JP7417351B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関する。
従来、電気回路を開閉する電磁継電器が知られている。電磁継電器は、ハウジングと、接点装置と、接点装置を駆動する電磁駆動装置と、を備えている。接点装置及び電磁駆動装置は、ハウジングの内部に配置されている(特許文献1参照)。
特許第5938745号公報
電磁駆動装置に電圧が印加された状態、すなわち、通電時には、接点装置及び電磁駆動装置が発熱する。接点装置及び電磁駆動装置が発熱すると通電容量が低下するため、接点装置及び電磁駆動装置の発熱を効率的に逃がす必要がある。
本発明の課題は、通電時における接点装置又は電磁継電器の発熱を効率的に逃がすことができる電磁継電器を提供することにある。
(1)本発明の一態様に係る電磁継電器は、ハウジングと、接点装置と、磁石と、第1ヨークと、電磁駆動装置と、を備えている。ハウジングは、収容部を含む。接点装置は、収容部に配置されている。磁石は、収容部の周囲に配置され、収容部の内部に磁界を発生させる。第1ヨークは、磁石に接続され、収容部の周囲に配置されている。電磁駆動装置は、第2ヨークを含み、ハウジングにおいて収容部に隣接して配置され、接点装置を駆動する。磁石、第1ヨーク、及び第2ヨークの少なくともいずれかは、ハウジングから露出する露出部を含む。
この電磁継電器では、磁石、第1ヨーク、及び第2ヨークの少なくともいずれかがハウジングから露出する露出部を含むため、露出部から接点装置又は電磁駆動装置の発熱をハウジングの外部に効率的に逃がすことができる。また、例えば、ハウジングの外部から冷却管等の冷却部材を露出部に接触させることも可能になるので、この場合は、接点装置又は電磁駆動装置の発熱をハウジングの外部にさらに効率的に逃がすことができる。
(2)好ましくは、収容部を区画する接点ケースをさらに備え、第1ヨークは、露出部を含み、接点ケースに支持されている。この場合は、第1収容部及び露出部を簡単な構成で形成することができる。
(3)好ましくは、露出部は、ハウジングの外部に向かって突出する突出部を含む。この場合は、ハウジングの外部に向かって露出部を突出させることで露出部の表面積が大きくなるので、接点装置又は電磁継電器の発熱をハウジングの外部にさらに効率的に逃がすことができる。
(4)好ましくは、ハウジングは、他の部材に接触して装着される装着部を含み、露出部は、装着部から露出している。この場合は、露出部が装着部から露出しているので、例えば、電磁継電器が取り付けられる取付板などの他の部材に接点装置又は電磁継電器の発熱を効率的に逃がすことができる。
本発明によれば、通電時における接点装置又は電磁継電器の発熱を効率的に逃がすことができる電磁継電器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電磁継電器の断面図である。 接点ケースの平面図である。 電磁継電器からカバー及び接点カバーを取り除いたときの平面図である。 第1ヨークの斜視図である。 コイルに電圧を印加したときの電磁継電器の断面図である。 変形例に係るカバー及び接点カバーを取り除いたときの電磁継電器の平面図である。 変形例に係る電磁継電器の断面図である。 変形例に係る電磁継電器を接触方向から見た平面図である。 変形例に係る電磁継電器を他の部材に装着したときの側面図である。 変形例に係る電磁継電器を他の部材に装着したときの側面図である。 変形例に係る電磁継電器を他の部材に装着したときの側面図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は電磁継電器100の断面図である。図1に示すように、電磁継電器100は、ハウジング2と、接点装置3と、1対の磁石4と、第1ヨーク5と、駆動軸6と、電磁駆動装置7と、を備えている。なお、以下の説明において、駆動軸6の軸線Axが延びる方向を「軸方向」という。また、図面を参照するときにおいて、説明を分かり易くするために図1における上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」として説明する。なお、本実施形態では、図1における下方は、接触方向Z1である。また、図1における上方は、開離方向Z2である。接触方向Z1及び開離方向Z2の詳細については後述する。
