JPS62249838A - シ−ト材の取り出し方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】

本発明は、精度悪く積載された７レキシプルなシート材
、特に孔がおいていてバキュームチャックでは移動させ
ることのできないシート材をケース内へ一枚づつ運ぶた
めの技術に関する。

【背景技術１ 一般に、孔のおいているフレキシブルなシート材はその
孔のためにバキュームチャックでは吸着不可能であり、
また７レキシプルゆえ突き出しも困難であるので、従来
は手作業で孔のあいたシート材を取り出しでいた。この
手作ｔを省いて自動化するため本発明の出願人はｔＪＩ
Ｊ８図（ａ）（ｌｚ）（ｅ）のような手段（特願昭６１
−１５０６０号）を発明した。かかるものにあっては、
第８図（ａ）の状態から押さえシリングａにてブツシュ
部すを下降させてブツシュ部すでシート材１の端部を押
さえ、これと同時に昇降シリングＣにてゴムローラｄを
下降させてゴムローラｄでシート材１の端部より中寄り
の位置を押さえ、この状態でゴムローラｄを回転駆動し
て第８図（ｂ）に示すようにシート材１を撓ませて彎曲
部１ａを形成し、ブツシュ部すの押圧を解除してシート
材１をシート材１の弾性力にて伸ばしてピンチロールｅ
に送り込んでいた。しかしかかるものではシート材１を
彎曲させるときゴムローラｄでシート材１の端部より中
寄りの位置を押圧した状態でゴムローラｄを駆動して滑
らせるので、下に積載したシート材１との間の摩擦抵抗
が大きくてシート材１同士がからみ、確実に一枚づつ分
離できないことが起こりやすいという欠点があり、また
彎曲部１ａを形成した後ブツシュ部すの抑圧を解除して
シート材１の弾性力の伸びにてピンチロールｅに投入す
るので投入ミスが生じやすいという欠点があり、またゴ
ムローラｄを回転駆動してシート材１を撓ませなければ
ならなく構造が複雑になるという欠点があった。 【発明の目的】 本発明は叙上のような技術的背景に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは孔の有無に拘わらず７
レキシプルなシート材を自動的に一枚づつ取り出すこと
ができるのは勿論、彎曲するように撓ませるときの摩擦
抵抗が少なくて確実に分離で外、しかもピンチロールへ
の投入も確実にでき、さらに構造を簡単にでさるシート
材の取り出し方法とその装置を提供するにある。

