JP2023128905A - 電磁継電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヨークの幅を可能な限り維持しつつ、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保できる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器は、ベースと、接点装置と、電磁石装置とを備える。接点装置は、ベースに配置される。接点装置は、ベースに支持される端子を含む。電磁石装置は、ベースに配置される。電磁石装置は、コイルと、コイルと端子の間に配置されるヨークとを含む。ヨークは、第1面と、第2面とを含む。第1面は、コイルから端子に向かう第1方向と交差する方向に延びている。第2面は、第1面の端部から第1方向と反対の第2方向に延びている。第2面は、傾斜面を含む。傾斜面は、端子の近傍に配置され、コイルの軸線から離れる方向に第1面から傾斜する。
【選択図】図3
【解決手段】電磁継電器は、ベースと、接点装置と、電磁石装置とを備える。接点装置は、ベースに配置される。接点装置は、ベースに支持される端子を含む。電磁石装置は、ベースに配置される。電磁石装置は、コイルと、コイルと端子の間に配置されるヨークとを含む。ヨークは、第1面と、第2面とを含む。第1面は、コイルから端子に向かう第1方向と交差する方向に延びている。第2面は、第1面の端部から第1方向と反対の第2方向に延びている。第2面は、傾斜面を含む。傾斜面は、端子の近傍に配置され、コイルの軸線から離れる方向に第1面から傾斜する。
【選択図】図3
Description
本発明は、電磁継電器に関する。
特許文献1には、ベースと、接点装置と、電磁石装置とを備えた電磁継電器が開示されている。電磁石装置は、コイルと、コイルと接点装置の間に配置されるヨークとを含む。ヨークは、接点装置の端子との絶縁距離を確保するために、端子の近傍に位置する部分において、幅が削減されている。
特許文献1の電磁継電器では、ヨークの幅が狭くなっている部分で磁気飽和して、吸引力が低下するといった問題がある。吸引力を高めるために、電磁石装置を大型化した場合は、電磁継電器が大型化してしまう。
本発明の課題は、ヨークの幅を可能な限り維持しつつ、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保できる電磁継電器を提供することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ベースと、接点装置と、電磁石装置とを備える。接点装置は、ベースに配置される。接点装置は、ベースに支持される端子を含む。電磁石装置は、ベースに配置される。電磁石装置は、コイルと、コイルと端子の間に配置されるヨークとを含む。ヨークは、第1面と、第2面とを含む。第1面は、コイルから端子に向かう第1方向と交差する方向に延びている。第2面は、第1面の端部から第1方向と反対の第2方向に延びている。第2面は、傾斜面を含む。傾斜面は、端子の近傍に配置され、コイルの軸線から離れる方向に第1面から傾斜する。
この電磁継電器では、第2面の傾斜面によって、ヨークの幅を可能な限り維持しつつ、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保できる。その結果、電磁石装置の大型化を抑制しつつ、ヨークによって電磁石装置の吸引力を高めることができる。
傾斜面は、ベースと直交する方向から見て、端子に面していてもよい。この場合は、傾斜面によってヨークと端子との間の絶縁距離を容易に確保できる。
電磁継電器は、端子と傾斜面との間に配置される絶縁壁をさらに備えてもよい。絶縁壁は、傾斜面に沿った形状を有してもよい。この場合は、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保しつつ、電磁継電器の大型化を抑制できる。
端子は、ヨークに向かって第2方向に延びる延伸部を含んでもよい。傾斜面は、延伸部の近傍に配置されてもよい。この場合は、延伸部を含む端子において、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保できる。
第1面と第2面の傾斜面との境界は、第2方向における延伸部の端部よりもコイルの軸線に近くてもよい。この場合は、第1面と第2面の傾斜面との境界が第2方向における延伸部の端部よりもコイルの軸線に近い場合と比べて、傾斜面を小さくすることができる。
