JP2000247465A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000247465A
JP2000247465A JP11043872A JP4387299A JP2000247465A JP 2000247465 A JP2000247465 A JP 2000247465A JP 11043872 A JP11043872 A JP 11043872A JP 4387299 A JP4387299 A JP 4387299A JP 2000247465 A JP2000247465 A JP 2000247465A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙切り替えによるミスコピーを防止する。 【解決手段】 トレイ挿抜センサ4は、トレイの挿抜を
検出する。用紙種類検知センサ11は、コピー動作にお
いて、トレイから画像形成部3へ搬送される用紙の種類
を検出する。制御部21は、トレイ挿抜センサ4および
用紙種類検知センサ11の検出結果に従って、RAM2
3に、トレイ挿抜前の用紙種類およびトレイ挿入後の用
紙種類を記憶する。制御部21は、用紙種類検知センサ
11により検出される用紙種類、RAM23に記憶され
ているトレイ挿抜前の用紙種類およびトレイ挿入後の用
紙種類に従って、コピー動作前、コピー動作中における
用紙の切替りを認識すると、画像入力部1または画像形
成部3の動作を停止したり、操作部20に警告を通知す
ることで、ミスコピーを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のトレイを
備え、ユーザ指定の用紙にコピーを行う画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】設置面積の省スペース化のために、コー
ナ設置ができるような複写機が開発されている。このよ
うな複写機には、従来装着されていた手差しトレイ等は
なく、1トレイに複数用紙をセットできるようなトレイ
が備えられており、トレイにOHPや色紙などが搭載さ
れることが多い。また、手差しトレイを備えていたとし
ても、手差しトレイを使用した場合、コピーモードの制
約が多いため(例えば、両面コピーが行えないなど)、
通常のトレイに色紙等をセットしてコピーを取ることが
ある。このような場合、用紙をセットしたオペレータ
は、用紙を考慮してトレイを選択して複写を行うため、
ミスコピーとなることは少ない。しかしながら、この複
写で使用した色紙やOHPシートなどを多く入れすぎ
て、複写終了後、用紙を抜き忘れた場合、次のオペレー
タは、実際にセットされている用紙がどのような用紙で
あるか分からないため、気づかずに複写してしまい、ミ
スコピーとなってしまう。
【0003】そこで、特開平6−156804では、用
紙の種類を検出してミスコピーを防止するために、用紙
の搬送路に用紙の種類(普通紙や再生紙など)を検出す
るセンサを設け、トレイの挿抜後に最初に行われる1枚
目の給紙時にセンサにより用紙の種類を検出し、所定の
記憶手段に各トレイ毎に用紙の種類に関するデータを保
持する技術が開示されている。この従来技術では、オペ
レータによりコピー開始が指示されると、そのときのコ
ピーモードに応じて、予め設定されている用紙にコピー
すべく、上記記憶手段に記憶したトレイ毎の用紙の種類
を参照し、適切な用紙を給紙するように動作する。
【0004】また、特開平2−108073では、搬送
中の全用紙の透過率を検出し、該透過率の違いから用紙
の種類を判別し、両面コピーに適した用紙であるか否か
に従って、両面コピー動作を制御する技術が開示されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−156804では、トレイ挿入時に、記憶
されている用紙種類をクリアしてしまうため、トレイに
元々挿入されていた用紙と異なる用紙が挿入されたこと
を検出できないという問題があった。また、メモリクリ
ア後の最初の用紙しか用紙種類を検出しないため、複写
途中で用紙種類が切り替わったことを検出できないとい
う問題があった。
【0006】また、上述した特開平2−108073で
は、用紙種類をメモリに記憶せず、透過率の違いから判
別した用紙の種類に応じて、両面コピーを制御するにす