【発明の開示】

本発明は、複数枚積Ｗ１されたシート材１を一枚づつ取
り出す方法であって、シート材１の端部より中寄りの箇
所を押させて固定しながらシート材１の端部を固定箇所
側に寄せてシート材１を上方にＷ［ＩＩｌするように撓
ませ、この撓ませた彎曲部１ａに針２を突き刺し、この
後シート材１を押さえている負荷を解除すると共に針２
を突き剌した部分を端部方向に押してシート材１の端部
を下方のシート材１の端部よりも突出させ、突出した端
部をつかんでシート材１を引き出すことを特徴とするシ
ート材の取り出し方法を特定発明とし、併せて複数枚積
載されたシート材１を一枚づつ取り出すための装置であ
って、昇降シリング３で上下の昇降自在な昇降台４と、
昇降台４より垂下されて昇降台４の下降にてシート材１
の端部より中寄りの箇所を押さえる押さえ部５と、昇降
台４より押さえ部５側にやや傾斜するように垂下されて
昇降台４の下降にてシート材１の端部を押さえ部５側に
押してシート材１を撓ませる撓ませ用弾性板６と、シー
ト材１の端部に撓ませることにより形成された彎曲部１
ａに突き刺される針２と、針２を彎曲部１ａに突き刺す
と共にシート材１を端部方向に押すように針２を駆動す
る針移動シリング７とを具備したことを特徴とするシー
ト材の取り出し装置を併合発明とＴるものに係るもので
ある。 １”ｌ　−に’　−ｊｔ−ｆｉ　ＲＲＬｆ％常愉纒九板
ｌ擾ｍｔゆＥ−１１ヂ彎；虚十ス図示例で示すものは染
色工程の前において、木質の単板８間に挿入されて染料
により単板８同士がくっつくのを防止するためのスペー
サである孔あきのシート材１と単板８とを染色用のケー
ス９に交互に詰める作業工程において用いられている場
合である。第７図に示すように染色用のケース９の両側
にはスペーサとなる合成樹脂製の孔のあいた７レキシプ
ルなシート材１と染色される単板８とが夫々多数枚精度
悪く積層されている。第１図に示すように、積層された
シート材１の端部上方には昇降台４を配置してあり、昇
降台４の上方には昇降台４を上下に駆動する昇降シリン
グ３を配置しである。昇降台４の下方にはシート材１の
端部の上方に対応する撓ませ用弾性板６と、シート材１
の端部より中寄りに対応する押さえ部５とを垂下しであ
る。押さえ部５は、ロッド５ａを昇降台４に上下動自在
に挿通し、ロッド５ａの下端に押さえ体５ｂを設け、ロ
ッド５ａの外周に巻回したばね５ｃにて押さえ体５ｂを
下方に押圧しで形成されている。撓ませ用弾性板６はゴ
ムのような弾性体にで形成され、撓ませ用弾性体６の下
端が押さえ体５ｂ側に寄るように撓ませ用弾性体６を傾
斜させて昇降台４に取り付けである。シート材１の上方
には針移動シリンダ７を配置してあり、針移動シリング
７のピストンロッド７ａの先端に針２を装着しである。 一方、積層された単板８の端部上方には水平移動可能な
バキュームチャック１０が設けられている。更に、シー
ト材１とケース９との間および単板８とケース２どの簡
には夫々ピンチロール１１が配設されており、ケースタ
の上方には両ピンチロール１１問を水平に移動できる移
動チャック１７が設けられている。 しかして、まず第１図、第５［！Ｉ（ａ）の状態から昇
降シリンダ３で昇降台４が下降して第２図、第５図（ｂ
）に示すように一番上のシート材１の端部より中寄りを
押さえ部５で押さえると共に撓ませ用弾性板５が上記シ
ート材１の端部上に当接してシー）材１の端部を押さえ
ＳＳ＊に押してシート材１を撓ませて彎曲部１ａを形成
する。この時バキュームチャック１０は単板８の端部を
吸着して持ち上げている。次に第３図に示すように針移
動シリング７で針２が矢印の方向に移動させられ、彎曲
部１ａに針２が突き刺されられる。次いで昇降シリンダ
３で昇降台４が上昇させられ、針２がさらに端部方向に
移動させられ、第４図、ｆｊＩＪ５図（ｃ）に示すよう
にシート材１の端部が下方のシート材１の端部より突出
してピンチロール１１問に挾まれ、ピンチロール１１が
回転してシート材１の端を移動チャック１７に送り込ん
でシート材１の端を移動チャック１７にクランプさせる
。この時単板８のバキュームチャック１０が移動してピ
ンチロール１１間に送り込まれている。次いで、移動チ
ャック１７が単板８側へ移動してシート材１をケース９
内へ移動させる。移動チャック１７は単板８Ｉｌの端へ
移動すると、ＰＪｓ図（ｄ）のようにシート材１を離す
と共に単板８の端をつかむ。 この時次のシート材１は上述のようにして撓ませられて
いる。そして、移動チャック１７がシート材１側へ戻る
と単板８がケース９内へ移動させられて第゛５図（ｅ）
に示すようにシート材１の上に重ねられるのである。こ
のような動作を繰り返してケース９内には単板８とシー
ト材１とが交互に積層されてゆくのである。 なお、上記の移動チャック１７は、クランプ部１２が移
動方向と直角な方向へ移動できるようになっていてクラ
ンプ部１２の両側の、チャックへラド１３と単板受はガ
イド１６との間でシート材１及び単板８を挾持できるよ
うになっており、更に単板８及びシート材１の噛み込み
深さをｒ１４整するストッパー１４が設けられると共に
単板８及びシート材１の幅方向の位置を検出する幅検出
センサー１５が設けられている。しかして、移動チャッ
ク１７にクランプされた単板８（シート材１）の幅方向
の位置がケースタの位置からずれているときには移動チ
ャック１７が移動しながらクランプ部１２が幅方向へ移
動して単板８の位Ｗ１調整を行うのである。移動チャッ
ク１７が走行しながらクランプ部１２が移動することで
単板８の後端の位置もｉ４整されるのである。また、単
板８が幅方向に錬１％ｈ　＋　Ｘ　＞　Ｉｔ　ＭＲ−Ａ
ｔ　ｈ　ｌ”　ｈ　Ｘ　ｆ＋　ｆ’　＋　ｓ−＊ｍ　／
）　ヘ−、Ｗ２Ｂはベアリング（図示せず）を介して自
由に回転できるようになっており、ストッパー１４は単
板８の位置修正時に抵抗とならないように突曲面に形成
されている。

