JP2023007923A - 電磁継電器 - Google Patents

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剛 西田
Takeshi Nishida
和樹 古川
Kazuki Furukawa
直樹 川口
Naoki Kawaguchi
尭 塚田
Takashi Tsukada
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Abstract

Figure 2023007923000001
【課題】電磁継電器において、電磁反発力による固定接点と可動接点との接触圧の低下を抑制する。
【解決手段】電磁継電器は、ベースを含むケースと、第1固定接点を含む第1固定端子と、第2固定接点を含む第2固定端子と、可動接触片と、駆動装置とを備える。可動接触片は、第1可動接点と第2可動接点とを含む。駆動装置は、第1方向と第2方向とを含む移動方向に可動接触片を移動させる。第1固定端子は、第1接点支持部と、第1外部接続部と、第1延伸部と、第1接続部とを含む。第1接点支持部は、第2可動接点から第1可動接点に向かう第3方向と平行に延び、第1固定接点が配置される。第1外部接続部は、ケースの内部から外部に亘って第1方向と第3方向とに直交する第4方向に延び、可動接触片の移動方向において第1固定接点と重なる。第1延伸部は、ケースの内部で第1外部接続部から第3方向に延びている。第1接続部は、第1接点支持部と第1延伸部とを接続する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
電磁継電器は、可動接点が固定接点に接触した状態において、短絡電流のような大電流が流れると、接点を開離させる方向の電磁反発力が生じて、接点の接触圧が低下するといった問題がある。例えば、特許文献1に開示された電磁継電器は、固定接点と可動接点との間に電流が流れることによって発生する誘導磁場に応じて伸縮する伸縮部材を設けることで、電磁反発力による接触圧の低下を抑制しようとしている。
特開2014-110165号公報
本発明の課題は、電磁継電器において、電磁反発力による固定接点と可動接点との接触圧の低下を抑制することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ケースと、第1固定端子と、第2固定端子と、可動接触片と、駆動装置とを備える。ケースは、ベースを含む。第1固定端子は、第1固定接点を含む。第2固定端子は、第1固定端子から離れて配置され、ベースに支持される。第2固定端子は、第2固定接点を含む。可動接触片は、第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、第2固定接点と向かい合う第2可動接点とを含む。駆動装置は、第1可動接点が第1固定接点に近づく第1方向と、第1可動接点が第1固定接点から離れる第2方向とを含む移動方向に可動接触片を移動させる。第1固定端子は、第1接点支持部と、第1外部接続部と、第1延伸部と、第1接続部とを含む。第1接点支持部は、第2可動接点から第1可動接点に向かう第3方向と平行に延び、第1固定接点が配置される。第1外部接続部は、ケースの内部から外部に亘って第1方向と第3方向とに直交する第4方向に延び、可動接触片に対して第2方向に配置され、可動接触片の移動方向において第1固定接点と重なる。第1延伸部は、ケースの内部で第1外部接続部から第3方向に延びている。第1接続部は、第1接点支持部と第1延伸部とを接続する。
この電磁継電器では、通電時において、可動接触片を流れる電流の向きと第1延伸部を流れる電流の向きが逆になるので、第1可動接点を第1固定接点に押し付けるローレンツ力が発生する。これにより、電磁継電器において、電磁反発力による第1固定接点と第1可動接点との接触圧の低下を抑制することができる。
第1接続部は、第4方向においてベースと重なってもよい。この場合は、第1方向に平行な方向において、電磁継電器が大型化することを抑制できる。
第1接続部は、ベースの外部に配置されてもよい。この場合は、第1接続部が第1固定接点と第1可動接点との間で発生するアークの影響を受けることを抑制できる。また、第1固定端子の発熱を第1接続部からベースの外部に逃がすことができる。
ベースは、第1接点支持部を第1方向から支持する第1支持壁を含でもよい。この場合は、第1可動接点が第1固定接点に接触したときに、第1接点支持部が第1方向に移動することを抑制できる。
ベースは、第1外部接続部及び第1延伸部を第2方向から支持する第2支持壁を含んでもよい。この場合は、可動接触片を流れる電流の向きと第1延伸部を流れる電流の向きが逆になることによって第1外部接続部及び第1延伸部を第2方向に押し付けるローレンツ力が発生したときに、第1外部接続部及び第1延伸部が第2方向に移動することを抑制できる。