ぎないため、複数のトレイの各々に異なる種類の用紙が
挿入されているような場合には、所望する用紙にコピー
する際にユーザがどのトレイの用紙を使うか、いちいち
確認しなければならず、選択が不適切であれば、ミスコ
ピーとなってしまうという問題があった。
【0007】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、用紙切り替えによるミスコピーを防止すること
ができる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の用紙が積載
されたトレイから用紙を1枚づつ引き出し、画像形成手
段により用紙に画像を形成する画像形成装置において、
前記トレイの挿抜を検出する挿抜検出手段と、前記トレ
イから引き出された用紙の種類を検出する用紙種類検出
手段と、前記挿抜検出手段および前記用紙種類検出手段
による検出結果に基づいて、前記トレイが抜かれる前に
積載されていた用紙種類と、前記トレイが挿入された後
に積載されている用紙種類とを記憶する記憶手段と、前
記用紙種類検出手段により検出される用紙種類と前記記
憶手段に記憶されている前記トレイの挿抜前後の用紙種
類とに基づいて、複写動作の停止またはオペレータへの
警告のいずれか一方または双方を実行する制御手段とを
具備することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、記憶手段は、挿抜検出
手段および用紙種類検出手段による検出結果に基づい
て、前記トレイが抜かれる前に積載されていた用紙種類
と前記トレイが挿入された後に積載されている用紙種類
とをに記憶する。制御手段は、前記用紙種類検出手段に
より検出される用紙種類と前記記憶手段に記憶されてい
る前記トレイの挿抜前後の用紙種類とに基づいて、一連
の複写動作中における用紙の切替りを検出し、複写動作
の停止またはオペレータへの警告のいずれか一方または
双方を実行する。
【0010】例えば、現在の用紙種類とトレイが抜かれ
る前に積載されていた用紙種類とが異なる用紙種類であ
ると判別された場合には、複写途中で、現在の用紙種類
がトレイが抜かれる前の用紙種類に切り替ったとき、用
紙の補充が不足であったと判断する。また、トレイが挿
抜されず、かつ、現在の用紙種類とトレイが抜かれる前
に積載されていた用紙種類とが異なる用紙種類であると
判別された場合には、前記特殊モードでの用紙が残留し
ていると判断する。さらに、別の複写動作への移行が検
出され、かつ、現在の用紙種類がトレイが挿入された後
に積載されている用紙種類と同一であると判別された場
合には、前記特殊モードでの用紙が残留していると判断
する。そして、いずれの場合も、複写動作の停止または
オペレータへの警告のいずれか一方を実行する。したが
って、用紙切り替えによるミスコピーを防止することが
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の一実施形態による画像形成装置(複写
機)の構造を示す側面図である。図において、画像形成
装置(複写機)は、画像入力部1と、複数の着脱式のト
レイ2a〜2dと、画像形成部3とを備えている。各ト
レイ2a〜2d近傍には、その着脱状態を検出するため
のトレイ挿抜センサ4a〜4dが設けられている。一般
に、各トレイ2a〜2dには、例えばトレイ2aにはA
4普通紙、トレイ2bにはA3普通紙というように予め
設定した所定の用紙が搭載される。但し、搭載されてい
る用紙以外の用紙(例えばOHPシート、色紙など)を
使用する場合、任意のトレイを一旦抜き取って、所望す
る用紙を入れた後、再び、複写機本体に装着する。
【0012】各トレイ2a〜2dの用紙は、モータによ
り駆動されるフィードローラによって一枚ずつ引き出さ
れ、各種ローラにより搬送路(一点破線)に沿って搬送
され、感光ドラム5で画像が転写され、フューザ6を通
って排出トレイ7に排出される。両面コピー時には、一
面の転写が終了し、フューザ6を通過した後、反転経路
(二点破線)側に搬送され、再び、通常の搬送路(一点
破線)側へ搬送されることで、表裏が反転されて感光ド
ラム5へ導かれる。各トレイ2a〜2dには、用紙の有
無を検知するためのセンサ10a〜10dが設けられて
いるとともに、搬送路(一点破線)、反転経路(二点破
線)など、用紙の通過路には、用紙詰まりを検知するた
