JPS62275947A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分甲ｆ 本発明は複写機に関し、特にコピー用紙がその搬送路に
渋滞した場合の渋滞解消機構に係るものである。

従来の技術 一般に、複写機は、コピー用紙を用紙サイズごとにそれ
ぞれの給紙カセットに収納する構造を有する。そして、
コピーの際に選択されたサイズのコピー用紙は、給紙カ
セットがセットされている給紙部から、コピー用紙搬送
路へ各用紙搬送用ローラにより、感光ドラムや定着ユニ
ットを経由して排紙部より自動排出されるよう構成され
ている。

また、何らかの影響で、コピー用紙が給紙カセットから
搬出されたものの、コピー用紙搬送路の一部で渋滞くジ
ャム）する場合があり、渋滞をたとえばフォトインクラ
ブタなどの光電素子により検出し、操作スイッチパネル
などに設けられたグラフィック表示器などにより渋滞個
所を使用者に報知するようになされている。

発明の課題 渋滞が発生した場合、使用者し才その渋滞を取り除くべ
く、キャビネットの扉を開き、表示器により指示された
渋滞箇所より紙づまりをおこしたコピー用紙を手にて取
り除くものであった。特に、連続してコピーしている場
合には、たとえど定着ユニットに１枚さらに給紙カセ・
ヅトと感光ドラムとの間のコピー用紙搬送路に１枚とい
った具合に、複数のコピー用紙が渋滞するので、これら
の複数のコピー用紙を除去する必要があり、手間のかか
るものであった。

そしてコピー用紙を除去した後にリセットスイッチを操
作し、その後にコピーを続行するものであった。

本発明は複数箇所においてコピー用紙の渋滞が発生した
際に、原因となるコピー用紙を除去した後、搬送途中で
あった他のコピー用紙は自動的に排出される機能を備え
た複写機を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明が採用する主たる手段
は、開閉可能な扉体を有する外装体と、この外装体の適
所に設けられ作動異常を報知する表示手段と、コピー用
紙を搬送する搬送路を形成する複数の送り手段を駆動す
る駆動手段と、搬送路近傍の適所に設＋３られコピー用
１１Ｅの渋滞を検知する複数の渋滞検知手段と、渋滞検
知信号により駆動手段の作動を停止し、表示手段に渋滞
位置を示す表糸信号を出力し、渋滞検知後、扉体が開放
されその後閉鎖されたかどうかを判定し、閉鎖された後
に上記表示信号の出力を停止し、駆動手段を作動させる
制御手段とを具備したことを特徴とする複写機である。

作用 制御手段は、複写作動中に複数の渋滞検知手段のいずれ
かが渋滞検知信号を出力すると、駆動手段の作動を停止
する。これと同時に表示手段に渋滞位置に対応する表示
信号を出力し、表示手段が使用者に渋滞位置を報知する
。この後、制御手段は、扉体が開放されその後閉鎖され
たことを判定すると、上記表示信号の出力を停止し、駆
動手段を作動させて搬送路内に残る全てのコピー用紙を
自動的に排出させる。

実施例 以下、図に示す実施例に基づいて更に本発明の詳細な説
明する。ここに第１図は本発明の一実施例の複写機の斜
視図、第２図はブロック図、第３図はコピー用紙の搬送
経路を説明するための概略構造図、第４図は操作パネル
の平面図、第５図は作動を説明するためのフローチャー
トである。

尚、かかる実施例により本発明が限定されるものではな
い。

第１図〜第４図において、複写機１００は、開閉可能な
扉体１を有する外装体２の上面に原稿台部３があり、原
稿台３ａと原稿カバー４との間に原稿を挟み複写（コピ
ー）をする。外装体２の右側方には着脱可能に用紙サイ
ズの異なる給紙力セント５．６が装着される。それぞれ
の給紙力セント５．６は内部のコピー用紙の搬送路７へ
接続されており、搬送路７には複数のローラ（送り手段
）８，９．１０．１１が配設されている。複数のローラ
８．９．１０．１１はそれぞれ相互に関連して、駆動手
段１２により回転駆動される。

搬送路７の近傍の適所には渋滞検知手段１３゜１４．１
５．１６がそれぞれ配設されている。渋滞検知手段１３
，１４，１５．１６は、たとえば同一光軸上に相対して
設けられる発光ダイオードとフォトトランジスタなどが
好適である。渋滞検知手段１３，１４，１．５．１６は
、複写時の作動の異常を報知する表示手段１７と駆動手
段１２と共に制御手段１８に接続される。

表示手段１７は外装体２の上部表示に設けられた操作パ
ネル１９に、拡大や縮小コピー、さらにはコピ一枚数設
定の数字キースイッチなどの操作スイッチ２０と共に設
けられる。表示手段１７としては、複写機１００の内部
構造を、従来公知の７セグメントの表示器を複数個使用
して、模式的に表示するものであってもよい。

