JP2023124279A - 電磁継電器 - Google Patents

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和広 筒井
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Abstract

Figure 2023124279000001
【課題】電磁継電器の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片の弾性変形可能な部分の長さを拡大する。
【解決手段】電磁継電器は、固定端子と、ベースと、固定接点と、可動接点と、可動接触片と、可動端子とを備える。ベースは、固定端子を支持する。固定接点は、固定端子に接続される。可動接点は、固定接点と向かい合う。可動接触片には、可動接点が接続される。可動端子は、可動接触片と別体であり、ベースに支持される。可動端子は、支持部を含む。支持部は、可動接点よりも下方において可動接触片に接続され、可動接触片を支持する。支持部は、上縁と凹部とを含む。凹部は、可動接触片と重なる位置において、上縁から下方に凹んだ形状を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器は、可動接触片を備えている。可動接触片には、可動接点が接続される。可動接触片は、銅などの弾性を有する導電性材料で形成される。可動接触片は、カードなどの押圧部材によって押されることで、弾性変形する。それにより、可動接点が移動する。
例えば、特許文献1の電磁継電器では、可動接触片は、可動接触片と別体の可動端子に接続されている。可動端子は、ベースに固定される。可動接触片は、可動接点よりも下方の位置で可動端子に接続されており、可動端子から上方へ延びている。
特開2000-348592号公報
可動接触片において、電磁継電器の電気的な開閉性能を満足するバネ定数を確保するためには、可動接触片において、押圧部材による押圧によって弾性変形可能な部分の長さを確保することが求められる。この弾性変形可能な部分は、可動接触片において可動端子から上方に延びている部分である。しかし、弾性変形可能な部分が長くなると、電磁継電器が上下方向に大型化してしまう。本発明の目的は、電磁継電器の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片において弾性変形可能な部分の長さを拡大することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、固定端子と、ベースと、固定接点と、可動接点と、可動接触片と、可動端子とを備える。ベースは、固定端子を支持する。固定接点は、固定端子に接続される。可動接点は、固定接点と向かい合う。可動接触片には、可動接点が接続される。可動端子は、可動接触片と別体であり、ベースに支持される。可動端子は、支持部を含む。支持部は、可動接点よりも下方において可動接触片に接続され、可動接触片を支持する。支持部は、上縁と、凹部とを含む。凹部は、可動接触片と重なる位置において、上縁から下方に凹んだ形状を有する。
本態様に係る電磁継電器では、可動端子の支持部は、可動接触片と重なる位置において凹部を有する。そのため、ベースに対する可動接触片の高さの増大を抑えながら、可動接触片において弾性変形可能な部分の長さが拡大される。それにより、電磁継電器の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片において弾性変形可能な部分の長さが拡大する。
凹部の幅は、凹部と重なる位置における可動接触片の幅よりも大きくてもよい。この場合、可動接触片が、可動端子に干渉されずに、弾性変形しやすい。
支持部は、第1凸部を含んでもよい。第1凸部は、凹部の一側方に配置され、凹部よりも上方へ突出していてもよい。この場合、支持部の全体が上下方向に小さくなる場合と比べて、支持部の剛性が向上する。
第1凸部は、平坦な第1上端を含んでもよい。この場合、可動端子をベースに固定する際に、治具によって第1上端を安定的に押すことができる。
支持部は、第2凸部を含んでもよい。第2凸部は、凹部の他側方に配置され、凹部よりも上方へ突出していてもよい。この場合、支持部の全体が上下方向に小さくなる場合と比べて、支持部の剛性が向上する。
第2凸部は、平坦な第2上端を含んでもよい。この場合、可動端子をベースに固定する際に、治具によって第2上端を安定的に押すことができる。
ベースは、底面と、台部と、凹溝とを含んでもよい。台部は、底面から下方に突出していてもよい。凹溝は、台部の上方に配置され、下方に凹んだ形状を有してもよい。支持部は、凹溝内に配置されてもよい。この場合、凹溝の深さを大きくすることができる。それにより、ベースに対する可動接触片の高さの増大を抑えながら、可動接触片において弾性変形可能な部分の長さが拡大される。