めの各種センサ(△)が設けられている。特に、本発明
では、各トレイ2a〜2dから引き出され、搬送される
用紙、表裏が反転された用紙の共通の搬送路、すなわち
感光ドラムの直前の搬送路には、用紙の種類(サイズ、
色)を検知するための用紙種類検知センサ11を配設し
ている。各トレイ2a〜2dの用紙出口に設けてもよい
が、この場合、トレイ台数分のセンサが必要となり、コ
ストアップにつながるので好ましくない。
【0013】次に、図2は、本実施形態による画像形成
装置の構成を示すブロック図である。なお、図1に対応
する部分には同一の符号を付けて説明を省略する。図に
おいて、操作部(コントロールパネル)20は、オペレ
ータにより用紙選択やコピー枚数などを入力する入力部
と、コピー動作の状況や各種メッセージ等を表示する表
示部とからなり、例えばタッチパネルなどを用いる。制
御部21は、ROM22に記憶されているプログラムに
より装置全体の動作を制御する。RAM23は、例えば
不揮発性メモリから構成されており、上記制御部21の
プログラム実行でのワーキングエリアとして用いられ
る。特に、本実施形態では、RAM23には、図3に示
すように、各トレイ2a〜2dの情報として、トレイ挿
抜前の用紙種類(メモリA)およびトレイ挿入後の用紙
種類(メモリB)が記憶される。制御部21は、メモリ
Aに記憶されているトレイ挿抜前の用紙種類およびメモ
リBに記憶されているトレイ挿入後の用紙種類に従って
後述する複写動作の制御を行う。
【0014】また、タイマ24は、一連のコピー動作終
了後からの経過時間を計時する。制御部21は、タイマ
24による計時時間が一定時間経過した場合、次のコピ
ー動作を別のジョブであると認識する。また、人体検知
センサ(赤外センサ)25は、装置近傍(操作部20)
のオペレータの有無を検出する。制御部21は、人体検
知センサ25によりオペレータが変わったこと、すなわ
ちオペレータが一旦装置を離れて検知できなくなった
後、所定時間経過後に再びオペレータを検知した場合、
次のコピー動作を別のジョブであると認識する。また、
制御部21は、上述した操作部20上のクリアボタン、
またはオールクリアボタンが押下されたことでも、次の
コピー動作を別のジョブであると認識することが可能で
ある。このように、本実施形態では、ジョブの切替りを
操作部20、タイマ24、人体検知センサ25のいずれ
かで認識するようになっているが、少なくとも1つの手
段があれば、必ずしも全ての手段を備えている必要はな
い。なお、ジョブの切替りの利用については後述する。
【0015】B.実施形態の動作 次に、上述した実施形態の動作について説明する。ここ
で、図4ないし図7は、本実施形態の動作を説明するた
めの状態遷移図である。なお、以下の説明では、トレイ
2a〜2dを総称してトレイ2とし、トレイ挿抜センサ
4a〜4dをトレイ挿抜センサ4として説明する。ま
ず、電源が投入されると、イニシャライズ処理を行った
後、コントロールパネル20に「コピーできます」とい
うようなメッセージを表示し、Ready状態となる。
そして、トレイ2が挿抜されるか、またはスタートボタ
ンが押下されるまで、Ready状態を継続する。ここ
で、例えばユーザにより、用紙の追加、入れ替えなど
で、いずれかのトレイ2が挿抜されると、該トレイ2の
挿抜がトレイ挿抜センサ4により検知され、挿抜された
トレイ番号が検出される。その後、再度、Ready状
態に戻る()。
【0016】一方、ユーザがコピー実行を指示するスタ
ートボタンが押下されると、所定のトレイ2から用紙を
取り出し、ローラにより感光ドラム5へと搬送し、コピ
ー動作を開始する。このとき、用紙種類検知センサ11
により用紙の種類が検出される。次に、「トレイの挿抜
なし」、「トレイの挿抜あり」、「トレイ挿抜後のジョ
ブと別のジョブ」のいずれであるかが判別される。ここ
で、例えばトレイ2の挿抜がない場合には、「メモリA
にデータなし」、「メモリAと同じ原稿種類」、「メモ
リAと異なる用紙種類」のいずれであるかが判別され
る。そして、メモリAにデータがない場合、あるいは用
紙種類検知センサ11により検出された現在の用紙が、
メモリAと同じ用紙種類であった場合には、用紙種類記
憶処理へ進み、対応するトレイ2のメモリAに用紙種類
を記憶し、トレイ2の挿抜情報をクリアする()。
【0017】次に、「(対応するトレイの)メモリBに
