JPS62250449A - ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法

Info

Publication number
JPS62250449A
JPS62250449A JP9392186A JP9392186A JPS62250449A JP S62250449 A JPS62250449 A JP S62250449A JP 9392186 A JP9392186 A JP 9392186A JP 9392186 A JP9392186 A JP 9392186A JP S62250449 A JPS62250449 A JP S62250449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
silver
processing
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9392186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH083623B2 (ja
Inventor
Masao Ishikawa
政雄 石川
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP61093921A priority Critical patent/JPH083623B2/ja
Publication of JPS62250449A publication Critical patent/JPS62250449A/ja
Publication of JPH083623B2 publication Critical patent/JPH083623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3046Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は撮影用ハロゲン化銀カラー写真材料の処理方法
に関し、更に詳しくは改善された水洗代替安定化処理に
よる撮影用ハロゲン化銀カラー写真材料の処理方法に関
する。
(発明の背景) 一般に写真材料は、画′像露光の後、発色現像処理し、
漂白、定着または漂白定着処理の如く定着能を有する処
理を施し、次いで安定゛、水洗等の処理工程で処理され
るが、この定着能を有する処理液による処理に続く水洗
工程においては、ハロゲン化銀と反応して水溶性の錯塩
を形成する化合物であるチオ硫酸塩、その他の水溶性銀
錯塩、更には保恒剤としての亜硫酸塩やメタ重亜硫酸塩
等が感光材料に含有、付着して持ち込まれ、水洗水」が
少ない場合画像保存性に悪い影響を残すことが知られて
いる。そこで、この様な欠点を解消するために定着能を
有する処理液で処理した後の水洗に多量の流水を用いて
前記した塩を写真材料から洗い流しているのが実情であ
る。しかし近年水資源の不足、下水道料金および光熱費
の高騰等の経済的理由、並びに公害的理由から水洗水量
を減量し、かつ公害対策をとった処理工程が望まれてい
る。
従来、これらの対策としては、例えば水洗槽を多段構成
にして水を向流させる方法が西独特許第2.920,2
22号およびニス・アール・ゴールドバラ+J−−(3
,R,Goldwasser ) 、  「ウォータ・
フロー・レイト・イン・インマージョン・ウオツシング
・オブ・モーションピクチャー・フィルム(W ate
r  F low  Rate  :n  l sme
rsion −Washing  of  Motio
n −picture   F 1tIIl) JSM
PTE、VOl、64. 248〜253頁、M ay
(1955)等に記載されている。
また定着浴のすぐ後に予備水洗を設け、感光材料に含有
、付着して水洗工程中に入る公害成分を減少させ、かつ
水洗水量を減少させる処理方法も知られている。
しかしながら、これらの技術は全く水洗水を使わないと
いう処理方法ではない。従って近年の水資源が個渇し、
かつ原油の値上げによる水洗のために経費がアップして
いる状況下では、益々深刻な問題になりつつある。
一方、水洗を行わずに写真処理後、直ちに安定化処理を
行う処理方法がある。例えば米国特許第3.335,0
04号明細書などの記載にあるチオシアン酸塩による銀
安定化処理が知られている。しかしながらこの方法は安
定充溢に無機塩が多量に含有されているため写真材料の
表面上に、乾燥後汚れが生じてしまう欠点がある。また
、これら安定化処理を行なった際には、長期保存時の色
素画像の劣化を伴うという別なる欠点があることも判っ
た。
又、一方ハロゲン化銀が沃臭化銀である写真材料に代表
される撮影用カラー写真材料を処理する際、水洗浴につ
づく最終処理工程にホルマリンを含有する安定浴が一般
に用いられている。前記安定浴にあるホルマリンはカラ
ー写真材料の物性、特にカラー写真材料表面の傷の発生
や経時によって写真材料が次第に硬膜されていくことに
よる階調の変化等を防止する効果があり、更にはカラー
写真材料中に残存する未反応カプラーによる色素画像の
安定性の劣化に対しても効果があることが知られている
。しかしながら、現在の処理工程とりわけ定着能を有す
る処理工程以後の処理工程、例えばl彰用カラーフィル
ムの場合、水洗工程及び安定化処理工程があり、水洗工
程については前述した様に経費等の理由から水洗を行な
わない処理が研究され実用化されつつあるが、安定浴に
対してはほとんど研究されていないのが実状である。
最近、カラー写真材料の処理が大型の現像所から次第に
カメラ店やフィルム取扱い所等に代表されるミニラボと
呼ばれる小型の現像所に分散されてきており、現在では
ファミリーレストランにおいてさえ処理されるようにな
ってきている。従つて出来るだけ補充珊を少なくし、し
かも簡便で専門知識がなくても安定に処理できるシステ
ムがますます望まれているのが実状である。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は低公害で簡便な撮影用ハロゲン
化銀カラー材料の処理方法を提供することにある。第2
の目的は液の経時安定性にすぐれ、かつ色素画像の保存
安定性にもすぐれた撮影用ハロゲン化銀カラー写真材料
の処理方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の上記目的は、支持体上に、少なくとも1層のハ
ロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真材料
を像様露光した後、少なくとも発色現像する工程、定着
能を有する液で処理する工程及び最終処理工程としての
水洗代替安定液で処理する工程を含むハロゲン化銀カラ
ー写真材料の処理方法において、前記ハロゲン化銀乳剤
層に含まれるハロゲン化銀が沃臭化銀であり、前記水洗
代替安定液が、 ■ 該安定液12当り 2.OX 1Q−3〜2.0x
10−2モルのアルデヒド誘導体 ■ 一般式(■)、一般式(I[)及び水溶性有機シロ
キサン系化合物から選ばれる少なくとも1種 を含有し、前記水洗代替安定液で処理する工程は、少な
くとも二種の浴を有する向流方式で行なわれ、且つ、前
記水洗代替安定液の補充mは、少なくとも前記定着能を
有する液で処理する工程で処理された写真材料により、
前記水洗代替安定液に持ち込まれる、前記水洗代替安定
液で処理する工程より前の処理工程の処理液の、前記写
真材料の単位面積当りの持ち込み量の10〜80倍であ
ることによって本発明が達成されることを見出した。
一般式[I] R1−0−+ R2−0+−X 1 (式中、R1は1価の有機基を表わし、R2はエチレン
基またはプロピレン基を表わし、mは4〜50の整数を
表わす。×1は水素原子、−803MまたはPOa M
2を表わす。ここでMは水素原子、アルカリ合成原子ま
たは−NH+を表わす。
一般式[II] 式中、R3,R4、Rs及びR6はそれぞれ水素原子、
アルキル基またはフェニル基を示すが、R3、R4、R
s及びR6の炭素原子数の合計が3〜50である。×2
はハロゲン原子、水酸基、硫酸基、炭II基、硝酸基、
酢酸基またはp−トルエンスルホン酸基アニオンを示す
以下、本発明について詳細に説明すると、ハロゲン化銀
が沃臭化銀であるハロゲン化銀乳剤層をもつハロゲン化
銀カラー写真材料は、一般には撮影用ハロゲン化銀カラ
ー写真材料であり、具体的にはカラーネガティブフィル
ム、スライド用カラー反転フィルム及び映画用カラー反
転フィルム等である。
本発明は一般的に撮影用ハロゲン化銀カラー写真材料(
以下、撮影用カラー感材と呼ぶ)で用いられてきた処理
工程、例えば発色瑛像、漂白、定着、水洗及び安定処理