可動接触片は、屈曲部を含んでもよい。また、可動接触片は、屈曲部において複数の屈曲した形状を有してもよい。屈曲部は、凹部と向かい合って配置されてもよい。この場合、可動接触片は、屈曲部よりも上方の部分の長さが拡大される。それにより、電磁継電器1の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片15の弾性変形可能な部分の長さが拡大する。
可動接触片において屈曲部から上方の部分は、固定接点に向かって傾斜していてもよい。この場合、可動接触片が屈曲した形状を有することで、可動接触片の弾性力によって、可動接点と固定接点との接触力が得られる。
本発明によれば、電磁継電器の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片において弾性変形可能な部分の長さが拡大される。それにより、可動接触片において、電磁継電器の電気的な開閉性能を満足する可動接触片のバネ定数が確保される。
実施形態に係る電磁継電器の斜視図である。 電磁継電器の側面図である。 電磁継電器の拡大側面断面図である。 電磁継電器の拡大側面断面図である。 可動接触片及び可動端子の斜視図である。 可動接触片及び可動端子の正面図である。 可動端子と可動接触片との側面図である。
以下、図面を参照して実施形態に係る電磁継電器について説明する。図1は、実施形態に係る電磁継電器1の斜視図である。図2は、電磁継電器1の側面図である。図1及び図2に示すように、電磁継電器1は、ベース2と、接点装置3と、コイルブロック4と、カード5とを備えている。
ベース2は、接点装置3と、コイルブロック4と、カード5とを支持している。ベース2は、樹脂製である。ベース2には、図示しないケースが被せられる。接点装置3は、第1固定端子11と、第1固定接点12と、第2固定端子13と、第2固定接点14と、可動接触片15と、可動接点16と、可動端子20とを含む。
第1固定端子11と、第2固定端子13と、可動接触片15と、可動端子20とは、銅などの導電性を有する金属製である。第1固定端子11と、第2固定端子13と、可動端子20とは、ベース2に支持されている。第1固定端子11と、第2固定端子13と、可動端子20とは、ベース2を通り、ベース2の外側に突出している。ベース2は、端子支持部17を含む。第1固定端子11と、第2固定端子13と、可動端子20とは、それぞれ端子支持部17に設けられた孔に通されている。第1固定端子11と、第2固定端子13と、可動端子20とは、例えば、圧入、或いは接着により、ベース2に固定されている。
第1固定接点12は、第1固定端子11に接続されている。第2固定接点14は、第2固定端子13に接続されている。可動端子20は、可動接触片15に接続されている。可動接点16は、可動接触片15に接続されている。可動接点16は、第1固定接点12と第2固定接点14とに向かい合っている。可動接点16は、第1固定接点12と第2固定接点14との間に配置される。
以下の説明において、ベース2の端子支持部17から接点12,16に向かう方向が上方と定義され、その反対の方向が下方と定義される。可動接点16から第1固定端子11に向かう方向が前方と定義され、その反対の方向が後方と定義される。上下方向及び前後方向に垂直な方向が左右方向、或いは側方と定義される。また、前方に向かって左右の方向が、それぞれ左方、右方と定義される。
コイルブロック4は、接点装置3の後方に配置されている。コイルブロック4は、スプール21と、コイル22と、鉄芯23と、ヨーク24と、接極子25と、ヒンジバネ26とを含む。コイル22は、スプール21に巻回されている。コイル22には、コイル端子27が接続されている。鉄芯23は、スプール21内に配置されている。ヨーク24は、鉄芯23と接極子25とに接続されている。
接極子25は、下端を中心に回動可能に支持されている。ヒンジバネ26は、接極子25に接続されている。ヒンジバネ26は、ベース2とヨーク24との間に嵌め込まれている。接極子25は、カード5に接続されている。ヒンジバネ26は、板バネであり、接極子25を後方へ向けて付勢している。ベース2は、コイル支持部18を含む。コイル支持部18は、コイルブロック4を支持している。
カード5は、可動接触片15を押圧して可動接点16を移動させる。カード5は、樹脂製である。カード5は、コイルブロック4の上方に配置されている。カード5は、接続部31と、ガイドレール32,33と、押圧部34とを含む。接続部31は、接極子25に接続されている。図2に示すように、接極子25の上部には、凹溝35が設けられている。接続部31は、凹溝35内に配置されることで、接極子25に係止している。