ハウジング2は、ケース2aと、カバー2bと、を含む。ケース2aは、略四角形の箱型であり、上方が開放されている。ケース2aは、側面の一部が側方に開口した開口部2cを含む(図3参照)。開口部2cの詳細については後述する。
カバー2bは、ケース2aの上方を覆う。ケース2a及びカバー2bは、絶縁性を有する材料で形成されている。ハウジング2の内部には、接点装置3、駆動軸6、及び電磁駆動装置7が収容されている。
ハウジング2は、接点装置3が配置される収容部2dを含む。収容部2dは、本実施形態では、ハウジング2内に配置された接点ケース11によって区画されている。接点ケース11の上方は、接点カバー12によって覆われている。接点ケース11及び接点カバー12は、絶縁性を有する材料で形成されている。
図2は、接点ケース11の平面図である。図1及び図2に示すように、接点ケース11は、底部11aと、円筒部11bと、壁部11cと、ヨーク支持部11dと、第1接点支持部11eと、第2接点支持部11fと、を含む。底部11aは、矩形かつ板状に形成されている。底部11aは、長手方向が図1における左右方向と一致する。
円筒部11bは、軸方向に筒状に延びている。円筒部11bは、底部11aの中心から
下方に突出するとともに、底部11aの中心から上方に突出している。円筒部11bは、
底部11aを軸方向に貫通する貫通孔18を含む。貫通孔18は、底部11aの中心を軸
方向に貫通している。貫通孔18は、駆動軸6が軸方向に貫通する。
壁部11cは、底部11aから板状に上方に延びている。壁部11cは、平面視において略矩形状であり、壁部11c及び底部11aによって収容部2dが区画されている。
ヨーク支持部11dは、壁部11cに隣接した位置に配置されている。詳細には、ヨーク支持部11dは、第1接点支持部11e及び第2接点支持部11fの上方かつ壁部11cの外側に配置されている。
第1接点支持部11eは、長手方向における底部11aの中心よりも左側に配置されている。第1接点支持部11eは、底部11aから矩形状に上方に突出して形成されている。第2接点支持部11fは、第1接点支持部11eと左右対称形状であるため、説明を省略する。
接点カバー12は、接点ケース11の上方を覆う。接点カバー12は、底部11aに向かって延びるアーク伸長壁12aを含む。アーク伸長壁12aは、例えば、樹脂、又は酸化アルミニウム等のセラミック材料などで形成されている。
接点装置3は、第1固定端子14と、第2固定端子15と、可動接触片16と、接触片保持部17と、を含む。第1固定端子14、第2固定端子15、及び可動接触片16は、導電性を有する材料で形成されている。
第1固定端子14は、板状の部材を折り曲げて形成されている。 第1固定端子14は、ハウジング2内において、接点ケース11の第1接点支持部11eに支持されている。第1固定端子14は、第1固定接点14aと、第1外部接続部14bと、を含む。第1固定接点14aは、収容部2d内で、第1接点支持部11eの上部に配置されている。第1外部接続部14bは、ケース2aから左右方向に突出している。
第2固定端子15は、ハウジング2内において、接点ケース11の第2接点支持部11fに支持されている。第2固定端子15は、第2固定接点15aと、第2外部接続部15bと、を含む。第2固定端子15は、第1固定端子14と左右対称形状であるため、説明を省略する。
可動接触片16は、第1可動接点16aと、第2可動接点16bと、を含む。第1可動接点16aは、第1固定接点14aに対向して配置され、第1固定接点14aに接触可能である。第2可動接点16bは、第2固定接点15aに対向して配置され、第2固定接点15aに接触可能である。
可動接触片16は、第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触する接触方向Z1及び第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する開離方向Z2に移動可能である。接触方向Z1は、第1方向の一例であり、開離方向Z2は、第2方向の一例である。