工程を低公害で簡便な処理システムにし、かつ液の経時
安定性にすぐれ、写真材料の汚れが少ない処理工程、す
なわち水洗及びホルマリンを含有する処理工程を水洗代
替安定化処理工程にすることによって前記の目的を達成
したものである。
以下本発明について更に詳細に説明すると、撮影用カラ
ー感材の処理工程で水洗代替安定液を使用することは特
開1@ 59−126533号公報等により開示されて
いるが、いずれも水洗代替安定液による処理工程後、ホ
ルマリンを含む安定液で処理し、かつ該安定液が水洗代
替安定液に流入することを禁止している。その理由は定
着又は漂白定着液による処理から直接水洗代替安定化処
理されるような連続処理の場合、水洗代替安定液中に定
着液又は漂白定着液成分や可溶性銀錯塩が持ち入れる為
にホルマリンによって、硫化が起き易くなる為である。
すなわち、一般に定着液又は漂白定着液に含まれる可溶
性銀錯塩は硫化を防止する為に亜硫酸塩が添加されてお
り、連続処理によって可溶性銀錯塩及び亜硫酸塩等が水
洗代替安定液に持ち込まれる。従って水洗代替安定液で
は定着又は漂白定着液と同様、亜硫酸塩がある程度存在
する為に硫化を防止している。ところが安定液中のホル
マリンは水洗代替安定液中で亜硫酸塩と反応し易い為に
保恒剤である亜硫酸塩が不足となり、硫化が生じ易くな
ると考えられる。その為に、従来の方法では水洗代替安
定浴へのホルマリンを含有した安定液の流入を禁止せざ
るを得なかったのである。
本発明者等は上記の問題を解決すべく鋭意検討した結果
、以下の事が明らかとなった。
安定液(ホルマリン含有)が水洗代替安定液に流出した
場合に生じる硫化銀発生は、処理する写真材料の単位面
積当りの前浴からの待ち込み量に対し水洗代替安定液の
補充量を増大させたり、水洗代替安定液中のホルマリン
量を少なくすることが容易に考えられ、実際に硫化銀を
防止する効果が大きい。しかしながら水洗代替安定液の
補充量は低公害性の面から限界があり、ホルマリン量を
少なくすることは前記感材の特性への影響が懸念される
。しかしながら我々の検討結果によれば、現在使用され
ているホルマリン量を本発明の添加量にしてもほとんど
影響しないこと、更には本発明の化合物を用いた場合に
硫化銀発生が生じにくいことがわかった。
ホルマリンの量が最近の撮影用カラー感材に対して余り
影響がないということは全く予想外のことであり、驚く
べきことであった。その理由についてはほとんどわかっ
ていないが、おそらく最近の撮影用カラー感材は感材中
に硬膜剤を添加し、十分な硬膜性を付与させている為に
生じにくいと考えられる。
又、本発明の化合IFl(一般式(I)、(II)及び
有機シロキサン化合物)が硫化銀発生に対して効果があ
ることは前述した通りであるが、ホルマリンの1度が高
いとほとんど効果を示さず、むしろホルマリンの濃度が
低い領域において効果が顕著であった。おそらく硫化銀
のクラスター生成を阻害し、分散させる効果があること
によって硫化銀生成を防止しているものと考えられる。
以下本発明について更に詳細に説明すると、本発明にお
いて使用されるアルデヒド誘導体は、下記一般式[IV
]〜[V[]で表わされる化合物である。
一般式[■コ R+s −CH0 一般式[VI Raa Ra7−C−0)( O3M 一般式[Vl ] 式中、Rasは水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、
ホルミル基、アセチル基、アセトニル基およびヒトDキ
シ基またアルコキシ基、ホルミル基、アミノ基、ヒトO
キシイミノ基、ハロゲン原子等で置換されてもよい炭素
数1〜5のアルキル基を表わす。R17は水素原子また
は炭素数1〜5のアルキル基、R18は置換されても良
い炭素数1〜5のアルキル基、Mはアルカリ金属、R1
9,R20は水素原子または置換されても良い炭素数1
〜5のアルキル基、nはO〜4の整数を表わす。
以下に上記一般式で示される化合物の具体的な例を記載
するが、本発明がこれによって限定されるわけではない
[例示化合物コ IV−1ホルムアルデヒド IV−2アセトアルデヒド IV −3プロピオンアルデヒド IV−4イソブチルアルデヒド rV−5n−ブチルアルデヒド IV−6n−バレルアルデヒド IV−7イソバレルアルデヒド IV−8メチルエチルアセトアルデヒドrV−9トリメ
チルアセトアルデヒド IV−10n−へキサアルデヒド ■−11メチル−n−プロピルアセトアルデヒド ■−12イソへキサアルデヒド ■−13グリオキザール ■−14マロンアルデヒド ■−15コハク酸アルデヒド ■−16グルタルアルデヒド ■−17アラブアルデヒド ■−18メチルグリオキザール ■−19アセト酢酸アルデヒド ■−20グリコールアルデヒド rV−21エトキシアセトアルデヒド IV−22アミノアセトアルデヒド ■−23ベタインアルデヒド ■−24クロラール IV −25クロルアセトアルデヒド IV−26ジクロルアセトアルデヒド ■−27ブOマール IV−28ジブロムアセトアルデヒド ■−29ヨードアセトアルデヒド IV −30α−クロルプロピオンアセトアルデヒド IV −31α−ブロムプロピオンアセトアルデヒド ■−32ムコクロール酸 V−1ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムV−2アセ
トアルデヒド重亜硫酸ナトリウムV−3プロピオンアル
デヒド重亜硫酸ナトリウム V−4ブチルアルデヒド重亜硫酸ナトリウムVl−1コ
ハク酸アルデヒド重亜硫酸ナトリウム Vl−2グルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム Vl−3β−メチルグルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナ
トリウム Vl−4マレイン酸ジアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウ
ム 上記アルデヒド誘導体は水洗代替安定化液1え当り2.
OX 10−3〜2.OX 10種モルの範囲で使用す
るのが好ましく、更に好ましくは4、OX10−2〜1
.5X 10−2モルである。父上記アルデヒド誘導体
の中でも一般式[Vlで表わされる化合物が低公害化及
び硫化の防止という点で有利に用いられる。
次に本発明に用いられる一般式[工]、一般式[II]
及び水溶性有機シロキサン系化合物について説明すると
、 一般式[I] R1−O+R2−0+−×1 (式中、R1は一価の有機基、例えば炭素原子数が6〜
20、好ましくは6〜12のアルキル基であり、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル
又はドデシル等を表わす。又は炭素原子数が3〜20の
アルキル基で置換されたアリール基であり、置換基とし
て好ましくは炭素原子数が3〜12のアルキル基であり
、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル又はドデシル等
を表わす。アリール基としてはフェニル、トリル、キシ
ニル、ビフェニル又はナフチル等であり、好ましくはフ
ェニル又はトリルである。アリール基にアルキル基が結
合する位置としては、オルト、メタ、パラ位いずれでも
良い。R2はエチレン基またはブOピレン基を表わし、
mは4〜50の整数を表わす。×1は水素原子、−30
3M又は−PO3M2を示し、Mは水素原子、アルカリ
金属(Na 、K又はl−i等)又は−NH4を表わす
一般式[I] 式中、Ra 、R4、Rs及びR6はそれぞれ水素原子
、アルキル基またはフェニル基を示すが、R3、R4、
Rs及びR6の炭素原子数の合計が3〜50である。×
2はハロゲン原子、水IS!1、硫酸基、炭酸基、硝酸
基、酢酸基またはp−t−ルエンスルホンllIアニオ
ンを示す。
次に本発明の一般式[I]、[II]で表わされる化合
物及び水溶性有機シロキサン系化合物の具体的代表例を
挙げるが本発明に係る化合物はこれらに限定されるもの
ではない。
宮大門 以下念戸 (一般式CIO]で示される化合物例)I  I  C
r2H2sO(C2H40)+oHI  2  CsH
+yOrC+5HsO)+sHI  3  CsH+5
O(C2H<0)4SO3NaI    4    C
l0H210(C2H40)ISP03Na2(一般式
〔II〕で示される化合物例)これら、前記一般式[I
I、  [I[]で表わされる化合物及び水溶性有機シ
ロキサン系化合物は、単独で用いられても、また組合さ
れて用いられてもよい。さらに、その添加■は、安定液
12あたり0.01〜20gの範囲で使用する際に良好