ガイドレール32,33は、接続部31と押圧部34と間に配置されている。ガイドレール32,33は、コイルブロック4の上方に配置されている。ガイドレール32,33は、接続部31から前方へ延びている。ベース2は、カード支持部19を含む。カード支持部19は、コイル支持部18から上方に延びている。ガイドレール32,33は、カード支持部19に支持されている。ガイドレール32,33がカード支持部19上を摺動することで、カード5が前後に移動する。
詳細には、図1に示すように、ガイドレール32,33は、第1ガイドレール32と第2ガイドレール33とを含む。第1ガイドレール32と第2ガイドレール33とは、左右方向に互いに離れて配置されている。カード支持部19は、第1ガイド溝36と第2ガイド溝37とを含む。第1ガイド溝36と第2ガイド溝37とは、前後方向に延びている。第1ガイドレール32は、第1ガイド溝36上に配置される。第2ガイドレール33は、第2ガイド溝37上に配置される。第1ガイドレール32は、第1ガイド溝36上を摺動する。第2ガイドレール33は、第2ガイド溝37上を摺動する。それにより、カード5が前後に移動する。
押圧部34は、可動接触片15に向かって突出している。押圧部34は、可動接触片15を押圧する。押圧部34は、第1押圧部38と、第2押圧部39と、連結部40とを含む。第1押圧部38と第2押圧部39とは、左右方向に互いに離れて配置されている。第1押圧部38は、第1ガイドレール32から可動接触片15に向かって伸びている。第2押圧部39は、第2ガイドレール33から可動接触片15に向かって伸びている。連結部40は、左右方向に延びている。連結部40は、第1押圧部38と第2押圧部39とを連結している。
次に、電磁継電器1の動作について説明する。図3及び図4は、電磁継電器1の接点装置3近傍での側面断面図である。コイル22に通電されていない状態では、ヒンジバネ26の付勢力によって、接極子25は、図2に示すように鉄芯23から乖離している。この状態では、図3に示すように、可動接点16は、第1固定接点12から離れており、第2固定接点14に接触している。
コイル22に通電されて励磁されると、接極子25が、磁力によって鉄芯23に吸引される。それにより、接極子25が下端を中心に回動することで、接極子25の上部が前方へ移動する。この接極子25の移動に応じて、カード5は、前方へ移動して、押圧部34において可動接触片15を前方へ向けて押圧する。それにより、図4に示すように、可動接触片15が前方へ向かって弾性変形して、可動接点16が前方へ移動する。その結果、可動接点16は、第2可動接点16から離れて、第1固定接点12と接触する。
コイル22への通電が停止されて消磁されると、ヒンジバネ26の付勢力によって、図2に示すように、接極子25が鉄芯23から乖離する。すなわち、接極子25が下端を中心に回動することで、接極子25の上部が後方へ移動する。この接極子25の移動に応じて、カード5が後方へ移動する。それにより、図3に示すように、可動接点16は、第1固定接点12から離れ、第2固定接点14に接触する。
次に、可動端子20と可動接触片15について詳細に説明する。図5は、可動端子20と可動接触片15との斜視図である。図6は、可動端子20と可動接触片15との正面図である。図7は、可動端子20と可動接触片15との側面図である。図5及び図6に示すように、可動接触片15は、可動端子20と別体であり、可動端子20に取り付けられる。可動接触片15は、接点接続部41と、第1受け部42と、第2受け部43と、延出部44とを含む。接点接続部41には、可動接点16が取り付けられる。接点接続部41は、第1受け部42と第2受け部43との間に配置される。
第1受け部42は、接点接続部41の一側方に配置される。第2受け部43は、接点接続部41の他側方に配置される。接点接続部41と第1受け部42との間には、第1スリット45が設けられる。接点接続部41と第2受け部43との間には、第2スリット46が設けられる。第1受け部42は、カード5の第1押圧部38によって押圧される。第2受け部43は、カード5の第2押圧部39によって押圧される。
延出部44は、接点接続部41の下方に配置されている。延出部44は、接点接続部41と第1受け部42と第2受け部43とに接続される。延出部44は、接点接続部41から下方に延びている。延出部44は、開口47を含む。開口47は、上下方向に延びている。
延出部44は、屈曲部44aを含む。延出部44は、屈曲部44aにおいて屈曲した形状を有している。屈曲部44aの方向は、延出部44において左右方向に延びている。可動接触片15は、屈曲部44aから上方且つ後方へ向かって傾斜している。すなわち、可動接触片15は、屈曲部44aより上方の部分において、第2固定接点14に向かって傾斜している。可動接触片15が屈曲した形状を有しているため、コイル22に通電されていない状態では、可動接触片15が、可動接触片15の弾性力により、可動接点16を第2固定接点14に向かって押圧する。それにより、可動接点16と第2固定接点14との接触力が得られる。