第1延伸部は、前記第1固定接点が収容される空間から離れていてもよい。この場合は、第1延伸部が第1固定接点と第1可動接点との間で発生するアークの影響を受けることを抑制できる。
第2固定端子は、第2接点支持部と、第2外部接続部と、第2延伸部と、第2接続部とを含んでもよい。第2接点支持部は、第3方向と平行に延び、第2固定接点が配置されてもよい。第2外部接続部は、ケースの内部から外部に亘って第4方向に延び、可動接触片に対して第2方向に配置され、可動接触片の移動方向において第2固定接点と重なってもよい。第2延伸部は、ケースの内部で第2外部接続部から第3方向と反対の第5方向に延びてもよい。第2接続部は、第2接点支持部と第2延伸部とを接続してもよい。この場合は、可動接触片を流れる電流の向きと第2延伸部を流れる電流の向きが逆になるので、第2可動接点を第2固定接点に押し付けるローレンツ力が発生する。これにより、電磁継電器において、電磁反発力による第2固定接点と第2可動接点との接触圧の低下を抑制することができる。
本発明によれば、電磁継電器において、電磁反発力による固定接点と可動接点との接触圧の低下を抑制することができる。
電磁継電器の斜視図である。 カバーを取り外した状態の電磁継電器の斜視図である。 接点装置の斜視図である。 接点装置を上方から見た図である。 第1可動接点の周辺を左右方向と直交する平面で切断した部分断面図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器1の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面を参照するときにおいて、X1方向を左方向、X2方向を右方向、Y1方向を前方向、Y2方向を後方向、Z1方向を上方向、Z2方向を下方向として説明する。これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器1の配置方向を限定するものではない。
本実施形態において、Y2方向は第1方向の一例であり、Y1方向は第2方向の一例であり、X2方向は第3方向の一例であり、Z1,Z2方向は第4方向の一例であり、X1方向は、第5方向の一例である。
図1及び図2に示すように、電磁継電器1は、ケース2と、接点装置3と、駆動装置4とを備えている。
ケース2は、箱形に形成されている。ケース2は、樹脂などの絶縁材で形成されているケース2は、ベース21と、カバー22とを含む。ベース21は、接点装置3及び駆動装置4を支持している。
ベース21は、図2及び図5に示すように、底部21aと、外壁21b~21eと、内壁21fとを含む。底部21aは、上下方向と直交する方向に延びている。外壁21bは、底部21aの前縁から上方に延びている。外壁21cは、底部21aの後縁から上方に延びている。外壁21dは、底部21aの左縁から上方に延びている。外壁21eは、底部21aの右縁から上方に延びている。内壁21fは、底部21aから上方に延びている。内壁21fは、外壁21dと外壁21eの間において左右方向に延びている。内壁21fは、前後方向において、接点装置3と駆動装置4の間に配置されている。内壁21fは、第1支持壁の一例であり、外壁21bは、第2支持壁の一例である。
カバー22は、下方に向けて開口しており、ベース21の底部21aを上方から覆うようにベース21の外壁21b~21eに取り付けられている。接点装置3及び駆動装置4は、ケース2に収容されている。
図3及び図4に示すように、接点装置3は、第1固定端子11と、第2固定端子12と、可動接触片13とを含む。なお、以下の説明において、第1固定端子11及び第2固定端子12を固定端子11,12と記すことがある。
固定端子11,12は、銅などの導電性を有する材料で形成されている。固定端子11,12は、板状の端子であり、屈曲した形状を有している。固定端子11,12は、左右方向から見てU字形状を有している。固定端子11,12は、ベース21に支持されている。固定端子11,12は、ベース21の下方からベース21に挿入される。固定端子11,12は、ベース21に圧入固定されている。
第1固定端子11は、第1固定接点11aと、第1接点支持部11bと、第1外部接続部11cと、第1延伸部11dと、第1接続部11eとを含む。
第1固定接点11aは、第1接点支持部11bにカシメ固定されている。なお、第1固定接点11aは、第1固定端子11と一体であってもよい。
第1接点支持部11bは、第1固定接点11aが配置される。第1接点支持部11bは、第1固定接点11aを支持する。第1接点支持部11bは、前後方向と直交する方向に延びている。図5に示すように、第1接点支持部11bは、ベース21の内壁21fによって後方向から支持されている。詳細には、第1接点支持部11bの後面は、内壁21fの前面に接触して配置されている。第1接点支持部11bは、内壁21fによって後方への移動が制限されている。