な効果を奏する。
0、0IQ以下では感材表面の汚れが目立ち、20a以
上では有機シロキサン系化合物が感材表面に大量に付着
し、汚れとなる。
又、前記一般式[II、[II]で表わされる化合物及
び水溶性有機シロキサン系化合物の中で本発明に好まし
く用いられる化合物は前記一般式[IIで表わされる化
合物であり、硫化銀発生防止に対し効果が大きい。
本発明の水溶性有機シロキサン系化合物は、例えば、特
開昭47−18333号、特公昭55−51172号、
特公昭51−37538号、特開昭49−62128号
明il記載及び米国特許第3,545,970号明l9
III書等に記載されであるが如き一般的な水溶性の有
機シロキサン系化合物を意味する。
前記水溶性有機シロキサン系化合物の中でもとりわけ下
記一般式[1[[]で示される化合物が好ましく用いら
れる。
一般式[I[[] (式中、R8は水素原子、ヒドロキシ基、低級はそれぞ
れ低級アルキル基(好ましくは炭素原子数が1〜3のア
ルキル基でありメチル、エチル、プロピル等である。、
)を表わし、前記Rs、R+。
及びR1+はそれぞれ同一でも異なっていてもよい。
2は1〜4の整数を表わし、p及びqは1〜15の整数
を表わす。) 以下に一般式[I[1]で示される化合物の具体例を示
す。
叩#′I24 (水溶性有機シロキサン系化合物) 冒 II  1  (CH3)3S;  OSI  0−3
i(O43)3■ C3Ha + QC2H4+s OH 〒W。
1 2  (CH3hSi  OSI  O5i(CH
3h■ O3)T6÷0CzH4+11110T(?H・ C3H5+0CztL+:+0CHx CzH4+0CzH4+7H (CHzCHzOhH a+b=30 (CH2CHtO+1sH a+b=41 本発明の水洗代替安定液の補充mは処理する撮影用カラ
ー写真材料の単位面積当り前浴からの持ち込み量の10
〜80倍であることが必要であるが、本発明においては
水洗代替安定液中の前浴成分(漂白定着液又は定着液)
の濃度が水洗代替安定液槽の最終槽で11500以下、
好ましくは1/1000以下であるが低公害及び液の保
存性の面から11500〜1/ 100000、好まし
くは1/ 2000〜1150000になるように水洗
代替安定化槽の処理槽を構成することが必要である。
処理槽は複数の槽より構成され、該複数の槽は、2槽以
上6槽以下にすることが本発明にとって好ましい。
本発明において2槽以上6槽以下の場合であり、しかも
カウンターカレント方式(後浴に供給して前浴からオー
バーフローさせる方式)にすることが本発明の効果、特
に低公害及び画像保存の向上の上からも特に好ましい。
持ち込み量は感光材料の種類、自動現像機の搬走速度、
搬走方式、感光材料表面のスクイズ方式等により異なる
が、撮影用カラー感材の場合通常カラーフィルム(ロー
ルフィルム)の場合、通常持ち込み母は50w12/f
〜150tN / v’であり、この持ち込み量に対す
る本発明の効果がより顕著である補充量は500iN/
f〜4.0ffi/fの範囲にあり、特に効果が顕著な
補充量は600t12/f〜1500d / fの範囲
にある。
水洗代替安定液による処理の処理温度は15〜60℃、
好ましくは20〜45℃の範囲が良い。
また、本発明の水洗代替安定液中には、下記一般式[■
]〜[IX]で示されるキレート剤を未露光部の白地改
良のために含有させることが好ましい。
一般式[■] ″ (式中、Eはアルキレン基、シクロアルキレン基、フェ
ニレン基、−Rs−0−Rs−1−Rs−0−Rs−〇
−R5−または −Rs −Z −Rs −’fr Hワ”j。zはR1
−R6はそれぞれアルキレン基を表わす。
A1−A3はそれぞれ一〇〇〇Mまたは−PO3M2を
表わし、A4おびA5はそれぞれ水素原子、水酸基、−
COOMまたは −PO3M2を表わす。Mは水素原子またはアルカリ金
属原子を表わす。) 一般式[■] (式中、R7はアルキル基、アリール基または含窒素6
員環基を表わす。Mは水素原子またはア以下余白 一1+λ 一般式[IX] (式中、Ra 、RsおよびRhoはそれぞれ水素原子
、水酸基、−COOM、−PO3M2 またはアルキル
基を表わし、B+ 、82およびB3はそれぞれ水素原
子、水酸基、−COOM、−PO3M2を表わす。Mは
水素原子またはアルカリ金属原子を表わし、nおよびm
はそれぞれ0または1を表わす。
以下に一般式[■]、[■]、  [rX]で表わした
キレート剤の具体例の一部を示す。本発明に用いられる
キレート剤は下記具体例に限定されるものではない。
〔例示キレート剤〕
PU3kL                l−1(
38)       CH2C0OHOH2 HOOCCPO3H2 OH2 CH2COOH 上記本発明に好ましく用いられるキレート剤は、本発明
の水洗代替安定液11当たり、0.01〜100(lで
用いることが好ましく、より好ましくは0.05〜50
aであり、特に好ましくは01〜20(]である。
また、本発明の水洗代替安定液のl)H値としては、本
発明の効果、即ち画像保存性を向上させる目的でp)−
15,0〜9.0の範囲が好ましく、より好ましくは5
.5〜9.0の範囲であり、特に好ましくはpl−16
,0〜8.5の範囲である。
本発明の水洗代替安定液に含有することができるpHI
整剤は、一般に知られているアルカリ剤または酸剤のい
かなるものも使用できる。
本発明に用いる水洗代替安定液には、有機酸塩(クエン
酸、酢酸、コハク酸、シュウ酸、安息香酸等)、pHl
1整剤(リン酸塩、ホウ酸塩、塩酸、硫酸塩等)、界面
活性剤、防腐剤、3i、MOlZn 、Ni 、AI 
、Sn 、Ti 、Zr等の全屈塩などを添加すること
ができる。これら化合物の添加量は本発明による水洗代
替安定浴のI)Hを維持するに必要でかつカラー写真画
像の保存時の安定性と沈澱′の発生に対し悪影響を及ぼ
さない範囲の量をどのような組み合わせで使用してもさ
しつかえない。
本発明の各安定液に好ましく用いられる防黴剤は、ヒド
ロキシ安息香酸エステル化合物、フェノール系化合物、
チアゾール系化合物、ピリジン系化合物、グアニジン系
化合物、カーバメイト系化合物、モルホリン系化合物、
四級ホスホニウム系化合物、アンモニウム系化合物、尿
素系化合物、イソキサゾール系化合物、プロパツールア
ミン系化合物、スルファミド系化合物、アミノ酸系化合
物及びベンツトリアゾール系化合物である。
前記ヒドロキシ安息香酸エステル化合物は、ヒドロキシ
安息香酸のメチルエステル1、エチルエステル、プロピ
ルエステル、ブチルエステル等があるが、好ましくはヒ
ドロキシ安息香酸のn−ブチルエステル、イソブチルエ
ステル、プロピルエステルであり、より好ましくは前記
ヒドロキシ安息香酸エステル3種の混合物である。
本発明の防黴剤として好ましく用いられるフェノール系
化合物はアルキル基、ハロゲン基、ニトロ基、水酸基、
カルボン酸基、アミノ基、フェニル基等を置換基として
有してもよい化合物であり、好ましくはオルトフェニル
フェノール、オルトシクロヘキシフェノール、フェノー
ル、ニトロフェノール、クロロフェノール、クレゾール
、グアヤコール、アミノフェノールである。特に好まし
くはオルトフェニルフェノールが本発明のアルデヒド誘
導体の重亜硫酸塩付加物との組合せにおいて顕著な防パ
イ性を示す。
チアゾール系化合物は、五員環l、:窒素原子及びイオ
ウ原子を持つ化合物であり、好ましくは1゜2−ベンツ
イソチアゾリン3−オン、2−メチル−4−イソチアゾ
リン3−オン、2−オクチル−4−イソチアゾリン3−
オン、5−クロロ−2−メチル〜。4−イソチアゾリン
3−オン、2−クロロ−4−チアゾリル−ベンツイミダ
ゾールである。
ピリジン系化合物は具体的には2.6−シメチルピリジ
ン、2.4.6−トリメチルビリジン、ラジウム−2−
ピリジンチオール−1−オキサイド等があるが、好まし
くはラジウム−2−ピリジンチオール−1−オキサイド
である。
グアニジン系化合物は具体的にはシクロへキシジン、ポ
リへキサメチレン ごグアニジン塩酸塩、ドデシルグア
ニジン塩酸塩があり、好ましくは、ドデシルグアニジン
及びその塩である。
カーバメイト系化合物は具体的にはメチル−1−(プチ
ルカーバモイル)−2−ベンズイミダゾールカーバメイ
ト、メチルイミダゾールカーバメイト等がある。
モルホリン系化合物は具体的には4−(2−二トロブチ
ル)モルホリン、4−(3−ニトロブチル)モルホリン
等がある。
四級ホスホニウム系化合物はテトラアルキルホスホニウ
ム塩、テトラアルコキシホスホニウム塩等があるが、好
ましくはテトラアルキルホスホニウム塩であり、更に具
体的な好ましい化合物はトリー〇−ブチルーテトラデシ
ルホスホニウムクロライド、トリーフェニル・ニトロフ