データなし」、または「(対応するトレイの)メモリB
にデータあり」であるかが判別される。ここで、対応す
るトレイ2のメモリBにデータがない場合には、さら
に、「設定枚数終了」、「設定枚数の途中」であるかが
判別される。ここで、設定枚数の途中である場合には、
再び、所定のトレイ2から用紙を取り出し、ローラによ
り感光ドラム5へと搬送し、コピー動作を実行する。そ
して、前述したように、搬送中に用紙種類検知センサ1
1により用紙の種類が検出される()。以下、設定枚
数分のコピーが終了するまで、上述した動作を繰り返
す。そして、設定枚数終了した場合には、コピー動作を
終了した後、Ready状態に戻る()。
【0018】また、上述した動作において、トレイ2の
挿抜がなく、かつ用紙種類検知センサ11により検出さ
れた現在の用紙が、メモリAと異なる用紙種類であった
場合には、以前のジョブにおいて、当該トレイ2に異な
る用紙が入れられ、その用紙が残っていること、あるい
は異なる用紙が入れられたトレイのままであることを示
しているので、用紙切り替り処理へ進み()、用紙が
切り替ったことを通知し、コピー動作を停止する。次
に、図8に示すように、コントロールパネルに、トレイ
2の用紙確認をオペレータに促すメッセージを表示し、
トレイ2が挿抜されるのを待つ。そして、トレイ2が挿
抜されたことを、トレイ挿抜センサ4により検知する
と、メモリBをクリアする。これにより、トレイ2に異
なる用紙が入れられ、その用紙が残っていた場合であっ
ても、所望する用紙と異なる種類の用紙でミスコピーす
ることを防止することができる。
【0019】次に、スタートボタンが押下され、用紙種
類を検知したとき、トレイ2の挿抜があったと判別され
た場合には、「メモリAと同じ用紙種類」、または「メ
モリAと異なる用紙種類」であるかが判別される。ここ
で、メモリAと同じ用紙種類である場合には、単に、用
紙の追加等であるので、前述したように、用紙種類記憶
処理へ進み、対応するトレイ2のメモリAに用紙種類を
記憶し、トレイ2の挿抜情報をクリアする()。以
下、上述した処理を行う。
【0020】一方、メモリAと異なる用紙種類である場
合には、トレイ2の挿抜により、これまでとは異なる種
類の用紙が入れられたことを示しているので、用紙種類
記憶処理へ進み、メモリBに用紙種類を記憶する
()。その後、「設定枚数終了」、「設定枚数の途
中」であるかが判別される。ここで、設定枚数の途中で
ある場合には、再び、所定のトレイ2から用紙を取り出
し、ローラにより感光ドラム5へと搬送し、コピー動作
を実行する。そして、前述したように、搬送中に用紙種
類検知センサ11により用紙の種類を検出し()、以
下、設定枚数分のコピーが終了するまで、上述した動作
を繰り返す。そして、設定枚数終了した場合には、コピ
ー動作を終了した後()、Ready状態に戻る
()。
【0021】また、既に所定の用紙が入れられているト
レイ2に異なる種類の用紙を追加して、コピーを開始し
た場合で、コピー途中で、追加した異なる種類の用紙が
なくなり、所定の用紙が搬送されてしまったような場合
には、上述した「トレイの挿抜あり」で、かつ「メモリ
Aと同じ用紙種類」と判別される。この場合、メモリB
にはデータがあるので、メモリAに用紙種類を記憶した
後()、用紙切り替り処理へ進み、用紙が切り替った
ことを通知し、コピー動作を停止する()。次に、図
8に示すように、コントロールパネルに、トレイの用紙
確認をオペレータに促すメッセージを表示し、トレイ2
が挿抜されるのを待つ。そして、トレイ2が挿抜された
ことを、トレイ挿抜センサ4により検知すると、メモリ
Bをクリアする。これにより、既に所定の用紙が入れら
れているトレイに異なる種類の用紙を追加してコピーを
開始した場合で、コピー途中で、追加した用紙がなくな
って所望する用紙と異なる種類の用紙になったとして
も、ミスコピーすることを防止することができる。
【0022】次に、スタートボタンが押下され、用紙種
類を検知したとき、トレイ挿抜後のジョブと、別のジョ
ブであると判別された場合には、「メモリAと同じ用紙
種類」、または「メモリAと異なる用紙種類」であるか
が判別される。なお、別のジョブであるか否かは、コン
トロールパネル20上のクリアボタン、またはオールク
リアボタンが押下されたことや、コピー動作終了後から
の経過時間をタイマ24により計時し、一定時間経過し