第1外部接続部11cは、ケース2の内部から外部に亘って上下方向に延びている。第1外部接続部11cは、下端がベース21の底部21aから下方に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。第1外部接続部11cは、ケース2の内部において、第1固定接点11aが収容される空間から離れている。第1外部接続部11cは、ベース21の外壁21bによって前方向から支持されている。
詳細には、図5に示すように、第1外部接続部11cは、ベース21の底部21aから下方に突出する部分を除いて、外壁21bに形成された保持溝21gに収容されている。保持溝21gは、下方に向かって開口しており、下方から上方に向かって凹む形状を有している。第1外部接続部11cは、保持溝21gによって前後方向の移動が制限されている。第1外部接続部11cの後面は、ケース2の内部において、ベース21の外壁21bの保持溝21gに覆われている。
第1外部接続部11cは、可動接触片13の前方に配置されている。第1外部接続部11cは、ケース2の内部において、第1接点支持部11bと前後方向に向かい合う。第1外部接続部11cは、前後方向において第1固定接点11aと重なる重複部32を含む。重複部32は、第1外部接続部11cの上端付近に配置されている。
第1延伸部11dは、ケース2の内部で第1外部接続部11cから右方向に延びている。本実施形態では、第1延伸部11dは、重複部32から右方向に延びている。第1延伸部11dは、第1外部接続部11cと同じ平面上に形成されている。第1延伸部11dは、第1接点支持部11bと前後方向に向かい合う。第1延伸部11dは、ベース21の外壁21bによって前方向から支持されている。第1延伸部11dは、保持溝21gに収容されている。第1延伸部11dの前面は、外壁21bの保持溝21gに接触して配置され、保持溝21gに支持されている。第1延伸部11dは、保持溝21gによって前後方向の移動が制限されている。第1延伸部11dの後面は、ベース21の外壁21bの保持溝21gに覆われている。第1延伸部11dは、ケース2の内部において、第1固定接点11aが収容される空間から離れている。
図3に示すよう、第1延伸部11dは、第1部分35と、第2部分36とを含む。第1部分35は、重複部32から右方向に延びている。第2部分36は、第1部分35の右端から下方に延びている。第2部分36は、第1外部接続部11cと左右方向に離れている。
第1接続部11eは、第1接点支持部11bと第1延伸部11dとを接続する。第1接続部11eは、前後方向に延びている。第1接続部11eは、第1延伸部11dの第2部分36の下端から後方に延びており、第1接点支持部11bの下端に接続されている。左右方向における第1接続部11eの寸法は、左右方向における第2部分36の寸法と同じである。
図5に示すように、第1接続部11eは、上下方向においてベース21と重なる。第1接続部11eは、ベース21の外部に配置されている。第1接続部11eは、ベース21の底部21aの下方に配置されている。本実施形態では、第1接続部11eは、ケース2の外部に配置されており、ケース2から外部に露出している。
第2固定端子12は、第1固定端子11から左方向に離れて配置されている。第2固定端子12は、第2固定接点12aと、第2接点支持部12bと、第2外部接続部12cと、第2延伸部12dと、第2接続部12eとを含む。なお、第2固定端子12は、第1固定端子11と左右対称形状であるため、簡略に説明する。
第2固定接点12aは、第2接点支持部12bにカシメ固定されている。なお、第2固定接点12aは、第2固定端子12と一体であってもよい。第2接点支持部12bは、左右方向に延びており、第2固定接点12aが配置される。第2外部接続部12cは、ケース2の内部から外部に亘って上下方向に延びている。第2外部接続部12cは、可動接触片13の前方に配置されている。第2外部接続部12cは、前後方向において第2固定接点12aと重なる。第1外部接続部11cは、ベース21の底部21aから下方に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。第2延伸部12dは、ケース2の内部で第2外部接続部12cから左方向に延びている。第2接続部12eは、第2接点支持部12bと第2延伸部12dとを接続する。
可動接触片13は、板状の端子であり、銅などの導電性を有する材料で形成されている。可動接触片13は、固定端子11,12の前方に配置されている。可動接触片13は、前後方向から見て略T字形状である。可動接触片13は、第1可動接点13aと、第2可動接点13bと、上下延伸部13cと、左右延伸部13dとを含む。