ェニルホスホニウムクロライドがある。
四級アンモニウム化合物は具体的にはベンザルコニウム
塩、ベンゼトニウム塩、テトラアルキルアンモニウム塩
、アルキルピリジニウム塩があり、具体的にはドデシル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジデシルジ
メチルアンモニウムクロライド、ラウリルピリジニウム
クロライド等がある。
尿素系化合物は具体的にはN−(3,4−ジクロロフェ
ニル)−N’−(4−クロロフェニル)尿素、N−(3
1−リフルオロメチル−4−クロロフェニル)−N’−
(4−りOロフェニル)尿素等がある。
イソキサゾール系化合物は具体的には3−ヒドロキシ−
5−メチル−イソキサゾール等がある。
プロパツールアミン系化合物は、n−プロパツール類と
イソプロパツール類があり、具体的にはDL−2−ベン
ジルアミノ−1−プロパツール、3−ジエチルアミノ−
1−プロパツール、2−ジメチルアミノ−2−メチル−
1−プロパツール、3−アミノ−1−プロパツール、イ
ソプロパツールアミン、シイツブOパノールアミン、N
、N−ジメチル−イソプロパツールアミン等がある。
スルファミド系化合物としては0−ニトロベンゼンスル
ファミド、p−アミノベンゼンスルファミド、4−クロ
ロ−3,5−ジニトロベンゼンスルファミド、α−アミ
ノ−p−トルエンスルファミド等がある。
アミノ酸系化合物は具体的にはN−ラウリル−β−アラ
ニンがある。
ペンツトリアゾール系化合物は具体的には下記のものが
挙げられる。
一リムー (a)  ペンツトリアl/11−ル なお上記防黴剤のなかで本発明において好ましく用いら
れる化合物はフェノール系化合物、チアゾール系化合物
、ピリジン系化合物、グアニジン系化合物、四級アンモ
ニウム系化合物、ペンツトリアゾール系化合物である。
更に、特に好ましくは液保存性の上からフェノール系化
合物、チアゾール系化合物及びペンツトリアゾール系化
合物である。
水洗代替安定液への防黴剤の添加量は、水洗代替安定液
1リツトル当たりo、ooig以下では本発明の目的の
効果を奏さず、また509以上では、コスト的に好まし
くなく、更に色素画像の保存安定性が逆に劣化するため
、0.0011J〜5o9の範囲で用いられ、好ましく
はo、 oosg〜10gの範囲で使用される。
本発明の処理においては水洗代替安定液はもちろん定着
液および漂白定着液等の可溶性銀塩を含有する処理液か
ら各種の方法で銀回収してもよい。
例えば、電気分解法(仏国特許第2,299,667号
明細書記載)、沈澱法(特開昭52−73037号公報
記載、西独−特許第2,331,220号明IIIII
記載)、イオン交換法(特開昭51−17114号公報
記載、独国特許第2.548,237号明1II記載)
、および金属置換法(英国特許第1,353,805号
明細書記載)等が有効に利用できる。
更に銀回収に際し、前記可溶性銀塩を処理液のオーバー
フロー液を回収し前記方法で銀回収し、残液は廃液とし
て処分してもよいし、再生剤を添加し、補充液又は種処
理液として使用してもよい5安定液を定着液又は漂白定
着液と混合してから銀回収することは特に好ましい。
また、本発明の水洗代替安定液をイオン交換樹脂と接触
させる処理、電気透析処理(特願昭59−96352号
参照)や逆浸透処理(特願ri59−96352号参照
)等を用いることもできる。
本発明においては、水洗代替安定液中のチオ硫酸塩濃度
が0.7X 10−5〜1500x 10−5モル/i
の際に本発明の目的の効果をより良好に奏し、ざらに色
素画像の長期保存性も改良されるという別なる効果も奏
するために、上記範囲で用いられるのがより好ましい。
さらに特に2X10−5〜200X 10−5モル/4
の範囲で使用する際に、とりわけ特に良好な結果を得る
。前記本発明の水洗代替安定液中のチオ硫酸塩濃度は、
水洗代替安定液が2槽以上からなる場合は最も乾燥工程
に近い槽のチオ硫酸塩濃度をさし、単槽の場合は単槽中
のチオ硫酸塩濃度をさす。
また水洗代替安定槽には、循環ポンプ及びフィルター装
置を配すのは任意である。
本発明において発色現像処理に用いられる発色現像液に
使用される芳香族第1級アミン発色現像主薬は種々のカ
ラー写真プロセスにおいて広範囲に使用されている公知
のものが包含される。これらの現像剤はアミンフェノー
ル系およびp−フェニレンジアミン系誘導体が含まれる
。これらの化合物は1ffl状態より安定のため一般に
塩の形、例えば塩酸塩または硫酸塩の形で使用される。
またこれらの化合物は、一般に発色現像液12について
約0.1(]〜約30(]の濃度、好ましくは発色現画
法1りについて約1g〜約1.5gの濃度で使用する。
アミノフェノール系現像剤としては、例えば〇−アミノ
フェノール、p−アミノフェノール、5−アミノ−2−
オキシトルエン、2−アミノ−3−オキシトルエン、2
−オキシ−3−アミノ−1゜4−ジメチルベンゼンなど
が含まれる。
特に有用な第1級芳香族アミン系発色現像剤はN、N−
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基およびフェニル基は任意の置換基で置換さ
れていてもよい。その中でも特に有用な化合物例として
はN、N=−ジエチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩
、N−メチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、N、N
−−ジメチル−p−フェニレンジアミン塩酸塩、2−ア
ミノ−5−(N−エチル−N−ドデシルアミノ)−トル
エン、N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩、N−エチ
ル−N−β−ヒドロキシエチルアミノアニリン、4−ア
ミノ−3−メチル−N。
N−一ジエチルアニリン、4−アミノ−N−(2−メト
キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−
トルエンスルホネートなどを挙げることができる。
本発明の処理において使用される発色現像液には、前記
第1級芳香族アミン系発色現像剤に加えて更に発色現像
液に通常添加されている種々の成分、例えば水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
剤、アルカリ金属並値M塩、アルカリ金ffi重亜硫酸
塩、アルカリ金属チオシアン酸塩、アルカリ金属ハロゲ
ン化物、ベンジルアルコール、水軟化剤および81厚化
剤などを任意に含有せしめることもできる。この発色現
像液のpH値は、通常7以上であり、最も一般的には約
10〜約13である。
本発明においては、発色現像処理した後、定着能を有す
る処理液で処理するが、該定着能を有する処理液が定着
液である場合、その前に漂白処理が行われる。該漂白工
程に用いる漂白液もしくは漂白定着液において使用され
る漂白剤としては有機酸の金j!錯塩が用いられ、該金
属錯塩は、現像によって生成した金属銀を酸化してハロ
ゲン化銀に変えると同時に発色剤の未発色部を発色させ
る作用を有するもので、その構造はアミノポリカルボン
酸または蓚酸、クエン曹等の有機酸で鉄、コバルト、銅
等の金属イオンを配位したものである。
このような有機酸の金属錯塩を形成するために用いられ
る最も好ましい有111tとしては、ポリカルボン酸ま
たはアミノポリカルボン酸が挙げられる。
これらのポリカルボン酸またはアミノポリカルボン酸は
アルカリ金属塩、アンモニウム塩もしくは水溶性アミン
塩であってもよい。
これらの具体的代表例としては次のものを挙げることが
できる。
[1]エチレンジアミンテトラ酢酸 [2]ジエチレントリアミンペンタ酢酸[3]エチレン
ジアミン−N−(β−オキシエチル)−N、N−、N−
一トリ酢酸 [4]プロピレンジアミンテトラ酢酸 [5]ニトリロトリ酢酸 [6]シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸[71イミノ
ジ酢酸 [8]ジヒドOキシエチルグリシンクエン酸(または酒
石酸) [9]エチルエーテルジアミンテトラ酢酸[10]グリ
コールエーテルジアミンテトラ酢酸 [11]エチレンジアミンテトラブロビオン酸[12]
フエニレンジアミンテトラ酢酸[13]エチレンジアミ
ンテトラ酢酸ジナトリウム塩 [14]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチ
ルアンモニウム)塩 [15]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム
塩 [16]ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリ
ウム塩 [17]エチレンジアミン−N−(β−オキシエチル)
−N、N”、N−−トリ酢酸 ナトリウム塩 [18]プロピレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩 [19]ニトリロ酢酸ナトリウム塩 [20]シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
塩 使用される漂白液は、前記の如き有機酸の金属錯塩を漂
白剤として含有すると共に、種々の添加剤を含むことが
できる。添加剤としては、とくにアルカリハライドまた
はアンモニウムハライド、例えば臭化カリウム、臭化ナ
トリウム、塩化ナトリウム、臭化アンモニウム等の再ハ
ロゲン化剤、金属塩およびキレート剤を含有させること
が望ましい。また硼酸塩、蓚酸塩、酢酸塩、炭酸塩、燐
酸塩等のpl−1!1llii剤、アルキルアミン類、
ポリエチレンオキサイド類等の通常漂白液に添加するこ
とが知られているものを適宜添加することができる。
更に、定着液及び漂白定着液は、亜硫酸アンモニウム、
亜硫酸カリウム、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸カリ
ウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸アンモニウム
、メタ重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等の
亜Ta酸塩や硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリ
ウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、水酸化
アンモニウム等の各種の塩から成るpH緩衝剤を単独あ
るいは2種以上含むことができる。
本発明においては処理の迅速化及び自動瑛像機の小型化
を考えた場合に水洗代替安定浴の前浴が漂白定着浴であ
ることが好ましく、更に別なる効果として画像保存性が
向上するという利点がある。
漂白定着液(浴)に漂白定着補充剤を補充しながら本発
明の処理を行う場合、該漂白定着液(浴)にチオ硫酸塩
、チオシアン酸塩又は亜硫酸塩等を含有せしめてもよい
し、該漂白定着補充液にこれらの塩類を含有せしめて処
理浴に補充してもよい。
本発明においては漂白定着液の活性度を高める為に漂白
定着浴中及び漂白定着補充液の貯蔵タンク内で所望によ
り空気の吹き込み、又は酸素の吹き込みを行ってもよく
、あるいは適当な酸化剤、例えば過酸化水素、臭素酸塩
、過硫酸塩等を適宜添加してもよい。
本発明に用いられるI!彰用カラー感材のハロゲン化銀
は沃臭化銀であり、ハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶
でも双晶でもその他でもよく、[1゜0.0]面と[1
,1,11面の比率は任意のものが使用できる。更に、
これらのハロゲン化銀粒子の結晶構造は、内部から外部
まで均一なものであっても、内部と外部が異質の層状構
造(コア・シェル型)をしたものであってもよい。また
、これらのハロゲン化銀は潜像を主として表面に形成す
る型のものでも、粒子内部に形成する型のものでもよい
。さらに平板状ハロゲン化銀粒子(特開昭58−113
934号、特願昭59−170070号参照)を用いる
こともできる。
平板状のハロゲン化銀乳剤は、CuQnaC。
Chateauの報告や、Duffin著“P hot
ographicE 1llulsion   Che
m;5try” (F ocal  P ress刊。
N ew  Y ork  1966年)66頁〜72
頁、及びA。
P、 H,Pr1velli 、 W、  F、 5n
ittl″p hot。
J 0Llrnaビ°QQ(1940年)285頁に記
載されているが、特開昭58−113927号、同58
−113928号、同58−127921号に記載され
た方法等を参照すれば容易に調製することができる。
本発明に特に好ましく用いられるハロゲン化銀粒子は、
実質的に単分散性のものであり、これは、酸性法、中性
法またはアンモニア法等のいずれの調製法により得られ
たものでもよい。
また例えば種粒子を酸性法でつくり、更に、成長速度の
速いアンモニア法により成長させ、所定の大きさまで成
長させる方法でもよい。ハロゲン化銀粒子を成長させる
場合に反応釜内のpH111A(1等をコントロールし
、例えば特開昭54−48521号に記載されているよ
うなハロゲン化銀粒子の成長速度に見合った四の銀イオ
ンとハライドイオンを逐次同時に注入混合することが好
ましい。
ハロゲン化銀溶剤として公知のものを使用することがで
きる。1々用いられるハロゲン化銀溶剤としては、アン
モニア、チオエーテル、チオ尿素類、チオシアネート塩
、チアゾリンチオン類などを挙げることができる。チオ
エーテルに関しては、米国特許第3,271,157号
、同第3,574,628号、同第3,790,387
号等を参考にすることができる。又、チオ尿素類に関し
ては特開昭53−82408号、同55−17737号
、チオシアネート塩に関しては米国特許第2.222,
264号、同第2,448,534号、同第3.320
.069号、チアゾリンチオン類に関しては、特開昭5
3−144319号をそれぞれ参考にすることができる
これらのハロゲン化銀乳剤は、活性ゼラチン;硫黄増感
剤、例えばアリルチオカルバミド、チオ尿素、シスチン
等の硫黄増感剤:セレン増感剤二還元増感剤、例えば第
1スズ塩、二酸化チオ尿素、ポリアミン等:貴金属増感
剤、例えば金増感剤、具体的にはカリウムオーリチオシ
アネート、カリウムクロoOオーレート、2−オーロチ
オー3−メチルベンゾチアゾリウムクロライド等あるい
は例えばルテニウム、パラジウム、白金、ロジウム、イ
リジウム等の水溶性塩の増感剤、具体的にはアンモニウ
ムクロロバラデート、カリウムクロロプラチネートおよ
びナトリウムクロロバラデート(これらの成る種のもの
はmの大小によって増感剤あるいはカブリ抑制剤等とし
て作用する。)等により単独であるいは適宜併用(例え
ば金増感剤と硫黄増感剤の併用、金増感剤とセレン増感
剤との併用等)して化学的に増感されてもよい。
これらの具体例は、硫黄増感法については米国特許第1
,574,944号、同第2,278.947号、同第
2.410,689号、同第2.728,668号、同
第3,656,955号等、還元増感法については米国
特許第2,419゜914号、同第2,983,609
号、同第4,054,458号等、貴金属増感法につい
ては米国特許第2,399.(183号、同第2,44
8,060号、英国特許第618,061号等の各明細
書に記載されている。
本発明に係わるハロゲン化銀乳剤は、含硫黄化合物を添
加して化学熟成し、この化学熟成する前、熟成中、又は
熟成後、少なくとも1種のヒドロキシテトラザインデン
およびメルカプト基を有する含窒素へテロ環化合物の少
なくとも1種を含有せしめてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、各々所望の感光波
長域に感光性を付与するために、適当な増感色素をハロ
ゲン化銀1モルに対して5×10−8〜3X10’モル
添加して光学増感させてもよい。増感色素としては種々
のものを用いることができ、また各々増感色素を1種又
は2種以上組合せて用いることができる。本発明におい
て有利に使用される増感色素としては例えば次の如きも
のを挙げることができる。
即ち、青感性ハロゲン化銀乳剤に用いられる増感色素と
しては、例えば西独特許929.080号、米国特許2
,231,658号、同一2,493,748号、同2
,503゜776号、同2,519,001号、同2,
912,329号、同3、656.959号、同 3,
672,897号、同 3,694,217号、同4,
025,349号、同4,046,572号、英国特許
1,242.588号、特公昭44−14030号、同
52−24844号等に記載されたものを挙げることが
できる。また緑感性ハロゲン化銀乳剤に用いられる増感
色素としては、例えば米国特許1 、939.201号
、同2,072,908号、同2.739.149号、
同2.945.763号、英国特許505.979号等
に記載されている如きシアニン色素、メロシアニン色素
または複合シアニン色素をその代表的なものとして挙げ
ることができる。ざらに、赤感性ハロゲン化銀乳剤に用
いられる増感色素としては、例えば米国特許2.269