制御手段１８は、たとえばマイクロコンピュータと入出
力インターフェースで構成され、駆動手段１２と表示手
段１７とを制御すると共に、操作スイッチ２０からの複
写時の種々の情報により、複写機１００全体の制御をお
こなうものである。

尚、複写機１００は、感光ドラム２１．定着ユニット２
２．あるいは光源やレンズ（共に図示しない）、さらに
はズームユニット２３などを含む光学系や、］・ナーを
コピー用紙に転写させる感光ドラム２１を含むプロセス
ユニット２４などを具備するものである。

つぎにこの実施例の動作を第５図を交えて説明する。

連続して複写をしていた場合に、定着ユニット２２でコ
ピー用紙Ａの渋滞（紙づまり）が発生すると、渋滞検知
手段１６が渋滞検知信号を出力する。制御手段１８はこ
の渋滞検知信号により渋滞位置を検知し、ただちに各ユ
ニットの動作を停止する。

したがって、駆動手段１２も作動が停止するのでローラ
８．９，１０．１１の回転が停止し、次に複写されるコ
ピー用紙Ｂがローラ８付近で止まる。このコピー用紙Ｂ
は、渋滞検知手段１３によってその位置が検知される。

そして、制御手段１８は表示手段１７に対し、渋滞位置
を示す表示信号を出力し、定着ユニット２２におけるコ
ピー用ＩＦ、Ａの渋滞を、たとえば点滅表示にて使用者
に報知すると共に、コピー用紙Ｂの残留を残留位置点灯
表示にて報知する。

これにより、使用者はまず扉体１を開放し、渋滞の直接
原因となったコピー用紙へを手にて排除する。そして扉
体１を閉鎖すると、制御手段１８にはリセット信号が扉
体１の近傍に設けられたスイッチより入力され、渋滞検
知手段１６からの渋滞検知信号が出力されていなければ
、コピー用紙Ｂの存在を確認し、コピー用紙Ｂが搬送路
７途中に残留していれば、制御手段１８は渋滞の表示を
解除したのち駆動手段１２を作動させ、コピー用紙Ｂを
プロセスユニット２４や定着ユニット２２を介して、機
外へ自動的に排出（排紙）させる。

この場合、排出されたコピー用紙Ｂの複写内容について
は保証されない。こうして搬送路内の全てのコピー用紙
が取り除かれるので、コピー再開可能となる。この後、
制御手段１８は１ｆｆｌ常のコピー制御ルーチンを実行
する。

上記実施例においては、渋滞の直接原因となったコピー
用紙Ａの位置を表示手段が点滅表示し、一方の残留のコ
ピー用紙Ｂの位置を点灯表示としたので、渋滞位置が容
易に発見できるものである。

発明の辺−１η↓ 本発明によれば、開閉可能な扉体を有する外装体と、こ
の外装体の適所に設けられ作動異常を報知する表示手段
と、コピー用紙を搬送する搬送路を形成する複数の送り
手段を駆動する駆動手段と、搬送路近傍の適所に設けら
れコピー用紙の渋滞を検知する複数の渋滞検知手段と、
渋滞検知信号により駆動手段の作動を停止し、表示手段
に渋滞位置を示す表示信号を出力し、渋滞検知後、扉体
が開放されその後閉鎖されたかどうかを判定し、閉鎖さ
れた後に上記表示信号の出力を停止し、駆動手段を作動
させる制御手段とを具備したことを特徴とする複写機が
提供され、これにより複数箇所でコピー用紙の渋滞が発
生した場合でも、渋滞にかかる１枚のコピー用紙を排除
すれば他は自動的に排出され、渋滞発生から復旧までの
時間や、手間が短縮され、不必要に手を汚すことがない
などの効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の複写機の斜視図、第２図は
ブロック図、第３図はコピー用紙の搬送経路を説明する
ための概略構造図、第４図は操作パネルの平面図、第５
図は作動を説明するだめのフローチャートである。 （符号の説明） １・・・扉体　　　　　　２・・・外装体７・・・搬送
路　　　　　１２・・・駆動手段１３、　　］、４−．
　１．５．　１６・・・渋滞検知手段１７・・・表示手
段　　　１８・・・制御手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開閉可能な扉体を有する外装体と、この外装体の適所に
   設けられ作動異常を報知する表示手段と、コピー用紙を
   搬送する搬送路を形成する複数の送り手段を駆動する駆
   動手段と、搬送路近傍の適所に設けられコピー用紙の渋
   滞を検知する複数の渋滞検知手段と、渋滞検知信号によ
   り駆動手段の作動を停止し、表示手段に渋滞位置を示す
   表示信号を出力し、渋滞検知後、扉体が開放されその後
   閉鎖されたかどうかを判定し、閉鎖された後に上記表示
   信号の出力を停止し、駆動手段を作動させる制御手段と
   を具備したことを特徴とする複写機。