接触方向Z1は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aに対して接触する方向(図1における下方)である。開離方向Z2は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離する方向(図1における上方)である。接触方向Z1及び開離方向Z2は、軸方向と一致する。
接触片保持部17は、図1に示すように、駆動軸6を介して可動接触片16を保持する。接触片保持部17は、可動接触片16と駆動軸6とを連結する。接触片保持部17は、ホルダ24と、接点バネ25と、を含む。可動接触片16は、軸方向において、ホルダ24の上部と駆動軸6の鍔部6aとによって挟持されている。接点バネ25は、ホルダ24の底部と駆動軸6の鍔部6aとの間に配置され、駆動軸6及び可動接触片16を開離方向Z2側に向けて付勢する。
図3は、電磁継電器100からカバー2b及び接点カバー12を取り除いたときの平面図である。1対の磁石4は、図3に示すように、収容部2dの周囲に配置されている。本実施形態では、1対の磁石4は、接点ケース11の壁部11cの周囲において、互いに左右方向に対向する位置に配置されている。詳細には、1対の磁石4は、壁部11cにおいて円筒部11bに近づく方向に凹んで形成された凹部11gに配置されている。凹部11gは、図2にように、ヨーク支持部11dに隣接する位置に形成されている。1対の磁石4は、永久磁石であり、収容部2dの内部に磁界を発生させる。1対の磁石4は、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離するときに発生するアークを所定方向に引き伸ばすために設けられている。
第1ヨーク5は、磁性体であり、図1及び図3に示すように、1対の磁石4に接続され、収容部2dの周囲に配置されている。本実施形態では、第1ヨーク5は、接点ケース11の壁部11cの周囲に配置されている。
図4は、第1ヨーク5の斜視図である。第1ヨーク5は、平面視において略U字形状であり、板状の部材を折り曲げて形成されている。第1ヨーク5は、基部5aと、1対の側部5bと、足部5cと、を含む。基部5aは、左右方向に延びている。1対の側部5bは、基部5aの両端において互いに対向するように配置されている。1対の側部5bは、軸方向において接点ケース11のヨーク支持部11dと重なり、内側面が1対の磁石4に接触している。足部5cは、1対の側部5bのそれぞれの両端において接触方向Z1に延びて形成されている。足部5cは、接点ケース11の壁部11cの外側で接点ケース11の底部11a及びヨーク支持部11dに接触して支持されている。
第1ヨーク5は、少なくとも一部がハウジング2から露出する露出部8を含む。本実施形態における露出部8は、第1ヨーク5の基部5aの外側面5dによって構成されている。すなわち、第1ヨーク5の基部5aは、外側面5dがハウジング2の外部に露出するように構成されている。具体的には、露出部8は、図3に示すように、ケース2aの開口部2cから露出している。開口部2cは、第1ヨーク5の基部5aの外側面5dに対向するケース2aの側面を略矩形状に切り欠いて形成されている。
駆動軸6は、接触方向Z1及び開離方向Z2に沿って延びている。駆動軸6は、接触片保持部17を介して可動接触片16に連結されている。駆動軸6は、可動接触片16とともに接触方向Z1及び開離方向Z2に移動可能である。
電磁駆動装置7は、接点装置3を駆動する。詳細には、電磁駆動装置7は、電磁力によって駆動軸6とともに可動接触片16を接触方向Z1及び開離方向Z2に移動させる。電磁駆動装置7は、ハウジング2内において、収容部2dとは異なる空間に配置されている。本実施形態では、電磁駆動装置7は、接点ケース11の下方に配置されている。
電磁駆動装置7は、コイル32と、スプール33と、可動鉄心34と、固定鉄心35と、付勢部材36と、第2ヨーク37と、含む。
コイル32は、スプール33の外周に装着されている。スプール33は、収容部33aを含む。収容部33aは、スプール33の内周部に設けられる。収容部33aは、円筒状であり、軸方向に沿って延びている。収容部33aは、軸方向において、接点ケース11の円筒部11bの貫通孔18と重なる。収容部33a内には、駆動軸6の一部が配置されている。