.234号、同2,270゜378号、同2,442,
710号、同2,454,629号、同2.776.2
80号等に記載されている如きシアニン色素、メロシア
ニン色素または複合シアニン色素をその代表的なものと
して挙げることができる。更にまた米国特許2,213
,995号、同2,493,748号、同2,519,
001号、西独特許929.080号等に記載されてい
る如きシアニン色素、メロシアニン色素または複合シア
ニン色素を緑感性ハロゲン化銀乳剤または赤感性ハロゲ
ン化銀乳剤に有利に用いることができる。
これらの増感色素は単独で用いてもよく、またこれらを
組合せて用いてもよい。
本発明の写真感光材料は必要に応じてシアニン或いはメ
ロシアニン色素の単用又は組合せによる分光増感法にて
所望の波長域に光学増感がなされていてもよい。
特に好ましい分光増感法としては代表的なものは例えば
、ベンズイミダゾロカルボシアニンとベンゾオキサゾロ
カルボシアニンとの組合せに関する特公昭43−493
6号、同43−22884号、同45−18433号、
同47−37443号、同48−28293号、同49
−6209号、同53−12375号、特開昭52−2
3931号、同52−51932号、同54−8011
8号、同 58−153926号、同 59−1166
46号、百59−116647号等に記載の方法が挙げ
られる。
又、ベンズイミダゾール核を有したカルボシアニンと他
のシアニン或いはメロシアニンとの組合せに関するもの
としては例えば特公昭45−25831号、同47−1
1114号、同47−25379号、同48−3840
6号、同48−38407号、同54−34535号、
同55−1569号、特開昭50−33220号、同5
0−38526号、同 51−107127号、同51
−115820号、同51−135528号、同52−
104916号、同52−104917M等が挙げられ
る。
さらにベンゾオキサゾロカルボシアニン(オキサ・カル
ボシアニン)と他のカルボシアニンとの組合せに関する
ものとしては例えば特公昭44−32753号、同46
−11627号、特開昭57−1483号、メロシアニ
ンに関するものとしては例えば特公昭48−38408
号、同48−41204号、同50−40662号、特
開昭56−25728号、同58−10753号、同5
8−91445号、同 59−116645号、同50
−33828号等が挙げられる。
又、チアカルボシアニンと他のカルボシアニンとの組合
せに関するものとしては例えば特公昭43−4932号
、同 43−4933号、同45−26470号、同4
6−18107号、同47−8741号、特開昭59−
114533号等があり、さらにゼロメチン又はジメチ
ンメロシアニン、モノメチン又はトリメチンシアニン及
びスチリール染料を用いる特公昭49−6207号に記
載の方法を有利に用いることができる。
これらの増感色素を本発明に係るハロゲン化銀乳剤に添
加するには予め色素溶液として例えばメチルアルコール
、エチルアルコール、アセトン、ジメチルフォルムアミ
ド、或いは特公昭50−40659号記載のフッ素化ア
ルコール等の親水性有機溶媒に溶解して用いられる。
添加の時期はハロゲン化銀乳剤の化学熟成開始時、熟成
中、熟成終了時の任意の時期でよく、場合によっては乳
剤塗布直前の工程に添加してもよい。
本発明に係わるハロゲン化銀乳剤層にはそれぞれカプラ
ー、即ち、発色現像主薬の酸化体と反応して色素を形成
し得る化合物を含有させることができる。
本発明において使用できる上記カプラーとしては各種イ
エローカプラー、マゼンタカプラーおよびシアンカプラ
ーを特別の制限なく用いることができる。これらのカプ
ラーはいわゆる2当量型であってもよいし4当量型カプ
ラーであってもより、。
またこれらのカプラーに組合せて、拡散性色素放出型カ
プラー等を用いることも可能である。
前記イエローカプラーとしては開鎖ケトメチレン化合物
、さらにいわゆる2当量型カプラーと称される活性点−
〇−アリール置換カプラー、活性点−〇−アシル置換カ
プラー、活性点ヒダントイン化合物置換カプラー、活性
点ウラゾール化合物置換カプラーおよび活性点コハク酸
イミド化合物置換カプラー、活性点フッ素置換カプラー
、活性点塩素あるいは臭素置換カプラー、活性点−〇−
スルホニル誼換カプラー等が有効なイエローカプラーと
して用いることができる。用い得るイエローカプラーの
具体例としては、米国特許2,875,057号、同 
3,265,506号、同 3,408.194号、同
 3,551.155号、同 3.582.322号、
同 3.725.072号、同3.891,445号、
西独特許1 、547.868号、西独出願公開2,2
19,917号、同2,261,361号、同2,41
4,006号、英国特許1,425,020号、特公昭
51−10783号、特開[47−26133号、同4
8−73147号、同51−102636号、同50−
6341号、同50−123342号、同50−130
442号、同51−21827号、同50−87650
号、同52−82424号、同52−115219号、
同5g−95346号等に記載されたものを挙げること
ができる。
また本発明において用いられるマゼンタカプラーとして
は、ピラゾロン系、ピラゾロトリアゾール系、ピラゾリ
ノベンツイミダゾール系、インダシロン系の化合物を挙
げることができる。これらのマゼンタカプラーはイエロ
ーカプラーと同様4当量型カプラーだけでなく、2当量
型カプラーであってもよい。マゼンタカプラーの具体例
としては米国特許2.600.788号、同2,983
,608号、同3、062.653号、同 3,127
,269号、同 3,369,897号、同3,311
,476号、同3.419.391号、同3.519.
429号、同3,558,319号、同3,582,3
22号、同3,615゜506号、同3.834.90
8号、同3,891,445号、西独l許1,810,
464号、西独4H%出II(OLS)2,408.6
65号、同 2,417,945号、同 2.418.
959号、同2、424.467号、特公昭4G−60
31号、特開昭51−20826号、同52−5892
2号、同 49−129538号、同49−74027
号、同5G−159336号、同52−42121号、
同49−74028号、同50−60233号、同51
−26541号、同53−55122号、特願昭55−
110943号等に記載されたものを挙げることができ
る。
さらに本発明において用いられる有用なシアンカプラー
としては、例えばフェノール系、ナフトール系カプラー
等を挙げることができる。そしてこれらのシアンカプラ
ーはイエローカプラーと同様4当量型カプラーだけでな
く、2当量型カプラーであってもよい。シアンカプラー
の具体例としては米国特許2.369.929号、同2
,434,272号、同2.474,293号、同 2
,521,908号、同 2.772.162号、同2
,895,826号、同3,034,892号、同3,
311,476号、同3.458.315号、同3,4
76.563号、同3,583゜971号、同3,59
1,383号、同3.758.308号、同3.767
.411号、同 3,772,002号、同 3.93
3.494号、同4,004,929号、同4.126
.396号、同4,334,011号、同4,327,
173号、西独特許比gt(OLS)2.414,83
0号、同 2.454.329号、同 3,329.7
29号、特開昭48−59838号、同51−2603
4号、同48−5055号、同 51−146827号
、同52−69624号、同52−90932号、同5
8−95346号、特公昭49−11572号等に記載
のものを挙げることができる。
又本発明においては本出願人による特願昭59−172
151号記載のポリマーカプラーも好ましく用いられる
本発明に用いられるカプラーは、感光材料に求められる
特性を満足するために同一層に二種類以上を併用するこ
ともできるし、同での化合物を異なった2層以上に添加
することも、もちろん差支えない。
マゼンタおよびシアンカプラーの発色色素の有する短波
長域の不要吸収を補正するために、撮影用のカラー感材
には、カラードカブ°ラーを併用することが好ましい。
米国特許第4.163.670号および特公昭57−3
9413号などに記載のイエロー着色マゼンタカプラー
又は米国特許第4,004,929号、同第4,138
,258号および英国特許第1,146,368号など
に記載のマゼンタ着色シアンカプラーなどが例として挙
げられる。
また発色色素拡散型カプラーとしては、米国特許第4.