ヨークは、コイルと端子の間に配置され、第1面と第2面とを含む第1板部と、第1板部に接続され、第1板部に対して屈曲する屈曲部とを含んでもよい。第1面の一端は、ヨークの正面視において、屈曲部の一端と同一直線状に延びてもよい。この場合は、ヨークの幅が可能な限り維持されるので、ヨークによって電磁石装置の吸引力をさらに高めることが可能になる。
ヨークは、コイルと端子の間に配置され、第1面と前記第2面とを含む第1板部と、ベースとコイルの間に配置される第2板部と、第1板部と第2板部とを接続し、第1方向における第2板部の端部の幅寸法と略同じ幅寸法を有する屈曲部とを含んでもよい。この場合は、ヨークの幅が可能な限り維持されるので、ヨークによって電磁石装置の吸引力をさらに高めることが可能になる。
本発明によれば、ヨークの幅を可能な限り維持しつつ、ヨークと端子との間の絶縁距離を確保できる電磁継電器を提供することができる。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、各図面において、X1方向を左方向、X2方向を右方向、Y1方向を前方向、Y2方向を後方向、Z1方向を上方向、Z2方向を下方向として説明する。これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器の配置方向を限定するものではない。本実施形態において、Y1方向は、第1方向の一例である。また、Y1方向と反対のY2方向は、第2方向の一例である。
図1及び図2に示すように、電磁継電器1は、ベース2と、接点装置3と、電磁石装置4と、可動鉄片5と、ヒンジバネ6と、カード7と、を備えている。
ベース2は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。ベース2は、前後方向の寸法が左右方向の寸法よりも大きく形成されている。なお、ベース2は、前後方向の寸法と左右方向に寸法が同程度であってもよいし、左右方向の寸法が前後方向の寸法よりも大きくてもよい。
ベース2は、底部21と、ベース側壁22とを含む。底部21は、上下方向から見て略矩形状である。ベース側壁22は、底部21の外縁から上方に延びている。ベース側壁22は、前壁22aと、左壁22bと、右壁22cとを含む。前壁22aは、前後方向と交差する方向に延びている。左壁22b及び右壁22cは、左右方向と交差する方向に延びている。なお、電磁継電器1は、ベース2の上方からベース2に被せられる図示しないケースを備えている。
接点装置3は、ベース2に配置されている。接点装置3は、ベース2の底部21に支持されている。接点装置3は、電磁石装置4の前方に配置されている。
接点装置3は、第1固定端子8と、第2固定端子9と、可動接触片10とを含む。第1固定端子8、第2固定端子9及び可動接触片10は、板状の端子であり、導電性を有する材料で形成されている。第1固定端子8、第2固定端子9、及び可動接触片10は、ベース2に支持されている。本実施形態では、第1固定端子8、第2固定端子9、及び可動接触片10は、ベース2の底部21に圧入固定されている。
第1固定端子8は、第1固定接点8aと、第1外部接続部8bとを含む。第1固定接点8aは、第1固定端子8の後面に配置されている。第1外部接続部8bは、ベース2の底部21から下方に突出している。
第2固定端子9は、第1固定端子8の後方に配置されている。第2固定端子9は、第2固定接点9aと、接点支持部9bと、延伸部9cと、第2外部接続部9dとを含む。第2固定接点9aは、接点支持部9bの前面に配置されている。接点支持部9bは、第2固定接点9aがかしめ固定されている。接点支持部9bは、上下方向に延びている。延伸部9cは、接点支持部9bの下端に接続されている。延伸部9cは、上下方向と直交する方向に延びている。延伸部9cは、接点支持部9bよりも左方に延びている。延伸部9cは、接点支持部9bと第2外部接続部9dの間に配置されている。延伸部9cは、ベース2の底部21に圧入固定されている。第2外部接続部9dは、延伸部9cの左端から下方に延びている。第2外部接続部9dは、ベース2の底部21から下方に突出している。
可動接触片10は、第1固定端子8と第2固定端子9の間に配置されている。本実施形態における可動接触片10は、端子の一例である。可動接触片10は、第1可動接点10aと、第2可動接点10bと、板ばね10cと、ばね支持部10dと、延伸部10eと、第3外部接続部10fとを含む。