た場合、あるいは人体検知センサ(赤外センサ)25に
よりオペレータが変わったことを検知したことにより判
別すればよい。そして、メモリAと同じ用紙種類と判別
された場合には、メモリBの用紙種類情報をクリアし
()、その後、前述したしたように、メモリAに用紙
種類を記憶するとともに、トレイの挿抜情報をクリア
し、設定枚数だけコピー動作を実行する。
【0023】一方、トレイ挿抜後のジョブと、別のジョ
ブであると判別された場合であって、メモリAと異なる
用紙種類であると判別された場合には、用紙切り替り処
理へ進み、用紙が切り替ったことを通知し、コピー動作
を停止する()。次に、図8に示すように、コントロ
ールパネル20に、トレイの用紙確認をオペレータに促
すメッセージを表示し、トレイ2が挿抜されるのを待
つ。そして、トレイ2が挿抜されたことを、トレイ挿抜
センサ4により検知すると、メモリBをクリアする。こ
れにより、ジョブが変わったにもかかわらず、トレイ2
に異なる種類の用紙がある場合であっても、異なる種類
の用紙でミスコピーすることを防止することができる。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、挿抜検出手段および用紙種類検出手段による検出結
果に基づいて、前記トレイが抜かれる前に積載されてい
た用紙種類と前記トレイが挿入された後に積載されてい
る用紙種類とを記憶手段に記憶し、制御手段により、前
記用紙種類検出手段により検出される用紙種類と前記記
憶手段に記憶されている前記トレイの挿抜前後の用紙種
類とに基づいて、複写動作の停止またはオペレータへの
警告のいずれか一方または双方を実行するようにしたの
で、一連の複写動作内の用紙種類の切り替わりを検知す
ることができ、ミスコピーを防止するこができるという
利点が得られる。また、トレイ抜挿前後の用紙種類を記
憶しているため、トレイに残された特殊用紙(OHPや
色紙など)でのミスコピーを防止することができるとい
う利点が得られる。さらに、複写動作を停止する場合に
は、印字動作を行わないために、トナー等の消耗を少な
くし、また、定着器の消費電力を低減することができる
という利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による画像形成装置の構
造を示す側面図である。
【図2】 本実施形態による画像形成装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 本実施形態による画像形成装置のメモリ構成
を示す概念図である。
【図4】 本実施形態による画像形成装置の動作を説明
するための状態遷移図である。
【図5】 本実施形態による画像形成装置の動作を説明
するための状態遷移図である。
【図6】 本実施形態による画像形成装置の動作を説明
するための状態遷移図である。
【図7】 本実施形態による画像形成装置の動作を説明
するための状態遷移図である。
【図8】 トレイの用紙確認をオペレータに促す際のコ
ントロールパネルでの表示例を示す概念図である。
【符号の説明】
1 画像入力部 2a〜2d トレイ 3 画像形成部 4,4a〜4d トレイ挿抜センサ(挿抜検出手段) 5 感光ドラム 6 フューザ 10a〜10d センサ 11 用紙種類検知センサ(用紙種類検出手段) 20 操作部(複写動作切替検出手段) 21 制御部(制御手段、比較手段、用紙種類設定手
段) 22 ROM 23 RAM(記憶手段) A メモリ B メモリ 24 タイマ(複写動作切替検出手段) 25 人体検知センサ(複写動作切替検出手段、人体検
知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA01 AB01 BA06 BB05 CA00 DA01 EA02 3F343 FA02 FB01 FC29 HA37 HB03 LC04 MA02 MA03 MA21 MA26 MA51 MC27 MC28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の用紙が積載されたトレイから用紙
    を1枚づつ引き出し、画像形成手段により用紙に画像を
    形成する画像形成装置において、 前記トレイの挿抜を検出する挿抜検出手段と、 前記トレイから引き出された用紙の種類を検出する用紙
    種類検出手段と、 前記挿抜検出手段および前記用紙種類検出手段による検