可動鉄心34は、収容部33a内に配置されている。可動鉄心34は、円柱状であり、中心を駆動軸6が軸方向に貫通して、駆動軸6に一体移動可能に連結されている。可動鉄心34は、駆動軸6とともに軸方向に移動可能である。本実施形態では、可動鉄心34は、収容部33a内に配置された環状鉄心38によって軸方向の移動が案内される。
固定鉄心35は、収容部33a内において可動鉄心34よりも接触方向Z1側で可動鉄心34に対向して配置されている。固定鉄心35は、第2ヨーク37に固定されている。
付勢部材36は、例えばコイルばねであり、可動鉄心34と固定鉄心35との間に配置される。付勢部材36は、可動鉄心34を開離方向Z2に向けて付勢する。したがって、付勢部材36は、圧縮された状態で、可動鉄心34と固定鉄心35との間に配置されている。
第2ヨーク37は、磁性体であり、ハウジング2内でスプール33の周囲に配置されている。第2ヨーク37は、ヨーク37aと、ヨーク37bと、を含む。ヨーク37aは、板状であり、接点ケース11の底部11aとスプール33との間に配置されている。ヨーク37aは、図示しない複数のねじ部材によって、接点ケース11の底部11aに固定されている。ヨーク37aは、左右方向において円筒部11bの下部と重なる。ヨーク37aは、環状鉄心38に接続されている。ヨーク37bは、略U字形状であり、底部がスプール33の下方に配置され、固定鉄心35に接続されている。ヨーク37bは、両側部の上端がヨーク37aに接続されている。
次に、電磁継電器100の動作について説明する。図1は、コイル32に電圧が印加されていない状態を示している。コイル32に電圧が印加されていない場合は、付勢部材36によって可動鉄心34の接触方向Z1への移動が押し止められている。このため、第1可動接点16a及び第2可動接点16bは、第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離した状態となっている。
図5は、コイル32に電圧が印加された状態を示している。コイル32に電圧を印加して励磁すると、コイル32の電磁力により、可動鉄心34が、付勢部材36の弾性力に抗して、接触方向Z1に移動する。可動鉄心34の移動に伴い、駆動軸6及び可動接触片16が接触方向Z1に移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが、第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触する。
コイル32への電圧の印加を停止すると、付勢部材36の弾性力によって可動鉄心34が開離方向Z2へ移動して、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが、第1固定接点14a及び第2固定接点15aから開離した状態となる。
ここで、本実施形態に係る電磁継電器100では、第1可動接点16a及び第2可動接点16bが、第1固定接点14a及び第2固定接点15aに接触した状態、すなわち、通電時における接点装置3の発熱を、露出部8によってハウジング2の外部に効率的に逃がすことができる。具体的には、通電時における接点装置3の発熱は、接点ケース11又は1対の磁石4から第1ヨーク5に伝達される。そして、第1ヨーク5に伝達された接点装置3の発熱は、露出部8からハウジング2の外部に逃がすことができる。ここでは、露出部8がハウジング2から露出しているので、接点装置3の発熱を効率的に逃がすことができる。これにより、接点装置3の発熱による通電容量の低下を抑制することができる。
また、露出部8を設けることで、例えば、ハウジング2の外部から冷却管等の冷却部材を露出部8に接触するように配置することもできる。この場合は、接点装置3の発熱をハウジング2の外部にさらに効率的に逃がすことができる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、電磁駆動装置7の構成が変更されてもよい。ハウジング2、接点ケース11、接点カバー12、1対の磁石4、第1ヨーク5、第2ヨーク37の形状、或いは配置が変更されてもよい。また、第1ヨーク5及び第2ヨーク37の少なくとも一方は、露出部8を含むことが好ましい。しかしながら、1対の磁石4、第1ヨーク5、及び第2ヨーク37の少なくともいずれかが露出部8を含んでいればよい。また、露出部8の位置や形状等に合わせてハウジング2の開口部2cの形状も変更されてもよい。また、前記実施形態及び以下に記載する変形例を適宜組み合わせて、露出部8を構成してもよい。