第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、可動接触片13にかしめ固定されている。第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、左右延伸部13dの後面に配置されている。第1可動接点13aは、第1固定接点11aと前後方向に向かい合う。第1可動接点13aは、第1固定接点11aに接触可能である。第2可動接点13bは、第1可動接点13aから左方向に離れて配置されている。第2可動接点13bは、第2固定接点12aと前後方向に向かい合う。第2可動接点13bは、第2固定接点12aに接触可能である。なお、第1可動接点13a及び第2可動接点13bは、可動接触片13と一体であってもよい。
上下延伸部13cは、上下方向に延びており、上部が駆動装置4に接続されている。左右延伸部13dは、上下延伸部13cの下部から左右方向に延びている。
駆動装置4は、第1可動接点13aが第1固定接点11aに近づく方向と、第1可動接点13aが第1固定接点11aから離れる方向とに可動接触片13を移動させる。また、駆動装置4は、第2可動接点13bが第2固定接点12aに近づく方向と、第2可動接点13bが第2固定接点12aから離れる方向とに可動接触片13を移動させる。本実施形態では、駆動装置4は、可動接触片13を前後方向に移動させる。前後方向は、可動接触片13の移動方向の一例である。
駆動装置4は、図2に示すように、スプール41と、コイル42と、ヨーク43と、可動鉄片44と、樹脂部材45と、復帰バネ46と、図示しない固定鉄心とを含む。
スプール41は、筒状であり前後方向に延びている。コイル42は、スプール41の外周に巻回されている。コイル42は、固定端子11,12よりも上方に配置されている。ヨーク43は、L字状に屈曲した形状を有している。ヨーク43は、連結部43aと、延伸部43bとを含む。連結部43aは、スプール41の後方に配置されており、固定鉄心に連結されている。延伸部43bは、コイル42の上方を覆うように連結部43aの上端から前方に延びている。
可動鉄片44は、固定鉄心の前方に配置されている。可動鉄片44は、延伸部43bの前端において、ヨーク43に回動可能に支持されている。樹脂部材45は、可動鉄片44と可動接触片13とを絶縁する。樹脂部材45は、可動鉄片44と可動接触片13とを連結する。詳細には、可動鉄片44及び可動接触片13は、樹脂部材45にインサート成形されている。これにより、樹脂部材45及び可動接触片13は、可動鉄片44の回動に応じて可動鉄片44とともに一体的に回動する。
復帰バネ46は、コイルバネであり、前後方向に延びている。復帰バネ46は、前端が可動鉄片44に接続され、後端がヨーク43に接続されている。復帰バネ46は、可動鉄片44及び樹脂部材45を介して可動接触片13を前方向に付勢する。すなわち、復帰バネ46は、第1可動接点13aが第1固定接点11aから離れる方向、並びに第2可動接点13bが第2固定接点12aから離れる方向に可動接触片13を付勢している。
次に、電磁継電器1の動作について説明する。コイル42に電圧が印加されていない状態では、復帰バネ46の弾性力によって第1可動接点13aが第1固定接点11aから開離した状態、並びに第2可動接点13bが第2固定接点12aから開離した状態にある。コイル42に電圧が印加されて励磁されると、電磁力によって可動鉄片44が固定鉄心に吸着されることで、可動鉄片44が復帰バネ46の弾性力に抗して回動する。これにより、可動接触片13が後方に移動して、第1可動接点13aが第1固定接点11aに接触し、第2可動接点13bが第2固定接点12aに接触する。コイル42への電圧の印加が停止されると、可動鉄片44が復帰バネ46の弾性力によって回動する。これにより、可動接触片13が前方に移動して、第1可動接点13aが第1固定接点11aからか開離し、第2可動接点13bが第2固定接点12aから開離する。
図3及び図4では、電流が流れる向きを矢印で模式的に示している。本実施形態では、通電時において、第1固定接点11aから第1可動接点13aに向かって電流が流れる。この場合、第1固定端子11において、第1外部接続部11c、第1延伸部11d、第1接続部11e、第1接点支持部11b、第1固定接点11aの順に電流が流れ、可動接触片13において、第1可動接点13aから第2可動接点13bに向って電流が流れる。また、第2固定端子12において、第2固定接点12a、第2接点支持部12b、第2接続部12e、第2延伸部12d、第2外部接続部12cの順に電流が流れる。
このため、通電時において、第1外部接続部11cの重複部32及び第1延伸部11dの第1部分35を流れる電流の向きが可動接触片13を流れる電流の向きと逆になる。これにより、第1可動接点13aを第1固定接点11aに押し付けるローレンツ力が発生するので、電磁反発力による第1固定接点11aと第1可動接点13aとの接触圧の低下を抑制することができる。
