JPS62256821A - 含有ハロゲン量の少ないエポキシ樹脂の製造方法 - Google Patents

含有ハロゲン量の少ないエポキシ樹脂の製造方法

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JPS62256821A
JPS62256821A JP9802986A JP9802986A JPS62256821A JP S62256821 A JPS62256821 A JP S62256821A JP 9802986 A JP9802986 A JP 9802986A JP 9802986 A JP9802986 A JP 9802986A JP S62256821 A JPS62256821 A JP S62256821A
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crude
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Masahisa Yokota
昌久 横田
Sadao Shoji
定雄 庄司
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は含有ハロゲン量の少ないエポキシ樹脂の製造方
法に関するものである。
(従来の技術及び問題点) 現在、エポキシ樹脂は、眠気・電子材料、塗料、接着剤
等の分野で用いられでいる。近年特に需要が高まってい
る電気・電子材料の分野では、ICの高集積化やプリン
ト基板の高密度実装化等の技術が急速に進展しており、
この分野で用いられるエポキシ樹脂には、高い耐熱性は
もちろんのこと、樹脂中に含まれるハロゲンの量が少な
い事が強く望まれてきている。
エポキシ樹脂中に含まれるハロゲンは、g機ハロゲンと
有機ハロゲンに大別され、さらに検者のうち、ASTM
−D 1726 の方法で検出さt″Lるものは加水分
解性ハロゲンと呼ばれ、この方法では検出されないもの
を非加水分解性ハロゲンと称される。
このうち無機ハロゲンは、製造工程に2いて樹脂の洗浄
を十分に行なうことシζより、容易に数ppm以下にす
る事ができる。
加水分解性ハロゲンを多く含有するエポキシ樹脂を例え
ばプリント配線板用途開用いた場合、電気絶縁性をそこ
ねたり、ICの封止用途に使用した場合M配線の断線に
よる故障を引き起こす原因となる事が以前より指摘され
ている。さらに最近では、ICの高集積化等にともない
、非加水分解性ハロゲンも敬遠されてきており、加水分
解性ハロゲン量だけでなく、これに非加水分解性ハロゲ
ン量を加えた全ハロゲン量の少ないエポキシ樹脂が強く
要望されるようになっている。
従来、多価フェノール類とエピノ・ロヒドリンとから得
られるエポキシ樹脂中のノーロゲンを低減する方法とし
て数々の提案がなされてきた。例えば特開昭52−90
598号公報ではビスフェノールAとエピハロヒドリン
を苛性アルカリを添加しつつ反応させる際、系内の水分
濃度やPH等の反応条件を規定する方法が開示されてい
る。しかしながらこの方法では加水分解性塩素を200
〜11000pp程度に減らせるにすぎず、満足しうる
レベルに至っていない。また、粗エポキシ樹脂の後処理
によりハロゲンを低減させる提案も多く、例えばアルコ
ールを反応溶媒に用いる方法(tv!f公昭52−12
701号公報)、第四級アンモニウム塩の存在下に行な
う方法(特開昭57−31932号公報〕、ポリオキシ
アルキレン化合物やクラウンエーテル化合物を用いる方
法(特開昭58−24578号公報ン等が開示されてい
る。しかしながらこれらの方法では加水分解性ハロゲン
の低減はある程度なされるものの、非加水分解性ハロゲ
ンには顕著な効果を示さず、全ハロゲン量を11000
pp以下にするのは困難であった。また、無理に・・ロ
ゲン量を低下させようとすれば、エポキシ基の開環等、
好ましくない副反応を起こし樹脂の物性を低下さゼる。
(問題点を解決するための手段) 濁 本発明らは、全ハロゲン量°の少ないエポキシ樹脂を製
造する方法について広範囲に鋭意$対した結果、フェノ
ール性水酸基のオルソ位が置換されたビスフェノール類
とエピハロヒドリンとから製造される粗製エポキシ樹脂
を苛性アルカリにて系内の水分量を粗製エポキシ樹脂の
2.Sa量チ以下の条件下に後処理することにより、驚
くべき事に低ハロゲン量(通常全ハロゲン量でa o 
o ppm以下)のエポキシ樹脂を容易に得られる事実
を見出し次。本発明の方法によりアリカリにて後処理す
る際、エポキシ基の開環等望ましくない副反応をほとん
ど起こさず、ハロゲン量を低下させる事ができる。
