JP7263714B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関する。
従来、電気回路を開閉する電磁継電器が知られている。電磁継電器は、固定接点と、可動接点と、駆動軸と、電磁駆動装置と、を備えている。電磁駆動装置は、コイルと、駆動軸に接続された可動鉄心と、付勢部材と、を含む。可動鉄心は、作動位置と遮断位置との間で移動可能であり、付勢部材によって遮断位置側に向けて付勢されている。
コイルに電圧が印加されると、可動鉄心が付勢部材の弾性力に抗して遮断位置から作動位置に移動する。これにより、駆動軸を介して、可動接点が固定接点に接触する。一方、コイルへの電圧の印加が停止されると、付勢部材の弾性力によって可動鉄心が作動位置から遮断位置に移動する。これにより、駆動軸を介して、可動接点が固定接点から開離する。
特許第5684650号公報 特開2016-201286号公報
例えば、特許文献1では、可動鉄心は、補助ヨークに接触して遮断位置に位置決めされている。したがって、可動鉄心は、作動位置から遮断位置に移動するときに補助ヨークに衝突する。可動鉄心と補助ヨークとが互いに接触する部分は、駆動軸に直交する平坦な面で形成されているので、可動軸が補助ヨークに衝突するときに軸方向に大きな衝撃力が発生する。この衝撃力が付勢部材の弾性力を上回る場合、可動鉄心が作動位置に移動して、可動接点が固定接点に接触するといった誤動作が発生するおそれがある。
また、特許文献1では、可動鉄心の周囲に磁石を配置して、磁石による吸引力で可動鉄心の振動や衝撃を吸収する構成が開示されているが、この場合は、部品点数の増加に伴い製造コストが増大する。同様に、特許文献2では、可動鉄心の振動や衝撃をクッションゴムで吸収する構成が開示されているが、この場合も、部品点数の増加に伴い製造コストが増大する。
本発明の課題は、固定接点と可動接点とにおける接点間の遮断性能の向上を図ることにある。また、本発明の別の課題は、製造コストの増大を抑えつつ、固定接点と可動接点とにおける接点間の遮断性能の向上を図ることにある。
(1)本発明の一態様に係る電磁継電器は、固定接点と、可動接触片と、駆動軸と、電磁駆動装置と、位置決め部と、を備える。可動接触片は、固定接点に対向して配置された可動接点を含み、固定接点に接触する第1方向及び固定接点から開離する第2方向に移動可能である。駆動軸は、可動接触片に連結され可動接触片とともに第1方向及び第2方向に移動可能である。電磁駆動装置は、駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、可動鉄心とともに駆動軸を移動させ、可動接点が固定接点に接触する接触状態と、可動接点が固定接点から開離する開離状態と、に切り替える。位置決め部は、開離状態において、駆動軸及び可動鉄心のいずれか一方を位置決めする。駆動軸又は可動鉄心のいずれか一方は、開離状態において、位置決め部に接触する第1傾斜部を含む。
この電磁継電器では、駆動軸又は可動鉄心のいずれか一方が、開離状態において、位置決め部に接触する第1傾斜部を含む。例えば、可動鉄心が第1傾斜部を含む場合、可動接点が接触状態から開離状態に切り替わるときに、可動鉄心が第2方向に移動して可動鉄心の第1傾斜部が位置決め部に衝突する。このため、例えば、位置決め部と第1傾斜部とが駆動軸に対して垂直な平面同士で衝突する場合に比べて、軸方向に発生する衝撃力を抑制することができる。したがって、可動鉄心が位置決め部に衝突したときにおいて、可動鉄心が第1方向に移動して可動接点が固定接点に接触するといった誤動作の発生を抑制できる。すなわち、固定接点と可動接点とにおける接点間の遮断性能の向上を図ることができる。
(2)好ましくは、第1傾斜部は、駆動軸の軸線に近づくにつれて第1方向側又は第2方向側に傾斜する。この場合は、第1傾斜部を簡単な構成で実現することができる。
(3)好ましくは、第1傾斜部は、曲面状に形成された曲面部を含む。この場合においても、位置決め部と第1傾斜部とが駆動軸に対して垂直な平面同士で衝突する場合に比べて、軸方向に発生する衝撃力を抑制することができる。
(4)好ましくは、位置決め部は、第1傾斜部に接触する第2傾斜部を含む。第1傾斜部及び第2傾斜部は、駆動軸の軸線に近づくにつれて第1方向側又は第2方向側に傾斜する。この場合は、位置決め部の第2傾斜部が第1傾斜部と接触するので、位置決め部と第1傾斜部とが駆動軸に対して垂直な平面同士で衝突する場合に比べて、軸方向に発生する衝撃力を抑制することができる。
(5)好ましくは、固定接点及び可動接点を収容する接点ケースをさらに備える。接点ケースは、可動鉄心に対向して配置された筒部を含む。位置決め部は、筒部に形成される。可動鉄心は、第1傾斜部を含む。この場合は、位置決め部を接点ケースに一体的に形成することができるので、製造コストを抑制することができる。