366、237および英国特許第2,125,570に
マゼンタカプラーの具体例が、また欧州特許第96,8
13号および西独特許公開(OLS)  3,324,
533号にはイエロー、マゼンタおよびシアンの具体例
が記載されている。
本発明に使用しうるDIRカプラーについて以下に述べ
る。
DIRカプラーとしては、例えば米国特許第3.227
.554号等に記載のへテロ環メルカプト系現像抑制剤
を放出するもの:特公昭58−9942号に記載のベン
ゾ]・リアゾール誘導体を現像抑制剤として放出するも
の:特公昭51−16141@等に記載のいわゆる無呈
色DIRカプラー:特開昭52−90932号に記載の
lll脱後共役チロールの分解を伴って含窒素へテロ環
現像抑制剤を放出するもの:米国特許第4.248.9
62号および特開昭57−56837に記載の離脱後に
分子内求核反応を伴って現像抑制剤を放出するもの:特
開昭56−114946、同57−154234、同5
7−188035、同58−98728、同5g−20
9736、同58−209737、同58−20973
8および同58−209739、同58−209740
等に記載のl1Mt脱後に共役系を介する電子移動によ
り現像抑制剤を放出するもの:特開昭57−15194
4、同58−217932等に記載の現像液中で現像抑
制能が失活する拡散性現像抑制剤を放出するもの:特願
昭59−38263、同59−39653等に記載の反
応性化合物を放出し、現像時の媒中反応により現像抑制
剤を生成したりあるいは現像抑制剤を失活させたりする
もの二等を挙げることができる。
本発明には銀現像に伴って現像促進剤もしくはカブラセ
剤を形成しうる化合物を使用することができる。具体的
には特開昭57−150845などに記載されている化
合物を挙げることができる。
本発明のカラー写真感光材料には伯に各種の写真用添加
剤を含有せしめることができる。例えばリサーチ・ディ
スクロージャー誌17643号に記載されているかぶり
防止剤、安定剤、紫外線吸収剤、色汚染防止剤、蛍光増
白剤、色画像褪色防止剤、帯電防止剤、硬膜剤、界面活
性剤、可塑剤、湿潤剤等を用いることができる。
本発明のカラー写真感光材料において、乳剤を調製する
ために用いられる親水性コロイドには、ゼラチン、誘導
体ゼラチン、ゼラチンと他の高分子とのグラフトポリマ
ー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質、ヒドロキシエチ
ルセルロース誘導体、カルボキシメチルセルロース 体、澱粉誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリアクリルアミド等の単一あるいは共重
合体の合成親水性高分子等の任意のものが包含される。
本発明のカラー写真材料の支持体としては、例えばバラ
イタ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、
反射層を併設した、又は反射体を併用する透明支持体、
例えばガラス板、セルロースアセテート、セルロースナ
イトレート又はポリエチレンテレフタレート等のポリエ
ステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリカーボネー
トフィルム、ポリスチレンフィルム等が挙げられるが、
本発明では透明支持体である方が本発明の効果が顕著で
ある。これらの支持体は写真材料の使用目的に応じて適
宜選択される。
本発明において用いられるハロゲン化銀乳剤層及びその
他の写真構成層の塗設には、ディッピング塗布、エアー
ドクター塗布、カーテン塗布、ホッパー塗布等種々の塗
布方法を用いることができる。また米国特許2, 76
1, 791号、同2,941,898号に記載の方法
による2層以上の同時塗布法を用いることもできる。
本発明の写真材料において、目的に応じて適当な厚さの
中間層を設けることは任意であり、更にフィルタ一層、
カール防止層、保護層、アンチハレーション層等の種々
の層を構成層として適宜組合せて用いることができる。
これらの構成層には結合剤として前記のような乳剤層に
用いることのできる親水性コロイドを同様に用いること
ができ、またその層中には前記の如き乳剤層中に含有せ
しめることができる種々の写真用添加剤を含有せしめる
ことができる。
本発明に適用できる写真材料はスライド用カラー反転フ
ィルム、映画用カラー反転フィルム、TV用カラー反転
フィルム等のいずれのものであってもよい。
実施例(1) 下記に示す水洗代替安定液を作成した。
(水洗代替安定液) 上記水洗代替安定液を30℃保存し、硫化銀生成状況を
I!察した。
結果は表(1)に示す。
表(1) 表(1)より明らかなようにアルデヒド誘導体の使用量
が多いと硫化銀の生成が著しく、2.5×10−2モル
以上では経時1週間でアルデヒド誘導体の種類にかかわ
らず硫化銀が発生している。しかしながう2.OX 1
0−2モル以下では経時1週間の時点で全く発生してい
ない。
実施例(2) 実施例(1)で使用した試料N081〜6について添加
剤を表(2)記載の様にし、実施例(1)と同様の評価
を行なった。
表(2) 表(2)の結果より、アルデヒド誘導体の添加量が多い
とほとんど添加剤の効果はみられないが、アルデヒド誘
導体の添加量が2.OX 10−2モル以下の場合、添
加剤の効果によって著しく硫化銀の発生が抑制されてい
る。なお、アルデヒド誘導体が1.OX 10 ’モル
では添加剤の有/無によってほとんど効果がかわらない
。但し、該1.0×10一3モルの範囲では後に述べる
耐擦過傷性については問題が生ずる。
実施例(3) セルローストリアセテートフィルム支持体上に、下記に
示すような組成の各層からなる多層カラー写真材料を作
成した。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層 第2F!i:中間M(ゼラチン層) 第311:第1赤感性乳剤層 沃臭化銀(沃化銀:3.5モル%、平均粒径0.3μm
の単分散球状粒子) ・・・銀塗布量0−80/12 沃臭化銀(沃化銀=3モル%、平均粒径0,5μm単分
散球状粒子) ・−・銀塗布量0.8+II /f 増感色素工(下記)・・・銀1モルに対して5X10’
モル 増感色素■(下記)・・・銀1モルに対して1.5X1
0−5モル シアンカプラー(下記)・・・銀1モルに対して0、0
44モル 第4層:第2赤感性乳剤層 沃臭化銀(沃化銀=5モル%、平均粒径1.0μmの単
分散球状粒子) ・・・銀塗布@ 2.Oo /f 増感像素工・・・銀1モルに対して 3.5xio−’+モル 増感色素■・・・銀1モルに対して 1.0X10’モル シアンカプラー(後記する) ・・・銀1モルに対して0.020モル第5層:中間層 第2層と同じ 第6層:第1緑感性乳剤層 ハロゲン化銀乳剤(沃化@:A、Oモル%、平均粒径Q
、5μmの単分散球状 粒子) ・・・!!塗布量1.8[1/1’ 増感色素■・・・銀1モルに対して 3.3XIQ−5モル 増感色素■・・・銀1モルに対して 1、 IX 10−5モル マゼンタカプラー(下記) ・・・銀1モルに対して12り 第7層:第2緑感性乳剤層 ハロゲン化銀乳剤(沃化銀:5,0モル%、平均粒径1
.0μmの単分散球状 粒子) ・・・@塗布m1.80 /f 増感色素■・・・銀1モルに対して 2.65 xlO−5モル 増感色素■・・・銀1モルに対して 0.89 X 10−5モル マゼンタカプラー(後記する) ・・・銀1モルに対して0.02モル 第8層:イエO−フィルタ一層 ゼラチン水溶液中に黄色コロイド銀を含むゼラチン層 第9層:第1青感性乳剤層 沃臭化銀(沃化銀:5,6モル%、平均粒径0.4μm
の単分散球状粒子) ・・・銀塗布量1.5g/f イエローカプラー(後記する) ・・・銀1モルに対して0.25モル 第10層:第2青感性乳剤層 沃臭化銀(沃化銀二6モル%、平均粒径0.90μmの
単分散球状粒子) ・・・銀塗布111.21g/y   +イエローカプ
ラー(後記する) ・・・銀1モルに対して0,06モル 第1111i:第1保護層 沃臭化銀(沃化銀21モル%、平均粒径0.O7μ輪の
単分散球状粒子〉 ・・・銀塗布10.5Q 紫外線吸収剤の乳化分散物を含むゼラチン層第12層:
第2保護層 トリメチルメタクリレート粒子(直径1.5μm)を含
むゼラチン層 各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤や界面活性
剤を添加した。
増感色索工:アンヒドO−5,5’ −ジクロロ−3,
3’ −(γ−スルホプロピル)−9−エチル−チアカ
ルボシアニンヒドロキサイドウム塩 増感色素■:アンヒドロー9ーエチル−3。
3′−ジー(γースルホプロピル)−4.5。
4’ 、5’ −ジベンゾチアカルボシアニンヒドロキ
サイド・トリエチルアミン塩 増感色素■:アンヒドロー9ーエチル−5。
5′−ジクロロ−3.3′−ジー(γースルホプロピル
)オキサカルボシアニン・ナトリウム塩増感色素IV:
7ンヒドo−5.6.5’ 、6’−テトラシクロロー
1.1′−ジエチル−3゜3′−ジー(β−[β−(γ
−スルホプロポキシ)エトキシ])エチルイミダゾロカ
ルボシアニンヒドロキサイド・ナトリウム塩 +4 以下角廟ニ ジアンカプラー マゼンタカプラー イエローカプラー H 前記写真材料を次の工程に従って自動現像機にて処理を
行った。自動現像機は、CL−NP34(小西六写真工
業(株)’a)を使用した。
処理工程(38℃)  槽数  処理時間発色現像  
     1槽  3分15秒漂  白      1
槽  3分15秒定  着      1槽  3分1
5秒水洗代替安定   3槽(カス 2分30秒ケート
方式) 使用した発色瑛画法の組成は次の通りである。
使用した漂白液の組成は、次の通りである。
1用した定着液の組成は、次の通りである。
水洗代替安定化処理は実施例(2)の試料No。
19〜36を用いた。
次に上記水洗代替安定化液を用いた場合の感光材料の擦
過傷の発生する最小荷重を測定した。測定方法は針頭直
径0.1mmの針に連続的に荷重をかけフィルム表面上
を引掻き、上記の処理を施した後の発色(Fog)を生
じた最小の荷重を測定した。
発色生成最小荷重が大きい程耐擦過傷性にすぐれている
ことを示す。
その結果、試料No、19〜33は発色生成最小荷重に
大きな差はなかったが、試料No、34〜36は前記試
料に比べ30〜400低く耐擦過傷性に劣っていた。
実施例(4)  。
実施例(3)の写真材料をコニカFS−1カメラ(小西
六写真工業(株)製)を用いて撮影した後、実施例(3
)の工程に従ってCL−NP34(小西六写真工業(株
)製)を使用して処理した。
発色現像液、漂白液及び定着液は実施例(3)で使用し
たものを用い、各々の補充液及び水洗代替安定液は下記
の処理液を用いた。
使用した発色現像補充液の組成は、次の通りである。
使用した漂白補充用液の組成は、次の通りである。
使用した定着補充液の組成は、次の通りである。
使用した水洗代替安定液及び補充液の組成は、次の通り
である。
発色現像補充液は写真材料1f当り14501ffi発
色現像浴に補充され、漂白補充液は111当り925t
j2漂白浴に補充され、定着補充液は1f当り925 
v(1定着浴に補充される。水洗代替安定液は3槽力ス
ケード方式にし、補充量は表(4)記載の量にし、補充
液が水洗代替安定液3槽の容量になるまで処理し、その
後硫化銀生成については実施例(1)と同様の方法で保
存期間1週間での硫化銀生成を観察した。又耐擦過傷性
についても実施例(3)の方法と同様の方法で測定した
結果を第4表に示す。
以下余j由 ノー−、lIf□ 年、f二二 第4表の結果より明らかな様に感材からの持ち込み量に
対し10倍以下の補充量の場合、硫化銀発生が著しく、
又アルデヒド誘導体が5.0×10−→モル/2では硫
化銀発生は認められないものの耐擦過傷性が劣化してい
る。又感材からの持ち込み斂に対し80倍以上の場合、
逆に硫化銀生成は認められず、むしろ耐擦過傷性が劣化
する。
本発明の感材からの持ち込み」に対し10〜80倍であ
る場合、アルデヒド誘導体がS、 0X10−3モル/
2及びs、ox i o−吟モル/2では全く硫化銀は
発生しないがアルデヒド誘導体の濃度により耐擦過傷性
に影響がある。5.OX 10−4モル/Ilの濃度の
時は耐擦過傷性が劣化するが、5、OX 10−3モル
/lの濃度では余り耐擦過傷性の劣化はみられない。従
って、本発明のアルデヒド誘導体を用い本発明の濃度範
囲に設定し、水洗代替安定液の補充量が感材からの持ち
込み量に対し10〜80倍である場合にはじめて硫化銀
生成の防止と耐擦過傷性の両方を満足することができる
ことは本発明の実施例より明らかである。
実施例(5) 実施例(4)で用いた試料39.44及び49の処理条
件でマゼンタ色素の暗褪色性を評価した。
暗褪色性は70℃相対湿度80%の条件で5日保存し、
未保存の試料のマゼンタ濃度差をPDA−65(小西六
写真工業(株)製)で最高透過濃度を測定した。
結果は第5表に示す。
第5表 第5表より明らかな様に、本発明の試料はアルデヒド誘
導体を減量しているにもかかわらずマゼンタ濃度が低下
していないのに対し、アルデヒド誘導体の添加量を減量
した本発明外の試料No。
49はマゼンタ濃度の低下が大きいことがわかる。