同様に、可動接触片13を流れる電流の向きと第2延伸部12dを流れる電流の向きが逆になるので、第2可動接点13bを第2固定接点12aに押し付けるローレンツ力が発生する。これにより、電磁反発力による第2固定接点12aと第2可動接点13bとの接触圧の低下を抑制することができる。
また、第1固定端子11の第1接続部11eは、ケース2から外部に露出しているので、第1固定端子11の発熱を第1接続部11eからケース2の外部に逃がすことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
接点装置3及び駆動装置4の構成は、変更されてもよい。駆動装置4は、プランジャ型の構造であってもよい。ケース2の構成は変更されてもよい。
第1固定端子11の形状が変更されてもよい。例えば、第1接続部11eは、第1延伸部11dの右端から後方に延びて、第1接点支持部11bの右端に接続されてもよい。この場合、第1延伸部11dの第2部分36は省略されてもよい。第1接続部11eは、第1延伸部11dの上端から第1接点支持部11bに向かって後方に延びてもよい。第1外部接続部11cの一部、第1延伸部11d及び第1接続部11eは、第1固定接点11aが収容される空間に配置されてもよい。
1 電磁継電器
2 ケース
4 駆動装置
11 第1固定端子
11a 第1固定接点
11b 第1接点支持部
11c 第1外部接続部
11d 第1延伸部
11e 第1接続部
12 第2固定端子
12a 第2固定接点
13 可動接触片
13a 第1可動接点
13b 第2可動接点
21 ベース

Claims (7)

  1. ベースを含むケースと、
    第1固定接点を含み、前記ベースに支持された第1固定端子と、
    第2固定接点を含み、前記第1固定端子から離れて配置され、前記ベースに支持された第2固定端子と、
    前記第1固定接点と向かい合う第1可動接点と、前記第2固定接点と向かい合う第2可動接点と、を含む可動接触片と、
    前記第1可動接点が前記第1固定接点に近づく第1方向と、前記第1可動接点が前記第1固定接点から離れる第2方向とを含む移動方向に前記可動接触片を移動させる駆動装置と、
    を備え、
    前記第1固定端子は、
    前記第2可動接点から前記第1可動接点に向かう第3方向と平行に延び、前記第1固定接点が配置される第1接点支持部と、
    前記ケースの内部から外部に亘って前記第1方向と前記第3方向とに直交する第4方向に延び、前記可動接触片に対して前記第2方向に配置され、前記可動接触片の移動方向において前記第1固定接点と重なる第1外部接続部と、
    前記ケースの内部で前記第1外部接続部から前記第3方向に延びる第1延伸部と、
    前記第1接点支持部と前記第1延伸部とを接続する第1接続部と、
    を含む、
    電磁継電器。
  2. 前記第1接続部は、前記第4方向において前記ベースと重なる、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記第1接続部は、前記ベースの外部に配置されている、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記ベースは、前記第1接点支持部を前記第1方向から支持する第1支持壁を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  5. 前記ベースは、前記第1外部接続部及び前記第1延伸部を前記第2方向から支持する第2支持壁を含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  6. 前記第1延伸部は、前記第1固定接点が収容される空間から離れている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  7. 前記第2固定端子は、
    前記第3方向と平行に延び、前記第2固定接点が配置される第2接点支持部と、
    前記ケースの内部から外部に亘って前記第4方向に延び、前記可動接触片に対して前記第2方向に配置され、前記可動接触片の移動方向において前記第2固定接点と重なる第2外部接続部と、
    前記ケースの内部で前記第2外部接続部から前記第3方向と反対の第5方向に延びる第2延伸部と、
    前記第2接点支持部と前記第2延伸部とを接続する第2接続部と、
    を含む、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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