JPS62264143A - 複写機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は複写機の制御装置に関し、特にジャム処理の制
御に関するものである。

（従来技術） 複写機の紙搬送路は給紙トレイからレジストローラまで
の給紙搬送部、転写、分Ｎ搬送部、分離部から定着部ま
での定着前搬送部、定着部から排紙トレイまでの排紙搬
送部等のユニットに分けて考えることが出来る。これら
各搬送部における祇詰まり　（ジャム）処理に関して多
くの提案がなされている。ところで従来、複写機におけ
るジャムは軽度のものの場合、ユーザーで処理されるの
でどのユニットでジャムが多発するかという様な情報は
サービス側、あるいはメーカー側では正確には把めなか
った。そのため不具合の発生しているユニットに対する
適切な処理が遅くなる危険性があった。

（目的） 本発明はこの様な背景に基づいてなされたものであり、
複写機内のどこで紙詰まりが起き易いかを簡単に把握で
きるようにし、適切な処理を行える復写制御装置を提供
することを目的とする。

（構成） そのために本発明では複写機の動作中に起こる紙詰まり
の回数を各ユニットごとにカウントし、不揮発メモリに
記憶させておくようにしたものである。

第１図に本発明における複写機の紙搬送系の概略図を示
す。１は第３トレイの給紙部で発生したジャムを検知す
るセンサである。２は分離部でのジャムを検知するセン
サである。３．４は１と同様のセンサである。５は定着
部でのジャムを検知′するセンサである。６は排祇部の
ジャムを検知するセンサである。７は第１トレイ、８は
第２トレイ、９は第３トレイ、ｌＯはスキュー防止コロ
、１１は呼び出しコロ、１２は給紙コロ、１３は弧状ガ
イド板、１４は傾斜スポンジコロ、１５はレジストロー
ラ、１６は感光体ドラム、１７は転写チャージャ、１８
は分離ベルト、１９は定着ローラ、２０は反転前コロ、
２１は反転後コロ、２２は排紙ローラ、２３は排紙ユニ
ットである。

図では紙搬送に必要なセンサ類は省略して、ジャム検知
に必要なセンサのみを示しである。−例として第１トレ
イ１から給紙された紙の経路を説明する。第１トレイ７
を出た紙は垂直搬送路を下っていき、レジストローラ１
５で１度止められてタイミングを合わせてからドラム１
６上の画像を転写した後、定着ローラ１９で定着して排
紙される。

第２図に本発明の制御を行う制御部の概略図を示す。１
〜６は第１図に示されるジャム検知用センサであり、そ
の信号はＣＰＵ２４のボートに接続されている。２５は
本実施例に示される制御を行うためのプログラムが格納
されているＲＯＭである。２６は主電源を切っても内蔵
のバックアップバッテリーで記憶内容を保持する不揮発
メモリである。実施例ではこの不揮発メモリにＭＯ３Ｔ
ＥＫ社のＭＫＡ８ＺＯ２を使用している。このメモリは
通常のＲＡＭにリチウム電池と電源電圧検出回路が付加
されており、外部からの電源が落ちると自動的に内部の
リチウム電池に電源供給が切り変えられ記憶データが保
持されるようになっている。この状態の時は外部からの
データは受は付けないので、電圧が落ちてＣＰＵ２４が
暴走し異常データがバスに出されてもＲＡＭの内容は保
護される。２７は複写機の操作に必要なテンキー、プリ
ントキーなどのスイッチ類である。２８は枚数などの表
示を行う表示部で７セグメントのＬＥＤなどを使用する
。

コピー中にジャムが発生すると通常機械は動作を停止し
、ジャム個所を表示する等してオペレータにリカバリー
を要求する。通常ジャムの検出は、ジャムセンサが規定
以上の時間紙を検知しているか、あるいは紙が来ないか
によって行われる。

例えば、ジャムセンサ１の所で紙が一定時間以上存在し
ていれば、ジャム発生と見なせる訳である。

本発明ではこの時ＲＡＭ２６上の８０００Ｈ番地の値を
＋１することによって給紙部１で１回ジャムが発生した
ことを記憶する。このＲＡＭは電源を切っても内容を保
持するので、Ｉ！械接地後からのトータルジャム回数が
各ユニット毎に累積して記憶される。

第３図はこのＲＡＭ２６上のジャムカウンタの配置を示
した図である。同様に定着あるいは排祇部でジャムが発
生した場合は、それぞれ８００４Ｈ，８００５Ｈの内容
が＋１される。

次にサービスマンが定期点検に来た時は、このＲＡＭ２
６上の内容を簡単に見ることが出来るようにしておくこ
とによって、不具合の発生しているユニットに対して早
急な対策が打てる。これは、テンキーからＲＡＭ２６の
番地を入力することなどでその内容が見えるようにして
おくことで実現できる。

例えば、テンキーから’８００４’を入力した時、折り
返し＃ＩＯ＃という数字が表示されたとする。サービス
マンはこの数が今までのｍ械の稼働時間から考えて多い
か少ないかを判断し、多いようであれば定着部に何らか
の不具合が発生しているとみなして集中的な検査゛亦行
える。

以上の様な制御を行うことにより、機械のダウンタイム
を減少させることができる。

（効果） 本発明は以上述べた通りのものであり、本発明に係るジ
ャム検出制御によれば、ジャムの回数をユニットごとに
カウントすることにより、不具合の発生しかかつている
ユニットを早く検知することができ、そのユニットが致
命的な故障を起こす前に手を打つことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の前提となる複写機の搬送系を示す概略
図、第２図は制御ブロック図、第３図はＲＡＭ上のジャ
ムカウンタの配置を示す図である。 １〜６・・・ジャムネ★知センサ、２４・・・カウンタ
手段としてのＣＰＵ、２５・・・プログラム格納メモリ
、２６・・・不揮発メモリ、２８・・・表示手段。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給紙部から排紙部に至るまでの紙搬送経路の所定個所に
   設けたジャム検知用センサと、そのセンサにより検知し
   たジャムの回数をカウントする手段と、カウントしたジ
   ャム回数を電源遮断後も記憶する不揮発メモリと、記憶
   したデータをサービスマンの操作により表示する手段と
   、以上の制御を行うプログラムを格納したメモリとを備
   えたことを特徴とする複写機の制御装置。