JPS62267988A - 静止画像再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は、複数の記録トラックを有しこれらのトラッ
クに静止画像の映像信号が記録された磁気ディスクの半
径方向に磁気ヘッドを移動させて任意のトラックからの
信号の再生を行なう静止画像再生装置に関する。

静止画像再生装置は民生用のみならず業務用にも広く活
用されつつある。この装置の活用方法の１つに、この装
置から再生された画像をＣＲ７表示装置に表示するとと
もにテープ・レコーダから再生された音楽をバック・グ
ランド・ミュジックとして流しまた必要ならばナレーシ
ョン等を挿入して流し、この音楽等に関連させてＣＲＴ
表示装置上の画面を変化させていき、案内、情報の伝達
等を効果的に達成するものがある。これは技術的な観点
から述べれば、テープ・レコーダの再生途−ヒの適宜な
タイミングで静止画像再生装置内の磁　゛気ヘッドを磁
気ディスク上の所定のトラックに（たとえば次のトラッ
クに）移送させることである。もちろんこれは、操作者
が音楽を聞きながら適当なときに静止画像再生装置のパ
ネルに設けられた送りキー（たとえば順送りキー）を押
すことによっても達成できるが、そうすると必ず人手が
必要である。

そこで、第１図に示すように、テープ・レコーダのテー
プ１に送りキーを押すことと等価なキュー（ｃｕＱ）信
号を記録しておくことが考えられる。第１図はいわゆる
カセット・テープのステレ第４トラツク記録方式で記録
可能なテープ１を示しており、ステレオ録音の右チャネ
ルのトラックに音楽、ナレーション等Ｍを録音し、左チ
ャネルのトラック上の画面を切替えるべきタイミング位
置にキュー信号Ｃを記録しておく。

発明の概要 この発明は、上記のように記録されたテープがらの再生
出力に応答して自動的に再生画像の送りを行なうことの
できる静止画像再生装置を提供するものである。

この発明による静止画像再生装置は、テープ・レコーダ
の音声出力端子から出力される所定周波数のキュー信号
を検出する復調回路、およびこの復調回路の検出信号に
応答して磁気ヘッドの移送装置を作動させあらかじめ定
められた磁気ヘッド送りを行なわせる制御手段を備えて
いることを特徴とする。

この構成によって、キュー信号を検出すると磁気ヘッド
が自動的に所定のトラック、たとえば次のトラックに移
送されるから、音楽、ナレーションの所定タイミングに
同期して再生画像が自動的に変化するようになり１人手
が全く不要となる。

またこの発明によると、背景音を再生するために一般に
市販されているテープ・レコーダをそのまま用いること
ができる。

この発明は、静止画像録画機能をもった再生装置等にも
適用できるのはいうまでもない。

実施例の説明 第２図は、テープ・レコーダ３ｏと静止画像再生装置１
０とが接続されている様子を示している。テープ・レコ
ーダ３ｏは再生モードで動作している。静止画像再生装
置１ｏはキュー信号検出回路２０を内蔵している。この
検出回路２ｏは。

テープΦレコーダ３ｏの左チャネル音声出力端子に信号
ラインによって接続されている。テープ・レコーダ３ｏ
の右チヤネル音声出力端子はスピーカ３１に接続されて
いる。したがって、テープ】に録音された音楽、ナレー
ション等は再生にょ１゜てスピーカ３１から出力される
。

この実施例では、テープ１に記録されるキュー信号には
２種類ある。その１つは周波数がＩＫＨｚで０．３秒間
持続する信号であり、これは静止画像再生装置における
磁気ヘッドを順方向に１トラツク送ることを指令する。

もう１つは、同周波数で２秒間持続する信号であり、こ
れは磁気ヘッドをＮｏ、　１のトラックにリターンさせ
ることを指令するものである。

第３図は、静止画像再生装置の電気的構成の一部を示し
ている。

磁気ディスク１２には複数（たとえば５０）本のトラッ
ク（たとえばトラック・ピッチ１ｏ。

μｍ）が同心円状に設けられており、各トラックに１画
像分のＦＭ変調されたカラー映像信号（輝度信号、クロ
マ信号等を含む）が磁気記録されている。磁気ディスク
１２の磁気記録面上に同心円状に設けられた５０本のト
ラックには、外側のものから順にＮｏ、１〜Ｎｏ、５０
までのトラックＮｏ、が付けられている。ホーム・ポジ
ションＨＰはＮｏ、　１のトラックの外側にある。

静止画像再生装置１０の全体的な動作は制御装置１１に
よって統括される。この制御装置１１は、中央処理装置
、好ましくはマイクロプロセッサ（以下ＣＰＵという）
、そのプログラムおよび必要なデータを記憶するメモリ
、ならびに周辺の各素子１回路、装置等との間のインタ
ーフェイスから構成されている。