図6は、第1変形例に係るカバー2b及び接点カバー12を取り除いたときの電磁継電器100の平面図である。第1変形例に係る露出部8は、ハウジング2の外部に向かって突出する突出部8aを含む。その他の構成は、前記実施形態と同様である。突出部8aは、例えば、第1ヨーク5の一部を折り曲げて形成されている。この場合は、露出部8の表面積が大きくなるので、接点装置3の発熱をハウジング2の外部にさらに効率的に逃がすことができる。なお、突出部8aの形状は、露出部8の表面積が大きくなるような形状であればよい。
また、図7に示すように、例えば、突出部8aは、第2ヨーク37のヨーク37aの一部をハウジング2の外部に向かって突出させて形成してもよい。この場合は、電磁駆動装置7の発熱をハウジング2の外部に効率的に逃がすことができる。
図8は、第2変形例に係る電磁継電器100を接触方向Z1から見た平面図である。図9は、第2変形例に係る電磁継電器100を他の部材40に装着したときの側面図である。他の部材40とは、例えば、電磁継電器100を使用する電気機械の取付板である。ハウジング2は、固定部2eと、装着部2fと、を含む。固定部2eは、図示しないねじ部材によって他の部材40に固定される。装着部2fは、他の部材40に接触して装着される。ここでの装着部2fは、ハウジング2のカバー2bの開離方向Z2側の表面である。露出部8は、装着部2fから露出している。すなわち、第2変形例では、カバー部2bに第1ヨーク5の形状に対応する形状の開口部2cが形成されており、第1ヨーク5の開離方向Z2側の表面が装着部2fから露出している。
この場合は、第1ヨーク5を介して接点装置3の発熱を他の部材40に効率的に逃がすことができる。また、露出部8を他の部材40と接触するように構成することで、例えば、冷却管を設けて露出部8を冷却する場合の冷却管の設計が容易になる。また、露出部8に突出部8aを設けた場合に比べて、他の部材の邪魔になる可能性が低い。
なお、他の部材40は、絶縁性を有する材料で形成されていることが好ましい。また、通電容量によっては、他の部材40の材質や大きさ等を適宜調整する必要がある。また、図7に示すように、1対の磁石4を装着部2fから露出させて、露出部8として構成してもよい。また、図10及び図11に示すように、第1ヨーク5の形状は、接点装置3の構成に応じて適宜変更することができる。すなわち、露出部8の形状は、接点装置3の構成に応じて適宜変更することができる。また、例えば、装着部2fがハウジング2のケース2aの接触方向Z1側の表面に設けられる場合、第2ヨーク37を装着部2fから露出させて、第2ヨーク37を他の部材40に接触させて配置してもよい。
本発明によれば、通電時における接点装置又は電磁継電器の発熱を効率的に逃がすことができる電磁継電器を提供することができる。
2 ハウジング
2d 収容部
2f 装着部
3 接点装置
4 1対の磁石(磁石の一例)
6 第1ヨーク
7 電磁駆動装置
8 露出部
8a 突出部
11 接点ケース
37 第2ヨーク
100 電磁継電器

Claims (3)

  1. 収容部を含むハウジングと、
    前記収容部に配置された接点装置と、
    前記収容部の周囲に配置され、前記収容部の内部に磁界を発生させる磁石と、
    前記磁石に接続され、前記収容部の周囲に配置された第1ヨークと、
    第2ヨークを含み、前記ハウジングにおいて前記収容部に隣接して配置され、前記接点装置を駆動する電磁駆動装置と、
    を備え、
    前記磁石及び前記第1ヨークは、前記ハウジングから露出する露出部を含む、
    電磁継電器。
  2. 前記露出部は、他の部材と接触可能である、
    請求項に記載の電磁継電器。
  3. 前記収容部を区画する接点ケースをさらに備え、
    前記第1ヨークは、前記露出部を含み、前記接点ケースに支持されている、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
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