第1可動接点10a及び第2可動接点10bは、板ばね10cに配置されている。第1可動接点10aは、第1固定接点8aに対向して配置され、第1固定接点8aに接触可能である。第2可動接点10bは、第2固定接点9aに対向して配置され、第2固定接点9aに接触可能である。
板ばね10cは、上下方向に延びている。板ばね10cの下端は、ばね支持部10dにかしめ固定されている。板ばね10cは、ばね支持部10dと単一の部材であってもよい。ばね支持部10dは、左右方向に延びている。ばね支持部10d及び延伸部10eは、ベース2の底部21に圧入固定されている。延伸部10eは、ばね支持部10dと一体であり、ばね支持部10dの右端から後述するヨーク44に向かって後方に延びている。延伸部10eは、可動接触片10において、ヨーク44に最も近接している。延伸部10eの後端10iの上角部は、面取りされている。第3外部接続部10fは、延伸部10eに接続されており、ベース2の底部21から下方に突出している。
電磁石装置4は、電磁力によってカード7を移動させる。電磁石装置4は、ベース2に配置されている。電磁石装置4は、ベース2に支持されている。電磁石装置4は、コイル41と、スプール42と、鉄芯43と、ヨーク44とを含む。
コイル41は、スプール42の外周に巻き付けられている。本実施形態において、コイル41の軸線Axが延びる方向は、前後方向と一致する。スプール42は、前後方向に延びている。鉄芯43は、円柱形状であり、スプール42の内周に挿入されている。鉄芯43の後端は、磁極面であり、可動鉄片5と前後方向に対向して配置されている。
ヨーク44は、コイル41の周囲に配置されている。ヨーク44は、屈曲した形状を有している。ヨーク44は、略L字形状であり、例えばプレス加工によって形成される。
図3及び図4に示すように、ヨーク44は、第1板部44aと、第2板部44bと、屈曲部44cと、貫通孔44dとを含む。
第1板部44aは、コイル41及びスプール42に前方に配置されている。第1板部44aは、コイル41と可動接触片10の間に配置されている。第1板部44aは、前後方向と交差する方向に延びている。第1板部44aは、鉄芯43の前端に固定されている。
第2板部44bは、第1板部44aの下端から後方に屈曲している。第2板部44bは、コイル41の下方に配置されている。第2板部44bは、上下方向と交差する方向に延びている。第2板部44bは、ベース2の底部21と上下方向に対向する。第2板部44bは、ベース2の左壁22b及び右壁22cに形成された図示しない挿入溝に圧入固定されている。
屈曲部44cは、円弧形状を有している。屈曲部44cは、第1板部44aと第2板部44bとの間に配置されている。屈曲部44cは、第1板部44aと第2板部44bとを接続する。屈曲部44cは、第1板部44aの下端と第2板部44bの前端とに接続されている。屈曲部44cは、第2板部44bの幅寸法と同程度の幅寸法を有している。ここでの幅寸法とは、左右方向の寸法を意味する。本実施形態では、屈曲部44cの幅寸法は、第2板部44bの前端の幅寸法と同じである。屈曲部44cの幅寸法は、第1板部44aの下端の幅寸法と同じである。なお、屈曲部44cの幅寸法は、第2板部44bの前端の幅寸法と略同じであってもよいし、第1板部44aの下端の幅寸法と略同じであってもよい。
貫通孔44dは、鉄芯43をかしめ固定するための孔である。貫通孔44dは、第1板部44aを前後方向に貫通して形成されている。
ヨーク44は、第1面44eと、第2面44fとを含む。第1面44e及び第2面44fは、第1板部44aに配置されている。すなわち、本実施形態における第1板部44aは、第1面44eと、第2面44fとを含む。
第1面44eは、コイル41から可動接触片10に向かう第1方向(Y1方向)と交差する方向に延びている。第1面44eは、前後方向と直交する平面で構成されている。本実施形態における第1面44eは、後述するヨーク44の傾斜面44gを除く第1板部44aの前面である。図6に示すように、ヨーク44を前方から見たとき、第1面44eの右端と屈曲部44cの右端は、同一直線状に延びている。
第2面44fは、第1面44eの右端に接続されている。第2面44fは、第1面44eの右端から第1方向(Y1方向)と反対の第2方向(Y2方向)に延びている。第2面44fは、第1板部44aの右端面である。第2面44fは、屈曲部44cの右端面に接続されている。第2面44fは、第1面44eに対して右方に突出している。第2面44fの少なくとも一部は、屈曲部44cの右端面よりも右方に配置されている。