従来、粗製エポキシ樹脂の後処理においては比較的低濃
度のアルカリ水溶液を用いておシ、系内の水分量を下げ
るという考え方はなされていない。
事実、フェノール性水酸基のオルソ位が置換されていな
いビスフェノール類(例えばビスフェノールAなど)や
ノボラック等とエピハロヒドリンとから得られる工業的
に多く生産されているエポキシ樹脂を、本発明の・方法
によシ処理しても全ハロゲン量600ppm以下にする
事ができないか、たとえ600ppm以下になっても処
理中にエポキシ環の開環等の好ましくない副反応が起こ
り、樹脂の特性を悪化させてしまう。理由は定かでない
が、フェノール性水酸基のオルソ位が置換されたビスフ
ェノール類とエピハロヒドリンとから得られb粗エポキ
シ樹脂を用い、かつ上記処理をする事によシ、はじめて
ハロゲンを容易に低減できるのである。
即ち、本発明が対象とするエポキシ樹脂は、フェノール
性水這基のオルソ位が置換されたビスフェノール類から
製造されるものである。
ここでいうフェノール性水酸基のオルソ位が置換された
ビスフェノール類とは、例えば、式(1)で示される構
造をもつものをいい、式中R,R’、 R”。
R”は炭素数1〜12の脂肪族及び脂環式炭化水素基、
または炭素数6〜12の芳香族炭化水素基を例示するこ
とができる。またXは、炭素数1〜6の脂肪族及び脂環
式炭化水素基、 らにXが何の元素も含まず2つのベンゼン核が直接結合
している場合も適用できる。
以下余白 RR“ 以下、本発明の方法を更に具体的に説明する。
即ち、先づ、フェノール性水酸基のオルソ位が5換され
たビスフェノール類とエピハロヒドリンとから製造され
る粗エポキシ樹脂を溶媒に溶かし、苛性アルカIJ e
添加する。その後、所定の温度にて脱ハロゲンを行なう
間系内に存在する水分量が粗エポキシ樹脂の3.0好ま
しくは2.0 M 景%以下になるように水分の除去を
行なう。
溶媒の使用量は通常エポキシ樹脂の重量のo、i〜10
倍の範囲で行なわれる。
使用される苛性アルカリとしては例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等があげられる。苛性アルカリの添
加量は、粗エポキシ樹脂が含有するハロゲンの当量の0
.5〜2.0倍、好ましくは0.8〜1.5倍の範囲が
適用される。その添加の形態は特に制限されず固体の苛
性アルカリも使用できるが、通常水溶液の形で添加され
る。
反応温度は40〜120℃の範囲が好ましい。
この範囲よりも低い温度では反応速度が遅く、ハロゲン
を所望の量に低減させるためには長時間が必要となる。
この範囲よりも高い温度では、1合体の生成が認められ
る。
系内の水分濃度が本発明の範囲、即ち3.0重量%、好
ましくは2.0重量%以下よりも高い場合、ハロゲンを
容易に低減する事は困難になる。水分の除去方法として
は通常、水分?溶媒とともに蒸留し系外に留出させる方
法が用いられるが、その他、脱水剤を用いる方法も可能
である。反応に供せられる時間は、反応温度等の条件に
より異なるので特定はできないが、普通1〜10時間程
度である。反応は通常常圧で行なうが、加圧下域圧下に
行うこともできる。反応後は、生成した塩、余剰のアル
カリを口過・水洗等の方法により除去し、溶媒を蒸留に
て除去して製品を得る。
本発明における、フェノール性水酸基のオルソ位が置換
され次ビスフェノール類とエピハロヒドリンとから得ら
れる粗製エポキシ樹脂の製造は公知の方法を用いればよ
いが、通常以下のような方法が採用される。ビスフェノ
ールを、5〜15倍モルのエピハロヒドリンテ加え、ビ
スフェノールの7エノール性水酸基に対して0.9 #
1.1   当量の苛性アルカリ水浴液を60〜100
℃の温度で徐々に添加する。用いられるエピハロヒドリ
ンとしては、エピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン
があげられるが、通常エピクロルヒドリンが用いられる
。苛性アルカリの例とじては水1変化ナトリウム、水酸
化カリウム等が2hげら汎、これらは通常20〜50 
wt%の水溶液として倫加される。
また反応溶媒を用いても良く、溶媒のしdとしてはメチ
ルエチルケトン、メチルインブチルケトン等のケトン類
;トルエン、キシレン等の炭化水素類;メタノール、エ
タノール等のアルコール頌;メチルセロンルプ、エチル
セロソルブ等のセロソルブ類;ジオキサン、ジェトキシ
エタン等のエーテル類; ジメチルスルホキシド、ジメ
チルホルムアミドなどが?げら2【シる。浴怨量は通常
ビスホシレノールスルホンの重量に対して5倍以下の範
囲で用いられる。反応系中の水分を共沸にて除去しなか