(6)好ましくは、電磁駆動装置は、可動鉄心を収容する有底筒状の収容部材を含む。可動鉄心は、第1傾斜部を含み、収容部材の底部に対向して配置される。位置決め部は、収容部材の底部に形成される。この場合は、位置決め部を収容部材に一体的に形成することができるので、製造コストを抑制することができる。
(7)好ましくは、固定接点及び可動接点を収容する接点ケースをさらに備える。駆動軸は、第1傾斜部を含む。接点ケースは、第1傾斜部に対向して配置された筒部を含む。位置決め部は、筒部に形成されている。この場合は、位置決め部を接点ケースに一体的に形成することができるので、製造コストを抑制することができる。
(8)好ましくは、駆動軸よりも第2方向側に配置されたカバー部をさらに備える。位置決め部は、カバー部において駆動軸の一端に対向して配置される。駆動軸は、第1傾斜部を含む。この場合は、位置決め部をカバー部に一体的に形成することができるので、製造コストを抑制することができる。
本発明によれば、固定接点と可動接点とにおける接点間の遮断性能の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る電磁継電器の断面図である。 コイルに電圧を印加したときの電磁継電器の断面図である。 第1変形例に係る可動鉄心周辺の拡大断面図である。 第1変形例に係る可動鉄心周辺の拡大断面図である。 第2変形例に係る可動鉄心周辺の拡大断面図である。 第3変形例に係る可動鉄心周辺の拡大断面図である。 第4変形例に係る接点ケースの筒部周辺の拡大断面図である。 第5変形例に係る駆動軸周辺の拡大断面図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は電磁継電器100の断面図である。図1に示すように、電磁継電器100は、ハウジング2と、接点装置3と、駆動軸4と、電磁駆動装置5と、位置決め部6と、を備えている。
なお、以下の説明において、駆動軸4の軸線Axが延びる方向を「軸方向」という。また、図面を参照するときにおいて、説明を分かり易くするために図1における上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」として説明する。なお、本実施形態では、図1における下方は、接触方向Z1である。また、図1における上方は、開離方向Z2である。なお、接触方向Z1及び開離方向Z2の詳細については後述する。
ハウジング2は、ケース2aと、カバー2bと、を含む。ケース2aは、略四角形の箱型であり、上方が開放されている。カバー2bは、ケース2aの上方を覆う。ケース2a及びカバー2bは、絶縁性を有する材料で形成されている。ハウジング2の内部には、接点装置3、駆動軸4、及び電磁駆動装置5が収容されている。
ハウジング2内には、接点装置3が収容される接点ケース11と、接点ケース11の上方を覆う接点カバー12と、が配置されている。接点ケース11及び接点カバー12は、絶縁性を有する材料で形成されている。
接点ケース11は、底部11aと、筒部11bと、第1接点支持部11cと、第2接点支持部11dと、を含む。底部11aは、矩形かつ板状に形成されている。底部11aは、長手方向が図1における左右方向と一致する。
筒部11bは、軸方向に円筒状に延びている。筒部11bは、底部11aの中心から下方に突出するとともに、底部11aの中心から上方に突出している。筒部11bは、底部11aを軸方向に貫通する貫通孔18を含む。貫通孔18は、底部11aの中心を軸方向に貫通している。貫通孔18は、駆動軸4が軸方向に貫通する。なお、筒部11bは、必ずしも円筒状である必要はない。
第1接点支持部11cは、長手方向における底部11aの中心よりも左側に配置されている。第1接点支持部11cは、底部11aから矩形状に上方に突出して形成されている。第2接点支持部11dは、長手方向における底部11aの中心よりも右側に配置されている。第2接点支持部11dは、底部11aから矩形状に上方に突出して形成されている。
接点カバー12は、接点ケース11の上方を覆う。接点カバー12は、底部11aに向かって延びるアーク伸長壁12aを含む。アーク伸長壁12aは、例えば、樹脂、又は酸化アルミニウム等のセラミック材料などで形成されている。
接点装置3は、第1固定端子14と、第2固定端子15と、可動接触片16と、接触片保持部17と、を含む。第1固定端子14、第2固定端子15、及び可動接触片16は、導電性を有する材料で形成されている。
第1固定端子14は、左右方向に延び、ハウジング2内において、接点ケース11の第1接点支持部11cに支持されている。第1固定端子14は、第1固定接点14aと、第1外部接続部14bと、を含む。第1固定接点14aは、接点ケース11内の第1接点支持部11cの上部に配置されている。第1固定接点14aは、固定接点の一例である。第1外部接続部14bは、ケース2aから左右方向に突出している。
第2固定端子15は、左右方向に延び、ハウジング2内において、接点ケース11の第2接点支持部11dに支持されている。第2固定端子15は、第2固定接点15aと、第2外部接続部15bと、を含む。図1に示すように、第2固定端子15は、駆動軸4の軸線Axを挟んで第1固定端子14と左右対称形状であるため、説明を省略する。なお、第2固定接点15aは、固定接点の一例である。
可動接触片16は、接点ケース11内で左右方向に延びている。可動接触片16は、第1固定端子14及び第2固定端子15に対向して配置される。可動接触片16は、第1固定接点14a及び第2固定接点15aの上方に配置される。可動接触片16は、第1可動接点16aと、第2可動接点16bと、を含む。第1可動接点16aは、第1固定接点14aに対向して配置され、第1固定接点14aに接触可能である。第2可動接点16bは、第2固定接点15aに対向して配置され、第2固定接点15aに接触可能である。第1可動接点16a及び第2可動接点16bは、可動接点の一例である。
可動接触片16は、第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触する接触方向Z1及び第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する開離方向Z2に移動可能である。
接触方向Z1は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aに対して接触する方向(図1における下方)である。開離方向Z2は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する方向(図1における上方)である。接触方向Z1及び開離方向Z2は、軸方向と一致する。
接触片保持部17は、駆動軸4を介して可動接触片16を保持する。接触片保持部17は、可動接触片16と駆動軸4とを連結する。接触片保持部17は、ホルダ24と、接点バネ25と、を含む。可動接触片16は、軸方向において、ホルダ24の上部と駆動軸4の鍔部4aとによって挟持されている。接点バネ25は、ホルダ24の底部と駆動軸4の鍔部4aとの間に配置され、駆動軸4及び可動接触片16を開離方向Z2側に向けて付勢する。
駆動軸4は、接触方向Z1及び開離方向Z2に沿って延びている。駆動軸4は、接触片保持部17を介して可動接触片16に連結されている。駆動軸4は、可動接触片16とともに接触方向Z1及び開離方向Z2に移動可能である。
電磁駆動装置5は、駆動軸4を接触方向Z1と開離方向Z2に移動させる。これにより、電磁駆動装置5は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触する接触状態(図2参照)と、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する開離状態(図1参照)と、に切り替える。電磁駆動装置5は、ハウジング2内において、接点ケース11の下方に配置されている。
電磁駆動装置5は、コイル32と、スプール33と、可動鉄心34と、固定鉄心35と、付勢部材36と、ヨーク37と、含む。
コイル32は、スプール33の外周に装着されている。スプール33は、収容部33aを含む。収容部33aは、スプール33の内周部に設けられる。収容部33aは、円筒状であり、軸方向に沿って延びている。
可動鉄心34は、収容部33a内に配置されている。可動鉄心34は、接点ケース11の筒部11bに対向して配置される。可動鉄心34は、例えば円柱状であり、中心を駆動軸4が軸方向に貫通して、駆動軸4に一体移動可能に連結されている。可動鉄心34は、図1に示す遮断位置と図2に示す作動位置との間で、駆動軸4とともに軸方向に移動可能である。可動鉄心34は、開離状態にあるとき遮断位置に位置し、接触状態にあるとき作動位置に位置する。
可動鉄心34は、第1傾斜部34aを含む。第1傾斜部34aは、可動鉄心34の開離方向Z2側の表面に形成されている。第1傾斜部34aは、位置決め部6に対向して配置され、位置決め部6に接触可能である。第1傾斜部34aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて接触方向Z1側に傾斜する。
固定鉄心35は、収容部33a内において可動鉄心34よりも接触方向Z1側で可動鉄心34に対向して配置されている。固定鉄心35は、ヨーク37に固定されている。
付勢部材36は、例えばコイルばねであり、可動鉄心34と固定鉄心35との間に配置される。付勢部材36は、可動鉄心34を開離方向Z2に向けて付勢する。したがって、付勢部材36は、圧縮された状態で、可動鉄心34と固定鉄心35との間に配置されている。
ヨーク37は、第1ヨーク37aと、第2ヨーク37bと、含む。第1ヨーク37aは、板状であり、接点ケース11の底部11aとスプール33との間に配置されている。第1ヨーク37aは、左右方向において筒部11bの下部と重なる。第1ヨーク37aは、環状鉄心38に接続されている。第2ヨーク37bは、略U字形状であり、底部がスプール33の下方に配置されている。第2ヨーク37bは、両側部の上端が第1ヨーク37aに接続されている。