第2面44fは、傾斜面44gと、平面44hを含む。傾斜面44gは、ヨーク44と可動接触片10との間の絶縁距離を確保するために形成されている。本実施形態では、傾斜面44gは、ヨーク44の第1面44eと可動接触片10の延伸部10eとの間の絶縁距離を確保するために形成されている。傾斜面44gは、ある方向から見て、可動接触片10に面している。
傾斜面44gは、可動接触片10の延伸部10eの近傍に配置されている。傾斜面44gは、上下方向から見て、可動接触片10の延伸部10eの後端10iに面している。傾斜面44gは、可動接触片10の延伸部10eよりも上方に配置されている、
傾斜面44gは、第1面44eの右端から後方に延びている。傾斜面44gは、コイル41の軸線Axから離れる方向に第1面44eから傾斜している。すなわち、傾斜面44gは、第1面44eの右端から後方に向かってコイル41の軸線Axから離れる方向に延びている。傾斜面44gは、ヨーク44を前方から見たときに視認可能である。傾斜面44gの上端は、第1面44eから右下がりに傾斜している。傾斜面44gの下端は、第1面44eから右上がりに傾斜している。傾斜面44gは、第2方向(Y2方向)において、第2面44fの一部に形成されている。
図3に示すように、第1面44eとヨーク44の傾斜面44gとの境界Bは、可動接触片10の延伸部10eの後端10iよりもコイル41の軸線Axに近い。すなわち、境界Bから軸線Axまでの最短距離は、可動接触片10の延伸部10eの後端10iから軸線Axまでの最短距離よりも短い。
平面44hは、ヨーク44の傾斜面44gの後端から後方に延びている。平面44hは、左右方向と直交する平面で構成されている。なお、平面44hは、省略されてもよい。ヨーク44の傾斜面44gは、第2方向(Y2方向)において第2面44fの全体に亘って形成されてもよい。
ここで、電磁継電器1は、絶縁壁20をさらに備えている。本実施形態では、絶縁壁20は、ベース2と一体である。絶縁壁20は、接点装置3と電磁石装置4と接点装置3の間に配置され、接点装置3と電磁石装置4との間を絶縁する。絶縁壁20は、可動接触片10とヨーク44の傾斜面44gとの間に配置されている。絶縁壁20は、ヨーク44の傾斜面44gに沿った形状を有している。すなわち、図3に示すように、絶縁壁20は、ヨーク44の傾斜面44gに対向する部分が、ヨーク44の傾斜面44gと同じ方向に傾斜している。絶縁壁20は、ヨーク44の傾斜面44gに対向する部分が、前方から後方に向かってコイル41の軸線Axから離れる方向に延びている。絶縁壁20は、ベース2と別体であってもよい。
可動鉄片5は、電磁石装置4に前後方向に対向して配置されている。可動鉄片5は、鉄芯43の後方に配置されている。可動鉄片5は、ヒンジバネ6に回動可能に支持されている。可動鉄片5は、ヨーク44の後端に接触しており、ヨーク44の後端を回動支点として回動する。可動鉄片5の上部は、カード7に連結されている。
ヒンジバネ6は、可動鉄片5を電磁石装置4から離れる方向に付勢する。ヒンジバネ6は、可動鉄片5を鉄芯43から離れる方向に付勢する。
カード7は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。カード7は、電磁石装置4の上方に配置されている。カード7は、前後方向に移動可能にベース2に支持されている。カード7は、後端が可動鉄片5に連結されている。カード7は、可動鉄片5の回動に伴い、ベース2に形成された1対のガイド部23に沿って前後方向に移動する。1対のガイド部23は、前後方向に延びており、カード7が摺動する。カード7の前端は、可動接触片10と前後方向に対向して配置されており、可動接触片10を押圧可能である。
コイル41が励磁されていない状態では、カード7は、ヒンジバネ6の付勢力によって可動鉄片5に可動接触片10から離れる方向に押圧されており、カード7は可動接触片10から離れた状態にある。このとき、第2固定接点9aは、第2可動接点10bに接触している。
コイル41に電圧が印加されて励磁されると、可動鉄片5が鉄芯43に吸引されて回動する。可動鉄片5の回動に伴い、カード7が可動鉄片5に押圧されて1対のガイド部23に沿って前方に移動する。これにより、可動接触片10が前方に押圧されて、第2可動接点10bが第2固定接点9aから離れて、第1可動接点10aが第1固定接点8aに接触する。