ら行なうこともできる。
また、四級アンモニウム塩、四級ホスホニウム塩、コリ
ンなどの触媒を使用することもできる。
反応終了後、反応液を充分水洗して生成した塩や残存す
るアルカリを除去し、過剰のエビノ・ロヒドリン、溶媒
を減圧下に蒸留し粗製樹脂を得る。
(実施例) 以下実ja例を示すが、この中で示される樹力旨中のハ
ロゲン量は以下の方法で求めた0 全ハロゲン量:樹脂3〜5grをブチルカルピトール2
5−に溶解し、IN−KOH−プロピレングリコール溶
液25−を加えて15分間沸j透させた後、200ゴの
酢酸を加え、硝酸銀を用いて電位差滴定する。
加水分解性ハロゲン量: ASTM−D 1726の方
法による。
非加水分解性ノ・ロゲン量=全ノ・ロゲン量−加水分解
性ハロゲン債−無機ノ10ゲンイオン量無機ハロゲン量
は、イオンクロマトグラフィーによって測定するが、実
施例では樹脂の水洗を充分に行なったため、すべて1 
ppm未満であった。
エポキシ当量はKI−塩酸法で測定した。
ま定、実施例中「部」の記載は特に8及しない限り「M
量部」を示し、req/P−OHJはビスフェノールρ
の水酸基に対する尚全数を示す。
実施例1 反応器にビス(a、S−ジメチル−4ヒドロキシフエニ
ル)スルホン 918部、エピクロルヒドリン 187
5部を加え、窒素雰囲気下に攪拌し、温度を65〜80
1:に保ち45 wt%水酸化ナトリウム水溶液 52
2部(水酸化ナトリウムとして0.986(1/P−O
H) 、を3時間かけて添加した。添加終了後、80℃
で1時間攪拌を続けた後、反応液を充分に水洗し比。へ
圧下にエピクロルヒドリンや溶媒を除去して、粗エポキ
シ樹脂を得た。この樹脂中の全塩素量はxsxoopp
mJo水分解性塩素量は14000ppmであった。
精留塔をつけた反応器にこの粗樹脂 100部とメチル
エチルケトン67部を加え1.65℃にて40重量%の
水酸化ナトリウム水溶液4.3部(粗樹脂中の全蝮素に
対して工、Oa量〕を加えた後、80℃に昇温して3時
間反応させた。この間、精留塔の塔頂にて凝縮した液の
一部を抜き出した。反応終了時の反応液中の水分をカー
ル・フィッシャー法にて測定した所、粗エポキシ樹脂に
対して1.7重量%であった。反応液金水で洗滌後、溶
媒を蒸留で除去した。得られたエポキシ樹脂の全塩素量
、加水分解性塩素量、エポキシ当量はそれぞれ520p
pm、 20 ppm5224であった0実施例2.3 反応終了時の反応液中の水分子i k粗エポキシ樹脂の
0.83.0.42重量%とした以外は実施例1と同様
な方法を用いて3時間反応させ友。渭来t−表。
1に示す。
比較例1 反応中精留塔の塔頂からの抜き出しを行なわなかった以
外は実施例工と同様の方法を用いて3時間反応させた0
反応終了時の反応液の水分量は粗エポキシ樹脂の3.3
重量%であった。結果を表1に示す。
比較例2 20重量%の水酸化ナトリウム8.6部(粗樹脂中の全
塩素量に対して1.Oi量)を添加し、さらに反応中の
精留塔塔頂からの抜き出しを行なわなかった以外は実施
例1と同様な方法で実施した。
反応終了時の反応液中の水分量は粗エポキシ樹脂に対し
て7.5重量%であった。結果を表1に示す。
以下余白 実施例4 実施例1の粗エポキシ樹脂 100部とメチルイソブチ
ルケトン67部を精留塔をつけた反応器に入れ、85℃
にて40重量%の水酸化ナトリウム水溶液4.3部を加
えた後、115℃に昇温して3時間反応させた。この間
、精留塔の塔頂にて凝縮した液の一部を抜き出した。反
応終了時の反応液の水分は粗エポキシ樹脂に対しo、9
oifi%であつった。得られたエポキシ樹脂の全塩素
量、加水分解性塩素量、エポキシ当量ハそれぞれ320
ppm。
20ppm、225であった。
実施例5 実施例1の粗エポキシ樹脂 100部と1,4−ジオキ
サン 300部及びジメチルスルホキシド100部を精
留塔をつけた反応器に入れ、85℃にて40重量%の水
酸化ナトリウム水溶液4.3部を加えた後、102℃に
昇温して2時間反応させた。この間、精留塔の塔頂にて
凝縮した液の一部を抜き出した。反応終了時の反応液中
の水分は粗エポキシ樹脂の0.9重量%であつ友0得ら
れたエポキシ樹脂の全塩素量、加水分解性塩素量、エポ
キシ当量はそれぞれ300 ppm、30 ppm、2
27であった。
実施例6 実施例1の粗エポキシ樹脂 100部とメチルエチルケ
トン40部及びテトラメチル尿素27部で実施例工と同
様な方法を用いて85℃で3時間反応させた。反応終了
時の水分は粗エポキシ樹脂の0.9重量%であった。得
られたエポキシ樹脂の全塩素量、加水分解性塩素量、エ
ポキシ当量はそれぞれ270ppm、201)pm、2