    出結果に基づいて、前記トレイが抜かれる前に積載され
    ていた用紙種類と、前記トレイが挿入された後に積載さ
    れている用紙種類とを記憶する記憶手段と、 前記用紙種類検出手段により検出される用紙種類と前記
    記憶手段に記憶されている前記トレイの挿抜前後の用紙
    種類とに基づいて、複写動作の停止またはオペレータへ
    の警告のいずれか一方または双方を実行する制御手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記用紙種類検出手段により検出される
    用紙種類と前記記憶手段に記憶されている前記トレイが
    抜かれる前に積載されていた用紙種類とを複写動作中に
    比較する比較手段を具備し、 前記制御手段は、前記比較手段により、前記用紙種類検
    出手段により検出される用紙種類と前記トレイが抜かれ
    る前に積載されていた用紙種類とが異なる用紙種類であ
    ると判別された場合には、特殊モードでの複写と判断
    し、該特殊モードでの複写途中で、前記用紙種類検出手
    段により検出される用紙種類が前記記憶手段に記憶され
    ている前記トレイが抜かれる前の用紙種類に切り替った
    とき、用紙の補充が不足であったと判断し、複写動作の
    停止またはオペレータへの警告のいずれか一方を実行す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記挿抜検出手段によ
    り前記トレイの挿抜が検出されず、かつ、前記比較手段
    により、前記用紙種類検出手段により検出される用紙種
    類と前記トレイが抜かれる前に積載されていた用紙種類
    とが異なる用紙種類であると判別された場合には、前記
    特殊モードでの用紙が残留していると判断し、複写動作
    の停止またはオペレータへの警告のいずれか一方を実行
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記挿抜検出手段により前記トレイの挿
    抜が検出された後の一連の複写動作終了後、別の複写動
    作への移行を検出する複写動作切替検出手段を具備し、 前記制御手段は、前記複写動作切替検出手段により別の
    複写動作への移行が検出され、かつ、前記比較手段によ
    り、前記用紙種類検出手段により検出される用紙種類が
    前記トレイが挿入された後に積載されている用紙種類と
    同一であると判別された場合には、前記特殊モードでの
    用紙が残留していると判断し、複写動作の停止またはオ
    ペレータへの警告のいずれか一方を実行することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複写動作切替検出手段は、一連の複
    写動作終了後から経過時間を計時し、該経過時間が所定
    の時間経過した場合、別の複写動作への移行であると判
    断することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複写動作切替検出手段は、ユーザが
    所定の操作を行ったことで、別の複写動作への移行であ
    ると判断することを特徴とする請求項4記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記複写動作切替検出手段は、装置近傍
    におけるオペレータの有無を検出する人体検知手段を有
    し、前記人体検知手段によりオペレータが変わったこと
    が検出されると、別の複写動作への移行であると判断す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記トレイに積載される用紙種類の設定
    が変更されると、前記記憶手段に記憶されている用紙種
    類の情報をクリアする用紙種類設定手段を具備すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段は、不揮発性メモリである
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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