延出部44は、固定部48を含む。可動接触片15は、固定部48において、可動端子20に固定される。固定部48は、例えばカシメ、或いは溶接によって可動端子20に固定される。固定部48は、第1固定部481と第2固定部482とを含む。第1固定部481と第2固定部482との間には、スリット49が設けられる。スリット49は、延出部44の下縁から上方へ延びている。
可動端子20は、端子部51と支持部52とを含む。端子部51は、圧入、或いは接着により、ベース2に固定される。図3に示すように、端子部51は、ベース2を通って、ベース2の底面80から下方へ突出している。支持部52は、可動接点16よりも下方において可動接触片15に接続される。支持部52は、前後方向において、延出部44と重ね合わされており、延出部44と接触している。支持部52は、延出部44の固定部48に固定される。
支持部52は、凹部61を含む。凹部61は、延出部44と重なる位置において、支持部52の上縁62から下方に凹んだ形状を有する。凹部61の幅は、凹部61と重なる位置における可動接触片15の幅よりも大きい。すなわち、凹部61の幅は、延出部44の幅よりも大きい。なお、凹部61の幅は、凹部61の左右方向の長さを意味する。延出部44の幅は、延出部44の左右方向の長さを意味する。
凹部61は、延出部44の開口47と重なる。図6に示すように、凹部61は、第1内側面63と、第2内側面64と、底面65とを含む。延出部44は、第1外側面66と第2外側面67とを含む。前後方向から見て、凹部61の第1内側面63は、延出部44の第1外側面66から隙間をおいて配置される。前後方向から見て、凹部61の第2内側面64は、延出部44の第2外側面67から隙間を置いて配置される。前後方向から見て、凹部61の底面65は、延出部44と重なる。
図6に示すように、可動接触片15の正面視において、延出部44の屈曲部44aは、凹部61内に位置する。延出部44の屈曲部44aは、凹部61に向かい合っている。延出部44の屈曲部44aは、支持部52の上縁62よりも下方に位置する。延出部44の屈曲部44aは、凹部61の底面65よりも上方に位置する。
支持部52は、第1凸部68と第2凸部69とを含む。第1凸部68は、凹部61の一側方に配置される。第1凸部68は、凹部61よりも上方へ突出している。第1凸部68は、平坦な第1上端71を含む。第2凸部69は、凹部61の他側方に配置される。第2凸部69は、凹部61よりも上方へ突出している。第2凸部69は、平坦な第2上端72を含む。
支持部52は、下凸部73を含む。下凸部73は、下方へ突出した形状を有している。下凸部73は、固定部48に固定される。可動接触片15の延出部44は、下凸部73において可動端子20に固定される。
図2に示すように、ベース2は、第1台部81と第2台部82とを含む。第1台部81と第2台部82とは、ベース2の底面80から下方に突出している。電磁継電器1が基板に取り付けられた状態では、第1台部81と第2台部82とが、基板に接触する。それにより、ベース2の底面80と基板の表面との間に、隙間が設けられる。
図3に示すように、ベース2の端子支持部17は、凹溝83を含む。凹溝83は、第1台部81の直上に配置されている。凹溝83は、下方に凹んだ形状を有する。支持部52は、凹溝83内に配置される。凹溝83の底面は、ベース2の底面80よりも下方に位置する。支持部52の凹部61の少なくとも一部は、凹溝83内に配置される。凹部61の底面65は、凹溝83の上端よりも下方に配置される。
以上説明した本実施形態に係る電磁継電器1では、可動端子20の支持部52は、可動接触片15と重なる位置において凹部61を有する。そのため、ベース2に対する可動接触片15の高さの増大を抑えながら、可動接触片15において、カード5による押圧によって弾性変形可能な部分の長さが拡大される。例えば、図6に示すように、可動接触片15は、カード5によって押圧されることで、可動接触片15のうち、凹部61の底面65より上方の部分が弾性変形する。従って、凹部61が設けられない場合と比べて、可動接触片15において、支持部52よりも上方に位置する部分の長さが拡大している。それにより、電磁継電器1の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片15の弾性変形可能な部分の長さが拡大する。その結果、可動接触片15において、電磁継電器1の電気的な開閉性能を満足する可動接触片15のバネ定数が確保される。