位置決め部6は、接点ケース11の筒部11bの接触方向Z1側の端部に配置されている。本実施形態では、位置決め部6は、開離状態において、可動鉄心34を位置決めする。詳細には、図1に示すように、位置決め部6は、開離状態において、可動鉄心34に接触して可動鉄心34を遮断位置に位置決めする。すなわち、位置決め部6は、開離状態において、可動鉄心34の開離方向Z2側への移動を禁止する。
位置決め部6は、第2傾斜部6aを含む。第2傾斜部6aは、接点ケース11の筒部11bの接触方向Z1側の表面に形成されている。第2傾斜部6a、可動鉄心34の第1傾斜部34aに対応する形状を有している。詳細には、第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて接触方向Z1側に傾斜する。すなわち、第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて先細るテーパ形状を有している。第2傾斜部6aは、開離状態において、可動鉄心34の第1傾斜部34aに接触する。これにより、可動鉄心34が遮断位置に位置決めされる。なお、図2に示すように、位置決め部6は、可動鉄心34が作動位置にあるとき、可動鉄心34から離れた状態にある。
次に、電磁継電器100の動作について説明する。図1は、コイル32に電圧が印加されていない状態を示している。コイル32に電圧が印加されていな場合は、付勢部材36によって可動鉄心34の開離方向Z2への移動が押し止められているので、可動鉄心34は遮断位置にある。このため、第1可動接点16a及び第2可動接点16bは、第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離した状態となっている。
図2は、コイル32に電圧が印加された状態を示している。コイル32に電圧を印加して励磁すると、コイル32の電磁力により、可動鉄心34が、付勢部材36の弾性力に抗して、遮断位置から作動位置に移動する。可動鉄心34の作動位置への移動に伴い、駆動軸4及び可動接触片16が接触方向Z1に移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが、第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触する。
コイル32への電圧の印加を停止すると、付勢部材36の弾性力によって可動鉄心34が作動位置から遮断位置へ移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが、第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する。可動鉄心34が作動位置から遮断位置に移動するときに、位置決め部6に衝突して、軸方向に衝撃力が発生する。この衝突力が付勢部材36の弾性力を上回る場合、可動鉄心34が作動位置に移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触するおそれがある。
本実施形態では、コイル32への電圧の印加が停止されて、可動鉄心34が作動位置から遮断位置に移動するときに、可動鉄心34の第1傾斜部34aと位置決め部6の第2傾斜部6aとが衝突する。これにより、第1傾斜部34a及び第2傾斜部6aの傾斜角度に応じて軸方向に発生する衝撃力がベクトル分散されるので、可動鉄心34と位置決め部6とが駆動軸4に対して垂直な平面同士で衝突する場合に比べて、軸方向に発生する衝撃力を抑制することができる。
したがって、可動鉄心34が位置決め部6に衝突したときにおいて、可動鉄心34が作動位置に移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触するといった誤動作の発生を抑制できる。これにより、第1固定接点14aと第1可動接点16a、及び第2固定接点15aと第2可動接点16bとにおける接点間の遮断性能の向上を図ることができる。また、磁石やクッションゴム等の部材を使用することなく、可動鉄心34の衝撃を抑制することができるので、製造コストも抑制することができる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、電磁駆動装置5、構成が変更されてもよい。コイル32、スプール33、可動鉄心34、付勢部材36、或いはヨーク37の形状、或いは配置が変更されてもよい。ハウジング2、接点装置3、接点ケース11、接点カバー12の形状、或いは配置が変更されてもよい。
特に、位置決め部6と可動鉄心34の第1傾斜部34aの形状は、前記実施形態に限定されるものではない。位置決め部6と可動鉄心34の第1傾斜部34aの形状は、位置決め部6と第1傾斜部34aが衝突するときにおいて、軸方向に発生する衝撃力を抑制できる形状であればよい。