上記の電磁継電器1では、ヨーク44の第2面44fの傾斜面44gによって、ヨーク44の幅を可能な限り維持しつつ、ヨーク44と可動接触片10との間の絶縁距離を確保できる。その結果、電磁石装置4の大型化を抑制しつつ、ヨーク44によって電磁石装置4の吸引力を高めることができる。
また、ヨーク44の傾斜面44gによって絶縁距離を確保できるので、屈曲部44cの幅寸法を第2板部44bの前端の幅寸法と略同じにすることが可能になる。これにより、屈曲部44cの幅を第2板部44bの前端の幅よりも削減した場合に比べて、ヨーク44によって電磁石装置4の吸引力を高めることができる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
接点装置3及び電磁石装置4の構成は、変更されてもよい。第1固定端子8、第2固定端子9、及び可動接触片10の形状は変更されてもよい。第2固定端子9及び第2可動接点10bは、省略されてもよい。カード7の形状は、変更されてもよい。
第1板部44aと第2板部44bとが別体であってもよい。また、屈曲部44cは、円弧形状でなくてもよい。
前記実施形態では、ヨーク44の傾斜面44gは、ヨーク44と可動接触片10との間の絶縁距離を確保するために形成していた。しかしながら、ヨーク44の傾斜面44gは、ヨーク44と第1固定端子8との間の絶縁距離、或いはヨーク44と第2固定端子9との間の絶縁距離を確保するために形成されてもよい。また、ヨーク44の傾斜面44gは、第1板部44aの端面において、複数箇所に形成されてもよい。ヨーク44の傾斜面44gは、接点装置3の構成によっては、例えば、第1板部44aの上端面、或いは第1板部44aの左端面に形成されてもよい。
1 電磁継電器
2 ベース
3 接点装置
4 電磁石装置
10 可動接触片(端子の一例)
20 絶縁壁
41 コイル
44 ヨーク
44a 第1板部
44b 第2板部
44c 屈曲部
44e 第1面
44f 第2面
44g 傾斜面
2 ベース
3 接点装置
4 電磁石装置
10 可動接触片(端子の一例)
20 絶縁壁
41 コイル
44 ヨーク
44a 第1板部
44b 第2板部
44c 屈曲部
44e 第1面
44f 第2面
44g 傾斜面
Claims (7)
- ベースと、
前記ベースに支持される端子を含み、前記ベース配置される接点装置と、
コイルと、前記コイルと前記端子の間に配置されるヨークとを含み、前記ベースに配置される電磁石装置と、
を備え、
前記ヨークは、前記コイルから前記端子に向かう第1方向と交差する方向に延びる第1面と、前記第1面の一端から前記第1方向と反対の第2方向に延びる第2面とを含み、
前記第2面は、前記端子の近傍に配置され、前記コイルの軸線から離れる方向に前記第1面から傾斜する傾斜面を含む、
電磁継電器。
- 前記傾斜面は、前記ベースと直交する方向から見て、前記端子に面している、
請求項1に記載の電磁継電器。
- 前記端子と前記傾斜面との間に配置される絶縁壁をさらに備え。
前記絶縁壁は、前記傾斜面に沿った形状を有する、
請求項1又は2に記載の電磁継電器。
- 前記端子は、前記ヨークに向かって前記第2方向に延びる延伸部を含み、
前記傾斜面は、前記延伸部の近傍に配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
- 前記第1面と前記第2面の前記傾斜面との境界は、前記第2方向における前記延伸部の端部よりも前記コイルの軸線に近い、
請求項4に記載の電磁継電器。
- 前記ヨークは、
前記コイルと前記端子の間に配置され、前記第1面と前記第2面とを含む第1板部と、
前記第1板部に接続され、前記第1板部に対して屈曲する屈曲部と、
を含み、
前記第1面の前記一端は、前記ヨークの正面視において、前記屈曲部の一端と同一直線状に延びている、
請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
- 前記ヨークは、
前記コイルと前記端子の間に配置され、前記第1面と前記第2面とを含む第1板部と、
前記ベースと前記コイルの間に配置される第2板部と、
前記第1板部と前記第2板部とを接続し、前記第1方向における前記第2板部の端部の幅寸法と略同じ幅寸法を有する屈曲部と、
を含む、
請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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