可動端子20の支持部52が凹部61を有することで、可動接触片15の屈曲部44aを低い位置に配置することができる。そのため、可動接触片15において屈曲部44aより上方の部分の長さが拡大される。それにより、電磁継電器1の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片15の弾性変形可能な部分の長さが拡大する。また、可動接触片15の屈曲した形状により、コイル22に通電されていない状態では、可動接触片15は、可動接点16を固定接点14へ押圧する。この状態で、可動接点16と固定接点14との接触を安定的に保持するための接触力が、可動接触片15のバネ定数によって得られる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
コイルブロック4の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、上記の実施形態では、コイル22の軸線の方向は、カード5の移動方向と一致している。しかし、コイル22の軸線の方向は、カード5の移動方向と異なっていてもよい。
接点装置3の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、第2固定端子13と第2固定接点14とは、省略されてもよい。或いは、第1固定端子11と第1固定接点12とは、省略されてもよい。第1固定接点12は、第1固定端子11と別体であってもよく、或いは一体であってもよい。第2固定接点14は、第2固定端子13と別体であってもよく、或いは一体であってもよい。可動接点16は、可動接触片15と別体であってもよく、或いは一体であってもよい。
カード5の構造は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、上記の実施形態では、カード5は、摺動可能にベース2に支持されている。しかし、カード5は、ベース2に回動可能に支持されてもよい。カード5は、接極子25によって押圧されることで、回動してもよい。
可動接触片15の形状は、上記の実施形態のものに限らず、変更されてもよい。例えば、可動接触片15は、上下方向に延びる直線的な形状を有してもよい。可動接触片15は、屈曲部44aが無い平坦な形状を有してもよい。
本発明によれば、電磁継電器の上下方向への大型化を抑えながら、可動接触片の弾性変形可能な部分の長さが拡大される。それにより、可動接触片において、電磁継電器の電気的な開閉性能を満足するバネ定数が確保される。
11:第1固定端子、 2:ベース、 12:第1固定接点、 15:可動接触片、 16:可動接点、 20:可動端子、 52:支持部、 61:凹部、 62:支持部の上縁、 65:底面、 68:第1凸部、 69:第2凸部、 71:第1上端、 72:第2上端、 81:第1台部、 83:凹溝

Claims (9)

  1. 固定端子と、
    前記固定端子を支持するベースと、
    前記固定端子に接続される固定接点と、
    前記固定接点と向かい合う可動接点と、
    前記可動接点が接続される可動接触片と、
    前記可動接点よりも下方において前記可動接触片に接続され、前記可動接触片を支持する支持部を含み、前記可動接触片と別体であり、前記ベースに支持される可動端子と、
    を備え、
    前記支持部は、
    上縁と、
    前記可動接触片と重なる位置において、前記上縁から下方に凹んだ形状を有する凹部と、
    を含む、
    電磁継電器。
  2. 前記凹部の幅は、前記凹部と重なる位置における前記可動接触片の幅よりも大きい、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記支持部は、前記凹部の一側方に配置され、前記凹部よりも上方へ突出する第1凸部を含む、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記第1凸部は、平坦な第1上端を含む、
    請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記支持部は、前記凹部の他側方に配置され、前記凹部よりも上方へ突出する第2凸部を含む、
    請求項3又は4に記載の電磁継電器。
  6. 前記第2凸部は、平坦な第2上端を含む、
    請求項5に記載の電磁継電器。
  7. 前記ベースは、
    底面と、
    前記底面から下方に突出する台部と、
    前記台部の上方に配置され、下方に凹んだ形状を有する凹溝と、
    を含み、
    前記支持部は、前記凹溝内に配置される、
    請求項1から6のいずれかに記載の電磁継電器。
  8. 前記可動接触片は、屈曲部を含み、前記屈曲部において屈曲した形状を有し、
    前記屈曲部は、前記凹部と向かい合って配置される、
    請求項1から7のいずれかに記載の電磁継電器。
  9. 前記可動接触片において前記屈曲部から上方の部分は、前記固定接点に向かって傾斜している、
    請求項8に記載の電磁継電器。
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