図3は、第1変形例に係る可動鉄心34周辺の拡大断面図である。図3は、可動鉄心34が遮断位置に位置するときの状態を示している。第1変形例では、可動鉄心34の第1傾斜部34aと、位置決め部6の第2傾斜部6aとの形状を互いに入れ替えた実施例である。可動鉄心34の第1傾斜部34aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。すなわち、可動鉄心34の第1傾斜部34aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて先細るテーパ形状を有している。位置決め部6の第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。なお、図4に示すように、第1傾斜部34aは、曲面状に形成された曲面部34bを含んでいてもよい。同様に、第2傾斜部は、曲面状に形成されていてもよい。
図5は第2変形例に係る可動鉄心34周辺の拡大断面図である。図5は、可動鉄心34が遮断位置に位置するときの状態を示している。遮断位置に位置している。可動鉄心34の第1傾斜部34aは前記実施形態と同様の形状である。筒部11bの接触方向Z1側の表面は、駆動軸4と直交する方向に沿う平坦な形状を有している。位置決め部6は、筒部11bの接触方向Z1側の表面の外端部11eである。したがって、可動鉄心34は、可動鉄心34の第1傾斜部34aが外端部11eに線接触して位置決めされる。なお、可動鉄心34の第1傾斜部34aは、第1変形例のように駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて先細るテーパ形状であってもよい。この場合は、可動鉄心34の第1傾斜部34aが筒部11bの内端部11f(図5参照)に線接触して位置決めされる。
図6は、第3変形例に係る可動鉄心34周辺の拡大断面図である。図6は、可動鉄心34が遮断位置に位置するときの状態を示している。第3変形例では、接触方向Z1及び開離方向Z2が前記実施形態とは逆である。また、可動鉄心34、固定鉄心35、及び付勢部材36は、スプール33の内周部に配置された有底筒状の収容部材40に収容されている。可動鉄心34は、固定鉄心35よりも開離方向Z2側で固定鉄心35に対向して配置される。可動鉄心34は、付勢部材36によって開離方向Z2側に付勢されている。本実施形態では、可動鉄心34は、下方に向けて付勢されている。
位置決め部6は、収容部材40の底部40aに形成されている。位置決め部6は、第2傾斜部6aを含む。第2傾斜部6aは、接触方向Z1側の底面に形成されている。第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜して形成されている。
可動鉄心34の第1傾斜部34aは、前記実施形態と同様に、開離方向Z2側の表面に形成されている。第1傾斜部34aは、位置決め部6に対向して配置され、位置決め部6に接触可能である。第1傾斜部34aは、位置決め部6の第2傾斜部6aに対応する形状を有している。第1傾斜部34aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜して形成されている。第3変形例においても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
図7は、第4変形例に係る接点ケース111の筒部111b周辺の拡大断面図である。第4変形例では、第1固定端子114及び第2固定端子115は、軸方向に延びた略円柱形状の端子で構成される。第1固定端子114及び第2固定端子115は、例えば、図示しないハウジングに装着されている。第1固定端子114は、第1固定接点114aを含む。第2固定端子115は、第2固定接点115aを含む。
駆動軸4は、位置決め部6に接触する第1傾斜部4bを含む。第1傾斜部4bは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。第1傾斜部4bは、接点ケース111の筒部111bに対向して配置される。
位置決め部6は、開離状態において、駆動軸4を位置決めする。位置決め部6は、接点ケース111の筒部111bに形成されている。位置決め部6は、第2傾斜部6aを含む。第2傾斜部6aは、筒部111bの貫通孔118の接触方向Z1側の周縁に形成されている。第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。第4変形例では、位置決め部6が駆動軸4を位置決めする場合において、駆動軸4と位置決め部6とが駆動軸4に対して垂直な平面同士で衝突する場合に比べて、軸方向に発生する衝撃力を抑制することができる。
図8は、第5変形例に係る駆動軸4周辺の拡大断面図である。詳細には、駆動軸4の開離方向Z2側の端部周辺の拡大断面図である。第5変形例は、第4変形例と同様に駆動軸4が第1傾斜部4bを含む。第1傾斜部4bは、駆動軸4の開離方向Z2側の端部に形成されている。第1傾斜部4bは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。位置決め部6は、カバー2bにおいて駆動軸4の開離方向Z2側の端部に対向して配置される。カバー2bは、駆動軸4よりも開離方向Z2側に配置される。位置決め部6の第2傾斜部6aは、駆動軸4の軸線Axに近づくにつれて開離方向Z2側に傾斜する。