特許出願人 小西六写真工業株式会社 代 理 人 弁理士 市之瀬 宮夫 手続ネ10正書  (方式) %式% 2、発明の名称 ハロゲン化銀カラー写真月利の処理方法3、補正をする
者 事件との関係    特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2@名称  
(127)  小西六写真工業株式会礼代表取締役  
    往年 思上 4、代理人  〒102 住所  東京都千代田区九段北4丁目1番1号九段−ロ
坂ビル電話263−9524 (発送日) 昭和61年06月24日 6、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に、少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有
    するハロゲン化銀カラー写真材料を像様露光した後、少
    なくとも発色現像する工程、定着能を有する液で処理す
    る工程及び最終処理工程としての水洗代替安定液で処理
    する工程を含むハロゲン化銀カラー写真材料の処理方法
    において、前記ハロゲン化銀乳剤層に含まれるハロゲン
    化銀が沃臭化銀であり、前記水洗代替安定液が、 (1)該安定液1l当り2.0×10^−^3〜2.0
    ×10^−^2モルのアルデヒド誘導体と、 (2)一般式( I )、一般式(II)及び水溶性有機シ
    ロキサン系化合物から選ばれる少なくとも1種 を含有し、前記水洗代替安定液で処理する工程は、少な
    くとも二槽の浴を有する向流方式でおこなわれ、且つ、
    前記水洗代替安定液の補充量は、少なくとも前記定着能
    を有する液で処理する工程で処理された写真材料により
    、前記水洗代替安定液に持ち込まれる、前記水洗代替安
    定液で処理する工程より前の処理工程の処理液の、前記
    写真材料の単位面積当りの持ち込み量の10〜80倍で
    あることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真材料の処
    理方法。 一般式[ I ] R_1−O−(R_2−O)−_mX_1 (式中、R_1は1価の有機基を表わし、R_2はエチ
    レン基またはプロピレン基を表わし、mは4〜50の整
    数を表わす。X_1は水素原子、−SO_3MまたはP
    O_3M_2を表わす。ここでMは水素原子、アルカリ
    金属原子または−NH_4を表わす。 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_3、R_4、R_5及びR_6はそれぞれ水
    素原子、アルキル基またはフェニル基を示すが、R_3
    、R_4、R_5及びR_6の炭素原子数の合計が3〜
    50である。X_2はハロゲン原子、水酸基、硫酸基、
    炭酸基、硝酸基、酢酸基またはp−トルエンスルホン酸
    基アニオンを示す。
JP61093921A 1986-04-23 1986-04-23 ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法 Expired - Fee Related JPH083623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61093921A JPH083623B2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23 ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61093921A JPH083623B2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23 ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62250449A true JPS62250449A (ja) 1987-10-31
JPH083623B2 JPH083623B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=14095915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61093921A Expired - Fee Related JPH083623B2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23 ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083623B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195349A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
US5110716A (en) * 1989-04-28 1992-05-05 Konica Corporation Stabilizer for silver halide photographic light-sensitive material use and the method of processing the light-sensitive material with the stabilizer
US5529890A (en) * 1992-05-12 1996-06-25 Eastman Kodak Company Addenda for an aqueous photographic stabilizing solution

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578543A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Processing method for color photographic sensitive silver halide material
JPS5797530A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Processing method for photographic sensitive silver halide material
JPS6064349A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料用最終処理液

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578543A (en) * 1980-06-18 1982-01-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Processing method for color photographic sensitive silver halide material
JPS5797530A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Konishiroku Photo Ind Co Ltd Processing method for photographic sensitive silver halide material
JPS6064349A (ja) * 1983-09-20 1985-04-12 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料用最終処理液

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02195349A (ja) * 1989-01-24 1990-08-01 Konica Corp ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
US5110716A (en) * 1989-04-28 1992-05-05 Konica Corporation Stabilizer for silver halide photographic light-sensitive material use and the method of processing the light-sensitive material with the stabilizer
US5529890A (en) * 1992-05-12 1996-06-25 Eastman Kodak Company Addenda for an aqueous photographic stabilizing solution
US5578432A (en) * 1992-05-12 1996-11-26 Eastman Kodak Company Addenda for an aqueous photographic stabilizing solution

Also Published As

Publication number Publication date
JPH083623B2 (ja) 1996-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63271247A (ja) 迅速処理においても感度、カブリの写真性能の劣化がなく、さらにバクテリア、カビ等による腐敗、分解作用が良好に防止されるハロゲン化銀写真感光材料
JPH0367257A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料用安定液及び該安定液を用いたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JPH0327891B2 (ja)
JPS63264750A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
US4863837A (en) Method of processing light-sensitive silver halide color photographic material comprising combinations of two different sequestering agents and a sensitizing dye
EP0474461A1 (en) Method of processing light-sensitive silver halide color photographic material
JPS62250449A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真材料の処理方法
JPH0566539A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2739314B2 (ja) 画像保存性が改良されるハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2867048B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPS62108252A (ja) カラ−画像形成方法
JPH03267934A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料用処理液及びそれを用いた処理方法
JPS61122646A (ja) ハロゲン化銀カラ−感光材料の処理方法
JP3146380B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2867050B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPH02220051A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2904961B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPS62257161A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JP2934189B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2673715B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JP2863870B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPH0675178B2 (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料用発色現像液
JPH0830879B2 (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
JPS62177555A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPH06202290A (ja) ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees