |
JP3206830B2 JP3206830B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=14352801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339292A Expired - Lifetime JP3206830B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 電磁継電器における接極子へのカードの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3206830B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250238A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Omron Corp | 電磁継電器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101890522B1 (ko) | 2017-02-20 | 2018-08-29 | 주식회사 하나통신 | 신속한 카드 인출이 가능한 휴대폰 케이스 |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP10339292A patent/JP3206830B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007250238A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Omron Corp | 電磁継電器 |
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JP3206830B2 (ja) | 2001-09-10 |
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