本発明によれば、固定接点と可動接点とにおける接点間の遮断性能の向上を図ることができる。
2b カバー(カバー部の一例)
4 駆動軸
4b 第1傾斜部
5 電磁駆動装置
6 位置決め部
6a 第2傾斜部
11 接点ケース
11b 筒部
14a 第1固定接点(固定接点の一例)
15a 第2固定接点(固定接点の一例)
16 可動接触片
16a 第1可動接点(可動接点の一例)
16b 第2可動接点(可動接点の一例)
34 可動鉄心
34a 第1傾斜部
34b 曲面部
40 収容部材
100 電磁継電器
Ax 駆動軸の軸線
Z1 接触方向(第1方向の一例)
Z2 開離方向(第2方向の一例)

Claims (9)

  1. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸が貫通するとともに前記駆動軸との間に隙間をする貫通孔を含み、前記固定接点及び前記可動接点を収容する接点ケースと、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、前記位置決め部に対して前記第1傾斜部のみが接触して位置決めされる、
    電磁継電器。
  2. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記第1傾斜部は、曲面状に形成された曲面部を含む、
    電磁継電器。
  3. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記位置決め部は、前記第1傾斜部に接触する第2傾斜部を含み、
    前記第1傾斜部及び前記第2傾斜部は、前記駆動軸の軸線に近づくにつれて前記第1方向側又は前記第2方向側に傾斜する、
    電磁継電器。
  4. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記固定接点及び前記可動接点を収容する接点ケースをさらに備え、
    前記接点ケースは、前記可動鉄心に対向して配置された筒部を含み、
    前記位置決め部は、前記筒部に形成され、
    前記可動鉄心は、前記第1傾斜部を含む、
    電磁継電器。
  5. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記電磁駆動装置は、前記可動鉄心を収容する有底筒状の収容部材を含み、
    前記可動鉄心は、前記第1傾斜部を含み、前記収容部材の底部に対向して配置され、
    前記位置決め部は、前記収容部材の底部に形成されている、
    電磁継電器。
  6. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記固定接点及び前記可動接点を収容する接点ケースをさらに備え、
    前記駆動軸は、前記第1傾斜部を含み、
    前記接点ケースは、前記第1傾斜部に対向して配置された筒部を含み、
    前記位置決め部は、前記筒部に形成されている、
    電磁継電器。
  7. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含み、
    前記駆動軸よりも前記第2方向側に配置されたカバー部をさらに備え、
    前記位置決め部は、前記カバー部において前記駆動軸の一端に対向して配置され、
    前記駆動軸は、前記第1傾斜部を含む、
    電磁継電器。
  8. 前記第1傾斜部は、前記駆動軸の軸線に近づくにつれて前記第1方向側又は前記第2方向側に傾斜する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  9. 固定接点と、
    前記固定接点に対向して配置された可動接点を含み、前記固定接点に接触する第1方向及び前記固定接点から開離する第2方向に移動可能な可動接触片と、
    前記可動接触片に連結され前記可動接触片とともに前記第1方向及び前記第2方向に移動可能な駆動軸と、
    前記駆動軸に一体移動可能に連結された可動鉄心を含み、前記可動鉄心とともに前記駆動軸を移動させて、前記可動接点が前記固定接点に接触する接触状態と、前記可動接点が前記固定接点から開離する開離状態と、に切り替える電磁駆動装置と、
    絶縁性を有する材料で形成され、前記開離状態において、前記駆動軸及び前記可動鉄心のいずれか一方を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記駆動軸又は前記可動鉄心のいずれか一方は、前記開離状態において、前記位置決め部に接触する第1傾斜部を含む、
    電磁継電器。
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