JP2023156771A - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023156771A JP2023156771A JP2022066325A JP2022066325A JP2023156771A JP 2023156771 A JP2023156771 A JP 2023156771A JP 2022066325 A JP2022066325 A JP 2022066325A JP 2022066325 A JP2022066325 A JP 2022066325A JP 2023156771 A JP2023156771 A JP 2023156771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- magnet
- case
- wall
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H9/00—Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
- H01H9/30—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
- H01H9/44—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
- H01H9/443—Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using permanent magnets
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
- H01H50/18—Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
- H01H50/30—Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
- H01H50/36—Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/04—Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/16—Magnetic circuit arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/54—Contact arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/54—Contact arrangements
- H01H50/546—Contact arrangements for contactors having bridging contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/64—Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
- H01H50/641—Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part performing a rectilinear movement
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electromagnets (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Abstract
【課題】磁石の振動が固定端子に伝わることを抑制できる電磁継電器を提供する。【解決手段】電磁継電器は、接点ケースと、第1固定端子と、可動接触片と、磁石と、磁石保持部材とを備える。第1固定端子は、接点ケースに保持される。第1固定端子は、第1固定接点を含む。可動接触片は、第1固定接点と対向して配置される第1可動接点を含む。磁石は、接点ケースから離れて配置され、接点ケースの内部に磁界を発生させる。磁石保持部材は、接点ケースとは別部材で構成され、磁石を保持する。【選択図】図1
Description
本発明は、電磁継電器に関する。
従来、 磁石の磁力を利用して接点に生じるアークを伸長させて消弧する電磁継電器が知られている。磁石は、固定端子を保持する保持部材に保持されている(特許文献1参照)。
特許文献1の電磁継電器では、保持部材は、固定端子と磁石とを保持している。このため、電磁継電器が衝撃を受けたときに、磁石の振動が保持部材を介して固定端子に伝わり易い。磁石の振動が固定端子に伝わると、電磁継電器の動作に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明の課題は、磁石の振動が固定端子に伝わることを抑制できる電磁継電器を提供することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、接点ケースと、第1固定端子と、可動接触片と、磁石と、磁石保持部材とを備える。第1固定端子は、接点ケースに保持される。第1固定端子は、第1固定接点を含む。可動接触片は、第1固定接点と対向して配置される第1可動接点を含む。磁石は、接点ケースから離れて配置され、接点ケースの内部に磁界を発生させる。磁石保持部材は、接点ケースとは別部材で構成され、磁石を保持する。