磁気ディスク１２の所定のトラックからそこに記録され
ている映像信号を読取るための磁気ヘッド１３は、磁気
ディスク１２の半径方向に移動自在に配置されかつ磁気
ディスク１２の磁気記録面に接している。また、磁気デ
ィスク１２のコアに設けられた磁性体から漏洩するチャ
ッキング用永久磁石の磁束を検出して磁気ディスク１２
の１回転ごとに１個の位相検出パルスＰＧを発生する位
相検出器１５が上記コアに近接している。

位相検出器１５の位相検出パルスＰＧはサーボ制御回路
１７および制御装置１１に入力する。

サーボ制御回路１７は、入力する位トロ検出パルスに基
づいて、ディスク・モータ１６を一定回転数、たとえば
３．６００　　ｒ、ｐ、ｍ、で定速回転させる。またサ
ーボ制御回路１７は制御装置１１からの指令に応じてモ
ータ１６の起動、停止を行なう。

磁気へラド１３から読出された変調映像信号は、再生処
理回路１８に送られる。再生処理回路１８は、入力する
変調された輝度信号およびクロマ信号をそれぞれ復調し
かつ合成して標準カラー映像信号として出力端子１９に
出力する。この映像信号がテレビ受像機に与えられると
記録されていた静止画縁がブラウン管上に表示される。

磁気ヘッド１３は、その移送装置１４によって磁気ディ
スク１２の径方向に移動自在に支持されかつ同方向に移
送制御される。制御装置１１は。

操作パネルに設けられた順送りスイッチ、逆送りスイッ
チ等からの人力、およびキュー信号検出回路２０からの
検出信号に応答して、磁気ヘッド１３の移送方向および
移送量についての指示を装置１４に与える。装置１４は
ステップ・モータを含み、このステップ・モータの回転
角に比例して磁気へラド１３が移送される。たとえばス
テップ拳モータの駆動パルス１パルス当りこのモータは
約１５＠回転し、これによって磁気ヘッド１３が約８．
３３μｍ（１ピツチ）移送される。したがって、磁気ヘ
ッド１３の移送はきわめて正確に行なわれる。

キュー信号検出回路２０を構成する各ブロックの出力信
号の波形が第４図に示されている。テープ・レコーダ３
０の左チヤネル出力端子から信号ラインを経て入力する
キュー信号は入力端子２５から２通過帯域の中心周波数
がｌ　Ｋ　Ｈｚの帯域通過フィルタ２１に入力し、ここ
で雑音成分等が除去される（信号ａ）。次に人力信号ａ
が充分に飽和する程度の増幅度をもつ増幅器２２を経て
（信号ｂ）、検波回路２３に送られる。検波された信号
Ｃは増幅回路２４で波形整形されて（信号ｄ）、制御装
置１１に入力する。

制御装置１１は、入力する信号ｄの持続時間を測定し、
これが０．３秒のものであると判定すると、ヘッド移送
装置１４に磁気ヘッド１３を順方向すなわち内側に向っ
て１トラック分移送する指示を与える。具体的には１２
個の順方向シフト・パルスがヘッド移送装置１４のステ
ップ・モータに与えられる。また制御装置１１は、信号
ｄの持続時間が２秒のものであると判定すると、ヘッド
移送装置１４に、磁気ヘッド１３をトラックＮｏ、　１
の位置まで戻すよう指令を与える。

キュー信号の接続時間を別な値に設定して、これによっ
て磁気ヘッドの逆送り、その他の移送を制御するように
することもできる。また、キュー信号の周波数を変える
ことによっても種々の磁気ヘッド移送制御を達成するこ
とができよう。この場合には、キュー信号検出回路には
設定された周波数を弁別する回路が設けられよう。

【図面の簡単な説明】

第１図は音声信号およびキュー信号が記録されているテ
ープを示すものである。 第２図はテープ・レコーダと静止画像再生装置が接続さ
れている様子を示す概略ブロック図である。 第３図は静止画像再生装置の電気的構成の一部を示すブ
ロック図である。 第４図はキュー信号検出回路を構成するブロックの出力
信号を示す波形図である。 １・・・テープ、　　　　１０・・・静止画像再生装置
。 １１・・・制御装置、　　　１２・・・磁気ディスク。 １３・・・磁気ヘッド、　　１４・・・ヘッド移送装置
。 ２０・・・キュー信号検出回路。 以　　」− 特許出願人　　　富士写真フィルム株式会社代　　理　
　人　　　　　弁　理　士　　加　　藤　　朝　　道（
外１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープ・レコーダの音声出力端子から出力される所定周
   波数のキュー信号を検出する復調回路、およびこの復調
   回路の検出信号に応答して磁気ヘッドの移送装置を作動
   させあらかじめ定められた磁気ヘッド送りを行なわせる
   制御手段を備えている静止画像再生装置。