【発明の効果】

本発明は叙述のごとくシート材の端部より中寄りの箇所
を押させて固定しながらシート材の端部を固定箇所側に
寄せてシート材を上方に彎曲するように撓ませ、この撓
ませた彎曲部に針を突き刺し、この後シート材を押さえ
ている負荷を解除すると共に針を突き剌した部分を端部
方向に押してシート材の端部を下方のシート材の端部よ
りも突出させ、突出した端部をつかんでシート材を引き
出すようになっているので、バキュームチャックや突き
出し装置で取り出すことができないシート材でも自動的
に取り出すことができるのは勿論、シート材を撓ませる
ときシート材の端部を滑らせているので、下のシート材
に対する、摩擦抵抗が少なくシート材同士がからまなく
、信頼性が向上するものであり、しかも針を彎曲部に刺
してシート材を保持した状態でシート材を取り出すため
ピンチロールへの投入ミスもな（なるものであり、さら
に昇降台の下降で撓ませ用弾性板にて彎曲部を形成する
構造のため、従来のゴムロールを駆動して彎曲部を形成
するものに比べて構造を簡単にできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部を示す正面図、第２図
、第３図及び第４図は同上の動作を説明する正面図、第
５図（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｃｌ）（ｅ）は同上の全体の
動作を説明する正面図、第６図は同上の移動チャックの
拡大斜視図、第７図はシート材とケースと単板の配置を
示す斜視図、第８図（ａ）（ｂ）（ｃ）は従来例の正面
図であり、１はシート材、１ａは彎曲部、２は針、３は
昇降シリンダ、４は昇降台、５は押さえ部、６は撓ませ
用弾性板、７は針移動シリンダである。 代理人　弁理士　石　１）長　七 η）　８　、′二 （Ｃ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数枚積層されたシート材を一枚づつ取り出す方
   法であって、シート材の端部より中寄りの箇所を押させ
   て固定しながらシート材の端部を固定箇所側に寄せてシ
   ート材を上方に彎曲するように撓ませ、この撓ませた彎
   曲部に針を突き剌し、この後シート材を押さえている負
   荷を解除すると共に針を突き剌した部分を端部方向に押
   してシート材の端部を下方のシート材の端部よりも突出
   させ、突出した端部をつかんでシート材を引き出すこと
   を特徴とするシート材の取り出し方法。
2. （２）複数枚積載されたシート材を一枚づつ取り出すた
   めの装置であって、昇降シリンダで上下に昇降自在な昇
   降台と、昇降台より垂下されて昇降台の下降にてシート
   材の端部より中寄りの箇所を押さえる押さえ部と、昇降
   台より押さえ部側にやや傾斜するように垂下されて昇降
   台の下降にてシート材の端部を押さえ部側に押してシー
   ト材を撓ませる撓ませ用弾性板と、シート材の端部に撓
   ませることにより形成された彎曲部に突き剌される針と
   、針を彎曲部に突き剌すと共にシート材を端部方向に押
   すように針を駆動する針移動シリンダとを具備したこと
   を特徴とするシート材の取り出し装置。