この電磁継電器では、第1固定端子を保持する接点ケースと、磁石を保持する磁石保持部材とが別部材で構成される。これにより、第1固定端子と磁石とを同一の部材で保持した場合と比べて、磁石の振動が第1固定端子に伝わることを抑制できる。
電磁継電器は、接点ケースの外側に配置される外ケースをさらに備えてもよい。磁石保持部材は、外ケースに固定されてもよい。この場合は、外ケースを利用して磁石を保持することができる。
磁石保持部材は、外ケースの内面から延びる第1壁と、外ケースの内面から延びる第2壁とを含んでもよい。磁石は、第1壁と第2壁とに挟持されてもよい。この場合は、簡単な構成で磁石を保持することができる。
第1壁は、第1固定端子と磁石との間に配置されてもよい。この場合は、第1壁によって、磁石の振動が第1固定端子に伝わることを第1壁によって抑制できる。
第1可動接点は、第1可動接点が第1固定接点に近づく接触方向と、第1可動接点が第1固定接点から離れる開離方向とを含む第1方向に第1固定接点と対向して配置されてもよい。磁石は、第1壁と第2壁とによって第1方向に挟持されてもよい。この場合は、磁石が第1方向に移動することを第1壁と第2壁とによって抑制できる。
磁石保持部材は、外ケースに一体形成されてもよい。この場合は、部品点数を削減できる。
磁石保持部材は、接点ケース及び第1固定端子から離れて配置されてもよい。この場合は、磁石の振動が固定端子に伝わることをさらに抑制できる。
電磁継電器は、磁石に接続されるヨークをさらに備えてもよい。ヨークは、磁石保持部材によって移動が制限されてもよい。この場合は、磁石保持部によってヨークが移動することを抑制できる。
電磁継電器は、第2固定端子をさらに備えてもよい。第2固定端子は、第1固定端子から離れて配置されてもよい。第2固定端子は、第2固定接点を含んでもよい。可動接触片は、第2固定接点と対向して配置される第2可動接点をさらに含んでもよい。
本発明によれば、磁石の振動が固定端子に伝わることを抑制できる電磁継電器を提供することができる。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器100の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図面を参照するときにおいて、X1方向を左方向、X2方向を右方向、Z1方向を上方向、Z2方向を下方向として説明する。図1の紙面の手前側を前側、図1の紙面の奥側を後側として説明する。X1,X2方向を左右方向、Z1,Z2方向を上下方向、図1の紙面と直交する方向を前後方向として説明する。これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器100の配置方向を限定するものではない。
図1に示すように、電磁継電器100は、ケース2と、接点ケース3と、接点装置4と、駆動装置5と、を備えている。
ケース2は、略四角形の箱型であり、例えば樹脂などの絶縁材で形成されている。ケース2は、接点ケース3、接点装置4及び駆動装置5を収容する。ケース2は、外ケースの一例である。
接点ケース3は、ケース2内に配置されている。接点ケース3は、駆動装置5の上部に配置されている。接点ケース3は、略四角形の箱型であり、樹脂などの絶縁材で形成されている。
接点ケース3は、上ケース31と、下ケース32と、第1端子支持部33と、第2端子支持部34とを含む。上ケース31は、下方に向かって開口している。上ケース31は、下ケース32の上部に配置されている。上ケース31は、下ケース32と別体である。上ケース31は、例えば、スナップフィット結合により下ケース32に固定される。下ケース32は、上方に向かって開口している。下ケース32は、上方が上ケース31によって覆われている。
第1端子支持部33及び第2端子支持部34は、上ケース31に形成されている。第1端子支持部33は、上ケース31から右方に突出している。第1端子支持部33は、右方に向かって開口している。第2端子支持部34は、上ケース31から左方に突出している。第2端子支持部34は、左方に向かって開口している。
接点装置4は、第1固定端子6と、第2固定端子7と、可動接触片8とを含む。
第1固定端子6及び第2固定端子7は、板状の端子であり、導電性を有する材料で形成されている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、左右方向に延びている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、接点ケース3の内部と外部とに亘って延びている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、左右方向に互いに離れて配置されている。第1固定端子6及び第2固定端子7は、接点ケース3の上ケース31に保持されている。
第1固定端子6は、第1端子支持部33に圧入固定されている。第1固定端子6は、ケース2の右壁2aから外部に突出している。第1固定端子6は、第1固定端子6は、ケース2の右壁2aに対して隙間を有しており、ケース2に固定されていない。
第1固定端子6は、第1固定接点6aと、第1外部接続部6bとを含む。第1固定接点6aは、接点ケース3に収容されている。第1固定接点6aは、第1固定端子6の下面に配置されている。第1外部接続部6bは、ケース2の外部に配置されている。第1外部接続部6bは、バスバーなどの図示しない外部端子に接続される。
第2固定端子7は、第1固定端子6と左右対称な形状を有している。第2固定端子7は、第1固定端子6の左方に配置されている。第2固定端子7は、第2端子支持部34に圧入固定されている。第2固定端子7は、ケース2の左壁2bから外部に突出している。第2固定端子7は、ケース2の左壁2bに対して隙間を有しており、ケース2に固定されていない。
第2固定端子7は、第2固定接点7aと、第2外部接続部7bとを含む。第2固定接点7aは、接点ケース3に収容されている。第2固定接点7aは、第2固定端子7の下面に配置されている。第2外部接続部7bは、ケース2の外部に配置されている。第2外部接続部7bは、バスバーなどの図示しない外部端子に接続される。
可動接触片8は、接点ケース3に収容されている。可動接触片8は、一方向に長い板状の端子であり、導電性を有する材料で形成されている。可動接触片8は、左右方向に延びている。可動接触片8は、上下方向に移動可能である。
可動接触片8は、第1可動接点8aと、第2可動接点8bと、を含む。第1可動接点8a及び第2可動接点8bは、可動接触片8の上面に配置されている。第1可動接点8aは、第1可動接点8aが第1固定接点6aに近づく接触方向と、第1可動接点8aが第1固定接点6aから離れる開離方向とを含む第1方向に第1固定接点6aと対向して配置されている。本実施形態において、上下方向は、第1方向の一例であり、上方向は、接触方向の一例であり、下方向は、開離方向の一例である。第2可動接点8bは、第2固定接点7aと上下方向に対向して配置されている。
駆動装置5は、ケース2の内部に配置されている。駆動装置5は、可動接触片8を上下方向に移動させる。駆動装置5は、可動機構11と、コイル12と、可動鉄心13と、固定鉄心14と、ヨーク15,16と、復帰バネ17とを含む。
可動機構11は、可動接触片8に連結されている。可動機構11は、ホルダ11aと、駆動軸11bと、接点バネ11cとを含む。ホルダ11aは、可動接触片8を保持している。ホルダ11aは、可動接触片8と一体移動する。駆動軸11bは、上下方向に延びている。駆動軸11bは、ホルダ11aに対して上下方向に相対移動可能にホルダ11aに接続されている。接点バネ11cは、ホルダ11aと駆動軸11bとの間に配置されている。接点バネ11cは、ホルダ11aを介して可動接触片8を上方に付勢する。
コイル12は、電圧が印加されて励磁されると、可動鉄心13を上方に移動させる電磁力を発生させる。可動鉄心13は、駆動軸11bに一体移動可能に固定されている。固定鉄心14は、可動鉄心13の上方で可動鉄心13と対向して配置されている。ヨーク15,16は、コイル12を囲むように配置されている。ヨーク15は、略U字状の形状を有しており、固定鉄心14に接続されている。ヨーク16は、コイル12の下方に配置され、ヨーク15に接続されている。復帰バネ17は、可動鉄心13を下方に付勢する。
電磁継電器100の動作は、従来と同様であるため簡略に説明する。図1は、コイル12が励磁されていない状態を示している。この状態では、第1可動接点8aが第1固定接点6aから離れており、第2可動接点8bが第2固定接点7aから離れている。コイル12が励磁されると、可動鉄心13が固定鉄心14に吸着されて駆動軸11bとともに上方に移動する。駆動軸11bの移動に伴い、可動接触片8が接点バネ11cを介して上方に移動することで、第1可動接点8aが第1固定接点6aに接触し、第2可動接点8bが第2固定接点7aに接触する。コイル12への電圧の印加が停止されると、復帰バネ17の付勢力によって可動鉄心13とともに駆動軸11bが下方に移動する。これにより、可動接触片8が下方に移動し、第1可動接点8aが第1固定接点6aから離れ、第2可動接点8bが第2固定接点7aから離れる。
電磁継電器100は、第1磁石40と、第2磁石50と、第1磁石保持部材60と、第2磁石保持部材70とをさらに備えている。第1磁石40及び第2磁石50のそれぞれは、磁石の一例である。第1磁石保持部材60及び第2磁石保持部材70のそれぞれは、磁石保持部材の一例である。
第1磁石40及び第2磁石50は、接点ケース3の内部に磁界を発生させる。第1磁石40及び第2磁石50は、永久磁石である。第1磁石40及び第2磁石50は、直方体形状を有している。
第1磁石40は、ケース2の内部に配置されている。第1磁石40は、接点ケース3から離れて配置されている。第1磁石40は、接点ケース3の右側方に配置されている。第1磁石40は、第1固定端子6の下方に配置されており、上下方向から見て第1固定端子6と重なる。第1磁石40は、第1端子支持部33の下方に配置されており、上下方向から見て第1端子支持部33と重なる。第1磁石40は、第1磁石保持部材60に保持される。
第2磁石50は、ケース2の内部に配置されている。第2磁石50は、接点ケース3から離れて配置されている。第2磁石50は、接点ケース3の左側方に配置されている。第2磁石50は、第1磁石40と左右方向に対向するように配置されている。第2磁石50は、第2固定端子7の下方に配置されており、上下方向から見て第2固定端子7と重なる。第2磁石50は、第2端子支持部34の下方に配置されており、上下方向から見て第2端子支持部34と重なる。第2磁石50は、第2磁石保持部材70に保持される。
第1磁石保持部材60は、接点ケース3とは別部材で構成され、第1磁石40を保持する。第1磁石保持部材60は、ケース2に固定されている。本実施形態では、第1磁石保持部材60は、ケース2に一体形成されている。第1磁石保持部材60は、接点ケース3及び第1固定端子6から離れて配置されている。
第1磁石保持部材60は、第1壁60aと、第2壁60bとを含む。第1壁60a及び第2壁60bは、ケース2の内面から延びている。第1壁60a及び第2壁60bは、ケース2の右壁2aから左方に延びている。第1壁60a及び第2壁60bは、ケース2の右壁2aから接点ケース3の右側部に向かって延びている。
第1壁60aは、第1固定端子6と第1磁石40との間に配置されている。第1壁60aは、第1端子支持部33と第1磁石40との間に配置されている。第1壁60aは、上下方向から見て、第1固定端子6及び第1端子支持部33と重なる。第2壁60bは、第1壁60aと上下方向に対向して配置されている。
第2壁60bは、第1壁60aの下方に配置されている。第2壁60bは、第1壁60aと上下方向に対向して配置されている。
第1磁石40は、第1壁60aと第2壁60bとの間に配置されている。第1磁石40は、第1壁60aと第2壁60bとによって上下方向に挟持されている。
第2磁石保持部材70は、第1磁石保持部材60と左右対称な形状を有している。第2磁石保持部材70は、接点ケース3とは別部材で構成され、第2磁石50を保持する。第2磁石保持部材70は、ケース2に固定されている。本実施形態では、第2磁石保持部材70は、ケース2に一体形成されている。第2磁石保持部材70は、接点ケース3及び第2固定端子7から離れて配置されている。
第2磁石保持部材70は、第3壁70aと、第4壁70bとを含む。第3壁70a及び第4壁70bは、ケース2の左壁2bから右方に延びている。第3壁70a及び第4壁70bは、ケース2の左壁2bから接点ケース3の左側部に向かって延びている。
第3壁70aは、第2固定端子7と第2磁石50との間に配置されている。第3壁70aは、第2端子支持部34と第2磁石50との間に配置されている。第3壁70aは、上下方向から見て、第2固定端子7及び第2端子支持部34と重なる。
第2磁石50は、第3壁70aと第4壁70bとの間に配置されている。第2磁石50は、第3壁70aと第4壁70bとによって上下方向に挟持されている。
この電磁継電器100では、第1固定端子6を保持する接点ケース3と、第1磁石40を保持する第1磁石保持部材60とが別部材で構成される。これにより、第1固定端子6と第1磁石40とを同一の部材で保持した場合と比べて、第1磁石40の振動が第1固定端子6に伝わることを抑制できる。すなわち、第1磁石40の振動が第1固定端子6に悪影響を及ぼすことを抑制できる。その結果、電磁継電器100の誤動作を抑制できる。同様に、第2固定端子7を保持する接点ケース3と、第2磁石50を保持する第2磁石保持部材70とが別部材で構成されるので、第2磁石50の振動が第2固定端子7に伝わることを抑制できる。
また、第1磁石保持部材60で第1磁石40を保持できるので、第1磁石40の大きさを維持し易くなる。その結果、アークの遮断性能を維持できる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
接点ケース3の構成は変更されてもよい。接点ケース3は、単一の部材で構成されてもよい。接点装置4の構成が変更されてもよい。例えば、第1固定端子6及び第2固定端子7は、円柱状の端子であってもよい。駆動装置5の構成は変更されてもよい。駆動装置5は、可動鉄心13を下方向に押し下げる構成であってもよい。この場合、可動接触片8は、第1固定端子6及び第2固定端子7の上方に配置される。
第1磁石保持部材60の構成は変更されてもよい。第1磁石保持部材60は、ケース2と別部材で構成されてもよい。第1磁石保持部材60は、ケース2と異なる材料で形成されてもよい。第1磁石保持部材60は、ケース2と異なる部材に固定されてもよい。第1磁石保持部材60は、第1磁石40が圧入固定される構造を有してもよい。第1磁石保持部材60は、第1磁石40を前後方向から挟持する構造であってもよい。例えば、第1壁60aと第2壁60bとが前後方向に対向して配置されてもよい。
第1磁石保持部材60は、第1磁石40を保持できる構造を有していればよい。すなわち、第1磁石保持部材60は、第1磁石40の移動を制限する構造を有していればよい。例えば、第1磁石保持部材60は、第1磁石40の前後方向の移動を制限する突起や、第1磁石40が左方に移動することを制限する突起を有してもよい。
前記実施形態では、第1壁60aは、ケース2の右壁2aに配置されていたが、第1壁60aは、ケース2の上壁2cに配置されてもよい。第1壁60aは、ケース2の右壁2aとケース2の上壁2cとに亘って配置されてもよい。なお、ケース2の上壁2cは、ケース2の右壁2aとは別部材で構成されてもよい。第1壁60a及び第2壁60bは、図示しないケース2の前壁或いは図示しないケース2の後壁に配置されてもよい。
第1磁石40の配置は変更されてもよい。第1磁石40は、接点ケース3に対して前方又は後方に配置される電磁継電器に本発明を適用してもよい。例えば、第1磁石40が接点ケース3に対して前方に配置される場合、第1磁石保持部材60は、ケース2の前壁に配置されてもよい。
電磁継電器100は、図2に示すように、ヨーク80をさらに備えてもよい。ヨーク80は、左右方向に延びており、第1磁石40と第2磁石50とに接続される。この場合において、ヨーク80は、第1磁石保持部材60に保持されてもよい。或いは、ヨーク80は、第1磁石保持部材60によって移動が制限されてもよい。具体的には、ヨーク80の一部は、第1磁石保持部材60の第1壁60aと第2壁60bとの間に配置されてもよい。ヨーク80は、第1壁60aと第2壁60bとによって上下方向の移動が制限されてもよい。ヨーク80は、第1壁60aと第2壁60bとによって上下方向に挟持されてもよい。同様に、ヨーク80は、第2磁石保持部材70に保持されてもよいし、第2磁石保持部材70によって移動が制限されてもよい。
2 ケース(外ケースの一例)
3 接点ケース
6 第1固定端子
6a 第1固定接点
7 第2固定端子
7a 第2固定接点
40 第1磁石(磁石の一例)
60 第1磁石保持部材(磁石保持部材の一例)
60a 第1壁
60b 第2壁
80 ヨーク
100 電磁継電器
3 接点ケース
6 第1固定端子
6a 第1固定接点
7 第2固定端子
7a 第2固定接点
40 第1磁石(磁石の一例)
60 第1磁石保持部材(磁石保持部材の一例)
60a 第1壁
60b 第2壁
80 ヨーク
100 電磁継電器
Claims (9)
- 接点ケースと、
第1固定接点を含み、前記接点ケースに保持される第1固定端子と、
前記第1固定接点と対向して配置される第1可動接点を含む可動接触片と、
前記接点ケースから離れて配置され、前記接点ケースの内部に磁界を発生させる磁石と、
前記接点ケースとは別部材で構成され、前記磁石を保持する磁石保持部材と、
を備える、
電磁継電器。
- 前記接点ケースの外側に配置される外ケースをさらに備え、
前記磁石保持部材は、前記外ケースに固定されている、
請求項1に記載の電磁継電器。
- 前記磁石保持部材は、前記外ケースの内面から延びる第1壁と、前記外ケースの内面から延びる第2壁とを含み、
前記磁石は、前記第1壁と前記第2壁とに挟持される、
請求項2に記載の電磁継電器。
- 前記第1壁は、前記第1固定端子と前記磁石との間に配置される、
請求項3に記載の電磁継電器。
- 前記第1可動接点は、前記第1可動接点が前記第1固定接点に近づく接触方向と、前記第1可動接点が前記第1固定接点から離れる開離方向とを含む第1方向に前記第1固定接点と対向して配置され、
前記磁石は、前記第1壁と前記第2壁とによって前記第1方向に挟持される、
請求項3又は4に記載の電磁継電器。
- 前記磁石保持部材は、前記外ケースに一体形成されている、
請求項2から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
- 前記磁石保持部材は、前記接点ケース及び前記第1固定端子から離れて配置されている、
請求項2から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
- 前記磁石に接続されるヨークをさらに備え、
前記ヨークは、前記磁石保持部材によって移動が制限されている、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
- 第2固定接点を含み、前記第1固定端子から離れて配置される第2固定端子をさらに備え、
前記可動接触片は、前記第2固定接点と対向して配置される第2可動接点をさらに含む、
請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022066325A JP2023156771A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 電磁継電器 |
KR1020230035223A KR20230146984A (ko) | 2022-04-13 | 2023-03-17 | 전자 계전기 |
DE102023107517.9A DE102023107517A1 (de) | 2022-04-13 | 2023-03-24 | Elektromagnetisches Relais |
CN202310324581.3A CN116913733A (zh) | 2022-04-13 | 2023-03-29 | 电磁继电器 |
US18/131,365 US20230335364A1 (en) | 2022-04-13 | 2023-04-06 | Electromagnetic relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022066325A JP2023156771A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023156771A true JP2023156771A (ja) | 2023-10-25 |
Family
ID=88191578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022066325A Pending JP2023156771A (ja) | 2022-04-13 | 2022-04-13 | 電磁継電器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20230335364A1 (ja) |
JP (1) | JP2023156771A (ja) |
KR (1) | KR20230146984A (ja) |
CN (1) | CN116913733A (ja) |
DE (1) | DE102023107517A1 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5965197B2 (ja) | 2012-04-13 | 2016-08-03 | 富士電機機器制御株式会社 | 開閉器 |
-
2022
- 2022-04-13 JP JP2022066325A patent/JP2023156771A/ja active Pending
-
2023
- 2023-03-17 KR KR1020230035223A patent/KR20230146984A/ko not_active Application Discontinuation
- 2023-03-24 DE DE102023107517.9A patent/DE102023107517A1/de active Pending
- 2023-03-29 CN CN202310324581.3A patent/CN116913733A/zh active Pending
- 2023-04-06 US US18/131,365 patent/US20230335364A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN116913733A (zh) | 2023-10-20 |
US20230335364A1 (en) | 2023-10-19 |
DE102023107517A1 (de) | 2023-10-19 |
KR20230146984A (ko) | 2023-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7423944B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2006310247A (ja) | 電磁開閉装置 | |
JP2022141412A (ja) | 電磁継電器 | |
JP6172633B2 (ja) | 接点装置および当該接点装置を搭載した電磁継電器 | |
JP6726869B2 (ja) | 接点装置および電磁継電器 | |
CN113168997A (zh) | 电磁继电器 | |
WO2020137107A1 (ja) | 電磁継電器 | |
JP7263714B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2023156771A (ja) | 電磁継電器 | |
JP7178596B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2012104359A (ja) | 接点装置 | |
JP7417351B2 (ja) | 電磁継電器 | |
WO2023188699A1 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2023156772A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2019204794A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2020115434A (ja) | リレー | |
WO2023119957A1 (ja) | 電磁継電器 | |
WO2022185751A1 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2023007923A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2012104363A (ja) | 接点装置 | |
WO2024122318A1 (ja) | 電磁継電器 | |
WO2021124754A1 (ja) | 電磁継電器 | |
JP5336271B2 (ja) | 接点装置 | |
JP2021174635A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2023008138A (ja) | 電磁継電器 |