26であつ念。
実施例7 反応器にビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン 256mとエピクロルヒドリン 925
部及びメチルセロンルプ 500部を加え、45重貴チ
水設化ナトリウム水溶液 178部を65〜80℃の温
度で3時間かけて添加した。その後は実施例1と同様な
方法を行い、得られた粗エポキシ樹脂中の全塩素量は5
260ppm、加水分解性の塩素は3530ppmであ
った。精留塔をつけた反応器罠この粗樹脂 100部と
メチルエチルケトン67部を加え、65℃にて40重f
%水酸化ナトリウム水溶液1.53部(粗樹脂中の全塩
素に対して1、Q3描仝ンを添加した後、80’CK昇
温して6時間反応させた。この間精留塔の塔頂にて凝縮
した液の一部を抜き出した。反応終了時の水分量は粗エ
ポキシ樹脂に対して1.0重量%であった。得られたエ
ポキシ樹脂の全塩素量、加水分解性塩素量、エポキシ当
量はそれぞれ、560 pprn、 5 ppm 。
203であった。
比較例3 反応EEFにビス(4−ヒドロキシジフェニル)スルホ
ン250部エピクロルヒドリン925部及びメチルセロ
ンルプ500部に加え、45重量多水酸化ナトリウム水
溶液178部′jt65〜80℃の温度で3時間かけて
添加した。その後は実施例工と同様な方法を行い、得ら
れ几粗エポキシ樹脂中の全塩素量は4970ppm%加
水分解性塩素は3440ppmであった。この徂樹脂1
00部を1,4−ジオキサン 300部とジメチルスル
ホキシド100部に溶解し40重量%水敵化ナトリウム
水溶液1,47部を用いて実施例5と同様の方法で6時
間反応させた。3時間間の反応液中の水分は、粗エポキ
シ樹脂の1.0.6時間間で0.67重量%であった。
得られたエポキシ樹脂の全塩素量、加水分解性塩素量、
エポキシ当量は、3時間間で880 ppm、 40 
ppm198.6時間間で400 ppm、 20 p
pm、 218 であつ友。この場合全塩素量の低減は
できたが、エポキシ当量が大幅に増大した。
比較例4 反応器にビスフェノールA228部 とエピクロルヒド
リン 925部を加え、45止量チ水r夜化ナトリウム
水溶液 178部を65〜80℃の8度で3時間かけて
添加した。その後は実施例1と同様な方法を用いて得ら
れた粗エポキシ樹脂中の全塩素量は46000ppms
  加水分解性塩素量は44500ppmであった。こ
の粗樹脂lOO部をメチルエチルケトン67.7部に溶
解し、40重世係水酸化ナトリウム水溶液13.2部を
用いて実施例1と同様の方法と用いて6時間反応させた
。3時間間の反応液中の水分量は徂エポキシ樹脂の1.
1.6時間目で0.75重量%であった。得られたエポ
キシ樹脂の全塩素量、加水分解性塩素量、エポキシ当量
は、3時間口で1070 Ppm、 50 ppm、 
191.6時間口で500ppm % 5 Ppm s
 205であった。この場合も全塩素量の低減はできた
が、エポキシ当量が大幅に増大した。
比較伊」5 市販のオルソクレゾールノボラックエポキシ樹脂(全塩
素量sooppm、エポキシ当量220)500部をメ
チルエチルケトン 500部に溶解し、40M量チ水酸
化ナトリウム水溶液1.18部を用いて、実施例1と同
様な方法で反応させた。80℃で3時間反応させて後の
反応液の水分量は粗エポキシ樹脂の0.83重量%であ
った。反応後、白色のゲル化物の生成が認められたため
、これを口過により除去した。水洗、溶媒の蒸留後得ら
れたエポキシ樹脂の全塩素量は 700 ppm 、エ
ポキシ当量は228であつ友。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フェノール性水酸基のオルソ位が置換されたビスフ
    ェノール類とエピハロヒドリンから製造される粗製エポ
    キシ樹脂を苛性アルカリにて再処理するに際して、反応
    系内の水分量を粗エポキシ樹脂の3.0重量%以下にす
    る事を特徴とする、含有ハロゲン量の少ないエポキシ樹
    脂の製造方法 2、反応系内の水分量が粗エポキシ樹脂の2.0重量%
    以下である特許請求の範囲第1項記載の方法 3、反応系内の水分を溶媒とともに蒸留し系外に留出さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の方法
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Cited By (4)

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